JP2003017711A - 半導体センサの製造方法 - Google Patents

半導体センサの製造方法

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JP2003017711A JP2001202467A JP2001202467A JP2003017711A JP 2003017711 A JP2003017711 A JP 2003017711A JP 2001202467 A JP2001202467 A JP 2001202467A JP 2001202467 A JP2001202467 A JP 2001202467A JP 2003017711 A JP2003017711 A JP 2003017711A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体基板の空洞部上にメンブレン(薄膜構
造部)を形成してなる半導体センサの製造方法におい
て、空洞部形成用のマスクの膜応力を低減し、半導体基
板の変形を極力抑制する。 【解決手段】 マスクとして、減圧CVDまたは熱酸化
により成膜されたシリコン酸化膜等の圧縮応力を有する
膜と、減圧CVDにより成膜されたシリコン窒化膜等の
引っ張り応力を有する膜との積層膜であって、その膜応
力が500MPa以下の膜部材7を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空洞部を有する半
導体基板の空洞部上に薄膜構造部を形成してなる半導体
センサの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板の空洞部上に薄膜構造部(メ
ンブレン)を形成してなる半導体センサは、熱型のフロ
ーセンサ、赤外線センサ、ガスセンサ、圧力センサ等
に、幅広く適用されている。この半導体センサの従来の
一般的な製造方法について、フローセンサの例として図
6に示す。
【0003】まず、シリコン基板(半導体基板)1の一
面上に、スパッタやプラズマCVD法により下部絶縁膜
2を形成し(図6(a))、その上に、流量検出体やヒ
ータ等よりなる金属膜4、5をパターニング形成し、さ
らに、その上に、スパッタやプラズマCVD法により上
部絶縁膜6を形成する(図6(b))。こうして、基板
1の一面上に薄膜構造部10が形成される。
【0004】次に、シリコン基板1の他面にスパッタや
プラズマCVD法により、シリコン基板1の他面を被覆
する絶縁層J7を形成し(図6(c))、この絶縁層J
7に対してエッチングにより空洞部1aを形成すべき部
位に開口部を設ける(図6(d))。これにより、当該
絶縁層J7がマスクとして形成される。
【0005】そして、マスクJ7が形成されたシリコン
基板1の他面側から基板1をエッチングすることによ
り、空洞部1aを形成する(図6(e))。以上のよう
にして、半導体センサを製造していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明者
は、このような半導体センサにおいて、膜中のピンホー
ルを低減する等、薄膜構造部10の特性を高めるため、
薄膜構造部10の構成膜として、緻密な膜質の実現が可
能な減圧CVD(LP−CVD)法にて形成されたもの
(例えば、LP−SiN膜)を用いようとしている。そ
して、プロセスや製造装置の共有化の観点から、半導体
基板における空洞部形成用のマスクJ7としても、LP
−CVD法による膜を用いることを考えた。
【0007】しかしながら、LP−CVD法による膜は
応力(引っ張り応力または圧縮応力)が大きい。例え
ば、上記LP−SiN膜のように引っ張り応力が強い
(約1200MPa程度)膜を上記マスクJ7として用
いたところ、図7(上記図6(e)の下視図相当)に示
す様に、シリコン基板1が変形し、空洞部1aの開口形
状がゆがんで、薄膜構造部10の形状に異常(メンブレ
ン形状異常)をきたしたり、ひび割れが生じたりといっ
た問題が生じた。
【0008】また、従来のように、マスクJ7がスパッ
タやプラズマCVDにより形成された膜であっても、こ
のような膜は成膜条件等により膜応力が大きくばらつく
ため、結果、強い膜応力が発生した場合、上記した問題
が発生することがある。
【0009】そこで、本発明は上記問題に鑑み、半導体
基板の空洞部上に薄膜構造部を形成してなる半導体セン
サの製造方法において、空洞部形成用のマスクの膜応力
を低減し、半導体基板の変形を極力抑制することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、空洞部(1a)を有す
る半導体基板(1)の前記空洞部上に薄膜構造部(1
0)を形成してなる半導体センサの製造方法において、
半導体基板の一面側に薄膜構造部を形成する第1の工程
と、半導体基板の他面側に、半導体基板の他面を被覆し
つつ空洞部を形成すべき部位に開口部を有するマスクを
形成する第2の工程と、マスクが形成された半導体基板
の他面側から半導体基板をエッチングすることにより空
洞部を形成する第3の工程とを備え、マスクとして膜応
力が500MPa以下の膜部材(7)を用いることを特
徴とする。
【0011】本発明のように、空洞部形成用のマスクと
して、膜応力が500MPa以下といった弱い引っ張り
応力または圧縮応力を有する膜部材を用いることによ
り、空洞部形成用のマスクの膜応力を低減し、半導体基
板の変形を極力抑制することができる。
【0012】また、請求項2に記載の発明では、膜部材
として、膜応力が圧縮応力を有する膜(71)と膜応力
が引っ張り応力を有する膜(72、73)とが積層され
た積層膜(7a)を用いることを特徴とする。
【0013】本発明のような積層膜を用いることによ
り、請求項1の発明の効果を適切に実現することができ
る。具体的には、圧縮応力を有する膜として減圧CVD
または熱酸化により成膜されたシリコン酸化膜等、引っ
張り応力を有する膜として減圧CVDにより成膜された
シリコン窒化膜等を用いることができる。
【0014】また、請求項3に記載の発明では、薄膜構
造部(10)は、少なくとも一部が膜部材(7)の構成
材料を用いて形成されたものであり、第1の工程におい
て、半導体基板の一面側に膜部材の構成材料を成膜する
ときに同時に、半導体基板の他面側にも膜部材の構成材
料を成膜することを特徴とする。
【0015】本発明のように、薄膜構造部の少なくとも
一部が膜部材の構成材料を用いて形成されている場合、
第1の工程(薄膜構造部を形成する工程)において、第
2の工程(マスクを形成する工程)の一部を同時に行う
ことができるため、工程の簡略化が図れる。
【0016】また、請求項4に記載の発明では、空洞部
(1a)を有する半導体基板(1)の空洞部上に薄膜構
造部(10)を形成してなる半導体センサの製造方法に
おいて、上記請求項1の製造方法と同様に、第1の工程
(薄膜構造部形成工程)、第2の工程(マスク形成工
程)、第3の工程(空洞部形成工程)を備え、更に、第
1の工程では、薄膜構造部を形成するとともに、半導体
基板の他面側にも薄膜構造部の材料と同一の材料により
被覆層(8)を形成するようにし、第1の工程の後、半
導体基板の他面側に形成された被覆層を除去するととも
に、半導体基板の他面側を研磨して半導体基板を薄肉化
し、続いて、第2の工程、第3の工程を行うようにし、
マスクとして膜応力が500MPa以下の膜部材(7)
を用いることを特徴とする。
【0017】本発明によれば、上記請求項1の製造方法
と同様に、空洞部形成用のマスクの膜応力を低減し、半
導体基板の変形を極力抑制することができるとともに、
次に述べるような効果を有する。
【0018】まず、第1の工程は、薄膜構造部を形成す
るとともに、半導体基板の他面側にも薄膜構造部の材料
と同一の材料により被覆層を形成するものであるから、
薄膜構造部の形成時に半導体基板の他面側をマスキング
する必要が無くなり、工程の簡略化が図れる。
【0019】そして、薄膜部形成工程において、半導体
基板の他面に形成された膜すなわち被覆層を、後工程で
研磨やエッチング等により除去し、改めて、マスクとし
ての膜部材を形成するようにしているため、当該膜部材
の膜応力制御をより精度良く行うことが可能になる。
【0020】また、第1の工程の後、半導体基板の他面
側にて被覆層を除去するとともに研磨を行って半導体基
板を薄肉化するようにしているから、空洞部を形成する
ためのエッチング時間を短くする等のために半導体基板
を薄肉化する場合にも、十分に対応可能な製造方法を実
現することができる。
【0021】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一
例である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。本実施形態は、本発明の半導体セン
サをフローセンサに具体化したものとして説明する。図
1は、本実施形態に係るフローセンサS1の斜視図であ
り、図2はこのフローセンサS1の断面図であって、図
1におけるA−A断面を模式的に示す図である。
【0023】1は、半導体基板であり、本例では単結晶
シリコン等で形成されたシリコン基板より構成されてい
る。図2に示す様に、半導体基板1には、一面(図中の
上面)から他面(図中の下面)へと貫通する空洞部1a
が形成されている。
【0024】半導体基板1の一面上には、空洞部1a上
を覆うように、下部絶縁膜2が形成されている。この下
部絶縁膜2は、シリコン窒化膜(SiN)やシリコン酸
化膜(SiO2)等よりなるものである。
【0025】下部絶縁膜2の上には、流体温度計3およ
び流量検出体(測温体)4が形成されるとともにヒータ
(発熱体)5が形成されている。これら部材3、4、5
は、図1に示す様に、蛇行形状にパターニングされた流
量検出用の配線部であり、Pt等の抵抗体膜(金属膜)
により構成されている。
【0026】流体温度計3、流量検出体4およびヒータ
5は、流体の流れの方向(図1中の白抜き矢印で示す)
に対し、上流側からその順で配置されている。流体温度
計3は、流体の温度を検出するもので、ヒータ5の熱が
その温度検出に影響を及ぼさないようにヒータ5から十
分離隔した位置に配設されている。ヒータ5は、流体温
度計3で検出された温度より一定温度高い基準温度にな
るように、図示しない制御回路によって制御される。
【0027】また、これら配線部3〜5および下部絶縁
膜2の上には、上部絶縁膜6が形成されている。この上
部絶縁膜6は、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜等より
なるものである。こうして、空洞部1a上においては、
上記流量検出体4およびヒータ5が下部絶縁膜2と上部
絶縁膜6とに挟まれた積層構造を有するメンブレン(薄
膜構造部)10が形成されている。
【0028】また、半導体基板1の他面には、空洞部1
aを形成するためのマスクとして用いられた膜部材7が
形成されている。この膜部材7は、薄膜構造部10の一
部を構成する絶縁膜2、6の材料により構成されてお
り、膜応力が500MPa以下といった弱い引っ張り応
力または圧縮応力を有するものである。
【0029】例えば、膜部材7は、半導体基板1の他面
側から順次、減圧CVD(LP−CVD)法または熱酸
化により形成されたシリコン酸化膜、LP−CVDによ
り成膜されたシリコン窒化膜が積層されてなる積層膜に
することができる。
【0030】このようなフローセンサS1では、流体温
度計3から得られる流体温度よりも一定温度高い温度に
なるようにヒータ5を駆動する。そして、流体が流れる
ことにより、図1の白抜き矢印で示す順流においては、
流量検出体4は熱を奪われて温度が下がり、白抜き矢印
の逆方向である逆流では熱が運ばれて温度が上がるた
め、この流量検出体4と流体温度計3との温度差から流
体の流量および流れ方向を検出するものである。このと
き、流体温度計3および流量検出体4を形成している金
属配線の抵抗値変動から温度を測定(検出)している。
【0031】次に、上記フローセンサS1の構成に基づ
き、本実施形態に係る半導体センサの製造方法につい
て、図3に示す第1の例、図4に示す第2の例、図5に
示す第3の例について、それぞれ述べる。図3〜図5
は、上記図2に対応した断面にて製造工程途中の状態を
示すものであり、流体温度計3は省略し、流量検出体4
およびヒータ5は簡略化して示してある。
【0032】[製造方法の第1の例]まず、図3(a)
に示す様に、半導体基板として単結晶のシリコン基板1
を用意し、シリコン基板1の一面と他面の両面を研磨等
にて鏡面化した後、シリコン基板1の一面側および他面
側に、LP−CVD法または熱酸化法によりシリコン酸
化膜21、71を成膜する。このシリコン酸化膜21、
71は、強い圧縮応力を有する膜となる。
【0033】次に、図3(b)に示す様に、シリコン基
板1の両面においてシリコン酸化膜21、71を被覆す
るように、LP−CVD法によりシリコン窒化膜(LP
−SiN膜)22、72を成膜する。このLP−SiN
膜22、72は、強い引っ張り応力を有する膜である。
これにより、シリコン基板1の一面側においては、シリ
コン酸化膜21、LP−SiN膜22が順次積層されて
なる下部絶縁膜2が形成される(下部絶縁膜形成工
程)。
【0034】次に、図3(c)に示す工程では、まず、
配線部3〜5の構成材料としてPt膜を真空蒸着等によ
り下部絶縁膜2の上に堆積させ、当該Pt膜をエッチン
グ等により流体温度計3、流量検出体4およびヒータ5
の配線形状にパターニングする。これにより、配線部3
〜5すなわち流体温度計3、流量検出体4およびヒータ
5が形成される(配線部形成工程)。
【0035】続いて、シリコン基板1の一面側および他
面側に、LP−CVD法によりLP−CVD膜6a、7
3を形成する。これにより、シリコン基板1の一面側に
形成されたLP−CVD膜6aは、流体温度計3、流量
検出体4およびヒータ5を被覆して各配線部間を絶縁す
る上部絶縁膜6となる。
【0036】一方、シリコン基板1の他面側では、シリ
コン酸化膜71、LP−SiN膜72、73の3層が積
層され、これら3層71〜73により膜部材7を構成す
る積層膜7aが形成される(上部絶縁膜およびマスク用
積層膜形成工程)。この工程の終了に伴い、シリコン基
板1の一面側にメンブレン(薄膜構造部)10が形成さ
れる。
【0037】次に、図3(d)に示す様に、シリコン基
板1の他面側において、フッ酸等のウェットエッチング
やドライエッチング等により、上記積層膜7aの一部を
エッチング除去し、空洞部1aが形成される予定の部位
に開口部を形成する。こうして、開口部が形成された積
層膜7aは、シリコン基板1の他面を被覆しつつ空洞部
1aを形成すべき部位に開口部を有するマスクすなわち
上記膜部材7として形成される(マスク形成工程)。
【0038】次に、図3(e)に示す様に、膜部材7を
マスクとしてTMAH(水酸化テトラメチルアンモニウ
ム)やKOHの水溶液等を用いたシリコンの異方性エッ
チング等を行うことにより、シリコン基板1の他面側か
らシリコン基板1をエッチングし、空洞部1aを形成す
る(空洞部形成工程)。
【0039】こうして、上記した各工程を経て、空洞部
1aを有する半導体基板1の空洞部1a上にメンブレン
10を形成してなるフローセンサS1を適切に製造する
ことができる。以上が製造方法の第1の例である。
【0040】この第1の例においては、シリコン酸化膜
21、71の形成工程〜上部絶縁膜およびマスク用積層
膜形成工程までが、本発明でいう第1の工程であり、シ
リコン酸化膜21、71の形成工程〜マスク形成工程ま
でのうち配線部形成工程を除いた工程が、本発明でいう
第2の工程であり、空洞部形成工程が本発明でいう第3
の工程である。
【0041】そして、本例では、空洞部形成用のマスク
として、膜応力が500MPa以下といった弱い引っ張
り応力または圧縮応力を有する膜部材7を用いることに
より、空洞部形成用のマスクの膜応力を低減し、シリコ
ン基板1の変形を極力抑制することができる。
【0042】実際に、本発明者の実験検討によれば、膜
部材7の膜応力が弱い引っ張り応力(500MPa以
下)もしくは圧縮応力の範囲にあれば、シリコン基板1
において、空洞部1aの開口形状がゆがんで、メンブレ
ン形状異常をきたしたり、ひび割れが生じたりといった
問題は生じなかった。
【0043】ここにおいて、LP−SiN膜の応力は、
1200MPa程度の引っ張り応力であり、熱酸化によ
るシリコン酸化膜の応力は、−200〜−280MPa
程度の圧縮応力である。また、LP−CVDによるシリ
コン酸化膜も実際は、その後に行われる配線部形成後の
アニール処理等によって、熱酸化によるものと同程度の
膜応力となる。
【0044】このような膜応力の関係から、膜部材7の
膜応力を500MPa以下の範囲とするには、本例の膜
部材7を構成するシリコン酸化膜71とLP−SiN膜
72、73との膜厚の比を、2.5:1以上(シリコン
酸化膜の膜厚:LP−SiN膜の膜厚)とすることで実
現可能である。
【0045】また、本例では、メンブレン10の一部と
して構成される下部絶縁膜2(シリコン酸化膜21、L
P−SiN膜22)および上部絶縁膜6(LP−SiN
膜6a)が、膜部材7と同じ材料(シリコン酸化膜7
1、LP−SiN膜72、73)を用いて形成されたも
のである。
【0046】そのため、第1の工程において、シリコン
基板1の一面側に膜部材7の構成材料を成膜するときに
同時に、シリコン基板1の他面側にも膜部材7の構成材
料を成膜するようにしている。具体的には、第1の工程
のうち下部絶縁膜形成工程、上部絶縁膜およびマスク用
積層膜形成工程において、シリコン酸化膜71、LP−
SiN膜72、73を成膜することにより、マスクとし
ての膜部材7となる積層膜7aを形成している。
【0047】よって、本例によれば、第1の工程(薄膜
構造部を形成する工程)において、第2の工程(マスク
を形成する工程)の一部を同時に行うことができるた
め、工程の簡略化が図れる。
【0048】なお、本第1の例においては、メンブレン
10の最表面のLP−SiN膜6aをプラズマCVDま
たはスパッタにより形成されたシリコン窒化膜に変えて
も良い。この場合、プラズマCVDまたはスパッタにお
いては、成膜面が限定されるため、シリコン基板1の他
面側では成膜が行われず、膜部材7を構成するのは、シ
リコン基板1の他面寄りの2つの膜71、72となる。
【0049】[製造方法の第2の例]まず、図4
(a)、(b)に示す工程では、上記第1の例における
図3(a)、(b)に示す工程と同様に、用意されたシ
リコン基板1の一面側では、シリコン酸化膜21、LP
−SiN膜22を成膜し、他面側では、シリコン酸化膜
71、LP−SiN膜72を成膜する。
【0050】次に、図4(c)に示す工程では、まず、
スパッタやプラズマCVDによりシリコン酸化膜23を
形成する。これにより、シリコン基板1の一面側におい
て、3つの膜21〜23が積層されてなる本例の下部絶
縁膜2が形成される。本例では、ここまでが下部絶縁膜
形成工程である。
【0051】そして、上記第1の例と同様に、配線部形
成工程を行い、配線部3〜5を形成する。続いて、シリ
コン基板1の一面側にて、スパッタやプラズマCVDに
よりシリコン酸化膜61を形成する。続いて、シリコン
基板1の一面側および他面側に、LP−CVD法により
LP−CVD膜6a、73を形成する。
【0052】これにより、シリコン基板1の一面側に形
成されたシリコン酸化膜61とLP−CVD膜6aとの
積層膜が、上部絶縁膜6となる。一方、シリコン基板1
の他面側では、上記第1の例と同様、シリコン酸化膜7
1、LP−SiN膜72、73の3層が、積層膜7aと
して形成される。ここまでが、本第2の例における上部
絶縁膜およびマスク用積層膜形成工程であり、この工程
の終了に伴い、シリコン基板1の一面側にメンブレン1
0が形成される。
【0053】次に、図4(d)、(e)に示す工程で
は、上記第1の例と同様に、マスク形成工程を行って、
積層膜7aに開口部を形成して膜部材7を形成し、この
膜部材7をマスクとして空洞部形成工程を行い、空洞部
1aを形成する。こうして、フローセンサS1を製造す
ることができる。以上が製造方法の第2の例である。
【0054】この第2の例においては、シリコン酸化膜
21、71の形成工程〜上部絶縁膜およびマスク用積層
膜形成工程までが、本発明でいう第1の工程であり、シ
リコン酸化膜21、71の形成工程〜マスク形成工程ま
でのうちスパッタやプラズマCVDによるシリコン酸化
膜23、61の形成工程及び配線部形成工程を除いた工
程が、本発明でいう第2の工程であり、空洞部形成工程
が本発明でいう第3の工程である。
【0055】そして、本例においても、上記第1の例と
同様、3つの膜71〜73が積層され膜応力が500M
Pa以下である膜部材7を、空洞部形成用のマスクとし
て用いることにより、該マスクの膜応力を低減し、シリ
コン基板1の変形を極力抑制することができる。
【0056】また、上記第1の例では、マスクである膜
部材7の積層構造が、メンブレン10の絶縁膜の積層構
造と同一であったが、本第2の例では、メンブレン10
の絶縁膜には、膜部材7の構成膜以外に、スパッタやプ
ラズマCVDにより成膜したシリコン酸化膜を用いた点
が、第1の例とは異なっている。
【0057】しかし、本例においても、メンブレン10
の一部として構成されるシリコン酸化膜21、LP−S
iN膜22、LP−SiN膜6aが、膜部材7と同じ材
料(シリコン酸化膜71、LP−SiN膜72、73)
を用いて形成されたものであるため、第1の工程(薄膜
構造部を形成する工程)において、第2の工程(マスク
を形成する工程)の一部を同時に行うことができ、工程
の簡略化が図れる。
【0058】また、本第2の例においても、メンブレン
10の最表面のLP−SiN膜6aをプラズマCVDま
たはスパッタにより形成されたシリコン窒化膜に変えて
も良く、その場合、膜部材7を構成するのは、シリコン
基板1の他面寄りの2つの膜71、72となる。
【0059】[製造方法の第3の例]まず、図5
(a)、(b)に示す工程では、上記第1の例における
図3(a)、(b)に示す工程と同様に、用意されたシ
リコン基板1の一面側では、シリコン酸化膜21、LP
−SiN膜22を成膜し、他面側では、シリコン酸化膜
71、LP−SiN膜72を成膜する。
【0060】次に、図5(c)に示す工程では、上記第
2の例と同様に、スパッタやプラズマCVDによりシリ
コン酸化膜23を形成し、シリコン基板1の一面側にお
いて、3つの膜21〜23が積層されてなる下部絶縁膜
2を形成する。本例でも、ここまでが下部絶縁膜形成工
程である。
【0061】そして、上記第2の例と同様に、配線部形
成工程を行い、配線部3〜5を形成した後、シリコン基
板1の一面側にて、スパッタやプラズマCVDによりシ
リコン酸化膜61を形成し、続いて、シリコン基板1の
一面側および他面側に、LP−CVD法によりLP−C
VD膜6a、73を形成する。
【0062】これにより、シリコン基板1の一面側に形
成されたシリコン酸化膜61とLP−CVD膜6aとの
積層膜が、上部絶縁膜6となる。一方、シリコン基板1
の他面側では、上記第1の例と同様、シリコン酸化膜7
1、LP−SiN膜72、73の3層が、積層膜8とし
て形成されるが、この積層膜8は、後の工程にて除去さ
れる被覆層であり、マスク用の積層膜ではない。
【0063】従って、本第3の例では、ここまでは、上
部絶縁膜工程であり、シリコン酸化膜21、71の形成
工程〜上部絶縁膜形成工程までが、メンブレン(薄膜構
造部)を形成する第1の工程である。そして、この第1
の工程では、シリコン基板1の他面側にもメンブレン1
0の材料と同一の材料により積層膜(被覆層)8が形成
される。
【0064】このように第1の工程を行った後、本例で
は、シリコン基板1の他面側に形成された積層膜(被覆
層)8を除去するとともに、シリコン基板1の他面側を
研磨してシリコン基板1を薄肉化する(被覆層の除去お
よび基板研磨工程)。積層膜(被覆層)8の除去は、エ
ッチングや研磨、研削等、機械的または化学的な除去方
法を採用することができる。
【0065】この被覆層の除去および基板研磨工程の
後、本例では、本発明の第2の工程としてのマスク形成
工程を行う。まず、シリコン基板1の他面側に、LP−
CVDまたは熱酸化によりシリコン酸化膜71を成膜
し、さらに、LP−CVD法によりLP−SiN膜72
を成膜する。
【0066】そして、これら2つの膜71、72が積層
されてなる積層膜に対して空洞部1aが形成される予定
の部位に開口部を形成し、マスクとしての膜部材7を形
成する。ここまでが、本例のマスク形成工程であり、こ
のときのワークの状態が図5(d)に示される。
【0067】次に、図5(e)に示すように、上記第1
の例と同様に、空洞部形成工程を行い、空洞部1aを形
成する。こうして、フローセンサS1を製造することが
できる。以上が製造方法の第3の例である。
【0068】そして、本例においても、2つの膜71、
72が積層され膜応力が500MPa以下である膜部材
7を、空洞部形成用のマスクとして用いることにより、
該マスクの膜応力を低減し、シリコン基板1の変形を極
力抑制することができる。
【0069】また、本例では、基板1の一面側にメンブ
レン10を形成するとともに、基板1の他面側にもメン
ブレン10の材料と同一の材料により被覆層8を形成す
るが、この被覆層8は後で除去されるものである。
【0070】例えば、上記第2の例では、マスク用積層
膜7aがメンブレン10と同時に形成されるが、メンブ
レン10の成膜条件によっては、その積層膜7aの膜応
力が所望の応力範囲になりにくい可能性がある。そのよ
うな場合、メンブレン10の形成時には基板1の他面を
マスキングすることが好ましい。
【0071】しかし、本第3の例では、メンブレンと同
時にシリコン基板1の他面に形成された被覆層8をいっ
たん除去し、改めて、マスクとしての膜部材7を形成す
るようにしているため、膜部材7に合わせた成膜条件を
選択でき、膜応力を制御しやすい。よって、メンブレン
10の形成時に基板1の他面側をマスキングする必要が
無くなり、工程の簡略化が図れる。
【0072】また、本例においては、被覆層8をいった
ん除去してしまうことによる上記の効果があるので、メ
ンブレン10のすべての構成材料が、マスクである膜部
材7とは異なる材料(例えばスパッタ法やプラズマCV
D法による酸化膜や窒化膜)であっても良い。
【0073】また、本例では、シリコン基板1の他面側
にて被覆層8を除去するとともに研磨を行って基板1を
薄肉化するようにしているから、空洞部1aを形成する
ためのエッチング時間を短くする等のために、基板1を
薄肉化する場合にも、十分に対応可能である。
【0074】(他の実施形態)なお、膜部材としては、
LP−CVD法または熱酸化法により成膜されたシリコ
ン酸化膜とLP−SiN膜との積層膜以外にも、膜応力
を500MPa以下の範囲とした膜であれば、限定され
るものではない。
【0075】また、本発明は、上記フローセンサに限ら
ず、半導体基板の空洞部上に薄膜構造部(メンブレン)
を形成してなる半導体センサとして、赤外線センサ、ガ
スセンサ、圧力センサ等に幅広く適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るフローセンサの斜視図
である。
【図2】図1中のA−A概略断面図である。
【図3】上記実施形態に係る半導体センサの製造方法の
第1の例を示す工程図である。
【図4】上記実施形態に係る半導体センサの製造方法の
第2の例を示す工程図である。
【図5】上記実施形態に係る半導体センサの製造方法の
第3の例を示す工程図である。
【図6】従来の一般的な半導体センサの製造方法を示す
工程図である。
【図7】空洞部形成用のマスクの膜応力による半導体基
板の変形の様子を示す平面図である。
【符号の説明】
1…半導体基板、1a…空洞部、7…膜部材、7a…積
層膜、8…積層膜(被覆層)、71…シリコン酸化膜、
72、73…LP−SiN膜。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空洞部(1a)を有する半導体基板
    (1)の前記空洞部上に薄膜構造部(10)を形成して
    なる半導体センサの製造方法において、 前記半導体基板の一面側に前記薄膜構造部を形成する第
    1の工程と、 前記半導体基板の他面側に、前記半導体基板の他面を被
    覆しつつ前記空洞部を形成すべき部位に開口部を有する
    マスクを形成する第2の工程と、 前記マスクが形成された前記半導体基板の他面側から前
    記半導体基板をエッチングすることにより、前記空洞部
    を形成する第3の工程とを備え、 前記マスクとして膜応力が500MPa以下の膜部材
    (7)を用いることを特徴とする半導体センサの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記膜部材として、膜応力が圧縮応力を
    有する膜(71)と膜応力が引っ張り応力を有する膜
    (72、73)とが積層された積層膜(7a)を用いる
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体センサの製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記薄膜構造部(10)は、少なくとも
    一部が前記膜部材(7)の構成材料を用いて形成された
    ものであり、 前記第1の工程において、前記半導体基板の一面側に前
    記膜部材の構成材料を成膜するときに同時に、前記半導
    体基板の他面側にも前記膜部材の構成材料を成膜するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の半導体センサ
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 空洞部(1a)を有する半導体基板
    (1)の前記空洞部上に薄膜構造部(10)を形成して
    なる半導体センサの製造方法において、 前記半導体基板の一面側に前記薄膜構造部を形成する第
    1の工程と、 前記半導体基板の他面側に、前記半導体基板の他面を被
    覆しつつ前記空洞部を形成すべき部位に開口部を有する
    マスクを形成する第2の工程と、 前記マスクが形成された前記半導体基板の他面側から前
    記半導体基板をエッチングすることにより、前記空洞部
    を形成する第3の工程とを備え、 前記第1の工程では、前記薄膜構造部を形成するととも
    に、前記半導体基板の他面側にも前記薄膜構造部の材料
    と同一の材料により被覆層(8)を形成するようにし、 前記第1の工程の後、前記半導体基板の他面側に形成さ
    れた前記被覆層を除去するとともに、前記半導体基板の
    他面側を研磨して前記半導体基板を薄肉化し、続いて、
    前記第2の工程、前記第3の工程を行うようにし、 前記マスクとして膜応力が500MPa以下の膜部材
    (7)を用いることを特徴とする半導体センサの製造方
    法。
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