JP2003016491A - アプリケーション追加システム及びアプリケーション追加機能付き外部車載器 - Google Patents

アプリケーション追加システム及びアプリケーション追加機能付き外部車載器

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JP2003016491A
JP2003016491A JP2001194987A JP2001194987A JP2003016491A JP 2003016491 A JP2003016491 A JP 2003016491A JP 2001194987 A JP2001194987 A JP 2001194987A JP 2001194987 A JP2001194987 A JP 2001194987A JP 2003016491 A JP2003016491 A JP 2003016491A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価に、かつ、容易に、料金収受用車載器内
にアプリケーションを追加することができるアプリケー
ション追加システム及びアプリケーション追加機能付き
外部車載器を提供する。 【解決手段】 外部車載器内の連動手段23a−1が、
接続端子20を介して接続された料金収受用車載器1と
連動した動作を行っている。外部記憶媒体内から読み出
したデータがアプリケーションプログラムであるとき、
外部車載器内のローディング手段23a−2が、そのプ
ログラムを、接続端子を介して料金収受用車載器にロー
ディングして、アプリケーションを追加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アプリケーショ
ン追加システム及びアプリケーション追加機能付き外部
車載器に係わり、特に、料金収受用車載器内のアプリケ
ーションを追加するためのアプリケーション追加システ
ム及び当該アプリケーション追加システムに用いられる
アプリケーション追加機能付き外部車載器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高速道路等の有料道路における渋
滞問題が再々取り上げられている。この渋滞の具体的な
要因としては、高度成長期における車両の急激な増加
や、生活様式の変化による車両の使用頻度の上昇等を挙
げることができる。そのため、今までは、道路の拡幅に
よる車線の増加や、バイパスラインとなる道路の新設等
による道路設備の拡張を中心とした解決策が実施されて
いる。しかし、有料道路においては、設備の拡張を行っ
ても、料金所ゲートを通過する際の混雑により、いわゆ
る料金所渋滞といわれる現象が発生するため、現実には
上述した解決策で渋滞を十分緩和するに至っていない。
【0003】そこで、近年では、このような料金所渋滞
の発生を防止する自動料金収受システムが普及しつつあ
る。自動料金収受システムとは、入口料金所や出口料金
所のゲートに設置された路側機と、車両に搭載された料
金収受用車載器との間で無線により交信を行うことで、
自動的に料金の収受を行うシステムである。以上のよう
に、無線で料金収受を行うことによって、入口や出口料
金所ゲートでの料金収受動作を省き、車両を停止させる
ことなくスムーズに料金収受をすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来より、
上述した料金収受用車載器に、例えば、無線を利用し
た、ガソリンスタンドなどでの料金の支払機能や、音楽
ソフトなどのダウンロード機能といった、通行料金の支
払機能以外のさまざまな機能を持たせることが考えられ
ている。
【0005】そこで、利用者が、後から上述した各機能
を追加できるように、料金収受用車載器に、外部機器と
の接続端子を持たせている。そして、利用者は、料金収
受用車載器と、サービス店等にあるソフトローディング
用パーソナルコンピュータ(以下、パソコン)と接続し
て、希望する機能を実現させるアプリケーションを追加
していた。
【0006】しかしながら、この場合、アプリケーショ
ンを追加するために、わざわざサービス店まで、行かな
ければならず、簡単にアプリケーションの追加が行えな
いという問題があった。また、場合によっては、不正防
止のために取り外し困難に設置された料金収受用車載器
を取り外して、パソコンと接続しなければならず、より
一層、簡単にアプリケーションの追加を行うことができ
ない。
【0007】そこで、料金決算用ICカードが挿入され
る料金決算用リードライタに、アプリケーションプログ
ラムを格納したICカードを挿入して、そのアプリケー
ションの追加を行うことが考えられる。しかし、料金決
算用リードライタは、不正防止のために料金決算用IC
カードしか読み込めないようになっているため、上記料
金決算用リードライタを使ったアプリケーションの追加
は不可能である。
【0008】また、上記料金決算用リードライタとは、
別途に、ICカードなどの外部記憶媒体に格納されたデ
ータを読み出すリードライタを設けることも考えられる
が、その分コスト高になってしまうという問題がある。
【0009】そこで、本発明は、上記のような問題点に
着目し、安価に、かつ、容易に、料金収受用車載器内に
アプリケーションを追加することができるアプリケーシ
ョン追加システム及びアプリケーション追加機能付き外
部車載器を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の発明は、図1の基本構成図に
よれば、有料道路の料金所に設置された路側機との無線
通信を利用して、通行料金の支払処理を行う料金収受用
車載器1と、外部記憶媒体が着脱可能に挿入され、当該
外部記憶媒体内に格納されているデータを読み取る読取
手段24、前記料金収受用車載器が接続されている接続
端子20及び該接続端子を介して接続された前記料金収
受用車載器と連動した動作を行う連動手段23a−1を
有する外部車載器2とを備えたシステムにおいて、前記
外部車載器は、前記外部記憶媒体内から読み出したデー
タが、アプリケーションプログラムであるとき、当該プ
ログラムを、前記接続端子を介して、前記料金収受用車
載器にローディングするローディング手段23a−2を
さらに有することを特徴とするアプリケーション追加シ
ステムに存する。
【0011】請求項1記載の発明によれば、外部車載器
内の連動手段が、接続端子を介して接続された料金収受
用車載器と連動した動作を行っている。外部記憶媒体内
から読み出したデータがアプリケーションプログラムで
あるとき、外部車載器内のローディング手段が、そのプ
ログラムを、接続端子を介して料金収受用車載器にロー
ディングして、アプリケーションを追加する。
【0012】従って、元々、料金収受用車載器と、接続
端子を介して接続されている外部車載器内の読取手段
に、アプリケーションプログラムを格納した外部記憶媒
体を挿入するだけで、料金収受用車載器にアプリケーシ
ョンを追加することができる。しかも、アプリケーショ
ンプログラムを格納した外部記憶媒体を読み取る手段と
して、外部車載器内の読取手段を流用することができ
る。また、アプリケーションプログラムをローディング
するための接続端子として、連動手段を動作させるため
に、設けられた接続端子を流用することができる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載のア
プリケーション追加システムであって、前記外部車載器
は、前記料金収受用車載器内で得られたデータを表示す
る、前記連動手段としての表示手段を有するナビゲーシ
ョン装置又は前記料金収受用車載器内で得られた情報に
応じた、運行情報を収集する、前記連動手段としての収
集手段を有する運行管理機器であることを特徴とするア
プリケーション追加システムに存する。
【0014】請求項2記載の発明によれば、料金収受用
車載器内で得られたデータを表示する、連動手段として
の表示手段を有するナビゲーション装置が、外部車載器
に相当する。また、料金収受用車載器内で得られた情報
に応じた、運行情報を収集する、連動手段としての収集
手段を有する運行管理機器が、外部車載器に相当する。
【0015】従って、元々、料金収受用車載器と接続端
子を介して、接続されているナビゲーション装置又は運
行管理機器内の読取手段に、アプリケーションプログラ
ムを格納した外部記憶媒体を挿入するだけで、料金収受
用車載器にアプリケーションを追加することができる。
しかも、アプリケーションプログラムを格納した外部記
憶媒体を読み取る手段として、ナビゲーション装置又は
運行管理機器内の読取手段を流用し、アプリケーション
プログラムをローディングするための接続端子として、
表示手段又は収集手段を動作させるために、設けられた
接続端子を流用することができる。
【0016】請求項3記載の発明は、図1の基本構成図
に示すように、外部記憶媒体が着脱可能に挿入され、当
該外部記憶媒体に記憶されているデータを読み取る読取
手段24と、有料道路の料金所に設置された路側機との
無線通信を利用して、通行料金の支払処理を行う料金収
受用車載器が接続されている接続端子20及び該接続端
子を介して接続された前記料金収受用車載器と連動した
動作を行う連動手段23a−1とを備えた外部車載器に
おいて、前記外部記憶媒体内から読み出したデータが、
アプリケーションプログラムであるとき、当該プログラ
ムを、前記接続端子を介して、前記料金収受用車載器に
ローディングするローディング手段23a−2をさらに
有することを特徴とするアプリケーション追加機能付き
外部車載器に存する。
【0017】請求項3記載の発明によれば、連動手段
が、接続端子を介して接続された料金収受用車載器と連
動した動作を行っている。外部記憶媒体内から読み出し
たデータがアプリケーションプログラムであるとき、ロ
ーディング手段が、そのプログラムを、接続端子を介し
て、料金収受用車載器にローディングして、アプリケー
ションを追加する。
【0018】従って、元々、料金収受用車載器と接続端
子を介して、接続されているナビゲーション装置又は運
行管理機器内の読取手段に、アプリケーションプログラ
ムを格納した外部記憶媒体を挿入するだけで、料金収受
用車載器にアプリケーションを追加することができる。
しかも、アプリケーションプログラムを格納した外部記
憶媒体を読み取る手段として、ナビゲーション装置又は
運行管理機器内の読取手段を流用し、アプリケーション
プログラムをローディングするための接続端子として、
表示手段又は収集手段を動作させるために、設けられた
接続端子を流用することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図面を参照して説明する。図2は、本発明のアプリケー
ション追加機能付き外部車載器の一例として、運行管理
機器を組み込んだアプリケーション追加システムであ
る。同図において、アプリケーション追加システムは、
有料道路の入口料金所や出口料金所のゲートに設置され
た路側機との無線による交信を利用して、通行料金を納
める支払処理を行う自動料金収受用車載器1(以下、E
TC(Electronic Toll Collection)車載器1)と、車
両の運行情報を収集し、記録する運行情報収集・記録処
理を行う運行管理機器2とを備えている。
【0020】上述したETC車載器1の詳細な構成につ
いて説明する。ETC車載器1には、料金決算用ICカ
ードCA1が着脱可能に挿入される。この料金決算用I
CカードCA1には、通行料金の引き落とし銀行口座情
報などを含む支払者情報などが予め書き込まれている。
【0021】また、ETC車載器1は、上記料金決算用
ICカードCA1への情報の読み書きを行うリードライ
タ10(以下、R/W10)と、アンテナAT1を介し
て路側機と無線交信を行うための送受信回路11と、車
両の識別番号及び有料道路の通行料金体系上による車種
を示す車種情報が保持された不揮発性メモリ12(以
下、NVM12)、通行料金の支払いのための各種演算
処理を行うマイクロコンピュータ13(以下、μCOM
13)、通行料金などを表示するための液晶ディスプレ
イ14及び運行管理機器2が接続されているインタフェ
ース15(以下、I/F15)を備えている。
【0022】上述したETC車載器1はまた、EEPR
OM16を備えている。EEPROM16は、読取書換
可能な不揮発性の記憶媒体であり、後から追加されるア
プリケーションプログラムなどが格納される。
【0023】また、上述したμCOM13は、プログラ
ムに従って各種の処理を行うETC車載器側CPU13
a(以下、CPU13a)、CPU13aが行う処理の
プログラムなどを格納した読み出し専用のメモリである
ROM13b及びCPU13aでの各種の処理過程で利
用するワークエリア、各種データを格納するデータ格納
エリアなどを有する読み出し書込自在のメモリであるR
AM13cを有する。
【0024】次に、運行管理機器2の詳細な構成につい
て説明する。運行管理機器2には、運行情報を記録する
ための記録用ICカードCA2と、ETC車載器1に追
加するアプリケーションプログラムが格納されている追
加用ICカードCA3とが着脱可能に挿入されることに
なる。
【0025】運行管理機器2はまた、ETC車載器1が
接続されるインタフェース20(以下、I/F20)、
出庫、入庫などの車両の運行情報を入力するための入力
部21、時刻を計時する時計22及び上述した運行情報
収集・記録処理などの各種演算処理を実行するマイクロ
コンピュータ23(以下、μCOM23)を備えてい
る。運行管理機器2はさらに、上述した記録用ICカー
ドCA2への運行情報の書き込みや、追加用ICカード
CA3内に格納されたアプリケーションプログラムの読
み出しを行うリードライタ24(以下、R/W24)を
備えている。
【0026】また、上記μCOM23は、プログラムに
従って各種の処理を行う運行管理機器側CPU23a
(以下、CPU23a)、CPU23aが行う処理のプ
ログラムなどを格納した読み出し専用のメモリであるR
OM23b及びCPU23aでの各種の処理過程で利用
するワークエリア、各種データを格納するデータ格納エ
リアなどを有する読み出し書き込み自在のメモリである
RAM23cを有する。
【0027】以下、上述した構成のアプリケーション追
加システムの動作について説明する。まず最初に、運行
管理機器2の動作について説明する。R/W24(請求
項中の読取手段に相当)に、記録用ICカードCA2が
挿入されている間、運行管理機器2内のCPU23a
は、収集手段として働き、運行情報収集・記録処理を行
う。運行情報収集・記録処理とは、入力部21による入
力された出庫、入庫などの車両の運行情報を収集し、そ
の運行情報に、収集した時刻を付加して、記録用ICカ
ードCA2に書き込んで記録する処理である。
【0028】また、運行情報収集・記録処理において、
運行管理機器2は、連動手段として働き、ETC車載器
1の入口料金所ゲートに設置された路側機との無線交信
動作に連動して、高速走行を示す運行情報を記録した
り、出口料金所ゲートに設置された路側機との無線交信
動作に連動して、一般道走行を示す運行情報を記録する
連動処理を行っている。これにより、運転者が、入力部
21により高速走行や、一般走行を示す運行情報を入力
しなくても、自動的に、高速走行や、一般走行を示す運
行情報を入力することができる。
【0029】これに対して、R/W24に、上述した追
加用ICカードCA3が挿入されると、運行管理機器2
内のCPU23aは、ローディング処理を実行する。上
述したローディング処理について、図3のCPU23a
の処理手順を示すフローチャートを参照して以下説明す
る。
【0030】まず、CPU23aは、追加用ICカード
CA3内に格納されたアプリケーションプログラムを、
ETC車載器1がすでに保有しているか否かをチェック
するため、アプリケーションプログラムの内容を表す情
報を含むチェック信号をI/F20を介してETC車載
器1に送信する(ステップS10)。
【0031】このチェック信号の送信に応じて、ETC
車載器1から、ローディングを要求する要求信号を受信
すると(ステップS11でY)、CPU23aは、ロー
ディング手段として働き、そのアプリケーションプログ
ラムを、I/F20(請求項中の接続端子に相当)を介
して、ETC車載器1に、ローディングする(ステップ
S12)。その後、ローディングが終了すると(ステッ
プS13でY)、CPU23aは、ETC車載器1に対
して、アプリケーションプログラムのローディング終了
の旨を示す終了信号を送信した後(ステップS14)、
ローディング処理を終了する。
【0032】これに対して、上述したチェック信号の送
信に応じて、ETC車載器1から、ローディングを要求
しない非要求信号を受信すると(ステップS11で
N)、CPU23aは、アプリケーションプログラムの
ローディングを行うことなく直ちに、ローディング処理
を終了する。
【0033】次に、ETC車載器1の動作について、説
明する。ETC車載器1内のCPU13aは、料金所に
設置された路側機からの応答信号に応じて、通行料金の
支払処理を開始する。支払処理とは、料金決算用ICカ
ードCA1に書き込まれた支払情報や、NVM12に保
持された車両の識別情報及び車種情報を、路側機に対し
て送信したり、路側機から受信した通行料金情報に基づ
き、利用明細書情報を作成し、料金決算用ICカードC
A1に書き込む処理である。
【0034】一方、上記応答信号を受信するまでの間、
CPU13aは、信号の受信待ち状態を維持している。
また、CPU13aは、運行管理機器2からのチェック
信号の受信に応じて、アプリケーション追加処理を開始
する。上述したアプリケーション追加処理について、図
4のCPU13aの処理手順を示すフローチャートを参
照して説明する。
【0035】まず、CPU13aは、チェック信号に含
まれるアプリケーションプログラムの内容を表す情報に
基づき、そのアプリケーションプログラムを保有してい
ないと判断すると(ステップS20でN)、アプリケー
ションプログラムのローディングを要求する要求信号
を、運行管理機器2に対して、送信する(ステップS2
1)。
【0036】次に、CPU13aは、この要求信号に応
じて、運行管理機器2からローディングされてくるアプ
リケーションプログラムを、EEPROM16に格納す
る格納処理を開始する(ステップS22)。その後、運
行管理機器2からローディング終了の旨を示す終了信号
を受信すると(ステップS23でY)、CPU13a
は、液晶ディスプレイ14に、『ローディングを終了し
ました』と表示して、終了した旨を報知した後(ステッ
プS24)、アプリケーション追加処理を終了する。
【0037】これに対して、チェック信号に含まれるア
プリケーションプログラムの内容を表す情報に基づき、
そのアプリケーションプログラムを保有していると判断
すると(ステップS20でY)、アプリケーションプロ
グラムのローディングを要求しない非要求信号を、運行
管理機器2に対して送信する(ステップS25)。そし
て、CPU13aは、液晶ディスプレイ14に、『すで
に保有しています』と表示して、保有している旨を報知
した後(ステップS26)、アプリケーション追加処理
を終了する。
【0038】以上のアプリケーション追加システムによ
れば、元々、ETC車載器1と、I/F20を介して接
続されている運行管理機器2内のR/W24に、アプリ
ケーションプログラムを格納した追加用ICカードCA
3を挿入するだけで、ETC車載器1にアプリケーショ
ンを追加することができる。
【0039】しかも、アプリケーションプログラムを格
納した追加用ICカードCA3を読み取る手段として、
運行管理機器2内のR/W24を流用することができ
る。また、アプリケーションプログラムをローディング
するためのI/Fとして、連動処理を行わせるために、
設けられたI/F20を流用することができる。従っ
て、容易に、かつ、安価にアプリケーションを追加する
ことができる。
【0040】ところで、上記ETC車載器1に液晶ディ
スプレイ14を設けずに、ETC車載器1とナビゲーシ
ョン装置とを接続し、地図情報などを表示するディスプ
レイ(請求項中の表示手段に相当)を流用して、ETC
車載器1から送信された通行料金情報などを表示する場
合がある。従って、アプリケーション追加機能付き外部
車載器としては、運行管理機器2に限ったものではな
く、上述したようなETC車載器1と連動した動作を行
うナビゲーション装置を流用して、アプリケーションを
追加することも考えられる。
【0041】また、追加するアプリケーションプログラ
ムとしては、従来で述べたガソリンスタンドなどでの料
金の支払い機能などに限らず、例えば、上述した運行管
理機器2又はナビゲーション装置との連動を実現させる
接続アプリケーションなども考えられる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び3記
載の発明によれば、元々、料金収受用車載器と、接続端
子を介して接続されている外部車載器内の読取手段に、
アプリケーションプログラムを格納した外部記憶媒体を
挿入するだけで、料金収受用車載器にアプリケーション
を追加することができる。しかも、アプリケーションプ
ログラムを格納した外部記憶媒体を読み取る手段とし
て、外部車載器内の読取手段を流用することができる。
また、アプリケーションプログラムをローディングする
ための接続端子として、連動手段を動作させるために、
設けられた接続端子を流用することができるので、容易
に、かつ、安価に、料金収受用車載器内にアプリケーシ
ョンを追加することができるアプリケーション追加シス
テム及びアプリケーション追加機能付き外部車載器を得
ることができる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、元々、料金
収受用車載器と接続端子を介して、接続されているナビ
ゲーション装置又は運行管理機器内の読取手段に、アプ
リケーションプログラムを格納した外部記憶媒体を挿入
するだけで、料金収受用車載器にアプリケーションを追
加することができる。しかも、アプリケーションプログ
ラムを格納した外部記憶媒体を読み取る手段として、ナ
ビゲーション装置又は運行管理機器内の読取手段を流用
し、アプリケーションプログラムをローディングするた
めの接続端子として、表示手段又は収集手段を動作させ
るために、設けられた接続端子を流用することができる
ので、容易に、かつ、安価に、料金収受用車載器内にア
プリケーションを追加することができるアプリケーショ
ン追加システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアプリケーション追加機能付き外部車
載器を組み込んだアプリケーション追加システムの基本
構成図である。
【図2】本発明のアプリケーション追加機能付き外部車
載器を組み込んだアプリケーション追加システムの一実
施の形態を示すブロック図である。
【図3】図2の運行管理機器2内のCPU23aのロー
ディング処理における処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】図2のETC車載器1内のCPU13aのアプ
リケーション追加処理における処理手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 料金収受用車載器(ETC車載器) 2 アプリケーション追加機能付き外部車載器
(運行管理機器) 24 読取手段(リードライタ) 20 接続端子(インタフェース) 23a−1 連動手段(運行管理機器側CPU) 23a−2 ローディング手段(運行管理機器側CP
U)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料道路の料金所に設置された路側機と
    の無線通信を利用して、通行料金の支払処理を行う料金
    収受用車載器と、外部記憶媒体が着脱可能に挿入され、
    当該外部記憶媒体内に格納されているデータを読み取る
    読取手段、前記料金収受用車載器が接続されている接続
    端子及び該接続端子を介して接続された前記料金収受用
    車載器と連動した動作を行う連動手段を有する外部車載
    器とを備えたシステムにおいて、 前記外部車載器は、前記外部記憶媒体内から読み出した
    データが、アプリケーションプログラムであるとき、当
    該プログラムを、前記接続端子を介して、前記料金収受
    用車載器にローディングするローディング手段をさらに
    有することを特徴とするアプリケーション追加システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアプリケーション追加シ
    ステムであって、 前記外部車載器は、前記料金収受用車載器内で得られた
    データを表示する、前記連動手段としての表示手段を有
    するナビゲーション装置又は前記料金収受用車載器内で
    得られた情報に応じた、運行情報を収集する、前記連動
    手段としての収集手段を有する運行管理機器であること
    を特徴とするアプリケーション追加システム。
  3. 【請求項3】 外部記憶媒体が着脱可能に挿入され、当
    該外部記憶媒体に記憶されているデータを読み取る読取
    手段と、有料道路の料金所に設置された路側機との無線
    通信を利用して、通行料金の支払処理を行う料金収受用
    車載器が接続されている接続端子及び該接続端子を介し
    て接続された前記料金収受用車載器と連動した動作を行
    う連動手段とを備えた外部車載器において、 前記外部記憶媒体内から読み出したデータが、アプリケ
    ーションプログラムであるとき、当該プログラムを、前
    記接続端子を介して、前記料金収受用車載器にローディ
    ングするローディング手段をさらに有することを特徴と
    するアプリケーション追加機能付き外部車載器。
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Cited By (1)

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