JP2003012451A - 粉末状化粧料 - Google Patents

粉末状化粧料

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JP2003012451A
JP2003012451A JP2001204364A JP2001204364A JP2003012451A JP 2003012451 A JP2003012451 A JP 2003012451A JP 2001204364 A JP2001204364 A JP 2001204364A JP 2001204364 A JP2001204364 A JP 2001204364A JP 2003012451 A JP2003012451 A JP 2003012451A
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Tomoko Sekine
知子 関根
Tetsuya Kanamaru
哲也 金丸
Toshio Hariki
利男 梁木
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時に塗擦すると液化して油分がしみだ
し、べたつき感がなくきわめて良好な使用感および皮膚
のかさつきを抑制することができるとともに、しかも油
分リッチな製剤でありながら容器へ付着せずに良好な使
い勝手を有し、さらに、光、酸素、水等の存在下で容易
に分解、変質するなど不安定な成分を配合した場合でも
これら成分を安定に配合し、それらの機能を十分に発揮
し得る、塗擦により液化する粉末状化粧料を提供する。 【解決手段】 (a)フッ素処理粉末と、(b)表面張
力(平均)2.0×10 -2N/m以上の油性成分と、
(c)光、酸素、水のいずれかの存在下で不安定な成
分、を含有し、塗擦により液化することを特徴とする粉
末状化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油滴状の油性成分
の表面をフッ素処理粉末で均一被覆した、粉末状形態で
ありながら使用時に塗擦すると液化するようなされてい
る粉末状化粧料(ドライオイル)に関する。さらに詳し
くは、界面活性剤、防腐剤、水等を実質的に含まず、あ
るいは含んだとしても少量で済み、べたつき感がなく、
皮膚のかさつきを抑制することができ、しかも油分リッ
チな製剤でありながら容器へ油分や汚れ等の付着を有効
に防止し得るとともに、光、酸素、水等の存在下で容易
に分解されたり、匂い劣化や変色等を起こしやすい不安
定な成分を配合した場合でも、これら成分を安定に配合
し、該成分の機能を十分に発揮し得る、新しいタイプの
粉末状化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、消費者の安心安全嗜好が高まり、
界面活性剤や防腐剤を含まない化粧料が人気を集めてい
る。それらの化粧品の1つとして、例えばバージンオリ
ーブオイルやラベンダー油など、油分そのものを直接肌
に塗布するような製品も上市されている。このような製
品は、皮膚のかさつきを抑える効果が高い反面、通常べ
たつきやぬるつきが感じられ、使用感触の良好な製剤と
はいえない。またこういった油分リッチな製剤を収容し
た容器は、使用するうちに容器外側に油分が付着し、そ
れに伴い容器への汚れの付着度合いが著しいという不具
合があった。
【0003】また、一般に化粧料には、薬剤など種々の
有効成分が配合されているが、この有効成分が、光、酸
素、水等の存在下で容易に分解、変質するなど不安定で
製品の物性に悪影響を及ぼしたりするような場合、その
配合は、化粧料の剤型のみならず、容器形態、保存条
件、取り扱い等において種々の制約を受ける。したがっ
て、これら不安定成分を安定して配合することができる
製剤が要望されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、界面活性剤、防腐剤、水等を含ま
ず、あるいは含んだとしても少量で済み、油分リッチで
肌のかさつきを抑える効果が高い製剤でありながら、肌
に塗布する際、べたつきのない使用性に優れた化粧料で
あり、かつ、長期間連用しても収容容器に油分が付着せ
ず使い勝手が良好であるとともに、さらに、光、酸素、
水等の存在下で容易に分解、変質するなど不安定な成分
を配合した場合でもこれら成分を安定に配合し、それら
の機能を十分に発揮し得る、塗擦により液化する粉末状
化粧料を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、
(a)フッ素処理粉末と、(b)表面張力値(平均)
2.0×10-2N/m以上の油性成分と、(c)光、酸
素、水のいずれかの存在下で不安定な成分、を含有し、
塗擦により液化することを特徴とする粉末状化粧料に関
する。
【0006】また本発明は、(a)成分が、粘土鉱物表
面をフッ素処理したフッ素処理粉末である、上記粉末状
化粧料に関する。
【0007】また本発明は、(c)成分が、美白剤、抗
炎症剤、保湿剤、血行促進剤・育毛剤、抗菌剤、ホルモ
ン剤、ビタミン類、酵素、抗酸化剤、動植物抽出物の中
から選ばれる1種または2種以上である、上記粉末状化
粧料に関する。
【0008】また本発明は、(c)成分を0.001〜
10重量%含有する、上記粉末状化粧料に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
【0010】本発明に用いられる(a)成分としてのフ
ッ素処理粉末は、粉末表面にフッ素基を付与して撥水性
・撥油性をもたせるようにしたものを広く意味する。具
体的には、(i)フッ素基を有する分子で粉末表面の一
部〜全部を処理した処理粉末、(ii)フッ素基を含む高
分子粉末等が例示されるが、これら例示に限定されるも
のでない。
【0011】上記(i)において、フッ素基を有する分子
としては、特に限定されるものでないが、例えば、下記
一般式(I)で表されるペルフルオロアルキルリン酸エ
ステル・ジエタノールアミン塩、下記一般式(II)表さ
れるペルフルオロアルキルシラン、下記一般式(III)
で表されるペルフルオロアルキルエチルアクリレート等
が挙げられる。
【0012】
【化1】
【0013】(式中nは5〜20の整数を示し、mは1
または2を示す)
【0014】
【化2】
【0015】(式中aは1〜12の整数を示し、bは1
〜5の整数を示し、Xはハロゲン原子、アルキル基また
はアルコキシ基を示す)
【0016】
【化3】
【0017】(式中cは1〜12の整数を示し、dは5
〜20の整数を示し、Yはポリエチレングリコールやシ
リコーン鎖、アクリル基等を含むアルキル共重合体を示
す)
【0018】また、ペルフルオロポリエーテルジアルキ
ルリン酸およびその塩、ペルフルオロポリエーテルジル
キル硫酸塩およびその塩、ペルフルオロポリエーテルジ
アルキルカルボン酸およびその塩等に代表されるペルフ
ルオロポリエーテル基を有する化合物も用いることがで
きる。ここで「ペルフルオロポリエーテル基」とは、ペ
ルフルオロアルキレンまたはペルフルオロアルキルと結
合している酸素原子が少なくとも2以上有する基を意味
し、分子量が300〜7000程度のものが撥油性・撥
水性の点から好ましい。
【0019】なお、粉末表面にフッ素基を付与して撥水
性・撥油性をもたせるよう表面処理がされていれば、本
発明効果を損わない範囲において、その他の非フッ素
基、例えばアルキル基やシリコーン基、親水基をさらに
付加するような処理が施されていてもよい。
【0020】被処理粉末としては、化粧料に用いられ得
るものであれば特に限定されるものでなく、種々の無機
粉末や、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、シ
リコーン等のプラスチック粉末等、任意に用いることが
できる。中でも、使用性の向上(きしみ感のなさ、皮膚
のかさつきのなさ、等)の点から、粘土鉱物粉末が好ま
しく用いられる。粘土鉱物粉末は天然、合成のいずれの
ものも任意に用いることができる。粘土鉱物粉末として
は、タルク(含水ケイ酸マグネシウム;3MgO・4SiO2
・H2O)、カオリン(含水ケイ酸アルミニウム;Al2O3
2SiO2・2H2O)、無水ケイ酸(SiO2)、サポナイト
(含水ケイ酸アルミニウムマグネシウム;SiO2,Al2O3,M
gO、水の混合物)、セリサイト(微結晶含水ケイ酸アル
ミニウムカリウム;K2O・3Al2O3・6SiO2、2H2O)、
マイカ(含水ケイ酸アルミニウムカリウム;KAl2・AlSi
3O10(OH)2)、窒化ホウ素(BN)等が好ましく用いら
れる。これら粘土鉱物を用いることにより、粉末状形態
を維持しつつ、(b)成分をより高配合することがで
き、使用性(きしみ感のなさ、皮膚のかさつきのなさ、
等)のより一層の向上を図ることができる。
【0021】なお、被処理粉末成分として、例えば、粘
土鉱物を酸化チタン等でコーティングした酸化チタンセ
リサイト等に例示される複合顔料も用いることができ
る。
【0022】被処理粉末の形状については、特に限定さ
れるものでなく、板状、球状、多孔質状等、任意の形状
のものを用いることができる。中でも、少ない粉末量で
油分を効率よく粉末状化することができるという点から
板状のものが好ましく用いられる。
【0023】また、上記(ii)に示す粉末自体がフッ素
基を含有する高分子粉末としては、例えばポリテトラフ
ルオロエチレン粉末等が挙げられる。
【0024】なお、本発明化粧料には、上記(a)成分
に加えて、本発明の効果を損わない範囲において、粉末
成分として、フッ素処理を施していない粉末や、薬剤等
を粉末のまま配合してもよい。
【0025】(b)成分は、1種または2種以上の油性
成分からなるが、その表面張力値(平均)は2.0×1
-2N/m(対大気)以上であり、好ましくは2.1×
10 -2N/m以上である。(b)成分の表面張力値(平
均)が2.0×10-2N/m未満では、(b)成分が粉
末に容易に濡れるために、(b)成分を良好な粉末状形
態とすることができない。
【0026】なお、「(b)成分の表面張力値(平
均)」とは、液状をなす(b)成分全体としての表面張
力値をいう。(b)成分全体としての表面張力値が上記
範囲を満足する限りにおいて、(b)成分の構成成分と
しての各油性成分が表面張力値2.0×10-2N/m未
満のものであっても用いることができる。したがって
(b)成分には、固形、半固形、液状等、任意の性状の
油性成分を含み得る。また(b)成分は均一溶解系のみ
ならず、油分中に油分が分散する分散系も含む。
【0027】(b)成分としては、好ましくは、例えば
流動パラフィン、オゾケライト、スクワレン、プリスタ
ン、パラフィン、セレシン、スクワラン、ワセリン等の
炭化水素油、液状ラノリン、ミリスチン酸イソプロピ
ル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシ
ル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、
ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイ
ン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸
セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸
イソセチル、イソステアレン酸イソセチル、12−ヒド
ロキシステアリル酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキ
シル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂
肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリ
コール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ
酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グ
リセリン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリメチロール
プロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパ
ン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ペンタエリスリトー
ル、トリ−2−エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソ
ステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル−2−エ
チルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテー
ト、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチル
ウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエス
テル、オレイン酸、アセトグリセライド、パルミチン酸
−2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソプロピ
ル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチル
ドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデ
シル、エチルラウレート、セパチン酸ジ−2−エチルヘ
キシル、ミリスチン酸−2−ヘキシルデシル、パルミチ
ン酸−2−ヘキシルデシル、アジピン酸−2−ヘキシル
デシル、セバチル酸ジイソプロピル、コハク酸−2−エ
チルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、
クエン酸トリエチル等の極性油分や、ステアリルアルコ
ール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、セト
ステアリルアルコール等の高級アルコール類、ホホバオ
イル、オリーブオイル、ナッツ油、ベニバナ油、大豆油
等の植物油等が挙げられる。これらの中でも、特に好ま
しくは、表面張力値が比較的大きい流動パラフィンや、
ホホバ油等の植物性油分である。
【0028】表面張力値の小さいジメチルポリシロキサ
ン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジ
ェンポリシロキサン等の鎖状シリコーン、オクタメチル
シクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロ
キサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状
シリコーン等のシリコーン油や、「フォンブリン」シリ
ーズ(AUSIMONT社製)に代表される炭化フッ素油も、
(b)成分全体としての表面張力値(平均)が2.0×
10-2N/m以上となる範囲において、少量であれば用
いることができる。これら表面張力値の小さいシリコー
ン油や炭化フッ素油を過度に大量に配合した場合、表面
張力値が小さくなりすぎ、油性成分を十分に粉末状化で
きないことがある。
【0029】また、パーム硬化油、硬化ヒマシ油、ワセ
リン等の半固形状の油性成分や、パラフィンワックス、
マイクロクリスタリンワックス、カルナバロウ、キャン
デリアロウなどの固形油分も、(b)成分全体としての
表面張力値が上記範囲を満足する範囲において用いるこ
とができる。
【0030】(b)成分は、肌上で溶解するように、融
点が37℃程度以下の油性成分が好ましいが、少量であ
ればワックスやロウなどの固形油分を配合することもで
きる。
【0031】本発明において、(a)成分の配合量は、
組成物全量中に10〜80重量%程度が好ましく、特に
は20〜70重量%程度である。配合量が少なすぎると
(b)成分である油性成分を十分に粉末状化することが
できず、意図する粉末状形態を得ることができなくなる
おそれがあり、一方、配合量が多すぎると、使用時塗擦
しても液化が困難となり、官能上好ましくない。
【0032】また、(a)成分以外の粉末成分を含む場
合、全粉末成分に対する(a)成分の配合割合は50〜
100重量%が好ましい。
【0033】(b)成分の配合量は、本発明化粧料に含
まれる他の必須成分、任意添加成分の総配合量の残量分
配合することができるが、本発明では、20〜90重量
%が好ましい。b)成分の配合量が少なすぎると塗擦し
たときに液化が困難で官能上好ましくなく、一方、配合
量が多すぎると粉末状化が難しくなる。本発明では特
に、(a)成分の被処理粉末成分として粘土鉱物を用い
た場合、粉末状形態を維持しつつ、(b)成分をより高
配合することができ、また、きしみ感、べたつき感、か
さつき感を抑えた、優れた使用性を得ることができた。
【0034】また(a)成分:(b)成分=1:9〜
4:1(重量比)が好ましく、特には1:5〜3:1で
ある。
【0035】本発明では、上記(a)、(b)成分に加
えて、さらに(c)成分として光、酸素、水等の存在下
で容易に匂い劣化や変質等を引き起こす不安定な成分を
配合する。
【0036】(c)成分としての光、酸素、若しくは水
存在下不安定成分は、例えば、化粧料、医薬品等に薬剤
等として配合され、水との接触、光、熱、酸素等に対し
て不安定で、そのまま化粧料に配合すると、分解、失
活、変退色、変臭等を生じさせるものをいう。
【0037】このような成分としては、水溶性薬剤成分
や油溶性薬剤成分が代表的なものとして挙げられ、具体
的には、美白剤、抗炎症剤、保湿剤、血行促進剤・育毛
剤、抗菌剤、ホルモン剤、ビタミン類、酵素、抗酸化
剤、動植物抽出物などの薬剤が挙げられる。
【0038】美白剤としては、アルブチン等のハイドロ
キノン誘導体、コウジ酸、L−アスコルビン酸およびそ
の誘導体、γ−オリザノール、エラグ酸、ルシノールな
どが例示される。
【0039】L−アスコルビン酸は、一般にビタミンC
といわれ、その強い還元作用により細胞呼吸作用、酵素
賦活作用、膠原形成作用を有し、かつメラニン還元作用
を有する。L−アスコルビン酸誘導体としては、例えば
L−アスコルビン酸モノリン酸エステル、L−アスコル
ビン酸−2−硫酸エステルなどのL−アスコルビン酸モ
ノエステル類や、L−アスコルビン酸−2−グルコシド
などのL−アスコルビン酸グルコシド類、あるいはこれ
らの塩(L−アスコルビン酸リン酸マグネシウムなど)
などが挙げられる。
【0040】抗炎症剤としては、例えばグリチルリチン
酸塩(例えばグリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリ
チン酸アンモニウム、等)、アラントイン、ヒノキチオ
ール、トラネキサム酸およびその誘導体などが挙げられ
る。前記トラネキサム酸誘導体としては、トラネキサム
酸の二量体〔例えば、塩酸トランス−4−(トランス−
アミノメチルシクロヘキサンカルボニル)アミノメチル
シクロヘキサンカルボン酸、等〕、トラネキサム酸とハ
イドロキノンのエステル体(例えば、トランス−4−ア
ミノメチルシクロヘキサンカルボン酸4’−ヒドロキシ
フェニルエステル、等)、トラネキサム酸とゲンチシン
酸のエステル体〔例えば、2−(トランス−4−アミノ
メチルシクロヘキシルカルボニルオキシ)−5−ヒドロ
キシ安息香酸およびその塩、等〕、トラネキサム酸のア
ミド体〔例えば、トランス−4−アミノメチルシクロヘ
キサンカルボン酸メチルアミドおよびその塩、トランス
−4−(P−メトキシベンゾイル)アミノメチルシクロ
ヘキサンカルボン酸およびその塩、トランス−4−グア
ニジノメチルシクロヘキサンカルボン酸およびその塩、
等〕などが挙げられる。
【0041】保湿剤としては、例えばセラミドおよびそ
の誘導体、アミノ酸類、尿素、リノール酸、リノレン
酸、トリメチルグリシンなどが挙げられる。
【0042】血行促進剤・育毛剤としては、例えばカプ
サイシン、カフェイン、アセチルコリン、タンニン酸、
ミノキシジルなどが挙げられる。
【0043】抗菌剤としては、例えばレゾルシン、イオ
ウ、サリチル酸、塩化ベンザルコニウムなどが挙げられ
る。
【0044】ホルモン剤としては、例えばオキシトシ
ン、コルチコトロピン、バソプレッシン、セクレチン、
ガストリン、カルシトニン、エストラジオールおよびそ
のエステル、コルチゾンおよびそのエステルなどが挙げ
られる。
【0045】ビタミン類としては、例えばビタミンAお
よびその誘導体、ビタミンB6、ビタミンB6塩酸塩等の
ビタミンB6誘導体、ビタミンB12類およびその誘導
体、ニコチン酸、ニコチン酸アミド等のニコチン酸誘導
体、ビタミンDおよびその誘導体、ビタミンEおよびそ
の誘導体、ビタミンHおよびその誘導体、パントテニー
ルエチルエーテルなどが挙げられる。
【0046】酵素としては、例えばトリプシン、塩化リ
ゾチーム、キモトリプシン、セミアルカリプロテナー
ゼ、セラペプターゼ、リパーゼ、ヒアルロニダーゼなど
が挙げられる。
【0047】抗酸化剤としては、チオタウリン、グルタ
チオン、カテキン、アルブミン、フェリチン、メタロチ
オネインなどが挙げられる。
【0048】動植物抽出物としては、茶エキス、イザヨ
イバラエキス、オウゴンエキス、ドクダミエキス、オウ
バクエキス、メリロートエキス、オドリコソウエキス、
カンゾウエキス、シャクヤクエキス、サボンソウエキ
ス、ヘチマエキス、キナエキス、ユキノシタエキス、ク
ララエキス、コウホネエキス、ウイキョウエキス、サク
ラソウエキス、バラエキス、ジオウエキス、レモンエキ
ス、シコンエキス、アロエエキス、ショウブ根エキス、
ユーカリエキス、スギナエキス、セージエキス、タイム
エキス、海藻エキス、キューカンバエキス、チョウジエ
キス、キイチゴエキス、メリッサエキス、ニンジンエキ
ス、マロニエエキス、モモエキス、桃葉エキス、クワエ
キス、ヤグルマギクエキス、ハマメリスエキス、カンゾ
ウエキス、イチョウエキス、イチヤクエキスなどの植物
抽出物や、プラセンタエキス、コラーゲンなどの動物抽
出物などが挙げられる。
【0049】本発明では、(a)成分が(b)成分(油
滴)の周囲を被覆しているため、(c)成分が油溶性薬
剤の場合、油滴のみの状態の場合よりもより効果的に光
を遮断することができる。
【0050】また本発明は、水を実質的に含まない系で
あるため、(c)成分が水溶性薬剤の場合、水溶液では
なく粉末の形で配合する。このため(c)成分がラジカ
ルの影響を受けず、特に安定性を飛躍的に向上させるこ
とができる。
【0051】なお、(a)成分が(b)成分の周囲を被
覆していることにより、(b)成分への酸素の透過も若
干抑制されるが、上記(a)成分の被覆は、微視的にみ
れば、酸素に対して完全に遮断し得るわけではないの
で、酸素に対して不安定な薬剤の安定化は、光、水に対
して不安定な薬剤の安定化に比べると、その安定化効果
の程度は若干低めではあるが、実用的には何ら問題がな
い程度であり、本発明の所期の効果を十分に奏すること
ができる。
【0052】(c)成分が油溶性成分の場合、(b)成
分に溶解させて配合する。また(c)成分が水溶性成分
の場合、(b)成分中に分散、または(a)成分中に分
散させる形で配合する。生薬は溶媒(エタノール等)抽
出して油分中に配合するか、植物体を粉末状にして配合
する。
【0053】(c)成分の配合量は、そこに含まれる有
効成分の効果が十分に発揮し得る程度配合されていれば
よく、特に限定されるものでないが、粉末状化粧料全量
中に0.001〜10重量%程度が好ましく、より好ま
しくは0.005〜7重量%程度である。配合量が少な
すぎると、有効成分たる(c)成分の機能を十分に発揮
することが難しく、一方、配合量が必要以上に多すぎて
も、配合量の増加に見合った効果の増強を見込むことが
困難となる。本発明粉末状化粧料では、不安定成分であ
る(c)成分を配合した場合でも、これら成分の安定化
を図ることができ、それらの機能を十分に発揮し得る。
【0054】本発明の粉末状化粧料には、上記成分以外
に、通常の化粧料に用いられる各種の任意成分、例え
ば、保湿剤、界面活性剤、香料、各種粉末のほか、エタ
ノール等の各種溶媒を、本発明の効果を妨げない範囲で
配合することができる。
【0055】本発明化粧料は、粉末状の化粧料である
が、塗擦により液化するものであり、べたつき感がな
く、皮膚のかさつきを抑制することができ、しかも油分
リッチな製剤でありながら容器へ油分や汚れ等の付着を
有効に防止し得るとともに、さらに、光、酸素、水等の
存在下で容易に分解、変質するなど不安定な成分を配合
した場合でもこれら成分を安定に保持することができ
る。
【0056】本発明の粉末状化粧料は、(b)成分、さ
らには(c)成分の周囲に(a)成分が吸着し、(a)
成分により(b)成分、さらには(c)成分を粉末状化
したものであり、塗擦により力を加えると、この吸着状
態が破壊され、粉末状化されていた(b)、(c)成分
がにじみ出て液化するとともに、(b)成分の使用感触
の向上、および(c)成分の有効性が発揮されるもので
ある。
【0057】本発明の粉末状化粧料は、(b)成分、さ
らには(c)成分の周囲に(a)成分を吸着させ、
(a)成分により(b)成分、(c)成分を粉末状化さ
せるものであれば特にその製造方法は限定されるもので
ない。例えば、(b)成分、あるいはここにさらに
(c)成分を溶解したものに(a)成分を添加、混合す
る、等の製造方法が挙げられるが、これらの例示に限定
されるものではない。
【0058】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づきさらに詳細に
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。なお、配合量はすべて重量%で示す。
【0059】実施例に先立ち、本発明で用いた試験法お
よび評価法を説明する。
【0060】[使用性(きしみ感のなさ)]各実施例
品、比較例品の使用性(きしみ感のなさ)をパネル(5
0名)の実使用試験によって下記基準により判定、評価
した。 (判定基準) 著効: きしまない 有効: わずかにきしむが、使用上問題のない程度であ
る やや有効: ややきしむ 無効: 著しくきしむ (評価) ◎: 著効、有効、およびやや有効の評価をした被験者
が80%以上 ○: 著効、有効、およびやや有効の評価をした被験者
が50〜80%未満 △: 著効、有効、およびやや有効の評価をした被験者
が30〜50%未満 ×: 著効、有効、およびやや有効の評価をした被験者
が30%未満
【0061】[使用性(べたつき感のなさ)]各実施例
品、比較例品の使用性(べたつき感のなさ)をパネル
(50名)の実使用試験によって下記基準により判定、
評価した。 (判定基準) 著効: べたつかない 有効: わずかにべたつくが、使用上問題のない程度で
ある やや有効: ややべたつく 無効: 著しくべたつく (評価) ◎: 著効、有効、およびやや有効の評価をした被験者
が80%以上 ○: 著効、有効、およびやや有効の評価をした被験者
が50〜80%未満 △: 著効、有効、およびやや有効の評価をした被験者
が30〜50%未満 ×: 著効、有効、およびやや有効の評価をした被験者
が30%未満
【0062】[かさつき抑制効果]各実施例品、比較例
品のかさつき抑制効果をパネル(50名)の実使用試験
によって下記基準により判定、評価した。 (判定基準) 著効: 非常にかさつきが抑制された 有効: ややかさつきが抑制された やや有効: ややかさつきが抑制されたがあまり変化な
い 無効: かさつきが悪化した (評価) ◎: 著効、有効、およびやや有効の評価をした被験者
が80%以上 ○: 著効、有効、およびやや有効の評価をした被験者
が50〜80%未満 △: 著効、有効、およびやや有効の評価をした被験者
が30〜50%未満 ×: 著効、有効、およびやや有効の評価をした被験者
が30%未満
【0063】[薬剤(光、酸素、水等存在下不安定成
分)安定性試験]各実施例品、比較例品について、50
℃で2週間保存したときの不安定成分の残存量を、HP
LCにより測定し、これから残存率(重量%)を調べ
た。
【0064】[容器への汚れ付着抑制効果]各実施例
品、比較例品について、1ヶ月間使用した際の容器への
汚れ付着度を、パネル(50名)の実使用試験によって
下記基準により判定、評価した。 (判定基準) 著効: 容器に油などの汚れは付着しなかった 有効: やや汚れが付着したが、使用上問題のない程度
である やや有効: やや汚れた 無効: 著しく汚れた (評価) ◎: 著効、有効、およびやや有効の評価をした被験者
が80%以上 ○: 著効、有効、およびやや有効の評価をした被験者
が50〜80%未満 △: 著効、有効、およびやや有効の評価をした被験者
が30〜50%未満 ×: 著効、有効、およびやや有効の評価をした被験者
が30%未満
【0065】(実施例1、比較例1)下記表1に示す組
成で粉末状化粧料(実施例1)、油性化粧料(比較例
1)を調製した。上記試験方法により、実施例1、比較
例1の使用性(きしみ感のなさ、べたつき感のなさ)、
かさつき抑制効果、容器への汚れ付着抑制効果の各評
価、不安定成分の残存率の測定を行った。なお、表1
中、フッ素処理セリサイト(* )は、「PF−5 エイトパ
ール 300S−AL」(大東化成工業(株)製)を用
いた。結果を表1に示す。
【0066】
【表1】
【0067】(製法)実施例1においては、(3)〜
(5)を50℃に加熱し、混合した油相を、(1)、
(2)、および(6)の微粉末を均一分散した粉末に加
え、混合、撹拌し、容器に充填した。実施例1の油性成
分の表面張力値は3.0×10-2N/mであった。
【0068】比較例1においては、(3)〜(5)を5
0℃に加熱し、混合した油相を、(6)の微粉末を均一
分散した粉末に加え、混合、撹拌し、容器に充填した。
【0069】表1の結果より明らかなように、実施例1
の粉末状化粧料は、比較例1の油性化粧料に比べて良好
な使用性を有し、かつ配合された不安定薬剤(特に油溶
性薬剤であるレチノール)の安定性にも優れていた。ま
た容器への汚れの付着もみられなかった。
【0070】 (実施例2) 美白パウダー (配 合 成 分) (重量%) (1)フッ素処理マイカ 10 (2)フッ素処理セリサイト 30 (3)霊芝粉末 0.1 (4)アルブチン 0.05 (5)ワセリン 2.2 (6)スクワラン 8.6 (7)テトラオクタン酸ペンタエリスリチル 47.3 (8)ビーズワックス 1.1 (9)レチノール 0.65 (製法)均一溶解した(5)〜(9)を、均一分散した
(1)、(2)および(3)、(4)の微粉末中に混合
し、粉末状化粧料を調製した。実施例2の油性成分の表
面張力値は2.6×10-2N/mであった。
【0071】実施例2の美白パウダーは、使用感(きし
み感のなさ、べたつき感のなさ)、かさつき抑制効果に
優れ、不安定薬剤成分の保存安定性にも優れるものであ
った。また容器への汚れの付着もみられなかった。
【0072】 (実施例3) 保湿パウダー (配 合 成 分) (重量%) (1)フッ素処理窒化ホウ素 5 (2)フッ素処理セリサイト 30 (3)ヒアルロニダーゼ 0.05 (4)尿素 5 (5)マカデミアナッツ油 20 (6)流動パラフィン 34.4 (7)β−カロチン 0.05 (8)セラミド 0.5 (9)ダイナマイトグリセリン 5 (製法)均一溶解した(5)〜(9)を、均一分散した
(1)、(2)および(3)、(4)の微粉末中に混合
し、粉末状化粧料を調製した。実施例3の油性成分の表
面張力値は3.0×10-2N/mであった。
【0073】実施例3の保湿パウダーは、使用感(きし
み感のなさ、べたつき感のなさ)、かさつき抑制効果に
優れ、不安定薬剤成分の保存安定性にも優れるものであ
った。また容器への汚れの付着もみられなかった。
【0074】 (実施例4) 美白・サンケアパウダー (配 合 成 分) (重量%) (1)フッ素処理カオリン 5 (2)フッ素処理セリサイト 30 (3)微粒子酸化チタン 5 (4)アスコルビン酸グルコシド 3 (5)グルタチオン 0.1 (6)オクチルメトキシシンナメート 20 (7)ホホバオイル 36.4 (8)ビタミンEアセテート 0.5 (製法)均一溶解した(6)〜(8)を、均一分散した
(1)〜(3)、および(4)、(5)の微粉末中に混
合し、粉末状化粧料を調製した。実施例4の油性成分の
表面張力値は3.3×10-2N/mであった。
【0075】実施例4の美白・サンケアパウダーは、使
用感(きしみ感のなさ、べたつき感のなさ)、かさつき
抑制効果に優れ、不安定薬剤成分の保存安定性にも優れ
るものであった。また容器への汚れの付着もみられなか
った。
【0076】 (実施例5) 水虫パウダー (配 合 成 分) (重量%) (1)フッ素処理カオリン 10 (2)フッ素処理セリサイト 33 (3)塩化ベンザルコニウム 3 (4)ワセリン 3 (5)マカデミアナッツ油 50 (6)ジメチルシリコン 0.2 (7)ビタミンEアセテート 0.2 (8)銀ゼオライト 0.6 (製法)均一溶解した(4)〜(7)を、均一分散した
(1)、(2)、および(3)、(8)の微粉末中に混
合し、粉末状化粧料を調製した。実施例5の油性成分の
表面張力値は3.0×10-2N/mであった。
【0077】実施例5の水虫パウダーは、使用感(きし
み感のなさ、べたつき感のなさ)、かさつき抑制効果に
優れ、不安定薬剤成分の保存安定性にも優れるものであ
った。また容器への汚れの付着もみられなかった。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、粉末状形態でありなが
ら、使用時塗擦によって液化し、油分リッチで肌のかさ
つきを抑える効果が高い製剤でありながら、肌に塗布す
る際、べたつきのない使用性に優れた化粧料であり、か
つ、長期間連用しても収容容器に油分が付着せず使い勝
手が良好であるとともに、さらに、光、酸素、水等の存
在下で容易に分解、変質するなど不安定な成分を配合し
た場合でもこれら成分を安定に配合し、それらの機能を
十分に発揮し得るという、新しいタイプの粉末状化粧料
が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金丸 哲也 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 (72)発明者 梁木 利男 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 Fターム(参考) 4C083 AA071 AA082 AA111 AA112 AB242 AB432 AB442 AC012 AC022 AC122 AC312 AC442 AC642 AC692 AD152 AD392 AD412 AD471 AD472 AD591 AD611 AD622 AD642 AD662 BB13 BB25 BB47 BB48 BB51 BB60 CC12 CC19 DD17 EE01 EE05 EE06 EE07 EE13 EE16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)フッ素処理粉末と、(b)表面張
    力値(平均)2.0×10-2N/m以上の油性成分と、
    (c)光、酸素、水のいずれかの存在下で不安定な成
    分、を含有し、塗擦により液化することを特徴とする粉
    末状化粧料。
  2. 【請求項2】 (a)成分が、粘土鉱物表面をフッ素処
    理したフッ素処理粉末である、請求項1記載の粉末状化
    粧料。
  3. 【請求項3】 (c)成分が、美白剤、抗炎症剤、保湿
    剤、血行促進剤・育毛剤、抗菌剤、ホルモン剤、ビタミ
    ン類、酵素、抗酸化剤、動植物抽出物の中から選ばれる
    1種または2種以上である、請求項1または2記載の粉
    末状化粧料。
  4. 【請求項4】 (c)成分を0.001〜10重量%含
    有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の粉末状化
    粧料。
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