JP2003013683A - 掘削作業装置 - Google Patents

掘削作業装置

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JP2003013683A
JP2003013683A JP2001196071A JP2001196071A JP2003013683A JP 2003013683 A JP2003013683 A JP 2003013683A JP 2001196071 A JP2001196071 A JP 2001196071A JP 2001196071 A JP2001196071 A JP 2001196071A JP 2003013683 A JP2003013683 A JP 2003013683A
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rotating body
casing
chuck
excavation work
cover
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Shinji Kurimoto
真司 栗本
Takaaki Isogai
隆明 磯貝
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Nippon Sharyo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掘削排土の装置要部への侵入を防止した掘削
作業装置を提供すること。 【解決手段】 回転体15内を通したケーシング100
を回転体15との間に複数のチャック21を差し込んで
把持し、回転体15に減速機を介して連結されたモータ
11の駆動によって高トルクの回転を与えるとともに、
その回転体15が設けられた昇降フレーム5を下降させ
ることによってケーシング100を地中へ回転圧入させ
るものであって、各チャック21から回転体15上方に
かけて張り出すように設けられた第1のカバー31と、
各チャック21の間にて上方から回転体15の内周面に
垂らされた第2のカバー32とを有する掘削作業装置
1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築、土木等の基
礎工事に使用するケーシングをチャックで把持して圧入
や引き抜きを行うチュービング装置等の掘削作業装置に
関し、特にケーシング内から排出する掘削土が装置要部
に降りかかったりしないようにした掘削作業装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】建築、土木等の基礎工事では、例えば、
土砂を掘削しながら地中に円筒体のケーシングを押し込
み、ケーシング内の土をハンマグラブやオーガスクリュ
ウなどで掘削しかき出してその中にコンクリートを打設
するオールケーシング工法などが行われる。そうしたケ
ーシングを地中に回転圧入させるためには、把持したケ
ーシングに回転を与えながら地中へ圧入するようにした
チュービング装置などの掘削作業装置が使用される。図
5は、そうした掘削作業装置の一形態であるチュービン
グ装置を示した図であり、ハンマグラブによる掘削作業
時の状況を示したものである。
【0003】この掘削作業装置50では、その中心を通
したケーシング100を把持して回転及び押し込みのた
ための力を与える。ケーシング100を把持するために
は、円周上に配置された複数の楔形をしたチャック21
が回転体15とケーシング100との間に差し込まれ
る。そして、掘削作業装置50では、把持されたケーシ
ング100に対して回転とともに地中へと押し込む圧入
が行われる。チャック21に把持されたケーシング10
0は、モータ11の回転出力が減速ギヤ12,13を介
して回転体15へと伝達され、そうした高トルクで回転
する回転体15に伴って回転が与えられる。そして、回
転するケーシング100はスラストシリンダ6の駆動に
より圧入が行われ、ワンストロークの縮み分ずつ地中へ
と打ち込まれていく。こうしてケーシング100が地中
に打ち込まれると、クレーン等によって吊られたハンマ
グラブ110がその中に挿入され、地中の土が掘り出さ
れる。
【0004】一方、こうしたケーシング100内の掘削
作業は、ハンマグラブ110だけでなくオーガスクリュ
ウなどによっても行われる。図6は、そうしたオーガス
クリュウによる掘削作業を示した側面図である。この掘
削作業装置50は、オーガ130とともにリーダ140
に装着され、前述したと同様にしてケーシング100を
地中に打ち込み、その中をオーガ130によって回転の
与えられたスクリュウ150によって掘削するものであ
る。その際、スクリュウ150によって掘削された土は
羽根にならって上昇し、装置上に設けられた排出部55
からエアや水などを使って排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした従
来の掘削作業装置50などの掘削作業装置では、ケーシ
ング100内から排出する掘削土がハンマクラブ110
などからこぼれ落ち、動作不良を引き起こす原因となっ
ていた。具体的には、図5に示すように、ハンマグラブ
110などによって掘り出した土を外へ排出する際、そ
の掘削土が取りこぼされたりエア等で吹き上がったりし
て、矢印で示すようにチャック21と回転体15とのス
ライド部分20に入り込んでしまう。そうすると、チャ
ック21が回転体15とケーシング100との間に適切
に差し込まれなくなったり、或いは摺動面に損傷を招い
て把持力の低下を起こしたり、更には正常にチャックで
きなくなるといった問題が生じる。また、チャック部分
の他にも、回転体15の背面に堆積した土砂Pが装置の
隙間からシール部分30に入り込むため、そのシールリ
ング25,25を超えてギヤ装置内に侵入した土やしみ
込んだ水がトラブルの原因となる。
【0006】また、こうしたことはハンマグラブ110
の場合だけでなく、図6で示したオーガスクリュウ15
0による作業の場合においても生じ得る問題である。そ
れは、ケーシング100上端には隙間200が空いてい
るため、スクリュウ150にならって排出部55まで上
昇する間に、その隙間200から掘削土が外に飛んでし
まったりして、図5で示したと同様に装置に降りかかる
からである。そのため、チャック21と回転体15との
スライド部分20や回転体15背面のシール部分30
(図5参照)に掘削土が侵入してしまう。
【0007】そこで本発明は、かかる課題を解決すべ
く、掘削排土の装置要部への侵入を防止した掘削作業装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の掘削作業装置
は、回転体内を通したケーシングを当該回転体との間に
複数のチャックを差し込んで把持し、回転体に減速機を
介して連結されたモータの駆動によって高トルクの回転
を与えるとともに、その回転体が設けられた昇降フレー
ムを下降させることによってケーシングを地中へ回転圧
入させるものであって、前記各チャックから前記回転体
上方にかけて張り出すように設けられた第1のカバー
と、前記各チャックの間にて上方から前記回転体の内周
面に垂らされた第2のカバーとを有することを特徴とす
る。
【0009】よって、本発明によれば、各チャックに対
して設けた第1カバーが、こぼれ落ちた掘削排土が直接
チャックの隙間に入ったり、その直近の回転体上に落ち
て堆積するのを防ぎ、チャックと回転体とのスライド部
分に掘削土が入り込まないようにしている。また、各チ
ャックの間にこぼれ落ちた掘削土は、第2カバーによっ
て回転体の内側に滑って落ちていくため、回転体上に掘
削土が堆積することがなくなり、チャックと回転体との
スライド部分や、回転体背面に堆積してシール部分に掘
削土が入り込むことを防止する。
【0010】また、本発明の掘削作業装置は、前記第1
のカバーに取り付けられ、又は前記第1のカバーに替え
て前記各チャックから前記回転体上方にかけて張り出す
ように設けられ、当該回転体と前記昇降フレームとの間
にある隙間を覆うように設けられたカバーを有すること
を特徴とする。よって、本発明によれば、前記第1のカ
バーによって回転体の背面に比較的こぼれ落ちやすいチ
ャックの箇所で、堆積した掘削土がシール部分へ侵入す
るのを防ぐことができる。
【0011】また、本発明の掘削作業装置は、回転体内
を通したケーシングを当該回転体との間に複数のチャッ
クをチャック機構によって差し込んで把持し、回転体に
減速機を介して連結されたモータの駆動によって高トル
クの回転を与えるとともに、その回転体が設けられた昇
降フレームを下降させることによってケーシングを地中
へ回転圧入させるものであって、前記チャック機構が、
前記昇降フレームに対して昇降可能に設けられたチャッ
クフレームに、リンクを介して前記チャックを吊設した
ものであり、そのチャックフレームの内周部に前記リン
ク及びチャックに干渉しない長さで下方にのびたカバー
を有することを特徴とする。そしてまた、本発明の掘削
作業装置は、前記カバーが、前記昇降フレームの内周面
を下方に延長したもの、又は前記昇降フレームの内周面
にゴムラバーを取り付けたものであることが望ましい。
【0012】よって、こうした本発明によれば、取りこ
ぼされた掘削排土がケーシング外周面に沿って各フレー
ムとの隙間を落ちるため、チャックと回転体とのスライ
ド部分に掘削土が入り込むのを防止できるとともに、回
転体の背面におけるこぼれ落ちを防止して掘削土の堆積
を抑え、シール部分への侵入を防ぐことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる掘削作業装
置の一実施形態について、図面を参照しながら以下に説
明する。図1及び図2は、本実施形態の掘削作業装置を
示した側面図であり、図3は、特にチャック部分を示し
た掘削作業装置の平面図である。本実施形態の掘削作業
装置1は、前記従来例で挙げたものと主要な構成を同じ
くするものであるが、先ずその構成についてここで詳し
く説明する。以下、図1を基にして説明する。掘削作業
装置1は、傾きを調節するための水平シリンダ2,2…
がベースフレーム3に設けられ、そのベースフレーム3
上の昇降フレーム5が、4本のスラストシリンダ6,6
…によってベースフレーム3に対し上下に移動できるよ
うに設けられている。更に、その昇降フレーム5上には
チャックフレーム7が設けられ、4本のチャックシリン
ダ8,8…によって上下に移動できるように設けられて
いる。ベースフレーム3、昇降フレーム5及びチャック
フレーム7のいずれにも、ケーシング100を通すため
の貫通孔が中央同軸上に形成されている。
【0014】昇降フレーム5にはモータ11が設置さ
れ、減速ギヤ12,13を介して貫通孔に設けられた回
転体15へと回転を伝達するドライブ機構が構成されて
いる。回転体15は、昇降フレーム5に対しベアリング
16によって回転可能に設けられ、そうした回転体15
の外周にはギヤ15aが形成されて減速ギヤ13と噛み
合っている。回転体15は、ケーシング100との間に
隙間をあけた大きさの径で形成されたリング状の軸受内
輪体であり、その内周面側には下方にかけて径が小さく
なるように傾斜したテーパ面が形成されている。そし
て、こうしたテーパ面にはケーシング100との間には
まり込むようにしたチャック21の背後傾斜面と当接・
摺動する為の勾配面を有したテーパ溝15bが、同一円
周上の6箇所に均等に配置されている。
【0015】チャック21,21…は、回転体15を直
立した状態で摺動できるように前記テーパ溝15bと同
じ角度の傾斜面をもった楔形をしたものである。そし
て、このチャック21,21…は、ケーシング100と
回転体15との間に差し込んでケーシング100を把持
するチャック機構を構成するものであり、ベアリング2
2にリンク23,23…を介してチャックフレーム7に
吊設されている。ベアリング22は、その外輪がチャッ
クフレーム7に固定され、回転する内輪側に連結された
リンク23,23…を介してチャック21,21…が軸
着されている。従って、チャック21,21…は、ベア
リング22によって回転自在に取り付けられるととも
に、リンク23,23…によって水平方向に変位可能に
取り付けられている。
【0016】続いて、こうした構成の掘削作業装置1に
よれば、ケーシング100が各フレーム3,5,7の孔
を貫通するようにして挿入された後、チャックシリンダ
8の駆動によってチャックフレーム7が下降し、それに
伴ってチャック21,21…が回転体15内に差し込ま
れ、ケーシング100が、円周上に設けられた6個のチ
ャック21,21…に掴まれるようにして把持される。
【0017】こうして把持されたケーシング100は、
モータ11の回転出力が減速機12,13を介して回転
体15に高トルクの回転として伝達され、はめ込まれた
チャック21,21…を介してケーシング100に回転
が与えられる。また同時に、スラストシリンダ6,6…
が駆動して昇降フレーム5が下降することによって圧入
が行われる。掘削作業装置1では、こうしたモータ11
による回転と、スラストシリンダ6,6…によるワンス
トローク分の下降動作が複数回繰り返され、段階的なケ
ーシング100の圧入が繰り返される。そして、圧入さ
れたケーシング100内の土が図5に示すようにハンマ
クラブ110によって、また図6に示すようにスクリュ
ウ150によって掘削されて排出される。
【0018】本実施形態では、こうした構造の掘削作業
装置について、前記課題で述べた掘削土が装置要部に降
りかからないよう各所にカバーが設けられている。掘削
土による障害が生じる主な箇所としては、チャック2
1,21…と回転体15とのスライド部分20である。
ここに掘削土が侵入するのは、図5及び図6に矢印で示
すように、ハンマグラブ110などから取りこぼされた
りした掘削土が、昇降フレーム5とチャックフレーム7
との間からケーシング100の外側へ落ちて、それが直
接隙間に入ったり、回転体15の上に堆積した土が作業
中の振動などで落ちたりするからである。また、昇降フ
レーム5上の回転体15背面には、回転体15とフレー
ムボディとの間に隙間があり、そこのシール部分30に
は、内部に土や水が入り込まないようにシールリング2
5,25が設けられている。しかし、回転体15の背面
に土が堆積すると、回転する回転体15によってその隙
間から土が入り込み、シールリング25,25が損傷
し、装置内部への土や水の侵入を許してしまう。
【0019】そこで、本実施形態では、こうした箇所へ
の取りこぼされた掘削排土の経路を断って、掘削土によ
る弊害を簡易な構成で防止するためにカバーが設けられ
ている。先ず、スライド部分20への侵入を防止するた
めのものとして、各チャック21,21…に対し、ひさ
しのように外側へ傾斜させて張出した第1カバー31が
固定されている。チャック21,21…は、図3に示す
ように6箇所に設けられており、それぞれに第1カバー
31,31…が固定されている。これは、こぼれ落ちた
土が直接チャック21,21…の隙間に入ったり、その
直近の回転体15上に落ちて堆積するようなことがなく
なるようにしたものである。
【0020】一方、ケーシング100側から回転体15
の背面側には、チャック21,21…の間に大きなスペ
ースができているため、そこを通って掘削排土がこぼれ
落ちて回転体15上に堆積してスライド部分20へ落ち
たり、回転体15の背面に堆積する。そこで本実施形態
では、図2に示すように各チャック21,21…の間に
カーテンのようにゴムラバーを垂らした第2カバー3
2,32…が設けられている。それには、チャックフレ
ーム7に設けられたベアリング22の内輪にブラケット
33,33…が固定され、そのブラケット33,33…
に対して第2カバー32,32…が吊されている。そう
して吊された第2カバー32,32…は、その下方が回
転体15の傾斜した内周面に接して垂れている。
【0021】掘削作業装置1では、こうしてカバー3
1,32をそれぞれの箇所に設けることによってハンマ
クラブ110等からこぼれ落ちる掘削土の弊害を効果的
に防止することができるようになった。つまり、例えば
ハンマクラブ110で掘削土を排出する際、先ずケーシ
ング100外へこぼれ落ちた土は、各チャック21,2
1…部分では第1カバー31,31…によって回転体1
5の背面へと落ち、チャック21,21…と回転体15
のテーパ溝15bとの間に掘削土が直接入り込むことが
なくなる。また、各チャック21,21…の間では、こ
ぼれ落ちた掘削土が第2カバー32,32…によって回
転体15の内側の隙間から落ちていくため、回転体15
上に掘削土が堆積することがないので、スライド部分2
0に掘削排土土が入り込むことがなくなる。更に、回転
体15の背面へと落ちる掘削土は、各チャック21,2
1…の間からのものが多くを占めるが、これを第2カバ
ー32,32…によって遮るため、回転体15の背面に
おける掘削土の堆積を抑えることができる。
【0022】ところで、第1、第2カバー31,32を
設けることによって、従来の掘削土の問題に対する十分
な効果が得られるものの、更に掘削土を排除するために
より発展させた構成をとることができる。すなわち、そ
の構成をとる箇所は、回転体15の背面側へ落ちるチャ
ック21,21…部分についてである。チャック21,
21…は、それぞれリンク23,23…によって両側か
ら軸支されている。そのため、掘削土は、リンク23,
23…の隙間から回転体15の背面側へとこぼれ落ちて
いく。そこで、そうしたリンク23,23…の隙間を塞
ぐことが考えられ、そのためチャックフレーム7の内周
部分7aをリンク23,23…やチャック21,21…
に干渉しない限界まで下方に延長するようにした。これ
は、別にチャックフレーム7を利用しなくとも、図4に
示すように円筒部材35を垂設するようにしてもよい。
【0023】これにより、こぼれ落ちた掘削土は、ケー
シング100外側面に沿って各フレーム3,5,7との
隙間を落ちることとなる。そのため、チャック21,2
1…と回転体15とのスライド部分20に掘削排土が入
り込むのを防止できるとともに、回転体15の背面にお
ける堆積を抑えることができる。なお、こうしたチャッ
クフレーム7の内周部分7aや円筒部材35が、請求項
3に記載するカバーに相当するものである。
【0024】次に、こうした円筒部材35などを設ける
と否とにかかわらず、シールリング25,25部分に入
り込まないようにするため、図4に示すように昇降フレ
ーム5と回転体15との隙間を塞ぐゴムラバー36,3
6…を第1カバー31,31…に取り付けて延設させ
た。これにより、比較的回転体15の背面にこぼれ落ち
やすい部分で、回転体15とフレームボディとの隙間か
ら掘削排土が侵入するのを防ぐことができる。なお、こ
の第1カバー31とゴムラバー36との組合せが、請求
項2に記載するカバーに相当するものである。
【0025】以上、本発明にかかる掘削作業装置につい
て説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】各チャックから回転体上方にかけて張り
出すように設けられた第1のカバーと、チャックの間に
て上方から回転体の内周面に垂らされた第2のカバーと
を有する構成としたので、掘削排土の装置要部への侵入
を防止した掘削作業装置を提供することが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る掘削作業装置の一実施形態を示し
た側面図である。
【図2】本発明に係る掘削作業装置の一実施形態を示し
た側面図である。
【図3】本発明に係る掘削作業装置の特にチャック部分
を示した一実施形態の平面図である。
【図4】本発明に係る掘削作業装置の一実施形態を示し
た側面図である。
【図5】従来の掘削作業装置の一形態であるチュービン
グ装置を示した図である。
【図6】オーガスクリュウによる掘削作業を示した掘削
作業装置を含む作業機の側面図である。
【符号の説明】
1 掘削作業装置 5 昇降フレーム 7 チャックフレーム 11 モータ 12,13 減速ギヤ 15 回転体 20 スライド部分 21 チャック 30 シール部分 31 第1カバー 32 第2カバー 100 ケーシング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体内を通したケーシングを当該回転
    体との間に複数のチャックを差し込んで把持し、回転体
    に減速機を介して連結されたモータの駆動によって高ト
    ルクの回転を与えるとともに、その回転体が設けられた
    昇降フレームを下降させることによってケーシングを地
    中へ回転圧入させる掘削作業装置において、 前記各チャックから前記回転体上方にかけて張り出すよ
    うに設けられた第1のカバーと、前記各チャックの間に
    て上方から前記回転体の内周面に垂らされた第2のカバ
    ーとを有することを特徴とする掘削作業装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の掘削作業装置におい
    て、 前記第1のカバーに取り付けられ、又は前記第1のカバ
    ーに替えて前記各チャックから前記回転体上方にかけて
    張り出すように設けられ、当該回転体と前記昇降フレー
    ムとの間にある隙間を覆うように設けられたカバーを有
    することを特徴とする掘削作業装置。
  3. 【請求項3】 回転体内を通したケーシングを当該回転
    体との間に複数のチャックをチャック機構によって差し
    込んで把持し、回転体に減速機を介して連結されたモー
    タの駆動によって高トルクの回転を与えるとともに、そ
    の回転体が設けられた昇降フレームを下降させることに
    よってケーシングを地中へ回転圧入させる掘削作業装置
    において、 前記チャック機構は、前記昇降フレームに対して昇降可
    能に設けられたチャックフレームに、リンクを介して前
    記チャックを吊設したものであって、そのチャックフレ
    ームの内周部に前記リンク及びチャックに干渉しない長
    さで下方にのびたカバーを有することを特徴とする掘削
    作業装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の掘削作業装置におい
    て、 前記カバーは、前記昇降フレームの内周面を下方に延長
    したもの、又は前記昇降フレームの内周面にゴムラバー
    を取り付けたものであることを特徴とする掘削作業装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102030173B1 (ko) * 2018-04-20 2019-10-08 (주)노아중기계 하부오거 기어박스 내 흙 유입방지 및 배출구조

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102030173B1 (ko) * 2018-04-20 2019-10-08 (주)노아중기계 하부오거 기어박스 내 흙 유입방지 및 배출구조

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