JP2003022486A - 電池式co警報器 - Google Patents

電池式co警報器

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JP2003022486A
JP2003022486A JP2001207949A JP2001207949A JP2003022486A JP 2003022486 A JP2003022486 A JP 2003022486A JP 2001207949 A JP2001207949 A JP 2001207949A JP 2001207949 A JP2001207949 A JP 2001207949A JP 2003022486 A JP2003022486 A JP 2003022486A
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alarm
voltage drop
concentration
abnormality
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JP2001207949A
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Hiromasa Takashima
裕正 高島
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池寿命を事前に判定することができる電池
式CO警報器を提供すること。 【解決手段】 所定の期間の間電池の電圧を定期的に測
定する測定手段3bと、測定手段3bで測定された電圧
値データに基づいて、経過日数に対する電池電圧低下の
傾きを算出し、算出された傾きにより、電池の電圧が所
定の基準電圧値以下に低下する電池電圧低下日を予測す
る予測手段3cと、経過日数が予測手段で予測された電
池電圧低下日の所定期間前に達したか否かを判定する第
1の判定手段3dとを含む。警報手段4は、第1の判定
手段3dにより、経過日数が予測手段3cで予測された
電池電圧低下日の所定期間前に達したと判定された場合
に、電池寿命を警報する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池式CO警報器
に関し、特に、電池寿命及び電池電圧低下異常を警報す
る電池式CO警報器に関する。
【0002】
【従来の技術】不完全燃焼時に生じるCOを検出して警
報する電池式CO警報器用のCOセンサとしては、一般
的に半導体式ガスセンサが用いられている。COガスを
選択的に検知するためには、センサ素子温度を100°
C以下に保つことが必要であるが、COセンサ素子は、
長時間使用すると大気中の湿度等の影響で、ベース出力
が変化する等の問題があり、定期的に400°C程度の
加熱によるクリーニングが必要である(例えば、実開平
6−86065号公報参照)。
【0003】また、電池を電源としたCO警報器とし
て、定期的に加熱電力を小さくCOセンサにパルス的に
印加し、センサ出力が通常の雰囲気レベルに加熱された
場合、正確にガスを検出するための電力をCOセンサに
印加し検知するものもある(例えば、特開平10−38
832号公報参照)。
【0004】このような電池式CO警報器において、電
池寿命を判定する方式としては、電池電圧をある判定レ
ベルで判定し、電池寿命がCOセンサを駆動させるのに
十分な容量を持っているか否かを確認している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ただし、使用できない
状況になってから電池寿命報知を行うため、速やかに電
池交換ができない場合は、その間CO警報器は正常に作
動できず、万一の不完全燃焼ガス発生時に、ユーザーを
危険に曝すおそれがある。
【0006】そこで、本発明は、上述した従来の問題点
に鑑み、電池寿命を事前に判定することができる電池式
CO警報器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の発明は、図1の基本構成図に
示すように、空気中のCO濃度を検出して、CO濃度検
出信号を出力するCOセンサ1と、上記COセンサ1か
らのCO濃度検出信号が基準CO濃度値を超えた場合に
CO濃度異常を検出するCO濃度異常検出手段3aと、
上記CO濃度異常検出手段3aにより検出された上記C
O濃度異常を警報する警報手段4とを有する電池式CO
警報器において、所定の期間の間上記電池の電圧を定期
的に測定する測定手段3bと、上記測定手段3bで測定
された電圧値データに基づいて、経過日数に対する電池
電圧低下の傾きを算出し、算出された傾きにより、上記
電池の電圧が所定の基準電圧値以下に低下する電池電圧
低下日を予測する予測手段3cと、経過日数が上記予測
手段で予測された上記電池電圧低下日の所定期間前に達
したか否かを判定する第1の判定手段3dとを含み、上
記警報手段4は、上記第1の判定手段3dにより、経過
日数が上記予測手段で予測された上記電池電圧低下日の
所定期間前に達したと判定された場合に、電池寿命を警
報する、ことを特徴とする電池式CO警報器に存する。
【0008】請求項1記載の発明においては、空気中の
CO濃度を検出して、CO濃度検出信号を出力するCO
センサ1と、COセンサ1からのCO濃度検出信号が基
準CO濃度値を超えた場合にCO濃度異常を検出するC
O濃度異常検出手段3aと、CO濃度異常検出手段3a
により検出されたCO濃度異常を警報する警報手段4と
を有する電池式CO警報器において、所定の期間の間電
池の電圧を定期的に測定する測定手段3bと、測定手段
3bで測定された電圧値データに基づいて、経過日数に
対する電池電圧低下の傾きを算出し、算出された傾きに
より、電池の電圧が所定の基準電圧値以下に低下する電
池電圧低下日を予測する予測手段3cと、経過日数が予
測手段で予測された電池電圧低下日の所定期間前に達し
たか否かを判定する第1の判定手段3dとを含む。警報
手段4は、第1の判定手段3dにより、経過日数が予測
手段3cで予測された電池電圧低下日の所定期間前に達
したと判定された場合に、電池寿命を警報する。
【0009】それにより、電池寿命を電池電圧低下日の
所定期間前に報知することができ、電池の取り替えを余
裕を持って行うことができる。
【0010】上記課題を解決するためになされた請求項
2の記載の発明は、さらに、経過日数が上記予測手段3
cで予測された上記電池電圧低下日に達したか否かを判
定する第2の判定手段3eを含み、前記警報手段4は、
上記第2の判定手段3eにより、経過日数が上記予測手
段3cで予測された上記電池電圧低下日に達したと判定
された場合に、電圧低下異常を警報することを特徴とす
る請求項1記載の電池式CO警報器に存する。
【0011】請求項2記載の発明においては、電池式C
O警報器は、さらに、経過日数が予測手段3cで予測さ
れた上記電池電圧低下日に達したか否かを判定する第2
の判定手段3eを含む。警報手段4は、第2の判定手段
3eにより、経過日数が予測手段3cで予測された電池
電圧低下日に達したと判定された場合に、電圧低下異常
を警報する。
【0012】それにより、電池電圧がCO警報器の正常
動作に必要な電圧値以下に下がったことを示す電圧低下
異常を報知することができ、電池の緊急交換を促すこと
ができる。
【0013】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の発明は、前記警報手段4は、前記CO濃度異常
の警報と、前記電池寿命の警報と、前記電圧低下異常の
警報とをそれぞれ異なる形態で行うことを特徴とする請
求項2記載の電池式CO警報器に存する。
【0014】請求項3記載の発明においては、警報手段
4は、CO濃度異常の警報と、電池寿命の警報と、電圧
低下異常の警報とをそれぞれ異なる形態で行う。
【0015】それにより、ユーザーは、警報の違いを認
識することにより、CO濃度異常に対する適切な措置を
講じると共に、電池交換の余裕があるのかまたは緊急を
要するのかを判断することができる。
【0016】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載の発明は、前記警報手段4は、視覚的に表示する
視覚警報手段4cを含み、該視覚警報手段4cは、前記
電池寿命の警報と前記電圧低下異常の警報とを異なる表
示形態で警報することを特徴とする請求項3記載の電池
式CO警報器に存する。
【0017】請求項4記載の発明においては、警報手段
4は、視覚的に表示する視覚警報手段4cを含み、該視
覚警報手段4cは、電池寿命の警報と前記電圧低下異常
の警報とを異なる表示形態で警報する。
【0018】それにより、ユーザーは、警報の違いを視
覚的に認識することにより、電池交換の余裕があるのか
または緊急を要するのかを判断することができる。
【0019】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載の発明は、前記視覚警報手段4cはLED4cか
らなり、該LED4cは、前記電池寿命の警報と前記電
圧低下異常の警報とを異なる点滅速度で警報することを
特徴とする請求項4記載の電池式CO警報器に存する。
【0020】請求項5記載の発明においては、視覚警報
手段4cはLED4cからなり、該LED4cは、電池
寿命の警報と電圧低下異常の警報とを異なる点滅速度で
警報する。
【0021】それにより、ユーザーは、電池交換の余裕
があるのかまたは緊急を要するのかを、LEDの点滅速
度の違いで判断することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2は、本発明の電池式CO警報
器の一実施形態を示すブロック図である。
【0023】図2において、電池式CO警報器は、CO
センサ1、電池2、CPU3、ブザー4aとLED(発
光ダイオード)4b,4cとを含む警報手段4、トラン
ジスタ5〜8、及び抵抗9〜11から構成される。
【0024】COセンサ1は、一端がpnp型のトラン
ジスタ5のコレクタに接続されると共に、他端が電池2
のマイナス端子に接続されている。そして、CPU3か
ら指令されてトランジスタ5がオンすると、COセンサ
1は、その出力端子からCO濃度に応じたCO濃度検出
信号を抵抗11を介してCPU3に供給する。
【0025】電池2は、本電池式CO警報器の駆動源と
なるもので、COセンサ1、CPU3、ブザー4a、L
ED4bおよび4cに所定の電源を供給し、それらを駆
動させる。
【0026】CPU3は、本電池式CO警報器の動作を
統括制御するもので、電池2から電源供給を受け、CO
濃度異常検出手段3a、測定手段3b、予測手段3c、
第1の判定手段3d及び第2の判定手段3eとして働
く。また、CPU3は、COセンサ1、ブザー4a及び
LED4b,4cをそれぞれ駆動制御するトランジスタ
5〜8と、COセンサ1の出力端子に接続される。更
に、CPU3は、制御プログラムを格納するROM、及
び処理過程で発生するデータ等を格納するRAM等の記
憶部、並びに動作経過時間をカウントするタイマを有し
ており、上記制御プログラムにしたがって後述の電圧低
下検出、CO濃度異常検出、それに伴う警報制御等を行
う。
【0027】ブザー4aは、電池2のプラス端子とnp
n型のトランジスタ6のコレクタとの間に接続されてい
る。そして、CPU3からのパルス信号に応じてトラン
ジスタ6がオンすると、それに伴って、ブザー4aは所
定の周波数で鳴動する。
【0028】LED4a及び4cは、それぞれ、電池2
のプラス端子とnpn型のトランジスタ7及び8の各コ
レクタとの間に接続されている。そして、CPU3から
のパルス信号に応じてトランジスタ7及び8がオンする
と、それらに伴って、LED4b及び4cは所定の周波
数で点滅する。LED4b及び4cは、本電池式CO警
報器では、それぞれ、CO濃度異常警報及び電池電圧低
下警報のために利用されるもので、それぞれ異なる色の
発光素子であり、色により両者が識別できるように設定
されている。たとえば、CO濃度異常警報用のLED4
bは赤色の発光素子、電池電圧警報用のLED4cは黄
色の発光素子が使用されている。
【0029】上述のように、電圧低下及びCO濃度異常
をそれぞれ異なる表示により区別して視覚的に警報する
ことにより、使用者は、直感的に異常の原因を認識する
ことができるようになる。したがって、警報発生の原因
を取り除くのが容易になり、早急に警報音を停止させて
騒音発生を防ぐ一助となる。
【0030】なお、抵抗9及び10によって分圧された
電池電圧は、上記CO濃度異常を検出する際の基準CO
濃度値に対応する電圧として利用すべくCPU3に供給
される。
【0031】次に、上述の構成を有する電池式CO警報
器の基本動作について説明すると、電源オンに基づくC
PU3からの作動開始信号がベースに供給されたことに
よるトランジスタ5のオン動作に伴い、CO濃度検出を
開始したCOセンサ1からのCO濃度検出信号は、抵抗
10を介してCPU3に供給される。
【0032】このCO濃度検出信号を受けたCPU3
は、抵抗9及び10の分圧による基準CO濃度値と比較
することにより、検出したCO濃度値が正常範囲である
か、異常範囲であるかを判定する。そして、この判定結
果に基づいて異常範囲である場合には、CPU3は、ト
ランジスタ6を制御してブザー4aを鳴動させたり、ト
ランジスタ7を制御して赤色のLED4bを点滅させた
りする。
【0033】また、CPU3は、電池2の電池電圧低下
チェックも行っており、電池電圧を所定の基準電圧値と
比較することにより、これが正常範囲であるか、異常範
囲であるかを判定する。そして、判定結果が電圧低下異
常である場合には、CPU3はトランジスタ6を制御し
てブザー4aを鳴動させたり、トランジスタ8を制御し
て黄色のLED4cを点滅させたりする。この電池2の
電圧低下時のブザー4aの鳴動音と、CO濃度異常時の
ブザー4aの鳴動音とは区別可能となるように、CPU
3は、トランジスタ6に印加する駆動パルスの周波数等
を変える。
【0034】次に、図3のフローチャートを用いて、図
2のCO警報器におけるCO警報処理の手順について説
明する。
【0035】まず、CPU3は、COセンサ1でCO濃
度値を検出し(ステップS1)、次いで、不完全燃焼が
あるか否か、すなわち、CO濃度検出値が基準C0濃度
値以上か否かを判定する(ステップS2)。その答がノ
ーならば、ステップS1に戻り、CO濃度の検出を継続
する。一方、その答がイエスならば、CPU3は、警報
用タイマをスタートさせ(ステップS3)、次いで、ト
ランジスタ6及び7を制御して、ブザー4aを鳴動させ
ると共に赤色のLED4bを点滅させて、CO濃度異常
の警報動作を行わせる(ステップS4)。
【0036】次いで、CPU3は、警報用タイマのカウ
ントが所定時間、たとえば60秒間経過したか否かを判
定する(ステップS5)。その答がノーならば、ステッ
プS4に戻り、ブザー4aの鳴動と赤色のLED4bの
点滅によるCO濃度異常の警報動作を継続する。
【0037】ステップS5の答がイエスならば、次い
で、CPU3は、トランジスタ6及び7をオフ制御し
て、ブザー4aの鳴動と赤色のLED4bの点滅による
CO濃度異常の警報動作を停止させ(ステップS6)、
次いで、警報用タイマをリセットし(ステップS7)、
次いで処理を終了する。
【0038】次に、図4および図5のフローチャートを
用いて、図2のCO警報器における電池寿命及び電圧低
下警報処理の手順について説明する。
【0039】まず、CPU3は、カレンダ用タイマをス
タートし(ステップS11)、次いで、供給されている
電池2の電圧値を定期的に測定する(ステップS1
2)。たとえば、電池2の電圧値の測定は、1日1回行
われ、測定された各電圧値は記憶部に時系列に格納され
る。次いで、CPU3は、カレンダ用タイマのカウント
が所定期間(たとえば、1年)経過したか否かを判定す
る(ステップS13)。その答がノーならば、ステップ
S12に戻り、電池2の電圧値の測定が継続される。
【0040】一方、ステップS13の答がイエスなら
ば、CPU3は、記憶部に格納された複数の電圧値デー
タに基づいて、経過日数に対する電池電圧低下の傾きを
算出し、算出された傾きにより、電池2の電圧が所定の
基準電圧値(すなわち、このCO警報器が正常に動作す
るための電圧値)以下に低下する電池電圧低下日を予測
する(ステップS14)。
【0041】次いで、CPU3は、カレンダ用タイマの
カウント値により、経過日数が上述の予測された電池電
圧低下日の所定期間前、たとえば1ヶ月前、に達したか
否かを判定する(ステップS15)。その答がイエスな
らば、CPU3は、警報用タイマをスタートさせ(ステ
ップS16)、次いで、トランジスタ6及び8を制御し
て、ブザー4aをCO濃度異常警報時と異なる鳴動音で
鳴動させると共に黄色のLED4cを点滅させて、電池
寿命が約1ヶ月で終了することを報知する警報動作を行
わせる(ステップS17)。このとき、黄色のLED4
cは、たとえば、1秒間点灯及び2秒間消灯のタイミン
グで点滅動作させる。
【0042】次いで、CPU3は、警報用タイマのカウ
ントが所定時間、たとえば60秒間経過したか否かを判
定する(ステップS18)。その答がノーならば、ステ
ップS17に戻り、ブザー4aの鳴動と黄色のLED4
cの点滅による電池寿命の警報動作を継続する。
【0043】一方、ステップS18の答がイエスなら
ば、次いで、CPU3は、トランジスタ6及び8をオフ
制御して、ブザー4aの鳴動と黄色のLED4cの点滅
による電池寿命の警報動作を60秒間で停止させ(ステ
ップS19)、次いで、警報用タイマをリセットする
(ステップS20)。
【0044】次いで、CPU3は、カレンダ用タイマの
カウント値により、経過日数が上述の予測された電池電
圧低下日の1週間前に達したか否かを判定する(ステッ
プS21)。その答がイエスならば、CPU3は、警報
用タイマをスタートさせ(ステップS22)、次いで、
トランジスタ6及び8を制御して、ブザー4aをCO濃
度異常警報時と異なる鳴動音で鳴動させると共に黄色の
LED4cを点滅させて、電池寿命の警報動作を行わせ
る(ステップS23)。このとき、黄色のLED4c
は、たとえば、1秒間点灯及び1秒間消灯のように、上
述の1ヶ月前の警報より速いタイミングで点滅動作させ
る。
【0045】次いで、CPU3は、警報用タイマのカウ
ントが所定時間、たとえば60秒間経過したか否かを判
定する(ステップS24)。その答がノーならば、ステ
ップS23に戻り、ブザー4aの鳴動と黄色のLED4
cの点滅による電池寿命の警報動作を継続する。
【0046】一方、ステップS24の答がイエスなら
ば、次いで、CPU3は、トランジスタ6及び8をオフ
制御して、ブザー4aの鳴動と黄色のLED4cの点滅
による電池寿命の警報動作を60秒間で停止させ(ステ
ップS25)、次いで、警報用タイマをリセットする
(ステップS26)。
【0047】次いで、CPU3は、カレンダ用タイマの
カウント値により、経過日数が上述の予測された電池電
圧低下日に達したか否かを判定する(ステップS2
7)。その答がイエスならば、CPU3は、警報用タイ
マをスタートさせ(ステップS28)、次いで、トラン
ジスタ6及び8を制御して、ブザー4aをCO濃度異常
警報時と異なる鳴動音で鳴動させると共に黄色のLED
4cを点滅させて、電池電圧低下異常の警報動作を行わ
せる(ステップS29)。このとき、黄色のLED4c
は、たとえば、0.5秒間点灯及び0.5秒間消灯のよ
うに、上述の1ヶ月及び1週間前の電池寿命警報より速
いタイミングで点滅動作させる。
【0048】次いで、CPU3は、警報用タイマのカウ
ントが所定時間、たとえば60秒間経過したか否かを判
定する(ステップS30)。その答がノーならば、ステ
ップS29に戻り、ブザー4aの鳴動と黄色のLED4
cの点滅による電池電圧低下異常の警報動作を継続す
る。
【0049】一方、ステップS30の答がイエスなら
ば、次いで、CPU3は、トランジスタ6及び8をオフ
制御して、ブザー4aの鳴動と黄色のLED4bの点滅
による電池電圧低下異常の警報動作を60秒間で停止さ
せ(ステップS31)、次いで、警報用タイマをリセッ
トし(ステップS32)、次いで、CO警報器の機能を
停止させ(ステップS33)、次いで処理を終了する。
【0050】このように、電池寿命を予測された電池電
圧低下日の所定期間前に報知することができ、電池の取
り替えを余裕を持って行うことができる。また、電池電
圧がCO警報器の正常動作に必要な電圧値以下に下がっ
たことを示す電圧低下異常を報知することができ、電池
の緊急交換を促すことができる。
【0051】また、ユーザーは、警報の違いを認識する
ことにより、CO濃度異常に対する適切な措置を講じる
と共に、電池交換の余裕があるのかまたは緊急を要する
のかを判断することができる。また、ユーザーは、警報
の違いを視覚的に認識することにより、電池交換の余裕
があるのかまたは緊急を要するのかを判断することがで
きる。さらに、ユーザーは、電池交換の余裕があるのか
または緊急を要するのかを、LEDの点滅速度の違いで
判断することができる。
【0052】以上の通り、本発明の実施の形態について
説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用
が可能である。
【0053】たとえば、上述の実施例では、電池寿命の
警報を予測された電池電圧低下日の1ヶ月前及び1週間
前に行っているが、これら以外の任意の期間前とするこ
とができる。また、上述の実施例では、電池寿命の警報
回数を1ヶ月前及び1週間前の2回としているが、何回
でも良い。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電池寿命
を予測された電池電圧低下日の所定期間前に報知するこ
とができ、電池の取り替えを余裕を持って行うことがで
きる。
【0055】請求項2記載の発明によれば、電池電圧が
CO警報器の正常動作に必要な電圧値以下に下がったこ
とを示す電圧低下異常を報知することができ、電池の緊
急交換を促すことができる。
【0056】請求項3記載の発明によれば、ユーザー
は、警報の違いを認識することにより、CO濃度異常に
対する適切な措置を講じると共に、電池交換の余裕があ
るのかまたは緊急を要するのかを判断することができ
る。
【0057】請求項4記載の発明によれば、ユーザー
は、警報の違いを視覚的に認識することにより、電池交
換の余裕があるのかまたは緊急を要するのかを判断する
ことができる。
【0058】請求項5記載の発明によれば、ユーザー
は、電池交換の余裕があるのかまたは緊急を要するのか
を、LEDの点滅速度の違いで判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電池式CO警報器の基本構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明による電池式CO警報器の実施の形態を
示す回路図である。
【図3】図2の回路図におけるCO濃度異常警報処理の
手順を示すフローチャートである。
【図4】図2の回路図における電池寿命及び電圧低下異
常警報処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】図2の回路図における電池寿命及び電圧低下異
常警報処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 COセンサ 2 電池 3 CPU(CO濃度異常検出手段3a、測定手段3
b、予測手段3c、第1の判定手段3d、第2の判定手
段3e) 4 警報手段 4a ブザー 4b LED 4c LED
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G060 AA01 AB08 AE19 HC15 HD00 HD01 HE02 5C086 AA02 AA32 BA11 CA02 CB12 DA08 DA10 EA08 EA11 EA13 EA45 FA02 FA13 5G003 BA01 DA02 DA13 EA06 EA08 GC05 5H030 AA06 AS11 FF44 FF52

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気中のCO濃度を検出して、CO濃度
    検出信号を出力するCOセンサと、上記COセンサから
    のCO濃度検出信号が基準CO濃度値を超えた場合にC
    O濃度異常を検出するCO濃度異常検出手段と、上記C
    O濃度異常検出手段により検出された上記CO濃度異常
    を警報する警報手段とを有する電池式CO警報器におい
    て、 所定の期間の間上記電池の電圧を定期的に測定する測定
    手段と、 上記測定手段で測定された電圧値データに基づいて、経
    過日数に対する電池電圧低下の傾きを算出し、算出され
    た傾きにより、上記電池の電圧が所定の基準電圧値以下
    に低下する電池電圧低下日を予測する予測手段と、 経過日数が上記予測手段で予測された上記電池電圧低下
    日の所定期間前に達したか否かを判定する第1の判定手
    段とを含み、 上記警報手段は、上記第1の判定手段により、経過日数
    が上記予測手段で予測された上記電池電圧低下日の所定
    期間前に達したと判定された場合に、電池寿命を警報す
    る、 ことを特徴とする電池式CO警報器。
  2. 【請求項2】 さらに、経過日数が上記予測手段で予測
    された上記電池電圧低下日に達したか否かを判定する第
    2の判定手段を含み、 前記警報手段は、上記第2の判定手段により、経過日数
    が上記予測手段で予測された上記電池電圧低下日に達し
    たと判定された場合に、電圧低下異常を警報することを
    特徴とする請求項1記載の電池式CO警報器。
  3. 【請求項3】 前記警報手段は、前記CO濃度異常の警
    報と、前記電池寿命の警報と、前記電圧低下異常の警報
    とをそれぞれ異なる形態で行うことを特徴とする請求項
    2記載の電池式CO警報器。
  4. 【請求項4】 前記警報手段は、視覚的に表示する視覚
    警報手段を含み、該視覚警報手段は、前記電池寿命の警
    報と前記電圧低下異常の警報とを異なる表示形態で警報
    することを特徴とする請求項3記載の電池式CO警報
    器。
  5. 【請求項5】 前記視覚警報手段はLEDからなり、該
    LEDは、前記電池寿命の警報と前記電圧低下異常の警
    報とを異なる点滅速度で警報することを特徴とする請求
    項4記載の電池式CO警報器。
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