JP2003020079A - 薬液含浸清拭シート包装体 - Google Patents

薬液含浸清拭シート包装体

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JP2003020079A
JP2003020079A JP2001202816A JP2001202816A JP2003020079A JP 2003020079 A JP2003020079 A JP 2003020079A JP 2001202816 A JP2001202816 A JP 2001202816A JP 2001202816 A JP2001202816 A JP 2001202816A JP 2003020079 A JP2003020079 A JP 2003020079A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容器内に収容した薬液含浸清拭シートを一枚若
しくは数枚ずつ取り出して使用する形態の薬液含浸清拭
シート包装体において、内部に収容された清拭シートを
最後の一枚まで乾燥させることなく適度に所望の湿潤状
態に維持できる包装体を提供する。 【解決手段】容器内部に清拭シートとともに、上記と同
一の薬液を含浸した吸液性部材、好ましくは表面層が高
揮発性部材からなり中間層が高吸液性部材からなる積層
物を調湿用パットとして収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエットティッシ
ュ等のように薬液を含浸した清拭シートを複数枚重ねた
状態で収容してなる包装体に関する。より詳細には、容
器内に収容した薬液含浸清拭シートを一枚若しくは数枚
ずつ取り出して使用する形態の薬液含浸清拭シート包装
体において、内部に収容された清拭シートを最後の一枚
まで乾燥させることなく適度に所望の湿潤状態に維持で
きる包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】薬液を含浸させた清拭シートは、従来よ
り大人や赤ん坊の手、顔及び局部等の皮膚を清浄し清潔
にする目的で広く使用されている。かかる薬液含浸清拭
シートは、適当な大きさのシートが複数枚、巻物状態若
しくは積重状態で、開閉自在の取り出し口を有する容器
に収容されており、使用する際に該容器の取り出し口を
開けて一枚若しくは数枚ずつ取り出して使用されるのが
普通である。
【0003】このように使用毎に容器の取り出し口を開
けて取り出し使用される態様においては、使用するたび
に容器内部から薬液が揮発放散するため、清拭シートに
含浸された薬液量が早期に低下し、最後あたりの清拭シ
ートでは十分な清拭性能を得ることができないという不
都合が生じる。
【0004】このような不都合さを回避するために、製
造に際して薬液を増量して充填することも考えられる
が、薬液過多のために使用時に液だれを生じたり、また
清拭した対象物がいつまでも濡れた状態となり速乾性に
欠けるなど、使用感に劣るという問題がある。このた
め、実際には薬液含浸清拭シートの収容容器として不透
液性の容器を採用し、該容器の取り出し口を密着度の大
きい開閉自在の蓋で覆うようにして、できるだけ気密性
を確保するように工夫された包装体が用いられているの
が現状である(例えば、実開平6-353号公報等)。
しかしかかる包装体であっても、多数枚の薬液含浸清拭
シートを収容した場合には、その分使用に際して取り出
し口を開ける回数が増すため、最後に近づくにつれて清
拭シートが乾燥しがちになるという不都合さは避けがた
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、複数枚の薬
液含浸清拭シートを収容してなる包装体に関する上記従
来の問題を解決することを目的とするものである。具体
的には、本発明の目的は、容器の取り出し口をくり返し
開閉して使用しても、内部に収容された薬液含浸清拭シ
ートが最初から最後まで所望の清拭性能を発揮するよう
に、薬液含浸清拭シートを適度に湿潤した状態で保持す
ることのできる薬液含浸清拭シート包装体を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために鋭意検討を重ねていたところ、薬液含浸
清拭シートを収容した容器に、該清拭シートとともに、
同様に薬液を含浸させた調湿用パットを収容しておくこ
とで、さらに好ましくは特定の構成からなる調湿用パッ
トを収容しておくことで、清拭シートの早すぎる乾燥と
薬液の望ましくない濡れを防止することができ、該収容
容器を複数回くり返して開閉使用した場合でも、内部の
清拭シートが最後まで所望の湿潤性を維持して所期の清
拭性能を備えていることを見出した。また、本発明者は
かかる調湿用パットを容器内に収容しておくことによっ
て、多数枚の薬液含浸清拭シートを一つの容器に収容し
た所謂、大容量の薬液含浸清拭シート包装体においても
最後まで所望の湿潤性と清拭性能を有する清拭シートが
得ることができること、すなわち、収容する清拭シート
が乾燥して清拭性能が低下するという問題、並びに収容
する清拭シートが薬液過多による望ましくない濡れによ
って清拭後の速乾性に不具合を生じるという問題を伴う
ことなく、薬液含浸清拭シート包装体の大容量化が可能
となることを見出した。
【0007】本発明は、かかる知見に基づいて開発され
たものである。すなわち、本発明は下記に掲げる薬液含
浸清拭シート包装体である。 (1)開閉自在の開口部を有する非透液性容器内に、薬
液を含浸した清拭シートの重ね物を収容した包装体であ
って、該容器内部に上記清拭シートとともに、上記と同
一の薬液を含浸した吸液性部材を調湿用パットとして収
容してなることを特徴とする薬液含浸清拭シート包装
体。 (2)開閉自在の開口部を有する非透液性容器内に、薬
液を含浸した清拭シートの重ね物を収容した包装体であ
って、該容器内部に上記清拭シートとともに、表面層が
高揮発性部材からなり中間層が高吸液性部材からなる上
記と同一の薬液を含浸した積層物を調湿用パットとして
収容してなることを特徴とする薬液含浸清拭シート包装
体。
【0008】なお、本発明の薬液含浸清拭シート包装体
の具体的な態様には下記に掲げるものを含むことができ
る。 (i) 調湿用パットの表面が清拭シートの少なくとも一部
と接触した状態で非透液性容器内で収容されてなること
を特徴とする、上記(1)または(2)に記載の薬液含
浸清拭シート包装体。 (ii) 調湿用パットが非透液性容器の内側底部に配置さ
れ、清拭シートの重ね物が当該調湿用パットの上に収容
されてなる、上記(1)または(2)に記載の薬液含浸
清拭シート包装体。 (iii) 調湿用パットが、清拭シートの重ね物の底部の大
きさと略同一の平面大きさを有するものである、上記
(1)または(2)に記載の薬液含浸清拭シート包装
体。 (iv) 薬液を含浸した清拭シートを少なくとも30枚、
重ねて収容してなる上記(1)または(2)に記載の薬
液含浸清拭シート包装体。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の薬液含浸清拭シート包装
体は、開閉自在の開口部を有する非透液性容器内に、薬
液を含浸した清拭シートの重ね物が同薬液を含浸してな
る調湿用パットとともに収容されてなることを特徴とす
るものである。
【0010】ここで非透液性容器とは、少なくとも本発
明において用いられる薬液を容器外部に溶出、漏出もし
くは滲出しない性質を有する材質からなる容器であれば
よく、一般に水分及び油分を透過させにくい合成樹脂製
の中から適宜選択して使用することができる。かかる合
成樹脂として、具体的にはポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ナイロン、ポリエステルなどを例
示することができる。なお、これらの合成樹脂は1種ま
たは2種以上を任意に組み合わせて使用することができ
る。またかかる容器は単層のフィルム(またはシート)
から構成されるものであってもいいし、また2層若しく
は複層のラミネートフィルム(シート)からなるもので
あってもよい。後者の場合、内層にアルミニウム箔やそ
の他の防水性・耐水性の材質を用いることによって、外
層に用いる材質に関わらず、非透液性を確保することが
できる。また、外層に非透液性の材質を、また内層に熱
溶着可能な材料を用いることによって熱溶着によって容
器を組み立て調製することができる。かかる外層材質と
しては、例えば普通セロハン、防湿セロハン、蒸着2軸
延伸ポリプロピレン、ポリエステル、蒸着ポリエステ
ル、2軸延伸ナイロン、エチレンビニルアルコールなど
が例示され、また内層材質としては、低密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレ
ン酢酸ビニル共重合体、未延伸ポリプロピレン、蒸着未
延伸ポリプロピレン、アイオノマー樹脂などが例示され
る。
【0011】なお、容器の形状は特に制限されず、清拭
シートをロール状に巻き重ねて収容するのに好適な形状
としては円筒状、円柱状、直方体状、立方体状等が、ま
た清拭シートを折り畳んで複数枚積み重ねた状態で収容
するのに好適な形状としては箱形(平面断面形状が矩
形、正方形、台形、菱形など)、ピロータイプ袋体形、
ガゼット袋体形等を例示することができる。
【0012】かかる容器はその一部、好ましくは上面部
に、内部に収容した清拭シートを取り出すための開口部
を有している。当該開口部は、容器に単に切り込みを入
れた形態のものであってもよいし、また清拭シートを取
り出しやすくするために、例えば正方形、長方形、円
形、楕円形、菱形、トラック形、ループ形などの任意の
形状を有するものであってもよい。また、当該開口部は
さらに開閉自在な蓋部を備えることにより開口部自体を
開閉自在とすることができる。なお、蓋部は開口部に固
着しても脱着可能な状態で設けてもよい。当該蓋部は、
清拭シートを取り出さない非使用時には開口部をできる
だけ気密状態(密封状態)に覆い、また清拭シートを取
り出す使用時にはかかる覆い部を手で簡単に外して開口
部を開放できるようなものであることが好ましい。さら
には、蓋部を開口部を覆うように脱着可能に接着するこ
とによって、くり返して開放・密封できるようにされた
ものが好ましい。
【0013】上記の容器の内部に収容する清拭シートと
しては、吸液性を有し、また含浸させる薬液に耐性を有
し、かつ薬液を含浸した状態での清拭操作に耐えられる
程度の耐久性(強度)を有するシート状物であれば、そ
の材質等を特に制限するものではない。例えば、紙やパ
ルプなどのセルロース製品;天然繊維、人造繊維又はそ
れらの混合繊維からなる不織布若しくは編織物;または
発泡ウレタンなどの合成樹脂からなるスポンジ状材料等
を挙げることができる。好ましくは経済性、強度及び拭
き取り性の観点から不織布を挙げることができる。
【0014】不織布は、上記性質を有する限りにおいて
その素材並びに製法によって特に制限されず、綿や麻な
どの天然繊維、レーヨンなどの再生繊維,ポリエステル
やアクリルなどの合成繊維もしくはアセテートなどの半
合成繊維等の人造繊維またはそれらの混合繊維から、乾
式法または湿式法を用いて製造されるものがいずれも包
含される。好ましくは、汚れの拭き取り効果に優れ、繊
維の脱落が少なく、薬液を吸収・保持できるものであ
る。このようなものとしては、例えばアクリル繊維から
調製される不織布、または少なくともアクリル繊維を含
む混合繊維(複合繊維を含む)、パルプ・レーヨン混合
繊維から調製される不織布を挙げることができる。好ま
しくはパルプ・レーヨン混合繊維から調製される不織布
である。なお、かかる不織布には、弾力性を持たせて使
いやすくし、また汚れの拭き取り効果を高めるために、
エンボス加工またはクレープ加工が施されていてもよ
い。
【0015】なお、清拭シートの大きさは特に制限され
ず、一辺が5〜30cmである正方形もしくは長方形の
シートであることができる。好ましくは拭き取り作業が
しやすいように、手のひらサイズの1枚形状物、もしく
は2〜複数折りして手のひらサイズになるような大きさ
を挙げることができる。
【0016】かかる清拭シートに含浸させる薬液として
は、清浄性、速乾性等の効果を有するものであれば特に
制限されないが、好ましくはアルコール類、水またはこ
れらの混合物を挙げることができる。なお、アルコール
類としては、エタノールやイソプロピルアルコールなど
の低級アルコールを例示することができる。これらは1
種単独で使用しても、2種以上を任意に組み合わせて使
用することもできる。ここでアルコール類の割合は、特
に制限されないが、水100重量部に対して通常10〜
200重量部、好ましくは50〜150重量部の範囲を
挙げることができる。
【0017】これらの薬液には、他の任意成分として香
料、抗菌剤、消臭剤、界面活性剤、防腐剤、色素、消泡
剤、酸化防止剤、清澄剤、可溶化剤、pH調整剤等を配
合することができる。
【0018】清拭シートの薬液の含浸量は、所望の清拭
性能を備える程度に湿潤した状態を保つ量であれば特に
制限されない。使用する清拭シートの吸水性能(含水性
能)によっても異なるが、好ましくは10〜30g/m
2の範囲から適宜調整することができる。
【0019】かかる薬液を含浸した清拭シートは、清拭
シートの単体を連続してロール状に巻重することによ
り、または単層若しくは折り畳んだ状態の清拭シートの
単体を積み重ねることにより形成される、いわゆる重ね
物の状態で容器に収容される。好ましくは、折り畳んだ
状態の清拭シート単体を複数枚積重してなる重ね物の状
態である。容器に収容する清拭シート単体の枚数として
は、使用に伴って容器内に残った最後の一枚まで、適度
な湿潤をもって薬液が保持されることを限度として特に
制限されないが、好ましくは最大枚数として100枚、
より好ましくは30枚を挙げることができる。なお、勿
論、本発明は上記最大枚数未満の枚数の清拭シートを収
容してなる薬液含浸清拭シート包装体をも対象とするも
のである。
【0020】本発明の特徴は、容器内部に上記清拭シー
トとともに調湿用パットが収容されてなることである。
【0021】当該調湿用パットは、吸液性部材、好まし
くは高吸液性部材から構成することができる。
【0022】ここで吸液性とは、清拭シートに含浸させ
る薬液と同一の薬液に対して吸液性であることを意味
し、具体的には一定容量の部材に含浸できる薬液の飽和
含浸量で評価することができる。具体的には、飽和含浸
量(部材が薬液を飽和するまで含浸できる量(部材自体
の重さを除く))が該部材の自重に対して4倍以上、好
ましくは8倍以上である場合を高吸液性と評価すること
ができる。高吸液性部材として好ましくは、薬液の該部
材の飽和含浸量が該部材の自重に対して8〜12倍であ
るものである。例えば、薬液としてアルコール、水、香
料及び界面活性剤を用いた場合に高吸液性と評価される
材質として、パルプを好適に例示することができる。吸
液性部材として好適には多孔性シートを用いることが好
ましく、このような部材としては、例えば目付として2
00〜1000g/m2、好ましくは500〜600g
/m2のものを使用することが好ましい。
【0023】調湿用パットは、上記の吸液性部材を中間
層として、その表面の片面若しくは両面が高揮発性部材
で積層されてなる積層構造を有していてもよい。
【0024】ここで高揮発性とは、清拭シートに含浸さ
せる薬液を揮発させやすい性質を意味し、薬液を飽和ま
で含浸させた単位シートを無風恒温恒湿条件下(25
℃、30%湿度)に放置した場合の重量変化を追跡する
ことによって評価することができる。かかる評価におい
て、揮発率(単位時間あたりの重量減少度)が2.5%
以上である場合を高揮発性と評価することができる。よ
り好ましくは揮発率3〜4%程度を有するものである。
例えば、薬液としてアルコール、水、香料及び界面活性
剤を用いた場合に高揮発性と評価される材質としては、
レーヨン、アセテート、ポリエステル、好ましくはレー
ヨンを挙げることができる。なお、これらの材質は1種
単独で使用しても、2以上を任意に組み合わせて使用す
ることもできる。当該高揮発性部材として好適には多孔
性シートを用いることが好ましく、このような部材とし
ては、例えば目付として10〜50g/m2、好ましく
は20〜40g/m2のものを使用することが好まし
い。
【0025】本発明の調湿用マットとして、上述するよ
うに中間層に吸液性部材からなる多孔性シートを用い、
その両面、すなわち表面側と裏面側の2面に、表面層と
して上記高揮発性部材からなる多孔性シートを備える積
層体を採用する場合、当該表面層は表面側と裏面側と同
一のものでも、相互に異なるものを採用してもよい。
【0026】なお、上記各部材から構成される多孔性シ
ートとしては、天然また合成繊維のシート状集束物(繊
維束)、織物、織布、不織布、合成樹脂粉末のシート状
集合物またはシート状焼結体、シート状の合成樹脂発泡
体等を例示することができる。
【0027】上記表面層と中間層の積層方法(固着方
法)は、特に制限されることなく、使用される材質に応
じて当業界で採用される任意を方法を用いることができ
る。好ましくは、例えば使用する中間層と表面層が有す
る薬液の吸液性と揮散性を妨げない積層方法(固着方
法)であり、かかる方法としては、糊剤を圧着若しくは
熱溶着する方法、熱融着する方法等を挙げることができ
る。
【0028】なお、上記高揮発性部材から表面層と高吸
液性部材からなる中間層との割合は、制限されないが、
表面層/中間層/表面層とした場合に0〜25:50〜
100:0〜25(重量比)の範囲から適宜選択するこ
とができる。
【0029】調湿用パットは、その表面が清拭シートの
一部に接触する態様で容器に収容される。調湿用パット
の容器内の配置態様の一例を図1〜4に示す。図1〜図
4は薬液含浸清拭シート包装体の断面図である。
【0030】調湿用パットと清拭シートとの接触態様と
しては特に制限されず、例えば図1または図2に示すよ
うに清拭シートの重ね物の平面部が調湿用パットの表面
に接触する態様、図3に示すように清拭シートの重ね物
の側面部が調湿用パットの表面に接触する態様、図4に
示すように清拭シートの重ね物の平面部と側面部の両方
が調湿用パットの表面に接触する態様を例示することが
できる。なお、接触部は例えば図1に示すように清拭シ
ートの平面部の全面に亘って接触してもいいし、また図
2に示すように清拭シートの一部と接触する態様でもよ
い。好ましくは包装体の使用形態(横置き、縦置き等の
配置態様)に応じて、少なくとも清拭シートの重ね物の
底面部(平面部、側面部)に接触する形態を有すること
が好ましい。この場合、包装体が図1又は2に示すよう
に横置使用タイプのものである場合は、調湿用パットを
その包装体の底部(平面部)の一部または全部に、また
図3又は4に示すように縦置使用タイプのものである場
合は、調湿用パットをその包装体の底部(側面部)の一
部または全部に接触するように配置することができる。
【0031】調湿用パットをかかる態様で配置すること
によって、清拭シートに薬液を過量に担持させた場合で
も重力による液切り効果によって、使用時の液垂れを防
止し、また清拭対象物を過度に濡らすことなく速乾性あ
る清拭処理を行うことができる。また、調湿用パットか
ら清拭シートの重層物に毛細管現象によって効率よく薬
液を補充・供給することができるため、清拭シートを最
後まで適度に湿潤した清拭性能を保持した状態で使用す
ることが可能となる。
【0032】かかる調湿用パットは、好適には清拭シー
トの重ね物の底部大きさ(平面部、側面部)と略同一の
平面大きさを有していることが望ましい。この場合、容
器が例えばピロー袋体形等の軟質の材料からなる袋状物
である場合には底部の強度補強材として機能することが
できる。
【0033】なお、図2に示す配置態様によれば、取り
出す清拭シートが調湿用パットに接触しているため、使
用する都度に高湿潤のシートを得ることができる。図3
に示す配置態様によれば、側面部に調湿用パットを配置
するため清拭シート全部と接触させることができ、シー
ト一枚毎、含浸させる薬液量を均一にすることができ
る。また図4に示す配置態様によれば、容器開口部と反
対側に位置する容器の内部底面部に調湿用パットを配置
することにより、清拭シートが密に押圧されて、シート
一枚毎の含浸薬液量を均一にすることができ、また少量
枚数になった場合も、調湿パットの倒れ込みによって上
記効果を得やすいという効果がある。
【0034】
【実施例】以下、実施例及び実験例により本発明をより
詳細に説明する。ただし、本発明はかかる実施例によっ
て何ら制限されるものではない。実施例1 本発明の薬液含浸清拭シート包装体の一例を図1に示
す。図1は薬液含浸清拭シート包装体の断面図である。
【0035】当該包装体は、図1に示すように、開閉
自在の蓋部22を備えた開口部21を有する容器(包
材)内に、薬液を含浸してなる清拭シートと調湿用
パットを収容してなる。清拭シートは折り畳んだ単
シートを複数枚重ねた重ね物として、容器の内側底部
に置かれた調湿用パットの上に積み重ねた状態で、容
内に収容される。
【0036】容器はここでは内側から2軸延伸ポリプ
ロピレン20μm/アルミニウム箔7μm/直鎖状低密
度ポリエチレン50μmの3層フィルムからなる袋状容
器が使用されている。蓋部22は上部表面から2軸延伸
ポリプロピレン40μm/ポリエチレン50μmの2層
フィルムからなり、容器と重なる部分には、蓋を閉じ
た際に容器の気密性を確保しまた手の力で簡単にくり返
し開閉ができるように、脱着自在の接着剤が積層されて
なる。さらに、図1に示すように、容器の上面部をさ
らにポリエチレン製フィルム等の補強材23で積層する
ことによって、容器の硬度が高まって蓋部の開閉がより
容易になり、また蓋部のくり返し開閉動作に対して容器
に耐久性を付与することができる。また、図1に示すよ
うに、蓋部22の一部を上記補強材と容器との間に挿入
し固着することにによっって蓋部を容器に固定すること
ができる。
【0037】ここでは調湿用パットとして、上方面から
レーヨン(高揮発性部材)からなる多孔性シート41
パルプ(高吸液性部材)からなる多孔性シート42/レ
ーヨン(高吸液性部材)からなる多孔性シート41の3
層構造(パルプ:レーヨン=90:10(重量比))を有
するものが使用されている。また、レーヨンからなる多
孔性シートとして目付30g/m2のシート状不織布が、
パルプからなる多孔性シートとして目付540g/m2
シート状不織布が使用される(パットの目付:600±
60g/m2)。なお、これらの3層の各層間の固定は、
熱溶融性の糊剤を用いて熱融着することで行われてい
る。
【0038】清拭シートは、予め蓋部を付けた開口部
を有する一枚の矩形フィルムを、その一辺及びその対辺
が他の2辺の長手方向略中央部分で突き合わされるよう
に、かつ上記開口部が形成した容器(包材)の上面中央
にくるように、2箇所で折り曲げて袋体を形成し、さら
に該袋体の周縁のうち開口する側辺部分(2箇所)と、
前記突き合わせた中央部分の合計3箇所をヒートシール
して、中央合掌シール形として調製される。なお、3箇
所のシール部のうちの何れか一つは、容器(包材)内に
薬液を含浸してなる清拭シートの重ね物及び調湿用パッ
トとの積層物を挿入した後、シールする。
【0039】なお、本実施の形態においては、前述のよ
うに、容器(袋)を中央合掌シール形としたが、当然
ながら、側面シール形や2方シール形等の種々のシール
形態を用いることができる。また、シール方法自体も、
ヒートシールに代えて、接着剤によるシール等、種々の
方法を用いることができる。
【0040】このように構成された本発明の薬液含浸清
拭シート包装体は、使用時に蓋部を図1に示すように
開けて、該開口部から容器内部にある清拭シートを必要
枚数取り出し、また使用後には蓋部を閉じて容器内部か
ら薬液が揮散しないように気密状態におかれる。なお、
調湿用パットの上方面を着色しておくと、清拭シートの
残数が少なくなったことを目視で判断することができ
る。
【0041】実験例1 調湿用パットの選択 1.部材の吸液性の評価 目付が400〜1000g/m2の範囲にあるアセテー
ト、レーヨン、ポリエステル、アクリル-レーヨン(70:
30)、パルプ、ポリエチレンをそれぞれ素材とするシー
ト状基材(不織布または繊維、平面大きさ50mm×50
mm)について、香料2%、可溶化剤2%、界面活性剤
2.5%及び水93.5%からなる薬液に対する吸液性を
評価した。
【0042】<吸液性>上記各素材からなるシート状基
材(平面大きさ50mm×50mm)の初期重量を図り、次
いで薬液に20秒間浸漬した後、ピンセットで端を摘ん
で薬液から上げて30秒間液を切る。これをシャーレに
移して、薬液浸漬後の重量を測定して、浸漬前の重量測
定値との差から各シート状基材について薬液の吸液量
(単位重量あたり)を算出する。
【0043】<結果>その結果、目付400g/m2
各シート状基材について比較すると、吸液性の高い順は
アクリル-レーヨン(70:30)、パルプ、レーヨン、ポリ
エステル、アセテートであった。すなわち、アクリル-
レーヨン(70:30)及びパルプが吸液性の高い素材であ
ることがわかった。
【0044】2.部材の揮発性の評価 上記各シート状基材について、吸液性の評価に用いた薬
液と同一の薬液(香料2%、可溶化剤2%、界面活性剤
2.5%及び水93.5%)を用いて揮発性を評価した。
【0045】<揮発性>上記の実験において薬液を含浸
させた各基材シートを、温度25℃、湿度%の無風室内
に静置し、12時間後に基材シートの重量を測定して、
静置時の重量との差から各シート状基材について12時
間後の揮発量を算出する。次いで、この揮発量を各基材
シートの吸液量で割って(揮発量/吸液量)、その値を
揮発度として評価する。
【0046】<結果>その結果、目付400g/m2の各
基材シートについて比べると、揮発度が0.6以下の素
材はアクリル-レーヨン(70:30)(0.41)とパルプ
(0.58)であり、それ以外は全て0.6以上であった
(アセテート:0.67、ポリエステル:0.70、レー
ヨン:0.75)。目付と揮発度との関連性は各素材に
よってまちまちであり素材共通の傾向は見られなかった
が、レーヨンについては、目付が小さいほど揮発度が高
まる傾向が顕著にみられた。すなわち、レーヨンは、薬
液に対して揮発性が高い素材であるとともに、揮発性に
ついて目付量に対する依存性の高い素材であることがわ
かった。
【0047】実験例2 薬液含浸清拭シート包装体の
使用に伴う乾燥度の経時的変化 薬液含浸シート包装体(清拭シート30枚入り)につい
て、使い初めから終わりにかけてシートの重量変動を調
べることにより、使用に伴う容器収容シートの乾燥度の
経時的変化をみた。 1.薬液含浸シート包装体 容器(包材):実施例1のものを使用 薬液 :イソプロピルアルコール50%及び水5
0% 清拭シート :パルプ・レーヨン混合不織布35g
/m2 150mm幅辺を両端が真ん中に合わさるように2箇所で折
り曲げて(C折り)、幅75mm×ピッチ100mm平面大きさ
の単シートとし、これを30枚積層した 調湿用パット:実施例1のものを使用(75mm×100m
m)。
【0048】上記の薬液10.5gを清拭シート30枚
重ね物に含浸させて(1枚あたり0.35g:0.35g×30枚
=10.5g)、それを同様に薬液を含浸させた調湿用パッ
トの上に積層した。これを内容物として、実施例1に記
載するように薬液含浸清拭シート包装体を作成した。調
湿用パットに含浸させる薬液の量を単シート5枚分(0.
35g×5枚=1.75g、実施例2)、10枚分(3.5g、実
施例3)、15枚分(5.25g、実施例4)、20枚分(7.7
g、実施例5)、40枚分(15.4g、実施例6)及び60枚
分(23.1g、実施例7)に、それぞれ変えたものを作成
し、これを被験物として下記の実験を行った。また、比
較被験物として調湿用パットを使用しない包装体(比較
例1)を同様にして作成した。
【0049】2.実験方法 40℃恒温槽内で、1日朝昼夕の計3回、容器の蓋を開
けて内部から一枚ずつ清拭シートを取り出して、該シー
トの重量を測定する。なお、容器の開放時間が6〜7秒
の間に制限する。これを内部のシートがなくなるまで続
ける。
【0050】3.結果 結果を図5に示す。図5から、調湿用パットを使用しな
い包装体(比較例1)は、使用にともなって速やかに容
器内のシートが乾燥していくことがわかった。なお、こ
の清拭シートの場合、シートに含浸された薬液量が0.
2g/枚を下回ると清拭性能が低下するが、比較例1は
22枚使用したところで薬液含量が0.2g/枚以下に
低下し、30枚の最後まで清拭性能を維持することがで
きなかった。これに対して本発明の包装体(実施例2〜
7)のように、調湿用パットを使用することで、比較例
でみられたような薬液含量の急激な低下は抑制され、清
拭性能を最後まで維持することができた。、また、本実
験例の場合、清拭シート単位あたりの薬液量を、最後ま
で所定の0.35g/枚あたりに維持するためには、調湿用
パットに薬液を単シート10枚分(3.5g)含浸させたも
のを使用することで十分であることもわかった。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、包装体の内部に薬液を
含浸させた清拭シートとともに、同薬液を含浸させた調
湿用パットを収容することによって、使用時の容器開放
に伴う薬液蒸発によるシートの薬液含浸量の低下を抑制
することができる。その結果、本発明の包装体によれ
ば、使い初めから使い終わりまで、所望の清拭性能を維
持した清拭シートを提供することができる。
【0052】また、清拭シートの薬液含浸保持量もしく
は使用回数に伴う薬液含浸量の低下抑制は、調湿用パッ
トに含浸させる薬液の量を調節することによって制御で
きる。従って、調湿用パットに含浸させる薬液の量を調
節することによって、多容量の清拭シートを収容した包
装体であっても、最後の一枚まで適度に湿潤して所望の
清拭性能を維持した清拭シートを提供することができ
る。すなわち、本発明によれば、多容量の薬液含浸清拭
シートを最後まで清拭性能がおちない状態で収容した包
装体を提供することができる。
【0053】調湿用パットが容器の内側底部に配置さ
れ、その上に清拭シートが積重されてなる本発明の包装
体によると、シートに保持させるには多すぎる薬液は重
力によって底部の調湿用パットに吸液され、また上記開
口部の開放によって薬液含浸量が低下した上方部のシー
トに対しては、多孔質からなる清拭シートの連続層(重
ね物)における毛細管現象によって底部の調湿用パット
から順次補給することができる。すなわち、本発明の包
装体は、容器内で薬液をうまく循環させることにより、
内部の清拭シートの湿潤度を一定に保つことができるよ
うに工夫したものである。
【0054】さらに、調湿用シートを清拭シートの重ね
物の平面大きさと同じ平面大きさとすることで、包装体
(容器)の形状を維持することができる。特にこの効果
は、容器が軟質の包材で調製されている場合(袋体な
ど)に有用に機能する。また使用に伴って内容物が減少
してきた場合には、包装体(容器)の形状の維持だけで
なく、中に収容された清拭シートの形状や収容状態(積
重状態、容器中の収まり具合)を維持するのに有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薬液含浸清拭シート包装体の一実施形
態を示す断面図である。
【図2】本発明の薬液含浸清拭シート包装体の一実施形
態を示す断面図である。
【図3】本発明の薬液含浸清拭シート包装体の一実施形
態を示す断面図である。
【図4】本発明の薬液含浸清拭シート包装体の一実施形
態を示す断面図である。
【図5】実験例2において、本発明の薬液含浸清拭シー
ト包装体(清拭シート30枚入り、調湿用パットあり)
について、使用に伴ってシート一枚あたりの薬液含浸量
(g/1枚)が低下する度合いをみた結果を、調湿用パ
ットのない薬液含浸清拭シート包装体(清拭シート30
枚入り)と比較した結果を示す図である。
【記号の説明】
1:薬液含浸清拭シート包装体 2:容器(包材) 21:容器の開口部 22:蓋部 23:補強材 3:清拭シート 4:調湿用パット 41:表面層(高揮発性部材) 42:中間層(吸液性部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉自在の開口部を有する非透液性容器内
    に、薬液を含浸した清拭シートの重ね物を収容した包装
    体であって、該容器内部に上記清拭シートとともに、上
    記と同一の薬液を含浸した吸液性部材を調湿用パットと
    して収容してなることを特徴とする薬液含浸清拭シート
    包装体。
  2. 【請求項2】開閉自在の開口部を有する非透液性容器内
    に、薬液を含浸した清拭シートの重ね物を収容した包装
    体であって、該容器内部に上記清拭シートとともに、表
    面層が高揮発性部材からなり中間層が高吸液性部材から
    なる上記と同一の薬液を含浸した積層物を調湿用パット
    として収容してなることを特徴とする薬液含浸清拭シー
    ト包装体。
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