JP2003016341A - 情報提供システム - Google Patents

情報提供システム

Info

Publication number
JP2003016341A
JP2003016341A JP2001197986A JP2001197986A JP2003016341A JP 2003016341 A JP2003016341 A JP 2003016341A JP 2001197986 A JP2001197986 A JP 2001197986A JP 2001197986 A JP2001197986 A JP 2001197986A JP 2003016341 A JP2003016341 A JP 2003016341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
providing system
advertisement
user
information providing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001197986A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Hattori
伴之 服部
Yoshiyuki Ogura
誉之 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001197986A priority Critical patent/JP2003016341A/ja
Publication of JP2003016341A publication Critical patent/JP2003016341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報端末ユーザの情報閲覧の状況を把握し
て、情報配信の適正化を図る。 【解決手段】 複数のユーザU1、U2、...、Un
の情報端末UT1、UT2、...、UTnが情報提供
システムSSに接続されており、情報提供システムSS
は種々の情報を配信するとともに、広告提供者CCの委
託に基づき広告を配信する。情報システムSSには顧客
データベースDBが接続され、顧客データベースDBに
は広告その他の情報を配信すべきユーザの情報が格納さ
れている。ユーザU1が広告を選択して「閲覧定義」を
行うと、以後その広告は情報端末UT1の背景画面ある
いは待受画面に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は情報提供システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネット等を介して大量の
情報がパーソナルコンピュータ、携帯電話その他の情報
端末に配信されており、この情報には多くの広告が含ま
れる。広告の配信は情報提供者を通じて配信されること
が多いが、その広告料の設定方法は下記のように種々存
在する。 (1)ページビュー方式 単に広告配信回数に応じた広告料とする。 (2)クリック保証型方式 情報端末ユーザが広告に含まれる文字列、画像等をクリ
ックし、広告提供者が指定するホームページに移動した
回数に応じた広告料とする。 (3)成功報酬保証型方式 情報端末ユーザが、広告に含まれる文字列、画像等をク
リックして、広告提供者が指定するホームページに移動
し、商品等購入したとき、その購入金額に応じた広告料
とする。
【0003】ここに、広告提供者にとっては、単に広告
が配信されるだけでなく、情報端末ユーザが広告を閲覧
することが重要であるので、上記(1)は広告効果が保
証されていない。
【0004】上記(2)、(3)は、広告閲覧というよ
りも、情報端末ユーザのニーズに直結した行為、例えば
商品購入等の行為のみが広告料に反映することになり、
広告料は実際の広告効果に比較して安くなる可能性が高
い。
【0005】また上記(1)〜(3)はユーザの趣味、
嗜好等を分析するためのマーケッティング情報を得る上
では有効ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の問題点を解消すべく創案されたもので、情報端末ユ
ーザの情報閲覧の状況を把握し、これに基づいて情報配
信を適正化し得る情報提供システムを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユーザの情報
端末に対して情報を提供し得るとともに、ユーザのデー
タベースを有する情報提供システムにおいて、ユーザ
が、情報提供システムから配信された情報を選択して、
所定の条件で情報端末に表示することを承認する定義
(以下「閲覧定義」という。)を行ったときに、当該情
報を前記情報端末に表示させるとともに、閲覧定義があ
ったことをデータベースに登録し、その後配信する情報
を適正化する。
【0008】これによって情報が閲覧される可能性が高
められるとともに、情報閲覧の状況を把握でき、精度の
高いマーケッティング情報を取得し得る。またその後の
情報配信の適正化により、効率的な情報配信を実現し得
る。
【0009】本発明に係る情報提供システムにおいて、
情報提供システムから配信される情報は画像および/ま
たは文字および/または音声情報を含むものであり、視
覚的に認識し得る任意の情報が含まれる。
【0010】本発明に係る情報提供システムにおいて、
情報は例えば広告であり、この場合、ユーザの閲覧によ
って広告効果が保証される。
【0011】本発明に係る情報提供システムにおいて、
閲覧定義は、情報に関連したキーワードを入力すること
によって行う。これによってユーザが情報を詳細に閲覧
したことを確認し得る。
【0012】本発明において、選択された情報を、情報
端末の背景画面や待受画面に表示し、情報端末がダウン
ロードを行っている画面に表示し、あるいは通話中の画
面に表示する。これによってユーザが表示画面を見る可
能性の高いタイミングで情報を表示できるさらに本発明
は、ユーザの情報端末に対して情報を提供し得るととも
に、ユーザのデータベースを有する情報提供システムに
おいて、ユーザが、情報提供システムから配信された情
報に関して、当該情報を閲覧しなければ知り得ない情報
を返信したときに、返信があったことをデータベースに
登録する。
【0013】これによって情報閲覧の状況を把握でき、
精度の高いマーケッティング情報を取得し得る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明に係る情報提供システ
ムおよび情報提供サービスの実施形態を図面に基づいて
説明する。
【0015】[第1実施形態]図1において、複数のユ
ーザU1、U2、...、Unの情報端末UT1、UT
2、...、UTnがインターネットINを介して情報
提供者の情報提供システムSSに接続されており、情報
提供システムSSは種々の情報を配信するとともに、広
告提供者CCの委託に基づき広告を配信する。
【0016】情報端末UT1、UT2、...、UTn
は例えば携帯電話等の移動体通信端末であり、通信事業
者CEを介してインターネットINに接続されている。
【0017】情報提供システムSSには顧客データベー
スDBが接続され、顧客データベースDBには広告その
他の情報を配信すべきユーザの情報が格納されている。
【0018】図2は情報提供システムSSの構成を示す
ブロック図である。図2では顧客データベースDBとの
密接な関係を明示するために、顧客データベースDBを
情報提供システムSSの内部に取り込んで示している。
【0019】図2において、情報提供システムSSは送
受信部300、情報配信装置310、顧客情報解析装置
320を備え、送受信部300はインターネットINを
介して情報端末(UT1のみを代表して示す。)に接続
されている。
【0020】顧客情報解析装置320は顧客データベー
スDBに格納された情報に基づいて、各ユーザU1〜U
nに配信すべき適正な情報を設定する。ここに適正な情
報とは、ユーザの趣味、嗜好にあった情報等、ユーザが
配信を希望すると想像される情報である。またこの情報
は、顧客データベースDBに格納される。
【0021】情報配信装置310は、ユーザに配信すべ
き広告その他の種々の情報を保有しており、顧客情報解
析装置320によって制御されて、送信すべき情報の宛
先を設定する。
【0022】送受信部300は送信すべき情報をインタ
ーネットINを介して各ユーザU1〜Unに、情報配信
装置310で設定された情報を送信する。
【0023】図3は顧客データベースDBにおける、顧
客情報の例を示す表1であり、顧客の氏名、年齢、性
別、居住地、趣味、職業が格納されている。
【0024】図4は顧客データベースDBにおける、各
ユーザに配信した複数の広告1〜広告6と、これら広告
を閲覧したか否か、判断を保留中であること、あるいは
広告が未配信であることを示す閲覧情報の表2である。
【0025】図4(表2)に示すように、各ユーザが各
広告を閲覧したか否かを知ることによって、同一カテゴ
リのユーザについても、各ユーザの趣味、嗜好等に基づ
くより詳細なマーケッティングデータを取得できる。こ
の分析は、顧客情報解析装置320(図2)において、
種々の統計的な手法その他によって実行される。マーケ
ティングデータは、各ユーザに対する広告の傾向を決定
する資料となり、より強力な営業活動を可能とし、また
その後の広告活動により、一層有力なマーケティングデ
ータを抽出し得る。
【0026】図5は、図4(表2)のデータにおいて特
定の条件のユーザのみを抽出した検索結果を示す表3で
ある。特定の条件とは、例えば居住地が「首都圏」、年
齢が「30歳以上」、趣味が「旅行」等である。
【0027】表3では、ユーザサンプル数100につい
て、広告1の閲覧数が12、広告2の閲覧数が46、広
告3の閲覧数が2という結果が得られており、これらユ
ーザは広告2に対する関心が高いことが統計的に明らか
である。このような統計的な分析により以後配信すべき
広告その他の情報を決定する。
【0028】表3のように、表2のデータを特定条件で
絞り込んだデータを生成すれば、特定商品について、タ
ーゲットを絞り込んだ営業活動が可能になる。
【0029】図6は情報端末(UT1を代表して示
す。)を示す正面図である。
【0030】図6において、情報端末UT1は表示画面
100を有し、この表示画面100には種々の情報が表
示される領域110と、ボタン120、130が表示さ
れている。さらに情報端末UT1には方向指定ボタン1
40、ボタン150、160等の入力手段が設けられ、
方向指定ボタン140による左右移動操作によって表示
画面100上のボタン120、130を選択し得る。ボ
タン150はボタン120または130に対する決定の
処理を実行し得る。ボタン160は文字入力のための複
数のボタンである。
【0031】情報提供システムSSは領域110に広告
を表示するとともに、ボタン120、130による操作
を可能にする。このときユーザU1がボタン140によ
ってボタン120を選択し、ボタン150による決定処
理を行うと、以後その広告は情報端末UT1の背景画面
あるいは待受画面に表示されることになる。このような
設定を「閲覧定義」という。
【0032】情報端末は、広告を表示するために、広告
のデータ(画像、文字、音声等)を情報端末UT1のメ
モリ850(図9)に保持する。
【0033】背景画面や待受画面は情報端末UT1がブ
ラウザソフトウエアを起動しなくても表示されるので、
電源を投入した起動状態、待受状態において自動的に広
告が表示される。これによってユーザは広告を見る可能
性が著しく高くなる。しかも広告の内容は個々の商品単
位まで細分化し得るので、「閲覧定義」の情報は精度の
高いマーケッティングデータとなる。
【0034】「閲覧定義」が行われたときは、「閲覧す
る」旨の情報(「閲覧定義情報RD」とい。)がインタ
ーネットINを介して情報提供システムSSに送信され
る。
【0035】一方、ユーザがその広告の閲覧を希望しな
いときは、ボタン140によってボタン130を選択
し、ボタン150による決定処理を行う。これによって
閲覧は保留される。
【0036】「保留」された広告はメモリ850(図
9)の領域TempBに格納され、領域TempBから
削除されたときに、「閲覧せず」の決定が為されたこと
になる。「閲覧せず」の決定がされたことは情報提供シ
ステムSSに送信される。
【0037】ユーザに対して積極的に「閲覧定義」をす
るモチベーションを与えるためには、例えば通信事業者
CEのユーザに対する通信料金を割引し、あるいは何ら
かの懸賞への応募資格を与える等の特典を設定するのが
好ましい。
【0038】なお「閲覧定義」において、背景画面に加
え、あるいは背景画面に替えて、電源投入後最初に表示
される画面にリンクされた画面について広告表示をする
こととしても同様の効果を得ることができる。
【0039】近年の携帯電話においては固有の待受画面
を設定するユーザが増加しており、「閲覧定義」の処理
が好んで利用される可能性が高く、本発明は時期を得た
ものであるということができる。
【0040】このように、所定の条件において広告その
他の情報を表示すれば、ユーザが閲覧する可能性の高い
タイミングを設定することができる。
【0041】なお表示すべき条件に合致して、広告その
他の情報が表示されたとき、その表示状態が所定時間以
上持続するように設定すれば、閲覧をより確実なものと
することができる。
【0042】図7は、情報端末(例えばUT1)が、N
TTドコモ社が提供しているiモード対応のPDCシス
テムであったときの、情報端末UT1および情報提供シ
ステムSSの処理を示す状態遷移図である。
【0043】図7において、まずユーザU1が情報端末
UT1から個人情報を送信することによって、情報提供
システムSSから、情報配信を受けるためのアプリケー
ションを起動する(ステップT00)。情報提供システ
ムSSでは、個人情報を顧客データベースDBに登録す
る(ステップS01)。
【0044】その後情報提供システムSSが広告を配信
すると、情報端末UT1は広告を受信し(ステップT0
1)、「閲覧定義」を設定し、あるいは閲覧せずとす
る。
【0045】「閲覧定義」の設定を行ったときは、情報
提供システムSSではユーザU1に関して広告閲覧によ
る特典のポイントを算出し(ステップS02)、顧客デ
ータベースDBに書き込む。
【0046】「閲覧定義」を行うことにより、情報端末
UT1では広告情報を一旦メモリに保存(ステップT0
3)した後に、閲覧すべき広告の広告情報を保存すべき
メモリ領域(「TempA」という。)に格納する(ス
テップT04)。
【0047】閲覧しない広告の広告情報は、一旦メモリ
のTempBの領域に格納され、保留の状態になる(ス
テップT05)。
【0048】一旦保留された後にTempBの領域から
削除された広告は、最終的に閲覧せずと判断されたこと
になる。
【0049】領域TempA、TempBへの広告情報
格納件数は、それぞれあらかじめ設定されており、この
格納件数を越えたときには、所定の順序(例えば最も古
い広告情報から順に)を削除する。
【0050】新たに領域TempA、TempBに格納
された広告情報には最低の削除順位(最後に削除され
る)を付し、その他の格納広告情報は、削除順位を1ラ
ンク上昇させる(ステップT06)。
【0051】ここで領域TempA、TempBの格納
広告情報件数を参照し、所定件数を越えたときは、最大
削除順位の広告情報を削除する(ステップT07)。
【0052】その後、新たな広告が送信されたときはこ
れを受信し(ステップT08)、ステップT01以下の
処理を実行する。
【0053】広告閲覧による特典が通信事業者に対する
通信料金の割引であったとき、情報提供システムSSで
は、ステップS03の後に、ポイントに基づいて割引く
べき通信料金を算出し(ステップS04)、通信事業者
に割引分の通信料金を支払う(ステップS08)。これ
によってユーザU1が支払うべき通信料金が減額され
る。
【0054】一方、ステップS04に続いて、更新され
た顧客情報(表2)を分析し(ステップS05)、分析
結果を広告提供者CCに提供する(ステップS07)と
ともに、分析結果に基づき以後配信する広告を決定し配
信する(ステップS06)。
【0055】なお「閲覧定義」およびその後の情報表示
の処理は、例えばHTML(Hypertext Ma
rkup Language)やそのサブセットにより
に記述でき、その実現方法は多様である。
【0056】例えば、パーソナルコンピュータの機能を
有する情報端末では、JavaScriptの関数lo
cation.reload()によりページ(情報)
の再読込し、表示し得る。さらにsetTimeout
()関数を用い、setTimeout(“locat
ion.reload()”,1000)とすれば、
1,000ミリ秒(1秒)間隔でページの再読み込みを
行うことができる。
【0057】また携帯電話においては、iモード用のJ
avaのcom.nttdocomo.ui.Shor
tTimerクラスなどにおいて、start()、s
top()などのメソッドを用いることより、再読み込
みを行い得る。
【0058】図8はユーザU1、情報提供システムS
S、通信事業者CE、広告提供者CC相互の関係を示す
概念図である。
【0059】図8において、ユーザU1は情報提供シス
テムに対して顧客情報を提供し、かつ広告を詳細に閲覧
する(閲覧定義)。一方情報提供サービスSSは、ユー
ザU1に対して広告を配信するとともに、通信料割引の
サービスをする。
【0060】広告提供者CCは情報提供システムSSに
対して広告料を支払い、情報提供システムSSから顧客
情報を得る。
【0061】通信事業者CEは、情報提供システムSS
に対して、ユーザU1の割引料金に対応した通信料金を
請求し、情報提供システムSSはこれを支払う。
【0062】これによって通信事業者CEは、通信料金
増加により通信料収入が増加し、一方顧客の増加とシェ
ア拡大が期待できる。
【0063】通信事業者CEは、ユーザU1に対して、
割引料金を差し引いた通信料金を請求し、ユーザはこれ
を支払う。従って、ユーザは安価な通信料金で通信サー
ビスを利用できる。
【0064】図9は情報端末UT1の概略構成を示すブ
ロック図である。
【0065】図9において、情報端末UT1はアンテナ
ATNおよびこのアンテナATNに接続された送受信部
810を備え、送受信部810ではアンテナATNで受
信した受信信号を復調し、また送信信号を変調する。送
受信部810には、送受話部820が接続され、復調信
号を音声信号に変換し、また音声信号を送信信号に変換
する。
【0066】送受信部810にはA/D・D/Aコンバ
ータ860を介して入出力部830、表示部840、メ
モリ850が接続され、送受信信号はA/D・D/Aコ
ンバータ860によって適宜アナログ信号、デジタル信
号に変換される。
【0067】メモリ850は広告情報その他のデータを
格納し、内部にTempA、TempBの領域を有す
る。
【0068】表示部840には表示画面100および、
表示データと表示データの選択情報からなる制御部が含
まれる。
【0069】入出力部830はボタン120〜160の
操作をデジタル信号に変換し、また外部インターフェー
スとの通信を行う。
【0070】[第2実施形態]図10は情報端末の他の
実施形態を示す。図中、図6の情報端末UT1と同一も
しくは相当部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0071】図10において、情報端末UT10はパー
ソナルコンピュータの機能を備えた携帯情報端末であ
り、情報端末UT1と同様、表示画面100、ボタン1
40、150,160を備え、表示画面100には、領
域110の内に、ボタン120、130が表示されてい
る。情報端末UT10においては、「待受画面」は、所
定時間以上入力が行われない状態の画面である。このよ
うな状態ではスクリーンセーバが表示されることが多い
が、本実施形態ではスクリーンセーバに替えて、あるい
はスクリーンセーバとともに広告を表示する。
【0072】情報端末UT10は携帯電話等の移動体通
信端末に比較して大きな容量のメモリを持つので1度配
信された広告のデータそのものを保持することが可能で
あり、「閲覧定義」により広告を表示する処理が容易で
ある。
【0073】また情報端末UT10はインターネットか
ら種々のデータ、プログラムをダウンロードすることが
あるが、このダウンロードの待ち時間においても広告を
表示する。これによって、ダウンロードの時間を有効に
活用でき、ユーザは広告の情報を楽しむことができる。
【0074】このように、多様な情報端末を採用でき、
広告を表示あるいは表現でき、これに対してユーザが
「閲覧定義」を入力し得る任意の情報端末を採用し得
る。
【0075】[第3実施形態]図11はさらに他の情報
端末を示し、図10のボタン120、130の表示位置
を変更している。図中、図6の情報端末UT1と同一も
しくは相当部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0076】図11において、ボタン120、130は
領域110の外に表示している。このような構成によっ
ても第1、第2実施形態と同様な効果を得ることができ
る。
【0077】[第4実施形態]図12はさらに他の情報
端末を示し、領域110内に、ボタン120、130に
加え、文字入力領域170を備える。なお図中、図6の
情報端末UT1と同一もしくは相当部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。
【0078】文字入力領域170はボタン160の操作
によって文字入力可能であり、ユーザは広告に関連した
キーワードを入力する。キーワードは商品名、商品の特
徴、企業名、企業イメージ等であり、広告中の情報、あ
るいはそこから導き出される情報である。
【0079】このようなキーワードを抽出するには、ユ
ーザは広告を詳細に参照する必要があり、ユーザは高い
注意力を要求される。これによってユーザの広告内容の
認識度が高まり、広告効果は高まる。
【0080】このようなキーワードを情報提供システム
に返信すれば、情報が閲覧されたことが明らかになる。
【0081】キーワードの入力により「閲覧定義」を行
うことによって、「閲覧定義」時点で広告が閲覧された
ことが明らかである。
【0082】なおキーワード入力により「閲覧定義」を
行わずに、単に閲覧したことを確認してもよい。閲覧が
確認されれば、ユーザと閲覧された情報との関連を顧客
データベースDBに格納し、強力なマーケッティングデ
ータとすることができる。
【0083】[第5実施形態]図13はさらに他の情報
端末を示す。領域110内に、複数の領域180、18
2、184、186を設け、これら各領域には文字入力
領域190、192、194、196がそれぞれ設けら
れている。これら文字入力領域へのキーワード入力によ
って「閲覧定義」を行うため、設定のボタン(図6の1
20)は設けられていない。なお図中、図6の情報端末
UT1と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
【0084】領域180、182、184、186には
それぞれ別個の広告が表示され、これら広告について文
字入力領域190、192,194、196に、第4実
施形態と同様のキーワードを入力することによって「閲
覧定義」が可能である。
【0085】キーワードの入力はボタン160の操作に
よって行う。
【0086】このような複数広告について同時に「閲覧
定義」を判断することも可能である。
【0087】なお第4実施形態に関連して説明したよう
に、キーワード入力により「閲覧定義」を行わずに、単
に閲覧したことを確認してもよい。
【0088】[第6実施形態]図14はさらに他の情報
端末を示し、領域110内に、複数の領域180、18
2、184、186を設けている。なお図中、図6の情
報端末UT1と同一もしくは相当部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0089】領域180、182、184、186には
それぞれ別個の広告が表示され、これら広告をボタン1
40で選択するとともに、ボタン120、130によっ
て「閲覧設定」等の設定を行う。
【0090】このような複数広告について、ボタン12
0、130、140により、同時に「閲覧定義」を判断
することも可能である。
【0091】[第7実施形態]図15はさらに他の情報
端末を示し、情報端末UT10はナンバーディスプレィ
機能を備えた電話機として使用され、着信時において、
表示画面100の領域110内には発信者番号を表示す
る領域200が表示される。
【0092】着信時には、ユーザは発信者番号を確認す
るために表示画面100を見るので、領域110内のそ
の他の部分に、広告を表示すれば、ユーザが広告を見る
可能性が高まる。
【0093】このように着信時の発信者番号表示領域2
00に近接して広告を表示すれば、高い広告効果を得る
ことができる。
【0094】以上の実施形態では「閲覧定義」の対象と
して広告のみについて説明したが、他の任意の情報、例
えば政府公報、公共の情報その他に適用可能である。
【0095】また情報は文字、画像等、表示画面に表示
されるものに限定されるものではなく、音声のみによる
広告その他の情報も含まれる。
【0096】さらに広告表示を、電話の通話時としても
よい。NTTがサービスを開始するLモードでは、一般
に表示画面を有する電話が使用されるので、通話中にこ
の表示画面に広告を表示すれば、ユーザは広告を見る可
能性が高く、高い広告効果を得ることができる。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、情報端末ユーザの情報
閲覧の状況を把握し得る。
【0098】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る情報提供システムの第1実施形
態と情報端末、通信事業者、広告提供者の接続関係を示
すブロック図である。
【図2】 第1実施形態の情報提供システムの構成を示
すブロック図である。
【図3】 第1実施形態の顧客データベースにおける顧
客データを示す表である。
【図4】 第1実施形態の顧客データベースにおける閲
覧情報を示す表である。
【図5】 第1実施形態の顧客データベースにおける検
索結果のデータを示す表である。
【図6】 第1実施形態の情報端末を示す正面図であ
る。
【図7】 第1実施形態の情報端末および情報提供シス
テムの処理を示す状態遷移図である。
【図8】 第1実施形態の情報端末、通信事業者、広告
提供者の情報、対価の流れを示すブロック図である。
【図9】 第1実施形態における情報端末を示すブロッ
ク図である。
【図10】 第2実施形態における情報端末を示すブロ
ック図である。
【図11】 第3実施形態における情報端末を示すブロ
ック図である。
【図12】 第4実施形態における情報端末を示すブロ
ック図である。
【図13】 第5実施形態における情報端末を示すブロ
ック図である。
【図14】 第6実施形態における情報端末を示すブロ
ック図である。
【図15】 第7実施形態における情報端末を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
ATN アンテナ U1〜Un ユーザ UT1〜UTn 情報端末 SS 情報提供システム CE 通信事業者 CC 広告提供者 100 表示画面 110 領域 120、130、140、150、160 ボタン 180、182、184、186 領域 190、192、194、196 文字入力領域 300 送受信部 310 情報配信装置 320 顧客情報解析装置 810 送受信部 820 送受話部 830 入出力部 840 表示部 850 メモリ 860 A/D・D/Aコンバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 誉之 千葉県習志野市津田沼2−6−10−403

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの情報端末に対して情報を提供し
    得るとともに、ユーザのデータベースを有する情報提供
    システムにおいて、 ユーザが、情報提供システムから配信された情報を選択
    して、所定の条件で情報端末に表示することを承認する
    定義(以下「閲覧定義」という。)を行ったときに、当
    該情報を前記情報端末に表示させるとともに、閲覧定義
    があったことをデータベースに登録し、閲覧定義の情報
    に基づいて、各ユーザに対して配信すべき情報を設定す
    ることを特徴とする、情報提供システム。
  2. 【請求項2】 ユーザの情報端末に対して情報を提供し
    得るとともに、ユーザのデータベースを有する情報提供
    システムにおいて、 ユーザが、情報提供システムから配信された情報に関し
    て、当該情報を閲覧しなければ知り得ない情報を返信し
    たときに、返信があったことをデータベースに登録し、
    この情報に基づいて、各ユーザに対して配信すべき情報
    を設定することを特徴とする、情報提供システム。
  3. 【請求項3】 情報提供システムから配信される情報は
    画像および/または文字および/または音声情報を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  4. 【請求項4】 情報は広告であることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  5. 【請求項5】 閲覧定義は、情報に関連したキーワード
    を入力することによって行うことを特徴とする請求項
    1、3、4のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  6. 【請求項6】 選択された情報を、情報端末の背景画面
    または待受画面に表示することを特徴とする請求項1、
    3乃至5のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  7. 【請求項7】 選択された情報を、情報端末がダウンロ
    ードを行っている画面に表示することを特徴とする請求
    項1、3乃至6のいずれか1項に記載の情報提供システ
    ム。
  8. 【請求項8】 選択された情報を、情報端末の通話中の
    画面に表示することを特徴とする請求項1、3乃至7の
    いずれか1項に記載の情報提供システム。
JP2001197986A 2001-06-29 2001-06-29 情報提供システム Pending JP2003016341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001197986A JP2003016341A (ja) 2001-06-29 2001-06-29 情報提供システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001197986A JP2003016341A (ja) 2001-06-29 2001-06-29 情報提供システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003016341A true JP2003016341A (ja) 2003-01-17

Family

ID=19035501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001197986A Pending JP2003016341A (ja) 2001-06-29 2001-06-29 情報提供システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003016341A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005141278A (ja) * 2003-02-13 2005-06-02 First Dream Kk 携帯電話の電子メールを利用した広告方法
JP2010537343A (ja) * 2007-08-24 2010-12-02 マイクロソフト コーポレーション 広告収入を使用する情報配信への資金供給
JP2011505614A (ja) * 2007-11-07 2011-02-24 アリババ グループ ホールディング リミテッド ターゲットオンライン広告
JP2011511371A (ja) * 2008-02-01 2011-04-07 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線デバイス資産を競売にかけるため、および無線デバイスに資産割当てオプションを提供するためのシステムおよび方法
WO2014064960A1 (ja) * 2012-10-23 2014-05-01 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 画像情報管理装置、端末装置、画像情報管理システム、画像情報管理方法、端末装置の処理方法及びプログラム
JP2015156695A (ja) * 2009-03-24 2015-08-27 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 通信システムにおける広告混合のための方法および装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005141278A (ja) * 2003-02-13 2005-06-02 First Dream Kk 携帯電話の電子メールを利用した広告方法
JP2010537343A (ja) * 2007-08-24 2010-12-02 マイクロソフト コーポレーション 広告収入を使用する情報配信への資金供給
JP2011505614A (ja) * 2007-11-07 2011-02-24 アリババ グループ ホールディング リミテッド ターゲットオンライン広告
JP2011511371A (ja) * 2008-02-01 2011-04-07 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線デバイス資産を競売にかけるため、および無線デバイスに資産割当てオプションを提供するためのシステムおよび方法
JP2015156695A (ja) * 2009-03-24 2015-08-27 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 通信システムにおける広告混合のための方法および装置
WO2014064960A1 (ja) * 2012-10-23 2014-05-01 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 画像情報管理装置、端末装置、画像情報管理システム、画像情報管理方法、端末装置の処理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8214454B1 (en) Seamless retrieval of non-standard items for a mobile device
KR101331581B1 (ko) 원격 장비에 대한 발송 시스템
US8798585B2 (en) System and method for enhanced communications via small data rate communication systems
US8838079B2 (en) Keyword-based services for mobile device messages
WO2001093138A1 (fr) Procede et systeme de distribution de publicites sur un reseau
JP2002510093A (ja) ターゲットに向けた広告のための方法
JP2001186575A (ja) 携帯電話システムにおける広告情報処理方法
JP2003115951A (ja) 話題情報提供システムおよび話題情報提供方法
JP2002101457A (ja) 移動体通信端末を利用した情報通信システム
US20210329428A1 (en) Method and apparatus for monitoring user communications
KR101340157B1 (ko) 전화번호와 매핑된 url 정보 호출 제공 장치 및 이를 이용한 부가정보 제공 방법
US20080125147A1 (en) Text message broadcasting
US20030143979A1 (en) Information processing apparatus, URL providing apparatus, information processing system, and information processing method
JP6158327B2 (ja) 検索機能を有する代表電話情報提供システム及びその方法
KR20100088402A (ko) 메세징 키워드 광고 방법 및 시스템
JP2003016341A (ja) 情報提供システム
KR20030039329A (ko) 정보네트워크를 사용한 서비스 제공방법
JP2002183160A (ja) 情報提供システムおよび方法並びに情報提供プログラムを記録した記録媒体
JP2002041396A (ja) 広告配信者側システムおよび広告配信方法
JP2002183202A (ja) 端末装置、情報収集システム及び情報収集方法
KR20000050071A (ko) 무선 휴대통신단말기를 이용한 광고방법
KR20110103211A (ko) 전자 메시지의 단어를 통한 광고 방법 및 장치
KR20100022331A (ko) 폰북 인터페이스를 이용한 검색 광고 기반의 전화번호 안내서비스 제공 시스템 및 그 방법과, 이를 위한 단말기 및 그 구동 방법
KR20030000808A (ko) 무선단말기로의 검색 정보 제공 장치 및 방법
JP2003303148A (ja) 情報配信方法、情報配信システム及びシステム制御プログラム