JP2003019783A - 刷版自動交換装置 - Google Patents

刷版自動交換装置

Info

Publication number
JP2003019783A
JP2003019783A JP2001209323A JP2001209323A JP2003019783A JP 2003019783 A JP2003019783 A JP 2003019783A JP 2001209323 A JP2001209323 A JP 2001209323A JP 2001209323 A JP2001209323 A JP 2001209323A JP 2003019783 A JP2003019783 A JP 2003019783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
printing
unit
rail
standby position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001209323A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuichi Furukawa
勝一 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2001209323A priority Critical patent/JP2003019783A/ja
Publication of JP2003019783A publication Critical patent/JP2003019783A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、オフセット印刷機の版胴に巻着さ
れた刷版を自動的に交換する刷版自動交換装置に関し、
上下のレールを印刷機のフレームから突出させることな
く、版交換ユニットを印刷機側方に移動できるようにす
る。 【解決手段】 刷版を自動的に交換する版交換ユニット
5と、版交換ユニット5を移動させる移動機構4とをそ
なえた刷版自動交換装置であって、移動機構4が、印刷
機15のフレーム32,33から突出しないように印刷
機15の幅方向に沿って配設されたレール40と、レー
ル40上を摺動可能な摺動部材41とをそなえ、摺動部
材41に版交換ユニット5の支持部材50が取り付けら
れるとともに、支持部材50の版交換位置側に摺動部材
41がオフセットして取り付けられるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット印刷機
の版胴に巻着された刷版を自動的に交換する、刷版自動
交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は一般的なオフセット印刷機の全体
の概略構成を示す図、図6はその要部構成を示す図であ
って、図5におけるF部を拡大して示す図である。図5
に示すように、一般的なオフセット印刷機は、主に給紙
部13,インフィード部14,印刷装置部15,乾燥部
16,冷却部・ウェブパス部17及び折機部18等をそ
なえて構成されている。
【0003】このうち上記印刷装置部(以下、単に印刷
装置という)15は、図6に示すように、インキつぼ1
9,種々のインキローラ群20,インキ着けローラ2
1,版胴11,版胴11に装着された刷版2及びブラン
ケット胴22等々から構成されている。インキつぼ19
に供給されたインキは、インキローラ群20を順次転移
する過程で適度に練られた後、インキ着けローラ21を
介しインキ被膜として刷版2へ転移供給される。そし
て、刷版2の絵柄部に転写されたインキがブランケット
胴22の外周面に転写され、その後、転写されたインキ
がさらにブランケット胴22に接触して走行するウェブ
23へ転写されることにより所定の印刷が完了する。
【0004】図5に示すように、印刷装置15は、ウェ
ブパスライン(ウェブ23の走行経路)の上下に略対称
に設けられており、ウェブ23の表裏両面に対し同時に
印刷を施すことができるように構成されている。また、
1組の印刷装置15では一色のみ印刷することができ、
多色印刷を施す場合にはウェブ23走行方向に沿ってイ
ンキ色の異なる複数組の印刷装置15a〜15dを並設
し、この複数組の印刷装置15a〜15dからなる印刷
装置群15にウェブ23を順次通紙させ、色を重ね合わ
せることで多色印刷(カラー印刷)を行なうことができ
る。
【0005】ところで、上述により現行の印刷が終了す
ると、それまで版胴11に装着されていた刷版(旧版)
2を取り外し、次の新しい刷版(新版)2が版胴11に
装着される。このような刷版2の交換作業は、かつては
作業者の手作業により行なわれていたが、近年では刷版
2を自動的に交換するようにした刷版交換装置(又は刷
版自動交換装置)が種々提案開発されている。ここで、
図3及び図4はいずれも上述したような刷版交換装置の
概略構成を示す図であって、図3はその側面図、図4は
その正面図である。
【0006】図3において、22a及び11aはそれぞ
れウェブ23の上側面に印刷を施す上側ブランケット胴
及び上側版胴、22b及び11bはウェブ23の下側面
に印刷を施す下側ブランケット胴及び下側版胴である。
また、1aは上側の版胴11aに巻着する刷版2の着脱
を行なうための上側刷版交換装置であって、1bは下側
の版胴11bに巻着する刷版2の着脱を行なうための下
側刷版交換装置である。また、対を成す上下の刷版交換
装置1a,1bは、ウェブパスラインを基準として略対
称に構成されており、同様に機能する。なお、以下で
は、上下を特に区別せず説明するときにはa,bを省略
する。
【0007】また、各刷版交換装置1a,1bは、新版
を保持するとともに旧版を収納する版交換カセット10
1a,101b及びこれらの版交換カセット101a,
101bを駆動するエアシリンダ等のアクチュエータ
(図示省略)を備えており、このアクチュエータにより
所定の版交換角度(印刷装置15b参照)まで版交換カ
セット101a,101bが回動可能に構成されるとと
もに、版交換カセット101a,101bが所定の版交
換位置(印刷装置15c参照)まで伸長可能に構成され
ている。
【0008】そして、刷版2の差し替え交換時に、版交
換カセット101が所定の角度まで回動し、その後、版
交換カセット101が伸長することにより、刷版交換装
置1が刷版2の着脱に適した状態となる。また、図4に
示すように、オフセット印刷機の上下には、ウェブ2の
走行方向と直交方向にレール(リニアガイド)30a,
30bが設けられており、各刷版交換装置1a,1bに
は、このリニアガイド30a,30b上を摺動しうる移
動フレーム31a,31bが設けられている。
【0009】そして、印刷装置15の稼働中は図4に示
す待機位置(機側位置)に移動して次の印刷に用いる刷
版2の準備が行なわれ、刷版交換時には版交換装置1が
リニアガイド30a,30bに沿って交換位置まで移動
して刷版の交換作業が行なわれる。なお、図4中、符号
1a′,1b′は、それぞれ待機位置での上側刷版交換
装置及び下側刷版交換装置を示す。また、以下では、各
刷版交換装置1a,1bはリニアガイド30a,30b
及び移動フレーム31a,31b等の移動機構を含んで
構成されており、これらの移動機構を含まない部分を版
交換ユニットという。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、図4に示すように、レール30
a,30bが印刷機のフレームから側方に突出している
ため、版交換作業の妨げになり作業効率が低下するとい
う課題がある。すなわち、このようなレール30の張り
出しがあると、作業員が上側のレール30aに頭をぶつ
けたり、手に持っている刷版をぶつけたりするおそれが
あるほか、下側のレール30bが張り出していると作業
員が躓くおそれがある。また、レール30が突出してい
ると見栄えも良くないため商品性を損なうという課題も
ある。
【0011】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、上下のレールを印刷機のフレームから突出さ
せることなく、版交換ユニットを印刷機側方に移動でき
るようにした、刷版自動交換装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の刷版自動交換装置は、印刷機の版胴に取り付
けられた刷版を自動的に交換する版交換ユニットと、該
版交換ユニットを所定の版交換位置と該印刷機のフレー
ムから幅方向に突出する待機位置との間で移動させる移
動機構とをそなえた刷版自動交換装置であって、該移動
機構が、該印刷機の両幅のフレームから突出しないよう
に該印刷機の幅方向に沿って配設されたレールと、該レ
ール上を摺動可能な摺動部材とをそなえ、該摺動部材に
該版交換ユニットの支持部材が取り付けられるととも
に、該支持部材の該版交換位置側に該摺動部材がオフセ
ットして取り付けられていることを特徴としている。
【0013】また、請求項2記載の本発明の刷版自動交
換装置は、上記請求項1記載の構成において、該待機位
置側のフレームに、該印刷機の運転状態を制御又は指示
する運転操作部が設けられ、該待機位置が、該運転操作
部と該版交換ユニットとが重ならない位置に設定されて
いることを特徴としている。また、請求項3記載の本発
明の刷版自動交換装置は、上記請求項1又は2記載の構
成において、該レール上に、該摺動部材と当接すること
で該版交換ユニットの移動位置を該版交換位置及び該待
機位置に規制する規制部材が設けられていることを特徴
としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の一実
施形態に係る刷版自動交換装置について説明すると、図
1はその全体構成示す模式図であって、(a)はその正
面図、(b)は(a)における左側面図、図2はその要
部を拡大して示す図である。図1(a)に示すように、
オフセット印刷機の印刷装置15には、従来と同様に、
上下の版胴11a,11b及びブランケット胴22a,
22bが設けられている。なお、以下では、上下で同様
に構成された部材については符号にそれぞれ添字a,b
を付し、上下を特に区別する必要がないときにはa,b
を省略する。
【0015】これらの版胴11及びブランケット胴22
はいずれも印刷装置15のフレーム32,33に回転可
能に支持されており、版胴11に巻き付けられた刷版
(図示省略)の絵柄がブランケット胴22に一旦転写さ
れた後、図示しないウェブに絵柄が印刷されるようにな
っている。なお、この印刷装置15自体は従来のものと
略同様に構成されているものであり、以下、印刷装置1
5の詳細な構成については説明を省略する。
【0016】また、フレーム32,33のうち一方のフ
レーム(操作側フレーム、又は待機位置側フレーム)3
2には印刷装置15の運転状態を制御する操作パネル
(運転操作部)34が設けられており、この操作パネル
34の各種のスイッチを操作することにより印刷装置1
5の運転及び運転停止が実行されるようになっている。
また、この印刷装置15には、上下の版胴11a,11
bに装着された刷版をそれぞれ自動的に交換する刷版自
動交換装置1a,1bが設けられている。これらの刷版
自動交換装置1a,1bは、細部を除いて上下で略同様
に構成されたものであり、以下では、上側の刷版自動交
換装置1aに着目して説明する。
【0017】ここで、この刷版自動交換装置1は、実際
に版交換を行なう刷版交換ユニット(又は、版交換ユニ
ットともいう)5と、この版交換ユニット5を移動させ
るための移動機構4とをそなえて構成されている。ま
ず、移動機構4について説明すると、図1(a),
(b)に示すように、印刷装置15の上下にはそれぞれ
印刷装置15の幅方向(ウェブの走行方向と直交する方
向)に沿ってレール(リニアガイド)40a,40bが
配設されている。また、各レール40は、図示するよう
に、印刷装置15のフレーム32,33から側方に突出
しないような長さに設定されている。なお、本実施形態
においては、印刷装置15の横幅と同じ長さに設定され
ている。
【0018】また、図1(b)及び図2に示すように、
このレール40にはレール上を走行しうる直動ブロック
(摺動部材)41が設けられている。また、この直動ブ
ロック41とレール40との間にはベアリング43が介
装されており、これにより直動ブロック41が滑らかに
レール40上を摺動できるようになっている。また、図
1(a),(b)及び図2に示すように、この直動ブロ
ック41には、版交換ユニット5を支持するための架台
(支持部材)50が取り付けられている。この架台50
には、図示するような2つのブラケット51,52がそ
れぞれ取り付けられており、これらのブラケット51,
52により、版交換カセット53が回転可能に支持され
ている。なお、この版交換カセット53は、版交換時に
版胴5から取り外された旧版を収納するとともに、これ
から装着される新版を保持するためのものである。
【0019】また、図示はしないが、この直動ブロック
41には作業者のスイッチ操作により作動するモータが
付設されており、これにより、図1(a)中仮想線(2
点鎖線)で示す版交換位置と、実線で示す待機位置との
間を往復することができるようになっている。ところ
で、図示するように、架台50は版交換カセット53の
幅方向寸法よりも十分大きな幅寸法を有しており、版交
換カセット53は待機位置側〔図1(a)中左側〕にオ
フセットして架台50に取り付けられている。
【0020】また、直動ブロック41は、架台50に対
して版交換位置側〔図1(a)中右側〕に固定されてお
り、架台50の待機位置側〔図1(a)中左側〕の端部
ではレール40と架台50との間には空間が形成されて
いる。特に、本実施形態では、架台50の略中央位置と
版交換位置側端部との2箇所に直動ブロック41が取り
付けられている。
【0021】これにより、版交換ユニット5は片持ちば
り構造となり、図1(a)に示すように、レール40を
フレーム32から突出させることなく版交換ユニット5
をフレーム32よりも幅方向に突出させることができる
のである。そして、このようにレール40の張り出しを
なくすことで、作業員がレール40に頭をぶつけたり躓
いたりするおそれがなくなるのである。
【0022】また、本実施形態では、版交換ユニット5
を待機位置に移動させたときに、フレーム32に設けら
れた操作パネル34と版交換ユニット5とが重ならない
ような位置関係となるように設定されており、これによ
り作業者の作業効率の向上が図られている。具体的に
は、図1(a)に示すように、版交換ユニット5が待機
位置となると、版交換位置側のブラケット52が操作パ
ネル34よりもさらに待機位置側となって、これにより
操作パネル34の操作性が確保されるようになっている
のである。
【0023】ところで、レール40には、直動ブロック
41の移動領域を規制するためのストッパ(規制部材)
46,47が設けられている。このうち、版交換位置側
のストッパ46は、直動ブロック41がストッパ46に
当接して架台50の移動位置が規制されたときに、版交
換ユニット5が版交換位置となるように設定されてい
る。また、待機位置側のストッパ47は、直動ブロック
41がストッパ46に当接して架台50の移動位置が規
制されたときに、版交換ユニット5が上述した待機位置
とるように設定されている。
【0024】なお、本実施形態では、直動ブロック41
がストッパ46,47に当接すると直動ブロック41を
駆動するモータが停止するようになっており、これによ
り版交換カセット53が自動的に版交換位置又は待機位
置に固定されるようになっている。本発明の一実施形態
に係る刷版自動交換装置は、上述のように構成されてい
るので、版交換時には、作業者が図示しないスイッチを
操作することにより待機位置で待機していた版交換ユニ
ット5がレール40に沿って版交換位置に移動してい
き、この版交換位置まで達すると直動ブロック41がス
トッパ46に当接して版交換ユニットが停止する。
【0025】そして、この版交換位置において、図示し
ないアクチュエータにより、図1(b)に破線で示すよ
うな所定の角度まで版交換カセット53が回転して、刷
版の交換に適した状態となる。その後、版胴11に取り
付けられた刷版(旧版)が自動的に取り外されて版交換
カセット53内に収納されるとともに、この版交換カセ
ット53に取り付けられた刷版(新版)が版胴11に自
動的に装着される。
【0026】そして、作業者が再びスイッチ操作を行な
うと、版交換ユニット5がレール40に沿って待機位置
に向かって移動を開始する。ここで、版交換ユニット5
はレール40に対して片持ちばり構造となっているの
で、架台50の端部がレール40から突出しても、直動
ブロック41がストッパ47に当接するまで、版交換ユ
ニット5が移動する。
【0027】版交換ユニット5が待機位置となると、直
動ブロック41がストッパ47に当接して、版交換ユニ
ット5がこの待機位置で停止する。そして、この状態で
作業者が操作パネル34を操作して、印刷装置15の運
転再開操作が行なわれる。このとき、図1(a)に示す
ように、版交換ユニット5と操作パネル34とが重なり
合っていないので、作業者は印刷装置15の運転再開の
作業時に印刷装置15を目視しながら容易に操作パネル
34を操作することができるのである。
【0028】また、運転が再開された後は、作業者によ
り版交換カセット53内に収納された旧版が取り外され
るとともに、次回の印刷に用いられる新版が取り付けら
れる。そして、再び印刷が終了して版交換時になると、
上述したような操作を繰り返し行なうのである。上述の
ように、本発明の刷版自動交換装置では、レール40を
印刷装置15のフレーム32から突出させることなく、
版交換ユニット5を印刷装置15の側方に移動させるこ
とができる。これにより、作業員がレール40に頭をぶ
つけたり手に持っている刷版をぶつけたりするようなこ
とがなくなるほか、レール40に作業員が躓くようなこ
ともなくなり、安全性が大幅に向上する。また、レール
40が印刷装置15から側方に突出していないため、見
栄えも良くなり商品性が大幅に向上するという利点があ
る。
【0029】また、待機位置が、待機位置側のフレーム
32に設けられた操作パネル34と版交換ユニット5と
が重ならない位置に設定されているので、操作性が大幅
に向上し、これにともない作業効率も大幅に向上する利
点がある。また、レール40上に、版交換ユニット5の
移動位置を版交換位置及び待機位置に規制するストッパ
46,47が設けられているので、版交換ユニット5の
位置決めを容易に行なうことができるようになる。
【0030】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々変更が可能である。例えば、版交換ユニット5を移動
させるためのモータは特に設けなくてもよいし、その他
の駆動源を設けてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の刷版自動交換装置によれば、レールを印刷機のフ
レームから突出させることなく、版交換ユニットを印刷
機側方に移動させることができる利点がある。これによ
り、作業員がレールに頭をぶつけたり手に持っている刷
版をぶつけたりするようなことがなくなるほか、レール
に作業員が躓くようなこともなくなり、安全性が大幅に
向上する。また、レールが印刷機から側方に突出してい
ないため、見栄えも良くなり商品性が大幅に向上すると
いう利点がある。
【0032】また、請求項2記載の本発明の刷版自動交
換装置によれば、上記請求項1記載の構成において、該
待機位置側のフレームに、該印刷機の運転状態を制御又
は指示する運転操作部が設けられ、該待機位置が、該運
転操作部と該版交換ユニットとが重ならない位置に設定
されるという構成により、操作性が大幅に向上し、これ
にともない作業効率も大幅に向上する。
【0033】また、請求項3記載の本発明の刷版自動交
換装置は、上記請求項1又は2記載の構成において、該
レール上に、該摺動部材と当接することで該版交換ユニ
ットの移動位置を該版交換位置及び該待機位置に規制す
る規制部材が設けられるという構成により、版交換ユニ
ットの位置決めを容易に行なうことができるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る刷版自動交換装置の
全体構成示す模式図であって、(a)はその正面図、
(b)は(a)における左側面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る刷版自動交換装置の
要部を拡大して示す図である。
【図3】従来の刷版交換装置の概略構成を示す模式的な
側面図である。
【図4】従来の刷版交換装置の概略構成を示す模式的な
正面図である。
【図5】一般的なオフセット印刷機の全体の概略構成を
示す模式図である。
【図6】一般的なオフセット印刷機の要部構成を示す模
式図であって、図5におけるF部を拡大して示す図であ
る。
【符号の説明】
1,1a,1b 刷版自動交換装置 4 移動機構 5 刷版交換ユニット(版交換ユニット) 11,11a,11b 版胴 12 版押さえローラ 13 給紙部 14 インフィード部 15 印刷装置部(印刷装置) 16 乾燥部 17 冷却部・ウェブパス部 18 折機部 19 インキつぼ 20 インキローラ群 21 インキ着けローラ 22,22a,22b ブランケット胴 32,33 印刷装置のフレーム 34 運転操作部としての操作パネル 40 レール(リニアガイド) 41 摺動部材としての直動ブロック 43 ベアリング 46,47 規制部材としてのストッパ 50 支持部材としての架台 51,52 ブラケット 53 版交換カセット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機の版胴に取り付けられた刷版を自
    動的に交換する版交換ユニットと、 該版交換ユニットを所定の版交換位置と該印刷機のフレ
    ームから幅方向に突出する待機位置との間で移動させる
    移動機構とをそなえた刷版自動交換装置であって、 該移動機構が、該印刷機の両幅のフレームから突出しな
    いように該印刷機の幅方向に沿って配設されたレール
    と、該レール上を摺動可能な摺動部材とをそなえるとと
    もに、 該版交換ユニットを該移動機構に支持する支持部材が該
    版交換ユニットに設けられ、 該摺動部材が該支持部材の該版交換位置側にオフセット
    して取り付けられていることを特徴とする、刷版自動交
    換装置。
  2. 【請求項2】 該待機位置側のフレームに、該印刷機の
    運転状態を制御又は指示する運転操作部が設けられ、 該待機位置が、該運転操作部と該版交換ユニットとが重
    ならない位置に設定されていることを特徴とする、請求
    項1記載の刷版自動交換装置。
  3. 【請求項3】 該レール上に、該摺動部材と当接するこ
    とで該版交換ユニットの移動位置を該版交換位置及び該
    待機位置に規制する規制部材が設けられていることを特
    徴とする、請求項1又は2記載の刷版自動交換装置。
JP2001209323A 2001-07-10 2001-07-10 刷版自動交換装置 Pending JP2003019783A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001209323A JP2003019783A (ja) 2001-07-10 2001-07-10 刷版自動交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001209323A JP2003019783A (ja) 2001-07-10 2001-07-10 刷版自動交換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003019783A true JP2003019783A (ja) 2003-01-21

Family

ID=19044995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001209323A Pending JP2003019783A (ja) 2001-07-10 2001-07-10 刷版自動交換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003019783A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007196407A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Shinohara Machinery Co Ltd 刷版給送装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62221542A (ja) * 1986-03-25 1987-09-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 刷版案内装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62221542A (ja) * 1986-03-25 1987-09-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 刷版案内装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007196407A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Shinohara Machinery Co Ltd 刷版給送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4406525B2 (ja) 脚輪のついたインキ装置を有する印刷ユニット
US6019039A (en) Web-fed rotary printing press for rapid change in production
JPH11129435A (ja) キャリエッジに装着した交換可能な版胴を有する印刷機
JPH09509905A (ja) 多色ウェブ輪転印刷機に用いられる印刷装置
JPH0776063A (ja) 特に版胴をはじめとする少なくとも1つの交換可能のシリンダあるいは交換可能の刷版を有する印刷機械
JP2001310440A (ja) タワー型オフセット輪転機
JP2008534336A (ja) 単一モータ駆動を用いて自動プレーティングを可能にする印刷ユニット
JPH0556432U (ja) オフセット印刷機用の湿し装置
EP1155856B1 (en) Apparatus for automating switching operations of a web offset printing press
JP5027141B2 (ja) ロータリ印刷機
JP2000190461A (ja) 清掃装置を印刷機から取り外し、この清掃装置または他の清掃装置を印刷機内へ取り付ける方法、ならびに、この清掃装置および固定装置を備えた印刷機
JP2001322247A (ja) 自動版交換装置及び折仕様切替え装置の制御装置
JP2007055259A (ja) 印刷機を運転するための方法
JP2003019783A (ja) 刷版自動交換装置
EP1155857B1 (en) Apparatus for semi-automating switching operations of web offset printing press
US5282418A (en) Roller changer
JP2008534329A (ja) ブランケット胴胴抜き支持面を有する印刷ユニット
JP2582679B2 (ja) 印刷機のローラー交換装置
JP2017087574A (ja) 自動洗浄装置
JP6902363B2 (ja) 版交換支援システム及び版交換支援システムに用いる表示装置
JP3564351B2 (ja) インキ供給装置
JP2008221487A (ja) 版交換装置及び版交換方法
JP2009096201A (ja) 加工機における印刷版交換方法及び交換装置
JPH10329299A (ja) 印刷機
JP2001150639A (ja) 印刷機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110105