JP2003016189A - 訪問介護方法およびそのシステムならびにその管理サーバ - Google Patents

訪問介護方法およびそのシステムならびにその管理サーバ

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JP2003016189A
JP2003016189A JP2001199984A JP2001199984A JP2003016189A JP 2003016189 A JP2003016189 A JP 2003016189A JP 2001199984 A JP2001199984 A JP 2001199984A JP 2001199984 A JP2001199984 A JP 2001199984A JP 2003016189 A JP2003016189 A JP 2003016189A
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Yasushi Maeda
泰志 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 訪問介護者にかかる負担を軽減し、業務効率
を上げることで限られたマンパワーを有効活用できる訪
問介護システムを提供すること。 【解決手段】 電子決済契約の手続きを行った被介護者
10がユーザ端末11より訪問介護管理サーバ31に訪
問介護サービスを要求すると、訪問介護管理サーバ31
は、預金管理サーバ41に電子決済要求を行った後、被
介護者10を最短時間で訪問することの可能な訪問介護
者20を検出し、訪問介護者20の保持する移動通信体
21に被介護者情報を送信する。訪問介護者20は、受
信した被介護者情報に基づいて被介護者10を訪問し、
移動通信体21によって施錠を解除する。訪問介護者2
0は、訪問介護管理サーバ31から送信される介護処置
情報に基づいて介護し、訪問介護管理サーバ31に介護
処置の終了連絡を送信する。訪問介護管理サーバ31
は、訪問介護サービスの内容を記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、訪問介護方法およ
びそのシステムならびにその管理サーバに関し、より詳
細には、訪問介護者にかかる負担を軽減し、業務効率を
上げることで限られたマンパワーを有効活用できる訪問
介護方法およびそのシステムならびにその管理サーバに
関する。
【0002】
【従来の技術】超高齢化社会を迎えるにあたって、在宅
患者の飛躍的増大に伴う介護負担の増大およびマンパワ
ー不足は深刻な問題である。これに対し、厚生省は、老
人保健施設などの施設の拡充やホームヘルパーの増員等
の計画を盛り込んだゴールドプラン(高齢者保健福祉計
画)を打ち出している。この中で、訪問看護ステーショ
ンを制度化していく動きがある。在宅介護がさらに一般
化していく中で、訪問介護サービス業務は非常に重要な
役割を担っていくことになる。一方、近年、移動通信機
器の目覚ましい進歩により、通話のみならず相当量の情
報を伝達することが可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ば、訪問介護ステーションでは、訪問介護の記録や各種
書類の作成等の間接業務についての機械化・電子化が進
んでおらず、そのほとんどが手作業で処理されている。
さらに、訪問介護の管理センターと訪問介護者と在宅患
者との間の情報伝達についても、おもに直接相手のとこ
ろに赴くことによって行われていることから、これらの
間接業務や情報伝達に多くの時間が費やされ、訪問介護
者の間接業務等にかかる負担が大きい。このため、本来
の訪問介護業務自体の効率が上がらず収益性に問題があ
る。また、訪問介護者の数が十分でなく、社会のニーズ
に対して訪問介護者が不足している中で、訪問介護者が
在宅患者を訪問し介護するという訪問介護の形態は、訪
問介護者への負担が非常に大きい。一方、在宅患者は、
高齢者や体の不自由な人が大半であるため、在宅患者が
一人暮らしの場合、あるいは家族が外出している間に、
訪問介護者が訪問するときの安全性の問題を考慮する必
要もある。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、訪問介護者にかか
る負担を軽減し、業務効率を上げることで限られたマン
パワーを有効活用できる訪問介護システムを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、訪問介
護の管理を行う管理サーバと登録された被介護者のクラ
イアント端末と登録された介護者の移動通信体と前記被
介護者の預金を管理する金融機関の預金サーバとをネッ
トワークを介して接続した訪問介護システムであって、
前記管理サーバは、前記クライアント端末から訪問介護
サービス要求を受けて、前記預金サーバに対して電子決
済を行う前記被介護者の口座の残高照会を要求する要求
手段と、該要求手段において要求した残高照会の応答と
して前記預金サーバより取得した前記被介護者の残高情
報および前記被介護者と前記金融機関との間の契約に基
づいて訪問介護サービスを提供するか否かを判断する判
断手段と、該判断手段において判断した結果として、訪
問介護サービスを提供する場合には、前記介護者の選定
を行う選定手段と、該選定手段において選定した介護者
の保持する前記移動通信体へ訪問介護サービス要求に関
する情報を送信する送信手段とを備え、前記預金サーバ
は、前記要求手段において要求された前記被介護者の口
座の残高照会を受けて、前記被介護者の残高情報につい
て応答する応答手段を備え、前記移動通信体は、前記送
信手段において送信された前記訪問介護サービス要求に
関する情報を記憶する記憶手段を備えたことを特徴とす
る。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記管理サーバは、前記介護者によっ
て訪問介護サービスの提供が行われた後に前記移動通信
体より送信される介護処置に関する情報を記録する記録
手段を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記訪問介護サービス要求に
関する情報は、前記介護者の位置から前記被介護者の位
置までの地理情報と、前記被介護者を訪問するときの施
錠を解除するための開錠IDと、前記被介護者の症状に
対する介護処置情報を取得するための介護処置情報ID
とを含んだことを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記訪問介護サービス要求に
関する情報は、少なくとも前記被介護者を訪問するとき
の施錠を解除するための開錠IDを含み、前記移動通信
体は、前記記憶手段において記憶した前記開錠IDの信
号を前記被介護者を訪問するときの施錠を解除するため
に錠に対して発信する発信手段を備えたことを特徴とす
る。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記訪問介護サービス要求に
関する情報は、少なくとも前記介護者の位置から前記被
介護者の位置までの地理情報を含み、前記移動通信体
は、前記記憶手段において記憶した前記地理情報の信号
を自動車のナビゲーション装置に転送する転送手段を備
えたことを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記移動通信体は、該移動通
信体を保持する前記介護者以外が前記移動通信体を不正
に使用した場合に使用を拒否する保安装置を具備するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記移動通信体は、該移動通
信体を保持する前記介護者以外が前記移動通信体を不正
に使用した場合に使用を拒否する保安装置を具備し、1
19番と110番とに対する発信のみ保安装置を解除す
ることを特徴とする。
【0012】請求項8に記載の発明は、ネットワークを
介して、被介護者のクライアント端末と介護者の装置と
に接続される訪問介護の管理サーバであって、前記クラ
イアント端末から訪問介護サービス要求を受けることを
契機に、前記被介護者の情報を取得する取得手段と、該
取得手段において取得した被介護者の情報に基づいて訪
問介護サービスを提供するか否かを判断する判断手段
と、該判断手段において判断した結果として、訪問介護
サービスを提供する場合には、前記介護者の選定を行う
選定手段と、該選定手段において選定した介護者の保持
する前記介護者の装置へ訪問介護サービス要求に関する
情報を送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項9に記載の発明は、ネットワークを
介して、登録された被介護者のクライアント端末と登録
された介護者の移動通信体と前記被介護者の預金を管理
する金融機関の預金サーバとに接続される訪問介護の管
理サーバであって、前記クライアント端末から訪問介護
サービス要求を受けて、前記預金サーバに対して電子決
済を行う前記被介護者の口座の残高照会を要求する要求
手段と、該要求手段において要求した残高照会の応答と
して前記預金サーバより取得した前記被介護者の残高情
報および前記被介護者と前記金融機関との間の契約に基
づいて訪問介護サービスを提供するか否かを判断する判
断手段と、該判断手段において判断した結果として、訪
問介護サービスを提供する場合には、前記介護者の選定
を行う選定手段と、該選定手段において選定した介護者
の保持する前記移動通信体へ訪問介護サービス要求に関
する情報を送信する送信手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0014】請求項10に記載の発明は、請求項8また
は9に記載の発明において、前記管理サーバは、前記介
護者によって訪問介護サービスの提供が行われた後に前
記移動通信体より送信される介護処置に関する情報を記
録する記録手段を備えたことを特徴とする。
【0015】請求項11に記載の発明は、ネットワーク
を介して、被介護者のクライアント端末と介護者の装置
とに接続される訪問介護の管理サーバによって、訪問介
護の管理を行う訪問介護方法であって、前記クライアン
ト端末から訪問介護サービス要求を受けることを契機
に、前記被介護者の情報を取得する取得ステップと、該
取得ステップにおいて取得した被介護者の情報に基づい
て訪問介護サービスを提供するか否かを判断する判断ス
テップと、該判断ステップにおいて判断した結果とし
て、訪問介護サービスを提供する場合には、前記介護者
の選定を行う選定ステップと、該選定ステップにおいて
選定した介護者の保持する前記介護者の装置へ訪問介護
サービス要求に関する情報を送信する送信ステップとを
備えたことを特徴とする。
【0016】請求項12に記載の発明は、ネットワーク
を介して、登録された被介護者のクライアント端末と登
録された介護者の移動通信体と前記被介護者の預金を管
理する金融機関の預金サーバとに接続される訪問介護の
管理サーバによって、訪問介護の管理を行う訪問介護方
法であって、前記クライアント端末から訪問介護サービ
ス要求を受けて、前記預金サーバに対して電子決済を行
う前記被介護者の口座の残高照会を要求する要求ステッ
プと、該要求ステップにおいて要求した残高照会の応答
として前記預金サーバより取得した前記被介護者の残高
情報および前記被介護者と前記金融機関との間の契約に
基づいて訪問介護サービスを提供するか否かを判断する
判断ステップと、該判断ステップにおいて判断した結果
として、訪問介護サービスを提供する場合には、前記介
護者の選定を行う選定ステップと、該選定ステップにお
いて選定した介護者の保持する前記移動通信体へ訪問介
護サービス要求に関する情報を送信する送信ステップと
を備えたことを特徴とする。
【0017】請求項13に記載の発明は、請求項11ま
たは12に記載の発明において、前記訪問介護方法は、
前記介護者によって訪問介護サービスの提供が行われた
後に前記移動通信体より送信される介護処置に関する情
報を記録する記録ステップを備えたことを特徴とする。
【0018】請求項14に記載の発明は、請求項11、
12または13に記載の発明において、前記訪問介護サ
ービス要求に関する情報は、前記介護者の位置から前記
被介護者の位置までの地理情報と、前記被介護者を訪問
するときの施錠を解除するための開錠IDと、前記被介
護者の症状に対する介護処置情報を取得するための介護
処置情報IDとを含むことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態について
説明する。 [実施例1]図1は、本発明にかかる訪問介護システム
の一実施例を示す概略図である。訪問介護システムは、
インターネット50等のネットワークで使用される。訪
問介護システムを管理する訪問介護管理センター30の
訪問介護管理サーバ31と、訪問介護システムに登録さ
れた在宅患者である被介護者10が使用するユーザ端末
11と、訪問介護者20が使用する移動通信体21と、
銀行40が管理する預金管理サーバ41とは、インター
ネット50を介して接続されている。ただし、本発明に
かかる訪問介護システムでは、訪問介護管理サーバ3
1、ユーザ端末11、移動通信体21および預金管理サ
ーバ41の数は、図1に示される数に限定されるもので
はなく、任意の数であってよい。
【0020】図2は、訪問介護管理サーバ31の構成例
を示すブロック図である。訪問介護管理サーバ31は、
訪問介護管理サーバ31における各種制御を行う中央制
御装置32と、中央制御装置32のメインプログラムが
格納されたメインプログラム記憶装置33と、被介護者
10に関する各種情報が記憶された被介護者データベー
ス34と、訪問介護者20に関する各種情報が記憶され
た訪問介護者データベース35と、移動通信体21に関
する各種情報が記憶された移動通信体データベース36
と、訪問介護サービスに関する各種情報が記憶された訪
問介護サービスデータベース37と、データの送受信を
行う入出力装置38とを備えている。CPU等からなる
中央制御装置32は、メインプログラム記憶装置33に
格納されたメインプログラムを実行することにより各種
の演算、各部の制御、一時的な情報の記憶等を行う。被
介護者データベース34には、訪問介護システムに登録
された在宅患者である被介護者10の情報、すなわち、
氏名、住所等の他、被介護者10を訪問するときの施錠
を解除するための開錠ID、被介護者10が要求した訪
問介護サービスの内容の履歴等が記憶されている。訪問
介護者データベース35には、訪問介護システムに登録
した訪問介護者20の情報、すなわち、氏名、住所、ス
ケジュール等が記憶されている。移動通信体データベー
ス36には、移動通信体21の認識番号、移動通信体2
1の認識番号とこの移動通信体21を保持する訪問介護
者20との関連付け等の情報が記憶される。訪問介護サ
ービスデータベース37には、訪問介護サービスの内容
に対する介護処置の手順等の情報が記憶される。
【0021】ユーザ端末11は、在宅患者である被介護
者10が使用できるインターネット50等のネットワー
クに接続可能な端末であればよい。また、移動通信体2
1は、訪問介護者20が携帯可能な通信機器であればよ
く、たとえば、PHS(Personal Handyphone Syste
m)、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant
s)等である。預金管理サーバ41は、銀行口座データ
ベースを備えており、訪問介護管理サーバ31からの被
介護者10の銀行口座の残高照会要求に対して残高情報
を提供し、また訪問介護管理サーバ31からの電子決済
要求に基づいて電子決済の手続きをするようになってい
る。
【0022】つぎに、図1に示した訪問介護システムの
動作について説明する。図3は、図1に示した訪問介護
システムの動作シーケンス図である。まず、ユーザ端末
11は、インターネット50を介して、訪問介護管理サ
ーバ31にアクセスし、訪問介護サービス要求情報を送
信する。ユーザ端末11からの訪問介護サービス要求情
報を受けた訪問介護管理サーバ31は、訪問介護サービ
ス要求が訪問介護システムにあらかじめ登録された被介
護者10からの要求か否かの確認を行った後、銀行40
の預金管理サーバ41にアクセスし、要求された訪問介
護サービスに対して訪問介護サービス料の決済が可能か
否かを確認するため、被介護者10の銀行口座の残高照
会の要求を行う。銀行40の預金管理サーバ41は、訪
問介護管理サーバ31の残高照会要求を受けて、被介護
者10の残高情報を訪問介護管理サーバ31に応答とし
て提供する。訪問介護管理サーバ31は、預金管理サー
バ41から受信した被介護者10の残高情報から決済が
可能であることを確認した後、預金管理サーバ41に対
して電子決済を要求する。預金管理サーバ41は、電子
決済要求に基づいて決済手続きを行う。
【0023】訪問介護管理サーバ31は、預金管理サー
バ41に電子決済を依頼した後、移動通信体データベー
ス36と、移動通信体21の位置と、訪問介護者データ
ベース35とを検索し、被介護者10のところへ最短時
間で訪問することの可能な訪問介護者20を検出する。
訪問介護管理サーバ31は、検出した訪問介護者20の
保持する移動通信体21に、被介護者10に対する訪問
介護サービス提供の要求および訪問介護者20の現在位
置から被介護者10の位置までの地理情報を送信し、移
動通信体21から訪問介護サービスの提供の受諾を受信
すると、受諾の応答に対して、移動通信体21に被介護
者情報を送信する。訪問介護者20の移動通信体21
は、訪問介護者20の現在位置から被介護者10の位置
までの地理情報と被介護者情報とを記憶する。訪問介護
者20が決定すると、訪問介護管理サーバ31は、ユー
ザ端末11に訪問介護サービス要求の受諾と訪問介護者
20の氏名等の情報とを送信する。
【0024】訪問介護者20は、被介護者情報を受信す
ると移動用自動車22によって、被介護者10のところ
へ急行する。その際、図4に示すように、移動用自動車
22に搭載されたカーナビゲーションシステム23に、
移動通信体21に記憶されている地理情報を転送し、目
的地の設定を行う。
【0025】訪問介護者20が被介護者10を訪問する
際、安全性を確保するために、図5に示すように、ドア
12に設置された電子ロック13に対して、移動通信体
21から開錠IDの信号を送信して施錠を解除する。
【0026】訪問介護者20が被介護者10を訪問した
際、要求された訪問介護サービスの内容に対する介護処
置の手順を確認するため、たとえば、図6に示すよう
に、移動通信体21からユーザ端末11に介護処置情報
IDを転送する。
【0027】訪問介護者20は、介護処置を完了した
後、ユーザ端末11から訪問介護管理サーバ31にアク
セスし、介護処置の終了連絡、介護処置内容および被介
護者10の状況に関する情報を送信する。この情報を受
信した訪問介護管理サーバ31は、この情報の内容を電
子書類として被介護者データベース34に記憶する。
【0028】つぎに、図1に示した訪問介護システムの
動作について、図7〜図9を参照してさらに説明する。
図7は、ユーザ端末11より訪問介護サービス要求情報
を受けてから預金管理サーバ41に電子決済を要求する
までの訪問介護管理サーバ31の動作を示すフローチャ
ートである。訪問介護管理サーバ31は、訪問介護サー
ビスを受けようとする在宅患者である被介護者10のユ
ーザ端末11から、訪問介護サービス要求情報を受信す
ると(S101)、被介護者データベース34を検索し
(S102)、訪問介護サービス要求が訪問介護システ
ムにあらかじめ登録された被介護者10からの要求か否
かを判別する(S103)。被介護者データベース34
の検索の結果、訪問介護システムに登録された被介護者
10からの要求と判定された場合は、要求された訪問介
護サービスに対して訪問介護サービス料の決済が可能か
否かを判別するため、訪問介護管理サーバ31は、銀行
40の預金管理サーバ41にアクセスして、被介護者1
0の銀行口座の残高照会の要求を送信する(S10
4)。銀行40の預金管理サーバ41は、訪問介護管理
サーバ31の残高照会要求を受けて、銀行口座データベ
ースを検索し、その結果としての被介護者10の残高情
報を訪問介護管理サーバ31に応答として提供する。被
介護者10と訪問介護管理センター30と銀行40との
間では、あらかじめ電子決済契約の手続きが行なわれて
いる。訪問介護管理サーバ31は、預金管理サーバ41
から被介護者10の残高情報を受信すると(S10
5)、残高情報と訪問介護サービス料とを比較して決済
が可能か否かを判定する(S106)。訪問介護管理サ
ーバ31は、被介護者10の銀行口座の残高が、要求さ
れた訪問介護サービスに対する訪問介護サービス料に相
当する額以上と判定した場合は、預金管理サーバ41に
対して電子決済を要求する(S107)。預金管理サー
バ41は、電子決済要求に基づいて決済手続きを行う。
また、S103において、訪問介護管理サーバ31は、
訪問介護システムに登録された被介護者10からの要求
でないと判定された場合、またはS106において、被
介護者10の銀行口座の残高が、訪問介護サービス料に
相当する額未満と判定した場合は、訪問介護サービスの
利用不可通知をユーザ端末11に送信する(S10
8)。
【0029】図8は、電子決済要求後からユーザ端末1
1に訪問介護者情報を送信するまでの訪問介護管理サー
バ31の動作を示すフローチャートである。まず、訪問
介護管理サーバ31は、被介護者10の位置から近い移
動通信体21または訪問介護者20を複数検索する。被
介護者10の位置は、S102において被介護者データ
ベース34を検索するときに抽出しておき、この抽出し
た被介護者10の位置から近いところにある移動通信体
21を、移動通信体21の発する電波により検出するこ
とができる(S111)。あるいは、訪問介護者20の
スケジュールを訪問介護者データベース35にあらかじ
め記憶させておくことにより、訪問介護者データベース
35を検索して、被介護者10の位置から近いところに
いる訪問介護者20を検出することもできる(S11
2)。このように、被介護者10の位置から近い移動通
信体21あるいは訪問介護者20のいずれかを検出した
訪問介護管理サーバ31は、移動通信体データベース3
6に記憶された移動通信体21とこの移動通信体21を
保持する訪問介護者20との関連付けデータに基づい
て、移動通信体21および訪問介護者20を複数、被介
護者10の位置から近い順番に順位をつけて検出する
(S113、S114)。
【0030】さらに、訪問介護管理サーバ31は、訪問
介護者データベース35を検索し、あらかじめ記憶され
た訪問介護者20のスケジュールデータに基づいて、複
数検出した訪問介護者20の中から、スケジュールのあ
いている訪問介護者20を順位に従い検出する(S11
5)ことで、訪問介護者20の被介護者10の位置から
の距離とスケジュールの両面から最短時間で被介護者1
0を訪問することの可能な訪問介護者20を検出するこ
とができる(S116)。
【0031】訪問介護管理サーバ31は、被介護者10
のところへ最短時間で訪問することの可能な訪問介護者
20を検出すると、その訪問介護者20の保持する移動
通信体21に、被介護者10に対する訪問介護サービス
提供の要求および訪問介護者20の現在位置から被介護
者10の位置までの地理情報を送信する(S117)。
訪問介護者20は、訪問介護サービスの提供が可能であ
る場合は、移動通信体21から訪問介護管理サーバ31
に訪問介護サービスの提供の受諾を応答として送信する
(S118)。訪問介護管理サーバ31は、受諾の応答
に対して、移動通信体21に被介護者情報を送信する
(S119)。被介護者情報とは、被介護者10の氏名
等の他、被介護者10を訪問するときの施錠を解除する
ための開錠IDの信号、要求された訪問介護サービスの
内容に対応する介護処置情報ID等の情報等である。訪
問介護者20の移動通信体21は、訪問介護者20の現
在位置から被介護者10の位置までの地理情報と被介護
者情報とを記憶する。訪問介護者20は、地理情報に基
づいて被介護者10のところへ向かう。一方、訪問介護
者20は、訪問介護サービスの提供ができない場合は、
移動通信体21から訪問介護管理サーバ31に訪問介護
サービスの提供の拒否を応答として送信する(S11
8)。拒否の応答を受信した訪問介護管理サーバ31
は、再度訪問介護者データベース35を検索することに
より、S114で複数検出した訪問介護者20の中か
ら、順位に従い、スケジュールのあいている訪問介護者
20を検出する(S115)。これにより、つぎに短い
時間で被介護者10を訪問することの可能な訪問介護者
20を検出することができる(S116)。訪問介護管
理サーバ31は、ユーザ端末11に訪問介護サービス要
求の受諾と訪問介護者20の氏名等の情報とを応答とし
て送信する。
【0032】被介護者10の安全性を確保するため、訪
問介護者20は、ドア12に設置された電子ロック13
を開錠する必要がある。図9は、訪問介護者が在宅患者
である被介護者10を訪問した際の移動通信体21の電
子ロック13開錠動作を示すフローチャートである。被
介護者10側のドア12に設置された電子ロック13
は、施錠を解除するために開錠IDの信号の送信を要求
する。これに従い、訪問介護者20が移動通信体21に
被介護者情報として記憶した開錠IDの信号送信の指示
をすると、移動通信体21は、パスワードの入力を指示
する(S201)。訪問介護者20が移動通信体21に
パスワードを入力すると、移動通信体21は、パスワー
ドの確認を行い(S202)、パスワードの照合がとれ
た場合は、開錠IDの信号を一定時間送信する(S20
3)。パスワードの照合がとれなかった場合は、開錠I
D送信不可通知を行う(S204)。
【0033】移動通信体21が開錠IDの信号を送信す
ると、電子ロック13は、開錠IDの信号を受信して確
認を行い、確認が取れた場合は、施錠の解除が行われ
る。開錠IDの確認が取れなかった場合は、開錠不可通
知を行う。
【0034】訪問介護者20が被介護者10を訪問した
際、要求された訪問介護サービスの内容に対する介護処
置の手順を確認するため、たとえば、移動通信体21か
らユーザ端末11に介護処置情報IDを転送する。訪問
介護者20は、介護処置を完了した後、ユーザ端末11
から訪問介護管理サーバ31にアクセスし、介護処置の
終了連絡、介護処置内容および被介護者10の状況に関
する情報を送信する。この情報を受信した訪問介護管理
サーバ31は、この情報の内容を電子書類として被介護
者データベース34に記憶する。
【0035】[実施例2]実施例1では、電子決済に際
して、訪問介護管理サーバ31は、S106で被介護者
10の銀行口座の残高が、要求された訪問介護サービス
に対する訪問介護サービス料に相当する額未満と判定し
た場合は、S108で訪問介護サービスの利用不可通知
をユーザ端末11に送信することとしたが、本実施例に
おいては、被介護者10の銀行口座の残高が、要求され
た訪問介護サービスに対する訪問介護サービス料に相当
する額未満と判定した場合は、被介護者10と銀行40
との間で自動的にローンの契約が成立するものとしても
よい。この場合は、被介護者10と銀行40との間で
は、あらかじめローン契約の手続きが行われている。
【0036】たとえば、預金管理サーバ41から被介護
者10の残高情報を受信した訪問介護管理サーバ31
は、被介護者10の銀行口座の残高が、要求された訪問
介護サービスに対する訪問介護サービス料に相当する額
未満と判定した場合は、預金管理サーバ41に、訪問介
護サービス料に相当する額の被介護者10と銀行40と
の間のローン契約の可否の情報を要求する。応答とし
て、預金管理サーバ41から受信した情報に基づいて、
ローン契約可能額が訪問介護サービス料に相当する額以
上と判定した場合は、訪問介護管理サーバ31は、預金
管理サーバ41に対して電子決済を要求する。ローン契
約は成立し、預金管理サーバ41は、電子決済要求に基
づいて決済手続きを行う。また、訪問介護管理サーバ3
1は、被介護者10と銀行40との間にローン契約が成
立しないと判定した場合、または、ローン契約可能額が
訪問介護サービス料に相当する額未満と判定した場合
は、訪問介護サービスの利用不可通知をユーザ端末11
に送信する。なお、被介護者10と銀行40との間でロ
ーン契約の手続きを行う際は、例えば、担保として被介
護者10の住居および資産が充当され、被介護者10が
死亡等した場合は、銀行40が担保を処分できるように
する等が考えられる。その他の構成および動作について
は、実施例1と同様である。
【0037】[実施例3]実施例1では、あらかじめ訪
問介護システムに登録された訪問介護者20が訪問介護
を行うこととしたが、訪問介護者20としての登録が少
ない場合には、軽微な介護処置等に限って介護にあたる
臨時的な登録ができるようにするとしてもよい。
【0038】たとえば、訪問介護者データベース35に
は、あらかじめ訪問介護者20ごとに正規登録か臨時登
録かの区別を記憶させるようにしておき、一方、訪問介
護サービスデータベース37には、あらかじめ訪問介護
サービスの内容ごとにその介護処置の難易レベルを記憶
させる。そして、訪問介護管理サーバ31は、被介護者
10の位置から近い移動通信体21または訪問介護者2
0を検出する際に、訪問介護サービスデータベース37
を検索し、被介護者10から要求された訪問介護サービ
スに対する介護処置の難易レベルを検出し、この検出の
結果に基づいて、検出の対象を正規登録のみとするか臨
時登録も含めて行うかを判定する。その他の実施につい
ては、実施例1と同様である。
【0039】このように、軽微な介護処置等に限って介
護にあたる臨時的な登録ができるようにすることによっ
て、訪問介護者の不足を補うことができ、訪問介護者に
かかる負担を軽減することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
訪問介護の記録や書類作成等の間接業務や情報伝達等に
かかる訪問介護者の負担を軽減することができる。ま
た、これらの負担を軽減することができる結果、業務効
率を上げ、限られたマンパワーを有効に活用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる訪問介護システムの一実施例を
示す概略図である。
【図2】訪問介護管理サーバの構成例を示すブロック図
である。
【図3】図1に示した訪問介護システムの動作シーケン
ス図である。
【図4】移動通信体よりカーナビゲーションシステムへ
の地理情報の転送を示す図である。
【図5】移動通信体より電子ロックへの信号送信を示す
図である。
【図6】移動通信体よりユーザ端末への介護処置情報I
Dの転送を示す図である。
【図7】ユーザ端末より訪問介護サービス要求情報を受
けてから預金管理サーバに電子決済を要求するまでの訪
問介護管理サーバの動作を示すフローチャートである。
【図8】電子決済要求後からユーザ端末に訪問介護者情
報を送信するまでの訪問介護管理サーバの動作を示すフ
ローチャートである。
【図9】訪問介護者が在宅患者である被介護者を訪問し
た際の移動通信体の電子ロック開錠動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
11 ユーザ端末 21 移動通信体 31 訪問介護管理サーバ 41 預金管理サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07D 9/00 451 G07D 9/00 451C G07F 19/00 G08G 1/0969 G08G 1/0969 A61G 12/00 E // A61G 12/00 G07D 9/00 476

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 訪問介護の管理を行う管理サーバと登録
    された被介護者のクライアント端末と登録された介護者
    の移動通信体と前記被介護者の預金を管理する金融機関
    の預金サーバとをネットワークを介して接続した訪問介
    護システムであって、 前記管理サーバは、前記クライアント端末から訪問介護
    サービス要求を受けて、前記預金サーバに対して電子決
    済を行う前記被介護者の口座の残高照会を要求する要求
    手段と、該要求手段において要求した残高照会の応答と
    して前記預金サーバより取得した前記被介護者の残高情
    報および前記被介護者と前記金融機関との間の契約に基
    づいて訪問介護サービスを提供するか否かを判断する判
    断手段と、該判断手段において判断した結果として、訪
    問介護サービスを提供する場合には、前記介護者の選定
    を行う選定手段と、該選定手段において選定した介護者
    の保持する前記移動通信体へ訪問介護サービス要求に関
    する情報を送信する送信手段とを備え、 前記預金サーバは、前記要求手段において要求された前
    記被介護者の口座の残高照会を受けて、前記被介護者の
    残高情報について応答する応答手段を備え、 前記移動通信体は、前記送信手段において送信された前
    記訪問介護サービス要求に関する情報を記憶する記憶手
    段を備えたことを特徴とする訪問介護システム。
  2. 【請求項2】 前記管理サーバは、前記介護者によって
    訪問介護サービスの提供が行われた後に前記移動通信体
    より送信される介護処置に関する情報を記録する記録手
    段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の訪問介護
    システム。
  3. 【請求項3】 前記訪問介護サービス要求に関する情報
    は、前記介護者の位置から前記被介護者の位置までの地
    理情報と、前記被介護者を訪問するときの施錠を解除す
    るための開錠IDと、前記被介護者の症状に対する介護
    処置情報を取得するための介護処置情報IDとを含んだ
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の訪問介護シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記訪問介護サービス要求に関する情報
    は、少なくとも前記被介護者を訪問するときの施錠を解
    除するための開錠IDを含み、 前記移動通信体は、前記記憶手段において記憶した前記
    開錠IDの信号を前記被介護者を訪問するときの施錠を
    解除するために錠に対して発信する発信手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の訪問介護シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記訪問介護サービス要求に関する情報
    は、少なくとも前記介護者の位置から前記被介護者の位
    置までの地理情報を含み、 前記移動通信体は、前記記憶手段において記憶した前記
    地理情報の信号を自動車のナビゲーション装置に転送す
    る転送手段を備えたことを特徴とする請求項1または2
    に記載の訪問介護システム。
  6. 【請求項6】 前記移動通信体は、該移動通信体を保持
    する前記介護者以外が前記移動通信体を不正に使用した
    場合に使用を拒否する保安装置を具備することを特徴と
    する請求項1または2に記載の訪問介護システム。
  7. 【請求項7】 前記移動通信体は、該移動通信体を保持
    する前記介護者以外が前記移動通信体を不正に使用した
    場合に使用を拒否する保安装置を具備し、 119番と110番とに対する発信のみ保安装置を解除
    することを特徴とする請求項1または2に記載の訪問介
    護システム。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して、被介護者のクラ
    イアント端末と介護者の装置とに接続される訪問介護の
    管理サーバであって、 前記クライアント端末から訪問介護サービス要求を受け
    ることを契機に、前記被介護者の情報を取得する取得手
    段と、 該取得手段において取得した被介護者の情報に基づいて
    訪問介護サービスを提供するか否かを判断する判断手段
    と、 該判断手段において判断した結果として、訪問介護サー
    ビスを提供する場合には、前記介護者の選定を行う選定
    手段と、 該選定手段において選定した介護者の保持する前記介護
    者の装置へ訪問介護サービス要求に関する情報を送信す
    る送信手段とを備えたことを特徴とする管理サーバ。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して、登録された被介
    護者のクライアント端末と登録された介護者の移動通信
    体と前記被介護者の預金を管理する金融機関の預金サー
    バとに接続される訪問介護の管理サーバであって、 前記クライアント端末から訪問介護サービス要求を受け
    て、前記預金サーバに対して電子決済を行う前記被介護
    者の口座の残高照会を要求する要求手段と、 該要求手段において要求した残高照会の応答として前記
    預金サーバより取得した前記被介護者の残高情報および
    前記被介護者と前記金融機関との間の契約に基づいて訪
    問介護サービスを提供するか否かを判断する判断手段
    と、 該判断手段において判断した結果として、訪問介護サー
    ビスを提供する場合には、前記介護者の選定を行う選定
    手段と、 該選定手段において選定した介護者の保持する前記移動
    通信体へ訪問介護サービス要求に関する情報を送信する
    送信手段とを備えたことを特徴とする管理サーバ。
  10. 【請求項10】 前記管理サーバは、前記介護者によっ
    て訪問介護サービスの提供が行われた後に前記移動通信
    体より送信される介護処置に関する情報を記録する記録
    手段を備えたことを特徴とする請求項8または9に記載
    の管理サーバ。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介して、被介護者のク
    ライアント端末と介護者の装置とに接続される訪問介護
    の管理サーバによって、訪問介護の管理を行う訪問介護
    方法であって、 前記クライアント端末から訪問介護サービス要求を受け
    ることを契機に、前記被介護者の情報を取得する取得ス
    テップと、 該取得ステップにおいて取得した被介護者の情報に基づ
    いて訪問介護サービスを提供するか否かを判断する判断
    ステップと、 該判断ステップにおいて判断した結果として、訪問介護
    サービスを提供する場合には、前記介護者の選定を行う
    選定ステップと、 該選定ステップにおいて選定した介護者の保持する前記
    介護者の装置へ訪問介護サービス要求に関する情報を送
    信する送信ステップとを備えたことを特徴とする訪問介
    護方法。
  12. 【請求項12】 ネットワークを介して、登録された被
    介護者のクライアント端末と登録された介護者の移動通
    信体と前記被介護者の預金を管理する金融機関の預金サ
    ーバとに接続される訪問介護の管理サーバによって、訪
    問介護の管理を行う訪問介護方法であって、 前記クライアント端末から訪問介護サービス要求を受け
    て、前記預金サーバに対して電子決済を行う前記被介護
    者の口座の残高照会を要求する要求ステップと、 該要求ステップにおいて要求した残高照会の応答として
    前記預金サーバより取得した前記被介護者の残高情報お
    よび前記被介護者と前記金融機関との間の契約に基づい
    て訪問介護サービスを提供するか否かを判断する判断ス
    テップと、 該判断ステップにおいて判断した結果として、訪問介護
    サービスを提供する場合には、前記介護者の選定を行う
    選定ステップと、 該選定ステップにおいて選定した介護者の保持する前記
    移動通信体へ訪問介護サービス要求に関する情報を送信
    する送信ステップとを備えたことを特徴とする訪問介護
    方法。
  13. 【請求項13】 前記訪問介護方法は、前記介護者によ
    って訪問介護サービスの提供が行われた後に前記移動通
    信体より送信される介護処置に関する情報を記録する記
    録ステップを備えたことを特徴とする請求項11または
    12に記載の訪問介護方法。
  14. 【請求項14】 前記訪問介護サービス要求に関する情
    報は、前記介護者の位置から前記被介護者の位置までの
    地理情報と、前記被介護者を訪問するときの施錠を解除
    するための開錠IDと、前記被介護者の症状に対する介
    護処置情報を取得するための介護処置情報IDとを含む
    ことを特徴とする請求項11、12または13に記載の
    訪問介護方法。
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