JP3046824B2 - 除雪機 - Google Patents
除雪機Info
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- JP3046824B2 JP3046824B2 JP1211412A JP21141289A JP3046824B2 JP 3046824 B2 JP3046824 B2 JP 3046824B2 JP 1211412 A JP1211412 A JP 1211412A JP 21141289 A JP21141289 A JP 21141289A JP 3046824 B2 JP3046824 B2 JP 3046824B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blower
- stay
- snow
- blade
- drive shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オーガが掻き集めた雪をブロアで吹き飛ば
す除雪機に係り、特にそのブロアの構造に関する。
す除雪機に係り、特にそのブロアの構造に関する。
[従来の技術] この種の除雪機は、従来、例えば「実開昭63−1022号
公報」に開示されているように、走行可能な機体の前部
にオーガを収容したオーガハウジングを備えている。こ
のオーガハウジングの後方には、ブロアケーシングが連
続して設けられており、このブロアケーシング内にオー
ガと連動して回転するブロアが収容されている。
公報」に開示されているように、走行可能な機体の前部
にオーガを収容したオーガハウジングを備えている。こ
のオーガハウジングの後方には、ブロアケーシングが連
続して設けられており、このブロアケーシング内にオー
ガと連動して回転するブロアが収容されている。
このため、オーガによってオーガハウジングの中央部
に掻き集められた雪は、ブロアケーシング内に導かれる
とともに、上記ブロアの回転によって発生する遠心力の
働きにより、ブロアの外周から吐き出される。この吐き
出された雪は、ブロアケーシングの上面に突設されたシ
ュート内に導かれ、このシュートを通じて外方に吹き飛
ばされるようになっている。
に掻き集められた雪は、ブロアケーシング内に導かれる
とともに、上記ブロアの回転によって発生する遠心力の
働きにより、ブロアの外周から吐き出される。この吐き
出された雪は、ブロアケーシングの上面に突設されたシ
ュート内に導かれ、このシュートを通じて外方に吹き飛
ばされるようになっている。
そして、この除雪機のブロアの構造としては、従来、
上記公報に見られるように、駆動軸の外周にベースプレ
ートを固定し、このベースプレートの前面に複数のブレ
ードを放射状に固着したものと、あるいは「実公昭51−
12203号公報」に示されるように、駆動軸の外周に、断
面凹状をなす複数のブレードを放射状に固定したものが
知られている。
上記公報に見られるように、駆動軸の外周にベースプレ
ートを固定し、このベースプレートの前面に複数のブレ
ードを放射状に固着したものと、あるいは「実公昭51−
12203号公報」に示されるように、駆動軸の外周に、断
面凹状をなす複数のブレードを放射状に固定したものが
知られている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、ベースプレートにブレードを固着したブロ
アの場合、そのベースプレートの後面がブロアケーシン
グに近接して、これら両者間に隙間が存在するため、こ
の隙間にブロアケーシング内に導かれた雪が入り込み易
くなる。
アの場合、そのベースプレートの後面がブロアケーシン
グに近接して、これら両者間に隙間が存在するため、こ
の隙間にブロアケーシング内に導かれた雪が入り込み易
くなる。
特に、氷状に固まった雪や水分を含んで重くなった雪
が隙間に入り込んで凍結すると、ブレードの円滑な回転
が妨げられて除雪効率が低下したり、このブレードを回
転させるエンジンに大きな負荷が加わる等の不具合があ
る。
が隙間に入り込んで凍結すると、ブレードの円滑な回転
が妨げられて除雪効率が低下したり、このブレードを回
転させるエンジンに大きな負荷が加わる等の不具合があ
る。
その上、ベースプレートの存在により、ブロア自体が
重く大きなものとなるため、益々エンジンの負担が大き
くなるとともに、石等を噛み込んだ時の衝撃も大きくな
るといった不具合もある。
重く大きなものとなるため、益々エンジンの負担が大き
くなるとともに、石等を噛み込んだ時の衝撃も大きくな
るといった不具合もある。
これに対し、駆動軸の外周に、断面凹状のブレードを
直接固定したブロアでは、ベースプレートに相当する部
材が存在しないので、ブロアとブロアケーシングとの間
に雪が詰まることもなく、ブロアの回転を円滑に保てる
といった利点がある。
直接固定したブロアでは、ベースプレートに相当する部
材が存在しないので、ブロアとブロアケーシングとの間
に雪が詰まることもなく、ブロアの回転を円滑に保てる
といった利点がある。
一方、このブレードの構造によると、ブロアケーシン
グ内の雪は、ブロアの回転に伴う遠心力によって、ブレ
ードの先端側に集まることになる。
グ内の雪は、ブロアの回転に伴う遠心力によって、ブレ
ードの先端側に集まることになる。
ところが、従来のブレードは、駆動軸側の基端から先
端まで同一幅に形成されているので、雪を吹き飛ばす上
で有効に利用しない部分までもが幅広くなっていた。
端まで同一幅に形成されているので、雪を吹き飛ばす上
で有効に利用しない部分までもが幅広くなっていた。
このため、ブレードが不必要に大きくなって、重量的
な面で無駄が多く、ブロアを回転させるに必要な動力も
増大するといった不具合がある。
な面で無駄が多く、ブロアを回転させるに必要な動力も
増大するといった不具合がある。
加えて、このブレードは全長に亘ってブロアの回転方
向、つまり雪を受ける方向に向って凹状に形成されてい
るので、本来、ブレードの先端部で雪を受ければ良いと
ころを、駆動軸に近い基端側でも受けてしまうことにな
る。すると、このブレードの基端側の雪は、ブレード自
体が凹状であることと相まって、先端側に移動し難く、
除雪作業中、常に雪がブロアの回転中心付近に残留する
結果となる。
向、つまり雪を受ける方向に向って凹状に形成されてい
るので、本来、ブレードの先端部で雪を受ければ良いと
ころを、駆動軸に近い基端側でも受けてしまうことにな
る。すると、このブレードの基端側の雪は、ブレード自
体が凹状であることと相まって、先端側に移動し難く、
除雪作業中、常に雪がブロアの回転中心付近に残留する
結果となる。
このため、ブロアケーシング内での雪の攪拌抵抗が増
大し、除雪効率に悪影響を及ぼすといった不具合があ
る。
大し、除雪効率に悪影響を及ぼすといった不具合があ
る。
本発明は、このような事情にもとづいてなされたもの
で、ブロアの軽量化は勿論のこと、ブロアケーシング内
での雪の攪拌抵抗を小さく抑えて、雪を効率良く排出す
ることができ、しかも、除雪作業中のブレードの変形を
防止できる除雪機を得ることにある。
で、ブロアの軽量化は勿論のこと、ブロアケーシング内
での雪の攪拌抵抗を小さく抑えて、雪を効率良く排出す
ることができ、しかも、除雪作業中のブレードの変形を
防止できる除雪機を得ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は、 オーガの後方に、このオーガが掻き集めた雪が導入さ
れたブロアケーシングを設け、このブロアケーシングの
内部に、上記オーガと連動して回転するブロアを収容し
た除雪機を前提としている。
れたブロアケーシングを設け、このブロアケーシングの
内部に、上記オーガと連動して回転するブロアを収容し
た除雪機を前提としている。
そして、上記ブロアは、上記オーガと連動して回転す
る駆動軸と、この駆動軸の外周面から放射状に突出さ
れ、駆動軸の周方向に互いに間隔を存して配置されると
ともに、上記ブロアの回転方向前方側に指向する前面を
有する複数本のステーと、これら各ステーの前面の先端
部に設けられ、上記駆動軸の軸方向に延びるとともに、
この軸方向の寸法が上記ステーの前面よりも幅広く形成
された雪受け用のブレードと、を備え、 上記ブレードは、その軸方向の中央部が上記ステーの
前面に固定されているとともに、上記ステーは、その前
面とは反対側に補強部材を有していることを特徴として
いる。
る駆動軸と、この駆動軸の外周面から放射状に突出さ
れ、駆動軸の周方向に互いに間隔を存して配置されると
ともに、上記ブロアの回転方向前方側に指向する前面を
有する複数本のステーと、これら各ステーの前面の先端
部に設けられ、上記駆動軸の軸方向に延びるとともに、
この軸方向の寸法が上記ステーの前面よりも幅広く形成
された雪受け用のブレードと、を備え、 上記ブレードは、その軸方向の中央部が上記ステーの
前面に固定されているとともに、上記ステーは、その前
面とは反対側に補強部材を有していることを特徴として
いる。
[作用] この構成によれば、ステーの先端部に、このステーよ
りも幅広いブレードを設けたことにより、ブロアの回転
に伴う遠心力によってステーの先端側に集められた雪
は、幅広いブレードが受けることになる。このため、放
射状に延びるステーはブレードを支持し得る程度の幅を
有していれば良いことになり、このステーの幅を従来に
比べて狭くすることができる。
りも幅広いブレードを設けたことにより、ブロアの回転
に伴う遠心力によってステーの先端側に集められた雪
は、幅広いブレードが受けることになる。このため、放
射状に延びるステーはブレードを支持し得る程度の幅を
有していれば良いことになり、このステーの幅を従来に
比べて狭くすることができる。
しかも、複数のステーは、駆動軸の周方向に互いに間
隔を存して配置されているので、ブロアを駆動軸の軸方
向から見た場合に、隣り合うステーの間には空間が存在
することになり、ステーの駆動軸に連なる部分に雪が詰
まり難くなる。それとともに、ステーの補強部材は、こ
のステーの回転方向前方側に位置する前面とは反対側に
設けられているので、このブレードを有するステーの前
面に雪が詰まり易い角部や凹部が形成されずに済み、上
記ステーを幅狭く形成できることと合わせて、ステーの
駆動軸側の端部に雪が付着したままとなったり、滞留す
るのを未然に防止することができる。
隔を存して配置されているので、ブロアを駆動軸の軸方
向から見た場合に、隣り合うステーの間には空間が存在
することになり、ステーの駆動軸に連なる部分に雪が詰
まり難くなる。それとともに、ステーの補強部材は、こ
のステーの回転方向前方側に位置する前面とは反対側に
設けられているので、このブレードを有するステーの前
面に雪が詰まり易い角部や凹部が形成されずに済み、上
記ステーを幅狭く形成できることと合わせて、ステーの
駆動軸側の端部に雪が付着したままとなったり、滞留す
るのを未然に防止することができる。
よって、オーガからブロアケーシング内に送り込まれ
た雪は、ブロアの回転に伴う遠心力によって円滑にブレ
ード側に移動するので、ブロアの回転中心付近に雪が残
留し難くなり、ブロアケーシング内での雪の攪拌抵抗を
小さく抑えることができる。
た雪は、ブロアの回転に伴う遠心力によって円滑にブレ
ード側に移動するので、ブロアの回転中心付近に雪が残
留し難くなり、ブロアケーシング内での雪の攪拌抵抗を
小さく抑えることができる。
また、回転軸の軸方向に延びるブレードは、その軸方
向の中央部においてステーの前面に固定されているの
で、ブレードの両端部がステーの側方に略均等に突出す
る。そのため、ブレードの端部からステーまでの長さが
極端に増大することはなく、その分、ブレードの曲げ剛
性が高くなって、このブレードが雪に紛れ込んだ石等の
障害物に当接しても変形し難くなる。
向の中央部においてステーの前面に固定されているの
で、ブレードの両端部がステーの側方に略均等に突出す
る。そのため、ブレードの端部からステーまでの長さが
極端に増大することはなく、その分、ブレードの曲げ剛
性が高くなって、このブレードが雪に紛れ込んだ石等の
障害物に当接しても変形し難くなる。
[実施例] 以下本発明を、図面に示す一実施例にもとづいて説明
する。
する。
第6図中符号1で示す除雪機の機体は、その左右両側
部にクローラ形の走行体2を備えている。機体1上には
伝動ケース3が支持されており、この伝動ケース3の前
端にはブロアケーシング4が連結されている。ブロアケ
ーシング4は第1図に示すように、前端が開口されると
ともに、伝動ケース3側の後端が後端壁4aによって閉塞
された円筒状をなしており、このブロアケーシング4内
には前後方向に延びる駆動軸5が同軸状に挿通配置され
ている。駆動軸5はブロアケーシング4の後端壁4aに軸
受6を介して回転自在に軸支されており、図示しないエ
ンジンからの動力伝達によって回転駆動される。
部にクローラ形の走行体2を備えている。機体1上には
伝動ケース3が支持されており、この伝動ケース3の前
端にはブロアケーシング4が連結されている。ブロアケ
ーシング4は第1図に示すように、前端が開口されると
ともに、伝動ケース3側の後端が後端壁4aによって閉塞
された円筒状をなしており、このブロアケーシング4内
には前後方向に延びる駆動軸5が同軸状に挿通配置され
ている。駆動軸5はブロアケーシング4の後端壁4aに軸
受6を介して回転自在に軸支されており、図示しないエ
ンジンからの動力伝達によって回転駆動される。
なお、このエンジンは上記走行体2も駆動するように
なっている。
なっている。
ブロアケーシング4の前端部には、オーガハウジング
7が連結されている。オーガハウジング7は前方に向っ
て断面円弧状に彎曲されており、このオーガハウジング
7は第5図に示すように、機体1の左右方向に沿って延
びている。そして、オーガハウジング7の背面中央部に
は、ブロアケーシング4の前端開口部に連なる連通孔8
が形成されており、この連通孔8を通じて上記駆動軸5
の前端部がオーガハウジング7内に導入されている。
7が連結されている。オーガハウジング7は前方に向っ
て断面円弧状に彎曲されており、このオーガハウジング
7は第5図に示すように、機体1の左右方向に沿って延
びている。そして、オーガハウジング7の背面中央部に
は、ブロアケーシング4の前端開口部に連なる連通孔8
が形成されており、この連通孔8を通じて上記駆動軸5
の前端部がオーガハウジング7内に導入されている。
駆動軸5の前端部にはギヤケース10が取り付けられて
いる。ギヤケース10にはオーガ軸11が支持されており、
このオーガ軸11はオーガハウジング7の内側において、
上記駆動軸5と直交する方向、つまり左右方向に沿って
横置きに配置されている。そして、このオーガ軸11上に
はウォームギヤ12が固定されているとともに、駆動軸5
の前端部外周にはウォームギヤ12と噛み合うウォーム13
が形成されており、これらウォーム13とウォームギヤ12
の噛み合い部分は、上記ギヤケース10によって覆い隠さ
れている。
いる。ギヤケース10にはオーガ軸11が支持されており、
このオーガ軸11はオーガハウジング7の内側において、
上記駆動軸5と直交する方向、つまり左右方向に沿って
横置きに配置されている。そして、このオーガ軸11上に
はウォームギヤ12が固定されているとともに、駆動軸5
の前端部外周にはウォームギヤ12と噛み合うウォーム13
が形成されており、これらウォーム13とウォームギヤ12
の噛み合い部分は、上記ギヤケース10によって覆い隠さ
れている。
駆動軸5上には、ギヤケース10を挾んだ両側に位置し
て、左右一対のオーガ15が取り付けられている。オーガ
15は螺旋状をなしたオーガリボン16を備えており、これ
ら左右のオーガ15では、オーガリボン16の螺旋の巻き方
向が互いに逆向きとなっている。
て、左右一対のオーガ15が取り付けられている。オーガ
15は螺旋状をなしたオーガリボン16を備えており、これ
ら左右のオーガ15では、オーガリボン16の螺旋の巻き方
向が互いに逆向きとなっている。
したがって、上記駆動軸5の回転がウォーム13および
ウォームギヤ12を介してオーガ軸11に伝わると、オーガ
15が回転して地上の積雪を掻き取り、この掻き取った雪
をオーガハウジング7の中央部に掻き集めるとともに、
上記連通孔8を通じてロアケーシング4内に送り込むよ
うになっている。
ウォームギヤ12を介してオーガ軸11に伝わると、オーガ
15が回転して地上の積雪を掻き取り、この掻き取った雪
をオーガハウジング7の中央部に掻き集めるとともに、
上記連通孔8を通じてロアケーシング4内に送り込むよ
うになっている。
なお、オーガハウジング7の下端部には、地上付近の
雪をオーガハウジング7内に掻き上げるスクレーパ17
と、オーガハウジング7の滑りを良くする滑走材18が取
り付けられている。
雪をオーガハウジング7内に掻き上げるスクレーパ17
と、オーガハウジング7の滑りを良くする滑走材18が取
り付けられている。
ところで、上記ブロアケーシング4内には、オーガ15
と連動して矢印方向に回転するブロア20が収容されてい
る。このブロア20は第2図ないし第4図に示されるよう
に、上記駆動軸5の外周面に放射状に突設された三本の
ステー21と、これらステー21の先端部に取り付けられた
ブレード22とで構成され、このブレード22がブロアケー
シング4の内周面に近接して設けられている。
と連動して矢印方向に回転するブロア20が収容されてい
る。このブロア20は第2図ないし第4図に示されるよう
に、上記駆動軸5の外周面に放射状に突設された三本の
ステー21と、これらステー21の先端部に取り付けられた
ブレード22とで構成され、このブレード22がブロアケー
シング4の内周面に近接して設けられている。
ステー21は、駆動軸5の軸方向に一定の幅を有する細
長い板状をなしている。これらステー21は、ブロア20の
回転方向前方側を指向する前面21aを有している。そし
て、ステー21は、駆動軸5の周方向に互いに間隔を存し
て配置されており、隣り合うステー21の間には空間が存
在している。
長い板状をなしている。これらステー21は、ブロア20の
回転方向前方側を指向する前面21aを有している。そし
て、ステー21は、駆動軸5の周方向に互いに間隔を存し
て配置されており、隣り合うステー21の間には空間が存
在している。
上記ブレード22は、第3図に示すように、駆動軸5の
軸方向に延びるとともに、この軸方向の寸法がステー21
の前面21aよりも幅広い略長方形状をなしている。ブレ
ード22は、その幅方向の中央部がステー21の前面21aの
先端部に溶接等の手段により固着されている。このブレ
ード22の長手方向に沿う両側縁部には、ブロア20の回転
方向に延びる折り曲げ片23が一体に形成されている。こ
のため、ブレード22はブロア20の回転方向に向って拡開
するような形状を有している。
軸方向に延びるとともに、この軸方向の寸法がステー21
の前面21aよりも幅広い略長方形状をなしている。ブレ
ード22は、その幅方向の中央部がステー21の前面21aの
先端部に溶接等の手段により固着されている。このブレ
ード22の長手方向に沿う両側縁部には、ブロア20の回転
方向に延びる折り曲げ片23が一体に形成されている。こ
のため、ブレード22はブロア20の回転方向に向って拡開
するような形状を有している。
また、ステー21の両側縁部は、上記ブレード22とは反
対側、つまりブロア20の回転方向後方側に向って略直角
に折り返されており、この折り返し部分はステー21を補
強するリブ壁24を構成している。このため、本実施例の
場合は、リブ壁24がステー21の補強部材を構成してい
る。
対側、つまりブロア20の回転方向後方側に向って略直角
に折り返されており、この折り返し部分はステー21を補
強するリブ壁24を構成している。このため、本実施例の
場合は、リブ壁24がステー21の補強部材を構成してい
る。
そして、リブ壁24の折り返し高さHは、駆動軸5側に
進むに従い徐々に高く形成されており、この折り返し高
さHが最も高くなるリブ壁24の基端部が、上記駆動軸5
の外周面を経て隣り合うステー21の前面21aに突き合わ
されて、これら駆動軸5およびステー21に溶接されてい
る。
進むに従い徐々に高く形成されており、この折り返し高
さHが最も高くなるリブ壁24の基端部が、上記駆動軸5
の外周面を経て隣り合うステー21の前面21aに突き合わ
されて、これら駆動軸5およびステー21に溶接されてい
る。
したがって、駆動軸5上で隣り合う三本のステー21
は、そのリブ壁24を介して結合されており、互いに補強
し合う構成となっている。
は、そのリブ壁24を介して結合されており、互いに補強
し合う構成となっている。
なお、ブレード22の駆動軸5側の縁部には、ステー21
側に向う補強片25が一体に折り返されており、この補強
片25がステー21のリブ壁24に溶接されているとともに、
これらブレード22とステー21のリブ壁24との間には、上
記補強片25と対向し合う補強板26が溶接されている。
側に向う補強片25が一体に折り返されており、この補強
片25がステー21のリブ壁24に溶接されているとともに、
これらブレード22とステー21のリブ壁24との間には、上
記補強片25と対向し合う補強板26が溶接されている。
また、上記ブロアケーシング4の上部には、このブロ
アケーシング4内に開口する筒状のガイド30が突設され
ており、このガイド30の上部には排雪用のシュート31が
連結されている。
アケーシング4内に開口する筒状のガイド30が突設され
ており、このガイド30の上部には排雪用のシュート31が
連結されている。
次に、上記構成の作用について説明する。
オーガ15がエンジンからの動力伝達によって回転駆動
されると、地上の積雪がオーガ15によって順次掻き取ら
れていき、この掻き取られた雪はオーガハウジング7の
中央部に掻き集められるとともに、連通孔8を通じてブ
ロアケーシング4内に送り込まれる。そして、この雪は
ブロアケーシング4内で回転するブロア20のステー21の
間に入り込み、このブロア20の回転により発生する遠心
力を受けてステー21の先端側に移動した後、ブロア20の
外周から吐き出される。
されると、地上の積雪がオーガ15によって順次掻き取ら
れていき、この掻き取られた雪はオーガハウジング7の
中央部に掻き集められるとともに、連通孔8を通じてブ
ロアケーシング4内に送り込まれる。そして、この雪は
ブロアケーシング4内で回転するブロア20のステー21の
間に入り込み、このブロア20の回転により発生する遠心
力を受けてステー21の先端側に移動した後、ブロア20の
外周から吐き出される。
この吐き出された雪はブロアケーシング4の内周面に
沿って連れ回るとともに、その過程でガイド30内に導入
され、このガイド30からシュート31を経て外方に吹き飛
ばされる。
沿って連れ回るとともに、その過程でガイド30内に導入
され、このガイド30からシュート31を経て外方に吹き飛
ばされる。
ところで、上記構成のブロア20においては、駆動軸5
の外周から放射状に延びるステー21の先端部に、このス
テー21よりも幅広いブレード22を溶接したので、ブロア
20の回転に伴う遠心力によりステー21の先端側に集めら
れた雪は、幅広いブレード22によって受け止められて、
ブロア20の外側に吐き出される。
の外周から放射状に延びるステー21の先端部に、このス
テー21よりも幅広いブレード22を溶接したので、ブロア
20の回転に伴う遠心力によりステー21の先端側に集めら
れた雪は、幅広いブレード22によって受け止められて、
ブロア20の外側に吐き出される。
このため、放射状に延びるステー21は、単にブレード
22を支持し得る程度の幅を有していれば良いことにな
り、このステー21自体を従来に比べて幅狭くすることが
できる。
22を支持し得る程度の幅を有していれば良いことにな
り、このステー21自体を従来に比べて幅狭くすることが
できる。
よって、ステー21がコンパクトとなって、重量的な面
でも無駄がなくなり、その分、ブロア20を軽量化するこ
とができる。
でも無駄がなくなり、その分、ブロア20を軽量化するこ
とができる。
しかも、上記ステー21は、駆動軸5の周方向に互いに
間隔を存して配置されているので、ブロア20を駆動軸5
の軸方向から見た場合に、隣り合うステー21の間には空
間が存在することになり、これらステー21が連なる駆動
軸5の外周部分に雪が詰まったり、ここに雪が滞留し難
くなる。
間隔を存して配置されているので、ブロア20を駆動軸5
の軸方向から見た場合に、隣り合うステー21の間には空
間が存在することになり、これらステー21が連なる駆動
軸5の外周部分に雪が詰まったり、ここに雪が滞留し難
くなる。
また、ステー21を補強するリブ壁24は、ブレード22と
は反対側に折り返されているので、このステー21のブレ
ード22側の前面22aが平坦となり、上記ステー21自体を
幅狭くできることと合わせて、ステー21上に雪が溜まり
難くなる。このため、ブロア20の回転中に、ステー21の
駆動軸5側の端部に雪が付着したままとなったり、滞留
するのを未然に防止することができ、ステー21の間に入
り込んだ雪は、遠心力を受けた際にブレード22側に向っ
て円滑に移動することになる。
は反対側に折り返されているので、このステー21のブレ
ード22側の前面22aが平坦となり、上記ステー21自体を
幅狭くできることと合わせて、ステー21上に雪が溜まり
難くなる。このため、ブロア20の回転中に、ステー21の
駆動軸5側の端部に雪が付着したままとなったり、滞留
するのを未然に防止することができ、ステー21の間に入
り込んだ雪は、遠心力を受けた際にブレード22側に向っ
て円滑に移動することになる。
よって、従来のようにブロア20の回転中心部付近に雪
が残留する虞もなく、ブロアケーシング4内での雪の攪
拌抵抗を小さく抑えて、このブロアケーシング22内の雪
を効率良く排出することができる。
が残留する虞もなく、ブロアケーシング4内での雪の攪
拌抵抗を小さく抑えて、このブロアケーシング22内の雪
を効率良く排出することができる。
その上、ステー21が雪を受ける方向とは反対側に、こ
のステー21の補強をなすリブ壁24を設けたので、除雪作
業中、ステー21に加わる雪の圧力に対して、このリブ壁
24を充分に対抗させることができ、その分、ステー21ひ
いてはブロア20全体の強度が向上する。
のステー21の補強をなすリブ壁24を設けたので、除雪作
業中、ステー21に加わる雪の圧力に対して、このリブ壁
24を充分に対抗させることができ、その分、ステー21ひ
いてはブロア20全体の強度が向上する。
さらに、駆動軸5の軸方向に延びるブレード22は、そ
の幅方向の中央部においてステー21の前面21aに固定さ
れているため、ブレード22の両端部はステー21の側方に
略均等に突出することになる。そのため、ブレード22の
端部からステー21までの長さが極端に増大することはな
く、その分、ブレード22の曲げ剛性が高くなる。この結
果、除雪作業中において、掻き集められた雪に紛れ込ん
だ石等の障害物が回転するブレード22に当接したとして
も、このブレード22が変形し難くなり、除雪効率を良好
に維持することができる。
の幅方向の中央部においてステー21の前面21aに固定さ
れているため、ブレード22の両端部はステー21の側方に
略均等に突出することになる。そのため、ブレード22の
端部からステー21までの長さが極端に増大することはな
く、その分、ブレード22の曲げ剛性が高くなる。この結
果、除雪作業中において、掻き集められた雪に紛れ込ん
だ石等の障害物が回転するブレード22に当接したとして
も、このブレード22が変形し難くなり、除雪効率を良好
に維持することができる。
また、駆動軸5の外周に従来のベースプレートの如き
部品が存在しないので、ブロア20の駆動軸5を軸受6に
通す際に、ステー21の間の隙間から軸受6の位置に確認
することができ、駆動軸5と軸受6との位置合わせを簡
単に行える。したがって、ブロア20が軽くなることと合
わせて、ブロアケーシング4内への組み込み作業を容易
に行うことができる。
部品が存在しないので、ブロア20の駆動軸5を軸受6に
通す際に、ステー21の間の隙間から軸受6の位置に確認
することができ、駆動軸5と軸受6との位置合わせを簡
単に行える。したがって、ブロア20が軽くなることと合
わせて、ブロアケーシング4内への組み込み作業を容易
に行うことができる。
なお、上記実施例では、ブロアのステーを三本とした
が、このステーの本数は上記実施例に制約されるもので
はなく、除雪能力に合わせて適宜変更し得るとともに、
このステートブレードとを一体に成形しても良い。
が、このステーの本数は上記実施例に制約されるもので
はなく、除雪能力に合わせて適宜変更し得るとともに、
このステートブレードとを一体に成形しても良い。
また、補強部材もステーを一体に折り返して成形する
ものに限らず、例えば別部品をステーに対して溶接して
も良い。
ものに限らず、例えば別部品をステーに対して溶接して
も良い。
[発明の効果] 以上詳述した本発明によれば、駆動軸の外周から放射
状に延びるステーは、単にブレードを支持し得る程度の
幅を有していれば良いので、このステーを従来に比べて
幅狭くコンパクトに形成することができる。このため、
重量的な面でも無駄がなくなり、ブロアの軽量化が可能
となる。
状に延びるステーは、単にブレードを支持し得る程度の
幅を有していれば良いので、このステーを従来に比べて
幅狭くコンパクトに形成することができる。このため、
重量的な面でも無駄がなくなり、ブロアの軽量化が可能
となる。
しかも、ブロアを駆動軸の軸方向から見た場合に、隣
り合うステーの間には空間が存在するので、ステーの駆
動軸に連なる部分に雪が詰まったり、ここに雪が滞留し
難くなる。それとともに、ブロアの回転方向前方側を指
向するステーの前面に補助部材が存在しないので、この
ステーの前面に雪が詰まり易い角部や凹部が形成される
ことはなく、上記ステーを幅狭く形成できることと合わ
せて、ステーの駆動軸側の端部に雪が付着したままとな
ったり、滞留するのを未然に防止することができる。よ
って、オーガからブロアケーシング内に送り込まれた雪
がブロアの回転中心付近に残留し難くなって、ブロアケ
ーシング内での雪の攪拌抵抗を小さく抑えることがで
き、雪を幅広いブレードで受け止めることと合わせて、
ブロアケーシングに送り込まれた雪を効率良く外方に排
出することができる。
り合うステーの間には空間が存在するので、ステーの駆
動軸に連なる部分に雪が詰まったり、ここに雪が滞留し
難くなる。それとともに、ブロアの回転方向前方側を指
向するステーの前面に補助部材が存在しないので、この
ステーの前面に雪が詰まり易い角部や凹部が形成される
ことはなく、上記ステーを幅狭く形成できることと合わ
せて、ステーの駆動軸側の端部に雪が付着したままとな
ったり、滞留するのを未然に防止することができる。よ
って、オーガからブロアケーシング内に送り込まれた雪
がブロアの回転中心付近に残留し難くなって、ブロアケ
ーシング内での雪の攪拌抵抗を小さく抑えることがで
き、雪を幅広いブレードで受け止めることと合わせて、
ブロアケーシングに送り込まれた雪を効率良く外方に排
出することができる。
また、ブレードを駆動軸の軸方向に幅広く形成したに
も拘わらず、このブレードの両端部はステーの側方に略
均等に突出するので、ブレードの端部からステーまでの
長さが極端に増大することはなく、その分、ブレードの
曲げ剛性が高くなる。このため、除雪作業中に、雪に紛
れ込んだ石等の障害物が回転中のブレードに衝突したと
しても、ブレードが変形し難くなり、除雪効率を良好に
維持できるといった利点がある。
も拘わらず、このブレードの両端部はステーの側方に略
均等に突出するので、ブレードの端部からステーまでの
長さが極端に増大することはなく、その分、ブレードの
曲げ剛性が高くなる。このため、除雪作業中に、雪に紛
れ込んだ石等の障害物が回転中のブレードに衝突したと
しても、ブレードが変形し難くなり、除雪効率を良好に
維持できるといった利点がある。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はブロアおよび
オーガ回りの断面図、第2図はブロアの正面図、第3図
はブロアの側面図、第4図は第2図中IV線方向から見た
矢視図、第5図は除雪機の正面図、第6図は除雪機の側
面図である。 4……ブロアケーシング、5……駆動軸、15……オー
ガ、20……ブロア、21……ステー、22……ブレード、24
……補強部材(リブ壁)。
オーガ回りの断面図、第2図はブロアの正面図、第3図
はブロアの側面図、第4図は第2図中IV線方向から見た
矢視図、第5図は除雪機の正面図、第6図は除雪機の側
面図である。 4……ブロアケーシング、5……駆動軸、15……オー
ガ、20……ブロア、21……ステー、22……ブレード、24
……補強部材(リブ壁)。
Claims (1)
- 【請求項1】オーガの後方に、このオーガが掻き集めた
雪が導入されるブロアケーシングを設け、このブロアケ
ーシングの内部に、上記オーガと連動して回転するブロ
アを収容した除雪機において、 上記ブロアは、上記オーガと連動して回転する駆動軸
と、この駆動軸の外周面から放射状に突出され、駆動軸
の周方向に互いに間隔を存して配置されるとともに、上
記ブロアの回転方向前方側を指向する前面を有する複数
本のステーと、これら各ステーの前面の先端部に設けら
れ、上記駆動軸の軸方向に延びるとともに、この軸方向
の寸法が上記ステーの前面よりも幅広く形成された雪受
け用のブレードと、を備え、 上記ブレードは、その幅方向の中央部が上記ステーの前
面に固定されているとともに、上記ステーは、その前面
とは反対側に補強部材を有していることを特徴とする除
雪機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1211412A JP3046824B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 除雪機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1211412A JP3046824B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 除雪機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0376909A JPH0376909A (ja) | 1991-04-02 |
JP3046824B2 true JP3046824B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=16605530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1211412A Expired - Fee Related JP3046824B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 除雪機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046824B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103643650A (zh) * | 2013-12-12 | 2014-03-19 | 哈尔滨雪工清冰雪设备销售有限公司 | 破冰除雪机链锤的锤头 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006055152A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Takara Alumi Center:Kk | ペットの糞取り器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6331120U (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-29 |
-
1989
- 1989-08-18 JP JP1211412A patent/JP3046824B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103643650A (zh) * | 2013-12-12 | 2014-03-19 | 哈尔滨雪工清冰雪设备销售有限公司 | 破冰除雪机链锤的锤头 |
CN103643650B (zh) * | 2013-12-12 | 2016-03-30 | 哈尔滨雪工清冰雪设备销售有限公司 | 破冰除雪机链锤的锤头 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0376909A (ja) | 1991-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |