JP2003012005A - チューブ容器 - Google Patents

チューブ容器

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JP2003012005A
JP2003012005A JP2001201863A JP2001201863A JP2003012005A JP 2003012005 A JP2003012005 A JP 2003012005A JP 2001201863 A JP2001201863 A JP 2001201863A JP 2001201863 A JP2001201863 A JP 2001201863A JP 2003012005 A JP2003012005 A JP 2003012005A
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JP
Japan
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neck
tube
shoulder
contents
tube container
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JP2001201863A
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English (en)
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Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
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Yoshida Industry Co Ltd
Original Assignee
Yoshida Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、首部の内容物の残留量を低減する
ことができるチューブ容器を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本発明に係るチューブ容器の代表的な構
成は、内容物を収容する胴部4と、胴部4の先端を閉塞
する肩部5と、開口部7を形成した首部6とからなるチ
ューブ本体2と、チューブ本体2の首部6に取り付けら
れ、蓋本体8と上蓋9を、ヒンジ部10を介して一体に形
成されたヒンジキャップ3と、を有するチューブ容器1
において、少なくとも蓋本体8の側面を可撓とし、チュ
ーブ本体2は肩部5において首部側が高くなるように傾
斜面5aを形成し、チューブ本体の一部に形成された環
状突起6aとヒンジキャップ3の内側に設けられた環状
係合部16とが係合することを特徴とした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】 【従来の技術】比較的高い粘性を有する例えば洗顔料や
クリーム等は、可撓性を有するチューブを用いたチュー
ブ容器に収容されて販売及び使用されるのが一般であ
る。このチューブ容器は、一般に内容物を収容する胴部
と、キャップが装着される首部と、それらの間の円錐状
曲面を有する肩部から構成されており、首部に装着され
たキャップをはずし、胴部を適宜押して内容物を首部を
通して注出口より押し出して利用するものである。 【0002】このようなチューブ容器は、内容物を押し
出すために胴部は軟質材料で作られていても、肩部及び
首部は内容物を緊密に封止するためのネジ式あるいはス
ナップ式のキャップを取付けるために肉厚を厚くした
り、比較的硬い材質を用いたりして構造的強度を与えて
いる。このため、肩部及び首部周辺は胴部に比べ変形し
にくく、収容された内容物を完全に使いきることが困難
であり、チューブ容器を廃棄する際に少なからぬ内容物
が残留するという問題がある。 【0003】そこで、残留量を少なくすることを目的と
して、従来より多くの技術が提案されている。例えば、
内容物を最後まで取り出せるようにしたチューブ容器と
して、実開平06-059240号、特開平10-264947号等があ
る。前者の実開平06-059240号に開示された考案は、チ
ューブ容器の肩部の表面側や裏面側にさまざまな形状の
溝を配置したものであり、肩部を屈曲しやすくして内容
物の押出し性を向上させたものである。また、後者の特
開平10-264947号に開示された発明は、肩部の表面側か
ら首部周辺を通過する2本の溝、その中間を通る溝、そ
の外側に放射状に拡がる溝を組み合わせたものであり、
肩部を略フラットに折り畳むことにより内容物の押出し
性を向上させたものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のようなチューブ容器は、肩部周辺の内容物の押出し
性を向上させたものであり、首部の内容物を押し出すこ
とは困難である。また、キャップの取り付けをネジ式と
した場合には一定のリードが必要であり、首部が高くな
ってしまい内容物の取出が困難であり、首部に内容物が
残ることがあるという問題点があった。 【0005】そこで本発明は、首部の内容物の残留量を
低減することができるチューブ容器を提供することを目
的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るチューブ容器の代表的な構成は、内容物
を収容する胴部と、該胴部の先端を閉塞する肩部と、開
口部を形成した首部とからなるチューブ本体と、該チュ
ーブ本体の首部に取り付けられ、蓋本体と上蓋を、ヒン
ジ部を介して一体に形成されたヒンジキャップと、を有
するチューブ容器において、少なくとも前記蓋本体の側
面を可撓とし、前記チューブ本体は肩部において首部側
が高くなるように傾斜面を形成し、前記チューブ本体の
一部に形成された第一の係合部と前記ヒンジキャップの
内側に設けられた第二の係合部とが係合することを特徴
とした。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明に係るチューブ容器の実施
形態について、図を用いて説明する。図1は実施形態に
係るチューブ容器の構成図、図2はヒンジキャップの構
造図、図3はチューブ容器の作用を説明する図、図4は
ヒンジキャップの外し方を説明する図、図5は内容物の
掻き出しを説明する図である。 【0008】図1に示すように、チューブ容器1はチュ
ーブ本体2とヒンジキャップ3から構成されている。チ
ューブ本体2は、化粧料等の内容物を収容する胴部4、
胴部4の先端を閉塞する肩部5、ヒンジキャップ3と嵌
合する首部6が設けられている。 【0009】胴部4は、熱可塑性樹脂層を有する可撓性
の優れた筒状体の一端を折り畳んで熱接着し、他端を円
状の肩部5にて閉塞して内容物を収容している。肩部5
の中央部には、比較的硬めのプラスチックで形成された
首部6が立設されている。肩部5は、首部側が高くなる
ように胴部4との境から首部にかけて傾斜面5a形成さ
れている。 【0010】なお、肩部5と胴部4との接合面は円状に
形成されているが、この接合面は円状に限るものではな
く、例えば楕円形状に形成してもよい。 【0011】首部6は、その先端に内容物を注出する開
口部7を形成し、外周に環状突起6aを形成している。
開口部7は、広口の円状に形成されている。環状突起6
aは、首部6の中央に首部全周に渡って形成されてお
り、後述の環状係合部16と係合する。 【0012】ヒンジキャップ3は、蓋本体8、上蓋9、
ヒンジ部10からなり、蓋本体8と上蓋9は、ヒンジ部10
を介して開閉可能となるよう一体に形成されている。 【0013】図2に示すように、蓋本体8は、環状突条
11、環状溝12、注出口13、環状係合部16、押圧部17から
なり、第二の係合部である環状係合部16とチューブ容器
1の第一の係合部である環状突起6aを係合し、また環
状溝12にチューブ容器1の首部6を嵌合するようにチュ
ーブ容器1に取り付けられている。 【0014】ヒンジキャップ3をチューブ本体2に嵌め
ると、弾性ある環状突条11が撓み、環状係合部16が環状
突起6aの上面を乗り越え、その下面と係合し、ヒンジ
キャップ3をチューブ本体2に取付けることができる。
なおこの状態では、蓋本体8の下端8aが肩部5の傾斜
面5aの最も低い位置に接触して位置する。 【0015】注出口13は、蓋本体8の天面の中央部に設
けられ、後述の中栓14を嵌めやすいように上部の径が下
部の径より大きくなるようにテーパーを設けている。 【0016】押圧部17は、蓋本体8の側壁の下部に対向
するように2つ設けられており、2つの押圧部17を同時
に押圧することにより押圧部17近傍の側壁が内側に撓む
ように形成されている。押圧部17が内側に撓むと蓋本体
8の下端8aが肩部5の傾斜面5aにガイドされるよう
にすべり、首部6に近づくに従って高くなった傾斜面5
aがヒンジキャップ3を上方に押し上げ、環状突起6a
と環状係合部16の係合を解除する。 【0017】上蓋9は、ヒンジ部10、中栓14、摘片15か
らなる。上蓋9の側面には、ヒンジ部10、摘片15が対向
するように形成され、上蓋9の下面には、その下面中央
部から垂下するように中栓14を設け、上蓋9の閉蓋時に
注出口13を密封するよう構成した。摘片15を押し上げる
ことにより注出口13の係止部13aと中栓14の係止部14a
の係止が外れてヒンジ部10を中心に上蓋9が開く構成と
なっている。 【0018】次に、チューブ容器の作用を説明する。図
3に示すように、チューブ本体2の内容物を注出するに
は、チューブ本体2の胴部を押圧して注出口13から内容
物を押し出す。そして、チューブ本体2に収容された内
容物が消費され、残量が少なくなり、内容物を注出口13
から押し出すことができなくなったとき、図4に示すよ
うに、押圧部17を押圧してヒンジキャップ3の側壁の下
端が肩部5からヒンジキャップ3が外れる方向の力を受
けることにより環状係合部16が環状突条11を乗り越えて
係合が外れ、ヒンジキャップ3がチューブ本体2から外
れる。そして、図5に示すように、開口部7から指を突
っ込んで肩部5及び首部6の付近に残留していた内容物
を掻き出して使用する。これにより使用末期に於けるチ
ューブ本体2内の残留量を減少させることが可能であ
る。 【0019】上述のごとく首部6の開口部7を広く形成
し、首部6の環状突起6aと環状係合部16を係合してヒ
ンジキャップ3を取付ける構造としたことにより首部6
を低く形成することができ、開口部7から指を突っ込み
易く、肩部5及び首部6の付近に残留した内容物を容易
に取り出すことができる。 【0020】 【発明の効果】以上説明したように、首部の開口部を広
く形成し、蓋本体の側面を可撓とし、チューブ本体は肩
部において首部側が高くなるように傾斜面を形成し、チ
ューブ本体の一部に形成された第一の係合部とヒンジキ
ャップの内側に設けられた第二の係合部とが係合する構
造としたことにより首部を低く形成することができ、開
口部から指を突っ込み易く、首部周辺に残留した内容物
の取出性に優れたチューブ容器とすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施形態に係るチューブ容器の構成図である。 【図2】ヒンジキャップの構造図である。 【図3】チューブ容器の作用を説明する図である。 【図4】ヒンジキャップの外し方を説明する図である。 【図5】内容物の掻き出しを説明する図である。 【符号の説明】 1 …チューブ容器 2 …チューブ本体 3 …ヒンジキャップ 4 …胴部 5 …肩部 5a …傾斜面 6 …首部 6a …環状突起 7 …開口部 8 …蓋本体 8a …下端 9 …上蓋 10 …ヒンジ部 11 …環状突条 12 …環状溝 13 …注出口 13a …係止部 14 …中栓 14a …係止部 15 …摘片 16 …環状契合部 17 …押圧部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 35/44 B65D 35/44 L Fターム(参考) 3E065 AA02 BA11 BA12 DA05 DA20 DB01 DD04 DD05 FA20 GA10 3E084 AA03 AA24 AB09 BA02 CA01 CC03 DA01 DB05 DB13 DC03 FA09 FC07 GB16 KB10 LB02 LD01

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内容物を収容する胴部と、該胴部の先端
    を閉塞する肩部と、開口部を形成した首部とからなるチ
    ューブ本体と、該チューブ本体の首部に取り付けられ、
    蓋本体と上蓋を、ヒンジ部を介して一体に形成されたヒ
    ンジキャップと、を有するチューブ容器において、 少なくとも前記蓋本体の側面を可撓とし、前記チューブ
    本体は肩部において首部側が高くなるように傾斜面を形
    成し、前記チューブ本体の一部に形成された第一の係合
    部と前記ヒンジキャップの内側に設けられた第二の係合
    部とが係合することを特徴としたチューブ容器。
JP2001201863A 2001-07-03 2001-07-03 チューブ容器 Pending JP2003012005A (ja)

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