JP2003019777A - 積層体 - Google Patents

積層体

Info

Publication number
JP2003019777A
JP2003019777A JP2001206117A JP2001206117A JP2003019777A JP 2003019777 A JP2003019777 A JP 2003019777A JP 2001206117 A JP2001206117 A JP 2001206117A JP 2001206117 A JP2001206117 A JP 2001206117A JP 2003019777 A JP2003019777 A JP 2003019777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
polypropylene
layer
resin composition
polystyrene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001206117A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4576764B2 (ja
Inventor
Masayoshi Suzuta
昌由 鈴田
Yoshisue Ohashi
美季 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2001206117A priority Critical patent/JP4576764B2/ja
Publication of JP2003019777A publication Critical patent/JP2003019777A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4576764B2 publication Critical patent/JP4576764B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wrappers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ポリプロピレン樹脂被着体に対して
イージーピール性を有し、かつ各種基材と十分なラミネ
ート強度を得ることが可能な、耐熱性および高速押出ラ
ミネート加工適性を有するポリプロピレン樹脂をベース
とした凝集剥離タイプの樹脂組成物からなる層を積層さ
せた積層体を提供する。 【解決手段】各種熱可塑性樹脂からなるフィルム層を有
する基材、アルミ箔層を有する基材、アルミ蒸着層を有
するフィルム基材、無機化合物蒸着層を有するフィルム
基材から選ばれる各種基材の各種層上に、ポリウレタン
系接着剤層を設けた後に、さらに該接着剤層に、ポリプ
ロピレン樹脂を主体とした特定の樹脂組成物および樹
脂組成物からなる層をこの順に積層させたことを特徴
とする積層体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリプロピレン樹
脂被着体に対してイージーピール性を有し、かつ各種基
材とウレタン系接着剤層を介すことで十分なラミネート
強度を得ることが可能な、耐熱性および高速押出ラミネ
ート加工適性を有する樹脂組成物からなる層を積層させ
た積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】食品包装分野において、インスタントラ
ーメン、ゼリー、ヨーグルトなどカップに内容物を充填
した包装形態が増加してきている。また、最近ではHM
R(ホーム・ミール・リプレースメント)の流れが強く
なり、それに伴い、冷凍流通可能でかつ電子レンジなど
の耐熱性を有するトレーなども徐々に増えつつある。こ
れらの容器の代表的な例としては、一般的にポリエチレ
ン、ポリスチレン、発泡ポリスチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステルなどの各種熱可塑性樹脂を射出成形や
真空圧縮成形などの製法を利用して製造されており、耐
熱性やボイル・レトルト殺菌が求められる要求に対して
はポリプロピレン樹脂を用いているケースが多い。また
最近では、環境問題を意識して、紙とポリプロピレンフ
ィルムあるいはポリエステルフィルムを複合化させた紙
トレーなどが使用されるようになってきている。
【0003】この様な市場の要求に答えるべく、蓋材の
サイドとしても、各種容器に対し良好な密着性・接着性
を有しながら、かつ開封時には易開封性を有する機能が
求められるようになってきた。この様に、密着性を有し
ながらも易開封性を有するという相反する要求に対応す
るため、各種易開封性を有するシーラント設計が行われ
るようになり、その代表的なシーラントとして、凝集剥
離タイプや層間剥離タイプのシーラントが登場するよう
になってきた。
【0004】凝集剥離タイプのシーラントは、非相溶系
のポリマーブレンドからなる樹脂組成物をシーラント層
とし、ベース樹脂とブレンド樹脂の界面接着性を低下さ
せることでシーラント層の凝集力を低下させるものであ
る。このような凝集剥離タイプのシーラントは、シール
圧に対するピール強度の変化が小さく、安定したピール
性を附与することが可能であることから、上述した容器
に対する蓋材のシーラントとして良く使用されている。
【0005】このような凝集剥離タイプのシーラントの
設計方法としては、まず第一に加工性を考慮したベース
樹脂の選定が挙げられ、加工性という点では低密度ポリ
エチレンが好適に使用されている。ただし、加工性を意
識したベース樹脂の選定を行っていることから、以下に
い示すような課題が挙げられている。
【0006】まず、第1に、ベース樹脂として低密度ポ
リエチレンを使用していることから、特にポリプロピレ
ン容器用のシーラントとしては耐熱性に劣り、容器側が
電子レンジ対応や、ボイル・レトルト耐性を有する一方
で、蓋材シーラントの耐熱性向上が必要とされる。
【0007】第2に、被着材としてのポリプロピレン樹
脂にシール性を附与させるためには、シーラントのベー
ス樹脂である低密度ポリエチレンに、ポリプロピレン樹
脂を配合する必要がある。ただし、このシーラント層に
配合するポリプロピレン樹脂はシーラント全体で見ると
少量成分であることから、被着体とのシール性(密着
性)に不安があり、場合によっては、加工条件によるポ
リプロピレンの分散状態によっては、最適なシール性を
得ることができない可能性もある。
【0008】第3に、凝集剥離として機能させるために
は、ポリスチレンなどの上記ポリオレフィン系樹脂と非
相溶系の樹脂を配合する必要があり、少なくとも3成分
の樹脂組成物から構成する必要がある。また、シーラン
トに更なる機能性を附与するためには、また別の樹脂を
配合する必要があり、多成分系のブレンド物となる恐れ
がある。この多成分系のポリマーブレンドは、各成分の
配合比のバランスが重要となり、シーラントの品質管理
が難しくなる恐れがある。
【0009】第4に、現在上市されている凝集剥離のシ
ーラントは、中には特殊なポリマーアロイ化(重合化)
技術が駆使されており、非常にコストが高い。また、更
なる機能性を附与すると、さらにコストが高くなる恐れ
がある。、蓋材は枚数当たりの単価が安いため、できる
だけ材料費を削減することが一般に行われているが、機
能性を追求すると高額な蓋材となってしまう。
【0010】ポリプロピレンを被着体とする凝集剥離タ
イプのイージーピールシーラントとしての課題は上述し
たように、被着体に対する安定したシール物性、耐熱
性、樹脂配合などの点から、ベース樹脂としてポリプロ
ピレン樹脂を用いることが望まれる。しかしながら、ポ
リプロピレン樹脂は、そのポリマーの構造上、溶融張力
が小さい樹脂であるため、著しく加工性に劣る。また、
ポリプロピレン樹脂の押出ラミネートは、接着剤を用い
ても基材との接着(ラミネート強度)に劣るという問題
点がある。
【0011】一般に、軟包装分野における熱可塑性樹脂
からなるフィルム基材や、アルミ箔、アルミ蒸着フィル
ム、無機化合物蒸着フィルムなどのバリア基材を積層さ
せる際には、主にドライラミネート、ノンソルベントラ
ミネート、ウエットラミネートなど、ウレタン系、イミ
ン系などの接着剤を設ける方法がとられており、また、
上述したイージーピール性を付与した樹脂組成物のよう
にヒートシール可能なポリオレフィン系樹脂を積層させ
るには、あらかじめインフレーションやキャスト法によ
り得られた熱可塑性樹脂フィルムを、ドライラミネー
ト、ノンソルベントラミネート、ウエットラミネートな
ど、ウレタン系、イミン系などの接着剤を設けて積層さ
せたり、押出ラミネート法のように、ウレタン系、イミ
ン系、ジエン系、塩素化ポリプロピレン系などを接着剤
として、上記基材層に溶融状態で積層させる方法がとら
れている。
【0012】フィルム基材同士を、特にウレタン系接着
剤でラミネートさせる場合には、フィルム基材と接着剤
の濡れ性(親和性)と接着層自体の凝集力が必要となっ
てくる。接着剤層自体の凝集力としては、ポリエステル
ポリオール、あるいはポリエーテルポリオールなどのポ
リオール系主剤に、各種ジイソシアネートの誘導体(ポ
リイソシアネート)からなる硬化剤を所定量配合し、水
酸基等の活性水素含有基とイソシアネート基の反応によ
って生成するウレタン結合等の各種結合を利用した凝集
力の向上が挙げられる。このことは、ウレタン結合部位
の水素結合による架橋構造の形成やアッファローネなど
のさらなる付加反応によって形成された架橋構造による
ものである。また、各種基材と接着剤の濡れ性の向上
は、主にその両者の界面における水素結合により向上す
る。一般に、コロナ処理やフレーム処理やプラズマ処理
などの各種表面処理を施すことが行われる。
【0013】しかしながら、ポリウレタン系接着剤を用
いて押出ラミネート法により、ポリオレフィン系樹脂を
押し出すには、加工温度を上げて、強制的にポリオレフ
ィン系樹脂を酸化させる必要がある。特に、高圧法によ
り得られた低密度ポリエチレンに関しては、加工温度3
00〜340℃の範囲で押し出すことで、基材上に設け
られたポリウレタン系接着剤と押出ラミネート法により
積層されたポリオレフィン系樹脂のとの濡れ性(親和
性)が向上し、良好なラミネート強度を付与することが
可能である。しかしながら、ポリプロピレン樹脂は、高
温加工を行うことで分解が起こり、高温加工をすること
が困難であること、また、ポリマー構造中に疎水性のメ
チル基を有しており、水素結合性が低いことから、ウレ
タン系接着剤を用いても、基材に対するラミネート強度
が得られない。
【0014】このような、低温押出必須の樹脂に対して
押出ラミネート法により積層させる場合には、あらかじ
め基材上に高温加工が可能なポリオレフィン樹脂を下引
き、その上に低温押出樹脂を押し出す等の手法がとられ
ている。ポリプロピレン系樹脂を押し出すには、下引き
としてあらかじめ成膜しておいたキャストポリプロピレ
ンフィルムを、ドライラミネートなどの手法で積層させ
ておく必要がある。
【0015】凝集剥離タイプのシーラントの設計は加工
性という点では、基本的に易開封性、耐熱性を求めるの
であればポリプロピレンをベースとした凝集剥離性の樹
脂組成物を押出したいのが現状であるが、各種基材にポ
リプロピレン系の樹脂組成物を押出ラミネートで積層さ
せるには、必然的にポリプロピレン樹脂層をドライラミ
ネートなどの手法で各種基材に積層させた多層基材が必
要となり、加工工程や包材構成が複雑化し、コストの上
昇などが問題となる。これらの問題点を解決するための
凝集剥離タイプのシーラントの開発が行われており、ポ
リプロピレン樹脂をベースポリマーとして使用し、加工
性、被着体へのシール物性、耐熱性を向上させると共
に、特殊なアロイ化技術を用いること無く、イージーピ
ール性を有するシーラントを、押出ラミネート手法でダ
イレクトにウレタン系接着剤を介すことで各種基材にラ
ミネートし、工程の簡素化およびイージーピール性を有
する蓋材や軟包装体として機能する積層体の開発が望ま
れている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の課題
に鑑みてなされたもので、ポリプロピレン樹脂被着体に
対してイージーピール性を有し、かつ各種基材とウレタ
ン系接着剤層を介すことで十分なラミネート強度を得る
ことが可能な、耐熱性および高速押出ラミネート加工適
性を有するポリプロピレン樹脂をベースとした凝集剥離
タイプの樹脂組成物からなる層を積層させた積層体を提
供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、各種熱可塑性樹脂からな
るフィルム層を有する基材、アルミ箔層を有する基材、
アルミ蒸着層を有するフィルム基材、無機化合物蒸着層
を有するフィルム基材から選ばれる各種基材の各種層上
に、ポリウレタン系接着剤層を設けた後に、さらに該接
着剤層に、下記に示す樹脂組成物および樹脂組成物
からなる層をこの順に積層させたことを特徴とする積層
体である。 [樹脂組成物]ASTMのD1280におけるメルト
インデックスが10〜50g/10minの範囲である
ポリプロピレン樹脂(樹脂A)50〜99wt%に水酸
基を有する石油樹脂(樹脂B)を1〜50wt%配合し
た樹脂組成物。 [樹脂組成物]ASTMのD1280におけるメルト
インデックスが10〜50g/10minの範囲である
ポリプロピレン樹脂(樹脂C)50〜99wt%に対
し、ポリスチレン(樹脂D)とポリプロピレン樹脂にポ
リスチレン樹脂がグラフトされたグラフトポリマー(樹
脂E)とからなる樹脂(樹脂D+樹脂E)を1〜50w
t%を配合した樹脂組成物。
【0018】請求項2に係る発明は、請求項1記載の積
層体において、前記樹脂Eが下記の特徴を有する。 (1)樹脂E中におけるポリプロピレンとポリスチレン
が重量比で、ポリプロピレンが50〜99wt%でポリ
スチレンが1〜50wt%である。 (2)樹脂Eが、ポリスチレン末端あるいはポリスチレ
ン主鎖中に導入された反応基を利用して、ポリプロピレ
ン主鎖中に、枝状あるいはペンダント状にグラフトされ
た構造を有する。
【0019】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載の積層体において、前記樹脂組成物層における樹
脂Dと樹脂Eが下記の特徴を有する。 (1)樹脂E/樹脂D:≧0.2(重量比) (2)樹脂D/(樹脂D+樹脂E中のポリスチレン成
分):≦0.96(重量比)
【0020】請求項4に係る発明は、請求項1ないし3
のいずれか1項に記載の樹脂組成物が、温度260〜3
00℃で、せん断速度101〜102(1/sec)の範
囲における樹脂Cと樹脂Dの溶融粘度を各々のηC、ηD
と表したとき、ηC≦ηDの関係を有することを特徴とす
る。
【0021】請求項5に係る発明は、請求項1ないし4
のいずれか1項に記載の積層体において、前記水酸基を
有する石油樹脂(樹脂B)が、10〜250の範囲の水
酸基をアルコール変性を施した石油樹脂、あるいは5〜
60の範囲の水酸基をフェノール変性を施した石油樹
脂、もしくはこれらの変性石油樹脂の不飽和結合部分を
水素化してなる石油樹脂のいずれかから選ばれる樹脂で
あって、軟化点温度が70〜180℃、数平均分子量が
200〜2000であることを特徴とする。
【0022】請求項6に係る発明は、請求項1ないし5
のいずれか1項に記載の積層体において、樹脂A、樹脂
C、樹脂Dのいずれかまたはいずれもベースとなるポリ
プロピレン樹脂が、長鎖分岐を有するホモポリプロピレ
ン樹脂あるいは長鎖分岐を有するブロックポリプロピレ
ン樹脂であることを特徴とする。
【0023】請求項7に係る発明は、請求項1ないし6
のいずれか1項に記載の積層体において、前記樹脂組成
物を、厚さ1〜30μmの範囲でシーラント層とした
ことを特徴とする。
【0024】請求項8に係る発明は、請求項1ないし7
のいずれか1項に記載の積層体において、前記樹脂組成
物におけるポリプロピレン樹脂(樹脂C)中に分散し
ているポリスチレン樹脂(樹脂D)の分散サイズがμm
オーダーで、かつシーラント厚さ方向から観察した時
に、ポリスチレンの分散状態での形態が、フィルムの製
膜方向(MD方向)に延伸された楕円状ないし針状の形
状であることを特徴とする。
【0025】請求項9に係る発明は、請求項1ないし8
のいずれか1項に記載の積層体において、請求項1ない
し7のいずれか1項に記載の積層体において、樹脂組成
物からなる層同士を面々にシールした時、あるいは樹
脂組成物からなる層とポリプロピレン系樹脂層とシー
ルした時に、そのシール部分の剥離が樹脂組成物から
なる層の凝集破壊によって行われ、その剥離強度が5〜
20N/15mmの範囲であることを特徴とする。
【0026】請求項10に係る発明は、請求項1ないし
9のいずれか1項に記載の積層体を、ポリプロピレン系
樹脂容器もしくは紙とポリプロピレン系樹脂からなる複
合容器用のイージーピール性を有する蓋材として使用す
ることを特徴とする積層体でる。
【0027】請求項11に係る発明は、請求項1ないし
9のいずれか1項に記載の積層体を、イージーピール性
を有する軟包装材料として用いることを特徴とする積層
体である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について詳細に説明する。図1は、本発明の積層体の構
成の一例を示した断面図である。基材1上に、ウレタン
系接着剤層2、樹脂組成物からなる層3、樹脂組成物
からなる層を、順次、積層した構成からなる積層体で
ある。本発明の積層体は、その基本構成として、各種基
材層/ウレタン系接着剤層/樹脂組成物層/樹脂組成
物層からなり、樹脂組成物層は各種基材とポリウレ
タン系接着剤でラミネート強度を得るために必要な層で
あり、樹脂組成物層は、ポリプロピレン被着体あるい
は樹脂組成物層同士を面々でシールした際に、イージ
ーピール性を付与するための層である。
【0029】基材層としては、熱可塑性樹脂フィルム基
材、アルミ箔、アルミ蒸着を施したフィルム基材、無機
化合物蒸着を施したフィルム基材が挙げられ、熱可塑性
樹脂フィルム基材としては、延伸ポリエステルフィル
ム、延伸ポリアミドフィルム、延伸ポリプロピレンフィ
ルム、延伸ポリエチレンフィルム、ポリアクリルニトリ
ルおよびアクリロニトリル−(メタ)アクリル酸エステ
ル共重合体フィルム、ポリイミドフィルム、ポリ塩化ビ
ニル、(防湿)セロハン、エチレン−ビニルアルコール
共重合体フィルム、など種類を問わず様々に選択するこ
とが可能である。また、これらのフィルム基材には、必
要に応じてコロナ処理、プラズマ処理、フレーム処理な
どを施しておいた方が好ましい。また、これらの単層フ
ィルムでなく、複数のフィルム基材を積層させた多層フ
ィルムでも、紙層を介在させた多層積層体でも構わな
い。
【0030】アルミ箔については、公知の方法で作成さ
れたアルミ箔を何れも使用することが可能である。ま
た、アルミ蒸着や、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化
マグネシウムなどの無機化合物を蒸着したバリア蒸着フ
ィルム基材の場合には、その基材に制限を受けることは
なく、延伸ポリエステルフィルムや延伸ポリアミドフィ
ルムや延伸(未延伸)ポリプロピレンフィルムなどを使
用することが可能であり、蒸着用プライマーや蒸着層の
保護層などをバリア性の向上や密着性の向上を考慮して
設けても構わない。
【0031】ウレタン系接着剤は、ポリオール系主剤
に、各種ジイソシアネートの誘導体(ポリイソシアネー
ト)からなる硬化剤を所定量配合したものを使用するこ
とが可能である。例えばジイソシアネート単量体として
は、トリメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ペ
ンタメチレンジイソシアネートなどの脂肪族ジイソシア
ネート、シクロヘキサンジイソシアネートなどの脂環族
ジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ナフタ
レンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネ
ートなどの芳香族ジイソシアネート、キシリレンジイソ
シアネートなどの芳香脂肪族ジイソシアネート等の単体
や混合物を用いることが可能である。これらの単量体を
トリマー(イソシアヌレート)、ビューレット、アダク
トなどの誘導体を使用することが可能である。
【0032】ポリオール系主剤としては、分子量好まし
く300〜50000の官能基数が約2〜4の化合物が
挙げられ、テレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、
アゼライン酸、セバシン酸等の二塩基酸もしくはそれら
のジアルキルエステルまたはそれらの混合物に、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、ポリオキシエチレン
グリコール、ポリオキシプロピレングリコールなどのグ
リコール類もしくはこれらの混合物とを反応させてなる
ポリエステルポリオールや、エチレンオキサイド、プロ
ピレンオキサイドなどのオキシラン化合物をエチレング
リコール、プロピレングリコール、トリメチロールプロ
パンなどを開始剤として重合したポリエーテルポリオー
ルや、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)
アクリル酸ヒドロキシプロピルなどを(メタ)アクリル
酸あるいはそのエステル化物と共重合することで得られ
るアクリルポリオール、その他、ポリエステルアミドポ
リオールや上述したポリイソシアネートとポリオールを
反応させて得られたポリウレタンポリオールも使用可能
である。
【0033】ポリウレタン系接着剤の場合は、上記主剤
と硬化剤を所定量配合することで使用することが可能で
あるが、必要に応じては、接着性を改善及び向上させる
ため、リン酸類やエポキシ化合物、アミン化合物、シラ
ンカップリング剤、カルボン酸化合物あるいはその無水
物、そして硬化反応を促進させる触媒や各種安定剤、増
粘剤などを添加しても構わない。
【0034】樹脂組成物層のベースとなる樹脂Aは、
加工性を考慮すると、ASTMのD1280におけるメ
ルトインデックスが0.1〜50g/10min、特に
好ましくは5〜40g/10min、さらに好ましく
は、10〜30g/10min.ポリプロピレン樹脂で
あり、ホモポリプロピレン樹脂、プロピレン−エチレン
ランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重
合体、プロピレン−αオレフィン共重合体、プロピレン
−エチレン−αオレフィン共重合体、の単体あるいはこ
れらの混合物が挙げられる。また、必要に応じて低結晶
性のαオレフィン−プロピレン共重合体やその他添加剤
を配合しても構わない。
【0035】樹脂組成物に配合する水酸基を有する石
油樹脂(樹脂B)としては、石油留分(ジシクロペンタ
ジエンなどのC5留分、スチレン、ビニルトルエン、α
−メチルスチレン、インデンなどのC9留分)を重合し
て石油樹脂を製造する際に、アリルアルコールのような
アルコール化合物やフェノール化合物など水酸基化合物
により変性することが挙げられるが、この製造法に制限
されることはない。
【0036】水酸基を有する石油樹脂(樹脂B)の水酸
基をはアルコール変性した石油樹脂で10〜250の範
囲、フェノール変性した石油樹脂で5〜60の範囲であ
ることが好ましい。変性水酸基数が小さくなると接着な
どの改質効果が得られない。また、上記範囲を超えて水
酸基化が大きくなると分子量が小さくなり、加工性やそ
の他に影響を与える。また、これらの石油樹脂は、樹脂
Aの剛性付与そして加工性の点から軟化点温度が70〜
180℃の範囲で調整されることが好ましい。Tgとし
ては40〜130℃の範囲になる。また、分子量は軟化
点と密接に関連することから、数平均分子量が200〜
2000であることが好ましい。
【0037】上述した水酸基を有する石油樹脂(樹脂
B)は、必要に応じて不飽和結合部分を水素化しても構
わない。
【0038】ポリオレフィン系樹脂(樹脂A)に対する
水酸基変性石油樹脂(樹脂B)は樹脂Aが50〜90w
t%にたいし樹脂Bが1〜50wt%である方が好まし
い。1wt%よりも少ないと水酸基を有する石油樹脂
(樹脂B)による樹脂Aの改質効果が得られない。ま
た、50wt%より多いと、樹脂Aの加工性に問題を与
える。
【0039】樹脂組成物層のベースとなる樹脂Cも加
工性を考慮して設計され、ASTMのD1280におけ
るメルトインデックスが0.1〜50g/10min、
特に好ましくは5〜40g/10min、さらに好まし
くは、10〜30g/10min.の範囲のポリプロピ
レン樹脂(樹脂C)が好ましい。
【0040】上述したベース樹脂となるポリプロピレン
樹脂(樹脂C)に対し、イージーピール性を発現させる
ために添加するブレンド相(樹脂D)としては、ポリプ
ロピレン樹脂と非相溶系の樹脂が挙げられる。例に挙げ
ると、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密
度ポリエチレン、エチレン−αオレフィン共重合体、エ
チレン−α,β不飽和カルボン酸、エチレン−α,β不
飽和カルボン酸のイオン架橋物、エチレン−α,β不飽
和カルボン酸の各種エステル化物、ポリスチレン樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂など様々であるが、
ピール挙動の安定性などを考慮するとポリスチレン樹脂
が好ましい。
【0041】上記樹脂Cと樹脂Dの単純な非相溶系のブ
レンドでは、樹脂Cと樹脂Dの界面接着強度が弱いた
め、樹脂C中に樹脂Dを配合させることで、樹脂Cの凝
集力を低下させ、イージーピール性の附与することが可
能である。しかしその反面、界面接着強度が弱いため
に、ピール時にヒートシール面のエッジ部分がきれいに
破断できない(毛羽立ち)という問題が生じる。この毛
羽立ちの問題は剥離外観を損ねるだけでなく、品質の安
定性という意味でも問題がある。そのような意味で、樹
脂Cと樹脂Dの界面接着性を向上させるために、第3成
分として、ポリプロピレン樹脂にポリスチレンをグラフ
ト重合させたグラフトポリマー樹脂Eを相溶化剤として
配合することが必要である。このような樹脂Eとして
は、下記のものが挙げられる。 (1)スチレンモノマーをポリプロピレンにグラフトさ
せたもの (2)反応性を有するモノマーをポリスチレン末端に導
入し、ポリプロピレン主鎖中に枝状にポリスチレンをグ
ラフトさせたもの (3)反応性を有するモノマーをポリスチレン骨格中に
導入し、ポリプロピレン主鎖中にペンダント状にグラフ
トさせたもの 本発明で使用できるグラフトポリマー(樹脂E)として
は上述した構造に限らず、どのような骨格でも使用可能
であるが、グラフトポリマー配合量によるピール強度の
安定性や加工性、剥離外観を考慮すると(2)または
(3)の構造が好ましい。また、グラフトポリマーであ
る樹脂E中に含まれるポリスチレン成分としては1〜5
0wt%、さらに好ましくは20〜50wt%がよい。
このようなグラフトポリマーは、特公平6−51767
などに代表されるようなグラフト重合方法を用いること
で得ることが可能である。
【0042】この様なグラフトポリマーを用いる利点と
しては以下の内容があげられる。上述したグラフトポリ
マー(1)の場合は、(2)、(3)と同様に樹脂Cお
よび樹脂Dの相溶化剤としては効果的であり、樹脂Cと
樹脂Dの界面接着強度を向上させることが可能である
が、界面接着強度の向上は毛羽立ちに有効である反面、
ピール強度が著しく強度が向上し、イージーピール性を
低下させる。そのため、樹脂Dの配合比だけでなく樹脂
Eの配合比の影響によって、ピール強度が著しく変化す
るため、品質管理が非常に困難であると同時に、機能を
発現させるための配合比は幅が狭くなる。
【0043】一方、上記(2)あるいは(3)のような
グラフトポリマーの場合は、上記特許にも記載されてい
る製造方法の内容からも、そのグラフトポリマー中に
は、ポリプロピレンにポリスチレンがグラフトされてい
る構造のポリマーの他に、必然的にポリスチレンホモポ
リマーを含有することになる。このグラフトポリマー
(樹脂E)中に必然的に含有されているポリスチレンホ
モポリマーが樹脂Dと同様な機能を果たすことが可能で
あり、樹脂Eの配合比を増やしたとしても、ピール強度
に大きな影響を与えること無く、すなわち、樹脂Eの添
加は樹脂Cと樹脂Dの界面接着強度を向上させることで
ピール強度は増加するが、樹脂Eに本来含まれるポリス
チレンホモポリマーが樹脂Dの機能を果たす(樹脂Dの
機能を果たす樹脂の割合が多くなる)ことで、ピール強
度が低下するという、ピール強度の増減(相殺)するこ
とで、樹脂Eを添加してもピール強度の安定性を附与す
ることが可能である。また、官能的なピール感も著しく
向上し、滑らかに開封することが可能である。
【0044】イージーピール性を附与、ピール強度の安
定性という点、そして、糸引きや、シールエッジ部の破
断不良に伴う毛羽立ちを解消させるという点で、相溶化
剤の添加は非常に重要であるが、特に相溶化剤の配合処
方が機能の発現に効いてくる。イージーピール性の付与
という点では、ベースとなる樹脂C:50〜99wt%
に対し、樹脂D+樹脂Eが1〜50wt%であることが
好ましい。上記範囲をはずれると、ピール強度の制御や
加工性に問題を与える。
【0045】また、グラフトポリマー樹脂Eの添加によ
る樹脂Cと樹脂Dの界面親和性を向上させるという意味
で、グラフトポリマー樹脂Eの配合比に注意する必要が
ある。以下にも記載するが、本発明のシーラントのモル
フォロジーは、糸引きなどの外観不良をなくすため、M
D方向に楕円形上にあるいは針状に分散させている。し
かしながら、樹脂Cおよび樹脂Dの界面接着力が弱いと
いうことから、このシーラントはMD方向に裂けやすい
性質のシーラントであることが言える。この内容は、仮
に、このシーラントを用いて各種蓋材や軟包装形態に製
造し、各種被着体にシールをした場合、MD方向に開封
をするとシール開始部からシーラント層が破壊され、シ
ール終了部で切れてほしいところが、上述した裂けやす
いという性質を有することから、シール終了部分でもシ
ーラント層の凝集破壊がおきてしまい、結果的に毛羽立
ち部分を発生してしまうことになる。この毛羽立ちを解
消させるために、樹脂Cと樹脂Dの界面接着強度を向上
させることで、MD方向に開封する時に働く応力の伝達
を、シール終了部分では、TD方向やシーラント厚み方
向へ持っていかせる必要がある。
【0046】最適な樹脂Eの配合バランスとしては、樹
脂E中のポリスチレン成分が1〜50wt%、さらに好
ましくは20〜50wt%の時に、樹脂E/樹脂Dが≧
0.2(重量比)であり、樹脂D/(樹脂D+樹脂E中
のポリスチレン成分)が≦0.96(重量比)であるこ
とが挙げられる。上述した範囲を外れると、樹脂Cと樹
脂Dの界面密着性が低下し、毛羽立ちの問題が発生す
る。
【0047】ポリプロピレン樹脂の加工性を考慮する
と、この樹脂はポリマーの構造中に長鎖分岐を持たない
ため、溶融張力が小さく、溶融時の粘度特性が大きく異
なる。また、一般的にポリプロピレン樹脂は、例えば高
密度ポリエチレンやポリスチレンなど非相溶の樹脂を配
合すると、その粘度特性がゆえに、メルトフラクチャー
やドローレゾナンスなど加工上の問題点を生じ易い。そ
の様な意味で、樹脂組成物層のベースである樹脂A、
樹脂組成物層のベースポリマーである樹脂C、あるい
はグラフトポリマーである樹脂Eのベース樹脂の何れか
単体あるいは全てが、上記メルトインデックスの範囲に
おける溶融張力が大きい樹脂を使用することが好まし
い。この様なポリプロピレン樹脂としては、長鎖分岐化
ポリプロピレン樹脂が挙げられ、その製法としては、E
B、過酸化物、各種架橋剤などを用いた改質により得ら
れたものが使用可能である。このような長鎖分岐化ポリ
プロピレン樹脂としては、ホモポリマーやブロックポリ
マーなどタイプが存在するが、特にこれらの制限はな
く、耐熱性や耐衝撃性など必要とされる要求に応じて使
い分けることが可能である。
【0048】長鎖分岐化ポリプロピレンの定義として
は、特公平7−45551に記載されている内容に準じ
ており、デカヒドロナフタレンに溶解して135℃にお
いて測定した固有粘度が少なくとも0.8dl/gであ
り、枝別れ指数が1未満、好ましくは0.2〜0.4
で、歪硬化性伸び粘度を有することが挙げられる。長鎖
分岐化ポリプロピレンとしては上述した内容を満たす樹
脂を用いた方が好ましいが、特に上述した内容に制限さ
れることはない。
【0049】上述した長鎖分岐化ポリプロピレン樹脂
は、それ単品で使わなくとも、加工助剤として樹脂A、
樹脂Cあるいは樹脂Eのベールポリマーに少量配合した
場合でも構わない。
【0050】樹脂Cと樹脂Dの粘度的な関係としては、
温度260〜300℃で、せん断速度101〜102(1
/sec)の範囲におけるポリプロピレン樹脂(樹脂
C)とポリスチレン樹脂(樹脂D)の溶融粘度を各々の
ηC、ηDと表したとき、ηC≦ηDの関係を有するのが好
ましい。この関係は、樹脂組成物を層とした時におい
て、長鎖分岐化ポリプロピレンの厚さ方向におけるポリ
スチレンの分布位置およびポリスチレンの分散サイズに
影響をおよぼす。
【0051】ポリスチレンである樹脂Dの分散サイズお
よび分散形状は、μmオーダーで、かつシーラント厚さ
方向から観察した時に、ポリスチレンの分散状態が、M
D方向に延伸された楕円状〜針状になっている方が好ま
しい。一般的にイージーピールシーラントの糸引きや毛
羽立ち解消のために分散サイズをμm以下のオーダーに
分散させる特殊なアロイ化技術が必要とされるが、ポリ
スチレンの分散状態がμmオーダーでかつ楕円状(全体
像から見ると楕円板状)に、そして厚さ方向に何枚か分
散させることで、効率的にベースポリマーを破断するこ
とが可能であり、特殊なアロイ化技術を導入しなくと
も、糸引き改善効果を附与することが可能である。ま
た、分散形態については、MD方向における延伸は加工
速度にも影響を受けるため、低速であれば楕円状に、高
速であれば針状に分散しやすくなるが、特にこれらの形
態には問題を受けない。
【0052】また、ポリスチレンのシーラント層厚さ方
向の分布については、シーラント層全体に均一に分布し
ている方が好ましい。しかしながら、ポリプロピレン樹
脂中に分散するポリスチレンの厚さ方向の分布は、上述
したように溶融粘度比およびシーラントフィルムの製膜
方法(単層押出か共押出か)によって異なってくる。特
に共押出によりシーラントフィルムを製膜した場合に
は、溶融粘度の大小関係によって、共押出界面付近にポ
リスチレンが分布するか、シーラント層表層付近に分布
するかが決定される。この内容は、局所的にポリスチレ
ン相が隔たっている状態を意味し、その結果、ポリスチ
レン含有量が同じでも、加工速度(せん断速度)が変わ
ることで、見かけ上のポリスチレン含有量が変化し、ピ
ール強度に影響を与える。また、この内容はピール後の
毛羽立ちの問題を発生させる恐れがある。そのような意
味で、いかなる加工速度(せん断速度)においても、安
定したピール強度を附与させる、あるいは毛羽立ちを解
消させるという意味で、ポリスチレン相の局所的な隔た
りを無くすことが挙げられる。この様な方法としては、
シーラント層厚を制御することが挙げられ、好ましくは
1〜30μm、さらに好ましくは5〜20μmである。
【0053】上述してきた樹脂組成物層および樹脂組
成物層を含む積層体の製造例としては、以下の内容が
挙げられる。まず、上記樹脂組成物層および樹脂組成
物層を積層させる。
【0054】樹脂組成物層としては、ポリプロピレン
樹脂である樹脂Aおよび水酸基変性石油樹脂である樹脂
Bを所定の配合量になるように、リボン、ヘンシェル、
タンブラーミキサーなどでドライブレンドしたものを、
必要に応じては二軸押出機やバンバリーミキサー、ニー
ダーなどの混練機を用いてコンパウンド化しておいても
構わない。この時の混練温度としては、樹脂Aの劣化を
伴わない加工温度および樹脂Bの軟化点を超える温度が
好ましく、理想的には240℃以下で混練をしておいた
方が、樹脂Bの分散性という意味で好ましい。これらの
コンパウンド物あるいは、混練加工を施していないドラ
イブレンド物でも構わないが、それを単軸押出機のホッ
パーに導入し、樹脂Aの理想加工温度220〜290℃
で押し出すことが挙げられる。
【0055】樹脂組成物層としても同様に、ポリプロ
ピレン樹脂である樹脂C、ポリスチレン樹脂である樹脂
D、グラフトポリマーである樹脂Eを、樹脂組成物同
様に所定の配合比になるように、リボン、ヘンシェル、
タンブラーミキサーなどでドライブレンドしたものを、
必要に応じては二軸押出機やバンバリーミキサー、ニー
ダーなどの混練機を用いてコンパウンド化しておいても
構わない。この時の混練温度としては、樹脂Cの劣化を
伴わない加工温度および樹脂Bの分散性と樹脂Eの相溶
化剤の効果を発現させるという意味で、理想的には24
0℃以下で混練をしておいた方が好ましい。これらのコ
ンパウンド物あるいは、混練加工を施していないドライ
ブレンド物でも構わないが、それを単軸押出機のホッパ
ーに導入し、樹脂Cの理想加工温度220〜290℃で
押し出すことが挙げられる。
【0056】これらの樹脂組成物層の基材層との積層に
は、上記各種基材層を単軸押出機の巻出し部にセット
し、あらかじめ、押出機に設置されている接着剤コーテ
ィングユニットに、所定配合比で混ぜ合わせたポリオー
ル系主剤とポリイソシアネート系硬化剤を酢酸エチルな
どの溶媒で、所定の固形分に調整したものを、グラビア
コートなどの手法で基材上に塗工し、温度60℃以上の
乾燥条件で、ドライ膜厚5μm以下の範囲で基材上にポ
リウレタン系接着剤層を設けた後、インラインで上述し
た樹脂組成物層および樹脂組成物層を、Tダイによ
る押出ラミネート法により積層させる。
【0057】これらの樹脂組成物層の積層にはタンデム
式の押出ラミネート機を用いて樹脂組成物層の上に樹
脂組成物層を設けることも可能であり、また、樹脂組
成物層と樹脂組成物層を共押出法により同時に基材
上に積層させても構わない。上述したように樹脂組成物
層の厚さは、好ましくは5〜20μmであるが、樹脂組
成物層の厚みに関しては、特に制限を受けない。ま
た、上述した内容は押出ラミネートによる積層である
が、押出ニーラム法による積層も可能である。また、ニ
ーラム法ではフィルムを成膜し、ウレタン系接着剤を塗
工した基材層に貼り合わせる前にコロナ処理などの処理
を押出フィルム側に施すことも可能である。
【0058】このようにして得られた積層体は、樹脂組
成物層に関しては、非極性の樹脂Aに極性基を有する
樹脂Bを配合することで、高温で酸化をさせなくても、
ポリウレタン系接着剤と水素結合性を付与することが可
能であり、樹脂組成物層に関しては、樹脂Cに非相溶
の樹脂Dを配合し、樹脂Cと樹脂Dの相溶化剤として作
用する樹脂Eを配合することで、ポリプロピレンをベー
スとしたイージーピール性を有する層を形成することが
可能である。
【0059】イージーピール性の指標としては、樹脂組
成物同士を面々にシールした時、あるいはポリプロピ
レン系樹脂と該積層体の樹脂組成物層をシールした時
に、そのシール部分の剥離が樹脂組成物層の凝集破壊
によって行われ、その剥離強度が5〜20N/15mm
の範囲であることが好ましい。このように制御された積
層体は、ポリプロピレン系樹脂容器もしくは紙とポリプ
ロピレン系樹脂からなる複合容器用のイージーピール性
を有する蓋材として使用することも可能であり、イージ
ーピール性を有する軟包装材料としても用いることが可
能である。
【0060】更に必要に応じては、製膜時にシーラント
である樹脂組成物層の内面にエンボス加工などを施す
と、さらに糸引き改善効果があるため好ましい。その方
法としては、押出ラミネーションの場合であれば、冷却
ロールにエンボス加工を施しておくことで、製膜時にイ
ンラインでエンボス加工を施すことが可能である。また
後加工としてエンボス加工を行ってもよい。
【0061】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について詳細
に説明する。本発明は、これらの実施例に限定されるも
のではない。また、以下の実施例を行うにあたり、下記
の樹脂、基材、および接着剤を使用した。 [樹脂組成物]樹脂A A−1:ホモポリプロピレン樹脂(MI=23 at
230℃ 加工温度290℃) A−2:長鎖分岐化ブロックポリプロピレン樹脂(MI
=16 at 230℃ 加工温度290℃)樹脂B B−1:アルコール変性水素化石油樹脂(軟化点:10
0℃、水酸基化:100、Mn=370、Mw=65
0) B−2:フェノール変性水素化石油樹脂(軟化点:10
0℃、水酸基化:50、Mn=370、Mw=650) B−3:未変性水素化石油樹脂(軟化点:120℃、水
酸基化:0、Mn=750、Mw=1500)
【0062】[樹脂組成物]樹脂C C−1:長鎖分岐化ホモ−ポリプロピレン樹脂(MI=
30 at 230℃加工温度290℃) C−2:長鎖分岐化ブロックポリプロピレン樹脂(MI
=16 at 230℃ 加工温度290℃→A−2と
同じ)樹脂D D−1:ポリスチレン(MI=2.1 汎用タイプ) 樹脂E E−1:ペンダント状ポリスチレングラフトC−1(ポ
リスチレン含有量30wt%) E−2:ペンダント状ポリスチレングラフトC−2(ポ
リスチレン含有量30wt%)
【0063】[基材] K−1:2軸延伸ポリエステルフィルム(コロナ処理
25μm) K−2:2軸延伸ポリエステルフィルム(12μm)/
/アルミ箔(7μm) [ウレタン系接着剤] ・ 主剤:ポリエステルポリオール系 ・ 硬化剤:トリレンジイソシアネートアダクト体 ・ 固形分(主剤+硬化剤):25wt%
【0064】次ぎに、以下の実施例を行うにあたり、下
記の評価方法に基づいた。 [材料の溶融粘度評価]溶融粘度は、キャピログラフに
より測定した。測定条件は温度260〜300℃の範囲
で、せん断速度101〜1021/sec.の範囲(バ
レル径9.55mm、キャピラリー長10mm、キャピ
ラリー径1mm)で行った。
【0065】[樹脂組成物の調整]樹脂組成物を調
整するに当たり、以下の実施例で示すように配合したも
のを、タンブラーミキサーで十分ドライブレンドしたも
のをそのまま使用した。
【0066】[樹脂組成物の調整]樹脂組成物を調
整するに当たり、以下の実施例で示すように配合したも
のをタンブラーミキサーで十分ドライブレンドした後、
2軸押出機で加工温度240℃でコンパウンド化を行っ
た。
【0067】以下の実施例で作成する積層体は下記の積
層体の作成方法に基づいて作製した。 [積層体の作成方法]樹脂組成物およびを共押出ラ
ミネーターのホッパーに充填した。上述した基材のう
ち、K−2についてはあらかじめ2液硬化型ウレタン系
接着剤を用いて、二軸延伸ポリエステルフィルム(12
μm)上にアルミ箔(7μm)をドライラミネート法に
より積層させた。上述したK−1、K−2をそれぞれ基
材として、固形分25wt%になるように酢酸エチルで
希釈した2液硬化型接着剤を上記基材の押出樹脂積層面
にグラビア法により塗工し、80℃で乾燥させ、ドライ
膜厚で1μmになるようにウレタン系接着剤を設けた。
共押出ラミネート法により、以下に示す実施例の構成か
らなる樹脂組成物および樹脂組成物をそれぞれ20
μmと10μmになるように積層させた。その時の加工
条件は、共押出ラミネーター(フィードブロックタイ
プ)で加工温度290℃、加工速度80m/min.で
ある。また、あらかじめ冷却ロールにエンボス加工を施
すことでシール内面をエンボス化させた。
【0068】以下の実施例で作成した積層体を下記の評
価方法に基づいて評価した。 [剥離強度評価方法]本発明の上記積層体と、被着体を
重ね合せ、ヒートシーラーにて160〜200℃、圧力
0.3MPa、シール時間1秒でシールした。その剥離
評価サンプルを、剥離速度300mm/min.のT型
剥離により剥離強度および剥離状況を評価した。
【0069】[ボイル・レトルト処理前後のシール強度
評価方法]上記記載の積層体をポリプロピレン樹脂から
なる射出成形カップを用いて、180℃シールを行っ
た。内容物としては水を選定し、満水状態で、シールを
施した。その後、95℃−30min.のボイル処理お
よび120℃のレトルト処理を施すことで、各処理前後
のシール強度の低下状況を確認した。
【0070】[ポリスチレンの分散状態の評価方法]剥
離サンプルの剥離面に、白金蒸着を施し、走査型電子顕
微鏡にてポリスチレンの分散状態を確認した。その結
果、MD方向に数十μmオーダーで針状にポリスチレン
樹脂が分散していた。
【0071】<実施例1> 樹脂組成物層:A−1/B−1=80/20 樹脂組成物層:C−1/D−1/E−1=65/25
/10 基材:K−1 上記の樹脂、基材を使用して、前記積層体の作成方法に
基づいて積層体を作成した。
【0072】<実施例2> 樹脂組成物層:A−2/B−2=70/30 樹脂組成物層:C−1/D−1//E−1を55/3
0/15 基材:K−2 上記の樹脂、基材を使用して、前記積層体の作成方法に
基づいて積層体を作成した。
【0073】<実施例3> 樹脂組成物層:A−2/B−1=80/20 樹脂組成物層:C−2/D−1/E−2=70/20
/10 基材:K−1 上記の樹脂、基材を使用して、前記積層体の作成方法に
基づいて積層体を作成した。
【0074】<実施例4> 樹脂組成物層:A−2/B−1=80/20 樹脂組成物層:C−2/D−1/E−2=65/25
/10 基材:K−1 上記の樹脂、基材を使用して、前記積層体の作成方法に
基づいて積層体を作成した。
【0075】<実施例5> 樹脂組成物層:A−2/B−1=80/20 樹脂組成物層:C−2/D−1/E−2=55/30
/15 基材:K−2 上記の樹脂、基材を使用して、前記積層体の作成方法に
基づいて積層体を作成した。
【0076】<比較例1> 樹脂組成物層:A−1/B−3=80/20 樹脂組成物層:C−1/D−1/E−1=65/25
/10 基材:K−1 上記の樹脂、基材を使用して、前記積層体の作成方法に
基づいて積層体を作成した。
【0077】<比較例2> 樹脂組成物層:A−1/B−1=80/20 樹脂組成物層:C−1/D−1/E−1=70/30
/0 基材:K−1 上記の樹脂、基材を使用して、前記積層体の作成方法に
基づいて積層体を作成した。
【0078】<比較例3> 樹脂組成物層:A−1/B−1=80/20 樹脂組成物層:C−2/D−1/E−2=65/30
/5 基材:K−1 上記の樹脂、基材を使用して、前記積層体の作成方法に
基づいて積層体を作成した。
【0079】<比較例4> 樹脂組成物層:A−2/B−1=99.5/0.5 樹脂組成物層:C−2/D−1/E−2=55/30
/15 基材:K−2 上記の樹脂、基材を使用して、前記積層体の作成方法に
基づいて積層体を作成した。
【0080】上記の実施例1〜5および比較例1〜4で
使用した樹脂組成物の樹脂A、B、C、D、Eとその配
合比、基材、および樹脂E/樹脂Dと、樹脂D/(樹脂
D+樹脂E中のポリスチレン(PS)量)比を表1に示
した。
【0081】
【表1】
【0082】また、上記の実施例1〜5および比較例1
〜4で得られた積層体のシール強度およびポリプロピレ
ン樹脂からなる射出成形カップを用いて、得られた積層
体でシールし、ボイル・レトルト処理前後のシール強度
の低下、剥離の有無を確認した。その結果を表2に示
す。
【0083】
【表2】
【0084】表1および表2の結果から、本発明の積層
体は、樹脂組成物層としてポリプロピレン樹脂(樹脂
A)に水酸基を有する石油樹脂(樹脂B)を配合するこ
とで、従来までは押出ラミネート法によりダイレクトで
2液硬化型接着剤に接着することが出来なかったポリプ
ロピレン樹脂のラミネート強度を改善させることが可能
であると確認できる。また、樹脂組成物層としてポリ
プロピレン樹脂(樹脂C)に非相溶系であるポリスチレ
ン樹脂(樹脂D)、さらに、樹脂Cと樹脂Dの相溶化剤
としてポリスチレンをグラフトさせたポリプロピレン樹
脂(樹脂E)を配合し、各樹脂成分の配合比バランス、
粘度比、モルフォロジー、層厚をコントロールすること
で、ポリプロピレン被着体に対してイージーピール性を
有するシーラント層を積層体中に導入することが可能で
ある。
【0085】
【発明の効果】本発明により、ポリプロピレン樹脂被着
体に対してイージーピール性を有し、かつ各種基材とウ
レタン系接着剤層を介すことで十分なラミネート強度を
得ることが可能な、耐熱性および高速押出ラミネート加
工適性を有するポリプロピレン樹脂をベースとした凝集
剥離タイプの樹脂組成物からなる層を積層させた積層体
を提供することができる。本発明の積層体は、各種汎用
容器用の蓋材や軟包装材として使用することが可能であ
り、さらにはボイルやレトルトの必要性がある容器への
展開が可能である。また、従来まで必要であった下引き
加工工程の省略や積層体構成の簡素化に伴うコストダウ
ンも期待できる。また、本発明の積層体は、シーラント
層を凝集剥離タイプのイージーピールシーラントとして
用いているが、他のシーラントへの展開や、機能性シー
ラントとして今後の機能性包材への展開も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層体の構成の一例を示した断面図で
ある。
【符号の詳細な説明】
1・・・基材層 2・・・ウレタン系接着剤層 3・・・樹脂組成物からなる層 4・・・樹脂組成物からなる層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C08L 23/12 C08L 25:06 25:06 51:06 51:06) Fターム(参考) 3E086 AB01 AD05 AD23 BA04 BA13 BA14 BA15 BA24 BB90 CA01 4F100 AA00A AB10A AB33A AH02C AK01A AK07C AK07D AK12D AK42 AK51B AK51G AL04D AL06C AT00A BA04 BA07 CB00B EH232 EH661 GB15 JB16A JJ03 JK06 YY00C YY00D 4J002 BB121 BC032 BN033 GF00 GG02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種熱可塑性樹脂からなるフィルム層を有
    する基材、アルミ箔層を有する基材、アルミ蒸着層を有
    するフィルム基材、無機化合物蒸着層を有するフィルム
    基材から選ばれる各種基材の各種層上に、ポリウレタン
    系接着剤層を設けた後に、さらに該接着剤層に、下記に
    示す樹脂組成物および樹脂組成物からなる層をこの
    順に積層させたことを特徴とする積層体。 [樹脂組成物]ASTMのD1280におけるメルト
    インデックスが10〜50g/10minの範囲である
    ポリプロピレン樹脂(樹脂A)50〜99wt%に水酸
    基を有する石油樹脂(樹脂B)を1〜50wt%配合し
    た樹脂組成物。 [樹脂組成物]ASTMのD1280におけるメルト
    インデックスが10〜50g/10minの範囲である
    ポリプロピレン樹脂(樹脂C)50〜99wt%に対
    し、ポリスチレン(樹脂D)とポリプロピレン樹脂にポ
    リスチレン樹脂がグラフトされたグラフトポリマー(樹
    脂E)とからなる樹脂(樹脂D+樹脂E)を1〜50w
    t%を配合した樹脂組成物。
  2. 【請求項2】前記樹脂Eが下記の特徴を有する請求項1
    記載の積層体。 (1)樹脂E中におけるポリプロピレンとポリスチレン
    が重量比で、ポリプロピレンが50〜99wt%でポリ
    スチレンが1〜50wt%である。 (2)樹脂Eが、ポリスチレン末端あるいはポリスチレ
    ン主鎖中に導入された反応基を利用して、ポリプロピレ
    ン主鎖中に、枝状あるいはペンダント状にグラフトされ
    た構造を有する。
  3. 【請求項3】前記樹脂組成物層における樹脂Dと樹脂
    Eが下記の特徴を有する請求項1または2記載の積層
    体。 (1)樹脂E/樹脂D:≧0.2(重量比) (2)樹脂D/(樹脂D+樹脂E中のポリスチレン成
    分):≦0.96(重量比)
  4. 【請求項4】温度260〜300℃で、せん断速度10
    1〜102(1/sec)の範囲における樹脂Cと樹脂D
    の溶融粘度を各々のηC、ηDと表したとき、ηC≦ηD
    関係を有することを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れか1項に記載の樹脂組成物。
  5. 【請求項5】前記水酸基を有する石油樹脂(樹脂B)
    が、10〜250の範囲の水酸基をアルコール変性を施
    した石油樹脂、あるいは5〜60の範囲の水酸基をフェ
    ノール変性を施した石油樹脂、もしくはこれらの変性石
    油樹脂の不飽和結合部分を水素化してなる石油樹脂のい
    ずれかから選ばれる樹脂であって、軟化点温度が70〜
    180℃、数平均分子量が200〜2000であること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
    積層体。
  6. 【請求項6】樹脂A、樹脂C、樹脂Dのいずれかまたは
    いずれもベースとなるポリプロピレン樹脂が、長鎖分岐
    を有するホモポリプロピレン樹脂あるいは長鎖分岐を有
    するブロックポリプロピレン樹脂であることを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれか1項に記載の積層体。
  7. 【請求項7】前記樹脂組成物を、厚さ1〜30μmの
    範囲でシーラント層としたことを特徴とする請求項1な
    いし6のいずれか1項に記載の積層体。
  8. 【請求項8】前記樹脂組成物におけるポリプロピレン
    樹脂(樹脂C)中に分散しているポリスチレン樹脂(樹
    脂D)の分散サイズがμmオーダーで、かつシーラント
    厚さ方向から観察した時に、ポリスチレンの分散状態で
    の形態が、フィルムの製膜方向(MD方向)に延伸され
    た楕円状ないし針状の形状であることを特徴とする請求
    項1ないし7のいずれか1項に記載の積層体。
  9. 【請求項9】請求項1ないし8のいずれか1項に記載の
    積層体において、樹脂組成物からなる層同士を面々に
    シールした時、あるいは樹脂組成物からなる層とポリ
    プロピレン系樹脂層とシールした時に、そのシール部分
    の剥離が樹脂組成物からなる層の凝集破壊によって行
    われ、その剥離強度が5〜20N/15mmの範囲であ
    ることを特徴とする積層体。
  10. 【請求項10】請求項1ないし9のいずれか1項に記載
    の積層体を、ポリプロピレン系樹脂容器もしくは紙とポ
    リプロピレン系樹脂からなる複合容器用のイージーピー
    ル性を有する蓋材として使用することを特徴とする積層
    体。
  11. 【請求項11】請求項1ないし9のいずれか1項に記載
    の積層体を、イージーピール性を有する軟包装材料とし
    て用いることを特徴とする積層体。
JP2001206117A 2001-07-06 2001-07-06 積層体 Expired - Fee Related JP4576764B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001206117A JP4576764B2 (ja) 2001-07-06 2001-07-06 積層体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001206117A JP4576764B2 (ja) 2001-07-06 2001-07-06 積層体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003019777A true JP2003019777A (ja) 2003-01-21
JP4576764B2 JP4576764B2 (ja) 2010-11-10

Family

ID=19042304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001206117A Expired - Fee Related JP4576764B2 (ja) 2001-07-06 2001-07-06 積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4576764B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006160322A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Toppan Printing Co Ltd イージーピール性トレー用フィルム蓋材
JP2013129105A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Dic Corp バリア性易開封ラミネートフィルム及びこれを用いる包装材
JP2013147013A (ja) * 2011-12-22 2013-08-01 Dic Corp 透明蒸着層を含む層を有するガスバリア性多層フィルム
US9637630B2 (en) 2013-02-21 2017-05-02 Samsung Sdi Co., Ltd. Resin composition and moulded article using same
US9790369B2 (en) 2012-12-31 2017-10-17 Lotte Advanced Materials Co., Ltd. Composite material and method for preparing composite material
US9944053B2 (en) 2012-10-24 2018-04-17 Lotte Advanced Materials Co., Ltd. Laminate sheet, method of manufacturing the laminate sheet, and article using the laminate sheet
US10118370B2 (en) 2012-09-07 2018-11-06 Lotte Advanced Materials Co., Ltd. Article and manufacturing method of article
JP2022532673A (ja) * 2019-05-17 2022-07-15 ボレアリス・アクチェンゲゼルシャフト 多層構造
CN115285509A (zh) * 2017-04-12 2022-11-04 凸版印刷株式会社 通蒸气型袋

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0686929U (ja) * 1993-05-26 1994-12-20 日本ザンパック株式会社 無架橋プロピレン系樹脂積層発泡シート製容器
JPH07276559A (ja) * 1994-04-15 1995-10-24 Kao Corp 金属容器密封フィルム
WO2000026297A1 (en) * 1998-10-29 2000-05-11 Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. Styrene resin material
JP2000248150A (ja) * 1999-03-04 2000-09-12 Arakawa Chem Ind Co Ltd ポリオレフィン系樹脂用改質剤およびポリオレフィン系樹脂組成物
JP2000302990A (ja) * 1999-02-16 2000-10-31 Toppan Printing Co Ltd 樹脂組成物およびこの樹脂を用いた積層体
JP2000355358A (ja) * 1999-06-10 2000-12-26 Sumitomo Bakelite Co Ltd 多層シート及び容器
JP2001089617A (ja) * 1999-09-27 2001-04-03 Toppan Printing Co Ltd 樹脂組成物およびその積層体
JP2002104474A (ja) * 2000-09-28 2002-04-10 Toppan Printing Co Ltd 蓋材および軟包装体

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0686929U (ja) * 1993-05-26 1994-12-20 日本ザンパック株式会社 無架橋プロピレン系樹脂積層発泡シート製容器
JPH07276559A (ja) * 1994-04-15 1995-10-24 Kao Corp 金属容器密封フィルム
WO2000026297A1 (en) * 1998-10-29 2000-05-11 Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. Styrene resin material
JP2000302990A (ja) * 1999-02-16 2000-10-31 Toppan Printing Co Ltd 樹脂組成物およびこの樹脂を用いた積層体
JP2000248150A (ja) * 1999-03-04 2000-09-12 Arakawa Chem Ind Co Ltd ポリオレフィン系樹脂用改質剤およびポリオレフィン系樹脂組成物
JP2000355358A (ja) * 1999-06-10 2000-12-26 Sumitomo Bakelite Co Ltd 多層シート及び容器
JP2001089617A (ja) * 1999-09-27 2001-04-03 Toppan Printing Co Ltd 樹脂組成物およびその積層体
JP2002104474A (ja) * 2000-09-28 2002-04-10 Toppan Printing Co Ltd 蓋材および軟包装体

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006160322A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Toppan Printing Co Ltd イージーピール性トレー用フィルム蓋材
JP2013129105A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Dic Corp バリア性易開封ラミネートフィルム及びこれを用いる包装材
JP2013147013A (ja) * 2011-12-22 2013-08-01 Dic Corp 透明蒸着層を含む層を有するガスバリア性多層フィルム
US10118370B2 (en) 2012-09-07 2018-11-06 Lotte Advanced Materials Co., Ltd. Article and manufacturing method of article
US9944053B2 (en) 2012-10-24 2018-04-17 Lotte Advanced Materials Co., Ltd. Laminate sheet, method of manufacturing the laminate sheet, and article using the laminate sheet
US9790369B2 (en) 2012-12-31 2017-10-17 Lotte Advanced Materials Co., Ltd. Composite material and method for preparing composite material
US9637630B2 (en) 2013-02-21 2017-05-02 Samsung Sdi Co., Ltd. Resin composition and moulded article using same
CN115285509A (zh) * 2017-04-12 2022-11-04 凸版印刷株式会社 通蒸气型袋
JP2022532673A (ja) * 2019-05-17 2022-07-15 ボレアリス・アクチェンゲゼルシャフト 多層構造
JP7315717B2 (ja) 2019-05-17 2023-07-26 ボレアリス・アクチェンゲゼルシャフト 多層構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP4576764B2 (ja) 2010-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3392035B1 (en) Laminate and manufacturing method therefor
EP1978070B1 (en) Adhesive and layered product made with the same
EP2110408A1 (en) Adhesive and multilayer body using the same
EP4110858B1 (en) Composite polymeric film
JP5209380B2 (ja) 積層体、並びに該積層体を用いた延伸フィルム、熱収縮性フィルム、成形品、及び該フィルムを装着した容器
JP4576764B2 (ja) 積層体
JP2001328221A (ja) 易開封性包装材料
JP2020111745A (ja) 接着性樹脂組成物及び積層体
JP4777343B2 (ja) プロピレン系接着剤用重合体組成物およびその積層体
JP6645100B2 (ja) 積層体およびこれよりなる包装体
JP6973166B2 (ja) 接着性樹脂組成物、接着層及びそれを用いた積層体
JP3826700B2 (ja) 積層体
JP2018135488A (ja) 接着性樹脂組成物及び積層体
JP4207549B2 (ja) 積層体
JP4328244B2 (ja) プロピレン系接着用重合体組成物及びその積層体
JP6528487B2 (ja) 易開封性包装材料
JP2020111709A (ja) 接着性樹脂組成物及び積層体
JP2006249392A (ja) ポリプロピレン系の接着用重合体組成物及びそれを含む層を有する積層体
JP7127320B2 (ja) 接着性樹脂組成物の製造方法、接着層の形成方法及び積層体の製造方法
JP2003103733A (ja) 積層体およびその製造方法
JP2002361798A (ja) 積層体
JPH07122056B2 (ja) 複合型制振材料用組成物
JP6531444B2 (ja) 易開封性包装材料
JP7537235B2 (ja) ポリプロピレン系多層フィルム、これを用いた包装材及び包装体
JP2001220488A (ja) 樹脂組成物およびその積層体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071009

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100727

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100809

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees