JP2003011652A - 車両用空調ユニットの取付構造 - Google Patents

車両用空調ユニットの取付構造

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JP2003011652A JP2001199391A JP2001199391A JP2003011652A JP 2003011652 A JP2003011652 A JP 2003011652A JP 2001199391 A JP2001199391 A JP 2001199391A JP 2001199391 A JP2001199391 A JP 2001199391A JP 2003011652 A JP2003011652 A JP 2003011652A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両や空調ユニット1の製造コストを抑える
ことのできる簡素な車両用空調ユニット1の取付構造を
提供する。 【解決手段】 配管接続部A周りの空調ケース2と配管
固定部材9とでダッシュボード7を挟み込むことによ
り、空調ユニット1をダッシュボード7に固定し支持さ
せたことを特徴とする。これにより、従来車両及び空調
ケース2に設けていた複数の取付部を無くすことがで
き、車両や空調ユニット1の製造コストを抑えることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に空調ユニッ
トを取り付けるうえでの構造に関し、特に車両及び空調
ユニットケースの取付部形状を簡素にできる取付構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に空調ユニットを取り付ける
うえでの一般的な構造として、車両側のフレームやエン
ジンルームと車室とを隔てるダッシュボード(隔壁)等
に複数の取付座とスタッドボルトを設け、空調ユニット
側の空調ケースには車両の各取付座に対応する複数の取
付ブラケット部を設けている。そして、各取付座のスタ
ッドボルトに対応する取付ブラケットの取付穴を合わせ
て挿入するように空調ユニットを車両に取り付け、各取
付部をナットで締め付けることで固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の取付構造で
は、車両側ではプレス形状に複数の取付座の形成を盛り
込み、複数のスタッドボルトや取付ブラケットの製作、
溶接が必要となる。また、空調ユニット側でも、空調ケ
ースの成形形状に複数の取付ブラケット部の成形を盛り
込むため型が複雑、大型となり、ケースも大型となる。
また、車両での組み付けでも複数の取付部のナット締め
が必要となる。これら、複数の取付部で固定する構造に
より、色々な製造工程でコストが掛かるという問題があ
る。
【0004】本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、車両や空調ユニットの製造コストを抑え
ることのできる簡素な車両用空調ユニットの取付構造の
提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では以下の技術的手段を採用する。
【0006】請求項1記載の発明では、配管接続部
(A)周りの空調ケース(2)と配管固定部材(9)と
で隔壁(7)を挟み込むことにより、空調ユニット
(1)を隔壁(7)に固定し支持させたことを特徴とす
る。
【0007】これにより、従来車両及び空調ケース
(2)に設けていた複数の取付部を無くすことができ、
車両や空調ユニットの製造コストを抑えることができ
る。
【0008】請求項2記載の発明では、空調ユニット
(1)に内蔵する熱交換器(3)の一端に設けられた流
体出入口ブロック(3a)と配管固定部材(9)とで隔
壁(7)を挟み込むことにより、空調ユニット(1)を
隔壁(7)に固定し支持させたことを特徴とする。
【0009】これにより、従来車両及び空調ケース
(2)に設けていた複数の取付部を無くすことができ、
車両や空調ユニットの製造コストを抑えることができ
る。
【0010】請求項3記載の発明では、配管固定部材
(9)を空調ユニット(1)に固定する固定手段(1
0)を有し、この固定手段(10)が空調ユニット
(1)を隔壁(7)に固定することを特徴とする。
【0011】これにより、配管(8)の接続作業と、空
調ユニット(1)の固定作業とが兼ねられて、組み付け
作業を削減することができる。
【0012】請求項4記載の発明では、空調ユニット
(1)に内蔵する減圧器(5)と配管固定部材(9)と
で隔壁(7)を挟み込むことにより、空調ユニット
(1)を隔壁(7)に固定し支持させたことを特徴とす
る。
【0013】これにより、従来車両及び空調ケース
(2)に設けていた複数の取付部を無くすことができ、
車両や空調ユニットの製造コストを抑えることができ
る。
【0014】請求項5記載の発明では、配管固定部材
(9)を減圧器(5)に固定する固定手段(10)を有
し、この固定手段(10)が空調ユニット(1)を隔壁
(7)に固定することを特徴とする。
【0015】これにより、配管(8)の接続作業と、空
調ユニット(1)の固定作業とが兼ねられて、組み付け
作業を削減することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0017】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態における空調ユニット1の取付構造を示す断面図
である。本実施形態は空調ユニット1としてクーラユニ
ットの取付を例にしている。7は車両のエンジンルーム
と車室との間を区切る鉄板等のダッシュボード(隔壁)
で、車両ボディの構成部品である。
【0018】図1に示すように、自動車の空調装置(カ
ーエアコン)においては、冷凍サイクルを構成する各部
分のうちエバポレータ(熱交換器)3は車室内のクーラ
ユニット1に配置され、その他の図示しない圧縮機など
大半のものはエンジンルーム内に配置される。そのた
め、エンジンルーム内から車室内のエバポレータ3に冷
媒を循環させる冷媒配管(配管)8を通すため、ダッシ
ュボード7には貫通孔7aが穿設されている。
【0019】車室内側のクーラユニット1の構成とし
て、空調空気の通路となる空調ケース2の中に、空調空
気の全てが通過するようにエバポレータ3が配置されて
いる。エバポレータ3は、減圧した冷媒を通して冷却
し、エバポレータ3を通過する空調空気を冷却するもの
である。
【0020】4は、断熱材の発泡ウレタン等からなるパ
ッキンで、エバポレータ3に貼り付けられ、空調ケース
2とエバポレータ3との間の隙間を埋めて内部風漏れを
防ぐと共に、空調ケース2とエバポレータ3との断熱を
行い、空調ケース2が冷えて外面に凝縮水が発生するこ
とを防いでいる。
【0021】エバポレータ3の一端には、冷媒の出入り
口となる接続ブロック(流体出入口ブロック)3aがロ
ー付け固定されており、その接続ブロック3aに、レシ
ーバサイクルで冷媒を減圧膨張させる膨張弁(減圧器)
5がスルーボルト6にて締め付けて接続固定されてい
る。
【0022】そして、この膨張弁5周りは空調ケース2
の筒状部2aで囲まれており、この筒状部2aを先のダ
ッシュボード7に設けられた貫通孔7aの周囲に当接す
ると、貫通孔7a内に膨張弁5の配管接続部(つまり配
管接続面とその近傍に相当)Aがのぞくようになってい
る。
【0023】次に、本発明の特徴部分であるクーラユニ
ット1の車両への取付構造について説明する。上記のよ
うに、貫通孔7a内に膨張弁5の配管接続面Aがのぞく
ように、車室側からクーラユニット1をダッシュボード
7の貫通孔7a部に当接する。そして、エンジンルーム
側から冷媒配管8を膨張弁5の配管接続部Aに接続し、
配管プレート(配管固定部材)9を冷媒配管8にはめ、
固定ボルト(固定手段)10を締め付けて接続固定して
いる。
【0024】冷媒配管8は、エバポレータ3に冷媒を供
給・回収する配管で、アルミニウムパイプより成り、パ
イプ先端側には配管プレート9で押さえる為の鍔部が形
成され、その更に先端側にはシールの為のOリングが組
み付けられている。また、配管プレート9はアルミニウ
ム等でできており、配管8に対して横側端部から挿入で
きるように端部に溝が切ってある。
【0025】挟み込まれるダッシュボード7の両面に
は、図示しないガスケット状のシール部材が介在してお
り、エンジンルームと空調ユニット内、及び車室と空調
ユニット内とのシールを行なっている。これにより、エ
ンジンルームから水や空気が空調ユニット内や車室内に
浸入することと、空調ユニット内を流通する空気が車室
内やエンジンルームに漏れ出ることを防いでいる。ま
た、エバポレータ3や膨張弁5からの冷媒脈動音や冷媒
通過音がダッシュボード7に伝達するのを防いでいる。
【0026】このように、車室側の空調ユニット1の一
部である膨張弁5に、エンジンルーム側から配管プレー
ト9を固定ボルト10で締め付けることにより、冷媒配
管8を膨張弁5に接続固定するだけではなく、この配管
プレート9と配管接続部A周りの空調ケース2の筒状部
2aとでダッシュボード7を挟み込むことにより、空調
ユニット1をダッシュボード7に固定し支持させてい
る。
【0027】これにより、従来車両及び空調ケース2に
設けていた複数の取付部を無くすことができ、車両や空
調ユニット1の製造コストを抑えることができる。ま
た、配管8の接続作業と、空調ユニット1の固定作業と
が兼ねられて、組み付け作業を削減することができる。
【0028】(第2実施形態)図2は、本発明の第2実
施形態における空調ユニット1の取付構造を示す断面図
である。第1実施形態と異なるのは、クーラユニット1
に内蔵するエバポレータ3の一端に設けた接続ブロック
3aと、ダッシュボード7との当接側に筒状部9aを有
する配管プレート9とでダッシュボード7を挟み込むこ
とにより、空調ユニット1をダッシュボード7に固定し
支持させている。
【0029】そのために、空調ケース2の開口孔2bか
らは接続ブロック3aが突出しており、空調ユニット1
をダッシュボード7に設けられた貫通孔7a部にセット
した場合、ダッシュボード7には接続ブロック3aが当
接し、膨張弁5は貫通孔7aからエンジンルーム側に突
出する構造となる。そして配管プレート9は、その突出
した膨張弁5を包み込むようにしてダッシュボード7に
当接するようになっている。
【0030】そして、貫通孔7aから膨張弁5が突出す
るように車室側からクーラユニット1をダッシュボード
7の貫通孔7a部に当接する。そして、エンジンルーム
側から冷媒配管8を膨張弁5の配管接続部Aに接続し、
配管プレート9を冷媒配管8にはめ、固定ボルト10を
締め付けて接続固定する。
【0031】2cは、断熱材の発泡ウレタン等からなる
パッキンで、空調ケース2に貼り付けられ、空調ケース
2とダッシュボード7との間の隙間を埋めて空調ユニッ
ト1内部の空調空気が車室内に漏れるのを防いでいる。
【0032】このように、車室側の空調ユニット1の一
部である膨張弁5に、エンジンルーム側から配管プレー
ト9を固定ボルト10で締め付けることにより、冷媒配
管8を膨張弁5に接続固定するだけではなく、この配管
プレート9とエバポレータ3の接続ブロック3aとでダ
ッシュボード7を挟み込むことにより、空調ユニット1
をダッシュボード7に固定し支持させている。
【0033】これにより、従来車両及び空調ケース2に
設けていた複数の取付部を無くすことができ、車両や空
調ユニット1の製造コストを抑えることができる。ま
た、配管8の接続作業と、空調ユニット1の固定作業と
が兼ねられて、組み付け作業を削減することができる。
【0034】(第3実施形態)図3は、本発明の第3実
施形態における空調ユニット1の取付構造を示す断面図
である。第1実施形態と異なるのは、クーラユニット1
に内蔵するエバポレータ3に組み付けた膨張弁5と、配
管プレート9とでダッシュボード7を挟み込むことによ
り、空調ユニット1をダッシュボード7に固定し支持さ
せている。
【0035】そのために、空調ケース2の筒状部2aか
らは膨張弁5の配管接続部Aが突出しており、空調ユニ
ット1をダッシュボード7に設けられた貫通孔7a部に
セットした場合、ダッシュボード7には膨張弁5が当接
し、貫通孔7aからは膨張弁5の配管接続部Aがのぞく
構造となる。そして配管プレート9は、その膨張弁5の
配管接続部Aとダッシュボード7に当接するようになっ
ている。
【0036】そして、貫通孔7aから膨張弁5の配管接
続部Aがのぞくように車室側からクーラユニット1の膨
張弁5をダッシュボード7の貫通孔7a部に当接する。
そして、エンジンルーム側から冷媒配管8を膨張弁5の
配管接続部Aに接続し、配管プレート9を冷媒配管8に
はめ、固定ボルト10を締め付けて接続固定する。
【0037】2cは、断熱材の発泡ウレタン等からなる
パッキンで、空調ケース2に貼り付けられ、空調ケース
2とダッシュボード7との間の隙間を埋めて空調ユニッ
ト1内部の空調空気が車室内に漏れるのを防いでいる。
【0038】このように、車室側の空調ユニット1の一
部である膨張弁5に、エンジンルーム側から配管プレー
ト9を固定ボルト10で締め付けることにより、冷媒配
管8を膨張弁5に接続固定するだけではなく、この配管
プレート9と膨張弁5とでダッシュボード7を挟み込む
ことにより、空調ユニット1をダッシュボード7に固定
し支持させている。
【0039】これにより、従来車両及び空調ケース2に
設けていた複数の取付部を無くすことができ、車両や空
調ユニット1の製造コストを抑えることができる。ま
た、配管8の接続作業と、空調ユニット1の固定作業と
が兼ねられて、組み付け作業を削減することができる。
【0040】(第4実施形態)図4は、図1の本発明の
第1実施形態の構造に対し、アキュームレータサイクル
で膨張弁5がない場合の取付構造を示す断面図である。
第1実施形態と同様に、空調ケース2の筒状部2aと、
配管プレート9とでダッシュボード7を挟み込むことに
より、空調ユニット1をダッシュボード7に固定し支持
させている。
【0041】そのために、空調ケース2の筒状部2a内
に接続ブロック3aが突出しており、空調ユニット1を
ダッシュボード7に設けられた貫通孔7a部にセットし
た場合、ダッシュボード7には空調ケース2の筒状部2
aが当接し、貫通孔7aから接続ブロック3aが突出す
る構造となる。そして配管プレート9は、その突出した
接続ブロック3aの配管接続部Aとダッシュボード7と
に当接するようになっている。
【0042】そして、貫通孔7aから接続ブロック3a
が突出するように車室側からクーラユニット1をダッシ
ュボード7の貫通孔7a部に当接する。そして、エンジ
ンルーム側から冷媒配管8を接続ブロック3aの配管接
続部Aに接続し、配管プレート9を冷媒配管8にはめ、
固定ボルト10を締め付けて接続固定する。
【0043】このように、車室側の空調ユニット1の一
部である接続ブロック3aに、エンジンルーム側から配
管プレート9を固定ボルト10で締め付けることによ
り、冷媒配管8を接続ブロック3aに接続固定するだけ
ではなく、この配管プレート9と空調ケース2の筒状部
2aとでダッシュボード7を挟み込むことにより、空調
ユニット1をダッシュボード7に固定し支持させてい
る。
【0044】これにより、従来車両及び空調ケース2に
設けていた複数の取付部を無くすことができ、車両や空
調ユニット1の製造コストを抑えることができる。ま
た、配管8の接続作業と、空調ユニット1の固定作業と
が兼ねられて、組み付け作業を削減することができる。
【0045】(第5実施形態)図5は、図2の本発明の
第2実施形態の構造に対し、アキュームレータサイクル
で膨張弁5がない場合の取付構造を示す断面図である。
第2実施形態と同様に、クーラユニット1に内蔵するエ
バポレータ3の一端に設けた接続ブロック3aと、配管
プレート9とでダッシュボード7を挟み込むことによ
り、空調ユニット1をダッシュボード7に固定し支持さ
せている。
【0046】そのために、空調ケース2の開口孔2bか
らは接続ブロック3aが突出しており、空調ユニット1
をダッシュボード7に設けられた貫通孔7a部にセット
した場合、ダッシュボード7には接続ブロック3aが当
接し、貫通孔7aから接続ブロック3aの配管接続部A
がのぞく構造となる。そして配管プレート9は、そのの
ぞく接続ブロック3aの配管接続部Aとダッシュボード
7とに当接するようになっている。
【0047】そして、貫通孔7aから接続ブロック3a
の配管接続部Aがのぞくように車室側からクーラユニッ
ト1をダッシュボード7の貫通孔7a部に当接する。そ
して、エンジンルーム側から冷媒配管8を接続ブロック
3aの配管接続部Aに接続し、配管プレート9を冷媒配
管8にはめ、固定ボルト10を締め付けて接続固定す
る。
【0048】2cは、断熱材の発泡ウレタン等からなる
パッキンで、空調ケース2に貼り付けられ、空調ケース
2とダッシュボード7との間の隙間を埋めて空調ユニッ
ト1内部の空調空気が車室内に漏れるのを防いでいる。
【0049】このように、車室側の空調ユニット1の一
部である接続ブロック3aに、エンジンルーム側から配
管プレート9を固定ボルト10で締め付けることによ
り、冷媒配管8を接続ブロック3aに接続固定するだけ
ではなく、この配管プレート9と接続ブロック3aとで
ダッシュボード7を挟み込むことにより、空調ユニット
1をダッシュボード7に固定し支持させている。
【0050】これにより、従来車両及び空調ケース2に
設けていた複数の取付部を無くすことができ、車両や空
調ユニット1の製造コストを抑えることができる。ま
た、配管8の接続作業と、空調ユニット1の固定作業と
が兼ねられて、組み付け作業を削減することができる。
【0051】(他の実施形態)上記各実施形態では、空
調ユニット1をクーラユニットとして内蔵する熱交換器
3をエバポレータ、配管8を冷媒配管として示したが、
空調ユニット1をヒータユニットやクーラ・ヒータの一
体ユニットとしても良いし、内蔵する熱交換器3をヒー
タコア、配管8を温水配管として本発明を適用しても良
い。また、熱交換器3のコア部のタイプや減圧器5のタ
イプ等は問わない。
【0052】また、第4実施形態のようにアキュームレ
ータサイクルで膨張弁5が不要な場合、膨張弁5の代わ
りに接続ブロックで構成したり、膨張弁5の厚さ分だけ
接続ブロック3aを厚くする等して、第1実施形態のレ
シーバサイクルで膨張弁5を用いる場合と空調ケース2
を共用するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における空調ユニットの
取付構造を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態における空調ユニットの
取付構造を示す断面図である。
【図3】本発明の第3実施形態における空調ユニットの
取付構造を示す断面図である。
【図4】図1の構造に対し、アキュームレータサイクル
で膨張弁5がない場合の取付構造を示す断面図である。
【図5】図2の構造に対し、アキュームレータサイクル
で膨張弁5がない場合の取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 クーラユニット(空調ユニット) 2 クーラケース(空調ケース) 3 エバポレータ(熱交換器) 3a 接続ブロック(流体出入口ブロック) 5 膨張弁(減圧器) 7 ダッシュボード(隔壁) 7a 貫通孔 8 冷媒配管(配管) 9 配管プレート(配管固定部材) 10 固定ボルト(固定手段) A 配管接続部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジンルームと車室とを隔てる
    隔壁(7)と、 前記隔壁(7)の前記車室側に設置される空調ユニット
    (1)と、 前記隔壁(7)の前記エンジンルーム側に設けられ、前
    記エンジンルーム側から配管(8)を前記隔壁(7)に
    設けた貫通孔(7a)を通じて前記空調ユニット(1)
    に接続し、その配管接続部(A)を固定するための配管
    固定部材(9)とを備える空調ユニットの取付構造にお
    いて、 前記配管接続部(A)周りの空調ケース(2)と前記配
    管固定部材(9)とで前記隔壁(7)を挟み込むことに
    より、前記空調ユニット(1)を前記隔壁(7)に固定
    し支持させたことを特徴とする車両用空調ユニットの取
    付構造。
  2. 【請求項2】 車両のエンジンルームと車室とを隔てる
    隔壁(7)と、 前記隔壁(7)の前記車室側に設置される空調ユニット
    (1)と、 前記隔壁(7)の前記エンジンルーム側に設けられ、前
    記エンジンルーム側から配管(8)を前記隔壁(7)に
    設けた貫通孔(7a)を通じて前記空調ユニット(1)
    に接続し、その配管接続部(A)を固定するための配管
    固定部材(9)とを備える空調ユニットの取付構造にお
    いて、 前記空調ユニット(1)に内蔵する熱交換器(3)の一
    端に設けられた流体出入口ブロック(3a)と前記配管
    固定部材(9)とで前記隔壁(7)を挟み込むことによ
    り、前記空調ユニット(1)を前記隔壁(7)に固定し
    支持させたことを特徴とする車両用空調ユニットの取付
    構造。
  3. 【請求項3】 前記配管固定部材(9)を前記空調ユニ
    ット(1)に固定する固定手段(10)を有し、この固
    定手段(10)が前記空調ユニット(1)を前記隔壁
    (7)に固定することを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の車両用空調ユニットの取付構造。
  4. 【請求項4】 車両のエンジンルームと車室とを隔てる
    隔壁(7)と、 前記隔壁(7)の前記車室側に設置される空調ユニット
    (1)と、 前記隔壁(7)の前記エンジンルーム側に設けられ、前
    記エンジンルーム側から冷媒配管(8)を前記隔壁
    (7)に設けた貫通孔(7a)を通じて前記空調ユニッ
    ト(1)に接続し、その配管接続部(A)を固定するた
    めの配管固定部材(9)とを備える空調ユニットの取付
    構造において、 前記空調ユニット(1)に内蔵する減圧器(5)と前記
    配管固定部材(9)とで前記隔壁(7)を挟み込むこと
    により、前記空調ユニット(1)を前記隔壁(7)に固
    定し支持させたことを特徴とする車両用空調ユニットの
    取付構造。
  5. 【請求項5】 前記配管固定部材(9)を前記減圧器
    (5)に固定する固定手段(10)を有し、この固定手
    段(10)が前記空調ユニット(1)を前記隔壁(7)
    に固定することを特徴とする請求項4に記載の車両用空
    調ユニットの取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4895292B2 (ja) * 2004-01-13 2012-03-14 フラーペ ベール エセ アー 自動車空調装置の膨張弁用固着装置
JP2017509854A (ja) * 2014-03-12 2017-04-06 ヴァレオ システム テルミク 熱交換器用の接続装置および当該接続装置の備え付けられた熱交換器

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