JP2003021482A - 蓄熱体及びそれを含む温熱パッド - Google Patents
蓄熱体及びそれを含む温熱パッドInfo
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Abstract
・放湿機能を有し安全性の高い蓄熱体を提供する。 【解決手段】 比表面積が350m2/g以上のアルミ
ナであり、90重量%以上の酸化アルミニウムを含むこ
とを特徴とし、好ましくは0.1〜15mmの直径を有
するビーズである蓄熱体と、これを含む温熱パッド。
Description
内包する温熱パッドに関する。さらに詳細には、乾燥が
妨げられるように放湿しつつ加温をするための温熱パッ
ド、特に、関節痛、肩こり、腰痛などに対する温熱治療
を包含する、血行促進等を意図した生体の温浴における
適用を始め、食品の保温、加温用等に好適な温熱パッド
用の蓄熱体に関するものである。
用、ならびに食品の保温及び加温用などの温熱パッドが
種々提案されている。特に電子レンジにおける電磁波の
付与により加熱可能な温熱パッドは、病院や家庭におい
て手軽に使用され得るため極めて有用である。かかる温
熱パッドは、特に温熱治療に使用される場合にあって
は、皮膚の過乾燥を防ぎ、また加温効果が所望範囲に充
分行きわたり浸透するよう、パッドから温湿(蒸気)が
放出されることが好ましい。
ミックビーズを袋に詰め、これを電子レンジで温めるこ
とによって温湿熱を発生させる技術が開示されている。
ここで前記ビーズは、所定の高温域では液状となるマイ
クロ波反応物質を含有する固体の担体粒状物質の新規組
成物であり、加熱または冷却のための熱伝達媒体として
機能する。この組成物は、具体的には、活性アルミナ、
活性シリカ、モレキュラーシーブ等の固体である担体材
料と、当該担体材料によって保持される、所定の高温に
て液化する比較的不揮発性のマイクロ波反応液体(例え
ば、エチレングリコールとその重合体等を含む)とから
なっている。この組成物は、マイクロ波エネルギーで予
め加熱すると乾燥熱源または水分を含む熱源として機能
し、また、冷蔵庫で予め冷やせば冷気源としても機能す
る、とされている。
新規組成物は、空気中の水分を充分に吸着させた後に電
子レンジで温めた際にのみ温湿熱を生み出し得る機能を
備えるようになるものであり、短時間内に連続して加熱
すると湿気の発生が少なくなるため、所定時間(すなわ
ち、約4時間以上)放置した後でなければその効果を得
ることができなかった。そして、水分吸着量が不充分な
状態のままでマイクロ波による処理を行うと、この組成
物は所望の効果を達成できないばかりか、発火、ひいて
は火災という重大な事故を惹起する危険性があるという
欠点を有するものであった。また、マイクロ波反応液体
が良好な状態にて担体材料に接触していなければ、マイ
クロ波エネルギーを効率良く吸収し得ない担体材料自体
に充分蓄熱させることはできず、加熱むらが生じること
もあった。さらに、前記マイクロ波反応液体は、効率の
良い相変化熱吸収物質とは云えないため、相変化物質/
シリカ粉末の蓄熱量(単位重量当たり)を低下させる場
合もあった。また、マイクロ波反応液体は急激な温度変
化に曝されることも要因となって、経時的な劣化に伴う
品質低下の避けがたいという問題もあった。
記担体材料が空気中の水分をあまり吸着できず、その速
度も極めて遅いことにあると考えられる。本発明はかか
る現状に鑑みてなされたものであって、1)単位重量当
たり,単位体積当たりの吸放湿能及び蓄熱密度が大き
い、2)安定な物質で,変質しない、3)毒性,危険性
及び引火性のおそれがなく安全である、4)熱伝導度が
大きく、熱的応答性が良い、5)安価である、5)装置
面や操作面での複雑さがない、などといった条件を満た
すことができる蓄熱体を提供することを目的とする。
めに鋭意研究を重ねた結果、本発明者らは、所定の比表
面積を有するアルミナが、空気中の水分を速やかに且つ
多量に吸着することができ、特に電磁波の照射による加
熱に好適であって安全性が高いことを見出し、本発明を
完成するに至った。
50m2/g以上のアルミナであり、90重量%以上の
酸化アルミニウムを90重量%以上含むことを特徴とす
る蓄熱体である。かかる蓄熱体は、従来のものに比較し
て高い比表面積を有するので、優れた吸湿、放湿機能を
有する。従って、充分に吸湿させた後に加熱すれば、所
望される温湿を放出することができる。また本来酸化ア
ルミニウムは、経時的に変化することがなく生体への安
全性も高いので、医療分野等の生体への適用のほか、食
品等の給湿保温、加温用にも好ましい。
成して構造を不均一化させ、低結晶状態のアルミナを得
る工程を含む方法によって製造された、350m2/g
以上の比表面積を有する酸化アルミニウムを主成分とす
るアルミナであることを特徴とする蓄熱体である。すな
わち、従来より知られているアルミナの製造方法におけ
るよりも低い、例えば700〜1000℃という温度に
て焼成をすることによって、所定の比表面積を有する酸
化アルミニウムを主成分としたアルミナが得られ、これ
が本願第一発明について前記したように、優れた吸湿、
放湿機能を有する蓄熱体として有用である。
表面積が350〜400m2/gである(本願第三発
明)と、特に望ましい吸湿、防湿機能が得られ、従って
速やかに吸湿し、そして加熱に伴う温湿の放出を比較的
長時間継続できる利点を有する。
伴い放熱可能とされる上記蓄熱体である。電子レンジ等
の装置を用いた電磁波の照射による加熱は、迅速且つ利
便性が高いが、水分の存在しない対象物を昇温させるこ
とはできないため、従来固体担体を加熱すべくマイクロ
波反応液体が適用されてきたことは前記のとおりであ
る。本願発明の蓄熱体は、アルミナが高い吸湿能を有
し、吸湿されればその粒子が水分で包囲された状態とな
るので、電磁波の照射による迅速な加熱に好適であり、
また電子レンジ等の電磁波照射用の装置に対して負荷や
損傷を与える危険性もない。しかも、化学的物理的に安
定な材料であるため、長期間の高温や低温に曝されても
特に変化をきたすことがないので安全性が高いという点
でも好ましい。
の直径を有するビーズである(本願第五発明)ことが、
好適な吸湿・放湿機能を提供しつつ、製造及び取扱い上
で利便性もあるので好ましい。
至第四発明にかかる蓄熱体を収容袋に内包する温熱パッ
ドである。上記のとおり吸放湿能に優れた安全性の高い
蓄熱体が収容されているので、この温熱パッドは、生
体、居住空間、食品等への幅広い適用が可能である。そ
して、この温熱パッドは、温湿を比較的長時間放出する
ことができ、しばらく放置して水分を再吸収させただけ
で繰り返して加熱して用いられるので、特に生体の温浴
用に好適である(本願第七発明)。
g以上、好ましくは350〜400m2/g以上の比表
面積を有するアルミナであり、90重量%以上の酸化ア
ルミニウムを含む。比表面積が350m2/gよりも低
いと、吸湿能に劣るため、当然放湿効果が低下する。比
表面積はより高い方が好ましいが、現在の技術では、比
表面積が400m2/gを超えるアルミナの製造は困難
であることが知られている。なお、ここで比表面積と
は、BET表面積、すなわち、ブルナー・エメット・テ
ラー法(J.A.C.S.60、309(1938))
により確立された、ASTM法D3663−78に従う
窒素吸着によって決定されるものである。
される。アルミナ粉(例えば、ジブサイト、バイアライ
ト、ノルストランダイト、ベーマイト等)に水を混ぜ
て、既知の造粒装置において望ましい粒径となるように
造粒し、その後120〜130℃で2〜3時間乾燥させ
る。次いで、700〜1000℃で焼成、活性化して目
的物のアルミナビーズを得る。以上のように1000℃
以下の低温で焼成することにより、構造が不均一化し、
比表面積の大きい、低結晶性のアルミナを得ることがで
きるのである。
るものではないが、使用性、特に収容袋に内包させたパ
ッドが、電磁波等を利用して加熱されること、生体に用
いる場合には肩、関節等の適用対象の形状にパッドが適
合すべきことに鑑み、好ましくは0.1〜15mm、よ
り好ましくは2〜4mmの直径を有するように造粒され
たものがよい。粒径が上記範囲を下回ると、微細すぎて
使用にも製造にも不都合となりやすく、そして上記範囲
を超えた場合には、特に生体への使用などの場合に適用
箇所へ適合させにくくなりがちである。
000℃における強熱減量:6重量%以下、充填密度:
0.5〜1.0g/cm3、吸着容量:15%以上、破
壊強度:7kg以上、耐摩耗性:1.0重量%以下を有
することが好ましい。
は、所定重量の試料をメスシリンダーに導入し、次いで
そのメスシリンダーを、容積の下降が止まりかつ一定容
積が得られるまで振動する。その後、単位容積を占める
凝集体の重量を計算する。
の環境中に乾燥したビーズ35g程度を24時間以上放置
して、その間に増加した重量を測定する。吸着容量は、
以下の式:吸着容量(%)=(増加した重量)/(放置
前のビーズ重量)×100によって求める。
わち、ビーズ1個を水平で安定な台上に置き、その上か
ら圧力により変形しない程度の硬さを持つ円筒形の棒を
押し当て、ビーズが破壊された時の力の強さを破壊強度
とする。
に付し、粉じんにならなかった残留凝集体の量を測定し
て、摩擦により消耗しなかった物質の割合を求める。詳
細には、この試験を行う前に、試料は300℃に温度制
御した炉で2時間熱処理してその状態を調節し、次いで
デシケーターで冷却してアフノール篩によって最小の公
称寸法まで篩別しておく。篩別された試料の正確な重量
(約10g)を秤量して、これをプロラボ社より商品名
「ダングマウ」微粉砕機として販売されている振盪機に
入れた65ccのステンレス鋼製粉砕容器に入れる。微
粉砕機は正確に5分間運転させる。撹拌が終了したら、
回収した物質を出発物質の最小寸法の3/4に相当する
篩によって篩別する。篩別された物質を300℃の炉に
2時間入れる。デシケーターで冷却した後、篩を通過し
ない凝集体を秤量する。耐摩耗性ARは、式AR=(W
2 /W1 )×100(%)(ここでW1 は試料の重量、
W2 は試験後に篩上に残った凝集体の重量)によって示
される。
ム(Al2O3)を、90重量%以上、好ましくは93重
量%以上含有するが、残余の微量成分は、結晶水の他、
SiO2、Fe2O3、Na2O等の無機酸化物が含まれ得
る。
は、電磁波、例えば、1メートル未満の波長および30
0メガヘルツ〜3テラヘルツの周波数を有するマイクロ
波を照射して加熱することが好ましい。かかる電磁波照
射によって加熱する場合、蓄熱体を予め、常温常圧下に
放置して、充分に吸湿させておく必要がある。これは、
電磁波反応液としての水が存在しなければ加熱が適切に
実施できないためである。加熱前の放置時間は、気温や
湿度によって変更可能であるが、概ね1時間以上、好ま
しくは1.5〜2時間とするとよい。この場合、積極的
に加湿した条件とすれば、放置時間を短縮できることは
云うまでもない。電磁波による加熱は、例えば温浴を含
めた生体への適用が意図される場合、500Wの電子レ
ンジにて、蓄熱体500gあたり約1〜3分間という処
理にて、蓄熱体温度が50〜100℃になるように加熱
することができるが、この処理時間は、気温や湿度等の
処理環境や、使用するレンジの処理機能、求められる達
成温度に応じて適宜変更されるとよい。このようにし
て、蓄熱体の水分が完全に失われるより前に所望温度に
加熱することができ、従って使用時には温湿(蒸気)が
放出されて望ましい効果を達成できるのである。
磁波処理のみならず、その他種々の加熱手段によって加
熱することも可能であるが、火炎に曝すことは避けるべ
きである。また、特に適用時に加湿が含意されれば、吸
湿されている水分を損なってしまう前に短時間で好熱処
理するか、蒸気を供給しつつ加熱してもよい。
適用が含意されるので、低揮発性の抗菌剤成分、脱臭剤
成分など、適宜の添加物を配合しておいてもよい。
維などを素材としたネル等の強度及び透湿性に優れる織
物で形成された収容袋に、如上の蓄熱体を内包するもの
である。その収容袋の形状は、一切限定されず、使用個
所、使用目的などに応じて適宜選択することができる。
リエステル樹脂製などの洗浄に耐える丈夫な外装包袋を
装着するとよい。この外装袋には、適用対象に温熱パッ
ドを固定するための紐やゴム等適宜のもので作成した固
定部材を備えてもよい。
体へ適用することが意図される場合、例えば肩や膝関節
などの形状に適合するように、充填率を調整して易変形
性のものとするとよい。
体の加温につき説明したと同様に予め吸湿させておいて
から、加熱し、適切な温度として対象に適用する。加熱
時に外装袋を装着しておいてもよい。生体への使用にあ
っては、加熱された温熱パッドを肩、膝等の関節、腰な
ど、施術すべき個所に接触させ、必要に応じて固定部材
を用いて保持する。
おいても同様に、適宜の形状としたものを所望される温
度にまで加熱して、対象に適用する。
るが、これら実施例は本発明を例証するものであるにす
ぎず、本発明の範囲はこれらにより限定的に解釈される
べきでない。
って製造した。
て粒子直径約2〜4mmとなるように造粒し、その後1
20〜130℃で2〜3時間乾燥させた。次いで、70
0〜1000℃で焼成、活性化して目的物のアルミナビ
ーズを得た。
は、比表面積350m2/g、1000℃における強熱
減量が6重量%、充填密度は0.77g/cm3、吸着
容量は21.5%、破壊強度は18kg、そしてその耐
摩耗性は0.4重量%であった。なお、これらの物性
は、発明の実施の形態において前記したとおりの方法に
よって求めたものである。
l2O3:93.6重量%、SiO2:0.02重量%、
Fe2O3:0.02重量%、Na2O:0.35重量%
を含有し、残余は結晶水であることが明らかになった。
を、常温常圧に24時間放置して、充分に空気中の水分
を吸収させた後、35gを500Wの電子レンジにて3
0秒間加熱した。加熱直後の重量を測定して減少重量を
算出し、水分の放出量(放湿量)を求めた。さらに、再
び常温常圧にて1時間放置した後に秤量して増加重量を
算出し、吸湿量を測定することで、蓄熱体の回復力を調
べた。
0m2/g、粒子直径約2〜4mmを有するアルミナビ
ーズ(住友化学工業(株)製、KHO−24(商品
名))を、実施例2におけると同様の方法にて処理し
て、吸湿及び回復について調べた。
は、1000℃における強熱減量が2重量%、充填密度
は0.82g/cm3、吸着容量は15%、破壊強度は
24kg、そして耐摩耗性は0.5重量%であった。
粒子直径約2〜4mmを有するシリカゲルビーズを、実
施例1におけると同様の方法にて処理して、吸湿及び回
復について調べた。
果を以下の表1に示す。
蓄熱体は、比較例のものに比べて格段に吸湿、放湿能に
優れ、その速度も大きいことが示されている。
体を、実施例1におけると同様、充分に空気中の水分を
吸収させた後、35g相当を500Wの電子レンジにて
30秒間加熱した。加熱直後の重量を測定して減少重量
を算出、水分の放出量(放湿量)を求めると共に、ビー
ズ表面の温度を測定した。さらに、常温常圧にて4分3
0秒間放置した後に再度30秒間加熱する操作を繰り返
し、7回加熱をした直後のビーズ表面の温度を測定し
た。次いで、常温常圧状態で8時間放置した後、秤量し
て7回加熱後の重量と放置後の重量の差より吸湿量を測
定することで、蓄熱体の回復力を調べた。
アルミナビーズを、グリセロールに浸漬し、ビーズ重量
に対して約15重量%のグリセロールがビーズ表面に付
着した蓄熱体を調製した。次に、実施例1におけると同
様の方法にて処理して、吸湿及び回復について調べた。
以下の表2に示す。
蓄熱体は、比較例3のものに比べて優れた吸湿、放湿能
を有していることが明らかである。さらに、短時間内に
反復して加熱を行った場合、比較例3によればビーズ温
度が100℃を超えてしまうが、実施例2においては1
回加熱後の温度により近く、過度の昇温を回避できるこ
とが示唆される。
復使用が意図される場合にあっても、速やかに吸湿して
回復され得るため、所定時間内での使用回数を増加させ
ることができることが明らかになった。さらに、短時間
内で繰り返し使用しても、発火等の危険性が低減される
ことも明らかになった。
は、空気中の水分を速やかに且つ多量に吸着することが
できるので、電磁波の照射による加熱に好適であって安
全性が高い。従って、温熱治療用を含めた温浴用、なら
びに食品の保温及び加温用等に幅広く利用され得る。ま
た、この蓄熱体によれば、特に電子レンジでの加熱に伴
う発火や、電子レンジへの負荷や損傷の危険性が回避さ
れ、短時間内での反復使用が可能となる。
Claims (7)
- 【請求項1】 比表面積が350m2/g以上のアルミ
ナであり、90重量%以上の酸化アルミニウムを含むこ
とを特徴とする蓄熱体。 - 【請求項2】 比較的低温で焼成して構造を不均一化さ
せ、低結晶状態のアルミナを得る工程を含む方法によっ
て製造された、350m2/g以上の比表面積を有する
酸化アルミニウムを主成分とするアルミナであることを
特徴とする蓄熱体。 - 【請求項3】 比表面積が350〜400m2/gであ
る請求項1または2記載の蓄熱体。 - 【請求項4】 電磁波の照射に伴い放熱可能とされる請
求項1乃至3に記載の蓄熱体。 - 【請求項5】 0.1〜15mmの直径を有するビーズ
である請求項1乃至4に記載の蓄熱体。 - 【請求項6】 請求項1乃至5記載の蓄熱体を収容袋に
内包する温熱パッド。 - 【請求項7】 生体の温浴用である請求項6記載の温熱
パッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001202411A JP4672915B2 (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 蓄熱体及びそれを含む温熱パッド |
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---|---|
JP2003021482A true JP2003021482A (ja) | 2003-01-24 |
JP4672915B2 JP4672915B2 (ja) | 2011-04-20 |
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ID=19039222
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JP (1) | JP4672915B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019048018A (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-28 | 亨 村瀬 | 加温装置 |
JP2020081415A (ja) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | 桐灰化学株式会社 | 温熱具 |
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JPH09225005A (ja) * | 1996-02-28 | 1997-09-02 | San Eng:Kk | 温灸パックおよびその加熱方法 |
JPH09268208A (ja) * | 1996-01-31 | 1997-10-14 | Ube Ind Ltd | トランス−1,4− ポリブタジエン及び蓄熱材 |
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-
2001
- 2001-07-03 JP JP2001202411A patent/JP4672915B2/ja not_active Expired - Fee Related
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