JP2003014816A - 半導体試験装置のピンレジスタ回路 - Google Patents

半導体試験装置のピンレジスタ回路

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JP2003014816A
JP2003014816A JP2001197319A JP2001197319A JP2003014816A JP 2003014816 A JP2003014816 A JP 2003014816A JP 2001197319 A JP2001197319 A JP 2001197319A JP 2001197319 A JP2001197319 A JP 2001197319A JP 2003014816 A JP2003014816 A JP 2003014816A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定プログラムを変更することなしにピンア
サインを変更することが可能で、並列測定において1回
のデータ転送でデータを転送することが可能な半導体試
験装置のピンレジスタ回路を提供する。 【解決手段】 ブロックアドレスに応じてピンデータを
回路ブロックB11〜Bkj内のピンレジスタ用記憶手
段に送るデータ選択回路BA1〜BAkと、レジスタア
ドレス指定信号を回路ブロックに送るレジスタアドレス
デコーダ5Aとを設け、データ選択回路に、データ選択
値記憶手段と、データ選択値に応じてピンデータのうち
のいずれかを選択するデータセレクタと、ブロックアド
レス選択値記憶手段と、ブロックアドレス選択値とブロ
ックアドレスとが一致しているか否かを検出する一致検
出回路と、一致が検出された場合に限りデータセレクタ
が選択したピンデータをピンレジスタ用記憶手段に送る
ピンデータ更新手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体試験装置の
ピンレジスタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体試験装置内のピンレジスタ
回路の一例として、以下のような構成のものがある。
【0003】ピンレジスタ回路は、k×j個の回路ブロ
ック、すなわち回路ブロックB11、B21、…、Bk
1、B12、B22、…、Bk2、……、B1j、B2
j、…、Bkjを有する。各回路ブロックには、ブロッ
クアドレスと、レジスタアドレスとの2種類のアドレス
が付けられている。ブロックアドレスは、1からkまで
の数値のうちのいずれかの数値をとり、レジスタアドレ
スは、1からjまでの数値のうちのいずれかの数値をと
る。
【0004】例えば、回路ブロックB21のブロックア
ドレスは2、レジスタアドレスは1であり、回路ブロッ
クBk1のブロックアドレスはk、レジスタアドレスは
1であり、回路ブロックBkjのブロックアドレスは
k、レジスタアドレスはjである。
【0005】各回路ブロック内には、n個のピンデータ
が格納される。例えば、回路ブロックB11内には、ピ
ンデータD1_1_1、D2_1_1、…、Dn_1_
1が格納され、回路ブロックB21内には、ピンデータ
D1_2_1、D2_2_1、…、Dn_2_1が格納
され、回路ブロックBkj内には、ピンデータD1_k
_j、D2_k_j、…、Dn_k_jが格納される。
【0006】半導体試験装置は、n×k本のテストピ
ン、すなわちテストピン1_1、2_1、…、n_1、
1_2、2_2、…、n_2、……、1_k、2_k、
…、n_kを有する。各テストピンから出力される信号
のパルス幅やレベル等は、複数のピンデータ(設定値)
によって規定される。
【0007】例えば、テストピン1_1から出力される
信号は、ピンデータD1_1_1、D1_1_2、…、
D1_1_jによって規定され、テストピン2_1から
出力される信号は、ピンデータD2_1_1、D2_1
_2、…、D2_1_jによって規定され、テストピン
n_kから出力される信号は、ピンデータDn_k_
1、Dn_k_2、…、Dn_k_jによって規定され
る。
【0008】図47、図48は、上述した半導体試験装
置内のピンレジスタ回路P101のブロック図である。
ピンレジスタ回路P101は、k×j個の回路ブロッ
ク、すなわち回路ブロックB11、B21、…、Bk
1、B12、B22、…、Bk2、……、B1j、B2
j、…、Bkjを有し、これらの回路ブロックには、ブ
ロックアドレスと、レジスタアドレスとの2種類のアド
レスが付けられている。
【0009】図47と図48とは、同一のピンレジスタ
回路P101を異なる観点から見た図である。すなわ
ち、図47は、ブロックアドレスの順に並べられた回路
ブロックB11、B21、…、Bk1を明示した図であ
り、図48は、レジスタアドレスの順に並べられた回路
ブロックB11、B12、…、B1jを明示した図であ
る。
【0010】ピンレジスタ回路P101は、上述したk
×j個の回路ブロック、すなわち回路ブロックB11、
B21、…、Bk1、B12、B22、…、Bk2、…
…、B1j、B2j、…、Bkjと共に、レジスタアド
レスデコーダ5Aと、ブロックアドレスデコーダ5Bと
を有する。
【0011】レジスタアドレスデコーダ5Aは、iビッ
トのレジスタアドレスを入力し、j本のレジスタアドレ
ス指定信号を出力する。そして、入力したレジスタアド
レスが指定する回路ブロック群に対するレジスタアドレ
ス指定信号のみをアクティブ(Highレベル)にす
る。
【0012】例えば、レジスタアドレスが1であった場
合には、レジスタアドレスデコーダ5Aは、レジスタア
ドレスが1である回路ブロック群、すなわち回路ブロッ
クB11、B21、…、Bk1に対するレジスタアドレ
ス指定信号のみをアクティブ(Highレベル)にす
る。
【0013】ブロックアドレスデコーダ5Bは、mビッ
トのブロックアドレスを入力し、k本のブロックアドレ
ス指定信号を出力する。そして、入力したブロックアド
レスが指定する回路ブロック群に対するブロックアドレ
ス指定信号のみをアクティブ(Highレベル)にす
る。
【0014】例えば、ブロックアドレスが1であった場
合には、ブロックアドレスデコーダ5Bは、ブロックア
ドレスが1である回路ブロック群、すなわち回路ブロッ
クB11、B12、…、B1jに対するレジスタアドレ
ス指定信号のみをアクティブ(Highレベル)にす
る。
【0015】各回路ブロックは、n個のピンデータがそ
れぞれ格納されるn個のピンレジスタ用フリップフロッ
プと、1個の論理積ゲートとを有する。例えば、回路ブ
ロックB11は、ピンレジスタ用フリップフロップ4A
1_1_1、4A2_1_1、…、4An_1_1と、
論理積ゲート8A1_1とを有する。
【0016】各回路ブロック内の論理積ゲートには、レ
ジスタアドレスデコーダ5Aが出力するレジスタアドレ
ス指定信号と、ブロックアドレスデコーダ5Bが出力す
るブロックアドレス指定信号と、ライトクロック(書き
込みクロック)WCとが入力される。そして、各論理積
ゲートは、入力されるレジスタアドレス指定信号および
ブロックアドレス指定信号がアクティブになった場合
に、同時に入力されるライトクロックWCを通過させ、
通過させたライトクロックWCを、その回路ブロック内
の全てのピンレジスタ用フリップフロップのクロック入
力端子に送る。
【0017】各回路ブロック内のピンレジスタ用フリッ
プフロップには、それぞれ、データD1、D2、…、D
nが入力される。すなわち、ピンレジスタ回路P101
に入力される、nビットのデータD1、D2、…、Dn
は、ピンレジスタ回路P101内の全ての回路ブロック
B11、B21、…、Bk1、B12、B22、…、B
k2、……、B1j、B2j、…、Bkjに入力され、
各回路ブロックに入力されたデータD1、D2、…、D
nは、それぞれ、各回路ブロック内の対応するピンレジ
スタ用フリップフロップに入力される。
【0018】例えば、回路ブロックB11内のピンレジ
スタ用フリップフロップ4A1_1_1、4A2_1_
1、…、4An_1_1には、それぞれ、データD1、
D2、…、Dnが入力される。すなわち、ピンレジスタ
用フリップフロップ4A1_1_1にデータD1が入力
され、ピンレジスタ用フリップフロップ4A2_1_1
にデータD2が入力され、ピンレジスタ用フリップフロ
ップ4An_1_1にデータDnが入力される。
【0019】各ピンレジスタ用フリップフロップに、対
応するデータが格納されると、各ピンレジスタ用フリッ
プフロップは、格納されたデータを、ピンデータとして
出力する。例えば、ピンレジスタ用フリップフロップ4
A1_1_1に、データD1が格納されると、このピン
レジスタ用フリップフロップ4A1_1_1は、格納さ
れたデータD1を、ピンデータD1_1_1として出力
する。
【0020】なお、図47中の符号4A1_1_1〜4
An_k_1はピンレジスタ用フリップフロップであ
り、符号8A1_1〜8Ak_1は論理積ゲートであ
る。また、図48中の符号4A1_1_1〜4An_1
_jはピンレジスタ用フリップフロップであり、符号8
A1_1〜8A1_jは論理積ゲートである。
【0021】図49は、上述したピンレジスタ回路P1
01の動作を示すタイミングチャートである。なお、こ
の図は、ピンレジスタ回路P101に、ブロックアドレ
スの順にデータが転送された場合のタイミングチャート
である。
【0022】ピンレジスタ回路P101内のレジスタア
ドレスデコーダ5Aに、レジスタアドレスが入力される
と、このレジスタアドレスデコーダ5Aは、入力された
レジスタアドレスが指定する回路ブロック群に対するレ
ジスタアドレス指定信号のみをアクティブ(Highレ
ベル)にする。
【0023】例えば、レジスタアドレスデコーダ5Aに
入力されたレジスタアドレスが1であった場合には、レ
ジスタアドレスデコーダ5Aは、レジスタアドレスが1
である回路ブロック群、すなわち回路ブロックB11、
B21、…、Bk1に対するレジスタアドレス指定信号
のみをアクティブ(Highレベル)にする。
【0024】ピンレジスタ回路P101内のブロックア
ドレスデコーダ5Bに、ブロックアドレスが入力される
と、このブロックアドレスデコーダ5Bは、入力された
ブロックアドレスが指定する回路ブロック群に対するブ
ロックアドレス指定信号のみをアクティブ(Highレ
ベル)にする。
【0025】例えば、ブロックアドレスデコーダ5Bに
入力されたブロックアドレスが1であった場合には、ブ
ロックアドレスデコーダ5Bは、ブロックアドレスが1
である回路ブロック群、すなわち回路ブロックB11、
B12、…、B1jに対するレジスタアドレス指定信号
のみをアクティブ(Highレベル)にする。
【0026】ピンレジスタ回路P101に、データD
1、D2、…、Dnが入力されると、入力されたデータ
D1、D2、…、Dnは、ピンレジスタ回路P101内
の全ての回路ブロックB11、B12、…、B1j、B
21、B22、…、B2j、……、Bk1、Bk2、
…、Bkjに送られる。
【0027】各回路ブロックに送られたデータD1、D
2、…、Dnは、それぞれ、各回路ブロック内の対応す
るピンレジスタ用フリップフロップに入力される。
【0028】例えば、回路ブロックB11に送られたデ
ータD1、D2、…、Dnは、それぞれ、回路ブロック
B11内のピンレジスタ用フリップフロップ4A1_1
_1、4A2_1_1、…、4An_1_1に入力され
る。すなわち、データD1がピンレジスタ用フリップフ
ロップ4A1_1_1に入力され、データD2がピンレ
ジスタ用フリップフロップ4A2_1_1に入力され、
データDnがピンレジスタ用フリップフロップ4An_
1_1に入力される。
【0029】ピンレジスタ回路P101に、ライトクロ
ックWCが入力されると、入力されたライトクロックW
Cは、ピンレジスタ回路P101内の全ての回路ブロッ
クB11、B12、…、B1j、B21、B22、…、
B2j、……、Bk1、Bk2、…、Bkjに送られ
る。
【0030】各回路ブロックに送られたライトクロック
WCは、各回路ブロック内の論理積ゲートに入力され
る。例えば、回路ブロックB11に送られたライトクロ
ックWCは、回路ブロックB11内の論理積ゲート8A
1_1に入力される。
【0031】従って、各回路ブロック内の論理積ゲート
には、ライトクロックWCと、レジスタアドレス指定信
号と、ブロックアドレス指定信号とが入力される。そし
て、アクティブとなったレジスタアドレス指定信号と、
アクティブとなったブロックアドレス指定信号とが入力
された論理積ゲートのみが、同時に入力されたライトク
ロックWCを通過させ、通過させたライトクロックWC
を、その回路ブロック内の全てのピンレジスタ用フリッ
プフロップのクロック入力端子に送る。
【0032】例えば、回路ブロックB11内の論理積ゲ
ート8A1_1に、アクティブとなったレジスタアドレ
ス指定信号と、アクティブとなったブロックアドレス指
定信号とが入力された場合には、この論理積ゲート8A
1_1は、同時に入力されたライトクロックWCを通過
させ、通過させたライトクロックWCを、回路ブロック
B11内の全てのピンレジスタ用フリップフロップ4A
1_1_1、4A2_1_1、…、4An_1_1のク
ロック入力端子に送る。
【0033】クロック入力端子にライトクロックWCが
入力された、回路ブロック内の各ピンレジスタ用フリッ
プフロップは、それぞれ、その時点で各ピンレジスタ用
フリップフロップに入力されているデータD1、D2、
…、Dnを取り込み、記憶する。
【0034】例えば、レジスタアドレスが1、ブロック
アドレスが1とされた場合には、アクティブとなったレ
ジスタアドレス指定信号と、アクティブとなったブロッ
クアドレス指定信号とが、回路ブロックB11に入力さ
れる。回路ブロックB11に入力された、アクティブと
なったレジスタアドレス指定信号と、アクティブとなっ
たブロックアドレス指定信号とは、回路ブロックB11
内の論理積ゲート8A1_1に入力される。すると、こ
の論理積ゲート8A1_1は、同時に入力されたライト
クロックWCを通過させ、通過させたライトクロックW
Cを、回路ブロックB11内の全てのピンレジスタ用フ
リップフロップ4A1_1_1、4A2_1_1、…、
4An_1_1のクロック入力端子に送る。
【0035】すると、ピンレジスタ用フリップフロップ
4A1_1_1、4A2_1_1、…、4An_1_1
は、それぞれ、その時点でピンレジスタ用フリップフロ
ップ4A1_1_1、4A2_1_1、…、4An_1
_1に入力されているデータD1、D2、…、Dnを取
り込み、記憶する。すなわち、ピンレジスタ用フリップ
フロップ4A1_1_1はデータD1を記憶し、ピンレ
ジスタ用フリップフロップ4A2_1_1はデータD2
を記憶し、ピンレジスタ用フリップフロップ4An_1
_1はデータDnを記憶する。
【0036】すなわち、アクティブとなったレジスタア
ドレス指定信号と、アクティブとなったブロックアドレ
ス指定信号との両方が入力された回路ブロックのみが
「選択された」状態となり、選択された回路ブロック内
の各ピンレジスタ用フリップフロップに、それぞれ、対
応するデータD1、D2、…、Dnが格納される。
【0037】例えば、図49のタイミングチャートに示
した時刻T1においては、レジスタアドレスとして1
が、ブロックアドレスとして1が指定された状態で、ラ
イトクロックWCが立ち上がっているので、回路ブロッ
クB11が選択され、選択された回路ブロックB11内
のピンレジスタ用フリップフロップ4A1_1_1、4
A2_1_1、…、4An_1_1に、それぞれ、時刻
T1の時点でピンレジスタ回路P101に入力されてい
るデータD1、D2、…、DnすなわちデータD1_1
_1、D2_1_1、…、Dn_1_1が格納される。
【0038】また、時刻T2においては、レジスタアド
レスとして1が、ブロックアドレスとして2が指定され
た状態で、ライトクロックWCが立ち上がっているの
で、回路ブロックB21が選択され、選択された回路ブ
ロックB21内のピンレジスタ用フリップフロップ4A
1_2_1、4A2_2_1、…、4An_2_1に、
それぞれ、時刻T2の時点でピンレジスタ回路P101
に入力されているデータD1、D2、…、Dnすなわち
データD1_2_1、D2_2_1、…、Dn_2_1
が格納される。
【0039】また、時刻Tkにおいては、レジスタアド
レスとして1が、ブロックアドレスとしてkが指定され
た状態で、ライトクロックWCが立ち上がっているの
で、回路ブロックBk1が選択され、選択された回路ブ
ロックBk1内のピンレジスタ用フリップフロップ4A
1_k_1、4A2_k_1、…、4An_k_1に、
それぞれ、時刻Tkの時点でピンレジスタ回路P101
に入力されているデータD1、D2、…、Dnすなわち
データD1_k_1、D2_k_1、…、Dn_k_1
が格納される。
【0040】図50は、上述したピンレジスタ回路P1
01の動作を示すタイミングチャートである。なお、こ
の図は、ピンレジスタ回路P101に、レジスタアドレ
スの順にデータが転送された場合のタイミングチャート
である。
【0041】図50のタイミングチャートに示した時刻
T1においては、レジスタアドレスとして1が、ブロッ
クアドレスとして1が指定された状態で、ライトクロッ
クWCが立ち上がっているので、回路ブロックB11が
選択され、選択された回路ブロックB11内のピンレジ
スタ用フリップフロップ4A1_1_1、4A2_1_
1、…、4An_1_1に、それぞれ、時刻T1の時点
でピンレジスタ回路P101に入力されているデータD
1、D2、…、DnすなわちデータD1_1_1、D2
_1_1、…、Dn_1_1が格納される。
【0042】また、時刻T2においては、レジスタアド
レスとして2が、ブロックアドレスとして1が指定され
た状態で、ライトクロックWCが立ち上がっているの
で、回路ブロックB12が選択され、選択された回路ブ
ロックB12内のピンレジスタ用フリップフロップ4A
1_1_2、4A2_1_2、…、4An_1_2に、
それぞれ、時刻T2の時点でピンレジスタ回路P101
に入力されているデータD1、D2、…、Dnすなわち
データD1_1_2、D2_1_2、…、Dn_1_2
が格納される。
【0043】また、時刻Tjにおいては、レジスタアド
レスとしてjが、ブロックアドレスとして1が指定され
た状態で、ライトクロックWCが立ち上がっているの
で、回路ブロックB1jが選択され、選択された回路ブ
ロックB1j内のピンレジスタ用フリップフロップ4A
1_1_j、4A2_1_j、…、4An_1_jに、
それぞれ、時刻Tjの時点でピンレジスタ回路P101
に入力されているデータD1、D2、…、Dnすなわち
データD1_1_j、D2_1_j、…、Dn_1_j
が格納される。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
試験装置内のピンレジスタ回路は、測定プログラムによ
ってプログラムされた通りのテストピンに対応するピン
レジスタ用フリップフロップにデータ(設定値)を転送
することができるので、プログラムされた通りのテスト
ピンから信号を出力することはできる。
【0045】しかし、被試験半導体の周辺配線長を短く
したい等の目的で、半導体試験装置のテストピンと、被
試験半導体のピンとの接続を変更したい場合がある。こ
の場合に、従来のピンレジスタ回路では、測定プログラ
ムすなわちソフトウェアを変更し、ピンアサイン(テス
トピンへの信号の割り当て)を変更する必要があるとい
う問題がある。
【0046】また、複数個の被試験半導体を同時に試験
する並列測定においては、並列測定を行う被試験半導体
の個数分の複数の回路ブロックのテストピンから、同じ
信号を出力させるために、並列測定を行う被試験半導体
の個数分の複数の回路ブロックのピンレジスタ用フリッ
プフロップに、同じデータ(設定値)を転送することに
なる。すなわち、同じデータ(設定値)を、並列測定を
行う被試験半導体の個数分、すなわち複数回、転送する
必要があり、テスト時間の増加を招くという問題があ
る。
【0047】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、測定プログラムを変更することなしに、
ピンアサインを変更することが可能で、かつ、複数個の
被試験半導体を同時に試験する並列測定において、1回
のデータ転送で、並列測定を行う被試験半導体の個数分
の複数の回路ブロックのピンレジスタ用フリップフロッ
プに、データを転送することが可能な半導体試験装置の
ピンレジスタ回路を提供するものである。
【0048】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、 ブロックアドレスとレジスタアドレスとが付けら
れた複数の回路ブロックの中から、ブロックアドレスお
よびレジスタアドレスによって指定される回路ブロック
を選択し、選択した回路ブロック内のピンレジスタ用記
憶手段にピンデータを転送する半導体試験装置のピンレ
ジスタ回路において、ブロックアドレスと、複数のピン
データとを入力し、入力したブロックアドレスに応じ
て、入力したピンデータを、対応する回路ブロック内の
ピンレジスタ用記憶手段に送る、ブロックアドレス毎に
設けられた複数のデータ選択回路と、レジスタアドレス
を入力し、入力したレジスタアドレスに応じたレジスタ
アドレス指定信号を、対応する回路ブロックに送るレジ
スタアドレスデコーダとを有し、前記データ選択回路
は、あらかじめデータ選択値が格納されるデータ選択値
記憶手段と、このデータ選択値記憶手段に格納されたデ
ータ選択値に応じて、入力した複数のピンデータのうち
のいずれか1つを選択するデータセレクタと、あらかじ
めブロックアドレス選択値が格納されるブロックアドレ
ス選択値記憶手段と、このブロックアドレス選択値記憶
手段に格納されたブロックアドレス選択値と、入力した
ブロックアドレスとが一致しているか否かを検出し、一
致していることを検出した場合に限り、一致信号を出力
する一致検出回路と、この一致検出回路が、一致信号を
出力した場合に限り、前記データセレクタが選択したピ
ンデータを、対応する回路ブロック内のピンレジスタ用
記憶手段に送り、ピンレジスタ用記憶手段内のピンデー
タを更新するピンデータ更新手段とを有することを特徴
とする半導体試験装置のピンレジスタ回路である。
【0049】請求項2に記載の発明は、 各ブロックア
ドレス選択値記憶手段には、ブロックアドレスがとり得
る値のうちの任意の値を、ブロックアドレス選択値とし
て格納することが可能となっていることを特徴とする請
求項1に記載の半導体試験装置のピンレジスタ回路であ
る。
【0050】請求項3に記載の発明は、 複数のブロッ
クアドレス選択値記憶手段に、同一のブロックアドレス
選択値を格納することが可能となっていることを特徴と
する請求項1に記載の半導体試験装置のピンレジスタ回
路である。
【0051】請求項4に記載の発明は、 各データ選択
値記憶手段には、データ選択回路に入力されるピンデー
タのうちの任意のデータを選択可能なデータ選択値を格
納することが可能となっていることを特徴とする請求項
1に記載の半導体試験装置のピンレジスタ回路である。
【0052】請求項5に記載の発明は、 複数のデータ
選択値記憶手段に、同一のデータ選択値を格納すること
が可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の
半導体試験装置のピンレジスタ回路である。
【0053】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態にお
ける半導体試験装置内のピンレジスタ回路が有する複数
の回路ブロックと、各回路ブロックに付けられたアドレ
スとの関係を示す図である。
【0054】ピンレジスタ回路は、k×j個の回路ブロ
ック、すなわち回路ブロックB11、B21、…、Bk
1、B12、B22、…、Bk2、……、B1j、B2
j、…、Bkjを有する。各回路ブロックには、ブロッ
クアドレスと、レジスタアドレスとの2種類のアドレス
が付けられている。ブロックアドレスは、1からkまで
の数値のうちのいずれかの数値をとり、レジスタアドレ
スは、1からjまでの数値のうちのいずれかの数値をと
る。
【0055】例えば、回路ブロックB21のブロックア
ドレスは2、レジスタアドレスは1であり、回路ブロッ
クBk1のブロックアドレスはk、レジスタアドレスは
1であり、回路ブロックBkjのブロックアドレスは
k、レジスタアドレスはjである。
【0056】各回路ブロック内には、n個のピンデータ
が格納される。例えば、回路ブロックB11内には、ピ
ンデータD1_1_1、D2_1_1、…、Dn_1_
1が格納され、回路ブロックB21内には、ピンデータ
D1_2_1、D2_2_1、…、Dn_2_1が格納
され、回路ブロックBkj内には、ピンデータD1_k
_j、D2_k_j、…、Dn_k_jが格納される。
【0057】半導体試験装置は、n×k本のテストピ
ン、すなわちテストピン1_1、2_1、…、n_1、
1_2、2_2、…、n_2、……、1_k、2_k、
…、n_kを有する。各テストピンから出力される信号
のパルス幅やレベル等は、複数のピンデータ(設定値)
によって規定される。
【0058】例えば、テストピン1_1から出力される
信号は、ピンデータD1_1_1、D1_1_2、…、
D1_1_jによって規定され、テストピン2_1から
出力される信号は、ピンデータD2_1_1、D2_1
_2、…、D2_1_jによって規定され、テストピン
n_kから出力される信号は、ピンデータDn_k_
1、Dn_k_2、…、Dn_k_jによって規定され
る。
【0059】図2〜10は、上述した半導体試験装置内
のピンレジスタ回路P1のブロック図である。ピンレジ
スタ回路P1は、k×j個の回路ブロック、すなわち回
路ブロックB11、B21、…、Bk1、B12、B2
2、…、Bk2、……、B1j、B2j、…、Bkjを
有し、これらの回路ブロックには、ブロックアドレス
と、レジスタアドレスとの2種類のアドレスが付けられ
ている。
【0060】図2と図6とは、同一のピンレジスタ回路
P1を異なる観点から見た図である。すなわち、図2
は、ブロックアドレスの順に並べられた回路ブロックB
11、B21、…、Bk1を明示した図であり、図6
は、レジスタアドレスの順に並べられた回路ブロックB
11、B12、…、B1jを明示した図である。なお、
図3〜5は、図2に示したブロック図内の詳細な構成を
示す図であり、図7〜9は、図6に示したブロック図内
の詳細な構成を示す図である。
【0061】ピンレジスタ回路P1は、上述したk×j
個の回路ブロック、すなわち回路ブロックB11、B2
1、…、Bk1、B12、B22、…、Bk2、……、
B1j、B2j、…、Bkjと共に、レジスタアドレス
デコーダ5Aと、NANDゲート8A1、8A2、…、
8Ajと、書き込み制御回路6と、データ選択回路BA
1、BA2、…、BAkとを有する。
【0062】レジスタアドレスデコーダ5Aは、iビッ
トのレジスタアドレスを入力し、j本のレジスタアドレ
ス指定信号を出力する。そして、入力したレジスタアド
レスが指定する回路ブロック群に対するレジスタアドレ
ス指定信号のみをアクティブ(Highレベル)にす
る。
【0063】例えば、レジスタアドレスが1であった場
合には、レジスタアドレスデコーダ5Aは、レジスタア
ドレスが1である回路ブロック群、すなわち回路ブロッ
クB11、B21、…、Bk1に対するレジスタアドレ
ス指定信号のみをアクティブ(Highレベル)にす
る。
【0064】NANDゲート8A1、8A2、…、8A
jは、レジスタアドレスデコーダ5Aが出力する複数の
レジスタアドレス指定信号のそれぞれに対して、1つづ
つ設けられている。そして、各NANDゲートは、レジ
スタアドレスデコーダ5Aが出力する各レジスタアドレ
ス指定信号と、ライトクロックWCとを入力し、レジス
タアドレス指定信号がアクティブである場合に限って、
入力したライトクロックWCを通過させ、対応するレジ
スタアドレスを有する回路ブロック群に送る。回路ブロ
ックに送られたライトクロックWCは、回路ブロック内
の全てのピンレジスタ用フリップフロップのクロック入
力端子Cに入力される。
【0065】書き込み制御回路6は、iビットのレジス
タアドレスと、ライトクロック(書き込みクロック)W
Cとを入力し、SEL信号(選択信号)と、CLK信号
(クロック信号)とを出力する。
【0066】SEL信号(選択信号)は、2対1セレク
タ2B1_1、2B2_1、…、2Bn_1、2B1_
2、2B2_2、…、2Bn_2、……、2B1_k、
2B2_k、…、2Bn_kの選択端子Sに入力され、
このSEL信号(選択信号)により、各2対1セレクタ
は、2つの入力信号のうちのいずれか一方を選択する。
例えば、2対1セレクタ2B1_1は、入力信号とし
て、データセレクタ2A1_1の出力または論理ゲート
9A1_1_1の出力のうちのいずれか一方を選択す
る。
【0067】CLK信号(クロック信号)は、ORゲー
ト7B1_1、7B2_1、…、7Bn_1、7B1_
2、7B2_2、…、7Bn_2、……、7B1_k、
7B2_k、…、7Bn_kを介して、データバッファ
用フリップフロップ3A1_1、3A2_1、…、3A
n_1、3A1_2、3A2_2、…、3An_2、…
…、3A1_k、3A2_k、…、3An_kのクロッ
ク入力端子Cに入力される。データバッファ用フリップ
フロップは、CLK信号(クロック信号)の立ち上がり
に同期して、2対1セレクタの出力をサンプリング(記
憶)する。
【0068】ブロックアドレス毎に1つ持つデータ選択
回路BA1、BA2、…、BAkは、ブロックアドレス
選択用フリップフロップと、一致検出回路と、ANDゲ
ートと、ORゲートと、データ選択用フリップフロップ
と、n対1セレクタと、2対1セレクタと、データバッ
ファ用フリップフロップとを有する。
【0069】例えば、データ選択回路BA1は、ブロッ
クアドレス選択用フリップフロップ1A1_1、1A2
_1、…、1An_1と、一致検出回路1C1_1、1
C2_1、…1Cn_1と、ANDゲート7A1_1、
7A2_1、…、7An_1と、ORゲート7B1_
1、7B2_1、…、7Bn_1と、データ選択用フリ
ップフロップ1B1_1、1B2_1、…、1Bn_1
と、データセレクタ(n対1セレクタ)2A1_1、2
A2_1、…、2An_1と、2対1セレクタ2B1_
1、2B2_1、…、2Bn_1と、データバッファ用
フリップフロップ3A1_1、3A2_1、…、3An
_1とを有する。
【0070】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
には、あらかじめ、mビットのブロックアドレス選択値
が格納される。一致検出回路は、mビットのブロックア
ドレスと、ブロックアドレス選択用フリップフロップが
出力するmビットのブロックアドレス選択値とを入力
し、両者が一致しているか否かを検出し、一致している
場合には、出力するブロックアドレス指定信号をアクテ
ィブ(Highレベル)にする。
【0071】ANDゲートは、前記一致検出回路が出力
するブロックアドレス指定信号と、ライトクロックWC
とを入力し、ブロックアドレス指定信号がアクティブで
ある場合に限って、入力したライトクロックWCを通過
させ、ORゲートに送る。
【0072】ORゲートは、前記ANDゲートが出力す
るライトクロックWCと、書き込み制御回路6が出力す
るCLK信号とを入力し、入力したライトクロックWC
とCLK信号との論理和をとり、その結果をデータバッ
ファ用フリップフロップのクロック入力端子Cに送る。
【0073】データ選択用フリップフロップには、あら
かじめ、データ選択値が格納される。n対1セレクタ
は、データD1〜Dnを入力し、データ選択用フリップ
フロップに格納されたデータ選択値に応じて、入力した
データD1〜Dnのうちのいずれか1つのデータを選択
し、選択したデータを出力する。2対1セレクタは、n
対1セレクタが出力したデータと、ピンレジスタ用フリ
ップフロップが出力するピンデータとを入力し、書き込
み制御回路6が出力するSEL信号に応じて、入力した
データのうちのいずれか1つのデータを選択し、選択し
たデータを出力する。データバッファ用フリップフロッ
プは、2対1セレクタが出力したデータを、ライトクロ
ックWCまたは書き込み制御回路6が出力するCLK信
号に同期したタイミングで格納する。
【0074】各回路ブロックは、n個のピンデータがそ
れぞれ格納されるn個のピンレジスタ用フリップフロッ
プと、n個の論理ゲートとを有する。例えば、回路ブロ
ックB11は、ピンレジスタ用フリップフロップ4A1
_1_1、4A2_1_1、…、4An_1_1と、論
理ゲート9A1_1_1、9A2_1_1、…、9An
_1_1とを有する。
【0075】各回路ブロック内の各論理ゲートには、同
じ回路ブロック内の各ピンレジスタ用フリップフロップ
が出力するピンデータが入力される。また、各回路ブロ
ック内の全ての論理ゲートは、レジスタアドレスデコー
ダ5Aが出力するレジスタアドレス指定信号によりイネ
ーブル制御される。そして、論理ゲートの出力は、対応
するデータ選択回路内の2対1セレクタに入力される。
【0076】例えば、回路ブロックB11内の論理ゲー
ト9A1_1_1には、ピンレジスタ用フリップフロッ
プ4A1_1_1が出力するピンデータD1_1_1が
入力される。また、論理ゲート9A1_1_1は、レジ
スタアドレスデコーダ5Aが出力するレジスタアドレス
指定信号によりイネーブル制御される。そして、論理ゲ
ート9A1_1_1の出力は、データ選択回路BA1内
の2対1セレクタ2B1_1に入力される。
【0077】また、例えば、回路ブロックB11内の論
理ゲート9A2_1_1には、ピンレジスタ用フリップ
フロップ4A2_1_1が出力するピンデータD2_1
_1が入力される。また、論理ゲート9A2_1_1
は、レジスタアドレスデコーダ5Aが出力するレジスタ
アドレス指定信号によりイネーブル制御される。そし
て、論理ゲート9A2_1_1の出力は、データ選択回
路BA1内の2対1セレクタ2B2_1に入力される。
【0078】各回路ブロック内の各ピンレジスタ用フリ
ップフロップには、対応するデータ選択回路内のデータ
バッファ用フリップフロップの出力が入力される。
【0079】例えば、回路ブロックB11内のピンレジ
スタ用フリップフロップ4A1_1_1、4A2_1_
1、…、4An_1_1には、それぞれ、データ選択回
路BA1内のデータバッファ用フリップフロップ3A1
_1、3A2_1、…、3An_1の出力が入力され
る。
【0080】各ピンレジスタ用フリップフロップに、対
応するデータが格納されると、各ピンレジスタ用フリッ
プフロップは、格納されたデータを、ピンデータとして
出力する。例えば、ピンレジスタ用フリップフロップ4
A1_1_1に、データD1が格納されると、このピン
レジスタ用フリップフロップ4A1_1_1は、格納さ
れたデータD1を、ピンデータD1_1_1として出力
する。
【0081】なお、図中の符号1A1_1〜1An_k
はブロックアドレス選択用フリップフロップであり、符
号1B1_1〜1Bn_kはデータ選択用フリップフロ
ップであり、符号1C1_1〜1Cn_kは一致検出回
路であり、符号2A1_1〜2An_kはn対1セレク
タであり、符号2B1_1〜2Bn_kは2対1セレク
タであり、符号3A1_1〜3An_kはデータバッフ
ァ用フリップフロップであり、符号7A1_1〜7An
_kはANDゲートであり、符号7B1_1〜7Bn_
kはORゲートである。
【0082】ブロックアドレス選択用フリップフロッ
プ、データ選択用フリップフロップ、一致検出回路、n
対1セレクタ、2対1セレクタ、データバッファ用フリ
ップフロップ、ANDゲート、ORゲートの組が、各テ
ストピンに対して、1組づつ設けられている。
【0083】また、符号8A1〜8AjはNANDゲー
トである。NANDゲートは、レジスタアドレス指定信
号の数と同数だけ設けられている。NANDゲートは、
レジスタアドレスデコーダ5Aが出力するレジスタアド
レス指定信号と、ライトクロックWCとを入力し、入力
したレジスタアドレス指定信号がアクティブ(High
レベル)である場合に限り、入力したライトクロックW
Cを、反転して通過させ、ピンレジスタ用フリップフロ
ップのクロック入力端子に送る。
【0084】また、符号4A1_1_1〜4An_1_
1、4A1_2_1〜4An_2_1、…、4A1_k
_1〜4An_k_1、4A1_1_2〜4An_1_
2、4A1_2_2〜4An_2_2、…、4A1_k
_2〜4An_k_2、……、4A1_1_j〜4An
_1_j、4A1_2_j〜4An_2_j、…、4A
1_k_j〜4An_k_jはピンレジスタ用フリップ
フロップであり、符号9A1_1_1〜9An_1_
1、9A1_2_1〜9An_2_1、…、9A1_k
_1〜9An_k_1、9A1_1_2〜9An_1_
2、9A1_2_2〜9An_2_2、…、9A1_k
_2〜9An_k_2、……9A1_1_j〜9An_
1_j、9A1_2_j〜9An_2_j、…、9A1
_k_j〜9An_k_jは論理ゲートである。
【0085】各回路ブロックは、それぞれ、n個のピン
レジスタ用フリップフロップと、n個の論理ゲートとを
内蔵している。例えば、回路ブロックB11は、ピンレ
ジスタ用フリップフロップ4A1_1_1、4A2_1
_1、…、4An_1_1と、論理ゲート9A1_1_
1、9A2_1_1、…、9An_1_1とを有する。
【0086】図11〜15は、各回路ブロックに、ピン
アサインの変更を行わずに、ブロックアドレスの順にデ
ータを転送する場合の動作を示すタイミングチャートで
ある。なお、各図に示した時刻T1〜T10は、全ての
図において同一の時刻を表すものとする。例えば、図1
1に示した時刻T1は、図12に示した時刻T1と同一
の時刻を表すものとする。
【0087】予め、ブロックアドレス選択用フリップフ
ロップ1A1_1、1A2_1、…、1An_1にはブ
ロックアドレス選択値として1を、ブロックアドレス選
択用フリップフロップ1A1_2、1A2_2、…、1
An_2にはブロックアドレス選択値として2を、ブロ
ックアドレス選択用フリップフロップ1A1_k、1A
2_k、…、1An_kにはブロックアドレス選択値と
してkを設定しておく。
【0088】そして、データ選択用フリップフロップ1
B1_1、1B1_2、…、1B1_kにはDSEL1
(データD1を選択する設定値)を、データ選択用フリ
ップフロップ1B2_1、1B2_2、…、1B2_k
にはDSEL2(データD2を選択する設定値)を、デ
ータ選択用フリップフロップ1Bn_1、1Bn_2、
…、1Bn_kにはDSELn(データDnを選択する
設定値)を設定しておく。
【0089】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
1A1_1、1A2_1、…、1An_1、1A1_
2、1A2_2、…、1An_2、……、1A1_k、
1A2_k、1An_kが出力するブロックアドレス選
択値は、それぞれ、一致検出回路1C1_1、1C2_
1、…、1Cn_1、1C1_2、1C2_2、…、1
Cn_2、……、1C1_k、1C2_k、1Cn_k
に入力される。
【0090】以下、テストピン1_1に対応する回路を
例に挙げて構成を説明する。なお、テストピン1_1以
外、すなわちテストピン2_1〜n_kに対応する回路
の構成は、テストピン1_1に対応する回路の構成と同
様なので、説明を省略する。
【0091】一致検出回路1C1_1は、ブロックアド
レス選択用フリップフロップ1A1_1が出力するmビ
ットのブロックアドレス選択値と、mビットのブロック
アドレスとを入力し、一致信号を出力する。すなわち、
一致検出回路1C1_1は、2つの入力が一致している
か否かを検出し、一致している場合には、出力する一致
信号をアクティブ(Highレベル)にする。一致検出
回路1C1_1が出力する一致信号は、ANDゲート7
A1_1に送られる。
【0092】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
1A1_1に設定されているブロックアドレス選択値に
応じて、各一致検出回路は、相互に異なるタイミングで
一致信号を出力する。すなわち、一致検出回路1C1_
1、1C2_1、…、1Cn_1は、ブロックアドレス
として1が送られてきたとき、一致検出回路1C1_
2、1C2_2、…、1Cn_2は、ブロックアドレス
として2が送られてきたとき、一致検出回路1C1_
k、1C2_k、…、1Cn_kは、ブロックアドレス
としてkが送られてきたとき、それぞれ、一致信号を出
力する。
【0093】n対1セレクタ2A1_1は、データ選択
用フリップフロップ1B1_1が出力するデータ選択値
に応じて、データD1〜データDnの中から1ビットの
データを選択し出力する。ここでは、n対1セレクタ2
A1_1、2A1_2、…、2A1_kはデータD1
を、n対1セレクタ2A2_1、2A2_2、…、2A
2_kはデータD2を、n対1セレクタ2An_1、2
An_2、…、2An_kはデータDnを選択し出力す
る。
【0094】2対1セレクタ2B1_1は、書き込み制
御回路6が出力するSEL信号に応じて、n対1セレク
タ2A1_1が出力するデータと、回路ブロックB11
内の論理ゲート9A1_1_1が出力するピンデータD
1_1_1とのうちのいずれか一方を選択し出力する。
【0095】データバッファ用フリップフロップ3A1
_1は、ORゲート7B1_1から送られるクロック信
号(ライトクロックWCまたはCLK信号)に同期し
て、2対1セレクタ2B1_1から送られるデータをサ
ンプリング(記憶)する。
【0096】回路ブロックB11内のピンレジスタ用フ
リップフロップ4A1_1_1は、NANDゲート8A
1から送られるライトクロックWCに同期して、データ
バッファ用フリップフロップ3A1_1から送られるデ
ータをレジスタアドレスが1のときサンプリング(記
憶)する。
【0097】レジスタアドレスデコーダ5Aは、iビッ
トのレジスタアドレスを入力し、j本のレジスタアドレ
ス指定信号を出力する。そして、入力したレジスタアド
レスに応じて、j本のレジスタアドレス指定信号のうち
のいずれか1本をアクティブ(Highレベル)にす
る。
【0098】書き込み制御回路6は、iビットのレジス
タアドレスと、ライトクロックWCとを入力し、SEL
信号と、CLK信号とを出力する。
【0099】SEL信号は、2対1セレクタ2B1_1
が、n対1セレクタ2A1_1が出力するデータと、回
路ブロックB11内の論理ゲート9A1_1_1が出力
するピンデータD1_1_1とのうちのいずれを入力と
して選択するかを決定する。
【0100】CLK信号は、データバッファ用フリップ
フロップ3Aが、2対1セレクタ2B1_1の出力をサ
ンプリングする際に用いるクロック信号である。すなわ
ち、SEL信号に応じて、2対1セレクタ2B1_1
が、論理ゲート9A1_1_1が出力するピンデータD
1_1_1を入力として選択し、出力したとき、データ
バッファ用フリップフロップ3A1_1は、この出力を
サンプリングする。
【0101】ANDゲート7A1_1は、一致検出回路
1C1_1が出力する一致信号と、ライトクロックWC
とを入力し、一致検出回路1C1_1が一致を検出し、
一致信号がアクティブ(Highレベル)になった場合
に限り、入力したライトクロックWCを通過させ、OR
ゲート7B1_1に送る。
【0102】ORゲート7B1_1は、ANDゲート7
A1_1が出力するライトクロックWCと、書き込み制
御回路6が出力するCLK信号出力とを入力し、これら
の信号を、データバッファ用フリップフロップ3A1_
1のクロック入力端子に送る。
【0103】NANDゲート8A1〜8Akは、レジス
タアドレスデコーダ5Aが出力するレジスタアドレス指
定信号と、ライトクロックWCとを入力し、レジスタア
ドレス指定信号がアクティブ(Highレベル)である
場合に限り、ライトクロックWCを通過させ、通過させ
たライトクロックWCを、複数のピンレジスタ用フリッ
プフロップのクロック入力端子に送る。
【0104】論理ゲート9A1_1_1は、ピンレジス
タ用フリップフロップ4A1_1_1が出力するピンデ
ータD1_1_1を入力し、レジスタアドレスデコーダ
5Aが出力するレジスタアドレス指定信号によりイネー
ブル制御され、入力したピンデータD1_1_1を2対
1セレクタ2B1_1に送る。
【0105】データ転送時、論理ゲート9A1_1_1
を、レジスタアドレスデコーダ5Aが出力するレジスタ
アドレス指定信号によりイネーブル制御することによ
り、転送先とされたレジスタアドレスを有する回路ブロ
ック内の全てのピンレジスタ用フリップフロップに記憶
されたデータが読み出される。読み出されたデータは、
対応する2対1セレクタに入力される。
【0106】まず、2対1セレクタ2B1_1は、書き
込み制御回路6が出力するSEL信号に応じて、論理ゲ
ート9A1_1_1が出力するピンデータD1_1_1
を入力として選択し、出力する。
【0107】出力されたピンデータD1_1_1は、一
旦、データバッファ用フリップフロップ3A1_1にサ
ンプリング(記憶)される。サンプリングは、書き込み
制御回路6が出力するCLK信号に同期して行われる。
【0108】すなわち、転送先とされたレジスタアドレ
スを有する回路ブロック内の全てのピンレジスタ用フリ
ップフロップに記憶されたデータを、対応するデータバ
ッファ用フリップフロップにコピーする。
【0109】次に、2対1セレクタ2B1_1は、書き
込み制御回路6が出力するSEL信号に応じて、n対1
セレクタ2A1_1が出力するデータを入力として選択
し、出力する。
【0110】ANDゲート7A1_1によって、一致検
出回路1C1_1が出力する一致信号と、ライトクロッ
クWCとの論理積をとることにより、一致検出回路1C
1_1が一致を検出し、一致信号がアクティブ(Hig
hレベル)である場合に限って、データバッファ用フリ
ップフロップ3A1_1に、n対1セレクタ2A1_1
および2対1セレクタ2B1_1が選択した、データD
1〜データDnのうちのいずれかが格納される。すなわ
ち、データバッファ用フリップフロップ3A1_1に格
納されるデータが変更される。
【0111】データバッファ用フリップフロップ3A1
_1が出力するデータは、回路ブロックB11内のピン
レジスタ用フリップフロップ4A1_1_1によって、
NANDゲート8A1が出力するライトクロックWCに
同期してサンプリング(記憶)される。これにより、転
送先とされたレジスタアドレスを有する回路ブロック群
のうち、さらに、転送先とされたブロックアドレスを有
する回路ブロックが選択され、選択された回路ブロック
内のピンレジスタ用フリップフロップに格納されたデー
タのみが更新される。以下、転送先ブロックアドレス、
レジスタアドレスに対応し、同様の動作を繰り返すので
説明を省略する。
【0112】この結果、ピンレジスタ用フリップフロッ
プ4A1_1_1にはブロックアドレスが1、レジスタ
アドレスが1のときのデータD1が、ピンレジスタ用フ
リップフロップ4A2_1_1にはブロックアドレスが
1、レジスタアドレスが1のときのデータD2が、ピン
レジスタ用フリップフロップ4An_1_1にはブロッ
クアドレスが1、レジスタアドレスが1のときのデータ
Dnが、ピンレジスタ用フリップフロップ4A1_2_
1にはブロックアドレスが2、レジスタアドレスが1の
ときのデータD1が、ピンレジスタ用フリップフロップ
4A2_2_1にはブロックアドレスが2、レジスタア
ドレスが1のときのデータD2が、ピンレジスタ用フリ
ップフロップ4An_2_1にはブロックアドレスが
2、レジスタアドレスが1のときのデータDnが、ピン
レジスタ用フリップフロップ4A1_k_1にはブロッ
クアドレスがk、レジスタアドレスが1のときのデータ
D1が、ピンレジスタ用フリップフロップ4A2_k_
1にはブロックアドレスがk、レジスタアドレスが1の
ときのデータD2が、ピンレジスタ用フリップフロップ
4An_k_1にはブロックアドレスがk、レジスタア
ドレスが1のときのデータDnがサンプリング(記憶)
される。
【0113】すなわち、ピンアサインは変更されない。
【0114】図16〜20は、各回路ブロックに、回路
ブロック単位でピンアサインを変更し、ブロックアドレ
スの順にデータを転送する場合の動作を示すタイミング
チャートである。なお、各図に示した時刻T1〜T10
は、全ての図において同一の時刻を表すものとする。例
えば、図16に示した時刻T1は、図17に示した時刻
T1と同一の時刻を表すものとする。
【0115】予め、ブロックアドレス選択用フリップフ
ロップ1A1_1、1A2_1、…、1An_1にはブ
ロックアドレス選択値として2を、ブロックアドレス選
択用フリップフロップ1A1_2、1A2_2、…、1
An_2にはブロックアドレス選択値として1を、ブロ
ックアドレス選択用フリップフロップ1A1_k、1A
2_k、…、1An_kにはブロックアドレス選択値と
してkを設定しておく。
【0116】そして、データ選択用フリップフロップ1
B1_1、1B1_2、…、1B1_kにはDSEL1
(データD1を選択する設定値)を、データ選択用フリ
ップフロップ1B2_1、1B2_2、…、1B2_k
にはDSEL2(データD2を選択する設定値)を、デ
ータ選択用フリップフロップ1Bn_1、1Bn_2、
…、1Bn_kにはDSELn(データDnを選択する
設定値)を設定しておく。
【0117】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
1A1_1、1A2_1、…、1An_1、1A1_
2、1A2_2、…、1An_2、……、1A1_k、
1A2_k、1An_kが出力するブロックアドレス選
択値は、それぞれ、一致検出回路1C1_1、1C2_
1、…、1Cn_1、1C1_2、1C2_2、…、1
Cn_2、……、1C1_k、1C2_k、1Cn_k
に入力される。
【0118】以下、テストピン1_1に対応する回路を
例に挙げて構成を説明する。なお、テストピン1_1以
外、すなわちテストピン2_1〜n_kに対応する回路
の構成は、テストピン1_1に対応する回路の構成と同
様なので、説明を省略する。
【0119】一致検出回路1C1_1は、ブロックアド
レス選択用フリップフロップ1A1_1が出力するmビ
ットのブロックアドレス選択値と、mビットのブロック
アドレスとを入力し、一致信号を出力する。すなわち、
一致検出回路1C1_1は、2つの入力が一致している
か否かを検出し、一致している場合には、出力する一致
信号をアクティブ(Highレベル)にする。一致検出
回路1C1_1が出力する一致信号は、ANDゲート7
A1_1に送られる。
【0120】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
1A1_1に設定されているブロックアドレス選択値に
応じて、各一致検出回路は、相互に異なるタイミングで
一致信号を出力する。すなわち、一致検出回路1C1_
1、1C2_1、…、1Cn_1は、ブロックアドレス
として2が送られてきたとき、一致検出回路1C1_
2、1C2_2、…、1Cn_2は、ブロックアドレス
として1が送られてきたとき、一致検出回路1C1_
k、1C2_k、…、1Cn_kは、ブロックアドレス
としてkが送られてきたとき、それぞれ、一致信号を出
力する。
【0121】n対1セレクタ2A1_1は、データ選択
用フリップフロップ1B1_1が出力するデータ選択値
に応じて、データD1〜データDnの中から1ビットの
データを選択し出力する。ここでは、n対1セレクタ2
A1_1、2A1_2、…、2A1_kはデータD1
を、n対1セレクタ2A2_1、2A2_2、…、2A
2_kはデータD2を、n対1セレクタ2An_1、2
An_2、…、2An_kはデータDnを選択し出力す
る。
【0122】以下、図11〜15に示した場合と同様の
動作を行うので、説明を省略する。
【0123】この結果、ピンレジスタ用フリップフロッ
プ4A1_1_1にはブロックアドレスが2、レジスタ
アドレスが1のときのデータD1が、ピンレジスタ用フ
リップフロップ4A2_1_1にはブロックアドレスが
2、レジスタアドレスが1のときのデータD2が、ピン
レジスタ用フリップフロップ4An_1_1にはブロッ
クアドレスが2、レジスタアドレスが1のときのデータ
Dnが、ピンレジスタ用フリップフロップ4A1_2_
1にはブロックアドレスが1、レジスタアドレスが1の
ときのデータD1が、ピンレジスタ用フリップフロップ
4A2_2_1にはブロックアドレスが1、レジスタア
ドレスが1のときのデータD2が、ピンレジスタ用フリ
ップフロップ4An_2_1にはブロックアドレスが
1、レジスタアドレスが1のときのデータDnが、ピン
レジスタ用フリップフロップ4A1_k_1にはブロッ
クアドレスがk、レジスタアドレスが1のときのデータ
D1が、ピンレジスタ用フリップフロップ4A2_k_
1にはブロックアドレスがk、レジスタアドレスが1の
ときのデータD2が、ピンレジスタ用フリップフロップ
4An_k_1にはブロックアドレスがk、レジスタア
ドレスが1のときのデータDnがサンプリング(記憶)
される。
【0124】すなわち、あらかじめ各ブロックアドレス
選択用フリップフロップに格納するブロックアドレス選
択値を変更することにより、回路ブロック単位でピンア
サインを変更することができる。
【0125】図21〜25は、テストピン単位でピンア
サインを変更し、ブロックアドレスの順にデータを転送
する場合の動作を示すタイミングチャートである。な
お、各図に示した時刻T1〜T10は、全ての図におい
て同一の時刻を表すものとする。例えば、図21に示し
た時刻T1は、図22に示した時刻T1と同一の時刻を
表すものとする。
【0126】予め、ブロックアドレス選択用フリップフ
ロップ1A1_1、1A2_1、…、1An_1にはブ
ロックアドレス選択値として1を、ブロックアドレス選
択用フリップフロップ1An_2と、1A1_kと、1
A2_kにはブロックアドレス選択値として2を、ブロ
ックアドレス選択用フリップフロップ1A1_2と、1
A2_2と、1An_kにはブロックアドレス選択値と
してkを設定しておく。
【0127】そして、データ選択用フリップフロップ1
B2_1と、1Bn_2と、1Bn_kにはDSEL1
(データD1を選択する設定値)を、データ選択用フリ
ップフロップ1B1_1と、1B2_2と、1B2_k
にはDSEL2(データD2を選択する設定値)を、デ
ータ選択用フリップフロップ1Bn_1と、1B1_2
と、1B1_kにはDSELn(データDnを選択する
設定値)を設定しておく。
【0128】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
1A1_1、1A2_1、…、1An_1、1A1_
2、1A2_2、…、1An_2、……、1A1_k、
1A2_k、1An_kが出力するブロックアドレス選
択値は、それぞれ、一致検出回路1C1_1、1C2_
1、…、1Cn_1、1C1_2、1C2_2、…、1
Cn_2、……、1C1_k、1C2_k、1Cn_k
に入力される。
【0129】以下、テストピン1_1に対応する回路を
例に挙げて構成を説明する。なお、テストピン1_1以
外、すなわちテストピン2_1〜n_kに対応する回路
の構成は、テストピン1_1に対応する回路の構成と同
様なので、説明を省略する。
【0130】一致検出回路1C1_1は、ブロックアド
レス選択用フリップフロップ1A1_1が出力するmビ
ットのブロックアドレス選択値と、mビットのブロック
アドレスとを入力し、一致信号を出力する。すなわち、
一致検出回路1C1_1は、2つの入力が一致している
か否かを検出し、一致している場合には、出力する一致
信号をアクティブ(Highレベル)にする。一致検出
回路1C1_1が出力する一致信号は、ANDゲート7
A1_1に送られる。
【0131】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
1A1_1に設定されているブロックアドレス選択値に
応じて、各一致検出回路は、相互に異なるタイミングで
一致信号を出力する。すなわち、一致検出回路1C1_
1、1C2_1、…、1Cn_1は、ブロックアドレス
として1が送られてきたとき、一致検出回路1Cn_2
と、1C1_kと、1C2_kは、ブロックアドレスと
して2が送られてきたとき、一致検出回路1C1_2
と、1C2_2と、1Cn_kは、ブロックアドレスと
してkが送られてきたとき、それぞれ、一致信号を出力
する。
【0132】n対1セレクタ2A1_1は、データ選択
用フリップフロップ1B1_1が出力するデータ選択値
に応じて、データD1〜データDnの中から1ビットの
データを選択し出力する。ここでは、n対1セレクタ2
A2_1と、2An_2と、2An_kはデータD1
を、n対1セレクタ2A1_1と、2A2_2と、2A
2_kはデータD2を、n対1セレクタ2An_1と、
2A1_2と、2A1_kはデータDnを選択し出力す
る。
【0133】以下、図11〜15に示した場合と同様の
動作を行うので、説明を省略する。
【0134】この結果、ピンレジスタ用フリップフロッ
プ4A1_1_1にはブロックアドレスが1、レジスタ
アドレスが1のときのデータD2が、ピンレジスタ用フ
リップフロップ4A2_1_1にはブロックアドレスが
1、レジスタアドレスが1のときのデータD1が、ピン
レジスタ用フリップフロップ4An_1_1にはブロッ
クアドレスが1、レジスタアドレスが1のときのデータ
Dnが、ピンレジスタ用フリップフロップ4A1_2_
1にはブロックアドレスがk、レジスタアドレスが1の
ときのデータDnが、ピンレジスタ用フリップフロップ
4A2_2_1にはブロックアドレスがk、レジスタア
ドレスが1のときのデータD2が、ピンレジスタ用フリ
ップフロップ4An_2_1にはブロックアドレスが
2、レジスタアドレスが1のときのデータD1が、ピン
レジスタ用フリップフロップ4A1_k_1にはブロッ
クアドレスが2、レジスタアドレスが1のときのデータ
Dnが、ピンレジスタ用フリップフロップ4A2_k_
1にはブロックアドレスが2、レジスタアドレスが1の
ときのデータD2が、ピンレジスタ用フリップフロップ
4An_k_1にはブロックアドレスがk、レジスタア
ドレスが1のときのデータD1がサンプリング(記憶)
される。
【0135】すなわち、あらかじめ各ブロックアドレス
選択用フリップフロップに格納するブロックアドレス選
択値と、あらかじめ各データ選択用フリップフロップに
格納するデータ選択値とを変更することにより、テスト
ピン単位でピンアサインを変更することができる。
【0136】図26〜28は、各回路ブロックに、ピン
アサインの変更を行わずに、レジスタアドレスの順にデ
ータを転送する場合の動作を示すタイミングチャートで
ある。なお、各図に示した時刻T1〜T10は、全ての
図において同一の時刻を表すものとする。例えば、図2
6に示した時刻T1は、図27に示した時刻T1と同一
の時刻を表すものとする。
【0137】予め、ブロックアドレス選択用フリップフ
ロップ1A1_1、1A2_1、…、1An_1にはブ
ロックアドレス選択値として1を設定しておく。
【0138】そして、データ選択用フリップフロップ1
B1_1にはDSEL1(データD1を選択する設定
値)を、データ選択用フリップフロップ1B2_1には
DSEL2(データD2を選択する設定値)を、データ
選択用フリップフロップ1Bn_1にはDSELn(デ
ータDnを選択する設定値)を設定しておく。
【0139】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
1A1_1、1A2_1、…、1An_1が出力するブ
ロックアドレス選択値は、それぞれ、一致検出回路1C
1_1、1C2_1、…、1Cn_1に入力される。
【0140】以下、テストピン1_1に対応する回路を
例に挙げて構成を説明する。なお、テストピン1_1以
外のテストピンに対応する回路の構成は、テストピン1
_1に対応する回路の構成と同様なので、説明を省略す
る。
【0141】一致検出回路1C1_1は、ブロックアド
レス選択用フリップフロップ1A1_1が出力するmビ
ットのブロックアドレス選択値と、mビットのブロック
アドレスとを入力し、一致信号を出力する。すなわち、
一致検出回路1C1_1は、2つの入力が一致している
か否かを検出し、一致している場合には、出力する一致
信号をアクティブ(Highレベル)にする。一致検出
回路1C1_1が出力する一致信号は、ANDゲート7
A1_1に送られる。
【0142】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
1A1_1に設定されているブロックアドレス選択値に
応じて、各一致検出回路は、相互に異なるタイミングで
一致信号を出力する。すなわち、一致検出回路1C1_
1、1C2_1、…、1Cn_1は、ブロックアドレス
として1が送られてきたとき、それぞれ、一致信号を出
力する。
【0143】n対1セレクタ2A1_1は、データ選択
用フリップフロップ1B1_1が出力するデータ選択値
に応じて、データD1〜データDnの中から1ビットの
データを選択し出力する。ここでは、n対1セレクタ2
A1_1はデータD1を、n対1セレクタ2A2_1は
データD2を、n対1セレクタ2An_1はデータDn
を選択し出力する。
【0144】2対1セレクタ2B1_1は、書き込み制
御回路6が出力するSEL信号に応じて、n対1セレク
タ2A1_1が出力するデータと、回路ブロックB11
内の論理ゲート9A1_1_1が出力するピンデータD
1_1_1とのうちのいずれか一方を選択し出力する。
【0145】データバッファ用フリップフロップ3A1
_1は、ORゲート7B1_1から送られるクロック信
号(ライトクロックWCまたはCLK信号)に同期し
て、2対1セレクタ2B1_1から送られるデータをサ
ンプリング(記憶)する。
【0146】回路ブロックB11内のピンレジスタ用フ
リップフロップ4A1_1_1〜4An_1_1は、N
ANDゲート8A1から送られるライトクロックWCに
同期して、データバッファ用フリップフロップ3A1_
1〜3An_1から送られるデータをレジスタアドレス
が1のときサンプリング(記憶)する。
【0147】回路ブロックB12内のピンレジスタ用フ
リップフロップ4A1_1_2〜4An_1_2は、N
ANDゲート8A2から送られるライトクロックWCに
同期して、データバッファ用フリップフロップ3A1_
1〜3An_1から送られるデータをレジスタアドレス
が2のときサンプリング(記憶)する。
【0148】回路ブロックB1j内のピンレジスタ用フ
リップフロップ4A1_1_j〜4An_1_jは、N
ANDゲート8Ajから送られるライトクロックWCに
同期して、データバッファ用フリップフロップ3A1_
1〜3An_1から送られるデータをレジスタアドレス
がjのときサンプリング(記憶)する。
【0149】レジスタアドレスデコーダ5Aは、iビッ
トのレジスタアドレスを入力し、j本のレジスタアドレ
ス指定信号を出力する。そして、入力したレジスタアド
レスに応じて、j本のレジスタアドレス指定信号のうち
のいずれか1本をアクティブ(Highレベル)にす
る。
【0150】書き込み制御回路6は、iビットのレジス
タアドレスと、ライトクロックWCとを入力し、SEL
信号と、CLK信号とを出力する。
【0151】SEL信号は、2対1セレクタ2B1_1
が、n対1セレクタ2A1_1が出力するデータと、回
路ブロックB11内の論理ゲート9A1_1_1が出力
するピンデータD1_1_1とのうちのいずれを入力と
して選択するかを決定する。
【0152】CLK信号は、データバッファ用フリップ
フロップ3Aが、2対1セレクタ2B1_1の出力をサ
ンプリングする際に用いるクロック信号である。すなわ
ち、SEL信号に応じて、2対1セレクタ2B1_1
が、論理ゲート9A1_1_1が出力するピンデータD
1_1_1を入力として選択し、出力したとき、データ
バッファ用フリップフロップ3A1_1は、この出力を
サンプリングする。
【0153】ANDゲート7A1_1は、一致検出回路
1C1_1が出力する一致信号と、ライトクロックWC
とを入力し、一致検出回路1C1_1が一致を検出し、
一致信号がアクティブ(Highレベル)になった場合
に限り、入力したライトクロックWCを通過させ、OR
ゲート7B1_1に送る。
【0154】ORゲート7B1_1は、ANDゲート7
A1_1が出力するライトクロックWCと、書き込み制
御回路6が出力するCLK信号出力とを入力し、これら
の信号を、データバッファ用フリップフロップ3A1_
1のクロック入力端子に送る。
【0155】NANDゲート8A1〜8Akは、レジス
タアドレスデコーダ5Aが出力するレジスタアドレス指
定信号と、ライトクロックWCとを入力し、レジスタア
ドレス指定信号がアクティブ(Highレベル)である
場合に限り、ライトクロックWCを通過させ、通過させ
たライトクロックWCを、複数のピンレジスタ用フリッ
プフロップのクロック入力端子に送る。
【0156】論理ゲート9A1_1_1は、ピンレジス
タ用フリップフロップ4A1_1_1が出力するピンデ
ータD1_1_1を入力し、レジスタアドレスデコーダ
5Aが出力するレジスタアドレス指定信号によりイネー
ブル制御され、入力したピンデータD1_1_1を2対
1セレクタ2B1_1に送る。
【0157】データ転送時、論理ゲート9A1_1_1
を、レジスタアドレスデコーダ5Aが出力するレジスタ
アドレス指定信号によりイネーブル制御することによ
り、転送先とされたレジスタアドレスを有する回路ブロ
ック内の全てのピンレジスタ用フリップフロップに記憶
されたデータが読み出される。読み出されたデータは、
対応する2対1セレクタに入力される。
【0158】まず、2対1セレクタ2B1_1は、書き
込み制御回路6が出力するSEL信号に応じて、論理ゲ
ート9A1_1_1が出力するピンデータD1_1_1
を入力として選択し、出力する。
【0159】出力されたピンデータD1_1_1は、一
旦、データバッファ用フリップフロップ3A1_1にサ
ンプリング(記憶)される。サンプリングは、書き込み
制御回路6が出力するCLK信号に同期して行われる。
【0160】すなわち、転送先とされたレジスタアドレ
スを有する回路ブロック内の全てのピンレジスタ用フリ
ップフロップに記憶されたデータを、対応するデータバ
ッファ用フリップフロップにコピーする。
【0161】次に、2対1セレクタ2B1_1は、書き
込み制御回路6が出力するSEL信号に応じて、n対1
セレクタ2A1_1が出力するデータを入力として選択
し、出力する。
【0162】ANDゲート7A1_1によって、一致検
出回路1C1_1が出力する一致信号と、ライトクロッ
クWCとの論理積をとることにより、一致検出回路1C
1_1が一致を検出し、一致信号がアクティブ(Hig
hレベル)である場合に限って、データバッファ用フリ
ップフロップ3A1_1に、n対1セレクタ2A1_1
および2対1セレクタ2B1_1が選択した、データD
1〜データDnのうちのいずれかが格納される。すなわ
ち、データバッファ用フリップフロップ3A1_1に格
納されるデータが変更される。
【0163】データバッファ用フリップフロップ3A1
_1が出力するデータは、回路ブロックB11内のピン
レジスタ用フリップフロップ4A1_1_1によって、
NANDゲート8A1が出力するライトクロックWCに
同期してサンプリング(記憶)される。これにより、転
送先とされたレジスタアドレスを有する回路ブロック群
のうち、さらに、転送先とされたブロックアドレスを有
する回路ブロックが選択され、選択された回路ブロック
内のピンレジスタ用フリップフロップに格納されたデー
タのみが更新される。以下、転送先ブロックアドレス、
レジスタアドレスに対応し、同様の動作を繰り返すので
説明を省略する。
【0164】この結果、ピンレジスタ用フリップフロッ
プ4A1_1_1にはブロックアドレスが1、レジスタ
アドレスが1のときのデータD1が、ピンレジスタ用フ
リップフロップ4A2_1_1にはブロックアドレスが
1、レジスタアドレスが1のときのデータD2が、ピン
レジスタ用フリップフロップ4An_1_1にはブロッ
クアドレスが1、レジスタアドレスが1のときのデータ
Dnが、ピンレジスタ用フリップフロップ4A1_1_
2にはブロックアドレスが1、レジスタアドレスが2の
ときのデータD1が、ピンレジスタ用フリップフロップ
4A2_1_2にはブロックアドレスが1、レジスタア
ドレスが2のときのデータD2が、ピンレジスタ用フリ
ップフロップ4An_1_2にはブロックアドレスが
1、レジスタアドレスが2のときのデータDnが、ピン
レジスタ用フリップフロップ4A1_1_jにはブロッ
クアドレスが1、レジスタアドレスがjのときのデータ
D1が、ピンレジスタ用フリップフロップ4A2_1_
jにはブロックアドレスが1、レジスタアドレスがjの
ときのデータD2が、ピンレジスタ用フリップフロップ
4An_1_jにはブロックアドレスが1、レジスタア
ドレスがjのときのデータDnがサンプリング(記憶)
される。
【0165】すなわち、ピンアサインは変更されない。
【0166】図29〜31は、各回路ブロックに、回路
ブロック単位でピンアサインを変更し、レジスタアドレ
スの順にデータを転送する場合の動作を示すタイミング
チャートである。具体的には、ブロックアドレスが1の
回路ブロックに転送されるデータと、ブロックアドレス
が2の回路ブロックに転送されるデータとが交換され
る。なお、各図に示した時刻T1〜T10は、全ての図
において同一の時刻を表すものとする。例えば、図29
に示した時刻T1は、図30に示した時刻T1と同一の
時刻を表すものとする。
【0167】予め、ブロックアドレス選択用フリップフ
ロップ1A1_1、1A2_1、…、1An_1にはブ
ロックアドレス選択値として2を設定しておく。
【0168】そして、データ選択用フリップフロップ1
B1_1にはDSEL1(データD1を選択する設定
値)を、データ選択用フリップフロップ1B2_1には
DSEL2(データD2を選択する設定値)を、データ
選択用フリップフロップ1Bn_1にはDSELn(デ
ータDnを選択する設定値)を設定しておく。
【0169】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
1A1_1、1A2_1、…、1An_1が出力するブ
ロックアドレス選択値は、それぞれ、一致検出回路1C
1_1、1C2_1、…、1Cn_1に入力される。
【0170】以下、テストピン1_1に対応する回路を
例に挙げて構成を説明する。なお、テストピン1_1以
外のテストピンに対応する回路の構成は、テストピン1
_1に対応する回路の構成と同様なので、説明を省略す
る。
【0171】一致検出回路1C1_1は、ブロックアド
レス選択用フリップフロップ1A1_1が出力するmビ
ットのブロックアドレス選択値と、mビットのブロック
アドレスとを入力し、一致信号を出力する。すなわち、
一致検出回路1C1_1は、2つの入力が一致している
か否かを検出し、一致している場合には、出力する一致
信号をアクティブ(Highレベル)にする。一致検出
回路1C1_1が出力する一致信号は、ANDゲート7
A1_1に送られる。
【0172】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
1A1_1に設定されているブロックアドレス選択値に
応じて、各一致検出回路は、相互に異なるタイミングで
一致信号を出力する。すなわち、一致検出回路1C1_
1、1C2_1、…、1Cn_1は、ブロックアドレス
として2が送られてきたとき、それぞれ、一致信号を出
力する。
【0173】n対1セレクタ2A1_1は、データ選択
用フリップフロップ1B1_1が出力するデータ選択値
に応じて、データD1〜データDnの中から1ビットの
データを選択し出力する。ここでは、n対1セレクタ2
A1_1はデータD1を、n対1セレクタ2A2_1は
データD2を、n対1セレクタ2An_1はデータDn
を選択し出力する。
【0174】以下、図26〜28に示した場合と同様の
動作を行うので、説明を省略する。
【0175】この結果、ピンレジスタ用フリップフロッ
プ4A1_1_1にはブロックアドレスが2、レジスタ
アドレスが1のときのデータD1が、ピンレジスタ用フ
リップフロップ4A2_1_1にはブロックアドレスが
2、レジスタアドレスが1のときのデータD2が、ピン
レジスタ用フリップフロップ4An_1_1にはブロッ
クアドレスが2、レジスタアドレスが1のときのデータ
Dnが、ピンレジスタ用フリップフロップ4A1_1_
2にはブロックアドレスが2、レジスタアドレスが2の
ときのデータD1が、ピンレジスタ用フリップフロップ
4A2_1_2にはブロックアドレスが2、レジスタア
ドレスが2のときのデータD2が、ピンレジスタ用フリ
ップフロップ4An_1_2にはブロックアドレスが
2、レジスタアドレスが2のときのデータDnが、ピン
レジスタ用フリップフロップ4A1_1_jにはブロッ
クアドレスが2、レジスタアドレスがjのときのデータ
D1が、ピンレジスタ用フリップフロップ4A2_1_
jにはブロックアドレスが2、レジスタアドレスがjの
ときのデータD2が、ピンレジスタ用フリップフロップ
4An_1_jにはブロックアドレスが2、レジスタア
ドレスがjのときのデータDnがサンプリング(記憶)
される。
【0176】すなわち、あらかじめ各ブロックアドレス
選択用フリップフロップに格納するブロックアドレス選
択値を変更することにより、回路ブロック単位でピンア
サインを変更することができる。
【0177】図32〜34は、テストピン単位でピンア
サインを変更し、レジスタアドレスの順にデータを転送
する場合の動作を示すタイミングチャートである。な
お、各図に示した時刻T1〜T10は、全ての図におい
て同一の時刻を表すものとする。例えば、図32に示し
た時刻T1は、図33に示した時刻T1と同一の時刻を
表すものとする。
【0178】予め、ブロックアドレス選択用フリップフ
ロップ1A1_1、1A2_1、…、1An_1にはブ
ロックアドレス選択値として2を設定しておく。
【0179】そして、データ選択用フリップフロップ1
B2_1にはDSEL1(データD1を選択する設定
値)を、データ選択用フリップフロップ1B1_1には
DSEL2(データD2を選択する設定値)を、データ
選択用フリップフロップ1Bn_1にはDSELn(デ
ータDnを選択する設定値)を設定しておく。
【0180】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
1A1_1、1A2_1、…、1An_1が出力するブ
ロックアドレス選択値は、それぞれ、一致検出回路1C
1_1、1C2_1、…、1Cn_1に入力される。
【0181】以下、テストピン1_1に対応する回路を
例に挙げて構成を説明する。なお、テストピン1_1以
外のテストピンに対応する回路の構成は、テストピン1
_1に対応する回路の構成と同様なので、説明を省略す
る。
【0182】一致検出回路1C1_1は、ブロックアド
レス選択用フリップフロップ1A1_1が出力するmビ
ットのブロックアドレス選択値と、mビットのブロック
アドレスとを入力し、一致信号を出力する。すなわち、
一致検出回路1C1_1は、2つの入力が一致している
か否かを検出し、一致している場合には、出力する一致
信号をアクティブ(Highレベル)にする。一致検出
回路1C1_1が出力する一致信号は、ANDゲート7
A1_1に送られる。
【0183】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
1A1_1に設定されているブロックアドレス選択値に
応じて、各一致検出回路は、相互に異なるタイミングで
一致信号を出力する。すなわち、一致検出回路1C1_
1、1C2_1、…、1Cn_1は、ブロックアドレス
として2が送られてきたとき、それぞれ、一致信号を出
力する。
【0184】n対1セレクタ2A1_1は、データ選択
用フリップフロップ1B1_1が出力するデータ選択値
に応じて、データD1〜データDnの中から1ビットの
データを選択し出力する。ここでは、n対1セレクタ2
A1_1はデータD2を、n対1セレクタ2A2_1は
データD1を、n対1セレクタ2An_1はデータDn
を選択し出力する。
【0185】以下、図26〜28に示した場合と同様の
動作を行うので、説明を省略する。
【0186】この結果、ピンレジスタ用フリップフロッ
プ4A1_1_1にはブロックアドレスが2、レジスタ
アドレスが1のときのデータD2が、ピンレジスタ用フ
リップフロップ4A2_1_1にはブロックアドレスが
2、レジスタアドレスが1のときのデータD1が、ピン
レジスタ用フリップフロップ4An_1_1にはブロッ
クアドレスが2、レジスタアドレスが1のときのデータ
Dnが、ピンレジスタ用フリップフロップ4A1_1_
2にはブロックアドレスが2、レジスタアドレスが2の
ときのデータD2が、ピンレジスタ用フリップフロップ
4A2_1_2にはブロックアドレスが2、レジスタア
ドレスが2のときのデータD1が、ピンレジスタ用フリ
ップフロップ4An_1_2にはブロックアドレスが
2、レジスタアドレスが2のときのデータDnが、ピン
レジスタ用フリップフロップ4A1_1_jにはブロッ
クアドレスが2、レジスタアドレスがjのときのデータ
D2が、ピンレジスタ用フリップフロップ4A2_1_
jにはブロックアドレスが2、レジスタアドレスがjの
ときのデータD1が、ピンレジスタ用フリップフロップ
4An_1_jにはブロックアドレスが2、レジスタア
ドレスがjのときのデータDnがサンプリング(記憶)
される。
【0187】すなわち、あらかじめ各ブロックアドレス
選択用フリップフロップに格納するブロックアドレス選
択値と、あらかじめ各データ選択用フリップフロップに
格納するデータ選択値とを変更することにより、テスト
ピン単位でピンアサインを変更することができる。
【0188】図35〜40は、複数のブロックアドレス
に並列にデータを転送する場合の動作を示すタイミング
チャートである。具体的には、ブロックアドレスが1の
回路ブロックと、ブロックアドレスがkの回路ブロック
とに並列にデータが転送される。なお、各図に示した時
刻T1〜T13は、全ての図において同一の時刻を表す
ものとする。例えば、図35に示した時刻T1は、図3
6に示した時刻T1と同一の時刻を表すものとする。
【0189】予め、ブロックアドレス選択用フリップフ
ロップ1A1_1、1A2_1、…、1An_1にはブ
ロックアドレス選択値として1を、ブロックアドレス選
択用フリップフロップ1A1_2、1A2_2、…、1
An_2にはブロックアドレス選択値として2を、ブロ
ックアドレス選択用フリップフロップ1A1_k、1A
2_k、…、1An_kにはブロックアドレス選択値と
して1を設定しておく。
【0190】そして、データ選択用フリップフロップ1
B1_1、1B1_2、…、1B1_kにはDSEL1
(データD1を選択する設定値)を、データ選択用フリ
ップフロップ1B2_1、1B2_2、…、1B2_k
にはDSEL2(データD2を選択する設定値)を、デ
ータ選択用フリップフロップ1Bn_1、1Bn_2、
…、1Bn_kにはDSELn(データDnを選択する
設定値)を設定しておく。
【0191】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
1A1_1、1A2_1、…、1An_1、1A1_
2、1A2_2、…、1An_2、1A1_k、1A2
_k、…、1An_kが出力するブロックアドレス選択
値は、それぞれ、一致検出回路1C1_1、1C2_
1、…、1Cn_1、1C1_2、1C2_2、…、1
Cn_2、1C1_k、1C2_k、…、1Cn_kに
入力される。
【0192】以下、テストピン1_1に対応する回路を
例に挙げて構成を説明する。なお、テストピン1_1以
外のテストピンに対応する回路の構成は、テストピン1
_1に対応する回路の構成と同様なので、説明を省略す
る。
【0193】一致検出回路1C1_1は、ブロックアド
レス選択用フリップフロップ1A1_1が出力するmビ
ットのブロックアドレス選択値と、mビットのブロック
アドレスとを入力し、一致信号を出力する。すなわち、
一致検出回路1C1_1は、2つの入力が一致している
か否かを検出し、一致している場合には、出力する一致
信号をアクティブ(Highレベル)にする。一致検出
回路1C1_1が出力する一致信号は、ANDゲート7
A1_1に送られる。
【0194】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
1A1_1に設定されているブロックアドレス選択値に
応じて、各一致検出回路は、相互に異なるタイミングで
一致信号を出力する。すなわち、一致検出回路1C1_
1、1C2_1、…、1Cn_1は、ブロックアドレス
として1が送られてきたとき、一致検出回路1C1_
2、1C2_2、…、1Cn_2は、ブロックアドレス
として2が送られてきたとき、一致検出回路1C1_
k、1C2_k、…、1Cn_kは、ブロックアドレス
として1が送られてきたとき、それぞれ、一致信号を出
力する。
【0195】n対1セレクタ2A1_1は、データ選択
用フリップフロップ1B1_1が出力するデータ選択値
に応じて、データD1〜データDnの中から1ビットの
データを選択し出力する。ここでは、n対1セレクタ2
A1_1、2A1_2、…、2A1_kはデータD1
を、n対1セレクタ2A2_1、2A2_2、…、2A
2_kはデータD2を、n対1セレクタ2An_1、2
An_2、…、2An_kはデータDnを選択し出力す
る。
【0196】2対1セレクタ2B1_1は、書き込み制
御回路6が出力するSEL信号に応じて、n対1セレク
タ2A1_1が出力するデータと、回路ブロックB11
内の論理ゲート9A1_1_1が出力するピンデータD
1_1_1とのうちのいずれか一方を選択し出力する。
【0197】データバッファ用フリップフロップ3A1
_1は、ORゲート7B1_1から送られるクロック信
号(ライトクロックWCまたはCLK信号)に同期し
て、2対1セレクタ2B1_1から送られるデータをサ
ンプリング(記憶)する。
【0198】回路ブロックB11内のピンレジスタ用フ
リップフロップ4A1_1_1〜4An_1_1は、N
ANDゲート8A1から送られるライトクロックWCに
同期して、データバッファ用フリップフロップ3A1_
1〜3An_1から送られるデータをレジスタアドレス
が1のときサンプリング(記憶)する。
【0199】回路ブロックB12内のピンレジスタ用フ
リップフロップ4A1_1_2〜4An_1_2は、N
ANDゲート8A2から送られるライトクロックWCに
同期して、データバッファ用フリップフロップ3A1_
1〜3An_1から送られるデータをレジスタアドレス
が2のときサンプリング(記憶)する。
【0200】回路ブロックB21内のピンレジスタ用フ
リップフロップ4A1_2_1〜4An_2_1は、N
ANDゲート8A1から送られるライトクロックWCに
同期して、データバッファ用フリップフロップ3A1_
2〜3An_2から送られるデータをレジスタアドレス
が1のときサンプリング(記憶)する。
【0201】回路ブロックB22内のピンレジスタ用フ
リップフロップ4A1_2_2〜4An_2_2は、N
ANDゲート8A2から送られるライトクロックWCに
同期して、データバッファ用フリップフロップ3A1_
2〜3An_2から送られるデータをレジスタアドレス
が2のときサンプリング(記憶)する。
【0202】回路ブロックBk1内のピンレジスタ用フ
リップフロップ4A1_k_1〜4An_k_1は、N
ANDゲート8A1から送られるライトクロックWCに
同期して、データバッファ用フリップフロップ3A1_
k〜3An_kから送られるデータをレジスタアドレス
が1のときサンプリング(記憶)する。
【0203】回路ブロックBk2内のピンレジスタ用フ
リップフロップ4A1_k_2〜4An_k_2は、N
ANDゲート8A2から送られるライトクロックWCに
同期して、データバッファ用フリップフロップ3A1_
k〜3An_kから送られるデータをレジスタアドレス
が2のときサンプリング(記憶)する。
【0204】レジスタアドレスデコーダ5Aは、iビッ
トのレジスタアドレスを入力し、j本のレジスタアドレ
ス指定信号を出力する。そして、入力したレジスタアド
レスに応じて、j本のレジスタアドレス指定信号のうち
のいずれか1本をアクティブ(Highレベル)にす
る。
【0205】書き込み制御回路6は、iビットのレジス
タアドレスと、ライトクロックWCとを入力し、SEL
信号と、CLK信号とを出力する。
【0206】SEL信号は、2対1セレクタ2B1_1
が、n対1セレクタ2A1_1が出力するデータと、回
路ブロックB11内の論理ゲート9A1_1_1が出力
するピンデータD1_1_1とのうちのいずれを入力と
して選択するかを決定する。
【0207】CLK信号は、データバッファ用フリップ
フロップ3Aが、2対1セレクタ2B1_1の出力をサ
ンプリングする際に用いるクロック信号である。すなわ
ち、SEL信号に応じて、2対1セレクタ2B1_1
が、論理ゲート9A1_1_1が出力するピンデータD
1_1_1を入力として選択し、出力したとき、データ
バッファ用フリップフロップ3A1_1は、この出力を
サンプリングする。
【0208】ANDゲート7A1_1は、一致検出回路
1C1_1が出力する一致信号と、ライトクロックWC
とを入力し、一致検出回路1C1_1が一致を検出し、
一致信号がアクティブ(Highレベル)になった場合
に限り、入力したライトクロックWCを通過させ、OR
ゲート7B1_1に送る。
【0209】ORゲート7B1_1は、ANDゲート7
A1_1が出力するライトクロックWCと、書き込み制
御回路6が出力するCLK信号出力とを入力し、これら
の信号を、データバッファ用フリップフロップ3A1_
1のクロック入力端子に送る。
【0210】NANDゲート8A1〜8Akは、レジス
タアドレスデコーダ5Aが出力するレジスタアドレス指
定信号と、ライトクロックWCとを入力し、レジスタア
ドレス指定信号がアクティブ(Highレベル)である
場合に限り、ライトクロックWCを通過させ、通過させ
たライトクロックWCを、複数のピンレジスタ用フリッ
プフロップのクロック入力端子に送る。
【0211】論理ゲート9A1_1_1は、ピンレジス
タ用フリップフロップ4A1_1_1が出力するピンデ
ータD1_1_1を入力し、レジスタアドレスデコーダ
5Aが出力するレジスタアドレス指定信号によりイネー
ブル制御され、入力したピンデータD1_1_1を2対
1セレクタ2B1_1に送る。
【0212】データ転送時、論理ゲート9A1_1_1
を、レジスタアドレスデコーダ5Aが出力するレジスタ
アドレス指定信号によりイネーブル制御することによ
り、転送先とされたレジスタアドレスを有する回路ブロ
ック内の全てのピンレジスタ用フリップフロップに記憶
されたデータが読み出される。読み出されたデータは、
対応する2対1セレクタに入力される。
【0213】まず、2対1セレクタ2B1_1は、書き
込み制御回路6が出力するSEL信号に応じて、論理ゲ
ート9A1_1_1が出力するピンデータD1_1_1
を入力として選択し、出力する。
【0214】出力されたピンデータD1_1_1は、一
旦、データバッファ用フリップフロップ3A1_1にサ
ンプリング(記憶)される。サンプリングは、書き込み
制御回路6が出力するCLK信号に同期して行われる。
【0215】すなわち、転送先とされたレジスタアドレ
スを有する回路ブロック内の全てのピンレジスタ用フリ
ップフロップに記憶されたデータを、対応するデータバ
ッファ用フリップフロップにコピーする。
【0216】次に、2対1セレクタ2B1_1は、書き
込み制御回路6が出力するSEL信号に応じて、n対1
セレクタ2A1_1が出力するデータを入力として選択
し、出力する。
【0217】ANDゲート7A1_1によって、一致検
出回路1C1_1が出力する一致信号と、ライトクロッ
クWCとの論理積をとることにより、一致検出回路1C
1_1が一致を検出し、一致信号がアクティブ(Hig
hレベル)である場合に限って、データバッファ用フリ
ップフロップ3A1_1に、n対1セレクタ2A1_1
および2対1セレクタ2B1_1が選択した、データD
1〜データDnのうちのいずれかが格納される。すなわ
ち、データバッファ用フリップフロップ3A1_1に格
納されるデータが変更される。
【0218】データバッファ用フリップフロップ3A1
_1が出力するデータは、回路ブロックB11内のピン
レジスタ用フリップフロップ4A1_1_1によって、
NANDゲート8A1が出力するライトクロックWCに
同期してサンプリング(記憶)される。これにより、転
送先とされたレジスタアドレスを有する回路ブロック群
のうち、さらに、転送先とされたブロックアドレスを有
する回路ブロックが選択され、選択された回路ブロック
内のピンレジスタ用フリップフロップに格納されたデー
タのみが更新される。以下、転送先ブロックアドレス、
レジスタアドレスに対応し、同様の動作を繰り返すので
説明を省略する。
【0219】この結果、ピンレジスタ用フリップフロッ
プ4A1_1_1にはブロックアドレスが1、レジスタ
アドレスが1のときのデータD1が、ピンレジスタ用フ
リップフロップ4A2_1_1にはブロックアドレスが
1、レジスタアドレスが1のときのデータD2が、ピン
レジスタ用フリップフロップ4An_1_1にはブロッ
クアドレスが1、レジスタアドレスが1のときのデータ
Dnが、ピンレジスタ用フリップフロップ4A1_2_
1にはブロックアドレスが2、レジスタアドレスが1の
ときのデータD1が、ピンレジスタ用フリップフロップ
4A2_2_1にはブロックアドレスが2、レジスタア
ドレスが1のときのデータD2が、ピンレジスタ用フリ
ップフロップ4An_2_1にはブロックアドレスが
2、レジスタアドレスが1のときのデータDnが、ピン
レジスタ用フリップフロップ4A1_k_1にはブロッ
クアドレスが1、レジスタアドレスが1のときのデータ
D1が、ピンレジスタ用フリップフロップ4A2_k_
1にはブロックアドレスが1、レジスタアドレスが1の
ときのデータD2が、ピンレジスタ用フリップフロップ
4An_k_1にはブロックアドレスが1、レジスタア
ドレスが1のときのデータDnが、ピンレジスタ用フリ
ップフロップ4A1_1_2にはブロックアドレスが
1、レジスタアドレスが2のときのデータD1が、ピン
レジスタ用フリップフロップ4A2_1_2にはブロッ
クアドレスが1、レジスタアドレスが2のときのデータ
D2が、ピンレジスタ用フリップフロップ4An_1_
2にはブロックアドレスが1、レジスタアドレスが2の
ときのデータDnが、ピンレジスタ用フリップフロップ
4A1_2_2にはブロックアドレスが2、レジスタア
ドレスが2のときのデータD1が、ピンレジスタ用フリ
ップフロップ4A2_2_2にはブロックアドレスが
2、レジスタアドレスが2のときのデータD2が、ピン
レジスタ用フリップフロップ4An_2_2にはブロッ
クアドレスが2、レジスタアドレスが2のときのデータ
Dnが、ピンレジスタ用フリップフロップ4A1_k_
2にはブロックアドレスが1、レジスタアドレスが2の
ときのデータD1が、ピンレジスタ用フリップフロップ
4A2_k_2にはブロックアドレスが1、レジスタア
ドレスが2のときのデータD2が、ピンレジスタ用フリ
ップフロップ4An_k_2にはブロックアドレスが
1、レジスタアドレスが2のときのデータDnがサンプ
リング(記憶)される。
【0220】すなわち、あらかじめ、複数のブロックア
ドレス選択用フリップフロップに、同一のブロックアド
レス選択値を格納することにより、複数のブロックアド
レスに、一回のデータ転送で、回路ブロック単位で並列
にデータを転送することができる。具体的には、ブロッ
クアドレスが1の回路ブロックと、ブロックアドレスが
kの回路ブロックとに、一回のデータ転送で、並列にデ
ータが転送される。
【0221】図41〜46は、テストピン単位でピンア
サインを変更すると共に、複数のピンレジスタ用フリッ
プフロップに、並列にデータを転送する場合の動作を示
すタイミングチャートである。なお、各図に示した時刻
T1〜T13は、全ての図において同一の時刻を表すも
のとする。例えば、図41に示した時刻T1は、図42
に示した時刻T1と同一の時刻を表すものとする。
【0222】予め、ブロックアドレス選択用フリップフ
ロップ1A2_1と、1An_1と、1A2_2にはブ
ロックアドレス選択値として1を、ブロックアドレス選
択用フリップフロップ1A1_1と、1A1_2と、1
An_2にはブロックアドレス選択値として2を、ブロ
ックアドレス選択用フリップフロップ1A2_kと、1
An_kにはブロックアドレス選択値として1を、ブロ
ックアドレス選択用フリップフロップ1A1_kにはブ
ロックアドレス選択値として2を設定しておく。
【0223】そして、データ選択用フリップフロップ1
B2_1と、1Bn_2にはDSEL1(データD1を
選択する設定値)を、データ選択用フリップフロップ1
B1_1と、1B2_2にはDSEL2(データD2を
選択する設定値)を、データ選択用フリップフロップ1
Bn_1と、1B1_2にはDSELn(データDnを
選択する設定値)を、データ選択用フリップフロップ1
B2_kにはDSEL1(データD1を選択する設定
値)を、データ選択用フリップフロップ1B1_kには
DSEL2(データD2を選択する設定値)を、データ
選択用フリップフロップ1Bn_kにはDSELn(デ
ータDnを選択する設定値)を設定しておく。
【0224】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
1A1_1、1A2_1、…、1An_1、1A1_
2、1A2_2、…、1An_2、1A1_k、1A2
_k、…、1An_kが出力するブロックアドレス選択
値は、それぞれ、一致検出回路1C1_1、1C2_
1、…、1Cn_1、1C1_2、1C2_2、…、1
Cn_2、1C1_k、1C2_k、…、1Cn_kに
入力される。
【0225】以下、テストピン1_1に対応する回路を
例に挙げて構成を説明する。なお、テストピン1_1以
外のテストピンに対応する回路の構成は、テストピン1
_1に対応する回路の構成と同様なので、説明を省略す
る。
【0226】一致検出回路1C1_1は、ブロックアド
レス選択用フリップフロップ1A1_1が出力するmビ
ットのブロックアドレス選択値と、mビットのブロック
アドレスとを入力し、一致信号を出力する。すなわち、
一致検出回路1C1_1は、2つの入力が一致している
か否かを検出し、一致している場合には、出力する一致
信号をアクティブ(Highレベル)にする。一致検出
回路1C1_1が出力する一致信号は、ANDゲート7
A1_1に送られる。
【0227】ブロックアドレス選択用フリップフロップ
1A1_1に設定されているブロックアドレス選択値に
応じて、各一致検出回路は、相互に異なるタイミングで
一致信号を出力する。すなわち、一致検出回路1C2_
1と、1Cn_1と、1C2_2は、ブロックアドレス
として1が送られてきたとき、一致検出回路1C1_1
と、1C1_2と、1Cn_2は、ブロックアドレスと
して2が送られてきたとき、一致検出回路1C2_k
と、1Cn_kは、ブロックアドレスとして1が送られ
てきたとき、一致検出回路1C1_kは、ブロックアド
レスとして2が送られてきたとき、それぞれ、一致信号
を出力する。
【0228】n対1セレクタ2A1_1は、データ選択
用フリップフロップ1B1_1が出力するデータ選択値
に応じて、データD1〜データDnの中から1ビットの
データを選択し出力する。ここでは、n対1セレクタ2
A2_1と、2An_2はデータD1を、n対1セレク
タ2A1_1と、2A2_2はデータD2を、n対1セ
レクタ2An_1と、2A1_2はデータDnを、n対
1セレクタ2A2_kはデータD1を、n対1セレクタ
2A1_kはデータD2を、n対1セレクタ2An_k
はデータDnを選択し出力する。
【0229】以下、図35〜40に示した場合と同様の
動作を行うので、説明を省略する。
【0230】この結果、ピンレジスタ用フリップフロッ
プ4A1_1_1にはブロックアドレスが2、レジスタ
アドレスが1のときのデータD2が、ピンレジスタ用フ
リップフロップ4A2_1_1にはブロックアドレスが
1、レジスタアドレスが1のときのデータD1が、ピン
レジスタ用フリップフロップ4An_1_1にはブロッ
クアドレスが1、レジスタアドレスが1のときのデータ
Dnが、ピンレジスタ用フリップフロップ4A1_2_
1にはブロックアドレスが2、レジスタアドレスが1の
ときのデータDnが、ピンレジスタ用フリップフロップ
4A2_2_1にはブロックアドレスが1、レジスタア
ドレスが1のときのデータD2が、ピンレジスタ用フリ
ップフロップ4An_2_1にはブロックアドレスが
2、レジスタアドレスが1のときのデータD1が、ピン
レジスタ用フリップフロップ4A1_k_1にはブロッ
クアドレスが2、レジスタアドレスが1のときのデータ
D2が、ピンレジスタ用フリップフロップ4A2_k_
1にはブロックアドレスが1、レジスタアドレスが1の
ときのデータD1が、ピンレジスタ用フリップフロップ
4An_k_1にはブロックアドレスが1、レジスタア
ドレスが1のときのデータDnが、ピンレジスタ用フリ
ップフロップ4A1_1_2にはブロックアドレスが
2、レジスタアドレスが2のときのデータD2が、ピン
レジスタ用フリップフロップ4A2_1_2にはブロッ
クアドレスが1、レジスタアドレスが2のときのデータ
D1が、ピンレジスタ用フリップフロップ4An_1_
2にはブロックアドレスが1、レジスタアドレスが2の
ときのデータDnが、ピンレジスタ用フリップフロップ
4A1_2_2にはブロックアドレスが2、レジスタア
ドレスが2のときのデータDnが、ピンレジスタ用フリ
ップフロップ4A2_2_2にはブロックアドレスが
1、レジスタアドレスが2のときのデータD2が、ピン
レジスタ用フリップフロップ4An_2_2にはブロッ
クアドレスが2、レジスタアドレスが2のときのデータ
D1が、ピンレジスタ用フリップフロップ4A1_k_
2にはブロックアドレスが2、レジスタアドレスが2の
ときのデータD2が、ピンレジスタ用フリップフロップ
4A2_k_2にはブロックアドレスが1、レジスタア
ドレスが2のときのデータD1が、ピンレジスタ用フリ
ップフロップ4An_k_2にはブロックアドレスが
1、レジスタアドレスが2のときのデータDnがサンプ
リング(記憶)される。
【0231】すなわち、あらかじめ各ブロックアドレス
選択用フリップフロップに格納するブロックアドレス選
択値と、あらかじめ各データ選択用フリップフロップに
格納するデータ選択値とを変更することにより、テスト
ピン単位でピンアサインを変更することができると共
に、あらかじめ、複数のブロックアドレス選択用フリッ
プフロップに、同一のブロックアドレス選択値を格納
し、あらかじめ、複数のデータ選択用フリップフロップ
に、同一のデータ選択値を格納することにより、複数の
ピンレジスタ用フリップフロップに、一回のデータ転送
で、並列にデータを転送することができる。
【0232】
【発明の効果】本発明によれば、測定プログラムを変更
することなしに、テストピン単位で、ピンアサインを変
更することができる。
【0233】また、複数個の被試験半導体を同時に試験
する並列測定において、1回のデータ転送で、並列測定
を行う被試験半導体の個数分のピンレジスタ用フリップ
フロップに、データを転送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における半導体試験装
置内のピンレジスタ回路が有する複数の回路ブロック
と、各回路ブロックに付けられたアドレスとの関係を示
す図である。
【図2】 本発明の一実施形態における半導体試験装
置内のピンレジスタ回路P1のブロック図であり、ブロ
ックアドレスの順に並べられた回路ブロックB11、B
21、…、Bk1を明示した図である。
【図3】 図2に示したブロック図内の詳細な構成を
示す図である。
【図4】 図2に示したブロック図内の詳細な構成を
示す図である。
【図5】 図2に示したブロック図内の詳細な構成を
示す図である。
【図6】 本発明の一実施形態における半導体試験装
置内のピンレジスタ回路P1のブロック図であり、レジ
スタアドレスの順に並べられた回路ブロックB11、B
12、…、B1jを明示した図である。
【図7】 図6に示したブロック図内の詳細な構成を
示す図である。
【図8】 図6に示したブロック図内の詳細な構成を
示す図である。
【図9】 図6に示したブロック図内の詳細な構成を
示す図である。
【図10】 図6に示したブロック図内の詳細な構成
を示す図である。
【図11】 各回路ブロックに、ピンアサインの変更
を行わずに、ブロックアドレスの順にデータを転送する
場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図12】 各回路ブロックに、ピンアサインの変更
を行わずに、ブロックアドレスの順にデータを転送する
場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図13】 各回路ブロックに、ピンアサインの変更
を行わずに、ブロックアドレスの順にデータを転送する
場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図14】 各回路ブロックに、ピンアサインの変更
を行わずに、ブロックアドレスの順にデータを転送する
場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図15】 各回路ブロックに、ピンアサインの変更
を行わずに、ブロックアドレスの順にデータを転送する
場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図16】 各回路ブロックに、回路ブロック単位で
ピンアサインを変更し、ブロックアドレスの順にデータ
を転送する場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図17】 各回路ブロックに、回路ブロック単位で
ピンアサインを変更し、ブロックアドレスの順にデータ
を転送する場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図18】 各回路ブロックに、回路ブロック単位で
ピンアサインを変更し、ブロックアドレスの順にデータ
を転送する場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図19】 各回路ブロックに、回路ブロック単位で
ピンアサインを変更し、ブロックアドレスの順にデータ
を転送する場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図20】 各回路ブロックに、回路ブロック単位で
ピンアサインを変更し、ブロックアドレスの順にデータ
を転送する場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図21】 テストピン単位でピンアサインを変更
し、ブロックアドレスの順にデータを転送する場合の動
作を示すタイミングチャートである。
【図22】 テストピン単位でピンアサインを変更
し、ブロックアドレスの順にデータを転送する場合の動
作を示すタイミングチャートである。
【図23】 テストピン単位でピンアサインを変更
し、ブロックアドレスの順にデータを転送する場合の動
作を示すタイミングチャートである。
【図24】 テストピン単位でピンアサインを変更
し、ブロックアドレスの順にデータを転送する場合の動
作を示すタイミングチャートである。
【図25】 テストピン単位でピンアサインを変更
し、ブロックアドレスの順にデータを転送する場合の動
作を示すタイミングチャートである。
【図26】 各回路ブロックに、ピンアサインの変更
を行わずに、レジスタアドレスの順にデータを転送する
場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図27】 各回路ブロックに、ピンアサインの変更
を行わずに、レジスタアドレスの順にデータを転送する
場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図28】 各回路ブロックに、ピンアサインの変更
を行わずに、レジスタアドレスの順にデータを転送する
場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図29】 各回路ブロックに、回路ブロック単位で
ピンアサインを変更し、レジスタアドレスの順にデータ
を転送する場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図30】 各回路ブロックに、回路ブロック単位で
ピンアサインを変更し、レジスタアドレスの順にデータ
を転送する場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図31】 各回路ブロックに、回路ブロック単位で
ピンアサインを変更し、レジスタアドレスの順にデータ
を転送する場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図32】 テストピン単位でピンアサインを変更
し、レジスタアドレスの順にデータを転送する場合の動
作を示すタイミングチャートである。
【図33】 テストピン単位でピンアサインを変更
し、レジスタアドレスの順にデータを転送する場合の動
作を示すタイミングチャートである。
【図34】 テストピン単位でピンアサインを変更
し、レジスタアドレスの順にデータを転送する場合の動
作を示すタイミングチャートである。
【図35】 複数のブロックアドレスに並列にデータ
を転送する場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図36】 複数のブロックアドレスに並列にデータ
を転送する場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図37】 複数のブロックアドレスに並列にデータ
を転送する場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図38】 複数のブロックアドレスに並列にデータ
を転送する場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図39】 複数のブロックアドレスに並列にデータ
を転送する場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図40】 複数のブロックアドレスに並列にデータ
を転送する場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図41】 テストピン単位でピンアサインを変更す
ると共に、複数のピンレジスタ用フリップフロップに、
並列にデータを転送する場合の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図42】 テストピン単位でピンアサインを変更す
ると共に、複数のピンレジスタ用フリップフロップに、
並列にデータを転送する場合の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図43】 テストピン単位でピンアサインを変更す
ると共に、複数のピンレジスタ用フリップフロップに、
並列にデータを転送する場合の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図44】 テストピン単位でピンアサインを変更す
ると共に、複数のピンレジスタ用フリップフロップに、
並列にデータを転送する場合の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図45】 テストピン単位でピンアサインを変更す
ると共に、複数のピンレジスタ用フリップフロップに、
並列にデータを転送する場合の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図46】 テストピン単位でピンアサインを変更す
ると共に、複数のピンレジスタ用フリップフロップに、
並列にデータを転送する場合の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図47】 従来の半導体試験装置内のピンレジスタ
回路P101のブロック図であり、ブロックアドレスの
順に並べられた回路ブロックB11、B21、…、Bk
1を明示した図である。
【図48】 従来の半導体試験装置内のピンレジスタ
回路P101のブロック図であり、レジスタアドレスの
順に並べられた回路ブロックB11、B12、…、B1
jを明示した図である。
【図49】 従来のピンレジスタ回路P101の動作
を示すタイミングチャートであり、ピンレジスタ回路P
101に、ブロックアドレスの順にデータが転送された
場合のタイミングチャートである。
【図50】 従来のピンレジスタ回路P101の動作
を示すタイミングチャートであり、ピンレジスタ回路P
101に、レジスタアドレスの順にデータが転送された
場合のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1A1_1、1A2_1、…、1An_1、1A1_
2、1A2_2、…、1An_2、……、1A1_k、
1A2_k、…、1An_k ブロックアドレス選択用
フリップフロップ 1B1_1、1B2_1、…、1Bn_1、1B1_
2、1B2_2、…、1Bn_2、……、1B1_k、
1B2_k、…、1Bn_k データ選択用フリップフ
ロップ 1C1_1、1C2_1、…、1Cn_1、1C1_
2、1C2_2、…、1Cn_2、……、1C1_k、
1C2_k、…、1Cn_k 一致検出回路 2A1_1、2A2_1、…、2An_1、2A1_
2、2A2_2、…、2An_2、……、2A1_k、
2A2_k、…、2An_k n対1セレクタ 2B1_1、2B2_1、…、2Bn_1、2B1_
2、2B2_2、…、2Bn_2、……、2B1_k、
2B2_k、…、2Bn_k 2対1セレクタ 3A1_1、3A2_1、…、3An_1、3A1_
2、3A2_2、…、3An_2、……、3A1_k、
3A2_k、…、3An_k データバッファ用フリッ
プフロップ 7A1_1、7A2_1、…、7An_1、7A1_
2、7A2_2、…、7An_2、……、7A1_k、
7A2_k、…、7An_k ANDゲート 7B1_1、7B2_1、…、7Bn_1、7B1_
2、7B2_2、…、7Bn_2、……、7B1_k、
7B2_k、…、7Bn_k ORゲート 4A1_1_1、4A2_1_1、…、4An_1_
1、4A1_2_1、4A2_2_1、…、4An_2
_1、……、4A1_k_1、4A2_k_1、…、4
An_k_1、4A1_1_2、4A2_1_2、…、
4An_1_2、4A1_2_2、4A2_2_2、
…、4An_2_2、……、4A1_k_2、4A2_
k_2、…、4An_k_2、…………、4A1_1_
j、4A2_1_j、…、4An_1_j、4A1_2
_j、4A2_2_j、…、4An_2_j、……、4
A1_k_j、4A2_k_j、…、4An_k_j
ピンレジスタ用フリップフロップ 9A1_1_1、9A2_1_1、…、9An_1_
1、9A1_2_1、9A2_2_1、…、9An_2
_1、……、9A1_k_1、9A2_k_1、…、9
An_k_1、9A1_1_2、9A2_1_2、…、
9An_1_2、9A1_2_2、9A2_2_2、
…、9An_2_2、……、9A1_k_2、9A2_
k_2、…、9An_k_2、…………、9A1_1_
j、9A2_1_j、…、9An_1_j、9A1_2
_j、9A2_2_j、…、9An_2_j、……、9
A1_k_j、9A2_k_j、…、9An_k_j
論理ゲート 5A レジスタアドレスデコーダ 5B ブロックアドレスデコーダ 6 書き込み制御回路 8A1、8A2、…、8Aj 論理ゲート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロックアドレスとレジスタアドレス
    とが付けられた複数の回路ブロックの中から、ブロック
    アドレスおよびレジスタアドレスによって指定される回
    路ブロックを選択し、選択した回路ブロック内のピンレ
    ジスタ用記憶手段にピンデータを転送する半導体試験装
    置のピンレジスタ回路において、 ブロックアドレスと、複数のピンデータとを入力し、入
    力したブロックアドレスに応じて、入力したピンデータ
    を、対応する回路ブロック内のピンレジスタ用記憶手段
    に送る、ブロックアドレス毎に設けられた複数のデータ
    選択回路と、 レジスタアドレスを入力し、入力したレジスタアドレス
    に応じたレジスタアドレス指定信号を、対応する回路ブ
    ロックに送るレジスタアドレスデコーダとを有し、 前記データ選択回路は、 あらかじめデータ選択値が格納されるデータ選択値記憶
    手段と、 このデータ選択値記憶手段に格納されたデータ選択値に
    応じて、入力した複数のピンデータのうちのいずれか1
    つを選択するデータセレクタと、 あらかじめブロックアドレス選択値が格納されるブロッ
    クアドレス選択値記憶手段と、 このブロックアドレス選択値記憶手段に格納されたブロ
    ックアドレス選択値と、入力したブロックアドレスとが
    一致しているか否かを検出し、一致していることを検出
    した場合に限り、一致信号を出力する一致検出回路と、 この一致検出回路が、一致信号を出力した場合に限り、
    前記データセレクタが選択したピンデータを、対応する
    回路ブロック内のピンレジスタ用記憶手段に送り、ピン
    レジスタ用記憶手段内のピンデータを更新するピンデー
    タ更新手段とを有することを特徴とする半導体試験装置
    のピンレジスタ回路。
  2. 【請求項2】 各ブロックアドレス選択値記憶手段に
    は、ブロックアドレスがとり得る値のうちの任意の値
    を、ブロックアドレス選択値として格納することが可能
    となっていることを特徴とする請求項1に記載の半導体
    試験装置のピンレジスタ回路。
  3. 【請求項3】 複数のブロックアドレス選択値記憶手
    段に、同一のブロックアドレス選択値を格納することが
    可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の半
    導体試験装置のピンレジスタ回路。
  4. 【請求項4】 各データ選択値記憶手段には、データ
    選択回路に入力されるピンデータのうちの任意のデータ
    を選択可能なデータ選択値を格納することが可能となっ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の半導体試験装
    置のピンレジスタ回路。
  5. 【請求項5】 複数のデータ選択値記憶手段に、同一
    のデータ選択値を格納することが可能となっていること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体試験装置のピンレ
    ジスタ回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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