JP2003020757A - 屋根葺材の接合構造 - Google Patents

屋根葺材の接合構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】屋根葺材の接合構造を改善し、水密性,耐候
性,耐衝撃性,耐腐食性,耐傷性,静寂性において十分
な性能を付与し、かつ外観を良好ならしめる。 【解決手段】金属板にゴム層を接合積層したゴム積層金
属板からなり、勾配の上方に配置する屋根面に平行な上
平板部と勾配の下側に配置する下平板部とその両者の間
の傾斜部の3つの部分を有し、勾配に対し上下方向の接
合は一方の屋根葺材1bの前記ゴム層を表面とする上平
板部4bを屋根下地9にアンカー部材10で固定した部
分にテープ状粘着材11を配置して、その上から、一方
の屋根葺材1bに対し上隣の屋根葺材1aのゴム層を表
面とする下平板部6aを重ね合わせて接合し、勾配に対
し横方向の接合は隣り合う屋根葺材を突き合わせ、該突
き合わせ部分にテープ状粘着材を配置し、その上から金
属板にゴム層を接着積層した接合部材を被せて接合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の屋根に施
工し、防水性及び良好な外観を保つための屋根葺材の接
合構造に関するものであり、詳しくは金属製の屋根材の
耐候性、耐傷性、水密性を向上させる前記屋根材の接合
構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、傾斜を有する屋根を葺く方法の一
つとして、金属製の板を用いる金属板薄板屋根工法があ
り、その中には、平葺,立はぜ葺(スタンディングシー
ム葺),瓦棒葺,波板葺,横葺,金属瓦葺等の方法があ
る。 【0003】これらの方法は夫々、屋根葺方法としては
安価に施工することができるという利点を有していると
共に、加工性,防水性も瓦屋根よりも改善されているも
のが多く、特に従来の瓦を用いる外観上の必要性がない
建築物であれば、現在でも屋根葺方法として屡々用いら
れている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの金属
板薄板屋根工法は、屋根材の主体を成す部材として溶融
亜鉛メッキ鋼板,塗装溶融亜鉛メッキ鋼板,溶融アルミ
ニウムメッキ鋼板,塗装ステンレス鋼板,アルミニウム
合金板,塗装アルミニウム合金板等の金属製の板を用い
ていることから、塗装,メッキ等の防食処理を施してい
るため雨水,太陽光,外気に晒されている使用条件下で
は、ある程度の長期の使用には耐え得るものの、せいぜ
い8年〜10数年の使用で水密性を保持することができ
なくなり、また、外観性が見るに耐えない状態にまで腐
食してしまい、その建築物を継続して使用する場合は、
部分的な補修や全面的な補修工法を施工して水密性や外
観を取り繕ったり、場合によっては屋根全体の葺き替え
を行ったりする必要が生じていた。 【0005】また、金属板を使用していると云っても薄
板を用いていることもあり、雨降りの日や風の強い日に
は雨や小石や小枝等の飛来物が屋根材に当たる雨音,衝
撃音は金属特有の反響した大きな音となることが避けら
れなかった。 【0006】更に、金属板を使用することは外観にも影
響を与えており、塗装などを施しているというものの、
表面の金属特有の冷たい感じを取り去ってしまうことは
難しく、温かみのない仕上がりになってしまうことも避
けられなかった。殊に住居として用いる建築物の場合、
内装のみならず、外観上にも温かみを有することは必要
であり、この冷たい感じも改善すべき問題として取り上
げられるべきものであった。 【0007】そこで、近時、これらの問題点を多少とも
改善したものとして、金属板に耐候性,耐衝撃性を有す
る硬質ポリ塩化ビニル樹脂を積層した通常PVC鋼板と
呼ばれるものが使われつつあり、耐候性,外観性に関し
ては金属板をそのまま使用するものよりも向上されてい
るが、積層する塩化ビニル樹脂を硬質としているため、
屋根材の形状を屈曲させたり、後加工する関係上、厚み
をあまり大きくすることが出来ず、耐衝撃性,耐傷性,
耐候性に関しては不十分であり、外観においても彫りの
深いシボ模様を設けることには限界があった。 【0008】本発明は、上述の如き実状に鑑み、それら
の問題点を解決すべく、特に金属板にゴム層を接着積層
したゴム積層金属板からなる屋根葺材の屋根葺構造の改
善を図ることにより、水密性,耐候性,耐衝撃性,耐腐
食性,耐傷性,静寂性において充分な性能を付与し、か
つ外観を良好ならしめることを目的とするものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
し目的を達成するために本発明は、勾配を有する建築物
の屋根上に防水性及び良好な外観を保つために設置する
複数の屋根葺材からなる屋根葺き接合構造であって、屋
根葺材は金属板にゴム層を接合積層したゴム積層金属板
からなり、ゴム層を表面として勾配の上方に配置する屋
根面に平行な上平板部と勾配の下側に配置する下平板部
と、その両者の間の傾斜部の3つの部分を備え、前記上
平板部の端部には屋根葺材の表面側へ折り返した折返部
を有し、前記下平板部の端部には屋根葺材の裏面側へ折
り返した折返部を有すると共に、勾配に対し上下方向の
接合は一方の屋根葺材のゴム層を表面とする前記上平板
部を屋根下地にアンカー部材で固定した部分にテープ状
粘着材を配置し、その上から、一方の屋根葺材に対し上
隣の屋根葺材のゴム層を表面とする下平板部を重ね合わ
せてなり、勾配に対し横方向の接合は隣り合う屋根葺材
を突き合わせ、該突き合わせ部分にテープ状粘着材を配
置し、その上から金属板にゴム層を接着積層した接合部
材を被せて接合してなることを特徴とする。 【0010】 【作用】本発明の屋根葺材の接合構造では、屋根葺材が
金属板の少なくとも表面にゴムを接着積層していること
から、雨音や小石,小枝等の衝撃音がゴムに吸収されて
金属特有の反響音を発しない静寂性が得られると共に、
太陽光,外気,雨などに金属部分が直接さらされなくな
るので、耐腐食性,耐候性に優れており、また、ゴム特
有の弾性係数により金属−ゴム積層体の後加工も自由に
行える範囲内で、充分な厚みのゴムを積層することがで
きるので、彫りの深い模様付けをすることもでき、外観
性も良好である。更に、ゴムを積層していることで、ゴ
ムと金属又はシール材などとの密着性が良好で、複数枚
の屋根葺材を設置するときに隣り合う屋根葺材との水密
性も優れたものとなる。 【0011】 【実施例】以下、添付図面に従って本発明の詳細を説明
する。 【0012】図1は本発明に用いる屋根葺材1の斜視図
である、図2は図1におけるA−A断面図である。 【0013】本発明における上記屋根葺材1は、これら
各図に示す如く、金属板2と該金属板2の表面に接着積
層したゴム層3からなり、その形状は上平板部4と途中
の傾斜部5、下平板部6の3つの部分を備え、上平板部
4には表面側へ折り返した折返部7を有し、一方、下平
板部6には裏面側に折り返した折返部8を有している。
また、更に屋根葺材1の横方向の端部31,32にも上
記図1,図2には明示されていないが、図5に見られる
如く屋根葺材1の裏面側へ折り返した折返部33b,3
4cを有している。 【0014】上記の屋根葺材はこれらの各折返部を有す
ることによって後述するような複数の屋根葺材1を接合
する際にシール材が流れ出さないようにできると共に、
ゴム層3との間でシールすることになり、より高い水密
性を得ることが出来る。 【0015】本発明における金属板2として使用可能な
金属は、必らずしも限定されるものではないが、防錆
性,耐候性の高い金属が好ましく、鋼板,溶融亜鉛メッ
キ鋼板,溶融アルミニウムメッキ鋼板,冷間圧延ステン
レス鋼板,アルミニウム板,アルミニウム合金等が用い
られる。 【0016】この金属板2の厚みは使用する金属板の種
類によって夫々、異なるが、通常、0.1〜2.0mm
程度のものが用いられる。0.1mm未満であると剛性
が低く屋根葺材としての形状を保つことができず、また
2.0mmを超えると加工性が乏しくなる上に、重量が
大きくなって好ましくない。特に金属板としてステンレ
ス鋼を用いる場合には0.3〜0.6mmの厚さが最も
好ましい。ステンレス鋼であればこの範囲で剛性も十分
に得られ、また、金切りはさみで簡単に切断加工するこ
とができ、施工時の加工も容易である。 【0017】金属体2に接着積層するゴム層3として用
いられるゴムは耐候性の高いゴムが好ましいことから、
エチレン・ブタジエン・ジエン・モノマー(EPD
M),クロロスルフォン化ポリエチレン(CSM),塩
素化ポリエチレン(CPE),サーモプラスチックオレ
フィン(TPO)等が用いられる。 【0018】ゴム層の厚みは通常、0.8〜2.0mm
の範囲内であり、0.8未満であると飛来物に対する耐
衝撃性や加工時の曲げ加工などによりゴム層が破断しや
すく、2.0mmを超えると段差部の空隙部が大きくな
る問題点があり好ましくない。また、ゴム層3の表面に
は屋根材としての意匠性を高めるためにシボ模様や亀甲
模様,格子模様等のような幾何学的な模様をつけること
が可能で、太陽光が当たった時の反射光を錯乱させるこ
とができ、落ち着いた感じを有する良好な外観を与える
ことができる。そして、そのゴムと金属との接合は、ゴ
ム−金属系の接着材や次に述べる方法で接合される。 【0019】先ず、金属板については脱脂処理を行う。
脱脂方法は、アルカリ洗浄法,溶剤洗浄法,エマルジョ
ン洗浄法,電界脱脂洗浄法などの中から、使用する金属
に合わせて好適なものを選択する。次に、金属の除錆,
粗面化を行う。化学的方法として酸洗い法,アルカリ除
錆法などがあり、物理的方法として、ブラスト法,液体
ホーニング法,ウォータージェット法,サンドペーパー
研磨法などがあり、状況によって1つあるいは2つを組
み合わせて用いる。次工程の化成処理は、金属の種類に
よって異なるが、リン酸塩皮膜,クロム酸塩皮膜,シュ
ウ酸塩皮膜,カップリング材処理皮膜を施す。 【0020】次にゴム層であるが、ゴム層に未加硫ゴム
を使用する場合は、ゴム−金属加硫接着剤を用い、ゴム
の加硫と同時に金属を接合する。これに対し、ゴム層に
加硫ゴムを用いる場合は、例えばポリウレタン系接着
剤,エポキシ樹脂系接着剤,ホットメルト型接着材を用
いて接合する。また、上述の実施例では、金属板2の表
面にのみゴム層3を接着積層しているが、裏面にも接着
積層してもよく、より耐腐食性,防錆性,水密性等の性
能が向上することになる。 【0021】図3〜図8は上述の如き屋根葺材1を用い
た屋根葺きの態様であり、図3に示されるような建築物
Bの屋根に施工設置されるものであるが、複数枚の屋根
葺材をゴム層を表面にして縦横に並べ屋根の縦方向の接
合は、図4にその断面を示すような構造をもって施工さ
れている。 【0022】即ち、図4に示すように上下に隣り合う屋
根葺材1a,1bの内、傾斜の下側にある屋根葺材1b
のゴム層を表面とする上平板部4bを屋根下地9にアン
カー部材10で固定し、折返部7bに沿って未加硫ゴム
等からなるテープ状粘着材11を配置し、その上から傾
斜の上側の屋根葺材1aの下方になるように重ね合わせ
る。屋根の傾斜に沿った縦方向にはこのような構造の接
合が連続して行われている。 【0023】折返部7bの存在によってテープ状粘着材
11が流れ出すことがなく、また、折返部8aがあるこ
とによって、テープ状粘着材はゴムと密着になり、金属
との間の密着よりも高い水密性を得ることができる。一
方、屋根の横方向に並んだ屋根葺材の接合は図5に示す
ようにして行われる。 【0024】即ち、図5に示すように横方向に隣り合う
屋根葺材1b,1cの横方向の端部31b,32bの折
返部33b,34c同志が突き合わせられ、両者をまた
ぐようにテープ状粘着材11を配置し、その上から図6
にその断面を示すような、片方の端部に折返部13を有
し、他方の端部には段付きの重合部14を有する端部接
合材12を被せている。該重合部14を下側の屋根葺材
1bの上平板部4bと上側の屋根葺材1aの下平板部6
aとの間に挿入し、折返部13を下側の横方向に隣り合
った屋根葺材1b,1cの折返部8b,8cに重ね合わ
せる。また端部接合部材12は図5に示すように横方向
の端部にも裏面側へ折り返した折返部35,36を有し
ており、テープ状粘着材11はゴムとの間の密着とな
り、金属とのあいだの密着よりもより高い水密性を得る
ことができる。 【0025】以上のような接合を行うことで、縦方向,
横方向ともに屋根葺材同志の水密性の高い接合構造が得
られる。 【0026】図3における屋根の棟部Mは、図7に示す
ように両側の屋根の傾斜の最も上端の屋根葺材1d,1
eの上平板部4d,4eをまたぐようにくの字状ゴム板
15をおいてディスク板Dを介在してアンカー部材10
で屋根下地9に固定し、不定型シール材16をゴム板1
5の端部に配置し、ゴム板15を包むように棟部材17
を設置する。棟部材17はくの字状に曲がっており、棟
の長手方向に延びる形状を有し、屋根葺材1と同様のゴ
ム層を接着積層した金属板からなっている。 【0027】また、図3におけるけらば部Kは、図8に
その断面を示すような構造をとっており、屋根葺材1の
端部付近にテープ状粘着材18を配置し、ゴムを接着積
層した金属板からなり、略直角に折り曲げられ、けらば
部の長手方向に延びる部材で、幅方向端部には内側に曲
げられた折返部19を形成したけらば部材20を配置し
アンカー部材10で屋根下地9に固定せしめている。 【0028】以上のように、本発明では金属板にゴム層
を接着積層した屋根葺材を用いており、テープ状粘着材
との間の水密性は金属との間の水密性よりも優れたもの
が得られる。更に、屋根表面はゴム層で覆われているの
で、耐候性にも優れており、雨天時の雨音等も直接、雨
の当たるのはゴム層なので元々音の発生も小さく、仮に
金属に振動が伝わったとしても、その振動はゴムに吸収
されて大きく反響することがない。 【0029】 【発明の効果】本発明の屋根葺材の接合は、以上説明し
た如く、屋根葺材として金属板の表面にゴム層を接着積
層したものが用いられており、金属板を表面に積層接着
したゴム層を守ることができ、耐候性,耐腐食性,防錆
性に優れると共に、雨音や小石,小枝が当たったときの
衝撃音もゴム層によって吸収することができるので静寂
性にも優れた屋根葺材の葺き構造を得ることができる。 【0030】また、本発明の接合構造では、表面にゴム
層を配置していることによって屋根材同志を屋根上で設
置,接合したとき、屋根材同志の間に介在するテープ状
粘着材との密着性は金属板との間の密着性より勝ってお
り、より水密性の高い接合を得ることができる。そし
て、ゴム特有の弾性によりゴム層にある程度厚みを持た
せても、屋根葺材の形状の加工は可能であり、ゴム層を
厚くすることができるので、耐傷性も優れ、ゴム層表面
の意匠性付与も幅広いデザインを取ることが出来るな
ど、種々の実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に用いられる屋根葺材の1例を示す斜視
図である。 【図2】図1におけるA−A断面図である。 【図3】本発明における屋根葺材が施工される建築物の
例を示す斜視図である。 【図4】本発明における屋根葺材の縦方向の接合構造を
示す断面図である。 【図5】本発明における屋根葺材の横方向の接合構造を
示す横断面図である。 【図6】本発明における屋根葺材の横方向の接合構造を
示す縦断面図である。 【図7】棟部の屋根葺き構造を示す断面図である。 【図8】けらば部の屋根葺き構造を示す断面図である。 【符号の説明】 1 屋根葺材 2 金属板 3 ゴム層 4 上平板部 5 傾斜部 6 下平板部 7 折返部 8 折返部 9 屋根下地 10 アンカー部材 11 テープ状粘着材 12 端部接合部材 13 折返部 14 重合部 15くの字状ゴム板 16不定型シール材 17 棟部材 18 テープ状粘着材 19 折返部 20 けらば部材 33 折返部 34 折返部
【手続補正書】 【提出日】平成14年7月2日(2002.7.2) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】発明の名称 【補正方法】変更 【補正内容】 【発明の名称】 屋根葺材の接合構造
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東田 義孝 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内 (72)発明者 上ノ山 悦治 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内 (72)発明者 塚本 正道 東京都中央区八丁堀2−9−1 日本金属 株式会社内 Fターム(参考) 2E108 BB04 BN02 CC01 CV08 DD01 GG09 GG19

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】勾配を有する建築物の屋根上に防水性及び
    良好な外観を保つために設置する複数の屋根葺材からな
    る屋根葺き接合構造であって、屋根葺材は金属板にゴム
    層を接合積層したゴム積層金属板からなり、ゴム層を表
    面として勾配の上方に配置する屋根面に平行な上平板部
    と勾配の下側に配置する下平板部とその両者の間の傾斜
    部の3つの部分を備え、前記上平板部の端部には屋根葺
    材の表面側へ折り返した折返部を有し、前記下平板部の
    端部には屋根葺材の裏面側へ折り返した折返部を有して
    なり、勾配に対し上下方向の接合は一方の屋根葺材の前
    記ゴム層を表面とする上平板部を屋根下地にアンカー部
    材で固定した部分にテープ状粘着材を配置して、その上
    から、一方の屋根葺材に対し上隣の屋根葺材のゴム層を
    表面とする下平板部を重ね合わせて接合し、勾配に対し
    横方向の接合は隣り合う屋根葺材を突き合わせ、該突き
    合わせ部分にテープ状粘着材を配置し、その上から金属
    板にゴム層を接着積層した接合部材を被せて接合してな
    ることを特徴とする屋根葺材の接合構造。
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