JP2003022945A - 工程管理装置、工程管理方法および工程を管理するためのプログラム - Google Patents

工程管理装置、工程管理方法および工程を管理するためのプログラム

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JP2003022945A
JP2003022945A JP2001206275A JP2001206275A JP2003022945A JP 2003022945 A JP2003022945 A JP 2003022945A JP 2001206275 A JP2001206275 A JP 2001206275A JP 2001206275 A JP2001206275 A JP 2001206275A JP 2003022945 A JP2003022945 A JP 2003022945A
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Yasuhiro Marume
康博 丸目
Toshiyuki Watanabe
稔之 渡邉
Masaki Otani
雅樹 大谷
Takamasa Inobe
隆昌 伊野部
Yasuhiro Sato
康弘 佐藤
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Renesas Semiconductor Engineering Corp
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Renesas Semiconductor Engineering Corp
Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/20Sequence of activities consisting of a plurality of measurements, corrections, marking or sorting steps

Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡散装置と再生装置とを含む半導体製造工程
を管理する。 【解決手段】 拡散装置は、生産品および非生産品のウ
ェハを処理する。再生装置は、拡散処理された所定数の
非生産品のウェハを一度に再生処理する。工程管理方法
は、拡散処理によりウェハに形成された膜種毎に再生手
順データを準備するステップと、拡散処理された非生産
品のウェハの処理回数が予め定められた回数に到達した
か否かを判断するステップ(S102)と、膜種毎に準
備された再生手順データに基づく再生処理を管理する再
生管理番号を設定するステップ(S104)と、所定数
の非生産品のウェハが揃い(S112にてYES)、か
つ再生装置から受入要求を受信すると(S114にてY
ES)、再生装置に対して再生指示を行なうステップ
(S116)とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造システ
ムにおける工程管理技術に関し、特に、所定数のウェハ
を一度に処理する工程を含む工程管理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程は、所定数のウェ
ハを一度に処理するバッチ工程を含む。このような工程
の1つに、拡散工程がある。この拡散工程において、ウ
ェハ上に不純物拡散層が形成される。この工程では、同
一の処理条件(形成される拡散膜の種類等)を有する所
定数のウェハが、同時に処理される。拡散工程における
処理が終了すると、ウェハは次工程(たとえばパターン
を埋込むための写真工程や化学処理工程)に投入され
る。
【0003】この拡散工程においては、生産品のウェハ
に加えて、モニタウェハとダミーウェハとが同時に処理
される。このモニタウェハは、拡散処理検査用のウェハ
である。拡散処置後のモニタウェハは、所定の検査装置
により膜厚等が測定される。ダミーウェハは、拡散工程
における生産品のウェハの数が所定数よりも少ない場合
に使用される。拡散炉における処理を均一に行なうため
である。これらのモニタウェハおよびダミーウェハを、
非生産品のウェハという。これらの非生産品のウェハ
は、拡散工程で形成された拡散層を化学薬品等により処
理して、拡散処理される前の状態に再生される。再生さ
れた非生産品のウェハは、再び拡散工程において処理さ
れる。この再生処理は、生産品のウェハを処理する化学
処理工程で行なわれる。
【0004】特開平10−321486号公報は、この
ような非生産品のウェハの再生、廃棄を含む処理を管理
する管理装置を開示する。
【0005】この公報に開示された管理装置は、半導体
製造工程における非生産品のウェハの拡散処理、再生処
理および廃棄処理などを管理する装置である。管理装置
は、非生産品のウェハの種類および識別情報を含むウェ
ハID(identification)を非生産品のウェハにマーキ
ングするIDマーキング回路と、ウェハID毎に、非生
産品のウェハの再生回数および使用期間の情報を含む個
別情報を記憶する個別情報記憶回路と、非生産品のウェ
ハの種類毎に、再生限度回数、使用期間限度および再生
手順の情報を含むマスタ情報を記憶するマスター情報記
憶回路と、ウェハIDを読取るID読取回路と、ID読
取回路で読取られたウェハIDの個別情報とマスタ情報
とに基づいて、再生処理および廃棄処理のいずれか一方
を判定する判定回路と、判定結果が再生処理の場合、ウ
ェハIDに対応する再生手順書を発行して、個別情報に
含まれる再生回数を更新し、判定結果が廃棄処理の場
合、ウェハIDに対応する非生産品のウェハを廃棄する
指示を行ない、個別情報に含まれるウェハIDをリジェ
クトする制御回路とを含む。
【0006】この管理装置によると、ウェハIDのマー
キング、ウェハIDの読取り、読取られたウェハIDの
個別情報およびマスター情報に基づく判定を自動的に行
なう。その結果、作業者によるミスがなくなることによ
る再生処理における事故の防止が実現できたり、非生産
品のウェハを一元的に管理することによる非生産品のウ
ェハの使用量の削減が実現できたりする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、再生手
順書を発行するだけでは、現実に非生産品の再生処理が
行なわれない場合がある。再生処理が行なわれず、非生
産品のウェハの使用量が削減されると、ダミーウェハま
たはモニタウェハが不足する事態が生じる。この場合、
生産品の処理が準備できたにもかかわらず、非生産品の
ウェハが準備できず、拡散工程などにおける処理ができ
ないことがある。特に、再生処理が生産品を処理する化
学処理工程で行なわれる場合に、このような問題が生じ
る。化学処理工程において、生産品のウェハの処理が優
先されて、再生手順書があるにもかかわらず、非生産品
のウェハの再生処理が行なわれないためである。
【0008】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであって、非生産品のウェハを効率良く、か
つ確実に準備することにより、生産品のウェハを処理す
る処理工程の稼働率を向上させることができる、半導体
製造システムにおける工程管理装置、工程管理方法およ
び工程を管理するためのプログラムを提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る工程管
理装置は、所定数のウェハを一度にバッチ処理する処理
装置と、処理装置により処理されたウェハを再生する再
生装置とを含む半導体製造工程を管理する。処理装置
は、予め定められた処理条件に基づいてウェハを処理す
る。所定数のウェハは、生産品のウェハと非生産品のウ
ェハとを含む。再生装置は、非生産品のウェハを再生す
る。再生されたウェハは、処理装置により繰返し処理さ
れる。工程管理装置は、処理装置と再生装置と通信する
ための通信手段と、処理条件に対応する再生処理手順を
記憶するための記憶手段と、通信手段に接続され、処理
装置によるバッチ処理が終わると、処理されたウェハに
含まれる非生産品のウェハを検知するための検知手段
と、通信手段と記憶手段と検知手段とに接続され、検知
された非生産品のウェハについて、非生産品のウェハが
処理装置により処理されたときの処理条件に対応する再
生処理手順に基づいて、再生処理を行なうように再生装
置に指示するための指示手段とを含む。
【0010】第1の発明によると、処理装置におけるバ
ッチ処理が終わると、検知手段により非生産品のウェハ
が検知される。検知された非生産品のウェハに対して、
処理装置における処理条件に対応する再生処理手順に基
づく再生処理を行なうように再生装置に指示される。こ
れにより、工程管理装置から再生装置への指示により、
非生産品のウェハが再生装置で再生される。処理装置に
おける処理条件により再生処理手順が異なる場合であっ
ても、処理装置における次回の処理までに、非生産品の
ウェハを確実に準備できる。その結果、非生産品のウェ
ハを効率良く、かつ確実に準備することにより、生産品
のウェハを処理する処理工程の稼働率を向上させること
ができる、半導体製造システムにおける工程管理装置を
提供することができる。
【0011】第2の発明に係る工程管理装置は、第1の
発明の構成に加えて、非生産品のウェハについて、処理
装置による処理回数を計数するための計数手段と、検知
手段と計数手段とに接続され、検知された非生産品の処
理回数が予め定められた回数を上回ると、指示を中止す
るように、指示手段を制御するための制御手段とをさら
に含む。
【0012】第2の発明によると、非生産品のウェハの
処理回数を計数しておき、予め定められた回数を上回る
と、再生処理を中止させて、再生使用を行なわないよう
にできる。これにより、過度の再生使用を阻止できる。
【0013】第3の発明に係る工程管理装置は、第1の
発明の構成に加えて、処理工程は、拡散工程であり、処
理条件は、拡散工程においてウェハに生成される膜種毎
に定められるものである。
【0014】第3の発明によると、半導体製造工程の拡
散工程における膜種毎に、処理装置における処理条件
と、再生装置における再生処理手順とを管理できる。
【0015】第4の発明に係る工程管理装置は、第1の
発明の構成に加えて、処理工程は、拡散工程であり、非
生産品のウェハは、拡散工程において処理されるウェハ
の数を所定数に満たすためのダミーウェハと、拡散工程
における処理を検査するためのモニタウェハとを含むも
のである。
【0016】第4の発明によると、半導体製造工程の拡
散工程における、ダミーウェハとモニタウェハとを管理
することができる。
【0017】第5の発明に係る工程管理装置は、第1の
発明の構成に加えて、再生装置は、所定数のウェハを一
度にバッチ処理する。半導体製造システムは、処理装置
と再生装置との間に設置されたストッカをさらに含む。
ストッカは、再生装置における所定数をストックする。
通信手段は、処理装置と再生装置とに加えて、ストッカ
と通信するための手段を含む。工程管理装置は、通信手
段に接続され、再生装置における所定数の非生産品のウ
ェハがストックされると、ストッカから再生装置へ非生
産品のウェハを払出すように、ストッカを制御するため
のストッカ制御手段をさらに含む。
【0018】第5の発明によると、再生装置への投入前
に、再生装置における所定数の非生産品のウェハがスト
ッカにストックされる。再生装置には、所定数のウェハ
毎に投入されるため、再生装置の稼働効率が向上し、処
理工程の次回の処理前に非生産品のウェハを準備でき
る。
【0019】第6の発明に係る工程管理装置は、第5の
発明の構成に加えて、通信手段に接続され、再生装置か
ら受入れ要求を受信するための受信手段をさらに含む。
ストッカ制御手段は、再生装置における所定数の非生産
品のウェハがストックされ、かつ受信手段が再生装置か
ら受入れ要求を受信すると、ストッカから再生装置へ非
生産品のウェハを払出すように、ストッカを制御するた
めの手段を含む。
【0020】第6の発明によると、再生装置が生産品の
処理も行なう装置であっても、再生装置からの受入れ要
求に基づいて、非生産品のウェハを再生装置に投入でき
る。これにより、再生装置の稼働効率が向上し、処理工
程の次回の処理前に非生産品のウェハを準備できる。
【0021】第7の発明に係る工程管理方法は、所定数
のウェハを一度にバッチ処理する処理装置と、処理装置
により処理されたウェハを再生する再生装置とを含む半
導体製造工程を管理する。工程管理方法は、処理条件に
対応する再生処理手順を準備する準備ステップと、処理
装置によるバッチ処理が終わると、処理されたウェハに
含まれる非生産品のウェハを検知する検知ステップと、
検知された非生産品のウェハについて、非生産品のウェ
ハが処理装置により処理されたときの処理条件に対応す
る再生処理手順に基づいて、再生処理を行なうように再
生装置に指示する指示ステップとを含む。
【0022】第7の発明によると、処理装置におけるバ
ッチ処理が終わると、検知ステップにて非生産品のウェ
ハが検知される。検知された非生産品のウェハに対し
て、処理装置における処理条件に対応する再生処理手順
に基づく再生処理を行なうように再生装置に指示され
る。これにより、工程管理方法による再生装置への指示
により、非生産品のウェハが再生装置で再生される。処
理装置における処理条件により再生処理手順が異なる場
合であっても、処理装置における次回の処理までに、非
生産品のウェハを確実に準備できる。その結果、非生産
品のウェハを効率良く、かつ確実に準備することによ
り、生産品のウェハを処理する処理工程の稼働率を向上
させることができる、半導体製造システムにおける工程
管理方法を提供することができる。
【0023】第8の発明に係る工程管理方法は、第7の
発明の構成に加えて、非生産品のウェハについて、処理
装置による処理回数を計数する計数ステップと、検知さ
れた非生産品の処理回数が予め定められた回数を上回る
と、指示を中止するように、指示ステップを制御する制
御ステップとをさらに含む。
【0024】第8の発明によると、非生産品のウェハの
処理回数を計数しておき、予め定められた回数を上回る
と、再生処理を中止させて、再生使用を行なわないよう
にできる。これにより、過度の再生使用を阻止できる。
【0025】第9の発明に係る工程管理方法は、第7の
発明の構成に加えて、処理工程は、拡散工程であり、処
理条件は、拡散工程においてウェハに生成される膜種毎
に定められるものである。
【0026】第9の発明によると、半導体製造工程の拡
散工程における膜種毎に、処理装置における処理条件
と、再生装置における再生処理手順とを管理できる。
【0027】第10の発明に係る工程管理方法は、第7
の発明の構成に加えて、処理工程は、拡散工程であり、
非生産品のウェハは、拡散工程において処理されるウェ
ハの数を所定数に満たすためのダミーウェハと、拡散工
程における処理を検査するためのモニタウェハとを含む
ものである。
【0028】第10の発明によると、半導体製造工程の
拡散工程における、ダミーウェハとモニタウェハとを管
理することができる。
【0029】第11の発明に係る工程管理方法は、第7
の発明の構成に加えて、再生装置における所定数の非生
産品のウェハがストックされると、ストッカから再生装
置へ非生産品のウェハを払出すように、ストッカを制御
するストッカ制御ステップをさらに含む。
【0030】第11の発明によると、再生装置への投入
前に、再生装置における所定数の非生産品のウェハがス
トッカにストックされる。再生装置には、所定数のウェ
ハ毎に投入されるため、再生装置の稼働効率が向上し、
処理工程の次回の処理前に非生産品のウェハを準備でき
る。
【0031】第12の発明に係る工程管理方法は、第1
1の発明の構成に加えて、再生装置から受入れ要求を受
信する受信ステップをさらに含む。ストッカ制御ステッ
プは、再生装置における所定数の非生産品のウェハがス
トックされ、かつ受信ステップにて再生装置から受入れ
要求を受信すると、ストッカから再生装置へ非生産品の
ウェハを払出すように、ストッカを制御するステップを
含む。
【0032】第12の発明によると、再生装置が生産品
の処理も行なう装置であっても、再生装置からの受入れ
要求に基づいて、非生産品のウェハを再生装置に投入で
きる。これにより、再生装置の稼働効率が向上し、処理
工程の次回の処理前に非生産品のウェハを準備できる。
【0033】第13の発明に係るプログラムは、所定数
のウェハを一度にバッチ処理する処理装置と、処理装置
により処理されたウェハを再生する再生装置とを含む半
導体製造工程を、コンピュータを用いて管理するための
プログラムである。プログラムは、コンピュータに、処
理条件に対応する再生処理手順を準備する準備手順と、
処理装置によるバッチ処理が終わると、処理されたウェ
ハに含まれる非生産品のウェハを検知する検知手順と、
検知された非生産品のウェハについて、非生産品のウェ
ハが処理装置により処理されたときの処理条件に対応す
る再生処理手順に基づいて、再生処理を行なうように再
生装置に指示する指示手順とを実行させる。
【0034】第13の発明によると、処理装置における
バッチ処理が終わると、検知手順にて非生産品のウェハ
が検知される。検知された非生産品のウェハに対して、
処理装置における処理条件に対応する再生処理手順に基
づく再生処理を行なうように再生装置に指示される。こ
れにより、コンピュータによる再生装置への指示によ
り、非生産品のウェハが再生装置で再生される。処理装
置における処理条件により再生処理手順が異なる場合で
あっても、処理装置における次回の処理までに、非生産
品のウェハを確実に準備できる。その結果、非生産品の
ウェハを効率良く、かつ確実に準備することにより、生
産品のウェハを処理する処理工程の稼働率を向上させる
ことができる、半導体製造システムにおける工程を管理
するためのプログラムを提供することができる。
【0035】第14の発明に係るプログラムは、第13
の発明の構成に加えて、さらにコンピュータに、非生産
品のウェハについて、処理装置による処理回数を計数す
る計数手順と、検知された非生産品の処理回数が予め定
められた回数を上回ると、指示を中止するように、指示
手順を制御する制御手順とを実行させるプログラムを含
む。
【0036】第14の発明によると、非生産品のウェハ
の処理回数を計数しておき、予め定められた回数を上回
ると、再生処理を中止させて、再生使用を行なわないよ
うにできる。これにより、過度の再生使用を阻止でき
る。
【0037】第15の発明に係るプログラムは、第13
の発明の構成に加えて、処理工程は、拡散工程であり、
処理条件は、拡散工程においてウェハに生成される膜種
毎に定められるものである。
【0038】第15の発明によると、半導体製造工程の
拡散工程における膜種毎に、処理装置における処理条件
と、再生装置における再生処理手順とを管理できる。
【0039】第16の発明に係るプログラムは、第13
の発明の構成に加えて、処理工程は、拡散工程であり、
非生産品のウェハは、拡散工程において処理されるウェ
ハの数を所定数に満たすためのダミーウェハと、拡散工
程における処理を検査するためのモニタウェハとを含む
ものである。
【0040】第16の発明によると、半導体製造工程の
拡散工程における、ダミーウェハとモニタウェハとを管
理することができる。
【0041】第17の発明に係るプログラムは、第13
の発明の構成に加えて、さらにコンピュータに、再生装
置における所定数の非生産品のウェハがストックされる
と、ストッカから再生装置へ非生産品のウェハを払出す
ように、ストッカを制御するストッカ制御手順を実行さ
せるプログラムを含む。
【0042】第17の発明によると、再生装置への投入
前に、再生装置における所定数の非生産品のウェハがス
トッカにストックされる。再生装置には、所定数のウェ
ハ毎に投入されるため、再生装置の稼働効率が向上し、
処理工程の次回の処理前に非生産品のウェハを準備でき
る。
【0043】第18の発明に係るプログラムは、第17
の発明の構成に加えて、さらにコンピュータに、再生装
置から受入れ要求を受信する受信手順を実行させるプロ
グラムを含む。ストッカ制御手順は、再生装置における
所定数の非生産品のウェハがストックされ、かつ受信手
順にて再生装置から受入れ要求を受信すると、ストッカ
から再生装置へ非生産品のウェハを払出すように、スト
ッカを制御する手順を含む。
【0044】第18の発明によると、再生装置が生産品
の処理も行なう装置であっても、再生装置からの受入れ
要求に基づいて、非生産品のウェハを再生装置に投入で
きる。これにより、再生装置の稼働効率が向上し、処理
工程の次回の処理前に非生産品のウェハを準備できる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一
の部品には同一の符号を付してある。それらの名称およ
び機能も同じである。したがってそれらについての詳細
な説明は繰返さない。
【0046】図1を参照して、本実施の形態に係る工程
管理システムは、複数の拡散装置200、210と、複
数のストッカ300〜330と、複数の再生装置400
〜430と、複数の検査装置500〜530と、これら
の装置に接続され、拡散工程、ストック工程、再生工程
および拡散検査工程を管理するサーバコンピュータ10
0と、これらの装置とサーバコンピュータ100とを接
続するLAN(LocalArea Network)などのネットワー
クとを含む。
【0047】拡散工程には、複数の拡散装置200、2
10が配置される。拡散装置には、ウェハ上に形成され
る拡散膜の種類(以下、膜種という。)が、予め装置毎
に設定されている。拡散装置により形成された膜類に基
づいて、非生産品のウェハの再生処理の手順が定まる。
【0048】拡散装置200は、処理炉202と、内部
ストッカ204とを含む。処理炉202は、予め定めら
れた処理条件に基づいて、所定数のウェハをバッチ処理
する。このとき、処理炉202内の温度分布等を均一に
するために、各バッチにおけるウェハの数を同じにす
る。このために、生産品のウェハの数が、所定数に満た
ない場合、所定数を満たす数のダミーウェハが処理炉2
02内にセットされる。内部ストッカ204は、処理炉
202内にセットされる予定の、ダミーウェハおよびモ
ニタウェハを格納する。
【0049】なお、以下の説明では、ウェハは1枚ずつ
管理されるものとして説明するがこれに限定されるもの
ではない。たとえば、複数のウェハを1つのロットとし
て、そのロット毎に管理するものでもよい。
【0050】ストッカ300は、拡散処理後かつ再生処
理前のウェハを格納する回収ストッカと、再生処理後か
つ再度の拡散処理前のウェハを格納するストッカとを含
む。回収ストッカは、サーバコンピュータ100からの
指示に基づいて、格納されたウェハを再生装置400に
払出す。ストッカは、サーバコンピュータ100からの
指示に基づいて、格納されたウェハを拡散装置200に
払出す。
【0051】再生装置400は、拡散工程における処理
条件である膜種に対応する再生手順に基づいて非生産品
のウェハを再生処理する。再生装置400には、予め定
められた手順に従って、再生処理を行なうための複数の
工程を含む。再生された非生産品のウェハは、ストッカ
に格納される。
【0052】検査装置500は、拡散処理後の膜厚等を
測定して、所定の処理が行われているか否かを検査す
る。
【0053】サーバコンピュータ100は、これらの拡
散装置200、210と、ストッカ300〜330と、
再生装置400〜430と、検査装置500〜530と
通信して、情報を収集する。サーバコンピュータ100
は、収集した情報に基づいて、これらの拡散装置20
0、210と、ストッカ300〜330と、再生装置4
00〜430と、検査装置500〜530を管理すると
いう、工程管理機能を実現する。
【0054】図2を参照して、工程管理システムにおけ
る、ウェハの移動経路について説明する。非生産品のウ
ェハには、拡散装置のバッチ処理における所定数に満た
ない生産品のウェハに加えられるダミーウェハと、拡散
装置における膜厚を測定するためのモニタウェハとがあ
る。
【0055】拡散装置200において、生産品のウェハ
と、非生産品のダミーウェハおよびモニタウェハとが処
理される。拡散処理後に、処理炉202から払出された
生産品のウェハは、次工程へ移送される。
【0056】処理炉202から払出されたダミーウェハ
の中から廃棄ウェハが分別される。ダミーウェハの中か
ら、拡散工程で予め定められた回数だけ処理されたウェ
ハが、廃棄ウェハとして分別される。廃棄ウェハでない
ダミーウェハは、整列レーン700を経て、回収ストッ
カ350へ格納される。
【0057】処理炉202から払出されたモニタウェハ
は、検査装置500へ移送される。モニタウェハは、検
査装置500において所定の測定が行われる。測定され
たモニタウェハの中から廃棄ウェハが分別される。この
ときの分別は、前述のダミーウェハの中から廃棄ウェハ
を分別する場合と同じように行なわれる。廃棄ウェハで
ないモニタウェハは、整列レーン750を経て、回収ス
トッカ350に格納される。
【0058】整列レーン700、750において、同じ
再生処理の手順のウェハが1つのレーンに並べられる。
あるレーンが満杯になると、回収ストッカ350に格納
される。回収ストッカ350の中で、非生産品のウェハ
が、再生装置400における1バッチの所定数に揃っ
て、かつ再生装置400から受入れ要求を受信すると、
その所定数のウェハが再生装置400に払出される。
【0059】再生装置400において、拡散処理のとき
の処理条件に対応する再生処理手順に基づく処理が行な
われる。再生手順の全ての処理が終了すると、非生産品
のウェハは、準備ストッカ360に格納される。準備ス
トッカ360に格納された再生処理された非生産品のウ
ェハは、拡散装置200からの要求に応答して、内部ス
トッカ204に移送される。
【0060】なお、回収ストッカ350および準備スト
ッカ360は、図1における第1のストッカ300、第
2のストッカ310、第3のストッカ320、第4のス
トッカ330の中から割当てられる。また、整列レーン
におけるウェハは、ウェハ単体の形態、または複数のウ
ェハをキャリアに格納された形態である。ストッカにお
けるウェハは、ウェハ単体の形態、または複数のウェハ
をキャリアに格納された形態である。このキャリア内に
格納されるウェハの数は、ウェハの大きさ、重量などに
基づいて定められる。
【0061】本実施の形態に係る工程管理システムにお
ける工程管理機能は、コンピュータにおいて、CPU
(Central Processing Unit)により所定のプログラム
を実行することにより実現される。
【0062】図3に、工程管理機能を実現するサーバコ
ンピュータ100の一例であるコンピュータシステムの
外観を示す。図3を参照して、このコンピュータシステ
ムは、FD(Flexible Disk)駆動装置106およびC
D−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)駆動装置
108を備えたコンピュータ102と、モニタ104
と、キーボード110と、マウス112とを含む。
【0063】図4に、このコンピュータシステムの構成
をブロック図形式で示す。図4に示すように、コンピュ
ータ102は、上記したFD駆動装置106およびCD
−ROM駆動装置108に加えて、相互にバスで接続さ
れたCPU(Central Processing Unit)120と、メ
モリ122と、固定ディスク124と、他のコンピュー
タと通信するための通信インターフェイス126とを含
む。FD駆動装置106にはFD116がセットされ
る。CD−ROM駆動装置108にはCD−ROM11
8がセットされる。これらのFD116およびCD−R
OM118には、所定のプログラムが格納されている。
【0064】既に述べたように、サーバコンピュータ1
00における工程管理機能は、コンピュータハードウェ
アと、CPU120により実行されるプログラムにより
実現されるソフトウェアとにより実現される。一般的に
こうしたプログラムは、FD116、CD−ROM11
8などの記録媒体に格納されて流通し、FD駆動装置1
06またはCD−ROM駆動装置108などにより記録
媒体から読取られて固定ディスク124に一旦格納され
る。さらに固定ディスク124からメモリ122に読出
されて、CPU120により実行される。
【0065】これらのコンピュータのハードウェア自体
は一般的なものである。コンピュータは、CPUを含む
制御回路、記憶回路、入力回路、出力回路およびOS
(Operating System)を含み、プログラムを実行する環
境を備えたものである。本発明のプログラムは、このよ
うなコンピュータに、工程管理機能を実現するプログラ
ムである。したがって本発明の最も本質的な部分は、F
D、CD−ROM、メモリカード、固定ディスクなどの
記録媒体に記録されたプログラムである。
【0066】なお、図3および図4に示したコンピュー
タ自体の動作は周知であるので、ここではその詳細な説
明は繰返さない。
【0067】図5を参照して、本実施の形態に係るサー
バコンピュータ100の固定ディスク124に記憶され
る拡散処理データベースについて説明する。図5に示す
ように、拡散処理データベースには、拡散装置毎に、そ
の拡散装置による拡散処理の種類と、その拡散装置で使
用されるダミーウェハの種類およびモニタウェハの種類
とを記憶する。たとえば、第1〜第5の拡散装置におい
て、酸化膜処理が行なわれ、それらの拡散処理において
使用されるダミーウェハの種類は「A1」であり、モニ
タウェハの種類は「A2」である。また、拡散処理の種
類には、酸化膜処理の他に、窒化膜処理およびH2シン
ター処理などがある。拡散装置毎に、ウェハ上に拡散膜
を形成する拡散処理の種類、使用されるダミーウェハの
種類およびモニタウェハの種類が定められる。
【0068】図6を参照して、固定ディスク124に記
憶される再生処理データベースについて説明する。図6
に示すように、再生処理データベースには、ダミーウェ
ハの種類毎に、およびモニタウェハの種類毎に、再生工
程の手順が記憶される。ダミーウェハの種類「A1」、
「B1」、「C1」のそれぞれについて、再生工程の手
順が記憶される。また、モニタウェハの種類「A1」、
「B2」、「C2」のそれぞれについて、再生工程の手
順が記憶される。たとえば、ダミーウェハの種類が「A
1」の場合、再生工程は、「工程A→工程B→工程C→
工程D」の手順である。この再生工程を経て、ダミーウ
ェハ「A1」が再生される。
【0069】図7を参照して、固定ディスク120に記
憶されるストッカ内ウェハ量データについて説明する。
図7に示すように、ストッカ内ウェハ量のデータは、回
収ストッカ350と、準備ストッカ360とに分けて、
それぞれのストッカ内に格納されたウェハの量を、その
種類別に記憶する。回収ストッカ350は、「S1」、
「S2」および「S3」のストッカを、準備ストッカ3
60は、「T1」、「T2」および「T3」のストッカ
を有すると想定する。たとえば、回収ストッカ「S2」
には、ダミーウェハ「B1」が5枚、モニタウェハ「B
2」が20枚格納されていることを記憶している。ま
た、準備ストッカ「T3」には、ダミーウェハ「C1」
が70枚、モニタウェハ「C2」が10枚が格納されて
いることを記憶している。なお、前述の説明のとおり、
回収ストッカ350は、再生装置400に導入される前
のウェハを格納するストッカであり、準備ストッカ36
0は、再生装置400により再生された後のウェハを格
納するストッカである。
【0070】図8を参照して、ウェハ毎に記憶されるウ
ェハデータについて説明する。図8に示すように、ウェ
ハデータは、非生産品のウェハを識別するためのウェハ
IDと、拡散装置番号と、膜種名と、再生管理番号と、
再生バッチ枚数と、非生産ウェハ名と、処理回数と、検
査結果と、最新の再生工程名と、再生後の使用目的と、
整列レーン名と、回収ストッカ番号と、準備ストッカ番
号とを含む。
【0071】拡散装置番号は、ウェハIDで特定される
ウェハを拡散処理する拡散装置の番号である。膜種名
は、その拡散装置においてウェハ上に形成される膜種の
名前である。再生管理番号は、再生装置において再生処
理される際の管理番号を表わす。再生バッチ枚数は、再
生装置において再生される際の1バッチ当りのウェハの
枚数を示す。
【0072】非生産ウェハ名は、ダミーウェハであるか
モニタウェハであるかを示す。なお、ダミーウェハに
は、さらに細分化された種類(たとえば、サイドダミ
ー、エキストラダミー等)があってもよい。処理回数
は、拡散処理された回数を示す。なお、処理回数は、再
生処理された回数を記憶するようにしてもよい。検査結
果は、非生産ウェハ名がモニタウェハである場合に記憶
される。最新の再生工程名は、図6に示す再生工程の手
順の中で最新に処理された工程名を表わす。再生後の使
用目的は、再生処理された後に使用される目的(ダミー
ウェハ、モニタウェハの区別)を表わす。
【0073】整列レーン名は、回収ストッカ350への
格納前に、ウェハが整列される整列レーン700、75
0におけるレーン名を表わす。回収ストッカ番号は、回
収ストッカ350の番号を示す。準備ストッカ番号は、
準備ストッカ360の番号を示す。なお、ストッカが多
数の棚により構成される場合、回収ストッカ番号および
準備ストッカ番号は、ストッカの棚番号まで記憶するよ
うにしてもよい。
【0074】図9を参照して、本実施の形態に係るサー
バコンピュータ100で実行されるプログラムは、ダミ
ーウェハ処理に関し、以下のような制御構造を有する。
【0075】ステップ(以下、ステップをSと略す。)
100にて、CPU120は、拡散装置200から払出
要求を受信したか否かを判断する。このとき、サーバコ
ンピュータ100は、拡散装置200から払出されるウ
ェハを特定するためのウェハIDを受信する。
【0076】S102にて、CPU120は、払出要求
のあったウェハの処理回数が上限に到達したか否かを判
断する。この判断は、S100にて受信したウェハID
と、固定ディスク120に記憶されたウェハデータ(図
8)と、処理回数の上限とに基づいて行なわれる。な
お、処理回数の上限は、予め定められて、固定ディスク
124に記憶されている。払出要求のあったウェハの処
理回数が上限に到達すると(S102にてYES)、処
理はS124へ移される。もしそうでないと(S102
にてNO)、処理はS104へ移される。
【0077】S104にて、CPU120は、再生管理
番号を設定する。このとき、CPU120は、ウェハデ
ータ(図8)に記憶された拡散装置番号と非生産ウェハ
名とに基づいて、ダミーウェハ種類またはモニタウェハ
種類を特定し、再生工程の手順を特定する。
【0078】S106にて、CPU120は、再生工程
の手順毎に、整列レーンを指定する。指定された整列レ
ーンは、ウェハデータ(図8)の整列レーン名に記憶さ
れる。
【0079】S108にて、CPU120は、整列レー
ンが満杯になったか否かを判断する。この判断は、整列
レーンからレーン満杯信号を受信することにより行なわ
れる。整列レーンが満杯になると(S108にてYE
S)、処理はS110へ移される。もしそうでないと
(S108にてNO)、処理はS100へ戻され、さら
に、拡散装置200からの払出要求の受信を待つ。
【0080】S110にて、CPU120は、満杯にな
った整列レーンに並べられたウェハを、回収ストッカへ
収納するよう指示する。
【0081】S112にて、CPU120は、回収スト
ッカで再生処理バッチ単位が完成したか否かを判断す
る。この判断は、ウェハデータの再生バッチ枚数に基づ
いて行なわれる。回収ストッカで再生バッチ単位が完成
すると(S112にてYES)、処理はS114へ移さ
れる。もしそうでないと(S112にてNO)、処理は
S100へ戻される。
【0082】S114にて、CPU120は、該当する
再生装置から処理受入れ要求を受信したか否かを判断す
る。このとき、再生装置は、生産品のウェハの処理と並
行して、非生産品のウェハの再生処理を行なう。再生装
置は、生産品のウェハと、非生産品のウェハとを、別の
バッチで処理する。再生装置は、生産品および非生産品
のウェハを含んで立案されたスケジュールに従って、迅
速に再生処理の処理受入れ要求を送信する。該当する再
生装置から処理受入れ要求を受信すると(S114にて
YES)、処理はS116へ移される。もしそうでない
と(S114にてNO)、処理はS100へ戻される。
【0083】S116にて、CPU120は、再生装置
に再生処理を指示する。S118にて、CPU120
は、再生装置から処理完了を受信する。処理完了を受信
するたび、ウェハデータ(図8)の最新の再生工程名が
更新される。
【0084】S120にて、CPU120は、最終再生
処理が完了したか否かを判断する。この判断は、ウェハ
データ(図8)の最新の再生工程名と、再生処理データ
ベース(図6)の再生工程の手順とに基づいて行われ
る。最終再生処理が完了すると(S120にてYE
S)、処理はS122へ移される。もしそうでないと
(S120にてNO)、処理はS116へ戻され、さら
に再生処理が行なわれる。S122にて、CPU120
は、準備ストッカ360への収納を指示する。
【0085】S124にて、CPU120は、拡散装置
から払出されたウェハの処理回数が上限に達した場合、
廃棄処理を指示する。たとえば、この指示は、モニタウ
ェハを搬送するコンベアの分岐(再生されるウェハと廃
棄されるウェハとの分岐)を制御するコントローラに対
して出力される。
【0086】図10を参照して、本実施の形態に係るサ
ーバコンピュータ100で実行されるプログラムは、モ
ニタウェハ処理に関し、以下のような制御構造を有す
る。
【0087】S130にて、CPU120は、拡散装置
200から払出要求を受信する。このとき、サーバコン
ピュータ100は、拡散装置200から払出されるウェ
ハを特定するウェハIDを受信する。
【0088】S132にて、CPU120は、受信した
ウェハIDにより特定されるウェハを、検査装置へ搬送
するように指示する。S134にて、CPU120は、
検査装置から検査完了を受信したか否かを判断する。こ
の判断は、検査装置から、検査完了信号を受信すること
により行なわれる。検査装置から検査完了を受信すると
(S134にてYES)、処理はS136へ移される。
もしそうでないと(S134にてNO)、処理はS13
0へ戻され、検査装置からの検査完了を受信するまで待
つ。
【0089】S136にて、CPU120は、モニタウ
ェハが廃棄ウェハであるか否かを判断する。この判断
は、前述のS102における処理と同様、ウェハの処理
回数と、予め定められた処理回数の上限とに基づいて行
なわれる。モニタウェハが廃棄ウェハである場合には
(S136にてYES)、処理はS124(図9)へ移
される。もしそうでないと(S136にてNO)、処理
はS138へ移される。
【0090】S138にて、CPU120は、再生管理
番号を設定する。S140にて、CPU120は、再生
工程の手順毎に、整列レーンを指定する。S142に
て、CPU120は、整列レーンが満杯になったか否か
を判断する。このとき満杯か否かが判断される整列レー
ンは、検査装置500と回収ストッカ350との間にあ
る整列レーン750である。
【0091】整列レーンが満杯になると(S142にて
YES)、処理はS144へ移される。もしそうでない
と(S142にてNO)、処理はS130へ戻される。
【0092】S144にて、CPU120は、回収スト
ッカ350への収納を指示する。その後、処理はS11
2(図9)へ移される。
【0093】図11を参照して、本実施の形態に係るサ
ーバコンピュータ100で実行されるプログラムは、内
部ストッカ補充処理に関し、以下のような制御構造を有
する。
【0094】S150にて、CPU120は、拡散装置
200から補充要求を受信したか否かを判断する。この
とき、サーバコンピュータ100は、拡散装置の番号
と、補充要求された非生産ウェハの種類(ダミーウェハ
またはモニタウェハ)と、補充要求された枚数とを含む
データを受信する。拡散装置200から補充要求を受信
すると(S300にてYES)、処理はS152へ移さ
れる。もしそうでないと(S150にてNO)、処理は
S150へ戻され、拡散装置200からの補充要求を受
信するまで待つ。
【0095】S152にて、CPU120は、補充要求
されたウェハ種類を検知する。この処理は、S150に
て受信した補充要求を送信してきた拡散装置の番号およ
び非生産ウェハの種類と、拡散処理データベース(図
5)とに基づいて、ダミーウェハの種類またはモニタウ
ェハの種類が検知される。
【0096】S154にて、CPU120は、所定のウ
ェハが準備ストッカ360にあるか否かを判断する。こ
の判断は、ストッカ内ウェハ量データ(図7)に基づい
て行なわれる。所定のウェハがストッカ内にあると(S
154にてYES)、処理はS156へ移される。もし
そうでないと(154にてNO)、処理はS164へ移
される。
【0097】S156にて、CPU120は、拡散装置
200へ、空きキャリアの払出しを指示する。この指示
により、拡散装置200は、内部ストッカ204に格納
された空きキャリアを拡散装置200の外に払出す。
【0098】S158にて、CPU120は、払出され
た空きキャリアにウェハの積込みを指示する。S160
にて、CPU120は、拡散装置200に、キャリアの
回収を指示する。この指示により、拡散装置200は、
ウェハが積込まれたキャリアを内部ストッカ204に回
収する。S162にて、CPU120は、再生管理番号
を破棄する。
【0099】S164にて、CPU120は、所定のウ
ェハが準備ストッカ360にない場合、所定のウェハが
不足していることを作業者に通知する。
【0100】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、工程管理機能を実現するサーバコンピュータ1
00の動作について説明する。
【0101】拡散装置200において、生産品のウェハ
と非生産品のウェハ(ダミーウェハおよびモニタウェ
ハ)とが処理されると、拡散装置200からサーバコン
ピュータ100へ払出要求が送信される(S100)。
払出要求があったダミーウェハの処理回数が上限に到達
している場合(S102にてYES)、そのダミーウェ
ハは廃棄処理される(S124)。ダミーウェハの処理
回数が上限に達していない場合(S102にてNO)、
再生管理番号が設定される(S104)。再生管理番号
は、ウェハデータ(図8)に記憶される。再生工程の手
順毎に整列ラインが指定される(S106)。指定され
た整列レーンに、ダミーウェハが整列され、整列レーン
が満杯になると(S108にてYES)、回収ストッカ
350への収納が指示される(S110)。
【0102】拡散装置200から払出されたモニタウェ
ハは、検査装置への搬送が指示される(S132)。こ
の指示に基づいて、モニタウェハは検査装置500へ搬
送され、所定の検査が行なわれる。検査装置から検査完
了を受信すると(S134にてYES)、廃棄ウェハで
あるか否かが判断される。廃棄ウェハでない場合(S1
36にてNO)、再生管理番号が設定される(S13
8)。再生工程の手順毎に、整列レーン750のレーン
が指定される(S140)。整列レーン750のレーン
が満杯になると(S142にてYES)、回収ストッカ
350へ収納するよう指示される(S144)。この指
示により、モニタウェハは、回収ストッカ350へ収納
される。
【0103】このようにして、ダミーウェハおよびモニ
タウェハが、回収ストッカ350に収納される。回収ス
トッカ350の中において、ウェハの数が再生処理のバ
ッチ単位になると(S112にてYES)、該当する再
生装置400からの処理受入要求を受信したか否かが判
断される(S114)。
【0104】再生装置400から処理受入要求を受信す
ると(S114にてYES)、再生処理400に再生指
示が行なわれる(S116)。再生装置400におい
て、最終再生処理が完了するまで(S120にてYE
S)、所定の再生手順に従って、再生処理が行なわれ
る。最終再生処理が完了したウェハに対して、準備スト
ッカ360への収納が指示される(S122)。これに
より、再生処理が完了したダミーウェハおよびモニタウ
ェハが、準備ストッカ360へ収納される。準備ストッ
カ360へウェハが収納されると、ストッカ内ウェハ量
データ(図7)が更新される。
【0105】拡散装置200が、次のバッチの準備をす
るためにダミーウェハとモニタウェハとの数を内部スト
ッカ204に問合せる。拡散装置200は内部ストッカ
204に次回の処理に必要なダミーウェハまたはモニタ
ウェハがない場合、サーバコンピュータ100に補充要
求を送信する。サーバコンピュータ100は、拡散装置
から補充要求を受信すると(S150にてYES)、補
充要求されたウェハの種類を検知する(S152)。所
定のウェハが準備ストッカ360にある場合(S154
にてYES)、拡散装置へ空きキャリアの払出しを指示
する(S156)。
【0106】空きキャリアにウェハを積込む指示が行な
われ(S158)、空きキャリアに、規定の積込み数の
ウェハ(ダミーウェハまたはモニタウェハ)が積込まれ
る。拡散装置にキャリアの回収が指示されると(S16
0)、規定数のウェハが積込まれたキャリアが、拡散装
置の内部ストッカ204に回収される。
【0107】キャリアに積込まれたウェハに対応する再
生管理番号が破棄され(S162)、再生処理が完了す
る。なお、所定のウェハが準備ストッカ360にない場
合には、所定のウェハが不足していることを作業者に通
知する処理が行なわれる(S164)。
【0108】以上のようにして、本実施の形態に係る工
程管理装置は、拡散装置における拡散処理が終わると、
非生産品のダミーウェハおよびモニタウェハに対して再
生管理番号を設定する。再生管理番号は、膜種および非
生産ウェハの種類によって定められる再生工程の手順を
管理するために設定される。再生処理のバッチ単位のウ
ェハが揃い、かつ、該当する再生装置からの処理受入要
求を受信すると、再生装置に対して再生指示が行なわれ
る。最終の再生処理が完了すると、再生処理が完了した
非生産品のウェハ(ダミーウェハおよびモニタウェハ)
が準備ストッカへ収納される。準備ストッカへ収納され
た非生産品のウェハは、拡散装置からの払出要求を受信
すると、拡散装置の内部ストッカに送り込まれ、再生管
理番号が破棄される。これにより、工程管理装置から、
再生装置への指示が行なわれ、その指示に従って、非生
産品のウェハが再生装置により再生される。拡散装置に
おける膜種により、再生工程の手順が異なる場合であっ
ても、拡散装置における次回の拡散処理までに、非生産
品のウェハを確実に準備できる。その結果、非生産品の
ウェハを効率よく、かつ確実に準備することにより、生
産品のウェハを拡散処理する拡散装置の稼働率を向上さ
せることができる。
【0109】上述の説明では、半導体製造システムは整
列レーンを有すると想定したが、これに限定されるもの
ではない。ウェハを格納したキャリアを整列レーンに並
べることなく、拡散装置から直接に回収ストッカ、再生
装置から直接にストッカに、格納するようにしても良
い。
【0110】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る工程管理システム
の全体構成図である。
【図2】 半導体製造工程におけるウェハの移動を表わ
す図である。
【図3】 図1に示すサーバコンピュータを実現するコ
ンピュータの外観図である。
【図4】 図3に示すコンピュータの制御ブロック図で
ある。
【図5】 サーバコンピュータの固定ディスクに記憶さ
れる拡散処理データベースを示す図である。
【図6】 サーバコンピュータの固定ディスクに記憶さ
れる再生処理データベースを示す図である。
【図7】 サーバコンピュータの固定ディスクに記憶さ
れるストッカ内ウェハ量を示す図である。
【図8】 サーバコンピュータと各装置との間で通信さ
れるウェハデータを示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態に係るサーバコンピュー
タにおけるダミーウェハ処理を表わすフローチャートで
ある。
【図10】 本発明の実施の形態に係るサーバコンピュ
ータにおけるモニタウェハ処理を表わすフローチャート
である。
【図11】 本発明の実施の形態に係るサーバコンピュ
ータにおける内部ストッカ補充処理を表わすフローチャ
ートである。
【符号の説明】
100 サーバコンピュータ、102 コンピュータ、
104 モニタ、106 FD駆動装置、108 CD
−ROM駆動装置、110 キーボード、112 マウ
ス、116 FD、118 CD−ROM、120 C
PU、122メモリ、124 固定ディスク、126
通信インターフェイス、200 拡散装置、300 ス
トッカ、400 再生装置、500 検査装置、600
ネットワーク、700 整列レーン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸目 康博 兵庫県伊丹市瑞原四丁目1番地 菱電セミ コンダクタシステムエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 渡邉 稔之 兵庫県伊丹市瑞原四丁目1番地 菱電セミ コンダクタシステムエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 大谷 雅樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 伊野部 隆昌 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 康弘 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数のウェハを一度にバッチ処理する
    処理装置と、前記処理装置により処理されたウェハを再
    生する再生装置とを含む半導体製造工程を管理するため
    の工程管理装置であって、 前記処理装置は、予め定められた処理条件に基づいて前
    記ウェハを処理し、前記所定数のウェハは、生産品のウ
    ェハと非生産品のウェハとを含み、 前記再生装置は、前記非生産品のウェハを再生し、前記
    再生されたウェハは、前記処理装置により繰返し処理さ
    れ、 前記工程管理装置は、 前記処理装置と前記再生装置と通信するための通信手段
    と、 前記処理条件に対応する再生処理手順を記憶するための
    記憶手段と、 前記通信手段に接続され、前記処理装置によるバッチ処
    理が終わると、処理されたウェハに含まれる非生産品の
    ウェハを検知するための検知手段と、 前記通信手段と前記記憶手段と前記検知手段とに接続さ
    れ、前記検知された非生産品のウェハについて、前記非
    生産品のウェハが前記処理装置により処理されたときの
    処理条件に対応する再生処理手順に基づいて、再生処理
    を行なうように前記再生装置に指示するための指示手段
    とを含む、工程管理装置。
  2. 【請求項2】 前記工程管理装置は、 前記非生産品のウェハについて、前記処理装置による処
    理回数を計数するための計数手段と、 前記検知手段と前記計数手段とに接続され、前記検知さ
    れた非生産品の処理回数が予め定められた回数を上回る
    と、前記指示を中止するように、前記指示手段を制御す
    るための制御手段とをさらに含む、請求項1に記載の工
    程管理装置。
  3. 【請求項3】 前記処理工程は、拡散工程であり、前記
    処理条件は、拡散工程においてウェハに生成される膜種
    毎に定められる、請求項1に記載の工程管理装置。
  4. 【請求項4】 前記処理工程は、拡散工程であり、前記
    非生産品のウェハは、前記拡散工程において処理される
    ウェハの数を前記所定数に満たすためのダミーウェハ
    と、前記拡散工程における処理を検査するためのモニタ
    ウェハとを含む、請求項1に記載の工程管理装置。
  5. 【請求項5】 前記再生装置は、所定数のウェハを一度
    にバッチ処理し、 前記半導体製造システムは、前記処理装置と前記再生装
    置との間に設置されたストッカをさらに含み、前記スト
    ッカは、前記再生装置における所定数をストックし、 前記通信手段は、前記処理装置と前記再生装置とに加え
    て、前記ストッカと通信するための手段を含み、 前記工程管理装置は、前記通信手段に接続され、前記再
    生装置における所定数の非生産品のウェハがストックさ
    れると、前記ストッカから前記再生装置へ前記非生産品
    のウェハを払出すように、前記ストッカを制御するため
    のストッカ制御手段をさらに含む、請求項1に記載の工
    程管理装置。
  6. 【請求項6】 前記工程管理装置は、前記通信手段に接
    続され、前記再生装置から受入れ要求を受信するための
    受信手段をさらに含み、 前記ストッカ制御手段は、前記再生装置における所定数
    の非生産品のウェハがストックされ、かつ前記受信手段
    が再生装置から前記受入れ要求を受信すると、前記スト
    ッカから前記再生装置へ前記非生産品のウェハを払出す
    ように、前記ストッカを制御するための手段を含む、請
    求項5に記載の工程管理装置。
  7. 【請求項7】 所定数のウェハを一度にバッチ処理する
    処理装置と、前記処理装置により処理されたウェハを再
    生する再生装置とを含む半導体製造工程を管理するため
    の工程管理方法であって、 前記処理装置は、予め定められた処理条件に基づいて前
    記ウェハを処理し、前記所定数のウェハは、生産品のウ
    ェハと非生産品のウェハとを含み、 前記再生装置は、前記非生産品のウェハを再生し、前記
    再生されたウェハは、前記処理装置により繰返し処理さ
    れ、 前記工程管理方法は、 前記処理条件に対応する再生処理手順を準備する準備ス
    テップと、 前記処理装置によるバッチ処理が終わると、処理された
    ウェハに含まれる非生産品のウェハを検知する検知ステ
    ップと、 前記検知された非生産品のウェハについて、前記非生産
    品のウェハが前記処理装置により処理されたときの処理
    条件に対応する再生処理手順に基づいて、再生処理を行
    なうように前記再生装置に指示する指示ステップとを含
    む、工程管理方法。
  8. 【請求項8】 前記工程管理方法は、 前記非生産品のウェハについて、前記処理装置による処
    理回数を計数する計数ステップと、 前記検知された非生産品の処理回数が予め定められた回
    数を上回ると、前記指示を中止するように、前記指示ス
    テップを制御する制御ステップとをさらに含む、請求項
    7に記載の工程管理方法。
  9. 【請求項9】 前記処理工程は、拡散工程であり、前記
    処理条件は、拡散工程においてウェハに生成される膜種
    毎に定められる、請求項7に記載の工程管理方法。
  10. 【請求項10】 前記処理工程は、拡散工程であり、前
    記非生産品のウェハは、前記拡散工程において処理され
    るウェハの数を前記所定数に満たすためのダミーウェハ
    と、前記拡散工程における処理を検査するためのモニタ
    ウェハとを含む、請求項7に記載の工程管理方法。
  11. 【請求項11】 前記再生装置は、所定数のウェハを一
    度にバッチ処理し、前記半導体製造システムは、前記処
    理装置と前記再生装置との間に設置されたストッカをさ
    らに含み、前記ストッカは、前記再生装置における所定
    数をストックし、 前記工程管理方法は、前記再生装置における所定数の非
    生産品のウェハがストックされると、前記ストッカから
    前記再生装置へ前記非生産品のウェハを払出すように、
    前記ストッカを制御するストッカ制御ステップをさらに
    含む、請求項7に記載の工程管理方法。
  12. 【請求項12】 前記工程管理方法は、前記再生装置か
    ら受入れ要求を受信する受信ステップをさらに含み、 前記ストッカ制御ステップは、前記再生装置における所
    定数の非生産品のウェハがストックされ、かつ前記受信
    ステップにて再生装置から前記受入れ要求を受信する
    と、前記ストッカから前記再生装置へ前記非生産品のウ
    ェハを払出すように、前記ストッカを制御するステップ
    を含む、請求項11に記載の工程管理方法。
  13. 【請求項13】 所定数のウェハを一度にバッチ処理す
    る処理装置と、前記処理装置により処理されたウェハを
    再生する再生装置とを含む半導体製造工程を、コンピュ
    ータを用いて管理するためのプログラムであって、 前記処理装置は、予め定められた処理条件に基づいて前
    記ウェハを処理し、前記所定数のウェハは、生産品のウ
    ェハと非生産品のウェハとを含み、 前記再生装置は、前記非生産品のウェハを再生し、前記
    再生されたウェハは、前記処理装置により繰返し処理さ
    れ、 前記プログラムは、前記コンピュータに、 前記処理条件に対応する再生処理手順を準備する準備手
    順と、 前記処理装置によるバッチ処理が終わると、処理された
    ウェハに含まれる非生産品のウェハを検知する検知手順
    と、 前記検知された非生産品のウェハについて、前記非生産
    品のウェハが前記処理装置により処理されたときの処理
    条件に対応する再生処理手順に基づいて、再生処理を行
    なうように前記再生装置に指示する指示手順とを実行さ
    せる、プログラム。
  14. 【請求項14】 前記プログラムは、さらに前記コンピ
    ュータに、 前記非生産品のウェハについて、前記処理装置による処
    理回数を計数する計数手順と、 前記検知された非生産品の処理回数が予め定められた回
    数を上回ると、前記指示を中止するように、前記指示手
    順を制御する制御手順とを実行させるプログラムを含
    む、請求項13に記載のプログラム。
  15. 【請求項15】 前記処理工程は、拡散工程であり、前
    記処理条件は、拡散工程においてウェハに生成される膜
    種毎に定められる、請求項13に記載のプログラム。
  16. 【請求項16】 前記処理工程は、拡散工程であり、前
    記非生産品のウェハは、前記拡散工程において処理され
    るウェハの数を前記所定数に満たすためのダミーウェハ
    と、前記拡散工程における処理を検査するためのモニタ
    ウェハとを含む、請求項13に記載のプログラム。
  17. 【請求項17】 前記再生装置は、所定数のウェハを一
    度にバッチ処理し、 前記半導体製造システムは、前記処理装置と前記再生装
    置との間に設置されたストッカをさらに含み、前記スト
    ッカは、前記再生装置における所定数をストックし、 前記プログラムは、さらに前記コンピュータに、前記再
    生装置における所定数の非生産品のウェハがストックさ
    れると、前記ストッカから前記再生装置へ前記非生産品
    のウェハを払出すように、前記ストッカを制御するスト
    ッカ制御手順を実行させるプログラムを含む、請求項1
    3に記載のプログラム。
  18. 【請求項18】 前記プログラムは、さらに前記コンピ
    ュータに、前記再生装置から受入れ要求を受信する受信
    手順を実行させるプログラムを含み、 前記ストッカ制御手順は、前記再生装置における所定数
    の非生産品のウェハがストックされ、かつ前記受信手順
    にて再生装置から前記受入れ要求を受信すると、前記ス
    トッカから前記再生装置へ前記非生産品のウェハを払出
    すように、前記ストッカを制御する手順を含む、請求項
    17に記載のプログラム。
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