JP2003022101A - Pioコントロール装置 - Google Patents

Pioコントロール装置

Info

Publication number
JP2003022101A
JP2003022101A JP2001204826A JP2001204826A JP2003022101A JP 2003022101 A JP2003022101 A JP 2003022101A JP 2001204826 A JP2001204826 A JP 2001204826A JP 2001204826 A JP2001204826 A JP 2001204826A JP 2003022101 A JP2003022101 A JP 2003022101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant controller
pio
card
control circuit
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001204826A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Morikawa
武男 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001204826A priority Critical patent/JP2003022101A/ja
Priority to KR10-2002-0000948A priority patent/KR100433457B1/ko
Publication of JP2003022101A publication Critical patent/JP2003022101A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/418Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラントコントローラの設備更新時に、既設
PIOを流用してPIO信号の繋ぎ換えを不要とし、新
旧コントローラ部のみを切替接続可能として、停止時間
の短い設備更新に適用可能とし、工事に要する時間の削
減および費用の削減を実現したPIOコントロール装置
を得る。 【解決手段】 複数のI/Oカード24、25が接続さ
れた制御回路20a、メモリ20b、制御回路20aに
よりON/OFFされるバス切替スイッチ14、バス切
替スイッチ14を介して選択される2つのIOバスケー
ブル23を備え、制御回路20aは、バス切替スイッチ
14および2つのIOバスケーブル23を介して、2つ
の異なるプラントコントローラ21、22に選択的に切
替接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プロセス制御
(プラントに設置されたスイッチ、センサなどの入力信
号、および、リレー、バルブなどの出力信号の制御)を
行う分散型制御システムなどに適用されるプラントコン
トローラのプロセス入出力(以下、「PIO」と記す)
コントロール装置に関し、特に、2つのプラントコント
ローラに対する切替機能を有するPIOコントロール装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、PIOコントロール装置に接続さ
れたプラントコントローラを、既設のプラントコントロ
ーラから、新規に設置される新設プラントコントローラ
に更新する場合、プラント設備を長期間停止させる必要
がある。
【0003】すなわち、プラントコントローラ更新時に
おいては、設備を停止させて、新設プラントコントロー
ラヘのPIO信号の接続切替を行うとともに、新設プラ
ントコントローラのソフトウェア(以下、「S/W」と
記す)の調整を行う必要がある。
【0004】また、既設プラントコントローラのPIO
信号を新設プラントコントローラでモニタする必要があ
る場合には、ケーブルを一旦切断するとともに、リレー
などでPIO信号を増幅したうえで、新設プラントコン
トローラおよび既設プラントコントローラに各々ケーブ
ルを引き直す必要がある。
【0005】また、プラントコントローラ更新時の切替
移行期間中と切替後とにおいては、新設プラントコント
ローラのS/Wを変更する必要があり、移行期間中と切
替後との2種類のS/Wを作成する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のPIOコントロ
ール装置は以上のように、プラントコントローラ更新時
に、新設プラントコントローラへのPIO信号の接続替
えを行うために、長期間にわたってプラント設備を停止
させる必要があり、多大な工事期間およびコストを要す
るという問題点があった。
【0007】また、PIO信号をモニタする必要が生じ
た場合に、ケーブルを切断する必要があるうえ、リレー
などでPIO信号を増幅した後でケーブルを引き直す必
要があり、長い作業時間を要することから設備を長期間
停止させる必要があるので、膨大な費用および期間が必
要になるという問題点があった。
【0008】さらに、プラントコントローラ更新時に、
新設プラントコントローラのS/W調整を設備休止時な
どの限られた期間内で実行する必要があり、制約が多い
うえ、移行期間中と切替後とに対応した2種類のS/W
を作成する必要があり、費用、工期、試験などに多大な
時間を要するという問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、プラントコントローラの切替機
能を付加することにより、PIO外線を変更することな
く既設PIOを流用して、新旧2つの異なるプラントコ
ントローラの切替接続を容易にし、長期間の設備停止を
回避するとともに、PIO信号の接続替えを不要とした
PIOコントロール装置を得ることを目的とする。
【0010】また、この発明は、既設プラントコントロ
ーラのPIO入力信号をモニタする機能を付加すること
により、新設プラントコントローラのS/W調整時間を
大幅に短縮し、新設プラントコントローラへの移行期間
中および切替後におけるS/Wの変更を不要としたPI
Oコントロール装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るPIOコ
ントロール装置は、複数のI/Oカードが接続された制
御回路と、制御回路に接続されたメモリと、制御回路に
よりON/OFFが切替えられるバス切替スイッチと、
バス切替スイッチを介して選択される2つのIOバスケ
ーブルとを備え、制御回路は、バス切替スイッチおよび
2つのIOバスケーブルを介して、2つの異なるプラン
トコントローラに選択的に切替接続されるものである。
【0012】また、この発明に係るPIOコントロール
装置の2つのプラントコントローラは、既設プラントコ
ントローラと、新規に設置される新設プラントコントロ
ーラとを含み、制御回路は、既設プラントコントローラ
を選択中に、稼働中にある既設プラントコントローラの
第1のPIO入力信号をメモリに格納する第1のPIO
格納手段と、メモリ内のデータを新設プラントコントロ
ーラに送信して、第1のPIO入力信号を新設プラント
コントローラでモニタさせる第1のモニタ手段とを備え
たものである。
【0013】また、この発明に係るPIOコントロール
装置の制御回路は、既設プラントコントローラを選択中
に、新設プラントコントローラが出力する第2のPIO
信号をメモリに格納する第2のPIO格納手段を備えた
ものである。
【0014】また、この発明に係るPIOコントロール
装置は、メモリに接続された不揮発性メモリを備え、制
御回路は、新設プラントコントローラの起動時に、I/
OカードにアクセスしてI/Oカードの有無を判定する
カード有無判定手段と、I/Oカードの有無判定時に、
I/Oカードからの応答信号を不揮発性メモリに格納す
るカードデータ格納手段と、応答信号のあったカードデ
ータのみを新設プラントコントローラに送信してモニタ
させる第2のモニタ手段とを備えたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、図面を参照
しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明
する。図1はこの発明の実施の形態1を概略的に示すブ
ロック構成図である。
【0016】図1において、PIOコントロール装置2
0の制御回路20aは、2つの異なるプラントコントロ
ーラ(後述する)のIOバスの切替を制御する切替制御
手段と、増設IOバスに接続されるI/Oカード(後述
する)の情報をメモリ20bに格納する格納手段とを備
えている。
【0017】IOバス接続用のコネクタ11は、既設プ
ラントコントローラのIOバスケーブル(後述する)を
制御回路20aに接続する。IOバス接続用のコネクタ
12は、新設プラントコントローラのIOバスケーブル
(後述する)を制御回路20aに接続する。
【0018】バス切替スイッチ14は、制御回路20a
の制御下で、コネクタ11、12のいずれか一方を選択
的に有効化するように切替動作される。増設IOバス接
続用のコネクタ15、16は、PIOコントロール装置
20にI/Oカードを増設するために、IOバスケーブ
ル(後述する)を制御回路20aに接続する。
【0019】次に、図1に示したこの発明の実施の形態
1による動作ついて説明する。まず、制御回路20a
は、バス切替スイッチ14のON/OFF状態を読み取
り、既設プラントコントローラのIOバスを接続するコ
ネクタ11と、新設プラントコントローラのIOバスを
接続するコネクタ12とのどちらか一方を、増設IOバ
ス接続用のコネクタ15、16に接続するかを決定す
る。
【0020】このとき、後述するように、バス切替スイ
ッチ14がON状態であれば、新設プラントコントロー
ラ側が選択され、バス切替スイッチ14がOFF状態で
あれば、既設プラントコントローラ側が選択される。
【0021】次に、図2〜図4を参照しながら、この発
明の実施の形態1による切替機能を備えたPIOコント
ロール装置を用いたプラントコントローラ更新手順につ
いて説明する。
【0022】図2〜図4はこの発明の実施の形態1を使
用したプラントコントローラ更新手順を示すブロック構
成図であり、各図において、前述(図1参照)と同様の
ものについては、同一符号を付して詳述を省略する。
【0023】図2は既設プラントコントローラ21の接
続状態、図3は既設プラントコントローラ21および新
設プラントコントローラ22が接続されたパララン調整
時の状態、図4は新設プラントコントローラ22の選択
状態(プログラム調整完了状態)をそれぞれ示してい
る。
【0024】図3において、PIOコントロール装置2
0内の制御回路20aには、既設プラントコントローラ
21と、新規に設置される新設プラントコントローラ2
2とが接続される。また、既設プラントコントローラ2
1および新設プラントコントローラ22は、それぞれの
プログラム21a、22aを有する。
【0025】PIOコントロール装置20内の制御回路
20aは、IOバスケーブル23を介して、I/Oカー
ド24および増設I/Oカード25に接続されている。
また、制御回路20aは、バス切替スイッチ14および
IOバスケーブル23を介して、各プラントコントロー
ラ21または22に接続される。
【0026】制御回路20aには、メモリ20bおよび
複数のI/Oカード24、25が接続されている。ま
た、制御回路20aは、バス切替スイッチ14のON/
OFFを切替えて2つのIOバスケーブル23を選択
し、バス切替スイッチ14および2つのIOバスケーブ
ル23を介して、2つの異なるプラントコントローラ2
1、22に選択的に切替接続されるようになっている。
【0027】まず、図2の既設状態において、既設PI
Oコントロール装置20Aは、I/Oカード24に接続
されるとともに、IOバスケーブル23を介して、既設
プラントコントローラ21および増設I/Oカード25
に接続されている。
【0028】ここで、図2の既設状態から図3のパララ
ン調整時の構成とするため、まず、既設PIOコントロ
ール装置20AをPIOコントロール装置20に交換
し、新設プラントコントローラ22を新規に設置する。
【0029】このとき、図3に示すように、バス切替ス
イッチ14がOFF状態であり、制御回路20aには、
既設プラントコントローラ21が接続されている。この
状態で、既設プラントコントローラ21による操業中
に、新設プラントコントローラ22のプログラム22a
を調整して、パララン調整を行う。
【0030】プログラム22aの調整が完了すると、図
4に示すように、制御回路20aの接続対象から既設プ
ラントコントローラ21を撤去して、新設プラントコン
トローラ22のみを接続対象とし、プラントコントロー
ラの更新を行う。
【0031】このように、プラントコントローラ21、
22に対するPIOコントロール装置20のPIOコン
トロール部に、バス切替スイッチ14による切替機能を
付加することにより、PIO外線を変更することなく、
新旧のプラントコントローラ21、22を容易に切替え
ることができる。
【0032】また、2つの異なるプラントコントローラ
21、22を接続可能な構成とすることにより、長期間
にわたり設備を停止する必要がなくなり、PIO信号の
接続替えを不要とすることができる。
【0033】すなわち、既設プラントコントローラ21
から新設プラントコントローラ22に設備を更新する際
に、PIO信号の繋ぎ換えが不要となるので、停止時間
の短い設備更新に適用することができ、工事に要する時
間の削減および費用の削減を実現することができる。
【0034】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、メモリ20bに対するデータ格納処理およびモニタ
機能について言及しなかったが、具体的には、以下のよ
うにデータを格納してモニタ機能を実現する。
【0035】以下、図面を参照しながら、モニタ機能を
具備したこの発明の実施の形態2について説明する。
【0036】図5はこの発明の実施の形態2を使用した
システムを示すブロック構成図であり、前述(図3参
照)と同様のものについては、同一符号を付して詳述を
省略する。
【0037】図5において、制御回路20aは、既設プ
ラントコントローラ21を選択中に、稼働中にある既設
プラントコントローラ21のPIO入力信号をメモリ2
0bに格納するPIO格納手段と、新設プラントコント
ローラ22を選択中に、メモリ20b内のデータを新設
プラントコントローラ22に送信して、新設プラントコ
ントローラ22でモニタさせるモニタ手段とを備えてい
る。
【0038】まず、図5のように、バス切替スイッチ1
4がOFFの場合、制御回路20aは、バス切替スイッ
チ14およびIOバスケーブル23を介して、既設プラ
ントコントローラ21側に接続されている。
【0039】この状態で、既設プラントコントローラ2
1のプログラム21aは、制御回路20aと関連して、
I/Oカード24および増設I/Oカード25をアクセ
スし、I/Oカード24および増設I/Oカード25の
入力信号(PIO信号)を、既設プラントコントローラ
21に送るとともにメモリ20bに格納する。
【0040】このとき、新設プラントコントローラ22
のプログラム22aがI/Oカード24および増設I/
Oカード25をアクセスすると、制御回路20aは、メ
モリ20bに格納されている値を、IOバスケーブル2
3を介して、新設プラントコントローラ22に返送す
る。
【0041】これにより、既設プラントコントローラ2
1から新設プラントコントローラ22に設備更新する際
に、既設プラントコントローラ21のPIO入力信号を
モニタすることができる。
【0042】これにより、設備稼働中においても、新設
プラントコントローラ22のS/Wを調整することがで
き、新設プラントコントローラ22のS/Wデバッグ調
整時間およびプラント調整時間を大幅に短縮することが
できる。
【0043】さらに、PIOコントロール装置20は、
既設のI/Oカード24および増設I/Oカード25の
アクセス速度に影響を与えず、I/Oカード24および
増設I/Oカード25の入力信号をメモリ20bに格納
するので、マイクロプロセッサを搭載せずに、ハードウ
エアのみで安価に構成することができる。
【0044】実施の形態3.なお、上記実施の形態2で
は、新設プラントコントローラ22によるPIO出力信
号(メモリ20bへの出力データ書込み)について言及
しなかったが、新設プラントコントローラ22の出力デ
ータは、具体的には、以下のように書込まれる。
【0045】以下、前述の図5を参照しながら、新設プ
ラントコントローラ22の出力データを書込み可能に構
成したこの発明の実施の形態3について説明する。この
場合、制御回路20aは、既設プラントコントローラ2
1を選択中に、新設プラントコントローラ22が出力す
るPIO信号をメモリ20bに格納する第2のPIO格
納手段を備えている。
【0046】まず、図5のように、バス切替スイッチ1
4がOFF状態の場合、制御回路20aは、IOバスケ
ーブル23を介して既設プラントコントローラ21側に
接続されている。
【0047】この状態で、新設プラントコントローラ2
2のプログラム22aがI/Oカード24および増設I
/Oカード25に出力データ(PIO信号)を書込もう
としても、実際には、PIOコントロール装置20内の
制御回路20aが既設プラントコントローラ21により
動作しているので、I/Oカード24および増設I/O
カード25に出力データを書込むことはできない。
【0048】したがって、新設プラントコントローラ2
2のプログラム22aがI/Oカード24および増設I
/Oカード25に出力データを書込もうとした場合、制
御回路20aは、その出力データをI/Oカード24お
よび増設I/Oカード25に送らずに内部のメモリ20
bに格納する。
【0049】このように、既設プラントコントローラ2
1から新設プラントコントローラ22に設備更新する際
に、既設プラントコントローラ21の稼働中に、新設プ
ラントコントローラ22の出力データを格納することが
できる。
【0050】したがって、新設プラントコントローラ2
2のプログラム22aは、PIO信号を出力させること
ができ、切替移行期間中および切替後のいずれも新設プ
ラントコントローラ22のS/W変更が不要となり、S
/Wの設計時間およびデバッグ時間を大幅に削減するこ
とができる。
【0051】実施の形態4.なお、上記実施の形態1〜
3では、I/Oカード24およびI/Oカード25から
の応答信号の格納手段について言及しなかったが、具体
的には、以下のように、I/Oカード24およびI/O
カード25からの応答信号を不揮発性メモリに格納す
る。
【0052】以下、図面を参照しながら、この発明の実
施の形態4について説明する。図6および図7はこの発
明の実施の形態4による新設プラントコントローラ22
の初期起動動作を説明するためのブロック構成図であ
り、前述(図5参照)と同様のものについては、同一符
号を付して詳述を省略する。
【0053】図6は新設プラントコントローラ22の初
期起動の状態、図7は既設プラントコントローラ21に
復帰接続した状態を示している。図6および図7におい
て、PIOコントロール装置20Dは、制御回路20a
およびメモリ20bに接続された不揮発性メモリ20c
を備えている。
【0054】また、制御回路20aは、新設プラントコ
ントローラ22の初期起動時に、I/Oカード24、2
5にアクセスしてI/Oカードの有無を判定するカード
有無判定手段と、I/Oカード24、25の有無判定時
に、I/Oカード24、25からの応答信号R1、R2
を不揮発性メモリ20cに格納するカードデータ格納手
段と、応答信号R1、R2のあったカードデータのみを
新設プラントコントローラ22に送信してモニタさせる
第2のモニタ手段とを備えている。
【0055】まず、図6のように、設備更新に先だっ
て、バス切替スイッチ14をOFF状態からON状態に
切替えて、制御回路20aに対する接続対象として、新
設プラントコントローラ22を選択する。
【0056】これにより、新設プラントコントローラ2
2は、初期起動され、I/Oカード24および増設I/
Oカード25にアクセスし、I/Oカード24および増
設I/Oカード25の有無を判定した際に、I/Oカー
ド24および増設I/Oカード25からの応答信号R
1、R2を不揮発性メモリ20cに格納する。
【0057】すなわち、新設プラントコントローラ22
の初期起動により、新設プラントコントローラ22の動
作に関連した応答信号R1、R2が不揮発性メモリ20
cに格納される。
【0058】以下、図7のように、バス切替スイッチ1
4をOFF状態に復帰させて、既設プラントコントロー
ラ21が選択された状態に戻し、既設プラントコントロ
ーラ21を起動する。
【0059】このとき、新設プラントコントローラ22
の動作に必要なカードデータ(I/Oカード24および
増設I/Oカード25からの応答信号R1、R2)のみ
が不揮発性メモリ20cに格納されている。
【0060】その後、設備更新時に新設プラントコント
ローラ22を起動すると、制御回路20aは、不揮発性
メモリ20cに格納されたカードデータ(I/Oカード
24および増設I/Oカード25からの応答信号R1、
R2)を新設プラントコントローラ22に返信する。
【0061】このように、不揮発性メモリ20cを設け
ることにより、既設プラントコントローラ21から新設
プラントコントローラ22に設備更新する際に、先だっ
て、新設プラントコントローラ22の初期起動時に、新
設プラントコントローラ22からI/Oカード24およ
び増設I/Oカード25にアクセスして、カード有無を
判定した際に、I/Oカード24および増設I/Oカー
ド25からの応答信号R1、R2を不揮発性メモリ20
cに格納することができる。
【0062】したがって、実際の設備更新時に、バス切
替スイッチ14がONされて新設プラントコントローラ
22が選択された時点で、新設プラントコントローラ2
2に必要なI/Oカード24および増設I/Oカード2
5の入力データ(応答信号R1、R2)のみをモニタす
ることができ、新設プラントコントローラ22の起動/
停止を既設プラントコントローラ21とは非同期に実行
することができる。
【0063】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
のI/Oカードが接続された制御回路と、制御回路に接
続されたメモリと、制御回路によりON/OFFが切替
えられるバス切替スイッチと、バス切替スイッチを介し
て選択される2つのIOバスケーブルとを備え、制御回
路は、バス切替スイッチおよび2つのIOバスケーブル
を介して、2つの異なるプラントコントローラに選択的
に切替接続されるようにしたので、プラントコントロー
ラの設備更新時にPIO信号の繋ぎ換えが不要となり、
停止時間の短い設備更新に適用することができるととも
に、工事に要する時間の削減および費用の削減を実現し
たPIOコントロール装置が得られる効果がある。
【0064】また、この発明によれば、2つのプラント
コントローラは、既設プラントコントローラと、新規に
設置される新設プラントコントローラとを含み、制御回
路は、既設プラントコントローラを選択中に、稼働中に
ある既設プラントコントローラの第1のPIO入力信号
をメモリに格納する第1のPIO格納手段と、メモリ内
のデータを新設プラントコントローラに送信して、第1
のPIO入力信号を新設プラントコントローラでモニタ
させる第1のモニタ手段とを備えたので、プラントコン
トローラの設備更新時にPIO入力信号をモニタするこ
とができ、新設プラントコントローラのS/Wデバッグ
調整時間およびプラント調整時間を大幅に削減したPI
Oコントロール装置が得られる効果がある。
【0065】また、この発明によれば、制御回路は、既
設プラントコントローラを選択中に、新設プラントコン
トローラが出力する第2のPIO信号をメモリに格納す
る第2のPIO格納手段を備えたので、プラントコント
ローラの設備更新時に、切替移行期間中と切替後ともに
新設プラントコントローラのS/Wの変更が不要とな
り、S/Wの設計時間およびデバッグ時間を大幅に削減
したPIOコントロール装置が得られる効果がある。
【0066】また、この発明に係るPIOコントロール
装置は、メモリに接続された不揮発性メモリを備え、制
御回路は、新設プラントコントローラの起動時に、I/
OカードにアクセスしてI/Oカードの有無を判定する
カード有無判定手段と、I/Oカードの有無判定時に、
I/Oカードからの応答信号を不揮発性メモリに格納す
るカードデータ格納手段と、応答信号のあったカードデ
ータのみを新設プラントコントローラに送信してモニタ
させる第2のモニタ手段とを備えたので、プラントコン
トローラの設備更新時に、新設プラントコントローラの
初期起動時にI/Oカードにアクセスし、I/Oカード
の有無判定時にI/Oカードからの応答信号を不揮発性
メモリに格納し、応答信号を出力したI/Oカードの入
力データのみをモニタすることができ、新設プラントコ
ントローラの起動/停止を既設プラントコントローラと
は非同期に実行することのできるPIOコントロール装
置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による切替機能を備
えたPIOコントロール装置のシステム全体を示すブロ
ック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を適用したプラント
コントローラの設備更新手順を説明するためのブロック
構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1を適用したプラント
コントローラの設備更新手順を説明するためのブロック
構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態1を適用したプラント
コントローラの設備更新手順を説明するためのブロック
構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による切替機能を備
えたPIOコントロール装置のシステム全体を示すブロ
ック構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態4による新設プラント
コントローラの起動手順を説明するためのブロック構成
図である。
【図7】 この発明の実施の形態4による新設プラント
コントローラの起動手順を説明するためのブロック構成
図である。
【符号の説明】
14 バス切替スイッチ、20 PIOコントロール装
置、20a 制御回路、20b メモリ、21 既設プ
ラントコントローラ、22 新設プラントコントロー
ラ、21a、22a プログラム、23 IOバスケー
ブル、24 I/Oカード、25 増設I/Oカード、
20c 不揮発性メモリ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のI/Oカードが接続された制御回
    路と、 前記制御回路に接続されたメモリと、 前記制御回路によりON/OFFが切替えられるバス切
    替スイッチと、 前記バス切替スイッチを介して選択される2つのIOバ
    スケーブルとを備え、 前記制御回路は、前記バス切替スイッチおよび前記2つ
    のIOバスケーブルを介して、2つの異なるプラントコ
    ントローラに選択的に切替接続されることを特徴とする
    PIOコントロール装置。
  2. 【請求項2】 前記2つのプラントコントローラは、既
    設プラントコントローラと、新規に設置される新設プラ
    ントコントローラとを含み、 前記制御回路は、 前記既設プラントコントローラを選択中に、稼働中にあ
    る前記既設プラントコントローラの第1のPIO入力信
    号を前記メモリに格納する第1のPIO格納手段と、 前記メモリ内のデータを前記新設プラントコントローラ
    に送信して、前記第1のPIO入力信号を前記新設プラ
    ントコントローラでモニタさせる第1のモニタ手段とを
    備えたことを特徴とする請求項1に記載のPIOコント
    ロール装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、前記既設プラントコン
    トローラを選択中に、前記新設プラントコントローラが
    出力する第2のPIO信号を前記メモリに格納する第2
    のPIO格納手段を備えたことを特徴とする請求項2に
    記載のPIOコントロール装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリに接続された不揮発性メモリ
    を備え、 前記制御回路は、 前記新設プラントコントローラの起動時に、前記I/O
    カードにアクセスして前記I/Oカードの有無を判定す
    るカード有無判定手段と、 前記I/Oカードの有無判定時に、前記I/Oカードか
    らの応答信号を前記不揮発性メモリに格納するカードデ
    ータ格納手段と、 前記応答信号のあったカードデータのみを前記新設プラ
    ントコントローラに送信してモニタさせる第2のモニタ
    手段とを備えたことを特徴とする請求項2または請求項
    3に記載のPIOコントロール装置。
JP2001204826A 2001-07-05 2001-07-05 Pioコントロール装置 Pending JP2003022101A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001204826A JP2003022101A (ja) 2001-07-05 2001-07-05 Pioコントロール装置
KR10-2002-0000948A KR100433457B1 (ko) 2001-07-05 2002-01-08 Pio 컨트롤 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001204826A JP2003022101A (ja) 2001-07-05 2001-07-05 Pioコントロール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003022101A true JP2003022101A (ja) 2003-01-24

Family

ID=19041235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001204826A Pending JP2003022101A (ja) 2001-07-05 2001-07-05 Pioコントロール装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2003022101A (ja)
KR (1) KR100433457B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007304678A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Kirin Engineering Co Ltd 制御システム及び制御装置群の更新方法
JP2008306710A (ja) * 2007-05-14 2008-12-18 General Electric Co <Ge> タービン制御システムを変更するための方法及びシステム
JP2012059038A (ja) * 2010-09-09 2012-03-22 Nippon Steel Corp 制御システムの並行運転手段
JP2017167709A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 三菱電機株式会社 プラント監視制御移行システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6805997B2 (ja) * 2017-08-02 2020-12-23 東芝三菱電機産業システム株式会社 制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007304678A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Kirin Engineering Co Ltd 制御システム及び制御装置群の更新方法
JP4516933B2 (ja) * 2006-05-09 2010-08-04 キリンエンジニアリング株式会社 制御システム及び制御装置群の更新方法
JP2008306710A (ja) * 2007-05-14 2008-12-18 General Electric Co <Ge> タービン制御システムを変更するための方法及びシステム
JP2012059038A (ja) * 2010-09-09 2012-03-22 Nippon Steel Corp 制御システムの並行運転手段
JP2017167709A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 三菱電機株式会社 プラント監視制御移行システム

Also Published As

Publication number Publication date
KR100433457B1 (ko) 2004-05-27
KR20030004982A (ko) 2003-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6798413B2 (ja) 車載中継装置、制御プログラム及びメモリ共有方法
JPH04359741A (ja) 空気調和機及びその運転制御プログラムを記録した媒体
JP7042406B2 (ja) 車載装置、制御プログラム及びメモリ共有方法
US20050216792A1 (en) Debug system
JP2003022101A (ja) Pioコントロール装置
EP1818818B1 (en) Data processing apparatus and program data setting method thereof
JP2993337B2 (ja) 2重系のバスコントロ−ル方法
US7624315B2 (en) Adapter card for connection to a data bus in a data processing unit and method for operating a DDR memory module
CN104508577A (zh) 增设单元
CN113660150B (zh) 一种过程控制站接入系统及接入方法
JP3543534B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JP2000231481A (ja) 機器制御システム
JP4670541B2 (ja) 交通信号制御機
JP2018151942A (ja) 車両用制御装置
JPH1168786A (ja) 通信装置及びアドレス設定方法
JPH03194637A (ja) モジュール制御装置
JPH1011370A (ja) 多重化システム
JPH05290589A (ja) 半導体集積回路
KR100272050B1 (ko) 데이터 제어방법
JP2004139340A (ja) 測定器
JPH03268007A (ja) シーケンスコントローラ
JP3094932B2 (ja) 装置間データ試験方式
JPS6121557A (ja) バス切換装置
JP2007004430A (ja) ポートモード制御装置
JPS6230558B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050624

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051220