JP2003016616A - ヘッドサスペンションアッセンブリ、ディスク装置、およびヘッドサスペンションアッセンブリの製造方法 - Google Patents

ヘッドサスペンションアッセンブリ、ディスク装置、およびヘッドサスペンションアッセンブリの製造方法

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JP2003016616A
JP2003016616A JP2001199659A JP2001199659A JP2003016616A JP 2003016616 A JP2003016616 A JP 2003016616A JP 2001199659 A JP2001199659 A JP 2001199659A JP 2001199659 A JP2001199659 A JP 2001199659A JP 2003016616 A JP2003016616 A JP 2003016616A
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slider
flexure
solder
chip
slider chip
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JP2001199659A
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Inventor
Yusuke Ohinata
祐介 大日向
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers

Landscapes

  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、フレクシャに対してスライダチッ
プを高精度に位置決めして張り付けでき、スライダチッ
プの浮上姿勢を極めて安定させることができ、ディスク
に対する高密度記録ができるヘッドサスペンションアッ
センブリ、ディスク装置、およびヘッドサスペンション
アッセンブリの製造方法を提供することを課題とする。 【解決手段】ハードディスクドライブのヘッドサスペン
ションアッセンブリは、磁気ヘッド6を備えたスライダ
チップ5を有する。スライダチップ5は、サスペンショ
ンに取付けられたフレクシャ上に貼り付けられる。この
際、スライダチップ5の端面5c、5d、5eにそれぞ
れ形成された銅製のランド7と、対応してフレクシャに
形成された銅製のランド8との間に半田がセットされて
同時に溶融され、その表面張力によりスライダチップ5
がセルフアランインメントされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスク装置に
組込まれるヘッドサスペンションアッセンブリ、ディス
ク装置、およびヘッドサスペンションアッセンブリの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスク装置として、例え
ば、コンピュータシステムの外部記憶装置として用いら
れるハードディスクドライブ(以下、単にHDDと称す
る)が知られている。
【0003】HDDは、ケース内に配設された磁気ディ
スクと、磁気ディスクを支持および回転駆動するスピン
ドルモータと、磁気ディスクに対して情報の読み書きを
行なう磁気ヘッドを先端に搭載したヘッドサスペンショ
ンアッセンブリ(以下、HSAと称する)と、HSAを
揺動するボイスコイルモータと、を備えている。
【0004】HSAは、磁気ヘッドを形成したスライダ
チップと、このスライダチップをフレクシャを介して先
端に取付けたサスペンションと、このサスペンションの
基端部を支持したアームと、を有している。サスペンシ
ョンおよびアーム上には配線パターンが形成され、スラ
イダチップがこの配線パターン上でフレクシャに接着固
定され、磁気ヘッドが配線パターンに電気的に接続され
ている。
【0005】そして、HSAは、軸受組立体によってア
ームの基端部を回動自在に支持することで、ボイスコイ
ルモータによって揺動可能となり、揺動の先端に設けら
れた磁気ヘッドを磁気ディスク上の任意の位置に移動可
能となっている。つまり、磁気ディスクを回転させてH
SAを揺動させることで、磁気ヘッドによる磁気ディス
クに対する情報の読み取りおよび書き込みがなされるよ
うになっている。尚、このとき、スライダチップが磁気
ディスクの回転によって生じる空気の圧力によって磁気
ディスクから僅かに浮上するようになっている。スライ
ダチップが磁気ディスクに対向する面を、Air Bearing
Surface(以下、ABSと称する)と言う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、コンピュータの
処理能力が高まるにつれ、より高度な処理を必要とする
アプリケーションが普及し、コンピュータが処理するデ
ータ量が増大しつつある。このため、HDDには、大容
量化の要求が高まりつつある。また、ノートブックパソ
コンのような携帯端末に搭載するHDDとして、小型化
の要求も高まりつつある。
【0007】HDDを小型で大容量にするためには、記
録媒体である磁気ディスクの記録密度を高める必要があ
る。記録密度を高める方法として、トラック方向に沿っ
た線記録密度を高める方法と、トラック幅およびトラッ
クピッチを狭めて磁気ディスクの半径方向に沿った記録
密度を高める方法と、がある。
【0008】特に、線記録密度を高めるためには、急峻
な磁界傾度と十分な磁界強度をもって磁気ディスクに情
報を記録しなければならない。このためには、スライダ
チップの磁気ディスクに対する浮上量を安定させ、浮上
姿勢を極めて安定な状態にする必要がある。
【0009】しかし、従来のHSAを製造する際、サス
ペンションの先端にあるフレクシャに対してスライダチ
ップの中心(ピボット)を機械的に位置決めし、接着剤
により貼り付けていたため、ピボットの位置ズレ、すな
わち公差が大きく、スライダチップの貼付け位置を設計
値に収めるのが極めて困難であった。
【0010】ピボットの公差が設計値から外れて大きく
なると、スライダチップの浮上量が設計値から外れ、ス
ライダチップにピッチやロールを生じて浮上姿勢が不安
定になってしまう。スライダチップの浮上姿勢が不安定
になると、急峻な磁界傾度と十分な磁界強度を磁気ディ
スクに与えることができなくなり、磁気ディスクに対す
る線記録密度を高めることができなくなり、ひいてはH
DDの小型化および大容量化が達成困難となってしま
う。
【0011】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、フレクシャに対してスライダチップを
高精度に位置決めして貼り付けでき、スライダチップの
浮上姿勢を極めて安定させることができ、磁気ディスク
に対する高密度記録ができるヘッドサスペンションアッ
センブリ、磁気ディスク装置、およびヘッドサスペンシ
ョンアッセンブリの製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のヘッドサスペンションアッセンブリは、ヘ
ッドを備えたスライダチップをフレクシャを介してサス
ペンションに取付けたものであって、水平にセットされ
た上記フレクシャ上に上記スライダチップをセットし、
このスライダチップに形成された少なくとも1つの第1
のランドと、この少なくとも1つの第1のランドに対応
して上記フレクシャ上の所定位置に形成された少なくと
も1つの第2のランドと、の間に半田をセットし、全て
の半田を同時に溶融し、該半田の表面張力を利用して上
記スライダチップを上記フレクシャに対してセルフアラ
インメントして固定して形成されている。
【0013】上記発明によると、第1および第2のラン
ド間にセットした半田の表面張力を利用して、スライダ
チップをフレクシャに対してセルフアラインメントする
ことができる。このため、従来のようにスライダチップ
をフレクシャに対して機械的に位置決めして接着する必
要がなく、スライダチップをフレクシャに対して高精度
に位置決めして貼り付けることができる。
【0014】また、本発明のディスク装置は、ディスク
を回転可能に支持したスピンドルモータと、上記ディス
クに対して情報の読取りおよび書き込みを行なうヘッド
を備えたスライダチップをフレクシャを介してサスペン
ションに取付けたヘッドサスペンションアッセンブリ
と、このヘッドサスペンションアッセンブリを回動させ
て上記ディスクに対して上記ヘッドを位置決めするため
のボイスコイルモータと、を有し、上記ヘッドサスペン
ションアッセンブリは、水平にセットされた上記フレク
シャ上に上記スライダチップをセットし、このスライダ
チップに形成された少なくとも1つの第1のランドと、
この少なくとも1つの第1のランドに対応して上記フレ
クシャ上の所定位置に形成された少なくとも1つの第2
のランドと、の間に半田をセットし、全ての半田を同時
に溶融し、該半田の表面張力を利用して上記スライダチ
ップを上記フレクシャに対してセルフアラインメントし
て固定して形成されている。
【0015】更に、本発明のヘッドサスペンションアッ
センブリの製造方法によると、サスペンションに取り付
けられたフレクシャに対しヘッドを備えたスライダチッ
プを高精度に位置決めして取付ける方法であって、上記
フレクシャが略水平になるように上記サスペンションの
傾きを調整して固定し、このフレクシャ上に上記スライ
ダチップをセットし、上記スライダチップに形成された
少なくとも1つの第1のランドと、この少なくとも1つ
の第1のランドに対応して上記フレクシャ上の所定位置
に形成された少なくとも1つの第2のランドと、の間に
半田をセットし、全ての半田を同時に溶融し、該半田の
表面張力を利用して上記スライダチップを上記フレクシ
ャに対してセルフアラインメントする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0017】図1には、この発明の実施の形態に係るヘ
ッドサスペンションアッセンブリ20(以下、HSA2
0と称する)を備えたハードディスクドライブ10(以
下、HDD10と称する)(ディスク装置)の概略構成
を斜視図にして示してある。
【0018】HDD10は、上面の開口した矩形箱状の
ケース12と、複数のねじによりケースにねじ止めされ
てケースの上端開口を閉塞する図示しないトップカバー
と、を有する。つまり、図1では、HDD10の内部構
造を図示するため、トップカバーを取り外した状態を示
してある。
【0019】ケース12内には、磁気記録媒体として例
えば2枚の磁気ディスク16(ディスク)と、これら磁
気ディスク16を支持および回転駆動するスピンドルモ
ータ18と、磁気ディスク16の両面に対して情報の読
み取りおよび書き込みを行なう後述する磁気ヘッド(ヘ
ッド)をそれぞれ先端に備えた4つのHSA20と、こ
れらHSA20を磁気ディスク16に対して回動自在に
支持した軸受組立体22と、各HSA20を回動および
位置決めするためのボイスコイルモータ(以下、VCM
と称する)24と、各HSA20の磁気ヘッドが磁気デ
ィスク16の最外周に移動した際、その磁気ヘッドを磁
気ディスク16から離間した位置に保持するランプロー
ド機構25と、基板ユニット21と、が収納されてい
る。
【0020】また、ケース12の底壁外面には、基板ユ
ニット21を介してスピンドルモータ18、VCM2
4、および磁気ヘッドの動作を制御する図示しないプリ
ント回路基板がねじ止めされている。
【0021】各磁気ディスク16は、ガラスもしくはア
ルミ等の基板上に形成され、上面および下面に磁気記録
層を有している。磁気ディスク16は、スピンドルモー
タ18の図示しないハブに同軸的に嵌合されているとと
もにクランプばね17により保持されている。そして、
2枚の磁気ディスク16は、スピンドルモータ18によ
って所定の速度で回転駆動される。
【0022】4つのHSA20は、VCM24によって
軸受組立体22を中心に揺動され、それぞれの先端に設
けられた磁気ヘッドが磁気ディスク16上の所望するト
ラック上へ移動(シーク)される。そして、磁気ヘッド
を介して、磁気ディスク16に対する情報の読取りおよ
び書き込みがなされる。
【0023】後で詳述するが、磁気ヘッドは、磁気ディ
スク16の表面との間に微小ギャップを形成するための
後述するスライダチップに形成されており、このスライ
ダチップがHSA20の後述するサスペンションの先端
にある後述するフレクシャに取付けられており、サスペ
ンションの板ばねとしての機能により磁気ディスク方向
に加圧される。そして、スライダチップは、HDD10
の動作時、磁気ディスク16の回転によって発生する空
気圧により、磁気ヘッドを磁気ディスク16表面からほ
ぼ一定距離だけ浮上させるよう機能する。
【0024】図2には、この発明の第1の実施の形態に
係るHSA20の先端部近くを磁気ディスク16方向か
ら見た部分的な底面図を示してある。また、図3には、
この先端部近くを水平方向から見た側面図を示してあ
る。尚、図3では、図示明瞭化のため、フレクシャ3を
部分的に取り除いた状態とし、サスペンション2だけを
その中心で切断した断面図として図示してある。
【0025】HSA20は、図示しないアームの先端
に、ステンレス製の薄板により形成されたサスペンショ
ン2を有する。サスペンション2の先端近くの中央所定
位置には、スライダチップ5を磁気ディスク16方向へ
押圧するための凸部2aが形成されている。この凸部2
aは、サスペンション2の所定個所をその上面側から部
分的に押し込むことにより下面側に突出させて形成され
ている。また、サスペンション2の先端には、磁気ヘッ
ド6が磁気ディスク16から離間した位置に配置された
際、上述したランプロード機構25によって保持される
リフトタブ2bが突設されている。
【0026】サスペンション2の下面側には、ステンレ
ス製の薄板により形成されたフレクシャ3が、サスペン
ション2に対して高精度に位置決めされて貼り付けられ
ている。フレクシャ3は、サスペンション2に沿って延
設され、その先端近くに略U字状の孔3aを形成するこ
とにより、スライダチップ5を搭載するための片持ち梁
状の板片部分3b(以下、マウント片3bと称する)を
形成している。このマウント片3bは、上述したサスペ
ンション2の凸部2aによって押圧されて他の部分より
僅かに磁気ディスク16方向へ押し下げられている。こ
の他に、フレクシャ3には、複数の孔3cがあけられて
いる。
【0027】フレクシャ3の表面には、磁気ヘッドに接
続される配線パターン4が形成されている。配線パター
ン4は、フィルム状のポリイミド4aの上に銅線4bを
パターニングして形成され、HSA20の図示しないア
ームからサスペンション2を通って、フレクシャ3の長
手方向に沿った両端辺に沿って先端に回り込み、上述し
たマウント片3bの表面まで延びている。配線パターン
4の銅線4bは、情報の書き込みおよび読み取り用とし
て合計4本あり、それぞれの先端がマウント片3bの途
中まで延びている。これら4本の銅線4bの先端は、こ
の発明の第2のランドとしても機能する。尚、配線パタ
ーン4の先端近くを除いて銅線4bの上には、カバーレ
イヤー4cが設けられている。言い換えると、配線パタ
ーン4の先端近くだけ、銅線4bが露出していることに
なる。
【0028】マウント片3b上には、配線パターン4の
ポリイミド4aを介して、略矩形ブロック形状のスライ
ダチップ5が貼り付けられる。スライダチップ5は、銅
線4bの先端に対向する側の端面5aに、図4に示すよ
うに、磁気ヘッド6を備えている。また、この端面5a
には、各銅線4bに電気的に接続される磁気ヘッド6の
4つの接続端子6a、6b、6c、6dが露出して形成
されている。これら4つの接続端子6a、6b、6c、
6dは、この発明の第1のランドとしても機能する。
尚、スライダチップ5の磁気ディスク16に対向する側
の面5bは、磁気ディスク16の回転によって生じる空
気の層を介してスライダチップ5を磁気ディスク16の
表面から浮上させるためのAir Bearing Surface(以
下、ABS5bと称する)として機能する。
【0029】ところで、上述したHDD10を小型で大
容量にするためには、磁気ディスク16の記録密度を高
める必要がある。記録密度を高める方法として、磁気デ
ィスク16のトラック方向に沿った線記録密度を高める
方法と、トラック幅およびトラックピッチを狭めて磁気
ディスク16の半径方向に沿った記録密度を高める方法
と、がある。例えば、線記録密度を高めるためには、急
峻な磁界傾度と十分な磁界強度をもって磁気ディスク1
6に情報を記録する必要がある。このためには、スライ
ダチップ5の磁気ディスク16に対する浮上量を安定さ
せ、浮上姿勢を極めて安定な状態にする必要がある。
【0030】このため、本発明では、マウント片3bに
対してスライダチップ5の中心(ピボット)を高精度に
位置決めしてスライダチップ5をマウント片3bに貼り
付けることで、ピボットの位置ズレ、すなわち公差を数
μm程度に極めて小さく抑え、スライダチップ5の浮上
姿勢を安定させるようにした。
【0031】スライダチップ5のピボットを高精度に位
置決めする方法を以下に説明する。
【0032】位置決めのため、スライダチップ5の上述
した磁気ヘッド6を備えた端面5aを除く3つの端面5
c、5d、5eに、銅箔製のランド7(第1のランド)
(1つだけ図示)を予め形成しておく。3つのランド7
は、それぞれの端面5c、5d、5eを超えない長さの
長方形状に形成されており、特に、互いに対向する端面
5c、5eに形成された2つのランド7は、同じ長さで
同じ形に形成されている。これに対し、マウント片3b
上のポリイミド4a上の対応する位置にも、スライダチ
ップ5の各ランド7に対応して銅箔によるランド8(第
2のランド)(図2、3参照)を予め形成しておく。こ
れらポリイミド4a上の3つのランド8は、それぞれ対
応するスライダチップ5のランド7と同じ長さに形成さ
れている。また、各ランド7、8の幅は10μm以下に
設計され、対応するランド7、8間の距離が0〜25μ
mになるように各ランド7、8が位置決めされている。
【0033】そして、これらランド7、8とともに上述
した銅線4bおよび接続端子6a、6b、6c、6dを
半田によってボンディングすることにより、スライダチ
ップ5をマウント片3b上のポリイミド4a上に貼り付
ける。このとき、各接続端子6a〜6dと銅線4bとの
間の電気的な接続も同時になされる。
【0034】この場合、まず、マウント片3bが略水平
になるようにサスペンション2の傾きが調整されて固定
される。この状態で、マウント片3bに対してスライダ
チップ5のピボットが位置決めされて、スライダチップ
5がマウント片3b上のポリイミド4a上にセットされ
る。言い換えると、ポリイミド4a上の3つのマウント
8および4本の銅線4bの先端に囲まれたエリア内にス
ライダチップ5がセットされる。このとき、スライダチ
ップ5を高精度に位置決めする必要はなく、接着剤など
による仮留めも必要ない。また、このとき、ポリイミド
4a上に形成された3つのランド8が、その厚さによっ
て、スライダチップ5を機械的に位置決めするストッパ
として機能する。
【0035】そして、スライダチップ5の端面5c、5
c、5eにそれぞれ形成されたランド7とポリイミド4
a上に形成されたランド8との間に図示しない細長い半
田がセットされ、スライダチップ5の端面5aに形成さ
れた接続端子6a〜6dと配線パターン4の銅線4bと
の間に半田がセットされる。各接続端子6a〜6dと銅
線4bを接続する半田は、例えば、図5(a)または図
5(b)に示すような形状を有し、水平にされた銅線4
b上にセットしたとき転がらないようになっている。特
に、図5(a)に示す略球形の半田は、レーザの照射効
率が良く好ましい。また、細長いランド7、8を接続す
る半田は、ランド7、8の長さに応じた長さに形成さ
れ、転がらない形状に形成されている。
【0036】上述したように、スライダチップ5をポリ
イミド4a上の所定位置にセットし、且つ半田を所定位
置セットした状態で、全ての半田に同時にレーザを照射
し、全ての半田を同時に溶融する。これにより、溶融し
た半田が接続端子6a〜6d、銅線4b、ランド7、8
に濡れ広がり、各半田の表面張力によりスライダチップ
5の4つの端面5a、5c、5d、5eがそれぞれ互い
に離れる方向に引っ張られ、スライダチップ5のピボッ
トが予め設計したマウント片3b上の所定位置に自動的
に位置決め(セルフアラインメント)される。
【0037】このとき、スライダチップ5のピボットが
所定位置にセルフアライメントされるように、各半田の
量、接続端子6a〜6d、銅線4b、およびランド7、
8の形状、大きさ、位置などが予め設計されている。特
に、スライダチップ5の互いに対向する端面5c、5e
に形成された2つのランド7、およびそれぞれ対応して
ポリイミド4aに形成された2つのランド8は、それぞ
れ同量の半田が同じ表面張力でスライダチップ5を引っ
張るように、その形状、大きさ、位置などが同一に設計
されている。
【0038】そして、スライダチップ5がセルフアライ
ンメントされた後、溶融された半田が冷却されて固まる
と、スライダチップ5がポリイミド4a上に貼り付けら
れて固定される。尚、半田が冷却されるまでの間にスラ
イダチップ5にズレを生じた場合、スライダチップ5の
ピボットに位置ズレを生じてしまうが、本実施の形態の
ように半田によるボンディングを採用すると、半田を再
度溶融することにより何度でもスライダチップ5のセル
フアラインメントを繰り返すことができる。
【0039】また、本実施の形態によると、スライダチ
ップ5をポリイミド4a上にセットした時点でピボット
に位置ズレを生じていた場合であっても、半田の表面張
力を利用したセルフアライメント効果により、ピボット
の位置ズレを自動的に補正できる。このときの補正量
は、半田の量に起因して変化する。本実施の形態では、
位置ズレ補正量を25μm程度に設定し、例えば、図5
(a)に示す半田の粒径を30μmに設定した。
【0040】上述したようにスライダチップ5をセルフ
アライニングしてポリイミド4a上に固定したところ、
ピボットの位置決め精度を数μmオーダーの公差に抑え
ることができた。この公差は、従来の機械的な位置決め
公差(数10μmオーダー)と比較して極めて少ないも
のであり、これにより、スライダチップ5の浮上姿勢も
格段に安定させることができた。
【0041】ところで、スライダチップ5の端面5aに
形成された4つの接続端子6a〜6dは、その間隔が数
10μmと極めて短いため、スライダチップ5の上述し
たセルフアラインメント時に4つの接続端子6a〜6d
を同時にボンディングすると、隣接する端子間でソルダ
ーブリッジなどの不具合を生じる可能性がある。このた
め、スライダチップ5のセルフアラインメント時には両
側の2つの接続端子6a、6dだけを対応する銅線4b
にボンディングし、スライダチップ5をポリイミド4a
に貼り付けた後に残り2つの接続端子6b、6cを残り
の銅線4bに接続するようにしても良い。
【0042】また、図5(a)、(b)に示すような形
状の半田とランド7、8をボンディングするための細長
い半田(図示せず)を同時且つ均一に溶融させることが
困難な場合には、図6に示すように、スライダチップ5
の3つの端面5c、5d、5eに複数に分割した複数の
ランド7aを形成し、対応するポリイミド4aにも複数
のランド8aを形成し、これらのランド7a、8a間に
それぞれ図5に示すような形状の半田をセットするよう
にしても良い。このように、ランド7a、8aを小さく
すると、半田を溶融するためのレーザビームの本数を多
くする必要がある反面、ビームのスポット形状を小さく
でき、接続端子6a〜6dをボンディングする半田を含
む全ての半田を容易に同時に溶融できる。
【0043】また、スライダチップ5の接続端子6a〜
6dを形成した端面5aに、セルフアランメント専用の
ランド9aを別途設けても良い。ここでは、2つ目の接
続端子6bと3つ目の接続端子6cとの間に専用のラン
ド9aを形成した。この場合、対応するポリイミド4a
の部位にも同じ形状のランド9bを形成する。これによ
り、スライダチップ5のセルフアラインメント時に接続
端子6a〜6dをボンディングしないで、ランド9a、
9bを用いてスライダチップ5をセルフアラインメント
でき、スライダチップ5をポリイミド4a上に貼り付け
た後、接続端子6a〜6dをそれぞれの銅線4bに接続
できる。この場合、セルフアラインメント時に接続端子
6a〜6d同士の間でソルダーブリッジを生じる可能性
が無くなり、半田以外の他のボンディング材を選択する
こともできる。
【0044】また、図8に示すように、スライダチップ
5の4角でスライダチップ5をポリイミド4aにボンデ
ィングしてスライダチップ5をセルフアラインメントし
ても良い。つまり、スライダチップ5の4つの角部をそ
れぞれ形成する隣接した2つの端面を延びたL字状の4
つのランド31を形成し、ポリイミド4aの対応する部
位にもL字状の4つのランド32を形成する。これら4
組のランド31、32にそれぞれ半田をセットし、レー
ザによって全ての半田を同時に溶融してスライダチップ
5をセルフアラインメントする。この場合、各組のラン
ド31、32がスライダチップ5の移動の自由度2つに
規制するため、スライダチップ5のより高精度な位置決
めを実現できる。
【0045】図9には、この発明の第2の実施の形態に
係るヘッドサスペンションアッセンブリ40(以下、H
SA40と称する)の先端部近くを磁気ディスク16方
向から見た部分的な底面図を示してある。尚、このHS
A40は、スライダチップ5をフレクシャ3のマウント
片3b上に直接貼り付けてあり、それ以外の構成は上述
した第1の実施の形態のHSA20と同じである。
【0046】つまり、本実施の形態では、フレクシャ3
に沿って延びた配線パターン4のポリイミド4aが銅線
4bの先端近くで終わっている。そして、フレクシャ3
のマウント片3bが露出状態にされ、この露出されたマ
ウント片3b上に3つのランド41が直接形成されてい
る。これらランド41は、上述した第1の実施の形態の
ランド8と同様に機能し、半田の表面張力を利用してス
ライダチップ5をセルフアラインメントする。
【0047】この場合、スライダチップ5のランド7お
よびマウント片3bのランド41を介して、スライダチ
ップ5の静電気をフレクシャ3へ逃がすことができると
いった更なる効果を奏することができる。
【0048】以上のように、本発明によると、ヘッドサ
スペンションアッセンブリのスライダチップ5を半田の
表面張力を利用したセルフアラインメントによりフレク
シャ3に対して高精度に位置決めできる。これにより、
スライダチップ5の浮上姿勢を極めて安定させることが
でき、磁気ディスク16に対する高密度記録が可能とな
る。
【0049】尚、この発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可
能である。例えば、上述した実施の形態では、スライダ
チップ5の銅製のランド7とポリイミド4a(フレクシ
ャ3)の銅製のランド8を半田でボンディングしてスラ
イダチップ5をセルフアラインメントする場合について
説明したが、これに限らず、半田に対する濡れ性に優れ
た他の金属材料をランド7、8に用いても良い。逆に、
ランド7、8との間の濡れ性に優れた他の材料を用いて
ボンディングしても良い。例えば、ランド7、8の材料
にフッ素系樹脂コーティングなどを選択し、ボンディン
グ材料としてアクリル系もしくはエポキシ系などの紫外
線硬化型のプラスティックを選択し、半田の代わりに用
いても良い。この場合、スライダチップ5をセルフアラ
インメントした後、ボンディング材料に紫外線を当てて
硬化すれば良い。
【0050】また、ランド7、8を除く他の部分にフッ
素系樹脂コーティングを施し、ランド7、8同士をアク
リル系もしくはエポキシ系接着剤を用いて接着するよう
にしても良い。この場合、スライダチップ5をセルフア
ラインメントした後、紫外線を照射することにより接着
剤が硬化して固着する。このように、ランド7、8以外
の部分に予めフッ素系樹脂コーティングを施すことによ
り、ランド7、8以外の部分に接着剤が不所望に付着す
ることを防止できる。
【0051】また、上述した実施の形態では、スライダ
チップ5の4つの端面6a、6c、6d、6eをポリイ
ミド4a(或いはフレクシャ3のマウント片3b)にボ
ンディングしてスライダチップ5をセルフアラインメン
トする場合について説明したが、これに限らず、少なく
とも1つ、好ましくは2つ以上の端面をボンディングす
れば良く、この場合でもスライダチップ5をセルフアラ
インメントすることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のヘッド
サスペンションアッセンブリおよびディスク装置は、上
記のような構成および作用を有しているので、フレクシ
ャに対してスライダチップを高精度に位置決めして張り
付けでき、スライダチップの浮上姿勢を極めて安定させ
ることができ、ディスクに対する高密度記録が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るハードディスクド
ライブの内部構造を概略的に示す斜視図。
【図2】この発明の第1の実施の形態に係るヘッドサス
ペンションアッセンブリの先端近くを拡大して示す底面
図。
【図3】図2のヘッドサスペンションアッセンブリの先
端近くを水平方向から見た側面図。
【図4】図2のヘッドサスペンションアッセンブリに取
付けられたスライダチップおよびその周辺構造を概略的
に示す斜視図。
【図5】図4のスライダチップをフレクシャにボンディ
ングするための半田の粒形状を示す図。
【図6】スライダチップをボンディングするためのラン
ドの形状を変形させた変形例を示す図。
【図7】スライダチップをボンディングするためのラン
ドを追加した変形例を示す図。
【図8】スライダチップの4角をボンディングしてスラ
イダチップをセルフアラインメントする方法を説明する
ための図。
【図9】この発明の第2の実施の形態に係るヘッドサス
ペンションアッセンブリの先端近くを拡大して示す底面
図。
【符号の説明】
2…サスペンション、 3…フレクシャ、 3b…マウント片、 4…配線パターン、 4a…銅線、 4b…ポリイミド、 5…スライダチップ、 5a、5c、5d、5e…端面、 5b…ABS、 6…磁気ヘッド、 6a、6b、6c、6d…接続端子、 7、8、9、31、32、41…ランド、 10…ハードディスクドライブ、 20…ヘッドサスペンションアッセンブリ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドを備えたスライダチップをフレク
    シャを介してサスペンションに取付けたヘッドサスペン
    ションアッセンブリであって、 水平にセットされた上記フレクシャ上に上記スライダチ
    ップをセットし、このスライダチップに形成された少な
    くとも1つの第1のランドと、この少なくとも1つの第
    1のランドに対応して上記フレクシャ上の所定位置に形
    成された少なくとも1つの第2のランドと、の間に半田
    をセットし、全ての半田を同時に溶融し、該半田の表面
    張力を利用して上記スライダチップを上記フレクシャに
    対してセルフアラインメントして固定したことを特徴と
    するヘッドサスペンションアッセンブリ。
  2. 【請求項2】 上記少なくとも1つの第1のランドは、
    上記スライダチップを挟む位置関係で対向する位置に少
    なくとも2つ形成され、対応する2つの上記第2のラン
    ドとの間にセットされた半田の表面張力により、上記ス
    ライダチップが相反する方向に引っ張られてセルフアラ
    インメントされることを特徴とする請求項1に記載のヘ
    ッドサスペンションアッセンブリ。
  3. 【請求項3】 上記第1および第2のランドは、上記半
    田に対する濡れ性の良い金属により形成されていること
    を特徴とする請求項1または2に記載のヘッドサスペン
    ションアッセンブリ。
  4. 【請求項4】 上記第1および第2のランド間の距離が
    0〜25μmに設計されていることを特徴とする請求項
    3に記載のヘッドサスペンションアッセンブリ。
  5. 【請求項5】 ディスクを回転可能に支持したスピンド
    ルモータと、 上記ディスクに対して情報の読取りおよび書き込みを行
    なうヘッドを備えたスライダチップをフレクシャを介し
    てサスペンションに取付けたヘッドサスペンションアッ
    センブリと、 このヘッドサスペンションアッセンブリを回動させて上
    記ディスクに対して上記ヘッドを位置決めするためのボ
    イスコイルモータと、を有し、 上記ヘッドサスペンションアッセンブリは、 水平にセットされた上記フレクシャ上に上記スライダチ
    ップをセットし、このスライダチップに形成された少な
    くとも1つの第1のランドと、この少なくとも1つの第
    1のランドに対応して上記フレクシャ上の所定位置に形
    成された少なくとも1つの第2のランドと、の間に半田
    をセットし、全ての半田を同時に溶融し、該半田の表面
    張力を利用して上記スライダチップを上記フレクシャに
    対してセルフアラインメントして固定して形成されてい
    ることを特徴とするディスク装置。
  6. 【請求項6】 上記少なくとも1つの第1のランドは、
    上記スライダチップを挟む位置関係で対向する位置に少
    なくとも2つ形成され、対応する2つの上記第2のラン
    ドとの間にセットされた半田の表面張力により、上記ス
    ライダチップが相反する方向に引っ張られてセルフアラ
    インメントされることを特徴とする請求項5に記載のデ
    ィスク装置。
  7. 【請求項7】 上記第1および第2のランドは、上記半
    田に対する濡れ性の良い金属により形成されていること
    を特徴とする請求項5または6に記載のディスク装置。
  8. 【請求項8】 上記第1および第2のランド間の距離が
    0〜25μmに設計されていることを特徴とする請求項
    7に記載のディスク装置。
  9. 【請求項9】 サスペンションに取り付けられたフレク
    シャに対しヘッドを備えたスライダチップを高精度に位
    置決めして取付ける方法であって、 上記フレクシャが略水平になるように上記サスペンショ
    ンの傾きを調整して固定し、 このフレクシャ上に上記スライダチップをセットし、 上記スライダチップに形成された少なくとも1つの第1
    のランドと、この少なくとも1つの第1のランドに対応
    して上記フレクシャ上の所定位置に形成された少なくと
    も1つの第2のランドと、の間に半田をセットし、 全ての半田を同時に溶融し、該半田の表面張力を利用し
    て上記スライダチップを上記フレクシャに対してセルフ
    アラインメントすることを特徴とするヘッドサスペンシ
    ョンアッセンブリの製造方法。
  10. 【請求項10】 上記少なくとも1つの第1のランド
    は、上記スライダチップを挟む位置関係で対向する位置
    に少なくとも2つ形成され、対応する2つの上記第2の
    ランドとの間にセットされた半田の表面張力により、上
    記スライダチップが相反する方向に引っ張られてセルフ
    アラインメントされることを特徴とする請求項9に記載
    のヘッドサスペンションアッセンブリの製造方法。
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