JP2003019405A - 汚泥掻寄機 - Google Patents
汚泥掻寄機Info
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- JP2003019405A JP2003019405A JP2001209075A JP2001209075A JP2003019405A JP 2003019405 A JP2003019405 A JP 2003019405A JP 2001209075 A JP2001209075 A JP 2001209075A JP 2001209075 A JP2001209075 A JP 2001209075A JP 2003019405 A JP2003019405 A JP 2003019405A
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- JP
- Japan
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- sludge
- rail
- shoe
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- Pending
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- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
ューは脱線防止用として片側にフランジを備えているが
十分に脱線を防止することはできなかった。 【解決手段】 沈殿池内に掛け渡された無端チェンに取
付けられたフライトを、池底に設置されたレール上を移
動させることで池底に堆積した汚泥を掻き寄せる汚泥掻
寄機であって、レールと対向する部位が凹状に形成され
たローラシューをフライトに取付けた汚泥掻寄機。
Description
用される沈殿池に設置される汚泥掻寄機に関する。
は、回動する無端チェンに取付けられたフライトが池底
に敷設されたレール上を摺動して前進し、池底に堆積し
た汚泥を一方向に掻き寄せて行くものである。フライト
のレールと接する面には滑りシューが取付けられて、こ
の滑りシューがレール上を滑動してフライトをスムーズ
に前進させる。また上記したようなレール上を滑動する
滑りシューに替えて、例えば特開昭59−162913
号公報に記載されているようにローラシューを使用し
て、このローラシューがレール上を転動することで、フ
ライトの前進抵抗を減じ、且つ滑動面の摩耗を減じよう
とするものがある。
ュー及びローラシューは脱線防止用として滑りシュー或
いはローラの片側にフランジを設けて、脱線が起こりそ
うになるとこのフランジがレールと接触することで脱線
を防止しようとするものである。この滑りシュー及びロ
ーラシューには下記するような課題があることが判明し
た。即ち、滑りシュー及びローラシューにおけるレール
との接触面は平坦であるから、滑りシュー及びローラシ
ューは比較的自由にレール上を横方向に移動することが
でき、その時それらのフランジとレールの側面が接触す
ることによって、はじめて横方向の移動が規制される。
しかし往々にして横方向の移動(蛇行)がこれのみで収
まらないことがあり、フランジがレールに乗り上げて脱
線を起こし、汚泥掻寄機を大きく破損させてしまうこと
がある。特に沈殿池が長大化する傾向にある現在におい
ては懸念される点である。本発明は上記したような課題
を解決して、たとえ滑りシューやローラシューが蛇行を
起こしても脱線までには至らず、従って安定した運転を
継続することができる汚泥掻寄機を提供することを目的
とする。
け渡された無端チェンに取付けられたフライトを、池底
に設置されたレール上を移動させることで池底に堆積し
た汚泥を掻き寄せる汚泥掻寄機において、フライトに、
レールと対向する部位が凹状に形成されたローラシュー
を取付けたことを特徴とするものであり、更には沈殿池
内に掛け渡された無端チェンに取付けられたフライト
を、池底に設置されたレール上を移動させることで池底
に堆積した汚泥を掻き寄せる汚泥掻寄機において、フラ
イトに、レールと対向する部位が凹状に形成された滑り
シューを取付けたことを特徴とするものであり、好まし
くは前記の凹状は曲面であることを特徴とするものであ
る。
を図面を参照して説明する。図1は本発明に係わる汚泥
掻寄機の全体概略図であり、図2は本発明の汚泥掻寄機
に使用するフライト及びローラシューの正面図である。
図1において沈殿池1の側壁に各々一対の駆動スプロケ
ットホイル2,2、水中ヘッドスプロケットホイル3,
3、尾部スプロケットホイル4,4等が回転自在に取付
けられて、この各スプロケットホイル2,3,4に無端
チェン5,5が並行して掛け渡たされる。そしてこの並
行した無端チェン5,5には所定間隔でフライト6が複
数個取付けられている。沈殿池1の池底15にはレール
10が設置され、フライト6がこのレール10上をガイ
ドされて移動する。更に沈殿池1の図1における左端部
には集泥ピット16が設けられて、ここにフライト6で
掻き寄せられた汚泥が集められて、次の所定の処理工程
へ送られる。フライト6には図2に示すようにローラシ
ュー7がブラケット8と軸9とを介して回転自在に取付
けられており、このローラシュー7が沈殿池1の池底1
5に設置されたレール10上を転動することで、フライ
ト6をスムーズに且つ極めて低速で移動させることがで
きる。そのフライト6の移動により池底15に堆積した
沈殿汚泥を掻き寄せて、集泥ピット16へ移送するもの
である。
部71を有する概略鼓型に形成されており、この鼓状部
71がレール10の上面101に跨るように設置されて
レール10上を転動する。ローラシュー7の材料は特に
限定されないがステンレス鋼や樹脂が好ましい。樹脂を
使用する場合、ナイロンではローラが滑って回転し難い
のでポリウレタンが好適である。加工方法は棒状の材料
を機械加工して略鼓型にしたものでも良いし、射出成形
で形成することもできる。汚泥を掻き寄せるためにフラ
イト6が進行すると、前記したようにローラシュー7は
レール10上を転動する。もし進行中のフライト6に何
らかの理由でふらつき(所謂蛇行のはじまり)が起こる
と、それに伴ってローラシュー7とレール10との間
に、フライト6の幅方向にズレが生ずる。ズレが生じた
場合にはローラシュー7の鼓状部71における大径部が
レール10と当接するようになる。そうなるとローラシ
ュー7の鼓状部71においては傾斜部にレール10が接
触することになるから、ローラシュー7の回転とあいま
ってローラシュー7には元の位置に戻ろうとする力が働
いて、結局ローラシュー7とレール10とのズレは修正
される。即ち鼓型に形成されたローラシュー7を採用す
ることにより、ローラシュー7の自動調芯機能により蛇
行を抑制して、蛇行によって起る事故を未然に防ぐこと
ができる。
鼓型のローラシューを採用することにより、特に長大な
沈殿池の汚泥掻寄機において、チェン及びフライトが蛇
行することにより起る脱線を防止できて、安定した運転
ができる汚泥掻寄機を提供することができる。
シュー7は合成樹脂で形成されるようにしたが、これに
限られるものではなく、金属で形成してもよい。
す。滑りシュー20には曲面を有する凹部201が形成
されて、この凹部201がレール10の上面101と接
触するものである。そしてその作用効果は前記したロー
ラシュー7のものと同じである。またこの滑りシュー2
0は合成樹脂で形成されてもよいし、金属で形成されて
もよい。
イトの脱線が起らない汚泥掻寄機用フライトのローラシ
ューを提供することができる。
である。
ローラシューを示す正面図である。
滑りシューを示す正面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 沈殿池内に掛け渡された無端チェンに取
付けられたフライトを、池底に設置されたレール上を移
動させることで池底に堆積した汚泥を掻き寄せる汚泥掻
寄機であって、 レールと対向する部位が凹状に形成されたローラシュー
をフライトに取付けたことを特徴とする汚泥掻寄機。 - 【請求項2】 沈殿池内に掛け渡された無端チェンに取
付けられたフライトを、池底に設置されたレール上を移
動させることで池底に堆積した汚泥を掻き寄せる汚泥掻
寄機であって、レールと対向する部位が凹状に形成され
た滑りシューをフライトに取付けたことを特徴とする汚
泥掻寄機。 - 【請求項3】 凹状が曲面であることを特徴とする請求
項1又は2に記載の汚泥掻寄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001209075A JP2003019405A (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | 汚泥掻寄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001209075A JP2003019405A (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | 汚泥掻寄機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003019405A true JP2003019405A (ja) | 2003-01-21 |
Family
ID=19044781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001209075A Pending JP2003019405A (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | 汚泥掻寄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003019405A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100850171B1 (ko) | 2008-01-29 | 2008-08-04 | 김전국 | 사이폰 슬러지 수집기 이송장치의 구동용 휘일 안내구조 |
JP2011005400A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Finnketju Invest Oy | 汚泥かき寄せ機として使用する装置 |
JP2014161769A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Sanki Eng Co Ltd | 汚泥掻寄機 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6171204U (ja) * | 1984-10-16 | 1986-05-15 | ||
JPS62140821U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-05 | ||
JPH08281010A (ja) * | 1995-02-16 | 1996-10-29 | Mitsuhiro Fujiwara | 災害に対する保全装置 |
JPH1071413A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-03-17 | Kawasaki Steel Corp | 熱間鋼材のローラ式搬送装置 |
JPH11179109A (ja) * | 1997-12-18 | 1999-07-06 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 汚泥掻寄装置 |
-
2001
- 2001-07-10 JP JP2001209075A patent/JP2003019405A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20040224 |
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A621 | Written request for application examination |
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A521 | Written amendment |
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20041028 |
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A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
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