JP2003012527A - 過食抑制剤 - Google Patents

過食抑制剤

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JP2003012527A
JP2003012527A JP2001198783A JP2001198783A JP2003012527A JP 2003012527 A JP2003012527 A JP 2003012527A JP 2001198783 A JP2001198783 A JP 2001198783A JP 2001198783 A JP2001198783 A JP 2001198783A JP 2003012527 A JP2003012527 A JP 2003012527A
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hyperphagia
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foods
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JP2001198783A
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Seiichi Nakano
清一 中野
Kotaro Muroyama
幸太郎 室山
Kenro Yamamoto
憲朗 山本
Shinji Murozaki
伸二 室▲崎▼
Yoshihiro Yamamoto
佳弘 山本
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Takeda Food Products Ltd
Original Assignee
Takeda Food Products Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】効果が確実で、毒性が低く、副作用もない過食
抑制剤およびそれを含有する食品の提供。 【解決手段】イチョウ葉またはその処理物、特にその有
機溶媒(例えばメタノール、エタノール、アセトン、酢
酸エチル、ヘキサン、クロロホルムなど)による抽出物
が過食を抑制することが明らかとなり、それを含む過食
抑制剤を投与または摂食することにより、上記課題を解
決することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天然物またはその
処理物を含有する安全性の高い、過食抑制剤およびそれ
を含有してなる飲食品、医薬品、医薬部外品または飼料
に関する。特に、本発明は副作用がなく、長期間摂取す
ることが可能なイチョウ葉やその処理物、たとえば有機
溶媒抽出物を含有する過食抑制剤に関する。さらに、本
発明は摂食中枢の亢進あるいは満腹中枢の抑制に基づく
過食を抑え、それに伴う肥満の予防・改善、さらには肥
満治療やそれに伴う食餌療法の実行や維持を補助するの
に効果的な過食抑制剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食生活の欧米化に伴って動物性脂
肪の摂取量が増加している。国民栄養調査によると、脂
質からのエネルギー摂取比率が平均で26%を超え、増
加の一途をたどっている。このような恒常的な脂肪の過
剰摂取は肥満の原因となり、肥満はそれに伴う合併症
(例えば、糖尿病、高血圧症、高脂血症による循環器系
疾患などのいわゆる生活習慣病)の発症率を上昇させる
ことから社会問題となっている。また、肥満は健康上の
観点からだけではなく、美容上、さらには服飾品や医療
費などの経済上の観点からも予防または治療することが
望まれる。
【0003】これらの問題から、従来より身体の余分な
脂肪を減らすことを目的に摂取カロリーを制限する食餌
療法、運動療法、食欲抑制剤による薬物療法が行われて
いる。また、脂肪分解促進や脂肪吸収阻害を目的とした
各種食品や脂肪代替品などが用いられることもある。し
かし、食餌療法は過度な制限食であることが多く、煩雑
なカロリー計算と強固な意志を必要とし、個人で長期間
管理するには困難が伴う。また、運動療法は精神的にも
肉体的にも苦痛を伴い、多忙な現代社会においては長期
間継続するのは非常に困難である。薬物療法は食欲抑制
剤であるマジンドールやフェンフルラミンなどの医薬品
が用いられているが、医師の指導下でしか投与できず、
口渇あるいは抑うつなどの副作用が報告されている(Ha
dler.A.J.,J.Clin.Pham.,12,453(1972)、Stunkar.D.A e
t al.,Lanset,1,503(1973))。
【0004】近年、体脂肪の分解を促進する目的でアミ
ノ酸やイソフラボン類の各種食品が報告されているが、
効果が充分でない、安全性が低いなどの問題があった。
一方、食事からの脂肪の吸収を阻害する食品成分で注目
されているのがキチン・キトサン類である。キトサンの
脂質吸収阻害作用は動物やヒトにおける試験成績が数多
く報告されている(I.Ikeda:J.Nutr,119,1383(1989)、
特開平3−290170号公報、辻 啓介,食品工業,3
6,50,(1993)、金内 理,化学と生物,34,553(1996))。
しかしながら、キトサンを多量に摂取するとその強い凝
集力によって便秘になるなどの副作用の問題がある。さ
らにキトサンは消化管における脂肪の吸収を阻害すると
同時に、脂溶性ビタミン(ビタミンA,E)の吸収を阻
害することも報告されている(金内 理,化学と生物,3
4,553(1996))。
【0005】また、脂肪代替品は食品としての味や加工
性の点で必ずしも良好な手段とはいえない。そこで食餌
療法や運動療法を行わず、かつ医薬品を投与する薬物療
法を行うことなしに機能性食品の摂取により過食を抑
え、肥満を改善することができれば、極めて理想的であ
る。
【0006】ところで、うつ病は何らかの原因でセロト
ニン神経系やノルアドレナリン神経系の神経伝達機構が
正常に機能せず、そのために気分が優れず心身共に消耗
し、長期に本人の社会生活を著しく害する疾患であり、
統計によると人口の10%程度がうつ病に羅患している
といわれている。
【0007】セロトニンは循環器系、消化器系、神経伝
達調節などさまざまな器官で重要な作用を発揮する神経
伝達物質であるが、うつ病患者の脳脊髄液中ではセロト
ニン代謝物の濃度が低下していることから、セロトニン
がうつ病に重要な役割を果たしていると考えられてい
る。現在、うつ病の治療薬として選択的セロトニン再取
込み阻害剤(Selective Serotonin Reuptake Inhibitor:
SSRI)や、セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害
剤(Serotonin-Noradrenaline Reuptake Inhibitor:SNR
I)などが使用されている。一部のSSRIはうつ病以外
にもパニック障害、強迫性障害、神経性大食症などに適
用されているが、その効果は明確ではない。しかし、一
方でシナプス間隙のセロトニン濃度が上昇することによ
り過食が抑制されるという報告もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、脂肪分
解促進や脂肪吸収阻害を目的としたこれらの食品は、単
独で用いた場合での効果は十分ではない。食餌療法や運
動療法と併用した場合においても、過剰なストレスを感
じたり、食欲を満たしたいなどの強い欲求が生じ、効果
が得られるまで長続きしないという問題があった。ま
た、食欲抑制を目的とした薬物の服用は、食欲不振に陥
らないよう医師や薬剤師などの専門家の指導によっての
み行われるべきものである。この専門家の指導下にない
服用は、副作用の問題を含めた安全性の面からも好まし
いものではない。本発明は上記のような問題点を改善
し、かつ副作用などの問題に悩まされることなく長期間
摂取可能な過食抑制剤を提供し、必要によりさらに本発
明の過食抑制剤と食餌療法、運動療法、薬物療法を適度
に併用することにより、より効果的な肥満の予防あるい
は改善効果を示すことによる糖尿病、高脂血症、動脈硬
化症、心臓病などの肥満に伴う生活習慣病の予防および
治療を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、食欲不振
を起こさせずに過食抑制効果を示す組成物について鋭意
研究を行ったところ、イチョウ葉またはその処理物が意
外にも食欲不振を起こさず且つ過食抑制作用のあること
を見いだし、さらに検討を重ねて本発明を完成するに至
った。すなわち、本発明は、(1)イチョウ葉またはそ
の処理物を有効成分として含有する過食抑制剤、(2)
処理物がイチョウ葉の有機溶媒抽出物である(1)記載
の過食抑制剤、および(3)(1)または(2)項記載
の過食抑制剤を含有してなる飲食品、医薬品、医薬部外
品または飼料、である。
【0010】
【発明の実施の形態】イチョウ(学名:Ginkgo bilob
a)は、イチョウ科に属する一科一属一種の植物であ
る。イチョウ葉抽出物(エキス)は、海外で特にドイツ
やフランスにおいて既に医薬として用いられており、医
薬として常に上位の売上を示すなど、人気の高い医薬原
料である。イチョウ葉抽出物には副作用が全くないこ
と、他の食品原料と混合する際にも全く配合禁忌がない
ことが多く報告されている。
【0011】本発明で用いるイチョウ葉は、生のままの
もの、乾燥したもの、あるいはそれらを細切または粉末
状にしたものであってもよい。イチョウ葉の処理物と
は、イチョウ葉を主として物理的な手段で処理したもの
を指すが、具体的にはイチョウ葉の生、または乾燥物の
溶媒による抽出物、特に有機溶媒による抽出物があげら
れる。抽出溶媒は、特に限定されるものではなく、本発
明の過食抑制作用を示す成分が抽出される溶媒であれば
何でも良い。また、イチョウ葉抽出物は医薬品や健康食
品として広く使用されており、本発明においても市販の
ものから適当なものを選んで使用することができる。使
用する有機溶媒としては、例えば、低級アルコール類
(メタノール、エタノールなど)、ケトン類(アセト
ン、メチルエチルケトンなど)、アセトニトリル、エス
テル類(酢酸エチル、酢酸ブチルなど)、炭化水素類
(n-ヘキサン、ヘプタンなど)、エーテル類(ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフランなど)、クロロホル
ム、ジクロロエタンなどが用いられ、水溶性有機溶媒の
場合にはその水溶液も用いられる。これらの有機溶媒
は、1種または2種以上を選択して用いられるが、安全
性の見地からエタノール、アセトン、酢酸エチルなどが
好ましく、特に飲用などにも供されるエタノールまたは
含水エタノールを使用することが望ましい。
【0012】イチョウ葉の溶媒による抽出処理方法も特
に限定されるものではない。抽出は常温でも低温または
加温下でも良く、また常圧、減圧または加圧下でもよ
い。得られた抽出溶液は必要に応じて濾過、精製、濃縮
等を行うことができる。また、イチョウ葉抽出物は抽出
した溶液のままでも良く、凍結乾燥、噴霧乾燥、濃縮乾
燥等の処理を行い、乾燥物としたものであってもよい。
【0013】本発明による過食抑制剤の使用形態は、食
品組成物、医薬組成物、動物飼料用組成物として好適に
用いることができる。本発明における食品組成物とは、
イチョウ葉またはその処理物を含有してなる食品のみな
らず、イチョウ葉またはその処理物を含有してなる食品
添加物も含まれる。さらに、本発明の組成物は、過食抑
制作用を有するので、例えば、ダイエット、肥満の予防
・改善、肥満に伴う糖尿病、高脂血症(高コレステロー
ル血症)、動脈硬化症、心筋梗塞などの生活習慣病の予
防、改善、治療などを目的とした特定保健用食品、健康
飲料、健康食品、栄養食品、その他、各タイプの飲食
品、医薬品、医薬部外品、動物飼料などとして有用であ
る。食品組成物として用いる場合、例えば、以下の飲食
品中に本発明の過食抑制剤を配合すれば良い。
【0014】飲食品としては、特に限定されるものでは
ないが、例えば即席めん、カップめん、レトルト、調理
食品、調理缶詰め、電子レンジ食品、即席スープ、シチ
ュー、即席みそ汁、吸い物、スープ缶詰、フリーズドラ
イ食品などの即席食品類、例えば炭酸飲料、清涼飲料、
ミネラルウォーター、天然果汁、果汁飲料、果汁入り清
涼飲料、果肉飲料、果粒入り果実飲料、野菜系飲料、果
実・野菜ミックス飲料、豆乳・豆乳飲料、コーヒー飲
料、緑茶、ウーロン茶、紅茶、ハーブティーなどのお茶
飲料、日本酒、ビール、ワイン、カクテル、焼酎、ウイ
スキーなどアルコール飲料、粉末飲料、濃縮飲料、スポ
ーツ飲料、栄養飲料などの嗜好飲料類、例えばパン、マ
カロニ、スパゲッティ、めん類、ケーキミックス、から
揚げ粉、パン粉、ギョーザの皮などの小麦粉製品、例え
ばキャラメル、キャンディ、チューインガム、チョコレ
ート、クッキー、ビスケット、ウエハース、ケーキ、パ
イ、スナック、クラッカー、和菓子、米菓子、豆菓子、
洋菓子、デザート菓子などの菓子類、例えばしょうゆ、
みそ、ソース類、トマト加工調味料、みりん類、食酢
類、甘味料などの基礎調味料、風味調味料、調理ミック
ス、カレーの素類、たれ類、ドレッシング類、めんつゆ
類、スパイス類などの複合調味料、例えば牛乳、加工
乳、乳飲料、ヨーグルト類、乳酸菌飲料類、チーズ、ア
イスクリーム類、調製粉乳類、クリームなどの乳・乳製
品、例えば素材冷凍食品、半調理冷凍食品、調理済冷凍
食品などの冷凍食品、例えば水産缶詰め・ペースト類、
魚肉ハム・ソーセージ、水産練り製品、水産珍味類、水
産乾物類、つくだ煮類などの水産加工品、例えば畜産缶
詰め・ペースト類、畜産ハム・ソーセージ、畜産珍味類
などの畜産加工品、例えば農産缶詰め、果実缶詰め、ジ
ャム、マーマレード類、漬物、煮豆類、農産乾物類、シ
リアル(穀物加工品)などの農産加工品、サプリメン
ト、ベビーフード、ふりかけ、お茶漬けのりなどのその
他の市販食品などが挙げられ、好ましくは、例えば清涼
飲料、乳飲料、粉末飲料、お茶飲料などの飲料、クッキ
ー,アメ,キャンディ、ガム、チョコレートなどの菓子
類、ゼリー、プリン、ヨーグルト、パン、サプリメント
などの非飲料食品などが挙げられる。
【0015】本発明の過食抑制剤を医薬組成物として用
いる場合、その形態としては、溶液、懸濁物、粉末、固
体成型物等のいずれでも良く、特に限定されない。した
がって、カプセル剤、錠剤、粉末剤、顆粒剤、ドリンク
剤等として提供される。また、他の医薬とも併用可能で
ある。
【0016】本発明の過食抑制剤の製法は特に限定され
るものではなく、本発明品と他の原材料の粉体を混合す
る製法、溶媒中に本発明品と他の原材料を溶かし混合溶
液とする製法、またその混合溶液を凍結乾燥する製法、
噴霧乾燥する製法等一般的な食品、医薬品の製法が適用
される。例えば、イチョウ葉抽出物等の成分を公知の賦
形剤、担体、結合剤、安定剤等に配合することにより組
成物を得ることができる。
【0017】本発明の過食抑制剤を動物飼料用組成物と
して用いる場合、その形態としては、粉末状、ペレット
状の加工飼料や肉・魚肉・野菜などをジャーキーや缶詰
めなどにして保存可能な状態にしたもの、水溶液、乳
剤、水和剤などの形態としたものなどが挙げられる。ま
た、ペットフードやその他の飼料と共に動物に与えるこ
ともできる。ここで動物とはブタ、ウシ、ヒツジ、ウマ
などの家畜動物、ニワトリ、アヒル、ウズラ、シチメン
チョウなどの家禽動物、ハマチ、タイ、エビ、フグ、ヒ
ラメ、アユ、ウナギなどの養殖水産動物、イヌ、ネコ、
ハムスター、キンギョ、グッピーなどのペット動物を含
む概念のものである。
【0018】また、本発明の過食抑制剤を用いて食品、
医薬品、医薬部外品、動物用飼料などを製造する場合に
は、必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲内
で、飲食品類、医薬品類、医薬部外品類、動物用飼料類
などに使用されるビタミン、ミネラル、アミノ酸、有機
酸、植物(生薬、ハーブなど)または動物系原料由来の
種々の添加物、着香料、着色剤、乳化剤、ゲル化剤、増
粘剤、防腐剤、賦形剤、酸化防止剤などの添加物、これ
らの許容される素材・原料を任意に選択して併用するこ
とができる。
【0019】使用することができる着香料、着色剤、乳
化剤、ゲル化剤、増粘剤、防腐剤、賦形剤、酸化防止剤
は特に限定されるものではないが、原料とする具体的な
各種着香料、着色剤、乳化剤、ゲル化剤、増粘剤、防腐
剤、賦形剤、酸化防止剤として、例えばゼラチン、メチ
ルセルロース、グリセリン、脂肪酸エステル、ショ糖脂
肪酸エステル、乳糖、デンプン、デキストリンなどを挙
げることができる。
【0020】本発明の過食抑制剤は単独でも使用するこ
とができるが、より効果的に肥満を予防、改善するため
に他の素材、例えば生薬、ハーブ類、動物系原料由来の
素材、ビタミン類、アミノ酸類、有機酸類などと併用す
ることもできる。
【0021】生薬、ハーブ類の中では、チャボトケイソ
ウ、タイム、セージ、ジュニパー、ショウガなどや、ス
トレスによる過食を抑制する鎮静効果やリラックス効果
を有するペパーミント、ベルガモット、イランイラン、
ゼラニウム、カモミール、カワカワ、ラベンダー、セン
トジョーンズワート、ジャスミンなどが好ましい。ま
た、脂肪分解促進効果や脂肪吸収阻害効果を有するアロ
エ、ウンシュウミカン(柑橘類ダイダイ、陳皮)、トウガ
ラシ、ウーロン茶、ガルシニア、ギムネマ、オオバコ、
ドクダミ、ヤーコン葉、バナバ葉、グァバ葉、タマリン
ド、ダイズなども好ましい。
【0022】動物系原料由来の素材の中では、ウシ、ブ
タ、ニワトリ、ヒツジなどの食用動物の抽出物、酸素分
解物、加水分解物、ゼラチン、コラーゲン、ヘモグロビ
ン分解物や、牛乳、脱脂粉乳、カゼイン、ホエー蛋白
質、およびその分解物またはそれらの誘導体、ラクトフ
ェリンまたはその分解物、鶏卵成分、魚介類成分、昆虫
類成分などが好ましい。
【0023】ビタミンの中では脂肪の代謝を補助するビ
タミンB群、特にチアミン化合物やリボフラビン化合物
が好ましく、アミノ酸の中では、脂肪分解ホルモン(グ
ルカゴン)の分泌亢進作用を有するロイシン、アルギニ
ン、アラニンなど、リパーゼを活性化するプロリン、リ
ジンなど、キサンチン誘導体との併用により脂肪分解亢
進作用を示すグリシン、ヒスチジン、セリン、スレオニ
ンなどが好ましく、有機酸の中ではクエン酸が好まし
い。
【0024】さらに、上記生薬、ハーブ類や動物系原料
由来の素材の有効成分でも良く、例えばテアニン、サポ
ニン、カフェイン、ヒドロキシクエン酸、ギムネマ酸、
γ−アミノ酪酸、シトラスエキス、シネフリン、カプサ
イシン、ウーロン茶ポリフェノール、緑茶カテキン、n-
3系脂肪酸、ジアシルグリセロール、植物ステロール、
フラクトオリゴ糖、サイリウム、食物繊維、α−アミラ
ーゼ阻害剤、オリゴペプチド、ココア、大豆レシチン、
イソフラボン、プロシアニジン、その他ポリフェノール
類、ローヤルゼリー、プロポリス、ハチミツ、レチシ
ン、DHA、EPA、キチン、キトサン、グルコサミン
などが好ましい。
【0025】本発明の過食抑制剤の飲食品、医薬品およ
び医薬部外品への配合量は特に制限はないが、70%エ
タノール抽出エキス分換算で、全量100g中0.00
1〜50g、好ましくは0.005〜30g、特に好ま
しくは0.01〜10gである。また、成人1日当たり
の摂取量は同じく70%エタノール抽出エキス分換算で
0.001〜10g、好ましくは0.01〜5g、特に
好ましくは0.1〜1gであり、1日1〜3回程度摂取
することが望ましい。
【0026】
【実施例】以下に実施例および試験例をあげて本発明を
更に具体的に説明するが、本発明はこれらに限定される
ものではない。
【0027】実施例1 イチョウ葉の含水エタノール(70%エタノール)抽出
物の製造 粉砕した乾燥イチョウ葉に50重量倍の70%エタノー
ルを加え、室温にて3時間振盪して抽出を行った後、濾
過、減圧濃縮して、イチョウ葉抽出物の乾燥物を得た
(収率19.1%)。
【0028】実施例2 イチョウ葉のエタノール抽出物の製造 粉砕した乾燥イチョウ葉に50重量倍のエタノールを加
え、室温にて3時間振盪して抽出を行った後、濾過、減
圧濃縮して、イチョウ葉抽出物の乾燥物を得た(収率
6.1%)。
【0029】実施例3 イチョウ葉のメタノール抽出物の製造 粉砕した乾燥イチョウ葉に50重量倍のメタノールを加
え、室温にて3時間振盪して抽出を行った後、濾過、減
圧濃縮して、イチョウ葉抽出物の乾燥物を得た(収率1
5.6%)。
【0030】実施例4 イチョウ葉のアセトン抽出物の製造 粉砕した乾燥イチョウ葉に50重量倍のアセトンを加
え、室温にて3時間振盪して抽出を行った後、濾過、減
圧濃縮して、イチョウ葉抽出物の乾燥物を得た(収率
5.1%)。
【0031】実施例5 イチョウ葉の酢酸エチル抽出物の製造 粉砕した乾燥イチョウ葉に50重量倍の酢酸エチルを加
え、室温にて3時間振盪して抽出を行った後、濾過、減
圧濃縮して、イチョウ葉抽出物の乾燥物を得た(収率
5.5%)。
【0032】実施例6 イチョウ葉のヘキサン抽出物の製造 粉砕した乾燥イチョウ葉に50重量倍のヘキサンを加
え、室温にて3時間振盪して抽出を行った後、濾過、減
圧濃縮して、イチョウ葉抽出物の乾燥物を得た(収率
3.2%)。
【0033】実施例7 イチョウ葉のクロロホルム抽出物の製造 粉砕した乾燥イチョウ葉に50重量倍のクロロホルムを
加え、室温にて3時間振盪して抽出を行った後、濾過、
減圧濃縮して、イチョウ葉抽出物の乾燥物を得た(収率
6.0%)。
【0034】実施例8 清涼飲料水 イチョウ葉抽出物 0.2g ビタミンC 8.0g レモン果汁 9.4g グラニュー糖 15.4g 果糖ブドウ糖液糖 74.8g 精製ハチミツ 22.2g クエン酸 1.5g レモンフレーバー 1.6g 蔗糖脂肪酸エステル(HLB16) 0.1g 蔗糖脂肪酸エステル(HLB1) 0.1g レモン果汁、グラニュー糖、果糖ブドウ糖液糖、精製ハ
チミツ、クエン酸、レモンフレーバー、ビタミンCを上
記の配合量で純水500mlに加えて撹拌後、10分間
超音波処理して懸濁溶解させた。これに、実施例1のイ
チョウ葉抽出物、蔗糖脂肪酸エステル(HLB16)、
蔗糖脂肪酸エステル(HLB1)を純水100mlに加
えてホモジナイズした乳化液を加え、1000mlに調
製した後、65℃で10分間殺菌して清涼飲料水を得
た。得られた清涼飲料水はイチョウ葉抽出物を約0.0
2%含有していた。
【0035】実施例9 キャンディ イチョウ葉抽出物 0.06g グラニュー糖 64.0 g 水飴 23.0 g 香料(レモンフレーバー) 0.05g 50%酒石酸 1.0 g 水 30.0 g グラニュー糖を水20gに完全に溶解しながら110℃
まで加熱し、実施例1のイチョウ葉抽出物を溶解した水
10gと水飴を加えて、145℃まで温度を上げた。火
を止めて香料、50%酒石酸を添加して混合した後、7
5〜80℃まで冷却し、成形ローラーで成形してキャン
ディーを得た。得られたキャンディはイチョウ葉抽出物
を約0.05%含んでいた。
【0036】実施例10 クッキー イチョウ葉抽出物(実施例1) 0.2g 小麦粉 98.3g ショートニング 50.0g グラニュー糖 55.0g ベーキングパウダー 1.5g 脱脂粉乳 25.0g 水 20.0g 上記に示す組成で原料を配合し、生地を調製し、成形し
た後、オーブンに入れて180℃/13分間加熱して、
クッキーを得た。得られたクッキーはイチョウ葉抽出物
を0.08%含んでいた。
【0037】実施例11 顆粒剤 イチョウ葉抽出物(実施例1) 6g 乳糖 204g 結晶セルロース 15g ブドウ糖 72g 上記に示した配合量にて各原料粉末を均一に混合し、造
粒破砕後、乾燥して顆粒剤とした。
【0038】実施例12 錠剤 実施例11で得られた顆粒剤99gにステアリン酸カル
シウム1gを混合し、打錠機で圧縮成形して900mg
の錠剤を得た。得られた錠剤は一錠当たり、イチョウ葉
抽出物(実施例1)を約18mg含有するものであっ
た。
【0039】実施例13 カプセル剤 イチョウ葉抽出物(実施例2) 20mg コーンスターチ 75mg ステアリン酸マグネシウム 10mg 上記に示した配合量にて各原料を均一に混合し、ゼラチ
ンカプセルに充填し、カプセル1個当たりイチョウ葉抽
出物を20mg含有するカプセル剤を得た。
【0040】実施例14 飼料 イチョウ葉抽出物(実施例1) 0.05kg 大麦圧ペン 22.5kg ふすま 22.5kg とうもろこし圧ペン 17.5kg 大豆粕 10.0kg 大豆皮 10.0kg 加熱大豆 8.0kg 綿実 7.0kg 上記処方で原料を混合し、粉末状の乳牛用濃厚飼料を製
造した。製造した飼料はイチョウ葉抽出物を約0.05
%含有していた。
【0041】試験例1 血小板のセロトニン放出試験 血小板はセロトニンを貯蔵しており、また放出したセロ
トニンを能動的に取り込むことが知られている。血小板
のセロトニン取り込み機構は、神経終末におけるセロト
ニン取り込み機構と類似していることも知られている。
一方、神経終末からのセロトニン放出により神経伝達が
なされることも明らかとなっている。また、SSRIに
よるシナプス間隙のセロトニン濃度の上昇が知られてお
り、さらに一部のSSRIでは過食が抑制されるという
報告もある。したがって、本試験において投与サンプル
が血小板のセロトニン濃度減少(再取り込み抑制)作用
を有することは、当該サンプルの過食抑制作用が期待で
きることを示している。
【0042】綿羊無菌保存血(日本生物材料製)より調
製した洗浄血小板に対して、イチョウ葉のセロトニン放
出促進作用を検討した。上記の参考例で得られたイチョ
ウ葉抽出物、すなわち、含水エタノール抽出物(実施例
1)、アセトン抽出物(実施例4)、酢酸エチル抽出物
(実施例5)、およびクロロホルム抽出物(実施例7)
をジメチルスルホキシド溶液とし、イチョウ葉抽出物最
終濃度100μg/mlかつジメチルスルホキシド最終
濃度0.5%となるように加えたクレブス緩衝液(リン
酸緩衝液)を調製した。洗浄血小板にイチョウ葉含有ク
レブス緩衝液を添加した。対照として、70%エタノー
ルのみを加えたクレブス緩衝液を添加した。10分間、
37℃に静置後、イチョウ葉添加時における血小板中セ
ロトニン量、対照の血小板中セロトニン量を測定し、セ
ロトニン濃度減少率を計算式〔1〕から算出した。
【0043】 セロトニン濃度減少率(%)=100−(A/B)x100 〔1〕 ただし、 A:イチョウ葉添加時における血小板中セロトニン量 B:対照の血小板中セロトニン量
【0044】結果を〔表1〕に示す。結果から明らかな
ように、イチョウ葉の含水エタノール(70%エタノー
ル)抽出物(実施例1)、アセトン抽出物(実施例
4)、酢酸エチル抽出物(実施例5)、およびクロロホ
ルム抽出物(実施例7)に顕著な血小板のセロトニン濃
度減少(再取り込み抑制)作用がみられた。したがっ
て、イチョウ葉抽出物はシナプス間隙のセロトニン濃度
を上昇させて過食を抑制することが期待できる。
【0045】
【表1】 注)各値は例数3の平均値±標準偏差で示した。
【0046】試験例2 イチョウ葉乾燥エキス(含水エタノール抽出エキス、丸
善製薬株式会社製)を用い、マウスの摂食抑制作用につ
いて実験を行った。6週齢の雄性、KKマウスを4群
(対照群、本発明品50mg/kg投与群、200mg
/kg投与群、400mg/kg投与群、1群6匹)に
分けて12時間絶食させた後、対照群には0.5%メチ
ルセルロースを、試験群にはイチョウ葉乾燥エキスを
0.5%メチルセルロースに溶解した水溶液をそれぞれ
強制経口投与した。投与1時間後に飼育用飼料(CE−
2(商品名)、日本クレア株式会社製)を与えて自由摂
取させ、マウスの活動期である暗期12時間の摂食量を
測定した。摂食量はマウス体重100g当たりに換算し
た値を用いた。
【0047】結果を〔表2〕に示す。結果から明らかな
ように、本発明品は200mg/kgと400mg/kg
投与群において対照群に比べてマウス活動期である暗期
12時間の摂食量が抑制された。この結果から、本発明
品は摂食抑制作用を有し、過食に伴う肥満の予防・改善
やダイエットのサポートに有効であることが示された。
【0048】
【表2】 注)各値はマウス体重100g当たりの摂食量を算出
し、例数6の平均値±標準偏差で示した。
【0049】試験例3 イチョウ葉乾燥エキス(含水エタノール抽出エキス、丸
善製薬株式会社製)を用い、マウスの摂食抑制作用につ
いて実験を行った。8週齢の雄性、KKマウスを3群
(対照群、本発明品100mg/kg投与群、400m
g/kg投与群、1群5〜6匹)に分けて24時間絶食
させた後、対照群には0.5%メチルセルロースを、試
験群にはイチョウ葉乾燥エキスを0.5%メチルセルロ
ースに溶解した水溶液をそれぞれ強制経口投与した。投
与30分後に飼育用飼料(CE−2)を与えて自由摂取
させ、マウスの安静期である明期8時間の摂食量を測定
した。摂食量は4時間毎に2回(0〜4時間、4〜8時
間)測定し、また累積摂食量(0〜8時間)を計算によ
り求めてマウス体重100g当たりに換算した値を用い
た。
【0050】結果を〔表3〕に示す。結果から明らかな
ように、4時間毎の摂食量(0〜4時間、4〜8時間)
および累積摂食量(0〜8時間)において、本発明品投
与群は対照群に比べて摂食量が抑制された。この結果か
ら、本発明品は持続的に摂食抑制作用を有し、過食に伴
う肥満の予防・改善や、ダイエットのサポートに有効で
あることが示された。
【0051】
【表3】 注)各値はマウス体重100g当たりの摂食量を算出
し、例数5〜6の平均値±標準偏差で示した。
【0052】
【発明の効果】本発明の過食抑制剤は、確実な効果を有
し、毒性が極めて低く、副作用もなく、且つ他の薬品や
食品、原料と混合しても配合禁忌がないので、体重減少
の目標値達成まで、あるいは体重増加防止のため安心し
て長期間摂食することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23L 1/30 A23L 1/30 B 4C088 2/00 A61P 3/04 A61P 3/04 A23L 2/00 G (72)発明者 山本 憲朗 兵庫県神戸市東灘区渦森台4丁目10−3 (72)発明者 室▲崎▼ 伸二 奈良県奈良市芝辻町三丁目6番27−208号 (72)発明者 山本 佳弘 兵庫県伊丹市荻野8丁目21番地の2−203 号 Fターム(参考) 2B150 AA01 AA02 AA03 AA05 AA06 AA08 AA20 AB20 DD31 DD44 DD57 4B014 GB06 GG18 GK12 4B017 LC05 LG20 LL09 4B018 LB01 LB08 LE03 MD48 ME01 MF01 4B032 DB22 DK29 DL20 4C088 AB02 AC05 CA09 MA52 NA14 ZA70

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イチョウ葉またはその処理物を有効成分と
    して含有する過食抑制剤。
  2. 【請求項2】処理物がイチョウ葉の有機溶媒抽出物であ
    る請求項1記載の過食抑制剤。
  3. 【請求項3】請求項1または2項記載の過食抑制剤を含
    有してなる飲食品、医薬品、医薬部外品または飼料。
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