JP2005121277A - 氷塊搬出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】持ち運びができ、多量の氷塊を容易に搬出する。
【解決手段】ケーシング62に配設されたアイスガイド42は、中空円筒状に形成され、氷塊Cの取込口44および放出口46を備えている。スクリュー50は、シャフト52およびこのシャフト52の外周に所定ピッチで螺旋状に設けたフィン54を有し、アイスガイド42に同軸的に内挿される。シャフト52の連結端52aには、ケーシング62に収納されたギヤードモータ60が連結される。ギヤードモータ60を駆動してスクリュー50を回転することで、アイスガイド42に開設した取込口44から取込んだ氷塊Cを、アイスガイド42の内壁面に沿って放出口46まで搬出して排出する。
【選択図】図1
【解決手段】ケーシング62に配設されたアイスガイド42は、中空円筒状に形成され、氷塊Cの取込口44および放出口46を備えている。スクリュー50は、シャフト52およびこのシャフト52の外周に所定ピッチで螺旋状に設けたフィン54を有し、アイスガイド42に同軸的に内挿される。シャフト52の連結端52aには、ケーシング62に収納されたギヤードモータ60が連結される。ギヤードモータ60を駆動してスクリュー50を回転することで、アイスガイド42に開設した取込口44から取込んだ氷塊Cを、アイスガイド42の内壁面に沿って放出口46まで搬出して排出する。
【選択図】図1
Description
この発明は、貯氷庫の貯氷室から氷塊を取出すための可搬式の氷塊搬出装置に関するものである。
多量の氷塊を連続的に製造する自動製氷機として、図7および図8に示すクローズドセル方式の噴射式自動製氷機10が広く用いられている。この製氷機10は、貯氷室14を内部に画成した貯氷庫12の上部に、製氷機構18と冷凍機構20とを備える製氷ユニット16を積載したスタックオンタイプがある。前記貯氷庫12は、内箱と外箱との間に断熱材を充填した断熱箱体から構成され、その上部は開放されて、上方から落下する氷塊Cを受容し得るよう構成される。また貯氷庫12の前面側には、氷塊の取出し口22が開設されると共に、該取出し口22は断熱扉24により開閉可能に閉成されるようになっている。前記製氷機10は、前記貯氷庫12と製氷ユニット16とが、上下の関係で配置され、一般的には製氷機構18から放出した氷塊Cが重力を利用して貯氷室14へ放出されるので、該貯氷庫12が製氷ユニット16の下部に配設されている。そして、前記貯氷庫12の貯氷室14に貯蔵された氷塊Cを利用する際には、前記断熱扉24を開放した状態で、取出し口22からスコップにより氷塊Cを搬出する。
このように、手作業による氷塊Cの搬出は、前記貯氷庫12が製氷機10における下部に位置しているから、腰を屈めて無理な姿勢で行なう作業になり、作業者に大変負担を与えていた。また、前記貯氷室14に貯蔵された氷塊Cは、経時的にまたはその他の要因で、氷塊同士がくっ付いてしまい、所謂アーチングが生じることがあり、氷塊Cの搬出に際して、アーチングを起こした氷塊Cを崩す作業が必要になり、更に作業者に負担を与える問題がある。なお、樹脂製のスコップではくっ付いた氷塊Cを砕くことが困難で、該スコップが変形したり破損する難点も指摘される。
そこで、予め貯氷室の底部に氷塊搬出装置を設けた貯氷庫を備える製氷機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。図9の製氷機11は、貯氷庫12と製氷ユニット16とが一体構成されたものであって、氷塊搬出装置30は、前記貯氷庫12の前面開口に着脱自在に取着されるカバー体の前面側に配設された減速機付きのギヤードモータ32と、このギヤードモータ32に連結される氷塊送出スクリュー34とから構成される。この氷塊送出スクリュー34は、前記ギヤードモータ32で回転される回転軸36と、この回転軸36の外周に所定ピッチで螺旋状に設けられたフィン38とから構成され、前記貯氷室14の底部において後方から前方に設けられた氷放出口26に向かうにつれて上方傾斜するように延在している。従って、前記製氷ユニット16から放出された多数の氷塊Cが、貯氷室14の底部に貯留されている状態において、ギヤードモータ32を駆動制御して前記氷塊送出スクリュー34を所定方向へ回転させれば、フィン38の間隙に臨む各氷塊Cは、順次氷放出口26側へ移動した後に、氷放出口26から放出されるようになっている。なお、図7または図8で示した製氷機10と同一の構成要素は同一の符号が付してある。
特開2002−31445号公報
しかし、特許文献1に開示されている氷塊搬出装置30を設けた製氷機11は、氷放出口26の下方に取出し容器を載置するスペースを確保するため、貯氷室14の底面を氷放出口26に向けて上方傾斜するよう形成する必要がある。すなわち、貯氷室14の底面を斜めに形成することや、氷塊搬出装置30の分だけ貯氷室14の有効貯氷容量が減ってしまい、氷塊搬出装置30を設けないものと同一の有効貯氷容量を確保しようとすると、貯氷庫12自体が大きくなってしまう難点があった。
すなわちこの発明は、従来の技術に係る氷塊搬出装置に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、持ち運びができ、多量の氷塊を容易に搬出し得る氷塊搬出装置を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係る氷塊搬出装置は、
一方の端部に氷塊の取込口を有し、他方の端部寄りの側部に放出口を有する中空筒状のアイスガイドと、
前記アイスガイドの他方の端部に配設され、内部にモータを収納したケーシングと、
前記アイスガイドに同軸的に内挿されて延在し、そのシャフトを前記モータに連結したスクリューとを一体的に組合わせて可搬自在に構成し、
前記モータを駆動して前記スクリューを回転させることで、前記取込口から取込んだ氷塊をアイスガイドの内壁面に沿って搬送して前記放出口から排出し得るようにしたことを特徴とする。
一方の端部に氷塊の取込口を有し、他方の端部寄りの側部に放出口を有する中空筒状のアイスガイドと、
前記アイスガイドの他方の端部に配設され、内部にモータを収納したケーシングと、
前記アイスガイドに同軸的に内挿されて延在し、そのシャフトを前記モータに連結したスクリューとを一体的に組合わせて可搬自在に構成し、
前記モータを駆動して前記スクリューを回転させることで、前記取込口から取込んだ氷塊をアイスガイドの内壁面に沿って搬送して前記放出口から排出し得るようにしたことを特徴とする。
本発明に係る氷塊搬出装置によれば、スクリューをモータにより回転駆動することで、貯氷室から氷塊を容易に搬出できるので、作業者の労力を軽減すると共に、作業時間を短縮することができる。また、氷塊搬出装置は固定設置されず、持ち運び可能であるので、貯氷室の有効容量の低下を回避でき、種々の異なる製氷機に使用することが可能である。更に、シャフトの端部にファンを取付けることで、氷塊の撹拌能力を向上させ、アーチングした氷塊を分離させ、好適に氷塊を搬出をすることができる。
次に、本発明に係る氷塊搬出装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、説明の便宜上、図7〜図9に示した製氷機の構成要素と同一の要素については、同一の符号を使用して詳細な説明は省略する。
図1に示すように、実施例の氷塊搬出装置40は、氷塊Cの取込口44および放出口46を備えた筒状のアイスガイド42と、このアイスガイド42に配設されたケーシング62と、アイスガイド42に内挿されて延在するスクリュー50と、前記ケーシング62に収納され、前記スクリュー50におけるシャフト52の一端に連結したギヤードモータ(モータ)60とを一体的に組合わせて構成され、この本体部分は持ち運び可能な大きさおよび重量に設定され、可搬自在になっている。箱状のケーシング62内に収納されたギヤードモータ60の回転駆動力を伝達する出力軸64が、該ケーシング62の一側面からアイスガイド42内に突出している。
前記アイスガイド42は、両端が開放した中空の円筒体であって、一方の開口端部(端部)は、斜めに湾曲するよう切り欠かれて大きく開口し、氷塊Cの取込口44として機能する。また、前記アイスガイド42の他方の開口端部(端部)には、その周面に亘って半径方向の外方に向かって延出するフランジ部42aが形成され、該フランジ部42aに穿設された図示しない挿通孔に挿通した複数のネジ68を前記ケーシング62に螺挿することで、該アイスガイド42がケーシング62に取付けられている。前記アイスガイド42におけるフランジ部42aに近接する周面(他方の端部よりの側部)には、氷塊Cの通過を許容し得る開口が開設され、この開口縁に沿って外方に突出した放出口46が形成されている。この放出口46には、例えば可撓性を有する蛇腹状等のホース48が着脱自在に接続され、このホース48を介して氷塊Cを別の容器70に導くようになっている。前記放出口46が臨む方向に対して、前記取込口44が臨む方向は、前記アイスガイド42の軸を挟んで対称になるよう設定されている。なお、実施例1の氷塊搬出装置40の使用にあたっては、前記取込口44が上方に臨むと共に、放出口46が下方に臨むような状態で使用され、以下の説明において氷塊搬出装置40の上下方向はこの方向に準じる。
前記スクリュー50は、両端部が開口した中空円筒状のシャフト52と、このシャフト52の外周の設けられたフィン54とから構成される。前記シャフト52は、前記アイスガイド42の軸方向の長さと略同一寸法に設定され、その両端部に近接する周面には、軸方向(出力軸64の軸方向)に沿って所定長さで延在する一対の長孔56,56が該シャフト52の軸を挟んで対称に形成されている。また前記フィン54は、前記シャフト52の外周から半径方向に所要高さ延出し、該シャフト52の軸方向に所定ピッチで螺旋状に延在するよう連設される。なお、前記スクリュー50において、前記ギヤードモータ60の出力軸64に連結されるシャフト52の端部(連結端52a)と対向する端部(自由端52b)側に延在するフィン54の端縁部は外方に向けてひねるように折曲されている。従って、前記取込口44に臨む部位に延在するフィン54は、隣り合うフィン54との間が大きく開放され、氷塊Cを好適に取込み得るようにしてある。更に前記スクリュー50は、後述するようにアイスガイド42に同軸的に内挿させた際に、前記フィン54の先端とアイスガイド42の内壁面との間が所要間隔離間するようになっている。すなわち、前記スクリュー50においては、軸方向に延在するフィン54の間隔およびシャフト52の外周とアイスガイド42の内壁面との離間間隔が、該スクリュー50の回転により移送される氷塊Cを、十分に許容し得る寸法になっている。そして前記シャフト52は、その軸方向の連結端52aが前記ギヤードモータ60の出力軸64と一体的に回転するよう着脱自在に連結され、ギヤードモータ60の駆動下に一方向へ回転するようになっている。
図2および図3に示すように、前記ギヤードモータ60の出力軸64は、前記シャフト52に挿入可能な外径寸法に設定されると共に、軸方向と直交する方向に貫通する通孔64aを穿設してある。そして、前記シャフト52の連結端52aに形成された案内部としての前記長孔56,56に通孔64aを整列するよう出力軸64をシャフト52に挿入した状態で、長孔56,56および通孔64aに共通的に連結ピン66が挿通されることで、出力軸64に対してシャフト52が一体回転可能に連結される。なお、前記出力軸64の通孔64aに対して連結ピン66は強固に嵌合されて容易には抜けないよう設定されており、該連結ピン66と長孔56,56との係合作用下に、出力軸64の回転がシャフト52に伝達されるようになっている。また連結ピン66は、シャフト52の長孔56,56に対して該長孔56,56の延在方向に移動可能に寸法設定され、出力軸64に対してシャフト52が一体回転可能でかつ軸方向への移動が許容されるよう構成されている。
なお、前記ケーシング62の一側面には、前記ギヤードモータ60のON,OFFを切替えるスイッチ72が設けられている。また、作業者の持ち手となるハンドル74が、前記ケーシング62の上部に配設されている。更に、図示しないが、ケーシング62からは、前記ギヤードモータ60に接続する電源コードが延出しており、該電源コードを外部電源に接続することで運転可能となる。
〔実施例1の作用〕
次に、実施例1に係る氷塊搬出装置の作用について説明する。先ず、氷塊搬出装置40の使用態様について簡単に説明する。前記貯氷庫12の断熱扉24を開放した状態で、取出し口22から貯氷室14に氷塊搬出装置40のアイスガイド42を挿入し、前記貯氷室14に堆積している氷塊Cの中に取込口44を突っ込む。そして、前記ギヤードモータ60を駆動すると、その出力軸64に連結ピン66および長孔56,56を介して連結するスクリュー50のシャフト52が所定方向に一体的に回転する。前記取込口44に延在するフィン54が氷塊Cをアイスガイド42に取込み、該フィン54の間隙に臨む氷塊Cは、前記スクリュー50の回転下にアイスガイド42の内壁面に沿って、前記放出口46に向けて移送され、該放出口46からホース48を介して外部(容器70)に放出される。
次に、実施例1に係る氷塊搬出装置の作用について説明する。先ず、氷塊搬出装置40の使用態様について簡単に説明する。前記貯氷庫12の断熱扉24を開放した状態で、取出し口22から貯氷室14に氷塊搬出装置40のアイスガイド42を挿入し、前記貯氷室14に堆積している氷塊Cの中に取込口44を突っ込む。そして、前記ギヤードモータ60を駆動すると、その出力軸64に連結ピン66および長孔56,56を介して連結するスクリュー50のシャフト52が所定方向に一体的に回転する。前記取込口44に延在するフィン54が氷塊Cをアイスガイド42に取込み、該フィン54の間隙に臨む氷塊Cは、前記スクリュー50の回転下にアイスガイド42の内壁面に沿って、前記放出口46に向けて移送され、該放出口46からホース48を介して外部(容器70)に放出される。
このように、前記スクリュー50の回転により貯氷庫12に貯蔵されている氷塊Cを取出すことができるから、氷塊Cの取出し作業に伴う労力を低減することができる。特に、漁港等で使用される大型製氷機のように大量の氷塊Cを取出す必要がある場合、作業時間を短縮することができる利点がある。また、図1に示すように、取込口44が下端となるように傾斜させて使用することで、放出口46の下方に容器70を置くスペースを確保し、ホース48を介して氷塊Cをこぼすことなく搬出し得ると共に、作業者は腰を屈めて搬出作業をする必要がなく、作業者の負担を軽減することができる。従来のスコップを用いた氷塊Cの搬出作業は、直接貯氷室14に作業者が手を入れるため、衛生上問題があったが、氷塊搬出装置40を用いることで、この問題は解決される。また、氷塊搬出装置40は、持ち運びができるので、貯氷室14に固定的に設けられている氷塊搬出装置と違い、貯氷室14の有効貯氷容量に影響を与えることがなく、別の場所に設置されている製氷機に対しても使用することができる。更に、アイスガイド42、ケーシング62およびスクリュー50の各部材は、取外すことができるので、容易に清掃を実施でき、衛生状態を好適に保つことが可能である。
また、前述した氷塊Cの放出作業中に、前記スクリュー50とアイスガイド42の内壁面との間に氷塊Cが挟まることがある。この場合に、前記スクリュー50のシャフト52は、ギヤードモータ60の出力軸64に対して軸方向に移動可能に構成されているから、氷塊Cが挟まることで生ずる反力が前記フィン54に作用してシャフト52が軸方向に移動し、氷塊Cの挟まりが解除される。従って、前記ギヤードモータ60がロックしたり、前記連結ピン66に応力が集中して該ピン66が破損するのを防止することができる。また、氷塊Cに大きな力(モータ60の回転力)が加わるのを防ぐことができるので、該氷塊Cが割れてくず氷が発生するのを防止し得ると共に、くず氷により前記放出口46が詰まることがなく、氷塊Cの安定した放出が達成される。
図4に示すように、実施例1で説明した氷塊搬出装置40の構成に加えて、前記アイスガイド42の一方の端部(取込口44)から外部に突出するシャフト52の自由端52b側にファン80を配設する構成も採用することができる。すなわち、図4に示す実施例2のファン80は、回転軸82と、この回転軸82の半径方向に延出した複数の羽根部84を備え、前記シャフト52への取付け構造は、出力軸64とシャフト52の連結端52aの連結構造と同様である。すなわち、前記回転軸82は、前記シャフト52に挿入可能な外径寸法に設定されると共に、軸方向と直交する方向に貫通する通孔(図示せず)を穿設してある。そして、前記シャフト52の自由端52b側に開設した長孔56,56に通孔を整列するよう回転軸82をシャフト52に挿入した状態で、長孔56,56および通孔に共通的に連結ピン66が挿通されることで、シャフト52に対してファン80が一体回転可能に連結される。このように、氷塊Cの取込口44に近接してファン80を設けることで、氷塊Cを撹拌して、アーチングを起こした氷塊Cを分離させ、氷塊Cの取込みを更に好適に行ない得る。また、前記ファン80は着脱自在にシャフト52に組付け可能であるので、貯氷室14に貯蔵された氷塊Cの状況にあわせて、ファン80の使用の有無を選択することができる。なお、前記ファン80は、金属製、例えばステンレス製とすることで、アーチングを崩す際に変形したり破損するのは防止される。
図5は、実施例3に係る氷塊搬出装置の取込口44を示す概略斜視図である。実施例3のアイスガイド43は、断面楕円形状に形成され、その短径が上下方向に位置するよう配置される(図6参照)。前記アイスガイド43における氷塊Cの取込口44が開設される一方の端部は、上方に開放するように切り欠かれ、円弧状に湾曲したスコップ形状になったガイド部43bが取込口44に連設されている。このガイド部43bは、その軸方向に延在する左右の開放端縁の離間幅がアイスガイド43の左右の幅(左右に延在する長径の長さ)より広く設定されている。また、前記ガイド部43bの先端には、上方に立ち上げた支持部45が設けられ、この支持部45に開設された通孔45aにシャフト52の自由端52bを挿通することで、前記スクリュー50の一端を回転自在に軸支している。前記シャフト52の自由端52bにおける前記通孔45aに整合する部位には、溝部52cが設けてある。すなわち氷塊Cは、前記ガイド部43bの円弧状の傾斜面に沿って該ガイド部43bの下方に案内され、スクリュー50を回転するとガイド部43bに臨むフィン54により該氷塊Cが取込口44に好適に案内され得る。従って、前記ガイド部43bを取込口44に連設することで、氷塊Cの取込みを容易にすることが可能である。更に、前記スクリュー50におけるシャフト52の両端を、ギヤードモータ60の出力軸64および支持部45で軸支するように構成することで、運転時のスクリュー50のぶれを抑制し、フィン54がアイスガイド43の内壁面に接触することにより内壁面が傷付いたり、異音が発生するのを防止することができる。そして、前記アイスガイド43を断面楕円形状に形成することで、スクリュー50とアイスガイド43の長径方向(左右方向)の内壁面との間に、比較的大きなスペースが画成されることで(図6参照)、該アイスガイド43の下部に氷塊Cが集まり易くなり、氷塊Cの搬送を円滑にすることができる。なお、前記ガイド部43bは、左右の開放端縁の離間間隔が広く、かつ高さが低くなるほど氷塊Cの案内作用が向上する。
実施例1〜3の氷塊搬出装置において、前記ケーシング62にバッテリー等の電源を収納して、コードレスで運転し得るようにすることもできる。
42 アイスガイド,44 取込口,46 放出口,50 スクリュー,52 シャフト
52b 自由端(端部),60 ギヤードモータ(モータ),80 ファン,84 羽根部
C 氷塊
52b 自由端(端部),60 ギヤードモータ(モータ),80 ファン,84 羽根部
C 氷塊
Claims (2)
- 一方の端部に氷塊(C)の取込口(44)を有し、他方の端部寄りの側部に放出口(46)を有する中空筒状のアイスガイド(42)と、
前記アイスガイド(42)の他方の端部に配設され、内部にモータ(60)を収納したケーシング(62)と、
前記アイスガイド(42)に同軸的に内挿されて延在し、そのシャフト(52)を前記モータ(60)に連結したスクリュー(50)とを一体的に組合わせて可搬自在に構成し、
前記モータ(60)を駆動して前記スクリュー(50)を回転させることで、前記取込口(44)から取込んだ氷塊(C)をアイスガイド(42)の内壁面に沿って搬送して前記放出口(46)から排出し得るようにした
ことを特徴とする氷塊搬出装置。 - 前記アイスガイド(42)の一方の端部から突出する前記シャフト(52)の端部(52b)に、複数の羽根部(84)を備えるファン(80)が着脱自在に取付けられる請求項1記載の氷塊搬出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003355500A JP2005121277A (ja) | 2003-10-15 | 2003-10-15 | 氷塊搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003355500A JP2005121277A (ja) | 2003-10-15 | 2003-10-15 | 氷塊搬出装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=34613068
Family Applications (1)
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2003
- 2003-10-15 JP JP2003355500A patent/JP2005121277A/ja active Pending
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