JP2003016660A - 光ピックアップ及び記録/再生装置 - Google Patents

光ピックアップ及び記録/再生装置

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JP2003016660A
JP2003016660A JP2001197886A JP2001197886A JP2003016660A JP 2003016660 A JP2003016660 A JP 2003016660A JP 2001197886 A JP2001197886 A JP 2001197886A JP 2001197886 A JP2001197886 A JP 2001197886A JP 2003016660 A JP2003016660 A JP 2003016660A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の記録層を有する光記録媒体に対して光
スポットのフォーカスジャンプを安定的に行なう。 【解決手段】 複数の記録層を有する多層ディスクに対
して情報を記録や再生を行なう装置において、2枚のレ
ンズ群よりなるエキスパンダーレンズや液晶素子などの
球面収差補正用の光学ユニットを備え、光ピックアップ
のフォーカスサーボを引き込む際に、予め焦点を合わせ
ようとする記録層に対し、球面収差が良好に補正される
ように、光学ユニットの補正状態を制御する。そして、
フォーカスジャンプ開始前に、球面収差補正用の光学ユ
ニットを、現在のフォーカスサーボが外れない範囲で、
なるべく目標記録層に対して球面収差が補正されるよう
な状態に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数層の記録層を
多層化した光記録媒体に対して各種の信号記録や信号再
生を行なう光ピックアップ及び記録/再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、高開口数(NA)の対物レン
ズを用いた光ディスクの記録/再生装置においては、光
透過層の厚み誤差に起因する球面収差の発生が著しいこ
とが知られている。例えば、記録/再生用の光源波長λ
=400nm、NA=0.85の記録再生系を例にとる
と、ディスク基板の厚みの精度は±4μm以下が要求さ
れる。一方、同じ光学系を用いて光ディスク1枚当たり
の記録容量を2倍にする技術として、2つの記録層を多
層化した2層ディスクの開発が進められているが、この
2層ディスクにおいては、2つの記録層の間の信号干渉
を避けるために、各記録層の層間距離を少なくとも20
μm程度は確保する必要があると思われる。しかしなが
ら、この20μmという値は、上述したディスク基板に
要求される厚み精度(±4μm)よりも大きいため、同
じ光学系を用いて、両方の記録層に対して品質の良い信
号を記録再生することができないという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、このような問
題に対し、例えば、2枚のレンズ群よりなるエキスパン
ダーレンズ(例えば特開2000−131603号公報
参照)や液晶素子(例えば特開平10−269611号
公報参照)などの球面収差補正用の光学ユニットを用い
ることにより、光ピックアップのフォーカスサーボを引
き込む際に、予め焦点を合わせようとする記録層に対
し、球面収差が良好に補正されるように、光学ユニット
の補正状態を制御することにより、引き込みの安定化を
図るようにする方法を提案している。
【0004】また、この提案では、光スポットが2つの
記録層の間を移動する場合(フォーカスジャンプ)の動
作として、次の2つの制御を採用している。 (1)フォーカス引き込みの時と同様に、予めフォーカ
スジャンプする先の記録層(以下、目標記録層という)
に対して球面収差が良好に補正されるように、光学ユニ
ットの状態を保持しておく。 (2)現在フォーカスしている記録層と目標記録層との
中間層に対して球面収差が良好に補正されるように、光
学ユニットの状態を保持しておく。このような方法によ
り、良好なフォーカスエラー信号が得られるようにし
て、フォーカスジャンプ動作を実現している。
【0005】しかしながら、上記(1)の方法を用いる
と、予め目標記録層に対して球面収差が良好に補正され
るように光学ユニットの状態を制御する際に、現在のフ
ォーカスサーボが外れてしまうことがある。また、上記
(2)の方法を用いると、現在のフォーカスサーボが外
れることはないが、目標記録層の反射率が低い時や、層
間干渉等によって信号にノイズが多い時などは、光スポ
ットが目標記録層上で引き込まないという現象が起き
る。
【0006】そこで本発明の目的は、複数の記録層を有
する光記録媒体に対して光スポットのフォーカスジャン
プを安定的に行なうことができる光ピックアップ及び記
録/再生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
前記目的を達成するため、複数の記録層を有する光記録
媒体に対して記録及び再生の少なくとも一方を行なう記
録/再生装置に設けられ、光学系内部に球面収差を補正
する光学ユニットを備えた光ピックアップ、またはこの
光ピックアップを有する記録/再生装置において、前記
光学ユニットにおける球面収差の補正状態を制御する補
正状態制御手段を有し、前記補正状態制御手段は、前記
光記録媒体におけるある記録層に合わせたフォーカスか
ら他の記録層に合わせたフォーカスにジャンプするフォ
ーカスジャンプ動作を開始する前に、前記光学ユニット
の補正状態を、前記ある記録層に対応した球面収差補正
の最適状態Scと前記他の記録層に対応した球面収差補
正の最適状態Sdとの中間の状態であって、かつ、前記
他の記録層に対応した球面収差補正の最適状態Sdの方
により近い状態Sd’に予め保持するように制御するこ
とを特徴とする。
【0008】また第2の発明は、複数の記録層を有する
光記録媒体に対して記録及び再生の少なくとも一方を行
なう記録/再生装置に設けられ、光学系内部に球面収差
を補正する光学ユニットを備えた光ピックアップ、また
はこの光ピックアップを有する記録/再生装置におい
て、前記光学ユニットにおける球面収差の補正状態を制
御する補正状態制御手段を有し、前記補正状態制御手段
は、前記光記録媒体におけるある記録層に合わせたフォ
ーカスから他の記録層に合わせたフォーカスにジャンプ
するフォーカスジャンプ動作の開始とほぼ同時に前記光
学ユニットにおける補正状態の変更制御を開始するとと
もに、前記光記録媒体に対する光スポットが前記他の記
録層の近傍に達した時に、前記光学ユニットの補正状態
が前記他の記録層に対応した球面収差補正の最適状態S
dに対して予め決められた範囲Sd±△Sdに保持され
るように制御することを特徴とする。
【0009】また第3の発明は、複数の記録層を有する
光記録媒体に対して記録及び再生の少なくとも一方を行
なう記録/再生装置に設けられ、光学系内部に球面収差
を補正する光学ユニットを備えた光ピックアップ、また
はこの光ピックアップを有する記録/再生装置におい
て、前記光学ユニットにおける球面収差の補正状態を制
御する補正状態制御手段を有し、前記補正状態制御手段
は、前記光記録媒体におけるある記録層に合わせたフォ
ーカスから他の記録層に合わせたフォーカスにジャンプ
するフォーカスジャンプ動作を開始する前に前記光学ユ
ニットにおける補正状態の変更制御を開始し、前記光学
ユニットの状態が前記ある記録層に対応した球面収差補
正の最適状態Scと前記他の記録層に対応した球面収差
補正の最適状態Sdとの中間の予め決められた補正状態
Smに達した時に前記フォーカスジャンプ動作を開始
し、さらに、前記光記録媒体に対する光スポットが前記
他の記録層の近傍に達した時に、前記光学ユニットの補
正状態が前記他の記録層に対応した球面収差補正の最適
状態Sdに対して予め決められた範囲Sd±△Sdに保
持されるように制御することを特徴とする。
【0010】また第4の発明は、複数の記録層を有する
光記録媒体に対して記録及び再生の少なくとも一方を行
なう記録/再生装置に設けられ、光学系内部に球面収差
を補正する光学ユニットを備えた光ピックアップ、また
はこの光ピックアップを有する記録/再生装置におい
て、前記光学ユニットにおける球面収差の補正状態を制
御する補正状態制御手段を有し、前記光記録媒体におけ
るある記録層から他の記録層に光スポットの焦点位置を
移動する場合に、前記光学ユニットの状態を前記補正状
態制御手段によって前記他の記録層に対応した球面収差
補正の最適状態Sdに保持するとともに、フォーカスサ
ーボを一旦停止し、次に、前記他の記録層に選択的にフ
ォーカスの引き込み動作を実行することを特徴とする。
【0011】上述した第1の発明による光ピックアップ
及び記録/再生装置において、光記録媒体の現在フォー
カスしているある記録層に対応した球面収差補正の最適
状態をScとし、フォーカスジャンプする他の記録層
(目標記録層)に対応した球面収差補正の最適状態をS
dとした場合、フォーカスジャンプ動作を開始する前
に、光学ユニットの補正状態を、現在の記録層に対応し
た球面収差補正の最適状態Scと目標記録層に対応した
球面収差補正の最適状態Sdの中間の状態であって、か
つ、前記他の記録層に対応した球面収差補正の最適状態
Sdの方により近い状態Sd’に予め保持するように制
御するようにした。これにより、現在のフォーカスサー
ボが外れることなく、かつ、目標記録層に対するフォー
カスの引き込み動作も確実に行なうことができ、フォー
カスジャンプを安定的に行なうことができる。
【0012】また、第2の発明による光ピックアップ及
び記録/再生装置において、フォーカスジャンプ動作の
開始とほぼ同時に光学ユニットにおける補正状態の変更
制御を開始するとともに、光記録媒体に対する光スポッ
トが目標記録層の近傍に達した時に、光学ユニットの補
正状態が目標記録層に対応した球面収差補正の最適状態
Sdに対して予め決められた範囲Sd±△Sdに保持さ
れるように制御するようにした。すなわち、フォーカス
ジャンプの開始とほぼ同時に光学ユニットの状態変化を
開始させ、ジャンプ終了時には光学ユニットを目標記録
層に対して球面収差が良好に補正されるような範囲の状
態に制御することができるため、現在のフォーカスサー
ボが外れることなく、かつ、目標記録層に対するフォー
カスの引き込み動作も確実に行なうことができ、フォー
カスジャンプを安定的に行なうことができる。なお、こ
の方法は、球面収差補正用の光学ユニットが、フォーカ
スジャンプ動作と同じスピードで状態変化できる場合に
採用することができる。
【0013】また、第3の発明による光ピックアップ及
び記録/再生装置において、フォーカスジャンプ動作を
開始する前に光学ユニットにおける補正状態の変更制御
を開始し、光学ユニットの状態が現在の記録層に対応し
た球面収差補正の最適状態Scと目標記録層に対応した
球面収差補正の最適状態Sdとの中間の予め決められた
補正状態Smに達した時にフォーカスジャンプ動作を開
始し、さらに、光スポットが目標記録層の近傍に達した
時に、光学ユニットの補正状態が目標記録層に対応した
球面収差補正の最適状態Sdに対して予め決められた範
囲Sd±△Sdに保持されるように制御するようにし
た。
【0014】この第3の発明は、上述した第1、第2の
発明を組み合わせることにより、球面収差補正用の光学
ユニットの補正速度の遅さを補うものである。すなわ
ち、先に球面収差補正用の光学ユニットの状態変化を開
始させ、少し遅らせてフォーカスジャンプ動作を開始す
る。そして、ジャンプ終了時には、第2の発明と同様に
球面収差補正用の光学ユニットを目標記録層に対して球
面収差が良好に補正されるような範囲の状態に制御す
る。これにより、球面収差補正用の光学ユニットが、フ
ォーカスジャンプ動作と同じスピードで状態変化できな
い場合でも、現在のフォーカスサーボが外れることな
く、かつ、目標記録層に対するフォーカスの引き込み動
作も確実に行なうことができ、フォーカスジャンプを安
定的に行なうことができる。
【0015】また、第4の発明による光ピックアップ及
び記録/再生装置において、前記光記録媒体におけるあ
る記録層から他の記録層に光スポットの焦点位置を移動
する場合に、光学ユニットの状態を目標記録層に対応し
た球面収差補正の最適状態Sdに保持するとともに、フ
ォーカスサーボを一旦停止し、次に、目標記録層に選択
的にフォーカスの引き込み動作を実行するようにした。
すなわち、目標記録層に対して球面収差が良好に補正さ
れるように光学ユニットの状態を変化させる一方で、意
図的にフォーカスサーボを中止させ、対物レンズを一
度、光記録媒体から退避させておいてから、目標記録層
に選択的にフォーカスする。したがって、フォーカスジ
ャンプを安定的に行なうことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明による光ピックアッ
プ及び記録/再生装置の実施の形態について説明する。
なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の好適な具
体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されてい
るが、本発明の範囲は、以下の説明において、特に本発
明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限定
されないものとする。また、本発明に係る記録/再生装
置は、光記録媒体に対して情報の記録及び再生の少なく
とも一方を行なうディスクドライブ等の装置を意味する
ものであり、記録専用の装置である場合と再生専用の装
置である場合と記録及び再生の双方を行なう装置である
場合を含むものとする。
【0017】本発明の実施の形態による光ピックアップ
及び記録/再生装置は、複数の記録層を有する多層ディ
スクに対して情報を記録や再生を行なうものであり、2
枚のレンズ群よりなるエキスパンダーレンズ(例えば特
開2000−131603号公報参照)や液晶素子(例
えば特開平10−269611号公報参照)などの球面
収差補正用の光学ユニットを用いることにより、光ピッ
クアップのフォーカスサーボを引き込む際に、予め焦点
を合わせようとする記録層に対し、球面収差が良好に補
正されるように、光学ユニットの補正状態を制御し、引
き込みの安定化を図るように構成したものである。そし
て、多層ディスクのある記録層に対してフォーカスを合
わせた状態から、他の記録層(目標記録層)に移動して
フォーカスの引き込みを行なうフォーカスジャンプ動作
において、以下のような方法によって球面収差補正用の
光学ユニットを制御することにより、フォーカスジャン
プを安定的に行なうようにしたものである。
【0018】(1)フォーカスジャンプ開始前に、球面
収差補正用の光学ユニットを、現在のフォーカスサーボ
が外れない範囲で、なるべく目標記録層に対して球面収
差が補正されるような状態に保持する(第1の発明)。 (2)フォーカスジャンプの開始とほぼ同時に球面収差
補正用の光学ユニットの状態変化を開始し、ジャンプ終
了時には、球面収差補正用の光学ユニットを目標記録層
に対して球面収差が良好に補正されるような範囲の状態
に保持する(第2の発明)。ただし、この方法は、球面
収差補正用の光学ユニットが、フォーカスジャンプ動作
と同じスピードで状態変化できる場合にのみ採用するこ
とができる。
【0019】(3)上記(1)と(2)を組み合わせた
方法により、球面収差補正用の光学ユニットの補正速度
の遅さを補う。すなわち、フォーカスジャンプ動作より
先に球面収差補正用の光学ユニットの状態変化を開始
し、少し遅らせてフォーカスジャンプ動作を開始する。
そして、フォーカスジャンプ動作の終了時には、上記
(2)と同様に球面収差補正用の光学ユニットを目標記
録層に対して球面収差が良好に補正されるような範囲の
状態に保持する(第3の発明)。 (4)目標記録層に対して球面収差が良好に補正される
ように光学ユニットの状態を変化させる一方で、意図的
にフォーカスサーボを中止し、対物レンズを一度、光デ
ィスクから退避させておいてから目標記録層に選択的に
フォーカスする(第4の発明)。
【0020】以下、このような本実施の形態を適用した
具体的な実施例について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本実施の形態による記録/再生装置の全体構成
を示すブロック図であり、図2は、図1に示す記録/再
生装置に含まれる光ピックアップの光学系の構成を示す
断面図である。図1に示すように、この記録/再生装置
は、光ディスク30を回転駆動するディスク駆動系40
と、光ディスク30に対して信号の記録動作や再生動作
を行なう光ピックアップ50と、ディスク駆動系40及
び光ピックアップ50の制御を行なうサーボ制御系60
とを有している。ディスク駆動系40は、光ディスク3
0を回転駆動するためのスピンドルモータ41と、この
スピンドルモータ41のスピンドルに設けられたディス
ククランプ42とを有し、サーボ制御系60に設けられ
たスピンドルドライバ61によって制御され、所定の回
転速度で光ディスクを回転駆動する。
【0021】また、光ピックアップ50は、光ディスク
30に対する対物レンズ51を保持し、光スポットのフ
ォーカスサーボやトラッキングサーボを行なう2軸アク
チュエータ52と、レーザ光を出射するレーザダイオー
ド(LD)53と、光ディスクからの反射光を検出する
光検出器(PD)54と、レーザ光を光ディスク30に
導き、光ディスクからの反射光を光検出器(PD)54
に導くための光学系ブロック55と、この光学系ブロッ
ク55を移動するスライドモータ56を含む移動機構5
7と、レーザダイオード(LD)53を駆動するLDド
ライバ58と、球面収差補正用の光学ユニットであるエ
キスパンダー59とを有する。また、エキスパンダー5
9の状態は、エキスパンダー位置センサ59Aによって
検出される。
【0022】また、サーボ制御系60は、スピンドルモ
ータ41の駆動信号を出力するスピンドルドライバ61
と、エキスパンダー59の状態を制御する制御信号を出
力するエキスパンダードライバ62と、2軸アクチュエ
ータ52におけるフォーカシングコイルを駆動する駆動
信号を出力するフォーカスドライバ63と、トラッキン
グコイルを駆動する駆動信号を出力するトラッキングド
ライバ64と、スライドモータ56の駆動信号を出力す
るスライドモータドライバ65と、LD53の出力を制
御するためのLDドライバ58と、光検出器(PD)5
4からの検出信号に基づいて光ディスク30に記録され
た情報信号であるRF信号の振幅を検出する包絡線検波
回路67と、光検出器(PD)54からの検出信号に基
づいて各種のサーボ信号を生成するサーボマトリクス基
板68と、各種データのA/D変換等を行う変換部69
と、制御系全体の動作を制御する制御用マイコン66及
びDSP70とを有する。なお、本例において、RF振
幅信号、フォーカスエラー信号、和信号、トラッキング
エラー信号の各信号とともに、エキスパンダー位置セン
サ59Aから出力されるエキスパンダーポジション信号
がA/D変換され、これらの信号を用いてDSP70が
各サーボ制御を司るようになっている。
【0023】また、光学系ブロック55は、図2に示す
ように、グレーティングレンズ551、偏光ビームスプ
リッタ552、コリメータレンズ553、1/4波長板
554、及びマルチレンズ555を有する。また、本例
において、対物レンズ51は、集光レンズ(第1対物レ
ンズ)511とSIL(Solid Immersion Lens=第2対
物レンズ)512からなる2群レンズによって構成さ
れ、高NA対物レンズを用いた信号の記録や再生を行な
う構成となっている。また、エキスパンダー59は、第
1補正レンズ591と第2補正レンズ592よりなる2
群レンズと、第2補正レンズ592を駆動して補正状態
を変更するエキスパンダー駆動アクチュエータ593と
を有している。すなわち、この光学系では、対物レンズ
51の前段に、エキスパンダーレンズ群を配置し、第1
補正レンズ591は固定し、第2補正レンズ592をエ
キスパンダー駆動アクチュエータ593によって光軸方
向に変位させることにより、球面収差補正を実現してい
る。
【0024】レーザダイオード(LD)53から出射し
たレーザ光は、グレーティングレンズ551、偏光ビー
ムスプリッタ552、コリメータレンズ553、1/4
波長板554、エキスパンダー59、及び対物レンズ5
1を通して光ディスク30に供給される。また、光ディ
スク30からの戻り光は、対物レンズ51、エキスパン
ダー59、1/4波長板554、コリメータレンズ55
3、偏光ビームスプリッタ552、及びマルチレンズ5
55を通して光検出器(PD)54に導かれる。そし
て、この光検出器(PD)54において検出された信号
は、サーボマトリックス基板68に送られ、フォーカス
エラー信号、和信号、トラッキングエラー信号が生成さ
れ、A/D変換された後、DSP70に入力される。ま
た、メインスポットの信号は包絡線検波回路67で処理
され、RF振幅信号として出力され、A/D変換された
後、DSP70に入力される。
【0025】図3は、DSP70の内部処理の構成を示
すブロック図である。なお、条件判定などの分岐処理等
は省略してある。上述したフォーカスエラー信号やトラ
ッキングエラー信号は、DSP70の内部で位相補償
(71A、71B)され、それぞれフォーカスドライバ
63、トラッキングドライバ64に出力される。なお、
フォーカスドライバ63には、フォーカスエラー信号と
和信号とに基づいて、フォーカスオン判定(74)され
たタイミングで、位相補償されたフォーカスエラー信号
が出力される。また、スライドモータドライバ65に
は、低域強調フィルタ(72)によってトラッキングエ
ラー信号の低域が強調された信号が出力される。また、
エキスパンダー59については、通常の信号再生時に
は、RF振幅値が最大になるようにエキスパンダー位置
目標値が決定され、その値と現在位置との差分を位相補
償(71C)し、エキスパンダードライバ62に出力す
る。ただし、フォーカス引き込み時やフォーカスジャン
プ時には、後述するようにメモリ75から呼び出された
エキスパンダーの位置目標値(73)に対して追従する
ように制御される。
【0026】図4は、本例で用いるエキスパンダー駆動
アクチュエータ593の構成を示す断面図である。第2
補正レンズ592は、レンズホルダ81に取り付けら
れ、2枚の平行に配置された渦巻きばね82を介して、
光ピックアップ50の本体50Aに取り付けられてい
る。レンズホルダ81の側面には駆動コイル83が取り
付けられており、固定部(光ピックアップ本体50A)
側に設けられた磁気回路(ヨーク84及びマグネット8
5)中に配置され、この駆動コイル83に電流を印加す
ることにより、光軸方向(図中上下方向)にレンズ59
2を駆動する推進力を生み出す。レンズホルダ81の光
軸方向の両端部には、第2補正レンズ592の光軸方向
の過度の動きを規制するためのストッパ861、862
が光ピックアップ本体50Aから光軸に向かって突き出
すように設けられている。
【0027】また、ストッパ862の円周上の一部に切
り欠き部862Aが設けられており、その切り欠き部8
62Aには位置検出用センサ59Aから出射されたLE
D光を反射させるための反射板87がレンズホルダ81
に取り付けられて配置されている。一方、光ピックアッ
プ本体50A側には、反射板87と対向する位置に位置
検出用センサ59Aが設けられている。この位置検出用
センサ59Aは、発光素子(LED)と受光素子との組
み合わせによる反射型の光距離センサが内蔵されてお
り、反射板87によって反射したLED光を検出するこ
とにより、レンズホルダ81の光軸方向の位置を検出す
るようになっている。
【0028】図5(a)は、本発明の第1実施例による
対物レンズと球面収差補正用レンズユニット(エキスパ
ンダーレンズ)の動作を示す説明図であり、縦軸が対物
レンズの焦点位置(実線)及びエキスパンダーレンズの
位置(破線)を示し、横軸が時間を示している。この第
1実施例は、上述した第1の発明の内容に対応してい
る。本実施例においては、フォーカスジャンプが開始さ
れる前に、エキスパンダー59の第2補正レンズ592
は、現在の記録層に対応した最適位置Pcと目標記録層
に対応した最適位置Pdの中間の位置であり、かつ最適
位置Pdの方により近い位置Pd’に予め位置決めさせ
る。この位置Pd’の選び方については、現在のフォー
カスサーボが外れない範囲で、なるべく目標記録層に対
して球面収差が良好に補正されるような位置を選ぶのが
良い。
【0029】図5(b)から分かるように、一度フォー
カスサーボがかかってしまえば、多少球面収差があって
もサーボが外れることは少ない一方、フォーカス引き込
み時には、良好なS字カーブが得られないと、安定した
引き込みが難しいことから、位置Pd’は位置Pcと位
置Pdの中間位置で、しかも位置Pdにより近い位置が
適当である。なお、フォーカスジャンプ終了後は、エキ
スパンダーの第2補正レンズ592が位置Pdに達する
まで位置決めされる(後工程)。この実施例では、エキ
スパンダーレンズと対物レンズの動作が完全に独立して
いるので、エキスパンダーレンズの移動速度を任意に選
ぶことができる。
【0030】図6は、本発明の第2実施例による対物レ
ンズと球面収差補正用レンズユニット(エキスパンダー
レンズ)の動作を示す説明図であり、縦軸が対物レンズ
の焦点位置(実線)及びエキスパンダーレンズの位置
(破線)を示し、横軸が時間を示している。この第2実
施例は、上述した第2の発明の内容に対応している。本
実施例においては、フォーカスジャンプ動作の開始とほ
ぼ同時にエキスパンダーの第2補正レンズ592の移動
が開始され、フォーカスジャンプ終了時には、第2補正
レンズ592が位置Pd±△Pdの範囲に位置決めされ
る。ここで、△Pdは、エキスパンダー59の制御性能
や、フォーカスジャンプの時間安定性などからマージン
を見込んで決められる値であり、目標記録層上でフォー
カスを十分に安定に引き込むためには、なるべく小さな
値であることが望ましい。この方法では、フォーカスジ
ャンプ後も、第2補正レンズ592の移動が引き続き行
なわれ、Pdに達するまで位置決めされる。この方法
は、常に球面収差が良好に補正された状態でフォーカス
ジャンプを行なうので最も理想的な形態であるが、エキ
スパンダー59の第2補正レンズ592が、フォーカス
ジャンプ動作と同じ時間内で球面収差補正できる場合に
のみ採用することができる。
【0031】図7は、本発明の第3実施例による対物レ
ンズと球面収差補正用レンズユニット(エキスパンダー
レンズ)の動作を示す説明図であり、縦軸が対物レンズ
の焦点位置(実線)及びエキスパンダーレンズの位置
(破線)を示し、横軸が時間を示している。この第3実
施例は、上述した第3の発明の内容に対応している。本
実施例においては、上述した第1実施例と第2実施例と
を組み合わせたものであり、フォーカスジャンプ動作と
比較して、第2補正レンズ592による球面収差補正の
速度が遅い場合の対策である。まず、第2補正レンズ5
92は、予め決められた位置Pmまで駆動され、その時
点でフォーカスジャンプが開始される。後は第2実施例
と同様に、フォーカスジャンプ終了時には、第2補正レ
ンズ592がPd±△Pdの範囲に位置決めされる。こ
こでPmは、Pc〜Pd’の任意の位置が選ばれるが、
Pcに近いほどジャンプ前のフォーカスが外れにくく、
Pd’に近いほど第2補正レンズ592の移動速度は遅
くても良い。
【0032】なお、図7の例では、第2補正レンズ59
2はPmで一旦停止させているが、そのままPmを通過
してPdに向かっても良い。また、3層以上の記録層を
もつ多層ディスクにおいては、隣接しない記録層へジャ
ンプする際には、上述した第1、第2、第3実施例のい
ずれかの動作を隣接する記録層に対して繰り返して行な
うことにより、離れた記録層へのジャンプを行なうよう
にする。このようにした方が、一度にジャンプするより
安定なジャンプ動作が実現できる。また、第2、第3実
施例においては、前回までのフォーカスジャンプ動作に
かかった時間を記憶する機能が設けることにより、次回
以降のフォーカスジャンプ動作では、その記憶されてい
る値に基づき、第2補正レンズ592の移動速度を再計
算するように構成してもよい。
【0033】図8は、このような制御例を第2実施例に
適用した場合のエキスパンダー59の制御動作の様子を
示す説明図であり、縦軸がエキスパンダーレンズの速度
(実線)及びエキスパンダーレンズの位置(破線)を示
し、横軸が時間を示している。最初のフォーカスジャン
プの際は、予めメモリに記憶されているジャンプ時間△
fjが用いられ、2回目以降のジャンプでは、△tfj
たは過去の平均値△t fj-aveが用いられて、エキスパン
ダの移動速度が決定される。また、速度目標値から各時
間における位置目標値が計算され、エキスパンダー制御
ループの目標値として設定される。なお、この例ではb
ang−bang制御を用いているが、台形制御などを
用いても良い。また、本実施例では位置制御系を構成し
ているが、位置制御の代わりに速度制御を行なっても良
い。
【0034】図9は、本発明の第4実施例による対物レ
ンズと球面収差補正用レンズユニット(エキスパンダー
レンズ)の動作を示す説明図であり、縦軸が対物レンズ
の焦点位置(実線)及びエキスパンダーレンズの位置
(破線)を示し、横軸が時間を示している。この第4実
施例は、上述した第4の発明の内容に対応している。本
実施例では、焦点位置移動動作が開始されると、第2補
正レンズ592は目標記録層に対応した最適位置Pdに
向かって移動し始める。一方、対物レンズ51側ではフ
ォーカスサーボが中止され、一度、ディスク30から遠
ざかる方向に退避された後、再度、ディスク30に近づ
き、目標記録層上に光スポットが選択的にフォーカスさ
れる。なお、このフォーカス引き込み動作が行なわれる
時には、第2補正レンズ592は既に最適位置Pdに位
置決めされた状態である。
【0035】また、目標記録層上に光スポットを選択的
にフォーカスさせるために、対物レンズ51がディスク
に近づいている時の和信号のピーク回数を検出し、所定
回数のピークを検出し終った後の和信号レベルとフォー
カスエラーゼロクロスにより引き込みを行なっている。
図10は、その一例として、3層ディスクの最も奥の記
録層に選択的にフォーカスさせる時のフォーカスドライ
ブ信号、和信号、フォーカスエラー信号、及び光スポッ
トの位置を示す説明図である。
【0036】なお、上述したいずれの実施例の場合に
も、フォーカスジャンプが完了し、エキスパンダーが最
適位置Pdに達した後に、トラッキングエラー信号の振
幅や再生RF信号の振幅が最大となるようにエキスパン
ダー位置を微調整して、球面収差補正をさらに最適化す
るものとする。また、上述した各実施例においては、球
面収差補正を行なうために、エキスパンダーレンズを用
いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば液晶素子やコリメーターレンズ等を駆動すること
により補正を行なうようにしても良い。例えば、球面収
差補正用の光学ユニットに液晶素子を用いる場合、特開
平10−269611号公報に開示されるような構成を
適用することが可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ピックア
ップ及び記録/再生装置では、光記録媒体の現在フォー
カスしているある記録層に対応した球面収差補正の最適
状態をScとし、フォーカスジャンプする他の記録層
(目標記録層)に対応した球面収差補正の最適状態をS
dとした場合、フォーカスジャンプ動作を開始する前
に、光学ユニットの補正状態を、現在の記録層に対応し
た球面収差補正の最適状態Scと目標記録層に対応した
球面収差補正の最適状態Sdの中間の状態であって、か
つ、前記他の記録層に対応した球面収差補正の最適状態
Sdの方により近い状態Sd’に予め保持するように制
御するようにした。これにより、現在のフォーカスサー
ボが外れることなく、かつ、目標記録層に対するフォー
カスの引き込み動作も確実に行なうことができ、フォー
カスジャンプを安定的に行なうことができる。特に高N
A対物レンズを用いた記録/再生装置において、球面収
差補正を行ないつつ、フォーカスジャンプさせることに
より、ジャンプ後に確実にフォーカスサーボを引き込む
ことができる効果がある。
【0038】また、本発明の光ピックアップ及び記録/
再生装置では、フォーカスジャンプ動作の開始とほぼ同
時に光学ユニットにおける補正状態の変更制御を開始す
るとともに、光記録媒体に対する光スポットが目標記録
層の近傍に達した時に、光学ユニットの補正状態が目標
記録層に対応した球面収差補正の最適状態Sdに対して
予め決められた範囲Sd±△Sdに保持されるように制
御するようにした。これにより、現在のフォーカスサー
ボが外れることなく、かつ、目標記録層に対するフォー
カスの引き込み動作も確実に行なうことができ、フォー
カスジャンプを安定的に行なうことができる。特に高N
A対物レンズを用いた記録/再生装置において、球面収
差補正を行ないつつ、フォーカスジャンプさせることに
より、ジャンプ後に確実にフォーカスサーボを引き込む
ことができる効果がある。なお、この方法は、球面収差
補正用の光学ユニットが、フォーカスジャンプ動作と同
じスピードで状態変化できる場合に採用することができ
る。
【0039】また、本発明の光ピックアップ及び記録/
再生装置では、フォーカスジャンプ動作を開始する前に
光学ユニットにおける補正状態の変更制御を開始し、光
学ユニットの状態が現在の記録層に対応した球面収差補
正の最適状態Scと目標記録層に対応した球面収差補正
の最適状態Sdとの中間の予め決められた補正状態Sm
に達した時にフォーカスジャンプ動作を開始し、さら
に、光スポットが目標記録層の近傍に達した時に、光学
ユニットの補正状態が目標記録層に対応した球面収差補
正の最適状態Sdに対して予め決められた範囲Sd±△
Sdに保持されるように制御するようにした。これによ
り、球面収差補正用の光学ユニットが、フォーカスジャ
ンプ動作と同じスピードで状態変化できない場合でも、
現在のフォーカスサーボが外れることなく、かつ、目標
記録層に対するフォーカスの引き込み動作も確実に行な
うことができ、フォーカスジャンプを安定的に行なうこ
とができる。特に高NA対物レンズを用いた記録/再生
装置において、球面収差補正を行ないつつ、フォーカス
ジャンプさせることにより、ジャンプ後に確実にフォー
カスサーボを引き込むことができる効果がある。
【0040】また、本発明の光ピックアップ及び記録/
再生装置では、光記録媒体におけるある記録層から他の
記録層に光スポットの焦点位置を移動する場合に、光学
ユニットの状態を目標記録層に対応した球面収差補正の
最適状態Sdに保持するとともに、フォーカスサーボを
一旦停止し、次に、目標記録層に選択的にフォーカスの
引き込み動作を実行するようにした。すなわち、目標記
録層に対して球面収差が良好に補正されるように光学ユ
ニットの状態を変化させる一方で、意図的にフォーカス
サーボを中止させ、対物レンズを一度、光記録媒体から
退避させておいてから、目標記録層に選択的にフォーカ
スする。したがって、特に高NA対物レンズを用いた記
録/再生装置において、球面収差補正を行ないつつ、フ
ォーカス引き込みさせることにより、目標とする記録層
に対して確実にフォーカスサーボを引き込むことができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による記録/再生装置の全
体構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す記録/再生装置に含まれる光ピック
アップの光学系の構成を示す断面図である。
【図3】図1に示す記録/再生装置に含まれるDSPの
内部処理の構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示す記録/再生装置に含まれるエキスパ
ンダー駆動アクチュエータの構成を示す断面図である。
【図5】本発明の第1実施例による対物レンズと球面収
差補正用レンズユニットの動作を示す説明図である。
【図6】本発明の第2実施例による対物レンズと球面収
差補正用レンズユニットの動作を示す説明図である。
【図7】本発明の第3実施例による対物レンズと球面収
差補正用レンズユニットの動作を示す説明図である。
【図8】本発明の第2実施例における球面収差補正用レ
ンズユニットの位置制御動作を示す説明図である。
【図9】本発明の第4実施例による焦点位置移動動作を
示す説明図である。
【図10】本発明の第4実施例において3層ディスクの
最も奥の記録層に選択的にフォーカスさせる時のフォー
カスドライブ信号、和信号、フォーカスエラー信号、及
び光スポットの位置を示す説明図である。
【符号の説明】
30……光ディスク、40……ディスク駆動系、41…
…スピンドルモータ、42……ディスククランプ、50
……光ピックアップ、51……対物レンズ、52……2
軸アクチュエータ、53……レーザダイオード(L
D)、54……光検出器(PD)、55……光学系ブロ
ック、56……スライドモータ、57……移動機構、5
8……LDドライバ、59……エキスパンダー、59A
……エキスパンダー位置センサ、60……サーボ制御
系、61……スピンドルドライバ、62……エキスパン
ダードライバ、63……フォーカスドライバ、64……
トラッキングドライバ、65……スライドモータドライ
バ、66……制御用マイコン、67……包絡線検波回
路、68……サーボマトリクス基板、69……メモリ、
70……DSP。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D117 AA02 DD00 FF03 FF06 5D119 AA28 BA01 BB13 CA15 EA03 EC01 JA09

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録層を有する光記録媒体に対し
    て記録及び再生の少なくとも一方を行なう記録/再生装
    置に設けられ、光学系内部に球面収差を補正する光学ユ
    ニットを備えた光ピックアップにおいて、 前記光学ユニットにおける球面収差の補正状態を制御す
    る補正状態制御手段を有し、 前記補正状態制御手段は、前記光記録媒体におけるある
    記録層に合わせたフォーカスから他の記録層に合わせた
    フォーカスにジャンプするフォーカスジャンプ動作を開
    始する前に、 前記光学ユニットの補正状態を、前記ある記録層に対応
    した球面収差補正の最適状態Scと前記他の記録層に対
    応した球面収差補正の最適状態Sdとの中間の状態であ
    って、かつ、前記他の記録層に対応した球面収差補正の
    最適状態Sdの方により近い状態Sd’に予め保持する
    ように制御する、 ことを特徴とする光ピックアップ。
  2. 【請求項2】 複数の記録層を有する光記録媒体に対し
    て記録及び再生の少なくとも一方を行なう記録/再生装
    置に設けられ、光学系内部に球面収差を補正する光学ユ
    ニットを備えた光ピックアップにおいて、 前記光学ユニットにおける球面収差の補正状態を制御す
    る補正状態制御手段を有し、 前記補正状態制御手段は、前記光記録媒体におけるある
    記録層に合わせたフォーカスから他の記録層に合わせた
    フォーカスにジャンプするフォーカスジャンプ動作の開
    始とほぼ同時に前記光学ユニットにおける補正状態の変
    更制御を開始するとともに、 前記光記録媒体に対する光スポットが前記他の記録層の
    近傍に達した時に、前記光学ユニットの補正状態が前記
    他の記録層に対応した球面収差補正の最適状態Sdに対
    して予め決められた範囲Sd±△Sdに保持されるよう
    に制御する、 ことを特徴とする光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 複数の記録層を有する光記録媒体に対し
    て記録及び再生の少なくとも一方を行なう記録/再生装
    置に設けられ、光学系内部に球面収差を補正する光学ユ
    ニットを備えた光ピックアップにおいて、 前記光学ユニットにおける球面収差の補正状態を制御す
    る補正状態制御手段を有し、 前記補正状態制御手段は、前記光記録媒体におけるある
    記録層に合わせたフォーカスから他の記録層に合わせた
    フォーカスにジャンプするフォーカスジャンプ動作を開
    始する前に前記光学ユニットにおける補正状態の変更制
    御を開始し、 前記光学ユニットの状態が前記ある記録層に対応した球
    面収差補正の最適状態Scと前記他の記録層に対応した
    球面収差補正の最適状態Sdとの中間の予め決められた
    補正状態Smに達した時に前記フォーカスジャンプ動作
    を開始し、 さらに、前記光記録媒体に対する光スポットが前記他の
    記録層の近傍に達した時に、前記光学ユニットの補正状
    態が前記他の記録層に対応した球面収差補正の最適状態
    Sdに対して予め決められた範囲Sd±△Sdに保持さ
    れるように制御する、 ことを特徴とする光ピックアップ。
  4. 【請求項4】 前記フォーカスジャンプ動作が行なわれ
    た後に、前記光学ユニットの補正状態が前記他の記録層
    に対応した球面収差補正ユニット最適状態Sdに制御す
    ることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  5. 【請求項5】 前記フォーカスジャンプ動作が行なわれ
    た後に、前記光学ユニットの補正状態が前記他の記録層
    に対応した球面収差補正ユニット最適状態Sdに制御す
    ることを特徴とする請求項2記載の光ピックアップ。
  6. 【請求項6】 前記フォーカスジャンプ動作が行なわれ
    た後に、前記光学ユニットの補正状態が前記他の記録層
    に対応した球面収差補正ユニット最適状態Sdに制御す
    ることを特徴とする請求項3記載の光ピックアップ。
  7. 【請求項7】 前記光記録媒体は3層以上の記録層を有
    し、隣接しない記録層の間のフォーカスジャンプ動作時
    に、前記補正状態制御手段の動作を隣接する記録層に対
    して繰り返し行なうことにより、前記光学ユニットの補
    正状態を最適化するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の光ピックアップ。
  8. 【請求項8】 前記光記録媒体は3層以上の記録層を有
    し、隣接しない記録層の間のフォーカスジャンプ動作時
    に、前記補正状態制御手段の動作を隣接する記録層に対
    して繰り返し行なうことにより、前記光学ユニットの補
    正状態を最適化するようにしたことを特徴とする請求項
    2記載の光ピックアップ。
  9. 【請求項9】 前記光記録媒体は3層以上の記録層を有
    し、隣接しない記録層の間のフォーカスジャンプ動作時
    には、前記補正状態制御手段の動作を隣接する記録層に
    対して繰り返し行なうことにより、前記光学ユニットの
    補正状態を最適化するようにしたことを特徴とする請求
    項3記載の光ピックアップ。
  10. 【請求項10】 複数の記録層を有する光記録媒体に対
    して記録及び再生の少なくとも一方を行なう記録/再生
    装置に設けられ、光学系内部に球面収差を補正する光学
    ユニットを備えた光ピックアップにおいて、 前記光学ユニットにおける球面収差の補正状態を制御す
    る補正状態制御手段を有し、 前記光記録媒体におけるある記録層から他の記録層に光
    スポットの焦点位置を移動する場合に、前記光学ユニッ
    トの状態を前記補正状態制御手段によって前記他の記録
    層に対応した球面収差補正の最適状態Sdに保持すると
    ともに、フォーカスサーボを一旦停止し、次に、前記他
    の記録層に選択的にフォーカスの引き込み動作を実行す
    る、 ことを特徴とする光ピックアップ。
  11. 【請求項11】 前記補正状態制御手段が光学ユニット
    の制御に用いる各データは予めメモリに記憶されたデー
    タを読み出して用いることを特徴とする請求項1記載の
    光ピックアップ。
  12. 【請求項12】 前記補正状態制御手段が光学ユニット
    の制御に用いる各データは予めメモリに記憶されたデー
    タを読み出して用いることを特徴とする請求項2記載の
    光ピックアップ。
  13. 【請求項13】 前記補正状態制御手段が光学ユニット
    の制御に用いる各データは予めメモリに記憶されたデー
    タを読み出して用いることを特徴とする請求項3記載の
    光ピックアップ。
  14. 【請求項14】 前記補正状態制御手段が光学ユニット
    の制御に用いる各データは予めメモリに記憶されたデー
    タを読み出して用いることを特徴とする請求項10記載
    の光ピックアップ。
  15. 【請求項15】 前記フォーカスジャンプ動作終了後、
    前記光記録媒体からの反射光を受光素子によって検出
    し、その検出信号を観測しながら球面収差補正をさらに
    最適化する機能を有していることを特徴とする請求項1
    記載の光ピックアップ。
  16. 【請求項16】 前記フォーカスジャンプ動作終了後、
    前記光記録媒体からの反射光を受光素子によって検出
    し、その検出信号を観測しながら球面収差補正をさらに
    最適化する機能を有していることを特徴とする請求項2
    記載の光ピックアップ。
  17. 【請求項17】 前記フォーカスジャンプ動作終了後、
    前記光記録媒体からの反射光を受光素子によって検出
    し、その検出信号を観測しながら球面収差補正をさらに
    最適化する機能を有していることを特徴とする請求項3
    記載の光ピックアップ。
  18. 【請求項18】 前記フォーカスジャンプ動作終了後、
    前記光記録媒体からの反射光を受光素子によって検出
    し、その検出信号を観測しながら球面収差補正をさらに
    最適化する機能を有していることを特徴とする請求項1
    0記載の光ピックアップ。
  19. 【請求項19】 前記フォーカスジャンプ動作にかかっ
    た時間を記憶する機能を有していることを特徴とする請
    求項2記載の光ピックアップ。
  20. 【請求項20】 予め決められている基準時間値、また
    は前回までにメモリに記憶したフォーカスジャンプ動作
    時間値に基づいて、前記補正状態制御手段による補正状
    態の変更速度を制御することを特徴とする請求項19記
    載の光ピックアップ。
  21. 【請求項21】 前記フォーカスジャンプ動作にかかっ
    た時間を記憶する機能を有していることを特徴とする請
    求項3記載の光ピックアップ。
  22. 【請求項22】 予め決められている基準時間値、また
    は前回までにメモリに記憶したフォーカスジャンプ動作
    時間値に基づいて、前記補正状態制御手段による補正状
    態の変更速度を制御することを特徴とする請求項21記
    載の光ピックアップ。
  23. 【請求項23】 複数の記録層を有する光記録媒体に対
    して記録及び再生の少なくとも一方を行なう記録/再生
    装置に設けられ、光学系内部に球面収差を補正する光学
    ユニットを備えた光ピックアップにおいて、 フォーカスの引き込み時に、対物レンズがディスクに近
    づく方向に駆動しながら和信号レベルのピーク回数を検
    出し、所定回数のピークを検出した後にフォーカスの引
    き込み動作を行なうことにより、目標の記録層に選択的
    に光スポットをフォーカスさせるフォーカス制御手段を
    有する、 ことを特徴とする光ピックアップ。
  24. 【請求項24】 光学系内部に球面収差を補正する光学
    ユニットを備えた光ピックアップを有し、複数の記録層
    を有する光記録媒体に対して記録及び再生の少なくとも
    一方を行なう記録/再生装置において、 前記光学ユニットにおける球面収差の補正状態を制御す
    る補正状態制御手段を有し、 前記補正状態制御手段は、前記光記録媒体におけるある
    記録層に合わせたフォーカスから他の記録層に合わせた
    フォーカスにジャンプするフォーカスジャンプ動作を開
    始する前に、 前記光学ユニットの補正状態を、前記ある記録層に対応
    した球面収差補正の最適状態Scと前記他の記録層に対
    応した球面収差補正の最適状態Sdとの中間の状態であ
    って、かつ、前記他の記録層に対応した球面収差補正の
    最適状態Sdの方により近い状態Sd’に予め保持する
    ように制御する、 ことを特徴とする記録/再生装置。
  25. 【請求項25】 光学系内部に球面収差を補正する光学
    ユニットを備えた光ピックアップを有し、複数の記録層
    を有する光記録媒体に対して記録及び再生の少なくとも
    一方を行なう記録/再生装置において、 前記光学ユニットにおける球面収差の補正状態を制御す
    る補正状態制御手段を有し、 前記補正状態制御手段は、前記光記録媒体におけるある
    記録層に合わせたフォーカスから他の記録層に合わせた
    フォーカスにジャンプするフォーカスジャンプ動作の開
    始とほぼ同時に前記光学ユニットにおける補正状態の変
    更制御を開始するとともに、 前記光記録媒体に対する光スポットが前記他の記録層の
    近傍に達した時に、前記光学ユニットの補正状態が前記
    他の記録層に対応した球面収差補正の最適状態Sdに対
    して予め決められた範囲Sd±△Sdに保持されるよう
    に制御する、 ことを特徴とする記録/再生装置。
  26. 【請求項26】 光学系内部に球面収差を補正する光学
    ユニットを備えた光ピックアップを有し、複数の記録層
    を有する光記録媒体に対して記録及び再生の少なくとも
    一方を行なう記録/再生装置において、 前記光学ユニットにおける球面収差の補正状態を制御す
    る補正状態制御手段を有し、 前記補正状態制御手段は、前記光記録媒体におけるある
    記録層に合わせたフォーカスから他の記録層に合わせた
    フォーカスにジャンプするフォーカスジャンプ動作を開
    始する前に前記光学ユニットにおける補正状態の変更制
    御を開始し、 前記光学ユニットの状態が前記ある記録層に対応した球
    面収差補正の最適状態Scと前記他の記録層に対応した
    球面収差補正の最適状態Sdとの中間の予め決められた
    補正状態Smに達した時に前記フォーカスジャンプ動作
    を開始し、 さらに、前記光記録媒体に対する光スポットが前記他の
    記録層の近傍に達した時に、前記光学ユニットの補正状
    態が前記他の記録層に対応した球面収差補正の最適状態
    Sdに対して予め決められた範囲Sd±△Sdに保持さ
    れるように制御する、 ことを特徴とする記録/再生装置。
  27. 【請求項27】 前記フォーカスジャンプ動作が行なわ
    れた後に、前記光学ユニットの補正状態が前記他の記録
    層に対応した球面収差補正ユニット最適状態Sdに制御
    することを特徴とする請求項24記載の記録/再生装
    置。
  28. 【請求項28】 前記フォーカスジャンプ動作が行なわ
    れた後に、前記光学ユニットの補正状態が前記他の記録
    層に対応した球面収差補正ユニット最適状態Sdに制御
    することを特徴とする請求項25記載の記録/再生装
    置。
  29. 【請求項29】 前記フォーカスジャンプ動作が行なわ
    れた後に、前記光学ユニットの補正状態が前記他の記録
    層に対応した球面収差補正ユニット最適状態Sdに制御
    することを特徴とする請求項26記載の記録/再生装
    置。
  30. 【請求項30】 前記光記録媒体は3層以上の記録層を
    有し、隣接しない記録層の間のフォーカスジャンプ動作
    時に、前記補正状態制御手段の動作を隣接する記録層に
    対して繰り返し行なうことにより、前記光学ユニットの
    補正状態を最適化するようにしたことを特徴とする請求
    項24記載の記録/再生装置。
  31. 【請求項31】 前記光記録媒体は3層以上の記録層を
    有し、隣接しない記録層の間のフォーカスジャンプ動作
    時に、前記補正状態制御手段の動作を隣接する記録層に
    対して繰り返し行なうことにより、前記光学ユニットの
    補正状態を最適化するようにしたことを特徴とする請求
    項25記載の記録/再生装置。
  32. 【請求項32】 前記光記録媒体は3層以上の記録層を
    有し、隣接しない記録層の間のフォーカスジャンプ動作
    時には、前記補正状態制御手段の動作を隣接する記録層
    に対して繰り返し行なうことにより、前記光学ユニット
    の補正状態を最適化するようにしたことを特徴とする請
    求項26記載の記録/再生装置。
  33. 【請求項33】 光学系内部に球面収差を補正する光学
    ユニットを備えた光ピックアップを有し、複数の記録層
    を有する光記録媒体に対して記録及び再生の少なくとも
    一方を行なう記録/再生装置において、 前記光学ユニットにおける球面収差の補正状態を制御す
    る補正状態制御手段を有し、 前記光記録媒体におけるある記録層から他の記録層に光
    スポットの焦点位置を移動する場合に、前記光学ユニッ
    トの状態を前記補正状態制御手段によって前記他の記録
    層に対応した球面収差補正の最適状態Sdに保持すると
    ともに、フォーカスサーボを一旦停止し、次に、前記他
    の記録層に選択的にフォーカスの引き込み動作を実行す
    る、 ことを特徴とする記録/再生装置。
  34. 【請求項34】 前記補正状態制御手段が光学ユニット
    の制御に用いる各データは予めメモリに記憶されたデー
    タを読み出して用いることを特徴とする請求項24記載
    の記録/再生装置。
  35. 【請求項35】 前記補正状態制御手段が光学ユニット
    の制御に用いる各データは予めメモリに記憶されたデー
    タを読み出して用いることを特徴とする請求項25記載
    の記録/再生装置。
  36. 【請求項36】 前記補正状態制御手段が光学ユニット
    の制御に用いる各データは予めメモリに記憶されたデー
    タを読み出して用いることを特徴とする請求項26記載
    の記録/再生装置。
  37. 【請求項37】 前記補正状態制御手段が光学ユニット
    の制御に用いる各データは予めメモリに記憶されたデー
    タを読み出して用いることを特徴とする請求項33記載
    の記録/再生装置。
  38. 【請求項38】 前記フォーカスジャンプ動作終了後、
    前記光記録媒体からの反射光を受光素子によって検出
    し、その検出信号を観測しながら球面収差補正をさらに
    最適化する機能を有していることを特徴とする請求項2
    4記載の記録/再生装置。
  39. 【請求項39】 前記フォーカスジャンプ動作終了後、
    前記光記録媒体からの反射光を受光素子によって検出
    し、その検出信号を観測しながら球面収差補正をさらに
    最適化する機能を有していることを特徴とする請求項2
    5記載の記録/再生装置。
  40. 【請求項40】 前記フォーカスジャンプ動作終了後、
    前記光記録媒体からの反射光を受光素子によって検出
    し、その検出信号を観測しながら球面収差補正をさらに
    最適化する機能を有していることを特徴とする請求項2
    6記載の記録/再生装置。
  41. 【請求項41】 前記フォーカスジャンプ動作終了後、
    前記光記録媒体からの反射光を受光素子によって検出
    し、その検出信号を観測しながら球面収差補正をさらに
    最適化する機能を有していることを特徴とする請求項3
    3記載の記録/再生装置。
  42. 【請求項42】 前記フォーカスジャンプ動作にかかっ
    た時間を記憶する機能を有していることを特徴とする請
    求項25記載の記録/再生装置。
  43. 【請求項43】 予め決められている基準時間値、また
    は前回までにメモリに記憶したフォーカスジャンプ動作
    時間値に基づいて、前記補正状態制御手段による補正状
    態の変更速度を制御することを特徴とする請求項42記
    載の記録/再生装置。
  44. 【請求項44】 前記フォーカスジャンプ動作にかかっ
    た時間を記憶する機能を有していることを特徴とする請
    求項26記載の記録/再生装置。
  45. 【請求項45】 予め決められている基準時間値、また
    は前回までにメモリに記憶したフォーカスジャンプ動作
    時間値に基づいて、前記補正状態制御手段による補正状
    態の変更速度を制御することを特徴とする請求項44記
    載の記録/再生装置。
  46. 【請求項46】 光学系内部に球面収差を補正する光学
    ユニットを備えた光ピックアップを有し、複数の記録層
    を有する光記録媒体に対して記録及び再生の少なくとも
    一方を行なう記録/再生装置において、 フォーカスの引き込み時に、対物レンズがディスクに近
    づく方向に駆動しながら和信号レベルのピーク回数を検
    出し、所定回数のピークを検出した後にフォーカスの引
    き込み動作を行なうことにより、目標の記録層に選択的
    に光スポットをフォーカスさせるフォーカス制御手段を
    有する、ことを特徴とする記録/再生装置。
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