JP2003021442A - 貯氷庫における氷搬出装置 - Google Patents
貯氷庫における氷搬出装置Info
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- JP2003021442A JP2003021442A JP2001204748A JP2001204748A JP2003021442A JP 2003021442 A JP2003021442 A JP 2003021442A JP 2001204748 A JP2001204748 A JP 2001204748A JP 2001204748 A JP2001204748 A JP 2001204748A JP 2003021442 A JP2003021442 A JP 2003021442A
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Abstract
つ容易に氷塊送出スクリューの回転軸の先端部を軸受孔
に挿入して容易に氷搬出装置を組み立てる。 【解決手段】 オープンセル型製氷機内に設けた貯氷庫
R1の底部には氷搬出装置30が設けられている。氷搬
出装置30は、氷搬送樋40と氷塊送出スクリュー50
から構成されている。氷塊送出スクリュー50の回転軸
51の先端部は氷搬送樋40の端壁41に形成した軸受
孔42に回転自在に軸支されている。軸受孔42の入口
には円錐面状の案内面42aが形成され、氷搬送樋40
の底面上に氷塊送出スクリュー50を載置した状態にて
氷塊送出スクリュー50の回転軸51の先端部が案内面
42aに当接するようになっている。
Description
けた氷搬出装置に関し、特に氷塊送出スクリューの取付
構造に関する。
ては、特開平11−237153号公報に示されるよう
に、貯氷庫の底部に水平面に対して傾斜した氷搬送樋を
設け、この氷搬送樋の上端に下方に氷塊を放出する氷搬
出口を形成し、氷搬送樋の内部に長手方向に沿って氷塊
送出スクリューを設け、この氷塊送出スクリューの回転
軸の先端部を氷搬送樋の下側先端壁に形成した軸受孔に
回転自在に軸支してなるものが知られている。このよう
に構成された氷搬出装置は、氷塊送出スクリューの回転
により氷搬送樋内の氷塊を氷搬出口まで搬送して氷搬出
口から下方に放出している。
搬出装置において氷塊送出スクリューを氷搬送樋内に組
み付ける際には、特に氷塊送出スクリューの回転軸の先
端部を氷搬送樋の軸受孔に挿入する際には、氷塊送出ス
クリューのねじ状の羽根の陰に隠れて氷塊送出スクリュ
ーの回転軸の先端部と軸受孔が見えないため、挿入しに
くいという問題があった。
かつ容易に氷塊送出スクリューの回転軸の先端部を軸受
孔に挿入して容易に氷搬出装置を組み立てることを目的
とする。
作用・効果)】上記目的を達成するために、本発明の構
成上の特徴は、貯氷庫の底部に水平面に対して傾斜した
氷搬送樋を設け、この氷搬送樋に下方に氷塊を放出する
氷搬出口を形成し、氷搬送樋の内部に長手方向に沿って
氷塊送出スクリューを設け、この氷塊送出スクリューの
回転軸の先端部を氷搬送樋の下側先端壁に形成した軸受
孔に回転自在に軸支してなる氷搬出装置において、軸受
孔の入口の少なくとも下側に氷搬送樋の底面に向けて傾
斜する案内面を形成し、氷搬送樋の底面上に氷塊送出ス
クリューを載置した状態にて氷塊送出スクリューの回転
軸の先端部が案内面に当接するようにしたことにある。
軸の先端部を軸受孔に挿入する際には、氷塊送出スクリ
ューを氷搬送樋の底面上に載置して、氷塊送出スクリュ
ーを軸受孔の方にスライドさせ氷塊送出スクリューの回
転軸の先端部を軸受孔の案内面に当接させた後に、さら
に氷塊送出スクリューをスライドさせれば、回転軸の先
端部を案内面に沿って軸受孔の中心部へ案内して挿入す
ることとなる。したがって、氷塊送出スクリューのねじ
状の羽根の陰に隠れて氷塊送出スクリューの回転軸の先
端部と軸受孔が見えなくとも、確実かつ容易に氷塊送出
スクリューの回転軸の先端部を軸受孔に挿入して氷搬出
装置を容易に組み立てることができる。
入口の全周を拡げて円錐面状に形成することが好まし
い。これによれば、上述した作用および効果に加え、さ
らに軸受孔の入口が広くなるので、軸受孔の清掃をより
容易に行うことができる。
ーの回転軸の先端を面取りすることが好ましい。これに
よれば、回転軸の先端部がよりスムーズに案内面に沿っ
て移動して軸受孔に一層入れやすくなる。
図面を参照して説明すると、図1は本発明による氷搬出
装置を適用したオープンセル型製氷機を示している。
0を備えており、このハウジング10内部には上下に配
置した貯氷庫R1と機械室R2が形成されている。貯氷
庫R1の底部と前部にはそれぞれ底壁11と前壁12が
組み付けられており、これら両壁11,12、ハウジン
グ10および天板13により貯氷庫R1が形成されてい
る。この貯氷庫R1の内部上方には氷塊を生成して貯氷
庫R1内に放出する製氷装置20が設けられ、貯氷庫R
1の底部にはその内部の氷塊を外部に放出する氷搬出装
置30が設けられている。
装置20に供給するための圧縮機、凝縮器、冷却ファン
よりなる冷凍機など(図示省略)が設けられている。な
お、ハウジング10は上方および前方に開口しており、
ハウジング10の上部にはハウジング10の上部開口1
0aを覆蓋する天板13が脱着可能に組み付けられ、ハ
ウジング10の前部にはハウジング10の前部開口10
bを覆蓋する前扉14が開閉自在に組み付けられてい
る。また底壁11と天板13の下面にはそれぞれ断熱部
材15が設けられている。
搬送樋40の内部に長手方向に沿って回転自在に配設し
た氷塊送出スクリュー50から構成されている。氷搬送
樋40は、貯氷庫R1の底壁11に上側が開放された断
面略U字状に形成され、底壁11の最下部から上方に向
けて傾斜して形成されている。この氷搬送樋40の下端
には端壁41が設けられており、この端壁41には氷塊
送出スクリュー50の下端部(先端部)を回転自在に軸
支する軸受孔42が設けられている。軸受孔42の入口
には、全周を拡げて円錐面状の案内面42aが形成され
ている。この案内面42aは、図2に示すように、氷搬
送樋40の底面上に氷塊送出スクリュー50を載置した
状態にて氷塊送出スクリュー50の回転軸51の先端部
が案内面42aに当接するようになっている。
を軸受孔42の入口の全周に円錐面状に形成するだけで
なく、氷搬送樋40の底面上に氷塊送出スクリュー50
を載置した状態にて氷塊送出スクリュー50の回転軸5
1の先端部が当接するように案内面42aを形成すれば
よく、例えば、案内面42aを軸受孔42の入口の下側
に氷搬送樋40の底面に向けて傾斜させて形成するよう
にしてもよい。
2により閉塞され、氷搬送樋40の上端部には氷搬出口
43が下方に開放して形成されている。なお氷搬出口4
3は氷搬送樋40の中間部に形成するようにしてもよ
い。
その外周面に設けたねじ状の羽根52から構成されてい
る。なおこのねじ状の羽根52の先端外側には、回転軸
51と同軸的な円板状のエンドプレート53が一体的に
設けられている。この回転軸51の下端部(先端部)が
軸受孔42に挿入され軸支されている。回転軸51の先
端部は面取りされている。一方回転軸51の上端部は氷
搬送樋40の前端を閉塞する側壁12を貫通し、貯氷庫
R1の外側に突出し、この回転軸51の突出部には側壁
12の外面に設けた駆動装置60の出力軸64が離脱可
能に連結されている。なお回転軸51の上端部に設けた
一対の切り欠き51aと、この切り欠き51aに対応す
る回転軸51の上端部に嵌入される小径の出力軸64の
先端部に設けたピン64aとが離脱可能に係合するよう
になっている。
り、この電動モータ61の回転駆動はギヤボックス62
と減速機63を介して出力軸64に伝えられている。す
なわち電動モータ61が作動すると、回転軸51が所定
回転数にて所定方向へ回転するようになっている。また
駆動装置60は貯氷庫R1を構成する側壁12の外面に
気密的に組み付けたケーシング65内に収容されてい
る。
は、駆動装置60が作動すると氷塊送出スクリュー50
の回転により氷搬送樋40内の氷塊を氷搬出口43まで
搬送して氷搬出口43から下方に放出している。
いて説明する。氷搬出装置30の氷塊送出スクリュー5
0を氷搬送樋40内に組み付ける際には、特に氷塊送出
スクリュー50の回転軸51の先端部を氷搬送樋40の
軸受孔42に挿入する際には、氷塊送出スクリュー50
を氷搬送樋40の底面上に載置して、氷塊送出スクリュ
ー50を軸受孔42の方にスライドさせ氷塊送出スクリ
ュー50の回転軸51の先端部を軸受孔42の案内面4
2aに当接させた後に(図2参照)、さらに氷塊送出ス
クリュー50をスライドさせれば、回転軸51の先端部
を案内面42aに沿って軸受孔42の中心部へ案内して
挿入する(図1参照)。
清掃について説明する。上述した組み付けと逆順序に
て、氷搬送樋40内から氷塊送出スクリュー50を取り
外した後に、軸受孔42を清掃する際には、軸受孔42
の入口には全周を拡げて円錐面状の案内面42aが形成
され軸受孔42の入口が広くなっているので、軸受孔4
2の清掃をより容易に行うことができる。
施の形態によれば、氷塊送出スクリュー50の回転軸5
1の先端部を軸受孔42に挿入する際には、氷塊送出ス
クリュー50を氷搬送樋40の底面上に載置して、氷塊
送出スクリュー50を軸受孔42の方にスライドさせ氷
塊送出スクリュー50の回転軸51の先端部を軸受孔4
2の案内面42aに当接させた後に、さらに氷塊送出ス
クリュー50をスライドさせれば、回転軸51の先端部
を案内面42aに沿って軸受孔42の中心部へ案内して
挿入することとなる。したがって、氷塊送出スクリュー
50のねじ状の羽根52およびエンドプレート53の陰
に隠れて氷塊送出スクリュー50の回転軸51の先端部
と軸受孔42が見えなくとも、確実かつ容易に氷塊送出
スクリュー50の回転軸51の先端部を軸受孔42に挿
入して氷搬出装置30を容易に組み立てることができ
る。
1の先端を面取りしたものによれば、回転軸51の先端
部がよりスムーズに案内面42aに沿って移動するため
軸受孔42に一層入れやすくなる。
全周を拡げて円錐面状に形成したものによれば、上述し
た作用および効果に加え、さらに軸受孔42の入口が広
くなるので、軸受孔42の清掃をより容易に行うことが
できる。
ンセル型製氷機に限られず、その他の形式の製氷機、外
部で生成した氷塊を供給されて保存するのみの貯氷庫に
も適用される。
セル型製氷機の概略断面図である。
示す拡大断面図である。
口、11…底壁、12…前壁、13…天板、14…前
扉、15…断熱部材、20…製氷装置、30…氷搬出装
置、40…氷搬送樋、41…端壁、42…軸受孔、42
a…案内面、43…氷搬出口、50…氷塊送出スクリュ
ー、51…回転軸、51a…切り欠き、52…ねじ状の
羽根、53…エンドプレート、60…駆動装置、61…
電動モータ、62…ギヤボックス、63…減速機、64
…出力軸、64a…ピン、65…ケーシング、R1…貯
氷庫、R2…機械室。
Claims (3)
- 【請求項1】貯氷庫の底部に水平面に対して傾斜した氷
搬送樋を設け、この氷搬送樋に下方に氷塊を放出する氷
搬出口を形成し、前記氷搬送樋の内部に長手方向に沿っ
て氷塊送出スクリューを設け、この氷塊送出スクリュー
の回転軸の先端部を前記氷搬送樋の下側先端壁に形成し
た軸受孔に回転自在に軸支してなる氷搬出装置におい
て、 前記軸受孔の入口の少なくとも下側に前記氷搬送樋の底
面に向けて傾斜する案内面を形成し、前記氷搬送樋の底
面上に前記氷塊送出スクリューを載置した状態にて同氷
塊送出スクリューの回転軸の先端部が前記案内面に当接
するようにしたことを特徴とする氷搬出装置。 - 【請求項2】前記案内面を前記軸受孔の入口の全周を拡
げて円錐面状に形成したことを特徴とする請求項1に記
載の氷搬出装置。 - 【請求項3】前記氷塊送出スクリューの回転軸の先端部
を面取りしたことを特徴とする請求項1または請求項2
に記載の氷搬出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001204748A JP4726345B2 (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 貯氷庫における氷搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001204748A JP4726345B2 (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 貯氷庫における氷搬出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003021442A true JP2003021442A (ja) | 2003-01-24 |
JP4726345B2 JP4726345B2 (ja) | 2011-07-20 |
Family
ID=19041170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001204748A Expired - Lifetime JP4726345B2 (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 貯氷庫における氷搬出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4726345B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006242457A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Hoshizaki Electric Co Ltd | アイスディスペンサ |
KR20220097124A (ko) * | 2020-12-31 | 2022-07-07 | 주식회사 현진금속 | 디스펜서형 제빙기의 저빙고 구조 |
CN117583311A (zh) * | 2024-01-18 | 2024-02-23 | 云南凯瑞特工程机械设备有限公司 | 一种改进型水洗筛分站 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0574183U (ja) * | 1992-03-06 | 1993-10-08 | 矢崎総業株式会社 | ステッピングモータ |
-
2001
- 2001-07-05 JP JP2001204748A patent/JP4726345B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20220097124A (ko) * | 2020-12-31 | 2022-07-07 | 주식회사 현진금속 | 디스펜서형 제빙기의 저빙고 구조 |
KR102643809B1 (ko) * | 2020-12-31 | 2024-03-06 | 주식회사 현진금속 | 디스펜서형 제빙기의 저빙고 구조 |
CN117583311A (zh) * | 2024-01-18 | 2024-02-23 | 云南凯瑞特工程机械设备有限公司 | 一种改进型水洗筛分站 |
CN117583311B (zh) * | 2024-01-18 | 2024-04-02 | 云南凯瑞特工程机械设备有限公司 | 一种改进型水洗筛分站 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4726345B2 (ja) | 2011-07-20 |
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