JP2003020992A - 内燃機関のピストンリング装置 - Google Patents
内燃機関のピストンリング装置Info
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- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J9/00—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
- F16J9/06—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction using separate springs or elastic elements expanding the rings; Springs therefor ; Expansion by wedging
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- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
が遅い,内燃機関の始動時や低速運転時に,リング溝と
ピストンリングとの軸方向間隙に起因する排気ガス中の
HC濃度の増加を抑える。 【解決手段】 リング溝10及びピストンリング13の
軸方向で対向する対向面間に,半径方向外向きの張りを
持つ規制リング20を楔状に挿入し,ピストン3の低速
運動域では規制リング20の楔作用によりピストンリン
グ13のリング溝10での軸方向移動を規制し,ピスト
ン3の高速運動域ではピストン3の下降に伴うピストン
リング13の浮き上がり力Faにより規制リング20の
楔作用が無効にされるようにした。
Description
溝に,シリンダボアの内壁に摺動可能に密接するピスト
ンリングを所定の軸方向間隙を存して装着した,内燃機
関のピストンリング装置の改良に関する。
隙は,ピストンリングの熱膨張時でも,ピストンリング
がリング溝で膠着せずに,シリンダボアの内壁に密接し
て良好なガスシール機能を確保する上で重要な役割を果
たす。
関の低温状態での始動時や低速運転時には,上記軸方向
間隙が排ガス中のHC濃度を増加させる一因となってい
ることが本発明者によって究明された。それは次のよう
な理由による。
装置では,ピストン3の上部リング溝10に装着された
ピストンリング13(圧縮リング)は,該リング溝10
及びピストンリング13間の軸方向間隙gの範囲で常に
移動可能であるため,ピストン3の上昇時には(図6
(A)参照),ピストンリング13は,それの慣性力
と,該リング13及びシリンダ内壁間の摩擦抵抗とによ
りリング溝10の下面に押しつけられて,上部に軸方向
間隙gが発生し,ピストン3の下降時には(図6(B)
参照),ピストンリング13は上記慣性力及び摩擦抵抗
によりリング溝10の上面に押しつけられ,その下方に
軸方向間隙gが移る。
壁に付着した未燃燃料fは,排気行程でのピストン上昇
時,ピストンリング13の上部に発生した間隙gに引き
込まれ,次いでピストン3の上昇速度が急減速する上死
点直前に,ピストンリング13の上昇慣性力が該リング
13とシリンダ内壁との摩擦抵抗に打ち勝って該リング
13がピストン3に対して相対的に上昇するとき,前記
間隙g内から前記未燃燃料f押し出す。そして,この未
燃燃料fが排ガスと共に排気ポートへ排出され,排ガス
中のHC濃度を増加させるのである。
ので,内燃機関の低温時,特にピストンの運動速度が遅
い,内燃機関の始動時や低速運転時に,リング溝とピス
トンリングとの軸方向間隙に起因する排気ガス中のHC
濃度の増加を抑え得るようにした,内燃機関のピストン
リング装置を提供することを目的とする。
に,本発明は,ピストンのリング溝に,シリンダボアの
内壁に摺動可能に密接するピストンリングを所定の軸方
向間隙を存して装着した,内燃機関のピストンリング装
置において,リング溝に,ピストンの低速運動域でリン
グ溝でのピストンリングの軸方向移動を規制し,ピスト
ンの高速運動域では前記規制が無効にされるリング規制
手段を設けたことを第1の特徴とする。
る本発明の実施例中の上部リング溝10及び第1圧縮リ
ング13に対応する。
運動域では,ピストンリングは,リング規制手段により
リング溝での軸方向移動を規制されるので,内燃機関の
低温,低速運転域において,シリンダボア内壁に付着し
た未燃燃料がピストンの昇降に伴いリング溝に出入りす
ることがなくなり,したがって排気行程でも,その未燃
燃料を外部に放出させないので,排ガス中のHC濃度が
増加するのを抑えることができる。
制手段による規制が無効となるから,ピストンリング
は,リング内で自由に上下動して膠着を防ぎ,本来のガ
スシール機能を発揮することができる。
グ溝及びピストンリングの軸方向で対向する対向面間に
楔状に挿入され,その挿入方向に張りを持つ規制リング
でリング規制手段を構成し,ピストンの低速運動域では
規制リングの楔作用によりピストンリングのリング溝で
の軸方向移動を規制し,ピストンの高速運動域ではピス
トンの下降に伴うピストンリングの浮き上がり力により
規制リングの楔作用が無効にされることを第2の特徴と
する。
う単一の部材をもってリング規制手段を簡単に構成する
ことができ,リング規制手段の追加によるピストンリン
グ装置のコスト増を少なく抑えることができる。
ストンリング及び規制リングの相対向面に,規制リング
の楔作用を促す斜面を形成したことを第3の特徴とす
る。
作用によるピストンリングの軸方向移動規制を的確に行
うことができる。
て,環状の平板に,リング溝の内面に接する複数の平坦
部と,ピストンリングの斜面に接する斜面を有する複数
の傾斜部とを周方向交互に配列するように形成して,規
制リングを構成したことを第4の特徴とする。
えて,環状に平板を素材として,軽量で高剛性の規制リ
ングを安価に提供することができる。
に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
リング装置を備えた内燃機関に縦断面図,図2は内燃機
関の低速運転域での本発明ピストンリング装置の作用説
明図,図3は内燃機関の高速運転域での本発明ピストン
リング装置の作用説明図,図4は第1圧縮リング及び規
制リングの斜視図,図5は本発明の第2実施例を示す,
図4との対応図である。
例の説明より始める。
ック1のシリンダボア2にピストン3が摺動可能に嵌装
される。シリンダブロック1の上端面に接合されるシリ
ンダヘッド4には,シリンダボア2の上端に連なる燃焼
室5と,この燃焼室5に開口する吸気及び排気ポート
6,7とが形成されると共に,これらポート6,7の燃
焼室5側開口端を開閉する吸気及び排気弁8,9が装着
される。
上部リング溝10,中間リング溝11及び下部リング溝
12が形成されており,上部リング溝10には第1圧縮
リング13,中間リング溝11には第2圧縮リング1
4,下部リング溝12にはオイルリング15がそれぞれ
装着され,各リング13〜15は,従来普通のようにそ
れ自体の張りによってシリンダボア2の内壁に摺動可能
に密接し得るように,一つの合口(図示せず)を有す
る。各リング溝10〜12と各リング13〜15との間
には,従来普通のように,シリンダボア2の軸線に沿う
所定の軸方向間隙gが設けられる。
グ13の上面には,その半径方向中間部から半径方向内
方に向けて下る斜面13aが形成され,この斜面13a
と上部リング溝10の上面との間に規制リング20(規
制手段)が楔状に挿入される。規制リング20の下面2
0aは,前記斜面13aに対応して半径方向内方に向か
って下る斜面に形成される。規制リング20の上面は,
第1圧縮リング13の上面と同様に,上部リング溝10
の上面と平行な平坦面に形成される。この規制リング2
0にも,一つの合口(図示せず)が設けられると共に,
半径方向外向きの張りが付与され,その張りによって規
制リング20は,第1圧縮リング13の斜面13aと上
部リング溝10の上面との間に割り込むようになってい
る。規制リング20の張り大きさ及び斜面13a,20
aの角度は,ピストン3の低速運動域では規制リング2
0が第1圧縮リング13を上部リング溝10の下面に押
しつける楔機能を発揮し,ピストン3の高速運動域では
ピストン3の下降に伴う第1圧縮リング13の浮き上が
り力Faにより規制リング20の楔作用が無効とされる
ように設定される。
例の作用について説明する。
動速度が低いときには,上部リング溝10において,規
制リング20は,それ自体の張りによる楔機能をもって
第1圧縮リング13の斜面13aと上部リング溝10の
上面との間に割り込んで,第1圧縮リング13を上部リ
ング溝10の下面に押しつける。特に,図2(B)に示
すように,ピストン3の下降時でも,第1圧縮リング1
3の慣性力,並びに該リング13及びシリンダボア2内
壁間の摩擦抵抗に起因する浮き上がり力Faが比較的小
さいため,規制リング20の楔作用による第1圧縮リン
グ13の押し下げ力Fbが上記浮き上がり力Faに打ち
勝って,第1圧縮リング13を上部リング溝10の下面
に押し続けることになる。このことは,ピストン3の上
昇速度が急減速する上死点直前に第1圧縮リング13が
上昇慣性力でピストン3に対する相対的に上昇するのを
規制リング20が阻止し得ることを意味する。
上部リング溝10の上面との間に軸方向間隙gが存在す
るにも拘わらず,上部リング溝10内での軸方向移動が
拘束される。したがって内燃機関Eの低温,低速運転域
において,シリンダボア2の内壁に付着した未燃燃料f
がピストン3の上昇(図2(A))に伴い上記間隙gに
導入されても,ピストン3の上死点直前から次のピスト
ン3の下降時(図2(B))にかけても第1圧縮リング
13は,上部リング溝10の下面から動かないから,上
記間隙gに未燃燃料fを保持し続け,排気行程でも外部
に放出させない。かくして,内燃機関Eの低温,低速運
転域で,排ガス中のHC濃度が増加するのを抑えること
ができる。
なると,図3(B)に示すように,ピストン3の下降時
には,特に第1圧縮リング13の慣性力の増加により,
該ピストン3の浮き上がり力Faが,規制リング20の
楔作用による第1圧縮リング13の押し下げ力Fbに打
ち勝って,規制リング20を半径方向内方へ押し返し,
その楔作用を無効にする。その結果,第1圧縮リング1
3は上部リング溝10の上面に当接するまで移動し,軸
方向の間隙gは第1圧縮リング13の下方に移る。した
がって,第1圧縮リング13は,図3(A)及び(B)
のように,ピストン3の昇降に伴い上部リング溝10内
を軸方向間隙gの範囲において上下動することになり,
上方から混合気,下方から潤滑油を上部リング溝10内
に適度に導入して第1圧縮リング13の冷却及び潤滑を
図り,該リング13の上部リング溝10内での膠着を防
ぎ,該リング13本来のガスシール機能を発揮させるこ
とができる。
のシリンダボア2内壁に接した燃料は直ちに気化して良
好に燃焼し得るので,第1圧縮リング13が上記のよう
に上部リング溝10を自由に上下動するようになって
も,排ガス中のHC濃度が増加することはない。
いて説明する。この第2実施例では,規制リング20が
環状の平板25から構成される。即ち,規制リング20
は,環状の平板25に,上部リング溝10の上面に接す
る複数の平坦部26,26…と,第1圧縮リング13の
斜面13aに接する斜面20aを有する複数の傾斜部2
7,27…とを周方向交互に配列するように形成して構
成される。その他の構成は前実施例と同様であるので,
図5中,前実施例との対応部分には同一の参照符号を付
して,その説明を省略する。
板25にプレス加工を施すことにより規制リング20を
製作することができ,しかも各平坦部26及び傾斜部2
7間の屈曲部が補強リブ効果を発揮して,規制リング2
0の面剛性を効果的に高める。したがって軽量で高剛性
の規制リング20を安価に提供することができる。
なく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可
能である。例えば,第1圧縮リング10及び規制リング
20の全体を上下反転させて,第1圧縮リング13の軸
方向移動を下方から規制することも可能である。
ば,ピストンのリング溝に,シリンダボアの内壁に摺動
可能に密接するピストンリングを所定の軸方向間隙を存
して装着した,内燃機関のピストンリング装置におい
て,リング溝に,ピストンの低速運動域でリング溝での
ピストンリングの軸方向移動を規制し,ピストンの高速
運動域では前記規制が無効にされるリング規制手段を設
けたので,内燃機関の低温,低速運転域では,シリンダ
ボア内壁に付着した未燃燃料がピストンの昇降に伴いリ
ング溝に出入りすることがなくなり,したがって排気行
程でも,その未燃燃料を外部に放出させないので,排ガ
ス中のHC濃度が増加するのを抑えることができる。し
かも内燃機関の高速運動域では,リング規制手段による
規制が無効となるから,ピストンリングは,リング内で
自由に上下動して膠着を防ぎ,本来のガスシール機能を
発揮することができる。
特徴に加えて,リング溝及びピストンリングの軸方向で
対向する対向面間に楔状に挿入され,その挿入方向に張
りを持つ規制リングでリング規制手段を構成し,ピスト
ンの低速運動域では規制リングの楔作用によりピストン
リングのリング溝での軸方向移動を規制し,ピストンの
高速運動域ではピストンの下降に伴うピストンリングの
浮き上がり力により規制リングの楔作用が無効にされる
ので,規制リングという単一の部材をもってリング規制
手段を簡単に構成することができ,リング規制手段の追
加によるピストンリング装置のコスト増を少なく抑える
ことができる。
の特徴に加えて,ピストンリング及び規制リングの相対
向面に,規制リングの楔作用を促す斜面を形成したの
で,規制リングの楔作用によるピストンリングの軸方向
移動規制を的確に行うことができる。
第3の特徴に加えて,環状に平板に,リング溝の内面に
接する複数の平坦部と,ピストンリングの斜面に接する
斜面を有する複数の傾斜部とを周方向交互に配列するよ
うに形成して,規制リングを構成したので,環状に平板
を素材として,軽量で高剛性の規制リングを安価に提供
することができる。
を備えた内燃機関に縦断面図。
グ装置の作用説明図。
グ装置の作用説明図。
び作用を示す縦断面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 ピストン(3)のリング溝(10)に,
シリンダボア(2)の内壁に摺動可能に密接するピスト
ンリング(13)を所定の軸方向間隙(g)を存して装
着した,内燃機関のピストンリング装置において,リン
グ溝(10)に,ピストン(3)の低速運動域でリング
溝(10)でのピストンリング(13)の軸方向移動を
規制し,ピストン(3)の高速運動域では前記規制が無
効にされるリング規制手段(20)を設けたことを特徴
とする,内燃機関のピストンリング装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の内燃機関のピストンリン
グ装置において,リング溝(10)及びピストンリング
(13)の軸方向で対向する対向面間に楔状に挿入さ
れ,その挿入方向に張りを持つ規制リング(20)でリ
ング規制手段を構成し,ピストン(3)の低速運動域で
は規制リング(20)の楔作用によりピストンリング
(13)のリング溝(10)での軸方向移動を規制し,
ピストン(3)の高速運動域ではピストン(3)の下降
に伴うピストンリング(13)の浮き上がり力(Fa)
により規制リング(20)の楔作用が無効にされること
を特徴とする,内燃機関のピストンリング装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の内燃機関のピストンリン
グ装置において,ピストンリング(13)及び規制リン
グ(20)の相対向面に,規制リング(20)の楔作用
を促す斜面(13a,20a)を形成したことを特徴と
する,内燃機関のピストンリング装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の内燃機関のピストンリン
グ装置において,環状の平板(25)に,リング溝(1
0)の内面に接する複数の平坦部(26)と,ピストン
リング(13)の斜面(13a)に接する斜面(20
a)を有する複数の傾斜部(27)とを周方向交互に配
列するように形成して,規制リング(20)を構成した
ことを特徴とする,内燃機関のピストンリング装置。
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