JP2003011817A - 自動列車制御システムにおける切替リレー装置 - Google Patents

自動列車制御システムにおける切替リレー装置

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JP2003011817A
JP2003011817A JP2001198434A JP2001198434A JP2003011817A JP 2003011817 A JP2003011817 A JP 2003011817A JP 2001198434 A JP2001198434 A JP 2001198434A JP 2001198434 A JP2001198434 A JP 2001198434A JP 2003011817 A JP2003011817 A JP 2003011817A
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Masayuki Hiramoto
正幸 平本
Teruo Sakai
照男 堺
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Nippon Signal Co Ltd
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Nippon Signal Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L3/00Devices along the route for controlling devices on the vehicle or train, e.g. to release brake or to operate a warning signal
    • B61L3/16Continuous control along the route
    • B61L3/22Continuous control along the route using magnetic or electrostatic induction; using electromagnetic radiation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動列車制御システムの送信装置14を、リ
レーおよびリレードライブ回路を用いて、複数の軌道の
中の所望の軌道に接続する切替リレー装置16を構成す
る部品の部品点数を削減する。 【解決手段】 複数のリレー1R,2R1,2R2,3R
1,3R2,3R3,3R4を分岐点としてツリー状に接続
し、リレー1Rを第一の階層とし、リレー2R1,2R2
を第二の階層とし、リレー3R1,3R2,3R3,3R4
を第三の階層とし、リレーを複数の階層に階層化し、階
層ごとに備えられたリレードライブDR1,DR2,D
R3が、対応する階層中の全てのリレーに対して共通の
切り替え動作を行う。また、同じ階層中の複数のリレー
をリレーユニットとして1つの部品とした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動列車制御シス
テムにおいて許容速度信号を送信する軌道を切り替える
切替リレー装置に関する。 【0002】 【従来の技術】自動列車制御システムでは、地上装置が
軌道に許容速度信号を送信し、列車に搭載される車上装
置が許容速度信号を受信し、列車の走行速度と許容速度
とを比較し、走行速度が許容速度を超過した場合には、
車上装置がブレ−キをかける指令を出し、走行速度が許
容速度を下回った場合には、車上装置がブレーキを緩め
る指令を出し、自動的に列車の速度の制御を行ってい
る。 【0003】上記の自動列車制御システムでは、1つの
地上装置が複数の軌道に許容速度信号を送信できるよう
に、図5に示される切替リレー装置17を地上装置に設
け、地上装置に接続される軌道を切り替えられるように
しており、所望の軌道に許容速度信号を送信できるよう
にしている。 【0004】図5に示される切替リレー装置17は、複
数ある軌道の各軌道に対応するリレー1R〜MRおよび
リレードライブ回路DR1〜DRMを備え、各軌道に接
続されるリレー1R〜MRがリレードライブ回路DR1
〜DRMにより切り替えられるように構成されている。
そして、切替リレー装置17が、複数のリレー1R〜M
Rの中の1つのリレーだけを接続し、地上装置と所望の
軌道を接続させる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の切替リ
レー装置17では、複数の軌道の中の所望の軌道に送信
装置14を接続するために、各軌道に1つずつリレーお
よびリレードライブ回路を設けていたので、軌道と同じ
数のリレーとリレードライブ回路が必要であり、切替リ
レー装置17の部品点数が多くなってしまうという問題
があった。 【0006】本発明では、切替リレー装置17の部品点
数を減らすことを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、リレードライブがリレーの接点を切り替えるこ
とにより、リレーに連結される複数の軌道の中から所望
の軌道に送信装置を選択的に接続し制御信号を送信する
自動列車制御システムの切替リレー装置であって、分岐
点をなす複数のリレーがツリー状に接続され、前記リレ
ーが複数の階層に階層化されており、階層ごとに備えら
れたリレードライブが、対応する階層中の全てのリレー
に対して共通の切り替え動作を行い、各リレードライブ
の切り替えにより、送信装置を所望の軌道に接続するこ
とを特徴とする自動列車制御システムの切替リレー装置
である。 【0008】請求項1の特徴的な構成により、従来技術
の切替リレー装置より少ないリレー及びリレードライブ
回路を用いて切替リレー装置を構成することができるの
で、切替リレー装置の部品点数を削減できる効果があ
る。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を説明する。 【0010】図1は自動列車制御システムの構成を示す
概略図である。図1を参照して自動列車制御システムに
ついて説明する。 【0011】自動列車制御システムの地上装置10で
は、信号発生装置12が、列車30が走行する軌道52
のカーブでの曲率や他の列車の存在等の状況に応じた許
容速度信号を生成する。送信装置14が許容速度信号を
信号発生装置12から受け取り、軌道52に送信するの
であるが、このとき、切替リレー装置16がリレーを接
続させることにより、複数ある軌道52〜58の中から
所望の軌道52に地上装置10を接続させ、送信装置1
4から所望の軌道52に許容速度信号を送信する。 【0012】一方、列車30に搭載される車上装置で
は、先頭車の床下に設けられる受電器32で軌道52に
流れている許容速度信号を受電し、受電した許容速度信
号を受信装置34で解読し、論理回路38に送る。ま
た、速度発電機36が車輪44の回転により発電を行
い、そのときの電圧から列車速度を検出し論理回路38
に送る。そして地上装置10から受け取った許容速度信
号と列車速度を比較し、走行速度が許容速度を超過した
場合には、論理回路38がブレ−キ制御装置42にブレ
−キをかける指令を出し、走行速度が許容速度を下回っ
た場合には、論理回路38がブレーキを緩める指令を出
し、自動的に列車30の速度の制御を行っている。 【0013】上記説明した本実施形態の自動列車制御シ
ステムにおいて特徴的な部分は、切替リレー装置16で
ある。図2に本実施形態の切替リレー装置16の構成を
示す。 【0014】図2の本実施形態の切替リレー装置16で
は、送信装置14から許容速度信号を送信する1本の送
信線が、まずリレー1Rで二股に分岐し、その下手側の
2本の送信線のいずれかと接続できるようになってい
る。次に、2本の送信線がそれぞれリレー2R1、リレ
ー2R2で二股に分岐し、それぞれの下手側の2本の送
信線のいずれかと接続できるようになっており、送信線
は合計4本となっている。更に4本の送信線がそれぞれ
リレー3R1、リレー3R2、リレー3R3、リレー3R4
で二股に分岐し、それぞれの下手側の2本の送信線のい
ずれかと接続できるようになっており、切替リレー装置
16の末端における送信線は合計8本となっている。そ
して、8本の送信線はそれぞれ軌道1〜8に連結されて
いる。また、上記のリレーの接点を切り換える3つのリ
レードライブ回路DR1,DR2,DR3が設けられて
おり、リレードライブ回路DR1はリレー1Rを切り換
えるように構成され、リレードライブ回路DR2はリレ
ー2R1、リレー2R2を切り替えるように構成され、リ
レードライブ回路DR3はリレー3R1、リレー3R2
リレー3R3、リレー3R4を同時に切り替える構成とな
っている。すなわち、切替リレー装置16では、送信線
がリレー1R,2R1,2R2,3R1,3R2,3R3
3R4を分岐としてツリー状に接続しており、送信線を
分岐するリレー1R,2R1,2R2,3R1,3R2,3
3,3R4がリレー1Rの第一の階層、リレー2R1
リレー2R2の第二の階層、リレー3R1、リレー3
2、リレー3R 3、リレー3R4の第三の階層と階層化
した構造となっている。そして、各階層に対応して備え
られたリレードライブ回路DR1,DR2,DR3が、
対応する階層中の全てのリレーに対して共通の切り替え
動作を行い、各リレードライブ回路DR1,DR2,D
R3の切り替えにより、送信装置14を8本の軌道の中
の所望の軌道に接続している。以上の構成において、例
えば送信装置14を軌道6に接続する場合には、リレー
1Rは下側の送信線に接続し、リレー2Rは上側の送信
線に接続し、リレー3Rは下側の送信線に接続する。 【0015】従来技術の切替リレー装置17では、軌道
が8本ある場合、リレーは8個、リレードライブ回路は
8個必要である。それに対して、上記説明した本実施形
態の切替リレー装置16では、8本の軌道に対してリレ
ーは7個、リレードライブ回路は3個しか備えられてい
ない構成でも、従来技術の切替リレー装置17と同様に
送信装置14を8本の軌道の中の所望の軌道に接続する
ことを可能にしている。つまり、本実施形態の切替リレ
ー装置16では、リレー及びリレードライブ回路の個数
の削減できる効果がある。 【0016】また、一般に用いられるリレーユニットに
は、1個のリレードライブ回路で複数のリレーを同時に
切り替え可能とするものとして、入力されるN本(Nは
2以上の自然数)の接続線をそれぞれを2本の接続線に
分岐させることにより、合計2N本の接続線に分岐させ
るリレーユニットがある。例えば、2本の接続線を4本
の接続線に分岐させる2線4分岐式のリレーユニット7
0や、4本の接続線を8本の接続線に分岐させる4線8
分岐式のリレーユニット72である。図3に2線4分岐
式のリレーユニット70の構成、図4に4線8分岐式の
リレーユニット72の構成を示す。本実施形態の切替リ
レー装置16において、同じ階層中のリレーに上記の2
線4分岐式のリレーユニット70を用いれば、リレー2
1とリレー2R2を一つの部品として構成でき、リレー
3R1とリレー3R2、リレー3R3とリレー3R4を一つ
の部品として構成できる。また、4線8分岐式のリレー
ユニット72を用いれば、リレー3R1,リレー3R2
リレー3R3,リレー3R4を一つの部品として構成でき
る。このように、リレーユニット70,72を用いれ
ば、切替リレー装置16の部品点数を更に削減すること
ができる効果がある。 【0017】本実施形態においては、軌道が8本の場合
について説明を行った。しかし、本実施形態の効果は、
軌道が8本の場合に限られるものではなく、軌道が8本
よりも多い場合、あるいは軌道が8本より少ない場合で
も、リレー及びリレードライブ回路の個数を削減できる
効果がある。例えば、軌道が32本の場合に必要とされ
るリレーの数は31個であり、必要とされるリレードラ
イブの数は5個である。また、軌道が4本の場合に必要
とされるリレーの数は3個であり、必要とされるリレー
ドライブの数は2個である。 【0018】尚、本実施形態では、切替リレー装置16
の故障、誤作動を監視することができる故障監視装置6
0が設けられている。故障監視装置60では、切替リレ
ー装置16から軌道1〜8に連結される8本の各接続線
の切替リレー装置16の下手側にフィードバック回路1
FB,2FB,3FB,4FB,5FB,6FB,7F
B,8FBが設置されており、許容速度信号が接続線に
送信されたことを各フィードバック回路が検出し、検出
信号を判定部62に送信する。判定部62は入力される
検出信号より、8本の接続線中のどの接続線に検出信号
が送信されているかを判別し、所望の軌道に正しく信号
が送信されているかを判定する。この故障監視装置60
により、切替リレー装置16が故障し、許容速度信号が
誤った軌道に送信されたことを速やかに認識できる為、
信頼度が向上する。 【0019】 【発明の効果】本発明の切替リレー装置では、上記説明
したように、リレーをツリー状に接続し複数の階層に階
層化し、各階層中のリレーを1つのリレードライブ回路
で切り替え動作する構成にしたことにより、切替リレー
装置の部品点数を削減することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】 自動列車制御システムの構成を示す概略図。 【図2】 本発明に係る切替リレー装置の構成を示す
図。 【図3】 2線4分岐式のリレーユニットの構成を示す
図。 【図4】 4線8分岐式のリレーユニットの構成を示す
図。 【図5】 従来技術の切替リレー装置の構成を示す図。 【符号の説明】 10 地上装置、12 信号発生装置、14 送信装
置、16,17 切替リレー装置、30 列車、32
受電器、34 受信装置、36 速度発電機、38 論
理回路、42 ブレ−キ制御装置、44 車輪、52,
54,56,58軌道、60 故障監視装置、62 判
定部、70 2線4分岐式のリレーユニット、72 4
線8分岐式のリレーユニット、1R,2R,2R1,2
2,3R,3R1,3R2,3R3,3R4,MR リレ
ー、DR1,DR2,DR3,DRM リレードライブ
回路、1FB,2FB,3FB,4FB,5FB,6F
B,7FB,8FB フィードバック回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 リレードライブがリレーの接点を切り替
    えることにより、リレーに連結される複数の軌道の中か
    ら所望の軌道に送信装置を選択的に接続し制御信号を送
    信する自動列車制御システムの切替リレー装置であっ
    て、 分岐点をなす複数のリレーがツリー状に接続され、前記
    リレーが複数の階層に階層化されており、 階層ごとに備えられたリレードライブが、対応する階層
    中の全てのリレーに対して共通の切り替え動作を行い、 各リレードライブの切り替えにより、送信装置を所望の
    軌道に接続することを特徴とする自動列車制御システム
    の切替リレー装置。
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JP2006248433A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Hitachi Ltd 列車検知装置
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