JP2003018029A - デジタル信号受信機 - Google Patents
デジタル信号受信機Info
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- JP2003018029A JP2003018029A JP2001199591A JP2001199591A JP2003018029A JP 2003018029 A JP2003018029 A JP 2003018029A JP 2001199591 A JP2001199591 A JP 2001199591A JP 2001199591 A JP2001199591 A JP 2001199591A JP 2003018029 A JP2003018029 A JP 2003018029A
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- receiving circuit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】複数系統の受信回路間の相互干渉を低減する。
【解決手段】系統1用及び系統2用受信回路16,17
並びに局部発振回路15は、シールド板18,19によ
って相互にシールドされる。系統1用及び系統2用受信
回路16,17は、ケース1の対向する辺に接して設け
られており、この辺において、各受信回路16,17用
の入出力端子13,14が夫々配設される。従って、各
入出力端子までのパターンが近接配置されることがな
く、基板パターンレイアウトが系統間で相互干渉するが
防止される。
並びに局部発振回路15は、シールド板18,19によ
って相互にシールドされる。系統1用及び系統2用受信
回路16,17は、ケース1の対向する辺に接して設け
られており、この辺において、各受信回路16,17用
の入出力端子13,14が夫々配設される。従って、各
入出力端子までのパターンが近接配置されることがな
く、基板パターンレイアウトが系統間で相互干渉するが
防止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイバーシティ受
信方式等の複数系統の受信回路を備えたデジタル信号受
信機に関する。
信方式等の複数系統の受信回路を備えたデジタル信号受
信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話、PHS、自動車無線、
GPS等のモバイル端末を利用した移動体通信が普及し
ている。このような移動体通信においては、受信局又は
発信局の移動に伴って受信電波の強度が変化するので、
安定した通信が困難になることがある。
GPS等のモバイル端末を利用した移動体通信が普及し
ている。このような移動体通信においては、受信局又は
発信局の移動に伴って受信電波の強度が変化するので、
安定した通信が困難になることがある。
【0003】そこで、移動体通信の分野では、安定した
受信を図るためにダイバーシティ受信を採用することが
ある。ダイバーシティ受信は、1つの受信系統に2つの
受信回路を設けて、いずれか受信状態の良い方の回路を
適宜選択しながら受信を行う方式である。従って、ダイ
バーシティ受信を行う受信回路筐体内には一般的に2つ
の局部発振器が近接して設けられている。これらの2つ
の局部発振器による電磁干渉を防止するために、各局部
発振器は夫々電磁シールド壁によって遮蔽される。
受信を図るためにダイバーシティ受信を採用することが
ある。ダイバーシティ受信は、1つの受信系統に2つの
受信回路を設けて、いずれか受信状態の良い方の回路を
適宜選択しながら受信を行う方式である。従って、ダイ
バーシティ受信を行う受信回路筐体内には一般的に2つ
の局部発振器が近接して設けられている。これらの2つ
の局部発振器による電磁干渉を防止するために、各局部
発振器は夫々電磁シールド壁によって遮蔽される。
【0004】ところが、モバイル端末においては、小型
化を図る必要があり、近接した局部発振器による強い電
磁干渉の影響を十分に低減することは困難である。逆
に、完全に密閉された電磁遮蔽構造によって電磁干渉の
影響を十分に低減しようとすると、装置の小型軽量化が
困難となる。
化を図る必要があり、近接した局部発振器による強い電
磁干渉の影響を十分に低減することは困難である。逆
に、完全に密閉された電磁遮蔽構造によって電磁干渉の
影響を十分に低減しようとすると、装置の小型軽量化が
困難となる。
【0005】そこで、この問題を解決するための提案が
行われている。例えば、特開2000−151063号
公報(以下、文献1という)においては、一方の局部発
振器をプリント回路基板の表面に配置し、他方の局部発
振器をプリント回路基板の裏面に配置することによっ
て、電磁干渉の影響を抑制しつつ、装置の小型軽量化を
図るようにした装置が開示されている。
行われている。例えば、特開2000−151063号
公報(以下、文献1という)においては、一方の局部発
振器をプリント回路基板の表面に配置し、他方の局部発
振器をプリント回路基板の裏面に配置することによっ
て、電磁干渉の影響を抑制しつつ、装置の小型軽量化を
図るようにした装置が開示されている。
【0006】また、文献1の装置においては、同一基板
面に局部発振器を配置する場合に、各局部発振器相互間
に、これらの局部発振器の発振周波数と異なる周波数帯
を透過するフィルタ(積層セラミックフィルタ)を空間
的に壁を形成するように配置し、発振周波数帯では減衰
特性を示すフィルタ特性を利用して相互干渉を低減する
ようになっている。
面に局部発振器を配置する場合に、各局部発振器相互間
に、これらの局部発振器の発振周波数と異なる周波数帯
を透過するフィルタ(積層セラミックフィルタ)を空間
的に壁を形成するように配置し、発振周波数帯では減衰
特性を示すフィルタ特性を利用して相互干渉を低減する
ようになっている。
【0007】更に、文献1の装置では、2系統4受信回
路のタイバーシティ受信の場合、各系統を夫々の回路自
体が他の系統に対してシールドとなるように配置するよ
うに構成する。例えば、局部発振器を含む一つの系統を
内側にし、他方をこれを取り囲むよう外側に配置するこ
とにより、局部発振器及び受信回路間の相互干渉を低減
させている。また、各系統をシールドケースに収納する
ことで遮蔽能力を向上させる構造になっている。
路のタイバーシティ受信の場合、各系統を夫々の回路自
体が他の系統に対してシールドとなるように配置するよ
うに構成する。例えば、局部発振器を含む一つの系統を
内側にし、他方をこれを取り囲むよう外側に配置するこ
とにより、局部発振器及び受信回路間の相互干渉を低減
させている。また、各系統をシールドケースに収納する
ことで遮蔽能力を向上させる構造になっている。
【0008】しかしながら、局部発振器及び受信回路間
の相互干渉の低減効果は十分ではない。
の相互干渉の低減効果は十分ではない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、局
部発振器及び受信回路間の相互干渉の低減効果は十分で
ないという問題点があった。
部発振器及び受信回路間の相互干渉の低減効果は十分で
ないという問題点があった。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、各系統の入出力端子位置への基板パターン
レイアウトを最適化することによって相互干渉を十分に
低減することができるデジタル信号受信機を提供するこ
とを目的とする。
のであって、各系統の入出力端子位置への基板パターン
レイアウトを最適化することによって相互干渉を十分に
低減することができるデジタル信号受信機を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
デジタル信号受信機は、複数系統の受信回路が配置され
るケースと、前記ケースの辺であって前記受信回路が臨
む辺において前記受信回路毎に設けられる入出力端子と
を具備したものであり、本発明の請求項5に係るデジタ
ル信号受信機は、複数系統の受信回路が配置されるケー
スと、前記複数系統の受信回路を区画するシールド板
と、前記シールド板によって区画された領域において、
前記受信回路毎に設けられる入出力端子とを具備したも
のである。
デジタル信号受信機は、複数系統の受信回路が配置され
るケースと、前記ケースの辺であって前記受信回路が臨
む辺において前記受信回路毎に設けられる入出力端子と
を具備したものであり、本発明の請求項5に係るデジタ
ル信号受信機は、複数系統の受信回路が配置されるケー
スと、前記複数系統の受信回路を区画するシールド板
と、前記シールド板によって区画された領域において、
前記受信回路毎に設けられる入出力端子とを具備したも
のである。
【0012】本発明の請求項1において、ケースには複
数系統の受信回路が配置される。ケースの辺であって受
信回路が臨む辺において、受信回路毎に入出力端子が設
けられる。従って、各受信回路から入出力端子までのパ
ターンは、各受信回路相互間で相互干渉することはな
い。
数系統の受信回路が配置される。ケースの辺であって受
信回路が臨む辺において、受信回路毎に入出力端子が設
けられる。従って、各受信回路から入出力端子までのパ
ターンは、各受信回路相互間で相互干渉することはな
い。
【0013】本発明の請求項5において、ケースには複
数系統の受信回路が配置される。複数系統の受信回路は
シールド板によって区画され、シールド板によって区画
された領域において、受信回路毎に入出力端子が設けら
れる。従って、各受信回路から入出力端子までのパター
ンは、各受信回路相互間で相互干渉することはない。
数系統の受信回路が配置される。複数系統の受信回路は
シールド板によって区画され、シールド板によって区画
された領域において、受信回路毎に入出力端子が設けら
れる。従って、各受信回路から入出力端子までのパター
ンは、各受信回路相互間で相互干渉することはない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
デジタル信号受信機の一実施の形態を示すレイアウト図
である。
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
デジタル信号受信機の一実施の形態を示すレイアウト図
である。
【0015】本実施の形態は、2個以上の局部発振器及
び受信回路を1ケース上に設置する場合における各受信
回路間の相互干渉を低減させるために、回路配置や遮蔽
部品による改善だけではなく、入出力端子までのバター
ンレイアウトを最適化することによって、相互干渉の低
減効果を向上させるものである。
び受信回路を1ケース上に設置する場合における各受信
回路間の相互干渉を低減させるために、回路配置や遮蔽
部品による改善だけではなく、入出力端子までのバター
ンレイアウトを最適化することによって、相互干渉の低
減効果を向上させるものである。
【0016】本実施の形態は、例えば2系統のRF信号
を受信して復調するダイバーシティ方式の受信装置に適
用したものであり、局部発振器は共用としている。図1
は受信部が構成されたケース10上のレイアウトを示し
ている。図1に示すように、ケース10は長方形状であ
り、一方の短辺側の図の上下に、ケース10から突出し
て系統1用RF入力端子11及び系統2用RF入力端子
12が設けられている。
を受信して復調するダイバーシティ方式の受信装置に適
用したものであり、局部発振器は共用としている。図1
は受信部が構成されたケース10上のレイアウトを示し
ている。図1に示すように、ケース10は長方形状であ
り、一方の短辺側の図の上下に、ケース10から突出し
て系統1用RF入力端子11及び系統2用RF入力端子
12が設けられている。
【0017】ケース10は、シールド板19によって前
後に分割され、更に、受信系統間シールド板18によっ
て、前側は図の上下に2分割されている。ケース10の
前側上には系統1用受信回路16が配置され、前側下に
は系統2用受信回路17が配置される。また、ケース1
0の後側には局部発振回路15が配置される。
後に分割され、更に、受信系統間シールド板18によっ
て、前側は図の上下に2分割されている。ケース10の
前側上には系統1用受信回路16が配置され、前側下に
は系統2用受信回路17が配置される。また、ケース1
0の後側には局部発振回路15が配置される。
【0018】系統1用受信回路16は系統1用RF入力
端子11に接続されており、系統1用RF入力端子11
からのデジタル変調信号が入力される。同様に、系統2
用受信回路17は系統2用RF入力端子12に接続され
ており、系統2用RF入力端子12からのデジタル変調
信号が入力される。
端子11に接続されており、系統1用RF入力端子11
からのデジタル変調信号が入力される。同様に、系統2
用受信回路17は系統2用RF入力端子12に接続され
ており、系統2用RF入力端子12からのデジタル変調
信号が入力される。
【0019】図2は系統1用及び系統2用受信回路1
6,17の具体的な回路構成を示す回路図である。図2
はIF方式の受信回路に適用したものである。
6,17の具体的な回路構成を示す回路図である。図2
はIF方式の受信回路に適用したものである。
【0020】系統1用入力端子11,12から入力され
たRF信号は増幅器51に与えられる。増幅器51は入
力された信号を増幅してAGC(自動利得制御回路)及
びバンドパスフィルタ(BPF)52に出力する。AG
C及びBPF52は、入力信号の利得を制御して帯域制
限した後、増幅器53に出力する。増幅器53は、入力
されたRF信号を増幅して混合器54に出力する。
たRF信号は増幅器51に与えられる。増幅器51は入
力された信号を増幅してAGC(自動利得制御回路)及
びバンドパスフィルタ(BPF)52に出力する。AG
C及びBPF52は、入力信号の利得を制御して帯域制
限した後、増幅器53に出力する。増幅器53は、入力
されたRF信号を増幅して混合器54に出力する。
【0021】混合器54には図1の局部発振回路15か
ら局部発振出力が与えられている。図3は局部発振回路
15の具体的な構成を示すブロック図である。
ら局部発振出力が与えられている。図3は局部発振回路
15の具体的な構成を示すブロック図である。
【0022】局部発振回路15は、PLL(位相同期ロ
ープ)回路61及び発振器62によって構成されてい
る。発振器62は、PLL回路61によって発振が制御
され、所定の発振周波数で発振して、発振出力を系統1
用受信回路16及び系統2用受信回路17の各混合器5
4に出力するようになっいる。
ープ)回路61及び発振器62によって構成されてい
る。発振器62は、PLL回路61によって発振が制御
され、所定の発振周波数で発振して、発振出力を系統1
用受信回路16及び系統2用受信回路17の各混合器5
4に出力するようになっいる。
【0023】混合器54は、RF出力を局部発振出力を
用いてIF(中間周波数)信号に変換する。混合器54
からのIF信号は増幅器55によって増幅され、BPF
56に与えられる。BPF56は入力されたIF信号を
帯域制限してI,Q検波回路57に出力する。I,Q検
波回路57は、入力されたIF信号からI,Q信号を得
て、図示しない後段の回路に出力する。
用いてIF(中間周波数)信号に変換する。混合器54
からのIF信号は増幅器55によって増幅され、BPF
56に与えられる。BPF56は入力されたIF信号を
帯域制限してI,Q検波回路57に出力する。I,Q検
波回路57は、入力されたIF信号からI,Q信号を得
て、図示しない後段の回路に出力する。
【0024】ところで、上述した文献1の従来例におい
ては、局部発振器又は受信回路間の相互干渉を、回路配
置及び遮蔽部品配置によって低減している。しかし、文
献1では、入出力端子がケースの1辺に設置されてい
る。従って、これらの入出力端子までのパターンレイア
ウトが複雑となり、電磁干渉の影響が大きいと考えられ
る。
ては、局部発振器又は受信回路間の相互干渉を、回路配
置及び遮蔽部品配置によって低減している。しかし、文
献1では、入出力端子がケースの1辺に設置されてい
る。従って、これらの入出力端子までのパターンレイア
ウトが複雑となり、電磁干渉の影響が大きいと考えられ
る。
【0025】そこで、本実施の形態においては、ケース
10の対向する辺に、夫々系統1用受信回路16及び系
統2用受信回路17が臨むように、各回路を配置すると
共に、受信回路間での不要なパターン引回しをなくすよ
うに、各入出力端子を各回路の直近の2つの辺から外側
に向けて配置するようになっている。
10の対向する辺に、夫々系統1用受信回路16及び系
統2用受信回路17が臨むように、各回路を配置すると
共に、受信回路間での不要なパターン引回しをなくすよ
うに、各入出力端子を各回路の直近の2つの辺から外側
に向けて配置するようになっている。
【0026】即ち、本実施の形態においては、系統1用
受信回路16と後段の回路との間でデータの入出力を行
うための系統1用入出力端子13は、ケース10の一方
の長辺であって、系統1用受信回路16が臨んでいる辺
に設けられている。図1の例では系統1用入出力端子1
3は、5本のピンによって構成されており、各系統1用
入出力端子13を構成するピンの向きは、系統1用及び
系統2用受信回路16,17を区画する受信系統間シー
ルド板18に垂直な向きである。
受信回路16と後段の回路との間でデータの入出力を行
うための系統1用入出力端子13は、ケース10の一方
の長辺であって、系統1用受信回路16が臨んでいる辺
に設けられている。図1の例では系統1用入出力端子1
3は、5本のピンによって構成されており、各系統1用
入出力端子13を構成するピンの向きは、系統1用及び
系統2用受信回路16,17を区画する受信系統間シー
ルド板18に垂直な向きである。
【0027】同様に、系統2用受信回路17と後段の回
路との間でデータの入出力を行うための系統2用入出力
端子14は、ケース10の他方の長辺であって、系統2
用受信回路17が臨んでいる辺に設けられている。図1
の例では系統2用入出力端子14は、5本のピンによっ
て構成されており、各系統2用入出力端子14を構成す
るピンの向きは、系統1用及び系統2用受信回路16,
17を区画する受信系統間シールド板18に垂直な向き
である。
路との間でデータの入出力を行うための系統2用入出力
端子14は、ケース10の他方の長辺であって、系統2
用受信回路17が臨んでいる辺に設けられている。図1
の例では系統2用入出力端子14は、5本のピンによっ
て構成されており、各系統2用入出力端子14を構成す
るピンの向きは、系統1用及び系統2用受信回路16,
17を区画する受信系統間シールド板18に垂直な向き
である。
【0028】即ち、系統1用入出力端子13と系統2用
入出力端子14とは、受信系統間シールド板18に垂直
な向き、即ち、相互に最も離れた位置の反対の向きに、
系統毎に分けて配置される。なお、入出力端子13,1
4は、後段の回路との間で信号の授受を行うだけでな
く、電源ラインからの電源供給も受けるようになってい
る。
入出力端子14とは、受信系統間シールド板18に垂直
な向き、即ち、相互に最も離れた位置の反対の向きに、
系統毎に分けて配置される。なお、入出力端子13,1
4は、後段の回路との間で信号の授受を行うだけでな
く、電源ラインからの電源供給も受けるようになってい
る。
【0029】このように構成された実施の形態において
は、系統1用RF入力端子11に接続された系統1用受
信回路16には、系統1用RF入力端子11からのデジ
タル変調信号が入力される。同様に、系統2用RF入力
端子12に接続された系統2用受信回路17には、系統
2用RF入力端子12からのデジタル変調信号が入力さ
れる。系統1用受信回路16及び系統2用受信回路17
は、夫々、局部発振回路15からの局部発振出力が与え
られて、入力されたデジタル変調信号をベースバンド
I,Q信号に変換する。
は、系統1用RF入力端子11に接続された系統1用受
信回路16には、系統1用RF入力端子11からのデジ
タル変調信号が入力される。同様に、系統2用RF入力
端子12に接続された系統2用受信回路17には、系統
2用RF入力端子12からのデジタル変調信号が入力さ
れる。系統1用受信回路16及び系統2用受信回路17
は、夫々、局部発振回路15からの局部発振出力が与え
られて、入力されたデジタル変調信号をベースバンド
I,Q信号に変換する。
【0030】局部発振回路15と系統1用受信回路16
及び系統2用受信回路17とはシールド板19によって
遮蔽されている。更に、系統1用受信回路16と系統2
用受信回路17との間には受信系統間シールド板18が
設けられており、受信回路間の相互干渉が低減される。
及び系統2用受信回路17とはシールド板19によって
遮蔽されている。更に、系統1用受信回路16と系統2
用受信回路17との間には受信系統間シールド板18が
設けられており、受信回路間の相互干渉が低減される。
【0031】系統1用受信回路16からのI,Q出力
は、系統1用入出力端子13を介して図示しない後段の
回路に供給される。また、系統2用受信回路17からの
I,Q出力は、系統2用入出力端子14を介して図示し
ない後段の回路に供給される。この場合には、系統1用
受信回路16と系統2用受信回路17とが、ケース10
の相互に対向する辺に臨んでおり、これらの辺に夫々集
中させて、入出力端子13,14を相互に離間した位置
で、反対向きに設けていることから、入出力端子13,
14までのパターンレイアウトは、相互に近接配置され
ない。従って、入出力端子13,14までのパターンレ
イアウトの相互干渉の影響は極めて小さい。
は、系統1用入出力端子13を介して図示しない後段の
回路に供給される。また、系統2用受信回路17からの
I,Q出力は、系統2用入出力端子14を介して図示し
ない後段の回路に供給される。この場合には、系統1用
受信回路16と系統2用受信回路17とが、ケース10
の相互に対向する辺に臨んでおり、これらの辺に夫々集
中させて、入出力端子13,14を相互に離間した位置
で、反対向きに設けていることから、入出力端子13,
14までのパターンレイアウトは、相互に近接配置され
ない。従って、入出力端子13,14までのパターンレ
イアウトの相互干渉の影響は極めて小さい。
【0032】このように、本実施の形態においては、ケ
ースの対向する辺に、夫々系統1用受信回路及び系統2
用受信回路が臨むように、各回路を配置すると共に、各
入出力端子を各回路の直近の辺のみにおいて外側に向け
て配置している。これにより、各入出力端子までのパタ
ーンが近接配置されることがなく、基板パターンレイア
ウトが系統間で相互干渉することを防止している。ま
た、シールド板を使用して回路系統間の相互干渉を低減
させた効果を最大限に活かして、相互干渉低減効果を向
上させることができる。
ースの対向する辺に、夫々系統1用受信回路及び系統2
用受信回路が臨むように、各回路を配置すると共に、各
入出力端子を各回路の直近の辺のみにおいて外側に向け
て配置している。これにより、各入出力端子までのパタ
ーンが近接配置されることがなく、基板パターンレイア
ウトが系統間で相互干渉することを防止している。ま
た、シールド板を使用して回路系統間の相互干渉を低減
させた効果を最大限に活かして、相互干渉低減効果を向
上させることができる。
【0033】図4は本発明の他の実施の形態を示すレイ
アウト図である。図4において図1と同一の構成要素に
は同一符号を付して説明を省略する。
アウト図である。図4において図1と同一の構成要素に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0034】本実施の形態は系統1用及び系統2用入出
力端子を、系統1用受信回路と系統2用受信回路との間
に設けた例である。
力端子を、系統1用受信回路と系統2用受信回路との間
に設けた例である。
【0035】系統1用受信回路23は系統1用RF入力
端子11に接続されており、系統1用RF入力端子11
からのデジタル変調信号が入力される。同様に、系統2
用受信回路24は系統2用RF入力端子12に接続され
ており、系統2用RF入力端子12からのデジタル変調
信号が入力される。系統1用受信回路23及び系統2用
受信回路24の回路構成は、夫々図1の系統1用受信回
路11及び系統2用受信回路17と同様である。
端子11に接続されており、系統1用RF入力端子11
からのデジタル変調信号が入力される。同様に、系統2
用受信回路24は系統2用RF入力端子12に接続され
ており、系統2用RF入力端子12からのデジタル変調
信号が入力される。系統1用受信回路23及び系統2用
受信回路24の回路構成は、夫々図1の系統1用受信回
路11及び系統2用受信回路17と同様である。
【0036】本実施の形態においては、ケース10の前
側は、系統1用シールド板27及び系統2用シールド板
28によって、図の上下方向に3分割されている。ケー
ス10の前側上には系統1用受信回路23が配置され、
前側下には系統2用受信回路24が配置され、前側中央
には一体型入出力部29が配置される。即ち、一体型入
出力部29は、シールド板27,28を介して、系統1
用及び系統2用受信回路23,24相互間に設けられ
る。
側は、系統1用シールド板27及び系統2用シールド板
28によって、図の上下方向に3分割されている。ケー
ス10の前側上には系統1用受信回路23が配置され、
前側下には系統2用受信回路24が配置され、前側中央
には一体型入出力部29が配置される。即ち、一体型入
出力部29は、シールド板27,28を介して、系統1
用及び系統2用受信回路23,24相互間に設けられ
る。
【0037】即ち、本実施の形態においては、系統1用
受信回路23及び系統2用受信回路24をシールド板2
7,28及び一体型入出力部29を介して分離するよう
に各回路を配置すると共に、受信回路間での不要なパタ
ーン引回しをなくすように、その入出力端子を配置す
る。
受信回路23及び系統2用受信回路24をシールド板2
7,28及び一体型入出力部29を介して分離するよう
に各回路を配置すると共に、受信回路間での不要なパタ
ーン引回しをなくすように、その入出力端子を配置す
る。
【0038】即ち、本実施の形態においては、系統1用
受信回路23と後段の回路との間でデータの入出力を行
うための系統1用入出力端子25は、系統1用受信回路
23が臨んでいる系統1用シールド板27に設けられて
いる。図4の例では系統1用入出力端子25は、5本の
ピンによって構成されており、各系統1用入出力端子2
5を構成するピンの向きは、系統1用及び系統2用受信
回路23,24を区画するシールド板27,28に垂直
な向きである。
受信回路23と後段の回路との間でデータの入出力を行
うための系統1用入出力端子25は、系統1用受信回路
23が臨んでいる系統1用シールド板27に設けられて
いる。図4の例では系統1用入出力端子25は、5本の
ピンによって構成されており、各系統1用入出力端子2
5を構成するピンの向きは、系統1用及び系統2用受信
回路23,24を区画するシールド板27,28に垂直
な向きである。
【0039】同様に、系統2用受信回路24と後段の回
路との間でデータの入出力を行うための系統2用入出力
端子26は、系統2用受信回路24が臨んでいる系統2
用シールド板28に設けられている。図4の例では系統
2用入出力端子26は、5本のピンによって構成されて
おり、各系統2用入出力端子26を構成するピンの向き
は、系統1用及び系統2用受信回路23,24を区画す
るシールド板27,28に垂直な向きである。更に、本
実施の形態においては、系統1用入出力端子25と系統
2用入出力端子26とは、相互に向き合うことがないよ
うに、シールド板27,28の前後方向に異なる位置に
配置されている。系統1用及び系統2用入出力端子2
5,26は、一体型入出力部29を介して外部(底面方
向)に導出される。
路との間でデータの入出力を行うための系統2用入出力
端子26は、系統2用受信回路24が臨んでいる系統2
用シールド板28に設けられている。図4の例では系統
2用入出力端子26は、5本のピンによって構成されて
おり、各系統2用入出力端子26を構成するピンの向き
は、系統1用及び系統2用受信回路23,24を区画す
るシールド板27,28に垂直な向きである。更に、本
実施の形態においては、系統1用入出力端子25と系統
2用入出力端子26とは、相互に向き合うことがないよ
うに、シールド板27,28の前後方向に異なる位置に
配置されている。系統1用及び系統2用入出力端子2
5,26は、一体型入出力部29を介して外部(底面方
向)に導出される。
【0040】このように構成された実施の形態において
も、系統1用RF入力端子11に接続された系統1用受
信回路23には、系統1用RF入力端子11からのデジ
タル変調信号が入力される。同様に、系統2用RF入力
端子12に接続された系統2用受信回路24には、系統
2用RF入力端子12からのデジタル変調信号が入力さ
れる。系統1用受信回路23及び系統2用受信回路24
は、夫々、局部発振回路15からの局部発振出力が与え
られて、入力されたデジタル変調信号をベースバンド
I,Q信号に変換する。
も、系統1用RF入力端子11に接続された系統1用受
信回路23には、系統1用RF入力端子11からのデジ
タル変調信号が入力される。同様に、系統2用RF入力
端子12に接続された系統2用受信回路24には、系統
2用RF入力端子12からのデジタル変調信号が入力さ
れる。系統1用受信回路23及び系統2用受信回路24
は、夫々、局部発振回路15からの局部発振出力が与え
られて、入力されたデジタル変調信号をベースバンド
I,Q信号に変換する。
【0041】系統1用受信回路23と系統2用受信回路
24との間にはシールド板27,28が設けられてお
り、受信回路間の相互干渉が低減される。
24との間にはシールド板27,28が設けられてお
り、受信回路間の相互干渉が低減される。
【0042】系統1用受信回路23からのI,Q出力
は、系統1用シールド板27を介して系統1用入出力端
子25から図示しない後段の回路に供給される。また、
系統2用受信回路247からのI,Q出力は、系統2用
シールド板28を介して系統2用入出力端子26から図
示しない後段の回路に供給される。
は、系統1用シールド板27を介して系統1用入出力端
子25から図示しない後段の回路に供給される。また、
系統2用受信回路247からのI,Q出力は、系統2用
シールド板28を介して系統2用入出力端子26から図
示しない後段の回路に供給される。
【0043】系統1用受信回路23と系統2用受信回路
24とが、シールド板27,28によって分離された位
置に配置され、このシールド板27,28を介して入出
力端子25,26が相互に離間した位置で、反対向きに
設けられていることから、入出力端子25,26までの
パターンレイアウトは、相互に近接配置されない。従っ
て、入出力端子25,26までのパターンレイアウトの
相互干渉の影響は極めて小さい。
24とが、シールド板27,28によって分離された位
置に配置され、このシールド板27,28を介して入出
力端子25,26が相互に離間した位置で、反対向きに
設けられていることから、入出力端子25,26までの
パターンレイアウトは、相互に近接配置されない。従っ
て、入出力端子25,26までのパターンレイアウトの
相互干渉の影響は極めて小さい。
【0044】このように、本実施の形態においても、第
1の実施の形態と同様に、基板パターンレイアウトが系
統間で相互干渉することが防止される。
1の実施の形態と同様に、基板パターンレイアウトが系
統間で相互干渉することが防止される。
【0045】また、本実施の形態においては、系統1用
受信回路と系統2用受信回路とは、相互に入出力端子側
を向き合わせて配置しており、入出力端子がケース10
の各辺から外側に向けて設けられていない。従って、図
4のモジュールを受信装置に組込む場合のスペースを小
さくすることができ、小型化省スペース化の点でも有効
である。
受信回路と系統2用受信回路とは、相互に入出力端子側
を向き合わせて配置しており、入出力端子がケース10
の各辺から外側に向けて設けられていない。従って、図
4のモジュールを受信装置に組込む場合のスペースを小
さくすることができ、小型化省スペース化の点でも有効
である。
【0046】なお、本実施の形態においては、中央部の
一体型入出力部を各受信系統用の2つのシールド板で挟
み込む構造としているが、一体型入出力部をいずれか一
方の受信回路側に取り込んで、シールド板を1枚とした
構造でも十分な相互干渉低減効果を得ることができる。
一体型入出力部を各受信系統用の2つのシールド板で挟
み込む構造としているが、一体型入出力部をいずれか一
方の受信回路側に取り込んで、シールド板を1枚とした
構造でも十分な相互干渉低減効果を得ることができる。
【0047】図5は本発明の他の実施の形態を示すレイ
アウト図である。図5において図1と同一の構成要素に
は同一符号を付して説明を省略する。
アウト図である。図5において図1と同一の構成要素に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0048】本実施の形態はダイレクト(Direct)−
I,Q方式の受信回路に適用したものである。
I,Q方式の受信回路に適用したものである。
【0049】系統1用受信回路36は系統1用RF入力
端子11に接続されており、系統1用RF入力端子11
からのデジタル変調信号が入力される。同様に、系統2
用受信回路37は系統2用RF入力端子12に接続され
ており、系統2用RF入力端子12からのデジタル変調
信号が入力される。
端子11に接続されており、系統1用RF入力端子11
からのデジタル変調信号が入力される。同様に、系統2
用受信回路37は系統2用RF入力端子12に接続され
ており、系統2用RF入力端子12からのデジタル変調
信号が入力される。
【0050】本実施の形態においては、ケース10の前
側は、直交したシールド板35,40によって、前後及
び図の上下方向に4分割されている。即ち、ケース10
の前側上には系統1用受信回路36が配置され、後側上
には系統1用Direct−I,Q回路33が配置され、前側
下には系統2用受信回路37が配置され、後側下には系
統1用Direct−I,Q回路33が配置される。系統1用
及び系統2用Direct−I,Q回路33,34には局部発
振回路15からシールド板19を介して局部発振出力が
供給される。
側は、直交したシールド板35,40によって、前後及
び図の上下方向に4分割されている。即ち、ケース10
の前側上には系統1用受信回路36が配置され、後側上
には系統1用Direct−I,Q回路33が配置され、前側
下には系統2用受信回路37が配置され、後側下には系
統1用Direct−I,Q回路33が配置される。系統1用
及び系統2用Direct−I,Q回路33,34には局部発
振回路15からシールド板19を介して局部発振出力が
供給される。
【0051】図6は系統1用及び系統2用受信回路3
6,37及びDirect−I,Q回路33,34の具体的な
回路構成を示す回路図である。
6,37及びDirect−I,Q回路33,34の具体的な
回路構成を示す回路図である。
【0052】系統1用入力端子11,12から入力され
たRF信号は増幅器71に与えられる。増幅器71は入
力された信号を増幅してAGC72に出力する。AGC
72は、入力信号の利得を制御して増幅器73に出力す
る。増幅器73は、入力されたRF信号を増幅してDire
ct−I,Q回路74に出力する。
たRF信号は増幅器71に与えられる。増幅器71は入
力された信号を増幅してAGC72に出力する。AGC
72は、入力信号の利得を制御して増幅器73に出力す
る。増幅器73は、入力されたRF信号を増幅してDire
ct−I,Q回路74に出力する。
【0053】Direct−I,Q方式では、RF入力周波数
と局部発振周波数とが同一周波数である。Direct−I,
Q回路74は、局部発振回路15から局部発振出力が与
えられて、シールド板35,を介して入力されたRF信
号をベースバンドのI,Q信号に変換してローパスフィ
ルタ(LPF)75に出力する。LPF75はI,Q信
号を帯域制限して図示しない後段の回路に出力する。
と局部発振周波数とが同一周波数である。Direct−I,
Q回路74は、局部発振回路15から局部発振出力が与
えられて、シールド板35,を介して入力されたRF信
号をベースバンドのI,Q信号に変換してローパスフィ
ルタ(LPF)75に出力する。LPF75はI,Q信
号を帯域制限して図示しない後段の回路に出力する。
【0054】このように構成された実施の形態において
も、系統1用RF入力端子11に接続された系統1用受
信回路36には、系統1用RF入力端子11からのデジ
タル変調信号が入力される。同様に、系統2用RF入力
端子12に接続された系統2用受信回路37には、系統
2用RF入力端子12からのデジタル変調信号が入力さ
れる。
も、系統1用RF入力端子11に接続された系統1用受
信回路36には、系統1用RF入力端子11からのデジ
タル変調信号が入力される。同様に、系統2用RF入力
端子12に接続された系統2用受信回路37には、系統
2用RF入力端子12からのデジタル変調信号が入力さ
れる。
【0055】一方、系統1用及び系統2用Direct−I,
Q回路33,34は、局部発振回路15からシールド板
19を介して局部発振出力が与えられる。系統1用受信
回路36及び系統1用Direct−I,Q回路33によっ
て、入力された系統1用のRF信号はI,Q信号に変換
されて、系統1用入出力端子38を介して図示しない後
段の回路に供給される。また、系統2用受信回路37及
び系統2用Direct−I,Q回路34によって、入力され
た系統2用のRF信号はI,Q信号に変換されて、系統
2用入出力端子39を介して図示しない後段の回路に供
給される。
Q回路33,34は、局部発振回路15からシールド板
19を介して局部発振出力が与えられる。系統1用受信
回路36及び系統1用Direct−I,Q回路33によっ
て、入力された系統1用のRF信号はI,Q信号に変換
されて、系統1用入出力端子38を介して図示しない後
段の回路に供給される。また、系統2用受信回路37及
び系統2用Direct−I,Q回路34によって、入力され
た系統2用のRF信号はI,Q信号に変換されて、系統
2用入出力端子39を介して図示しない後段の回路に供
給される。
【0056】このように、本実施の形態においても、図
1の実施の形態と同様に、系統1用入出力端子38と系
統2用入出力端子39とは、ケースの対向する辺であっ
て、各回路の直近の辺のみにおいて外側に向けて配置さ
れる。これにより、各入出力端子までのパターンが近接
配置されることがなく、基板パターンレイアウトが系統
間で相互干渉することを防止している。
1の実施の形態と同様に、系統1用入出力端子38と系
統2用入出力端子39とは、ケースの対向する辺であっ
て、各回路の直近の辺のみにおいて外側に向けて配置さ
れる。これにより、各入出力端子までのパターンが近接
配置されることがなく、基板パターンレイアウトが系統
間で相互干渉することを防止している。
【0057】更に、本実施の形態においては、系統1用
及び系統2用Direct−I,Q回路33,34とケース1
0の前辺の系統1用及び系統2用RF入力端子11,1
2との間に、シールド板35が配設されている。Direct
−I,Q方式では、RF入力周波数と局部発振周波数と
が同一周波数であることから、局部発振周波数のRF入
力端子への漏洩が大きい場合には、同一CH(チャンネ
ル)妨害が発生してしまう。しかし、本実施の形態にお
いては、シールド板35が設けられているので、局部発
振出力がRF入力端子11,12に漏洩することを防止
することができ、同一CH妨害を抑制することができ
る。
及び系統2用Direct−I,Q回路33,34とケース1
0の前辺の系統1用及び系統2用RF入力端子11,1
2との間に、シールド板35が配設されている。Direct
−I,Q方式では、RF入力周波数と局部発振周波数と
が同一周波数であることから、局部発振周波数のRF入
力端子への漏洩が大きい場合には、同一CH(チャンネ
ル)妨害が発生してしまう。しかし、本実施の形態にお
いては、シールド板35が設けられているので、局部発
振出力がRF入力端子11,12に漏洩することを防止
することができ、同一CH妨害を抑制することができ
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
系統の入出力端子位置への基板パターンレイアウトを最
適化することによって相互干渉を十分に低減することが
できるという効果を有する。
系統の入出力端子位置への基板パターンレイアウトを最
適化することによって相互干渉を十分に低減することが
できるという効果を有する。
【図1】本発明に係るデジタル信号受信機の一実施の形
態を示すレイアウト図。
態を示すレイアウト図。
【図2】図1中の系統1用及び系統2用受信回路16,
17の具体的な回路構成を示す回路図。
17の具体的な回路構成を示す回路図。
【図3】図1中の局部発振回路15の具体的な構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図4】本発明の他の実施の形態を示すレイアウト図。
【図5】本発明の他の実施の形態を示すレイアウト図。
【図6】図5中の系統1用及び系統2用受信回路36,
37及びDirect−I,Q回路33,34の具体的な回路
構成を示す回路図。
37及びDirect−I,Q回路33,34の具体的な回路
構成を示す回路図。
10…ケース、11,12…RF入力端子、15…局部
発振回路、16,17…受信回路、18…受信系統間シ
ールド板、19…シールド板。
発振回路、16,17…受信回路、18…受信系統間シ
ールド板、19…シールド板。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数系統の受信回路が配置されるケース
と、 前記ケースの辺であって前記受信回路が臨む辺において
前記受信回路毎に設けられる入出力端子とを具備したこ
とを特徴とするデジタル信号受信機。 - 【請求項2】 前記受信回路毎に設けられる入出力端子
が配置された前記ケースの辺には、前記複数系統の受信
回路のうちの所定の1つのみが臨むことを特徴とする請
求項1に記載のデジタル信号受信機。 - 【請求項3】 前記入出力端子は、前記受信回路毎に前
記ケースの異なる辺に設けられることを特徴とする請求
項1に記載のデジタル信号受信機。 - 【請求項4】 前記入出力端子は、前記受信回路毎に前
記ケースの対向する辺に設けられることを特徴とする請
求項1に記載のデジタル信号受信機。 - 【請求項5】 複数系統の受信回路が配置されるケース
と、 前記複数系統の受信回路を区画するシールド板と、 前記シールド板によって区画された領域において、前記
受信回路毎に設けられる入出力端子とを具備したことを
特徴とするデジタル信号受信機。 - 【請求項6】 前記受信回路毎の入出力端子は、前記シ
ールド板によって区画された領域において、相対するこ
となく配置されることを特徴とする請求項5に記載のデ
ジタル信号受信機。 - 【請求項7】 前記シールド板は、前記受信回路毎に設
けられることを特徴とする請求項5に記載のデジタル信
号受信機。 - 【請求項8】 前記複数系統の受信回路は、ダイレクト
I,Q検波方式を採用しており、 複数系統の入力信号が夫々入力される複数系統の信号入
力端子と前記受信回路との間に設けられるRFシールド
板を具備したことを特徴とする請求項1又は5のいずれ
か一方に記載のデジタル信号受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001199591A JP2003018029A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | デジタル信号受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001199591A JP2003018029A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | デジタル信号受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003018029A true JP2003018029A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19036868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001199591A Pending JP2003018029A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | デジタル信号受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003018029A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010063138A (ja) * | 2009-11-02 | 2010-03-18 | Toshiba Corp | テレビジョン放送受信装置 |
JP2010093649A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-22 | Alps Electric Co Ltd | 高周波回路モジュール |
JP2020191415A (ja) * | 2019-05-23 | 2020-11-26 | 日本電波工業株式会社 | 受信回路用基板および受信回路 |
-
2001
- 2001-06-29 JP JP2001199591A patent/JP2003018029A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010093649A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-22 | Alps Electric Co Ltd | 高周波回路モジュール |
JP2010063138A (ja) * | 2009-11-02 | 2010-03-18 | Toshiba Corp | テレビジョン放送受信装置 |
JP2020191415A (ja) * | 2019-05-23 | 2020-11-26 | 日本電波工業株式会社 | 受信回路用基板および受信回路 |
JP7152984B2 (ja) | 2019-05-23 | 2022-10-13 | 日本電波工業株式会社 | 受信回路用基板および受信回路 |
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