JP2009030846A - 貯氷庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的な氷塊の搬出を行ない得る貯氷庫を提供する。
【解決手段】製氷機構で製造された氷塊Cを貯留する貯氷室26に、取込口40から取込んだ氷塊Cを揚送して貯氷室26の外部へ搬出する氷塊搬出装置30が配設される。貯氷室26には、氷塊搬出装置30へ向けて延在する氷塊案内手段14が設けられる。複数の棒状の送り部56により多角形状に形成されると共に、貯氷室26に回転シャフト50を介して枢支されて該貯氷室26の底部26aに対し略水平姿勢で回転する回転部材48を備え、貯氷室26内の氷塊Cを攪拌・移動させる攪拌送り手段46を備える。攪拌送り手段46は、回転部材48が氷塊案内手段14に近接するよう配設されて、回転部材48と氷塊案内手段14との間の氷塊Cが氷塊搬出装置30の取込口40へ向けて送られる。
【選択図】図2

Description

この発明は、製氷機構等で製造された氷塊を貯留する貯氷室に氷塊搬出装置が設置された貯氷庫に関するものである。
多量の氷塊を製造する自動製氷機として、貯氷室を内部に画成した貯氷庫の上部に、製氷機構と冷凍機構とを備える製氷ユニットを積載したスタックオンタイプの製氷機が知られている。更に、このスタックオンタイプの自動製氷機において、貯氷室に貯蔵された氷塊を外部に搬出する氷塊搬出装置を備えたものがある。
例えば、特許文献1に示す氷塊搬出装置は、貯氷室内に傾斜状態で配設される中空円筒状のアイスガイドを備えている。このアイスガイドは、貯氷室の底部に臨む取込口および貯氷室の外部に臨む排出口を有している。アイスガイドの内周面には、軸方向に螺旋状に延在するフィンが設けられると共に、アイスガイドの下端部には、該アイスガイドを回転させる駆動手段が設けられている。そして、アイスガイドが回転して前記取込口が上方へ向けて開口すると、貯氷室内に貯留された氷塊が該取込口を介してアイスガイド内に取込まれるようになっている。アイスガイドの内部に取込まれた氷塊は、該アイスガイドと共に回転する前記フィンにより揚送される。そして、前記アイスガイドの排出口を介して、氷塊は貯氷室の外部に搬出されるようになっている。
特開2005−214475号公報
このように、貯氷庫に氷塊搬出装置を設けることにより、作業者は手作業による氷塊の搬出作業から解放されて、作業負担が軽減される利点がある。しかしながら、従来の氷塊搬出装置は、上方に開口する取込口から氷塊が自重で落下してアイスガイド内に取込まれる構造が採用されており、氷塊を積極的に氷塊搬出装置へ案内する機構が採用されている訳ではない。そのため、アイスガイドへの氷塊のスムーズな取込みがなされず、氷塊の搬出効率が悪いと云った難点があった。また、貯氷室内で氷塊同士が互いに氷結する、いわゆるブロッキング現象が発生すると、自然落下的な氷塊の取込み方法を採用する従来の氷塊搬出装置では、氷塊の取込みが不能となってしまう事態も生じていた。
すなわち本願発明は、上記問題を好適に解決するべく提案されたものであって、氷塊を氷塊搬出装置へ向けて積極的に送って、氷塊の効率的な搬出を実現し得る貯氷庫を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係る貯氷庫は、
氷塊を貯留する貯氷室が内部画成され、該貯氷室の底部に臨む取込部から取込んだ氷塊を揚送して該貯氷室の外部へ搬出する氷塊搬出装置を備えた貯氷庫において、
前記貯氷室に立設され、前記氷塊搬出装置へ向けて延在する氷塊案内手段と、
複数の棒状の送り部により多角形状に形成されると共に、前記貯氷室に回転シャフトを介して枢支されて該貯氷室の底部に対し水平姿勢で回転する回転部材を備えた攪拌送り手段と、
前記回転部材の回転軌跡と前記氷塊案内手段との離間距離が、氷塊の厚み以下となるよう前記攪拌送り手段を配設して、該回転部材と氷塊案内手段との間の氷塊を前記氷塊搬出装置の取込部へ向けて送るようにしたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、攪拌送り手段の回転部材を氷塊案内手段に氷塊の厚みよりも近接して設けたので、回転部材と氷塊案内手段との間の氷塊を氷塊搬出装置へ送ることができる。従って、氷塊搬出装置は氷塊を効率よく取込むことができ、氷塊の効率的な搬出を行ない得る。また、回転部材は、複数の棒状の送り部により多角形状に形成されるので、送り部による氷塊の効率的な送出をなし得る。更に、回転部材による攪拌作用により、氷塊が常に掻き混ぜられた状態となるので、貯氷室内でのアーチング現象やブロッキング現象の発生を防止し得る。
請求項2に係る貯氷庫では、前記回転部材における送り部の連結部から該回転部材の内径方向へ延在し、かつ連結部と回転部材の回転中心とを結ぶ線分に対し、連結部を中心として回転部材の回転方向とは反対方向に傾斜する補助案内部が前記攪拌送り手段に設けられる。
請求項2の発明によれば、回転部材は、連結部から回転中心までの線分に対し、回転方向とは反対方向に所定角度傾斜した補助案内部を備えているので、該補助案内部による氷塊の外方への誘導(攪拌)がスムーズになされ、回転部材と共に氷塊が回転してしまうと云ったことがない。
請求項3に係る貯氷庫では、前記回転シャフトを第1シャフトおよび第2シャフトで構成し、両シャフトは、ジョイント手段を介して着脱自在に連結されている。
請求項3の発明によれば、攪拌送り手段の回転シャフトを第1シャフトおよび第2シャフトから構成し、両シャフトをジョイント手段を介して連結し得る構成としたので、貯氷室内での攪拌送り手段の組付けが容易となって、作業性を向上し得る。
請求項4に係る貯氷庫では、前記貯氷室に、該貯氷室の底部より低い設置凹部を開設し、該設置凹部に前記氷塊搬出装置の取込部を臨ませると共に、該設置凹部の底面と貯氷室の底部とを連結するスロープ部を取込部へ向けて下方傾斜するよう形成した。
請求項4の発明によれば、氷塊搬出装置の取込部を貯氷室の底部より一段低い設置凹部に臨ませ、更に、該取込部に向けて下方傾斜するスロープ部を形成したので、回転部材によってスロープ部上に移動した氷塊は、該スロープ部を自重で滑落して取込部へスムーズに送ることができる。
本発明に係る貯氷庫によれば、氷塊が氷塊搬出装置の取込部へ送られるので、氷塊搬出装置による氷塊の効率的な搬出を実現し得る。
次に、本発明に係る貯氷庫につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。
図1は、実施例に係る自動製氷機10を示す概略斜視図である。自動製氷機10は、前面パネル12、一対のサイドパネル13,14、バックパネル16、ボトムパネル18およびトップパネル20から略直方体状の断熱構造とされた貯氷庫24が一体構成されている。前記貯氷庫24の内部には、所要形状の氷塊Cを連続的に製造する製氷機構(図示せず)が配設され、該製氷機構の下方に、製氷機構から放出された氷塊Cを受容して所要量の氷塊Cを貯蔵する貯氷室26が設けられている。前記トップパネル20は、貯氷庫24の内部に連通する開口部20aを備え、該開口部20aを介して後述する氷塊搬出装置30のパイプ体34が上方に延出している。なお、自動製氷機10は、前記前面パネル12の上方に氷取出口72を備え、該氷取出口72は、開閉扉74により開閉されるようになっている。
図2に示すように、貯氷室26の底部26aにおいて、一方(実施例では、右側)のサイドパネル14およびバックパネル16に近接する隅部に、貯氷室26の底部26aより一段低い設置凹部28が設けられ、該設置凹部28に氷塊搬出装置30が設置されるようになっている。すなわち、実施例では、右側のサイドパネルが、氷塊Cを氷塊搬出装置30へ向けて案内する氷塊案内手段14として機能するよう構成されている。図3に示すように、この設置凹部28の底面28aと貯氷室26の底部26aとは、後方へ向けて緩やかに下方傾斜すると共に、前記一方のサイドパネル14に沿って延在するスロープ部32により連結されている。
図4に示すように、前記氷塊搬出装置30は、上下方向に所定長さで延在する中空筒状のパイプ体34と、該パイプ体34の内部に回転自在に配設される回転螺旋体36と、該回転螺旋体36を回転させる搬出モータ38とを有している。前記パイプ体34は、その下端に氷塊Cの取込口(取込部)40が開設されると共に、貯氷室26の外部に臨む上端に氷塊Cの排出口42が設けられている。そして、前記パイプ体34は、設置凹部28において、取込口40が前方へ向けて開口する状態で貯氷室26内を鉛直方向に延在するように配設される。
図4(a)に示すように、前記回転螺旋体36は、パイプ体34の軸方向に延在する回転軸36aと、該回転軸36aの周りに外方へ突出するよう螺旋状に巻装されたスクリュー部36bとからなり、パイプ体34とスクリュー部36bとの間に画成される隙間Vに氷塊Cを収容して該氷塊Cを揚送するよう構成される(図4(c)参照)。また、回転螺旋体36の上端部は、パイプ体34の上端に設けられた搬出モータ38の図示しない回転軸に連結しており、回転螺旋体36は、搬出モータ38によって回転作動するようになっている。なお、図4(c)に示すように、パイプ体34の内周面に軸方向に延在する突起条部44が周方向に一定間隔で複数設けられ、パイプ体34内を揚送される氷塊Cが前記回転螺旋体36と共に回転しないよう規制している。
貯氷室26の底部26aには、貯氷室26に貯留された氷塊Cを攪拌しつつ前記氷塊搬出装置30の取込口40へと送る攪拌送り手段46が設けられている。この攪拌送り手段46は、図5および図6に示す如く、正八角形状をなす回転部材48と、該回転部材48をその中心部(回転中心O)で支持する回転シャフト50と、該回転シャフト50を回転させる攪拌モータ52とから基本的に構成される。前記回転部材48は、棒状の送り部56を8本連結して正八角形状としたものであって、該回転部材48は前記貯氷室26の底部26aに対し水平姿勢で配設される。そして、回転部材48は、前記回転シャフト50が挿通されたボス部54を中心として、一方向(図2では反時計方向、以後、回転方向Xと称する)へ回転するよう構成される。
図2に示すように、回転部材48の貯氷室26における設置位置は、該回転部材48の連結部Aが描く回転軌跡Bと氷塊案内手段14との離間距離が、氷塊Cの厚み以下になるよう設定されている。すなわち、回転部材48は、前記連結部Aが氷塊案内手段14に最も近接した際に、該氷塊案内手段14との離間距離が氷塊Cの厚みと同じか、それより僅かに小さくなる位置に設置される。更に、図2および図3に示す如く、回転部材48による回転軌跡Bは、前記スロープ部32の上方を通過するよう設定されている。なお、回転部材48と貯氷室26の底部26aとの離間距離は、氷塊Cの厚みよりも小さくなっている。
前記回転部材48は、前記連結部Aからボス部54にかけて延在する複数(実施例では、4つ)の補助案内部60を備えている。この補助案内部60は、送り部56と同様な所要長の棒状体であって、図5に示す如く、前記連結部Aから前記ボス部54へ向けて所定角度で上方傾斜している。また、補助案内部60は、図6に示すように、前記連結部Aから前記ボス部54の回転中心Oを結ぶ線分Lに対し、該連結部Aを中心に回転部材48の回転方向Xとは反対方向Yへ傾斜している。具体的には、前記補助案内部60は、前記線分Lに対し反対方向Yへ約12°傾斜している。この補助案内部60の傾斜角度については、約5°〜30°の範囲内にあるのが望ましい。なお、補助案内部60は、全ての連結部Aに対応して設ける必要はなく、実施例の如く、連結部Aに対し1つ置きに設ければよい。
前記回転シャフト50は、上下方向に延在する棒状体であって、その上端部が貯氷室26の上部に設置された攪拌モータ52の回転軸(図示せず)に連結すると共に、その下端部は、貯氷室26の底部26aに設置された軸受部62に回転自在に支持されている。また、回転シャフト50は、上下方向の略中央部で分割し得るよう構成され、図7に示すように、上下の半体(上半体(第1シャフト)64および下半体(第2シャフト)66)は、ジョイント手段68を介して長手方向に連結されるようになっている。このジョイント手段68には、上半体64の下方開口端および下半体66の上方開口端に夫々内挿される縮径部69,69が上下に形成されている。また、ジョイント手段68に係合孔68a,68aが開設され、ジョイント手段68と上下の半体64,66とを連結した際に、該係合孔68a,68aが上下の半体64,66の端部に夫々設けた係合孔64a,66aに整合するようになっている。そして、整合した係合孔68a,64a/68a,66aにピン70,70を挿入することで、上下の半体64,66およびジョイント手段68が着脱自在に連結される。
(実施例の作用)
次に、実施例に係る自動製氷機10の作用について説明する。製氷運転により製氷機構で製造された氷塊Cは、次第に貯氷室26内に貯留され、前記氷塊搬出装置30の取込口40や回転部材48を覆うように堆積する。そして、貯氷室26内に所定量の氷塊Cが貯留されると、所要のタイミングで、前記氷塊搬出装置30および攪拌送り手段46が作動する。すなわち、氷塊搬出装置30の搬出モータ38が作動して回転螺旋体36を回転させると共に、攪拌送り手段46の攪拌モータ52が作動して前記回転部材48を回転方向Xへ回転させる。
すると、図2に示すように、回転部材48と氷塊案内手段14との間にある氷塊Cが前記送り部56により押出され、該氷塊案内手段14に沿って氷塊Cが後方(取込口40)へ送られる。このとき、回転部材48は送り部56によって多角形状とされているので、氷塊Cは回転部材48の回転動作に伴なって棒状の送り部56により確実に押送される。すなわち、回転部材48を円形状とした場合に比べ、氷塊Cに対する攪拌・移動効果が向上され、該氷塊Cを確実に移動させることができる。前記スロープ部32まで氷塊Cが移動すると、該氷塊Cは自重によりスロープ部32上を滑落し、前記氷塊搬出装置30の取込口40へ送られる。すると、前記取込口40からパイプ体34内に氷塊Cが取込まれ、氷塊Cは回転螺旋体36のスクリュー部36bとパイプ体34の内周面との間の隙間Vに収容される。そして、回転螺旋体36の回転に伴なって氷塊Cは揚送され、排出口42を介して貯氷室26の外部へ排出される。このとき、パイプ体34の内周面に設けた突起条部44により前記隙間Vに収容された氷塊Cは規制され、該氷塊Cが回転螺旋体36と共に回転してしまうことはない。
また、前記貯氷室26において、回転部材48の内周側に位置する氷塊Cは、前記補助案内部60により攪拌され、回転部材48の外方へ移動する(図6参照)。このとき、補助案内部60は、回転中心Oと連結部Aとを結ぶ線分Lに対し反対方向Yへ傾斜しているので、補助案内部60による氷塊Cの誘導が滑らかに行なわれる。すなわち、補助案内部60を線分Lの如く半径方向に延在させた場合、氷塊Cが補助案内部60に引っ掛かり、外径方向へ拡散されることなく回転運動してしまう可能性がある。しかるに、実施例の如く、補助案内部60を傾斜させることで、氷塊Cを外方へスムーズに拡散させることができる。この拡散作用により、氷塊Cの一部はスロープ部32へ移動して、該スロープ部32上を取込口40へ向けて滑落する。しかも、回転部材48による攪拌作用により、氷塊Cが常に掻き混ぜられた状態となるので、アーチング現象やブロッキング現象の発生を防止し得る。
次に、貯氷室26内に攪拌送り手段46を組付ける場合について説明する。先ず始めに、回転シャフト50の上半体64および下半体66を分解した状態とする。そして、貯氷室26内で上半体64および下半体66の開放端に、ジョイント手段68の縮径部69,69を夫々内挿し、ジョイント手段68および両半体64,66の係合孔68a,64a/68a,66aにピン70,70を差し込んで、回転シャフト50を連結させる。すなわち、回転シャフト50を分離可能としたので、貯氷室26内で回転シャフト50を容易に組付けることができ、作業能率を向上し得る。
以上に説明したように、実施例に係る貯氷庫24によれば、攪拌送り手段46の回転部材48を、その回転軌跡Bが氷塊Cの厚み以下となるよう氷塊案内手段14に近接して設けることで、回転部材48と氷塊案内手段14との間の氷塊Cを氷塊搬出装置30側へ確実に送ることができる。従って、氷塊搬出装置30は、氷塊Cを確実に取込むことができ、効率的な氷塊Cの搬出を行ない得る。しかも、氷塊搬出装置30へ氷塊Cを積極的に送る構成としたので、氷塊搬出装置30の取込口40を上方に開口させる必要がなく、該搬出装置30を貯氷室26内に鉛直方向に配設することができる。これにより、氷塊搬出装置30の長手寸法を短くでき、製造コストを低廉にし得る。しかも、氷塊搬出装置30を鉛直方向に設置することができるので、貯氷庫24内での組付けが容易となる。
なお、実施例では、回転部材48を正八角形状とした場合を説明したが、必ずしも回転部材48が正八角形体である必要はなく、四角形〜十角形に変更することも可能である。また、実施例では、サイドパネル14の1つを氷塊案内手段14として機能させたが、貯氷室26内に板状の氷塊案内手段14を別途立設してもよい。更に、回転部材48の連結部Aに外方へ延出する平板部を設け、該平板部により氷塊Cを掻き集めつつ移動させるようにしてもよい。
実施例では、貯氷庫24が自動製氷機10の製氷機構等と一体的に構成された場合を示したが、該製氷機構等と貯氷庫とが別体的に構成された、いわゆるスタックオンタイプの製氷機であってもよい。更に、氷ディスペンサや、飲料ディスペンサ等、貯留した氷塊Cを揚送して搬出する装置に本発明の貯氷庫を採用することも可能である。
実施例に係る貯氷庫を備えた自動製氷機を示す概略斜視図である。 実施例に係る貯氷庫の一部を示す概略平面図である。 実施例に貯氷庫の製氷室底部を示す縦断側面図である。 氷塊搬出装置を示す説明図であって、(a)は回転螺旋体を示し、(b)は氷塊搬出装置の全体を示し、(c)は氷塊搬出装置を横断して示す。 攪拌送り手段を示す全体図である。 回転部材を示す平面図である。 回転シャフトの連結構造を示す拡大図である。
符号の説明
14 氷塊案内手段(サイドパネル),26 貯氷室,26a 底部
28 設置凹部,28a 底面,30 氷塊搬出装置,32 スロープ部
40 取込口(取込部),46 攪拌送り手段,48 回転部材
50 回転シャフト,56 送り部,60 補助案内部
64 上半体(第1シャフト),66 下半体(第2シャフト)
68 ジョイント手段,A 連結部,B 回転軌跡,C 氷塊,L 線分
O 回転中心,X 回転方向,Y 反対方向

Claims (4)

  1. 氷塊(C)を貯留する貯氷室(26)が内部画成され、該貯氷室(26)の底部(26a)に臨む取込部(40)から取込んだ氷塊(C)を揚送して該貯氷室(26)の外部へ搬出する氷塊搬出装置(30)を備えた貯氷庫において、
    前記貯氷室(26)に立設され、前記氷塊搬出装置(30)へ向けて延在する氷塊案内手段(14)と、
    複数の棒状の送り部(56)により多角形状に形成されると共に、前記貯氷室(26)に回転シャフト(50)を介して枢支されて該貯氷室(26)の底部(26a)に対し水平姿勢で回転する回転部材(48)を備えた攪拌送り手段(46)と、
    前記回転部材(48)の回転軌跡(B)と前記氷塊案内手段(14)との離間距離が、氷塊(C)の厚み以下となるよう前記攪拌送り手段(46)を配設して、該回転部材(48)と氷塊案内手段(14)との間の氷塊(C)を前記氷塊搬出装置(30)の取込部(40)へ向けて送るようにした
    ことを特徴とする貯氷庫。
  2. 前記回転部材(48)における送り部(56)の連結部(A)から該回転部材(48)の内径方向へ延在し、かつ連結部(A)と回転部材(48)の回転中心(O)とを結ぶ線分(L)に対し、連結部(A)を中心として回転部材(48)の回転方向(X)とは反対方向(Y)に傾斜する補助案内部(60)が前記攪拌送り手段(46)に設けられる請求項1記載の貯氷庫。
  3. 前記回転シャフト(50)を第1シャフト(64)および第2シャフト(66)で構成し、両シャフト(64,66)は、ジョイント手段(68)を介して着脱自在に連結されている請求項1または2記載の貯氷庫。
  4. 前記貯氷室(26)に、該貯氷室(26)の底部(26a)より低い設置凹部(28)を開設し、該設置凹部(28)に前記氷塊搬出装置(30)の取込部(40)を臨ませると共に、該設置凹部(28)の底面(28a)と貯氷室(26)の底部(26a)とを連結するスロープ部(32)を取込部(40)へ向けて下方傾斜するよう形成した請求項1〜3の何れか一項に記載の貯氷庫。
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