JP2003012463A - エアゾール型毛髪化粧料の製造方法 - Google Patents

エアゾール型毛髪化粧料の製造方法

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JP2003012463A
JP2003012463A JP2001199628A JP2001199628A JP2003012463A JP 2003012463 A JP2003012463 A JP 2003012463A JP 2001199628 A JP2001199628 A JP 2001199628A JP 2001199628 A JP2001199628 A JP 2001199628A JP 2003012463 A JP2003012463 A JP 2003012463A
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stock solution
propellant
foam
shaking
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Hiroaki Hara
大陽 原
Katsunori Onuma
克典 大沼
Takanori Ishii
孝典 石井
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Lion Corp
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 エアゾール用原液とエアゾール用噴射剤
とをエアゾール用容器に充填したエアゾール型毛髪化粧
料を製造する方法であって、(A)長鎖アルキルアミン
オキシドと、(B)予め油成分を乳化した平均粒子径が
10μm以下のO/W型エマルジョンとを配合、混合し
て原液を調製し、該原液と噴射剤とをエアゾール容器に
充填した後、該容器を上記原液と上記噴射剤とが均一に
分散、乳化するのに要する時間の1.5倍以上の振とう
を行ってエアゾール型毛髪化粧料を製造する。 【効果】 本発明によれば、原液と噴射剤とを速やかに
均一分散、乳化させることができ、更に、分散、乳化状
態の経時安定性が良好で、使用時の泡の出方(噴射
性)、きめ細かさ、泡の安定性が良好なエアゾール型毛
髪化粧料が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な使用性を有
するエアゾール型毛髪化粧料の製造方法に関し、更に詳
細には、エアゾール用原液とエアゾール用噴射剤とをエ
アゾール用容器内で均一に分散、乳化させる時間を短縮
化することができるのみならず、エアゾール用原液とエ
アゾール用噴射剤との分散又は乳化状態の経時安定性が
良好で、使用時の泡の出方(噴射性)、きめ細かさ、泡
の安定性が良好なエアゾール型毛髪化粧料を得ることも
可能なエアゾール型毛髪化粧料の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、髪型を整え、その髪型をセットす
るためや、毛髪にしっとりとした感触やなめらかな仕上
りを付与したりする目的で、その使用性の良さ等の点か
ら、泡沫状のエアゾール型毛髪化粧料が多く使用されて
いる。泡沫状のエアゾール型毛髪化粧料は、原液と噴射
剤との組み合わせからなり、通常、エアゾール耐圧容器
に充填し、使用時に容器を十分に振とうして、噴射剤を
原液中に均一に分散させた後、容器のノズルより噴射す
ることにより、安定でキメ細かい泡沫を形成させる。
【0003】予め油成分を含有したO/W型エマルジョ
ンを原液に含有し、優れた仕上がり性能を有するものと
して、特開平9−255534号公報、特開平6−27
1422号公報が開示されているが、特開平9−255
534号公報は、噴射剤を原液に均一に乳化させるもの
ではなく、特開平6−271422号公報は、低級アル
コールを高濃度に含有するエアゾール組成物の短期間で
の安定性に優れるものであり、長期間にわたる安定性の
点からは満足できるものではなかった。
【0004】また、噴射剤を原液に乳化させたものとし
て、特開平2−255890号公報、特開平11−34
9932号公報が開示されているが、経時での安定性及
び使用性の点から満足できるものではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みなされたもので、エアゾール用原液とエアゾール用
噴射剤とをエアゾール用容器内で均一に分散、乳化させ
る時間を短縮化することができるのみならず、分散又は
乳化状態の経時安定性が良好で、使用時の泡の出方(噴
射性)、きめ細かさ、泡の安定性が良好なエアゾール型
毛髪化粧料を製造することができるエアゾール型毛髪化
粧料の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、前述の好ましい特性を有する毛髪化粧料を
開発するために種々研究を重ねた結果、油成分を含有す
るエアゾール型毛髪化粧料の原液を調製する工程におい
て、長鎖アルキルアミンオキシドを配合すると共に、上
記油成分を予め平均粒子径が10μm以下のO/W型エ
マルジョンとしておき、これを上記長鎖アルキルアミン
オキシドと配合、混合して原液を調製すると、噴射剤を
原液中に分散、乳化させる工程において、原液と噴射剤
が均一に分散、乳化するのに要する時間が格段に短縮さ
れることを見出し、更に、鋭意検討した結果、該原液と
噴射剤とを充填した後、容器を振とうして、噴射剤を原
液中に分散、乳化させる振とう工程において、原液と噴
射剤が均一に分散、乳化するのに要する時間の1.5倍
以上の振とうを行うことによって、分散、乳化状態の経
時安定性が良好で、使用時の泡の出方(噴射性)、きめ
細かさ、泡の安定性が良好な毛髪化粧料が得られること
を見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は、エアゾール用原液とエア
ゾール用噴射剤とをエアゾール用容器に充填したエアゾ
ール型毛髪化粧料を製造する方法であって、(1)
(A)長鎖アルキルアミンオキシドと、(B)予め油成
分を乳化した平均粒子径が10μm以下のO/W型エマ
ルジョンとを配合、混合して原液を調製する原液調製工
程と、(2)該原液と噴射剤とをエアゾール用容器に充
填した後、該容器を振とうする振とう工程を有すること
を特徴とするエアゾール型毛髪化粧料の製造方法を提供
する。更に、上記(2)振とう工程において、上記原液
と噴射剤とが均一に分散、乳化するのに要する時間の
1.5倍以上の振とうを行うエアゾール型毛髪化粧料の
製造方法を提供する。なお、本発明の振とう工程とは、
エアゾール用原液とエアゾール用噴射剤との混合を意図
した工程のことであり、搬送、輸送による振とうは本発
明の振とう工程に含まれない。
【0008】以下、本発明について更に詳細に説明す
る。本発明に使用される成分(A)の長鎖アルキルアミ
ンオキサイドは、長鎖モノアルキル型又は長鎖ジアルキ
ル型のものが好ましい。長鎖モノアルキル型アミンオキ
サイドとしては、下記一般式(1)で表わされるものが
好ましい。
【0009】
【化1】 (但し、上記式(1)中、R1とR2とは、同じでも異な
っていてもよく、炭素数1〜4のアルキル基、アルコキ
シ基又はヒドロキシアルキル基をそれぞれ示し、R
3は、炭素数8〜36、好ましくは8〜22の直鎖又は
分岐のアルキル基を示し、nは、0〜10の数を示す)
【0010】本発明での使用に適した長鎖モノアルキル
型アミンオキサイドの例としては、ラウリルジメチルア
ミンオキサイド、ミリスチルジメチルアミンオキサイ
ド、セチルジメチルアミンオキサイド、ステアリルジメ
チルアミンオキサイド、オレイルジメチルアミンオキサ
イド、ヘプタデシルジメチルアミンオキサイド、べヘニ
ルジメチルアミンオキサイド、ジメチルコカミンオキサ
イド、ジメチル牛脂アミンオキサイド、ビス(ヒドロキ
シエチル)コカミンオキサイド、ビス(ヒドロキシエチ
ル)牛脂アミンオキサイド、ビス(ヒドロキシプロピ
ル)ステアリルアミンオキサイド、ビス(ヒドロキシメ
チル)べヘナミンオキサイド、ペンタデシルジエチルア
ミンオキサイド、トリデシルジプロピルアミンオキサイ
ド、トリデシルビス(2−ヒドロキシブチル)アミンオ
キサイド、ヘプタデシルビス(2−ヒドロキシブチル)
アミンオキサイド、トリデシルオキシプロピルビス(ヒ
ドロキシエチル)アミンオキサイド等が挙げられる。
【0011】長鎖ジアルキル型アミンオキサイドとして
は、下記一般式(2)で表されるものが好ましい。
【0012】
【化2】 (但し、上記式(2)中、R6は炭素数1〜4のアルキ
ル基、アルコキシ基又はヒドロキシアルキル基を示し、
4とR5とは、同じでも異なっていてもよく、炭素数8
〜36、好ましくは8〜18の直鎖又は分岐のアルキル
基をそれぞれ示し、mは0〜10の数を示す)
【0013】本発明での使用に適した長鎖ジアルキル型
アミンオキサイドの例としては、ジココメチルアミンオ
キサイド、ジステアリルメチルアミンオキサイド、ジ牛
脂メチルアミンオキサイド、ジセチルメチルアミンオキ
サイド、セチルイソセチルメチルアミンオキサイド、ラ
ウリルセチルメチルアミンオキサイド、ジリノレイルメ
チルアミンオキサイド、ジソヤメチルアミンオキサイ
ド、ジイソステアリルメチルアミンオキサイド、ジステ
アリルヒドロキシエチルアミンオキサイド、ステアリル
イソステアリルヒドロキシメチルアミンオキサイド、ヘ
キシルビス(2−ヒドロキシ−ヘキサデシル)アミンオ
キサイド及びジステアリルヒドロキシプロピルアミンオ
キサイド等が挙げられる。
【0014】上記長鎖アルキルアミンオキサイドの本発
明の毛髪化粧料への配合量は、特に制限されるものでは
ないが、通常、上記原液全量に対して0.1〜10質量
%(以下、単に%という)が好ましく、0.5〜5%が
さらに好ましい。0.1%未満では、本発明の振とう工
程において原液と噴射剤との分散、乳化時間を十分に短
縮させることが困難となる場合があるのみならず、きめ
細かく、安定な泡を得ることが困難となる場合がある。
また、10%を超えると、使用時、乾燥時にべたつき、
重さ等を感じるようになる場合がある。
【0015】本発明では、(B)成分として、油分を予
め乳化した平均粒子径10μm以下のO/W型エマルジ
ョンを原液中に配合するものであり、これによって原液
と噴射剤との分散、乳化時間を短縮化することができ
る。本発明で用いる油分としては、例えば、低重合度ジ
メチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサ
ン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロ
ペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサ
ン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、架橋型オルガノ
ポリシロキサン等のシリコーン類、ミツロウ、ラノリ
ン、キャンデリラ等のロウ類、流動パラフィン、スクワ
ラン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポリブテン、パラ
フィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、モク
ロウ、モンタンワックス、フィッシュトロプスワック
ス、12−ヒドロキシステアリン酸等の炭化水素類、オ
リーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油等の油脂類、
セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、
トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグ
リセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベ
ヘン酸グリセリル、ロジン酸ペンタエリトリットエステ
ル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール等のエステル
類、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール
等のラノリン誘導体、ステアリン酸、ミリスチン酸、ベ
ヘニン酸、ロジン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコー
ル、セチルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級ア
ルコール類、セスキオレイン酸ソルビタン等の親油性界
面活性剤類、パラアミノ安息香酸エチル、p−メトキシ
ケイ皮酸−2−エチルヘキシル、4−tert−ブチル
−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン
等の油溶性紫外線吸収剤類、デキストリン脂肪酸エステ
ル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、1
2−ヒドロキシステアリン酸アルミニウム、ステアリン
酸カルシウム等の油性ゲル化剤類、パーフルオロポリエ
ーテル、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン等
のフッ素系油剤類等が挙げられ、これらを1種又は2種
以上組み合わせて用いることができる。これらの中でも
シリコーン類が好ましく、中でもジメチルポリシロキサ
ンがより好ましい。また、上記シリコーン類の粘度は、
特に制限されるものではないが、好ましくは1〜100
万センチストークス(25℃)、より好ましくは30〜
20万センチストークス(25℃)である。粘度が低す
ぎるときめ細かく、安定な泡を得ることが困難となる場
合があり、高すぎると使用時にべたつき、重さなどを感
じるようになる場合がある。従って、本発明のO/W型
エマルジョンとして配合される油成分としては、粘度が
1〜100万センチストークス(25℃)のジメチルポ
リシロキサンであることが本発明の目的を達成する点か
ら特に好ましい。
【0016】本発明は、上記油成分を界面活性剤を用い
て予め水に乳化した乳化物(O/W型エマルジョン)を
使用するもので、これを原液中に均一に配合すること
で、本発明の効果が有効に発揮される。なお、乳化剤と
して用いる界面活性剤は、上記油成分を水に乳化し得れ
ばカチオン性、ノニオン性、アニオン性、両性のいずれ
の界面活性剤であってもよいが、通常、毛髪化粧料に用
いられる界面活性剤を好適に使用することができ、具体
的には、ポリオキシエチレンアルキルエーテルやポリオ
キシエチレン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性
剤、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアル
キルエーテルリン酸塩等の陰イオン性界面活性剤、塩化
ステアリルトリメチルアンモニウム等の陽イオン性界面
活性剤、N−ラウリルβ−アラニン等の両性界面活性剤
などが挙げられ、これらは1種単独で又は2種以上を組
合せて使用できる。
【0017】上記界面活性剤の配合量は、特に制限され
るものではないが、通常、上記乳化物全量に対して0.
1〜10%、好ましくは1〜6%が好適である。界面活
性剤の配合割合が大きすぎるとべたつきが生じる場合が
あり、小さすぎるとエマルジョンが形成し難くなる場合
がある。なお、上記O/W型エマルジョンにおける上記
油成分の含有量は、特に制限されるものではないが、通
常、上記油成分の濃度が1〜70%、特に10〜60%
であると好適である。油成分の濃度が小さすぎると、原
液中に所定量の油成分を配合するために多量のエマルジ
ョンが必要となり、製造効率が悪くなる場合があり、濃
度が大きすぎるとエマルジョンが形成し難くなる場合が
ある。
【0018】また、O/W型エマルジョンの平均粒子径
は、10μm以下、特に0.01〜10μm、更に好ま
しくは0.1〜5μmであることが、本発明の目的を達
成する点から好ましい。平均粒子径が10μmを超える
と、分散又は乳化状態の経時安定性が劣化し、経時で安
定な泡が形成されなくなる。なお、0.01μm未満で
あると、噴射剤の原液中への分散性が悪くなり、きめ細
かくきれいで均一な泡が形成されない場合がある。
【0019】なお、本発明において、上記O/W型エマ
ルジョンの平均粒子径は、通常用いられるレーザー式や
その他の光学式粒度測定装置あるいは顕微鏡などによる
観察などの方法によって測定することができる。
【0020】ここで、本発明において上記O/W型エマ
ルジョンの平均粒子径を調整する方法は、特に制限され
るものではないが、組成や製造プロセスの条件を調整す
るなどの方法によって粒子径を調整することができる。
また、予め平均粒子径が調整された市販のO/W型エマ
ルジョンを使用することもできる。
【0021】本発明において、(B)成分のO/W型エ
マルジョンの原液への配合量は、O/W型エマルジョン
中の油成分の濃度が原液全体に対して0.1〜30%、
好ましくは0.5〜15%、より好ましくは0.5〜1
0%となるように設定するのが好ましい。原液に対する
油成分の濃度が0.1%未満であると、所望の仕上り性
能が得られなかったり、また、噴射剤の分散性が悪くな
り、安定したきめ細かな泡沫が得られ難くなる場合があ
る。一方、30%を超えると、軽い泡が得られなかった
り、仕上り感が重く、べたつきが生じてしまう場合があ
る。
【0022】本発明のエアゾール型毛髪化粧料の原液に
は、任意成分として本発明の目的が損なわれない範囲
で、所望に応じて、従来の毛髪化粧料に慣用されている
各種添加成分を配合することができる。また、本発明の
場合、上述したように、1種以上の油成分がO/W型エ
マルジョンとして配合されていればよいことから、O/
W型エマルジョンとされた油成分以外の油成分も配合す
ることができる。このような添加成分としては、例えば
水、低級アルコール等の溶剤、ジメチルポリシロキサ
ン、有機変性シリコーンオイル等のケイ素誘導体、流動
パラフィン、流動イソパラフィン、スクワラン等の炭化
水素化合物、オリーブ油、ホホバ油等の天然動植物油、
ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル
等の脂肪酸エステル、イソセタノール等の分岐鎖アルコ
ール等の毛髪滑沢性付与成分、カチオン化セルロース
(「レオガードG、レオガードKG、レオガードMG
P、レオガードMLP、レオガードGPS」ライオン
(株)製、商品名、「POLYMERJR−30M−1
25,POLYMER JR−30M−400」ユニオ
ンカーバイド社製、商品名)等のカチオン性高分子化合
物、ポリビニルピロリドン(「PVPK−30、PVP
K−90」GAF社製、商品名)等のノニオン性高分子
化合物、メタクリル酸エステル共重合体(「ユカフォー
マーAM−75」三菱化学(株)製、商品名)等の両性
高分子化合物、アクリル樹脂アルカノールアミン(「プ
ラスサイズL−7400、プラスサイズL−7480」
互応化学(株)製、商品名)やメチルビニルエーテル/
無水マレイン酸共重合体(「ガントレッツES−42
5、ガントレッツES−225」GAF社製、商品名)
等のアニオン性高分子化合物、塩化ステアリルトリメチ
ルアンモニウムや塩化ジステアリルジメチルアンモニウ
ム等のカチオン性界面活性剤、アルキル硫酸エステル塩
等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルやポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の非イ
オン性界面活性剤、N−ラウリルβ−アラニン等の両性
界面活性剤、アルキルアミンオキシド等の半極性界面活
性剤、ポリオキシプロピレンブチルエーテル等のポリア
ルキレングリコール誘導体、グリセリン、プロピレング
リコール等の多価アルコール、トリメチルグリシン、ヒ
アルロン酸等の保湿剤、タンパク加水分解物、粉体、殺
菌剤、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、ビタミン、
生薬、色素、香料等が挙げられる。これらの成分は1種
単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いて
もよく、また、その配合方法も特に制限されず、調製す
る際に適当な段階で配合することができる。
【0023】本発明に用いられる噴射剤の種類について
は、特に制限はなく、通常、エアゾール型毛髪化粧料に
おいて使用されるものを使用することができ、例えば液
化石油ガス、ジメチルエーテルなどが挙げられる。これ
らは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用す
ることができる。
【0024】本発明の製造方法は、上記長鎖アルキルア
ミンオキシドと、上記特定粒子径を有する油成分のO/
W型エマルジョン及び必要に応じて上記添加成分を常法
に準じて配合、混合して原液を調製する原液調製工程を
行った後、原液と噴射剤とを所定の割合で耐圧用エアゾ
ール容器に充填後、エアゾール容器を上下に振とうさせ
て分散、乳化を行う振とう工程を有するものである。
【0025】ここで、本発明の製造方法におけるエアゾ
ール用原液とエアゾール用噴射剤との振とう方法は、上
述したように、これらの混合を意図する限り、特に限定
されるものではないが、通常、手振とう若しくは振とう
機器を用いて行うことができる。より具体的には、例え
ば原液と噴射剤とを耐圧用エアゾール容器に所定の割合
で充填した後、上記エアゾール容器を手に持ち、12
0回/分程度で5秒間前後、上下に振る、5秒間前
後、振とうを休止するという工程と工程を5〜20
回程度繰り返すと、本発明の場合であれば、原液と噴射
剤を均一に分散、乳化することができる。なお、例えば
120回/分で60秒間、上下に振ってもよいが、この
方法よりも工程+工程を例えば6回繰り返す方が均
一に分散、乳化できるため、より好ましい。一方、振と
う機器を用いる場合は、例えばyamato社製ALM
IGHTY SHAKER SA−31型を用いて、振
とう幅を40mmとして、+を6〜12回繰り返す
ことにより、原液と噴射剤とを均一に分散、乳化するこ
とができる。なお、このような振とう方法の場合、本発
明の乳化、分散するのに要する時間は、工程の振とう
休止時間も含むものである。
【0026】本発明においてエアゾール容器に加えられ
る振とうの時間は、原液と噴射剤が均一に分散、乳化す
るのに要する時間の1.5倍以上、好ましくは1.5〜
2倍とすることが望ましい。なお、振とうの時間の上限
は、特に制限されるものではないが、製造に要する時間
が長くなったり、不経済となるという問題を考慮すれ
ば、好ましくは5分間未満の時間が好ましい。分散、乳
化するのに要する時間の1.5倍より振とう時間が短い
と、分散、乳化状態の経時安定性が悪化し、使用時の泡
の出方、泡のきめ細かさ、泡の安定性において満足する
ものが得られない場合がある。振とうの時間として、よ
り具体的には、通常1〜5分間程度である。
【0027】なお、上記エアゾール容器としては、公知
のものを使用することができる。
【0028】本発明の製造方法によって得られたエアゾ
ール型毛髪化粧料は、上述したように、原液と噴射剤と
の分散性、乳化性に優れるものであり、更に、振とう時
間を上記範囲とすることによって、経時の分散、乳化安
定性を向上させることができる。本発明において、原液
と噴射剤との経時の分散、乳化安定性の指標としては、
原液と噴射剤とを容器内の状態が目視可能なエアゾール
用容器に充填し、該エアゾール用容器を40℃に6ヶ月
間放置した後の分散、乳化安定性を全層長に対する上層
分離長の割合として表わした場合、(上層分離長)/
(全層長)=0〜0.3となることが好ましい。上記値
が0.3を超えると、使用時に原液と噴射剤とが均一に
分散、乳化してなく、使用時の泡の出方、泡のきめ細か
さ、泡の安定性において満足するものが得られない場合
がある。なお、(上層分離長)は、容器内の状態を目視
観察した時、混濁層の上部に透明状態となっている部分
の長さを意味する。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、原液と噴射剤とを速や
かに分散、乳化させることができるのみならず、分散、
乳化状態の経時安定性を向上させることもでき、使用時
の泡の出方(噴射性)、きめ細かさ、泡の安定性が良好
なエアゾール型毛髪化粧料を得ることが可能となる。本
発明の製造方法によって製造されるエアゾール型毛髪化
粧料は、ヘアスタイリングフォーム、ヘアケアフォーム
等の製品形態の毛髪化粧料に幅広く利用できる。
【0030】
【実施例】以下に実施例、比較例を挙げて本発明をさら
に具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定され
るものではない。なお、各成分の量は質量%である。
【0031】〔実施例1〜4、比較例1〜4及び参考例
1、2〕表1に示す組成のヘアスタイリングフォームを
調製した。調製法は表1に示す組成に従って常法に準じ
て調製した原液と噴射剤とを所定の割合で容器内の状態
が観察できる耐圧用エアゾール容器に充填した後、エア
ゾール容器を手で1分間120回の振とう速度で上下に
振とうしながら、下記評価方法に従って、容器内を目視
観察して原液と噴射剤とが均一に乳化するまでの時間を
計測すると共に、表1に示す振とう時間(振とうを開始
してから終了するまでの時間)となるまで振とうを続け
て、実施例1〜4、比較例1〜4及び参考例1、2のエ
アゾール型毛髪化粧料を得た。これらを評価サンプルと
し、以下の評価方法に従って、評価した。結果を表1に
併記する。
【0032】<評価方法> (1)乳化時間 耐圧用エアゾール容器に原液と噴射剤とを充填した後、
エアゾール用容器を上下に振とうさせた時に、容器内を
目視観察して原液と噴射剤とが混和して、混濁層上部の
透明部分が生じない状態となって、原液と噴射剤とが均
一に乳化するまでの時間をストップウォッチで計測し
た。
【0033】(2)経時安定性 サンプルを40℃で6ヵ月間放置した後、容器内を目視
観察して全層の長さと上層分離(混濁層上部の透明状態
の部分)の長さを計測し、(上層分離長)/(全層長)
として表わし、経時安定性の指標とした。
【0034】(3)実用評価(泡の出方(噴射性)、泡
のきめ細かさ、泡の安定性) 女性パネラー20名がシャンプー・リンス後に、それぞ
れサンプルを使用して、泡の出方(噴射性)、泡のきめ
細かさ、泡の安定性を下記基準により評価した。
【0035】<評価基準> ◎:良好と回答したものが20名中16名以上 ○:良好と回答したものが20名中10名〜15名 △:良好と回答したものが20名中4名〜9名 ×:良好と回答したものが20名中4名未満
【0036】(4)経済性 振とう時間に対する経済性を下記基準により評価した。 <評価基準> ○:振とう時間5分未満 ×:振とう時間5分以上
【0037】
【表1】
【0038】注1:アロモックスDMC−W(ライオン
・アクゾ(株)製) 注2:レオフローDMS−55(ライオン(株)製)1
0万CSジメチルシリコーン含有55%:平均粒子径
0.5μm 注3:200CSジメチルシリコーン含有40%:平均
粒子径8μm 注4:カルナバロウ10部、ポリオキシエチレン(15
EO)ラウリルエーテル7部、精製水88部を90℃で
乳化:平均粒子径0.2μm 注5:10万CSジメチルシリコーン含有75%:平均
粒子径11μm 注6:ポリエーテル変性シリコーン(SH3771M
(東レダウコーニング製) 注7:ユカフォーマーAM−75W(三菱化学社製) 以下、同様
【0039】表1に示すように、長鎖アルキルアミンオ
キシド、油成分のいずれかの1つを含まない比較例1及
び比較例2は、経時安定性、泡の出方、泡のきめ細か
さ、泡の安定性、経済性に欠ける。また、原液中の油成
分(シリコーン)を予め乳化せず、配合した場合及び予
め油成分を乳化した平均粒子径が10μmを超えるO/
W型エマルジョンを配合した場合は、経時安定性、泡の
出方、泡のきめ細かさ、泡の安定性、経済性が劣り、良
好な泡沫が形成されない(比較例3,4)。これに対し
て、本発明の実施例1,2,3,4は経時安定性、泡の
出方、泡のきめ細かさ、泡の安定性、経済性の全てにつ
いて良好である。
【0040】一方、参考例1によれば、予め油成分を乳
化した平均粒子径が10μm以下のO/W型エマルジョ
ンを配合すると、乳化時間を短縮することはできるが、
振とう時間が分散時間の1.5倍未満であると経時安定
性を十分に向上させることができず、泡の出方、泡のき
め細かさ、泡の安定性が良好な泡沫が形成され難いこと
が認められる。更に、参考例2によれば、振とう時間が
分散時間の1.5倍以上であるが、5分間振とうする
と、経時安定性、泡の出方、泡のきめ細かさ、泡の安定
性は良好であるが、経済性に劣ることが認められる。
【0041】 [実施例5] ヘアスタイリングフォーム (原液) ヤシ油アルキルジメチルアミンオキシド液(30%) 注1 6.0% シリコーンエマルジョン(1) 注2 2.0% 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.3% グリセリン 3.0% メタクリル酸エステル共重合体の両性化合物 注7 2.0% ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル 1.0% ポリオキシエチレン(20)ヒマシ油 3.0% オキシベンゾン 0.1% メチルパラベン 0.3% プロピルパラベン 0.1% トリエタノールアミン 0.1% 香料A 0.1% エタノール 5.0% タルク 0.5%精製水 残部 合 計 100.0% (噴射剤) 液化石油ガス(0.15MPa 20℃) (原液)/(噴射剤)=55/45
【0042】 [実施例6] ヘアスタイリングフォーム (原液) ヤシ油アルキルジメチルアミンオキシド液(30%) 注1 6.0% シリコーンエマルジョン(2) 注3 5.0% メチルポリシロキサン(10万cs、25℃) 5.0% 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5% ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン液(30%) 0.5% モノラウリン酸ソルビタン 1.0% POEステアリルエーテル 1.0% ラウリン酸ジエタノールアミド 0.3% カチオン化セルロース 注8 0.5% エタノール 10.0% ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム 0.1% 香料A 0.1% タルク 0.5%精製水 残部 合 計 100.0% (噴射剤) 液化石油ガス(0.15MPa 20℃) 90.0% ジメチルエーテル 10.0% (原液)/(噴射剤)=75/25 注8:レオガードGPS(ライオン(株)製)
【0043】 [実施例7] ヘアスタイリングフォーム (原液) ヤシ油アルキルジメチルアミンオキシド液(30%) 注1 6.0% シリコーンエマルジョン(3) 注9 2.0% ビニルメチルエーテル・マレイン酸アルキル共重合体 注10 1.5% ポリオキシエチレンメチルポリシロキサン共重合体 1.0% ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブチルエーテル 0.5% ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル 1.5% ポリオキシエチレン(20)ヒマシ油 4.0% ヒドロキシエチルセルロース 0.1% メチルパラベン 0.3% プロピルパラベン 0.1% アミノメチルプロパノール 0.8% 香料A 0.1% エタノール 5.0% タルク 0.5%精製水 残部 合 計 100.0% (噴射剤) 液化石油ガス(0.15MPa 20℃) 50.0% 液化石油ガス(n−ブタン) 50.0% (原液)/(噴射剤)=55/45 注9:10万csの高重合メチルポリシロキサンをポリオキシエチレンセチルエ ーテルで乳化分散した55%水分散液:平均粒子径約0.5μm(以下、同様) 注10:ガントレッツES−425(GAF社製)
【0044】 [実施例8] ヘアスタイリングフォーム (原液) ビス(2−ヒドロキシエチル)コカミンオキシド液(40%) 注11 5.0% シリコーンエマルジョン(3) 注9 2.0 アクリル樹脂アルカノールアミン液 注12 2.0% ポリオキシエチレンメチルポリシロキサン共重合体 1.0% ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル 1.5% モノラウリン酸ソルビタン 4.0% メチルパラベン 0.3% プロピルパラベン 0.1% 香料B 0.1% エタノール 7.0% タルク 0.5%精製水 残部 合 計 100.0% (噴射剤) 液化石油ガス(n−ブタン) (原液)/(噴射剤)=60/40 注11:アロモックスC/12−W(ライオンアクゾ(株)製) 注12:プラスサイズL−53P(互応化学(株)製)
【0045】 [実施例9] ヘアケアフォーム剤 (原液) ヤシ油アルキルジメチルアミンオキシド液(30%) 注1 6.0% シリコーンエマルジョン(1) 注2 2.0% ジメチルポリシロキサン(30cs、25℃) 5.0% スクワラン 2.0% 3−メチル−1,3ブタンジオール 10.0% 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5% ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン液(30%) 0.5% モノラウリン酸ソルビタン 1.0% ポリオキシエチレン(30)ステアリルエーテル 1.0% ラウリン酸ジエタノールアミド 0.3% カチオン化セルロース 注8 0.5% エタノール 10.0% 香料A 0.1% タルク 0.5% メチルパラベン 0.3%精製水 残部 合 計 100.0% (噴射剤) 液化石油ガス(0.15MPa 20℃) (原液)/(噴射剤)=75/25
【0046】 [実施例10] ヘアケアフォーム剤 (原液) ヤシ油アルキルジメチルアミンオキシド液(30%) 注1 6.0% シリコーンエマルジョン(3) 注9 2.0% ポリオキシエチレンメチルポリシロキサン共重合体 1.0% ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブチルエーテル 0.5% ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル 1.5% ポリオキシエチレン(20)ヒマシ油 4.0% ヒドロキシエチルセルロース 0.1% メタクリル酸エステル共重合体の両性化合物 注7 0.5% タンパク加水分解物 0.5% ビタミンE 0.05% メチルパラベン 0.3% 香料B 0.1% エタノール 7.0% タルク 0.5%精製水 残部 合 計 100.0% (噴射剤) 液化石油ガス(0.15MPa 20℃) (原液)/(噴射剤)=55/45
【0047】上記組成に従って、常法に準じて調製した
原液と噴射剤とを上記実施例1と同様の耐圧エアゾール
容器に充填した後、上記実施例1と同様にして乳化時間
を計測しながら、表2に示す振とう時間となるまで振と
うして実施例5〜10のエアゾール型毛髪化粧料を得
た。各毛髪化粧料について、上記実施例1と同様にして
(上層分離長)/(全層長)を求め、経時安定性の指標
とした。結果を表2に併記する。
【0048】
【表2】
【0049】上記実施例5〜10についても上記実施例
1と同様にして使用感を評価したところ、いずれも泡の
出方(噴射性)、泡のきめ細かさ、経時安定性、経済性
に優れるものであった。
【0050】上記各例で使用した香料は、下記の通りの
組成である。
【0051】 香料A イランイラン油 3.0% レモン油 5.0 スウィートオレンジ油 10.0 ラベンダー油 6.0 ネロリ油 2.0 ローズベース 5.0 ローズオキサイド 0.1 ジャスミンベース 3.0 リリアール 5.0 グリーンベース 2.0 プチグレン油 3.0 ミュゲベース 1.0 ヘディオン 8.0 ベルトフィックス 3.0 サンダルウッド油 1.0 アブソリュート オークモス 1.0 シス−3−ヘキセニル サリシレート 5.0 ヘキシルシンナミック アルデヒド 5.9 ベンジルアセテート 1.0 ベンジルベンゾエート 1.0 ベンジルサリシレート 3.0 ペンタリド 1.0 カーネーションベース 1.0 カシメラン 3.0 メチルヨノン 3.0 ネオベルガメート 3.0 ゲラニル ニトリル 1.0 アルデヒト C−9 10% DPG溶液 3.0 アルデヒド C−10 10% DPG溶液 1.0 アルデヒド C−12 MNA 10% DPG溶液 2.0 ヘリオトロピン 1.0ジプロピレングリコール 7.0 計 100.0%
【0052】 香料B レモン油 5.0% ライム油 2.0 オレンジ油 10.0 ベルガモット油 1.0 グレープフルーツ油 2.0 ローズ油 1.0 ジャスミン油 0.4 ラベンダー油 0.2 ラバンジン油 0.1 プチグレン油 0.1 ネロリ油 0.2 イランイラン油 3.0 アブソリュート バニラ 1.0 アブソリュート オークモス 1.0 サンダルウッド油 1.0 グリーンベース 1.0 フルーティベース 5.0 アンバーべース 1.0 リナロール 2.0 リナルアセテート 10.0 l−メントール 5.0 ヘディオン 3.0 ガラクソリド 5.0 トナリド 5.0 ベルトフィックス 3.0 イソ E スーパー 1.0 ヘキシルシンナミックアルデヒド 5.0 アルデヒド C−8 10% DPG溶液 5.0 アルデヒド C−10 10% DPG溶液 2.0 アルデヒド C−12 MNA 10% DPG溶液 5.0ジプロピレングリコール 14.0 計 100.0%
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 孝典 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AA122 AB432 AC012 AC022 AC062 AC102 AC122 AC172 AC182 AC432 AC442 AC472 AC482 AC542 AC561 AC562 AC642 AC662 AC692 AC792 AD092 AD132 AD152 AD162 AD282 AD412 AD662 BB11 BB41 BB49 CC31 DD08 DD33 EE01 EE07 EE21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアゾール用原液とエアゾール用噴射剤
    とをエアゾール用容器に充填したエアゾール型毛髪化粧
    料を製造する方法であって、(1)(A)長鎖アルキル
    アミンオキシドと、(B)予め油成分を乳化した平均粒
    子径が10μm以下のO/W型エマルジョンとを配合、
    混合して原液を調製する原液調製工程と、(2)該原液
    と噴射剤とをエアゾール用容器に充填した後、該容器を
    振とうする振とう工程を有することを特徴とするエアゾ
    ール型毛髪化粧料の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記(2)振とう工程において、上記原
    液と噴射剤とが均一に分散、乳化するのに要する時間の
    1.5倍以上の振とうを行う請求項1記載のエアゾール
    型毛髪化粧料の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018104370A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 エア・ウォーター・ゾル株式会社 エアゾール製剤

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