JP2003019616A - プラスチック製品の切削加工用カッター及び切削加工方法 - Google Patents

プラスチック製品の切削加工用カッター及び切削加工方法

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JP2003019616A
JP2003019616A JP2001206706A JP2001206706A JP2003019616A JP 2003019616 A JP2003019616 A JP 2003019616A JP 2001206706 A JP2001206706 A JP 2001206706A JP 2001206706 A JP2001206706 A JP 2001206706A JP 2003019616 A JP2003019616 A JP 2003019616A
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mirror
cutting
cutter
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Koji Mizuno
耕治 水野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのスピンドルモーターで粗削りと鏡面加
工とを行うことができると共に、鏡面加工精度を高める
ことができ、切りくずの回収が容易で、安価でコンパク
トなカッターを提供する。 【解決手段】 プラスチック製品を切削加工するフェー
スミル1であって、カッター本体3の先端面4の回転中
心5からの半径が互いに異なる内側の円周上と外側の円
周上とには、内側チップ取付部6と外側チップ取付部7
とが設けられ、内側チップ取付部6には先端面4に対し
て、刃先が相対的に大きく突出するように粗削り用チッ
プ30と鏡面加工用チップ20とのいずれか一方が取り
付けられ、外側チップ取付部7には先端面4に対して、
刃先が相対的に小さく突出するように他方のチップが取
り付けられた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機にて成
形された導光板などのゲート部の加工や入光面の鏡面加
工をする際に使用する、スピンドルモーターに接続する
カッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチック製品の表面を切削加
工するためのカッターとして、スピンドルモーターに接
続して回転駆動されるシャンクの先端にカッター本体が
設けられ、カッター本体の先端面から刃先を突出するよ
うに粗削り用チップ又は鏡面加工用チップのいずれか一
方が取り付けられたものがある。粗削りをするスピンド
ルモーターと鏡面加工をするスピンドルモーターという
ように、加工別にスピンドルモーターを用意し、それら
に粗削り用チップまたは鏡面加工用チップを搭載し、粗
削り用チップを搭載したスピンドルモーターで粗削りを
した後に鏡面加工用チップを搭載したスピンドルモータ
ーで鏡面加工を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のカッ
ターには、次のような問題があった。 鏡面加工は粗削りを施さずに行うと、鏡面加工用チ
ップ(例えばダイヤモンドチップ)による切削部分が増
大し、鏡面加工用チップの寿命を著しく短くするので加
工コストを増大させてしまう。従って、粗削りと鏡面加
工とはその順に必ず別工程として実施する必要があリ、
それは工数の低減化を困難にしていた。
【0004】 スピンドルモーターを2機搭載したこ
とによって、装置価格が高額化したり、装置寸法が増大
したり、粗削り用スピンドルモーターの振動が鏡面加工
用スピンドルモーターに伝わることによって鏡面加工精
度の向上が困難になったり、粗削り時の切りくずと鏡面
加工時の切りくずとが各スピンドルモーターの付近から
発生するので切りくずの回収が面倒になったりしてい
た。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、1つのスピンドルモーターで粗削りと鏡面加工とを
行うことができると共に、鏡面加工精度を高めることが
でき、切りくずの回収が容易で、安価でコンパクトなカ
ッターを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプラスチック製品の切削加工用カッター
は、回転駆動されるシャンクの先端にカッター本体が設
けられ、カッター本体の先端面の回転中心からの半径が
互いに異なる内側の円周上と外側の円周上とには、内側
チップ取付部と外側チップ取付部とが設けられ、内側チ
ップ取付部には、カッター本体の先端面に対して刃先が
相対的に大きく突出するように粗削り用チップ又は鏡面
加工用チップのいずれか一方が取り付けられ、外側チッ
プ取付部には、カッター本体の先端面に対して刃先が相
対的に小さく突出するように粗削り用チップ又は鏡面加
工用チップの他方のチップが取り付けられたことを特徴
としている。なお、加工するプラスチック製品は、鏡面
加工を必要とするものに限定されるが、その余は特に限
定されず、液晶表示パネルのバックライトに用いる導光
板や、光の屈折・分散などを起こさせるプリズム等の各
種用途の製品を例示できる。
【0007】内側チップ取付部と外側チップ取付部とへ
の粗削り用チップ又は鏡面加工用チップの取付位置につ
いては次の二態様を例示できる。 (1)粗削り用チップが外側チップ取付部に取り付けら
れ、鏡面加工用チップが内側チップ取付部に取り付けら
れたタイプ。 (2)粗削り用チップが内側チップ取付部に取り付けら
れ、鏡面加工用チップが外側チップ取付部に取り付けら
れたタイプ。 上記(2)の態様の場合、プラスチック製品を粗削りし
てから鏡面加工を行おうとすると、粗削り用チップで加
工対象物全体の粗削りを完了してから改めて鏡面加工用
チップで再度プラスチック製品全体の鏡面加工を施す必
要がある。しかし(1)の態様の場合、粗削り用チップ
と鏡面加工用チップとがその順に連続して加工対象物に
接触するので一工程で粗削りと鏡面加工とが可能になる
ことから、加工効率を考慮すると(1)が望ましい。
【0008】カッターの回転中心を基準として粗削り用
チップと鏡面加工用チップとのなす角度は、特に限定さ
れないが、カッターの回転バランスを考慮すると、粗削
り用チップと鏡面加工用チップとがカッターの回転中心
を挟んで互いに反対方向に配置されたものが好ましい。
【0009】回転駆動されるシャンクの先端にカッター
本体が設けられ、カッター本体の先端面の回転中心から
の半径が互いに異なる内側の円周上と外側の円周上とに
は、内側チップ取付部と外側チップ取付部とが設けら
れ、内側チップ取付部にはカッター本体の先端面に対し
て、刃先が相対的に大きく突出するように鏡面加工用チ
ップが取り付けられ、外側チップ取付部にはカッター本
体の先端面に対して、刃先が相対的に小さく突出するよ
うに粗削り用チップが取り付けられてなるプラスチック
製品の切削加工用カッターを用い、プラスチック製品又
はカッターを相対的に一度だけ送ることで粗削りと鏡面
加工とを行うことを特徴としている。
【0010】回転駆動されるシャンクの先端にカッター
本体が設けられ、カッター本体の先端面の回転中心から
の半径が互いに異なる内側の円周上と外側の円周上とに
は、内側チップ取付部と外側チップ取付部とが設けら
れ、内側チップ取付部にはカッター本体の先端面に対し
て、刃先が相対的に大きく突出するように粗削り用チッ
プが取り付けられ、外側チップ取付部にはカッター本体
の先端面に対して、刃先が相対的に小さく突出するよう
に鏡面加工用チップが取り付けられてなるプラスチック
製品の切削加工用カッターを用い、プラスチック製品又
はカッターを相対的に二度送ることで粗削りと鏡面加工
とを行うことを特徴としている。
【0011】粗削り用チップとしては、特に限定されな
いが、超硬チップやダイヤモンドチップ等を例示でき
る。ただし、コストを考慮すると超硬チップが好まし
い。
【0012】鏡面加工用チップとしては、特に限定され
ないが、ダイヤモンドチップを備えたチップを例示でき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、射出成形機にて
成形された導光板などのゲート部の加工や入光面の鏡面
加工をする際に使用するフェースミルに具体化した第一
実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
【0014】プラスチック製品としての導光板40の表
面を切削加工するためのカッターとしてのフェースミル
1は、回転駆動される直径16mmの円柱状のシャンク
2の先端に厚さ17mmの略直方体状のカッター本体3
が設けられている。
【0015】カッター本体3の先端側には先端面4が形
成され、先端面4の回転中心5からの半径が互いに異な
る内側の円周上と外側の円周上とには、内側チップ取付
部6と外側チップ取付部7とが設けられている。即ち、
図2に示すように内側チップ取付部6に取り付けられた
チップの刃先が回転中心5から半径R1(25mm)の
位置となり、外側チップ取付部7に取り付けられたチッ
プの刃先が回転中心5から半径R2(32.5mm)の
位置となるように、内側チップ取付部6と外側チップ取
付部7とが先端面4に対して垂直な溝状に形成されてい
る。また、内側チップ取付部6と外側チップ取付部7と
には、カッター本体3の回転方向に導光板40を切削し
た際に生じる切り屑を逃がすための逃がし溝8と逃がし
溝9とがそれぞれ形成されている。
【0016】外側チップ取付部7には、粗削り用チップ
30がその刃先を先端面4からT1(2〜3mm)だけ
突出させた状態に配されてネジにより螺着されていて、
内側チップ取付部6には、鏡面加工用チップ20がその
刃先を先端面4からT2(2.1〜3.2mm)だけ突
出させた状態に配されてネジにより螺着されている。こ
のときのT2はT1よりも0.1〜0.2mm大きな値
にセットされる。
【0017】鏡面加工用チップ20の角には鏡面加工用
のダイヤモンドチップ21が取り付けられている。鏡面
加工用チップ20は、ダイヤモンドチップ21の取り付
けられた角が逃がし溝8の開放された方向に向けられて
いる。
【0018】上記構成のフェースミル1を使用して、導
光板40のゲート43を有する端面の加工をする場合に
ついて説明する。図3(a),(b)→図4(a),
(b)→図5(a),(b)は、フェースミル1によっ
て導光板40が加工される過程を示している。図3
(a)に示すように、シャンク2の軸方向が地面に対し
て水平な姿勢となるように、フェースミル1とシャンク
2が接続されたスピンドルモーター(図示略)とが設置
されている。図3(b)に示すように、フェースミル1
はスピンドルモーターに接続されて定格毎分12000
回転で右回転している。
【0019】フェースミル1より右側には、セットした
導光板40を毎秒500〜600mmの速度でフェース
ミル1に向かって水平移動させられる移動装置(図示
略)が備えられている。
【0020】導光板40は、ゲート43を有する加工対
象面44がフェースミル1の先端面4に対峙するように
移動装置にセットされている。これにより加工対象面4
4の粗削りだけでなくゲート43のゲートカット処理も
同時に行うことができる。また、粗削り用チップ30の
刃先が加工対象面44の延長線上より突出するように、
移動装置によりシャンク2の軸方向に対する導光板40
の位置が調整される。また、図3(b)に示すように、
回転中心5を基準として、高さR1(25mm)よりや
や下側に導光板40の上面が位置するように移動装置が
調整される。これにより、粗削り用チップ30と鏡面加
工用チップ20とが両方ともに導光板40の加工対象面
44の全幅を切削し、また導光板40の上面に対して粗
削り用チップ30と鏡面加工用チップ20とが導光板4
0の上面に平行に当たらないようにすることができる。
【0021】図4に示すように、定格回転数で回転され
ているフェースミル1に向かって導光板40が水平移動
され、導光板40がフェースミル1に接触し始めると、
外側チップ取付部7に取り付けられた粗削り用チップ3
0によって、導光板40の加工対象面44は粗削りされ
て粗削り済み部41が形成され始める。
【0022】図5に示すように、さらに導光板40の水
平移動が進むと粗削り済み部41が拡大してゆくと同時
に、鏡面加工用チップ20が導光板40に接触し始め
る。そのとき鏡面加工用チップ20の刃先が粗削り用チ
ップ30の刃先よりT2−T1、即ち、0.1〜0.2
mmだけ突出するように鏡面加工用チップ20と粗削り
用チップ30とが内側チップ取付部6と外側チップ取付
部7とに取り付けられているので、粗削り済み部41の
後を追うように鏡面加工用チップ20が粗削り済み部4
1を更に切削して、鏡面加工済み部42を形成してゆく
ようになっている。
【0023】従って、本実施形態では、導光板40がフ
ェースミル1に向かって一度だけ送られることで、粗削
りと鏡面加工とを行うことができる。これにより、従来
2つ使用していたスピンドルモーターを1つに減らすこ
とができ、これにより装置が安くコンパクトになり、切
りくずの回収が容易になり、またモーター同士の振動の
影響がなくなるので鏡面加工精度を高めることができ
る。
【0024】次に、本発明を具体化したフェースミルの
第二実施形態について、図6〜図8を参照して説明す
る。本実施形態は、内側チップ取付部と外側チップ取付
部とに取り付けられる粗削り用チップと鏡面加工用チッ
プとの組み合わせにおいてのみ、第一実施形態と相違す
るものである。
【0025】すなわち、本実施形態のフェースミル1
は、粗削り用チップ30が内側チップ取付部6に取り付
けられ、鏡面加工用チップ20が外側チップ取付部7に
取り付けられている。このとき、内側チップ取付部6に
取り付けられた粗削り用チップ30の刃先が、外側チッ
プ取付部7に取り付けられた鏡面加工用チップ20の刃
先よりも大きく突出させられていて、粗削りされていな
い導光板40の端面やゲート43が鏡面加工用チップ2
0に接触しないようになっている。また、本実施形態の
フェースミル1は、第一実施形態と同様の方法で使用す
ると、加工対象面44には一旦鏡面加工済み部42が形
成されるものの、その後を追うように粗削り済み部41
を形成してしまうので、粗削りと鏡面加工とをその順に
別工程として実施している。
【0026】図7(a),(b)→図7(c),(d)
→図8(a),(b)→図8(c),(d)は第二実施
形態のフェースミル1によって導光板40が粗削りされ
(図7)、その後鏡面加工される(図8)過程を示して
いる。図7(a)に示すように、粗削り用チップ30の
刃先と鏡面加工用チップ20の刃先との間に加工対象面
44の延長線が位置するように、移動装置によりシャン
ク2の軸方向に対する導光板40の位置が調整される。
更に、図7(b)に示すように、回転中心5を基準とし
て、高さR1よりやや下側に導光板40が位置するよう
に移動装置が調整される。これにより、導光板40の上
面に対して粗削り用チップ30が導光板40の上面に平
行に当たらないようにすることができる。
【0027】図7(c),図7(d)に示すように、定
格回転数で回転されているフェースミル1に向かって導
光板40が水平移動されると、導光板40は、鏡面加工
用チップ20に接触することなく粗削り用チップ30に
よって切削されて粗削り済み部41が形成される。
【0028】図8(a)に示すように、鏡面加工用チッ
プ20の刃先が粗削り済み部41の延長線上より突出す
るように、移動装置によりシャンク2の軸方向に対する
導光板40の位置が調整される。更に、図8(b)に示
すように、回転中心5を基準として、高さR1とR2と
の間に導光板40が位置するように移動装置が調整され
る。
【0029】図8(c),図8(d)に示すように、定
格回転数で回転されているフェースミル1に向かって導
光板40が水平移動されると、導光板40は粗削り用チ
ップ30に接触することなく鏡面加工用チップ20によ
って切削されて鏡面加工済み部42が形成される。
【0030】従って、本実施形態では、導光板40がフ
ェースミル1に向かって二度送られることで、粗削りと
鏡面加工とを行うことができる。これにより、従来2つ
使用していたスピンドルモーターを1つに減らすことが
できるので、装置が安くコンパクトになり、切りくずの
回収が容易になり、またモーター同士の振動の影響がな
くなるので鏡面加工精度を高めることができる。
【0031】次に本発明を具体化したフェースミルの第
三実施形態について、図9を参照して説明する。本実施
形態は、粗削り用チップの取付位置においてのみ、第一
実施形態と相違するものである。
【0032】すなわち、本実施形態のフェースミル1
は、鏡面加工用チップ20が取り付けられた内側チップ
取付部6に、粗削り用チップ30を鏡面加工用チップ2
0に隣接させてネジで螺着したものである。
【0033】本実施形態のフェースミル1を使用して導
光板を切削加工する方法も、基本的には第一実施形態と
同様である。そして、本実施形態によっても、第一実施
形態と同様の効果が得られる。
【0034】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されるものではなく、例えば次のように、発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で変更して具体化することもできる。 (1)粗削り用チップと鏡面加工用チップとをカッター
本体の異なる直径上に取り付けること。 (2)先端面に対する粗削り用チップの刃先の突出量や
鏡面加工用チップの刃先の突出量を適宜変更すること。 (3)回転中心からの粗削り用チップの刃先までの距離
と鏡面加工用チップの刃先まで距離を適宜変更するこ
と。 (4)粗削り用チップにダイヤモンドチップを使用する
こと。
【0035】
【発明の効果】本発明のカッターは、1つのスピンドル
モーターで粗削りと鏡面加工とを行うことができると共
に、鏡面加工精度を高めることができ、切りくずの回収
が容易で、安価でコンパクトという優れた効果を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係るフェースミルを示
す斜視図である。
【図2】同フェースミルの(a)は側面図、(b)は正
面図、(c)は(a)の反対側から見た側面図である。
【図3】同フェースミルによる導光板の加工を段階的に
示す(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図4】同フェースミルによる導光板の加工を段階的に
示す(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図5】同フェースミルによる導光板の加工を段階的に
示す(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図6】本発明の第二実施形態に係るフェースミルを示
す斜視図である。
【図7】同フェースミルによる導光板の加工を段階的に
示す説明図である。
【図8】同フェースミルによる導光板の加工を段階的に
示す説明図である。
【図9】本発明の第三実施形態に係るフェースミルを示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 フェースミル 2 シャンク 3 カッター本体 4 先端面 5 回転中心 6 内側チップ取付部 7 外側チップ取付部 20 鏡面加工用チップ 30 粗削り用チップ 40 プラスチック製品としての導光板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製品の表面を切削加工する
    ためのカッターであって、回転駆動されるシャンクの先
    端にカッター本体が設けられ、前記カッター本体の先端
    面の回転中心からの半径が互いに異なる内側の円周上と
    外側の円周上とには、内側チップ取付部と外側チップ取
    付部とが設けられ、前記内側チップ取付部には、前記カ
    ッター本体の先端面に対して刃先が相対的に大きく突出
    するように粗削り用チップ又は鏡面加工用チップのいず
    れか一方が取り付けられ、前記外側チップ取付部には、
    前記カッター本体の先端面に対して刃先が相対的に小さ
    く突出するように粗削り用チップ又は鏡面加工用チップ
    の他方のチップが取り付けられたことを特徴とするプラ
    スチック製品の切削加工用カッター。
  2. 【請求項2】 前記粗削り用チップが前記外側チップ取
    付部に取り付けられ、前記鏡面加工用チップが前記内側
    チップ取付部に取り付けられた請求項1記載のカッタ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記粗削り用チップが前記内側チップ取
    付部に取り付けられ、前記鏡面加工用チップが前記外側
    チップ取付部に取り付けられた請求項1記載のカッタ
    ー。
  4. 【請求項4】 回転駆動されるシャンクの先端にカッタ
    ー本体が設けられ、前記カッター本体の先端面の回転中
    心からの半径が互いに異なる内側の円周上と外側の円周
    上とには、内側チップ取付部と外側チップ取付部とが設
    けられ、前記内側チップ取付部には前記カッター本体の
    先端面に対して、刃先が相対的に大きく突出するように
    鏡面加工用チップが取り付けられ、前記外側チップ取付
    部には前記カッター本体の先端面に対して、刃先が相対
    的に小さく突出するように粗削り用チップが取り付けら
    れてなるプラスチック製品の切削加工用カッターを用
    い、プラスチック製品又はカッターを相対的に一度だけ
    送ることで粗削りと鏡面加工とを行うことを特徴とする
    加工方法。
  5. 【請求項5】 回転駆動されるシャンクの先端にカッタ
    ー本体が設けられ、前記カッター本体の先端面の回転中
    心からの半径が互いに異なる内側の円周上と外側の円周
    上とには、内側チップ取付部と外側チップ取付部とが設
    けられ、前記内側チップ取付部には前記カッター本体の
    先端面に対して、刃先が相対的に大きく突出するように
    粗削り用チップが取り付けられ、前記外側チップ取付部
    には前記カッター本体の先端面に対して、刃先が相対的
    に小さく突出するように鏡面加工用チップが取り付けら
    れてなるプラスチック製品の切削加工用カッターを用
    い、プラスチック製品又はカッターを相対的に二度送る
    ことで粗削りと鏡面加工とを行うことを特徴とする加工
    方法。
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