JP2003011287A - 生分解性包装材料と該包装材料を用いた生分解性紙容器 - Google Patents

生分解性包装材料と該包装材料を用いた生分解性紙容器

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JP2003011287A
JP2003011287A JP2001204601A JP2001204601A JP2003011287A JP 2003011287 A JP2003011287 A JP 2003011287A JP 2001204601 A JP2001204601 A JP 2001204601A JP 2001204601 A JP2001204601 A JP 2001204601A JP 2003011287 A JP2003011287 A JP 2003011287A
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正樹 寺田
Nobuyuki Yoshiyama
信行 吉山
Kiyoshi Abe
清 阿部
Eishin Miyake
英信 三宅
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】防湿性を有し、食品の保存用としても使用可能
な天然防湿材料を使用した生分解性包装材料と該包装材
料を用いて作製した防湿性生分解性紙容器を提供するこ
と。 【解決手段】紙(11)、防湿層(12)、紙(1
3)、シーラント層(14)がこの順序で積層された紙
を基材とする包装材料(10)で、防湿層(12)がポ
リイソプレンを含む天然の樹脂又はその誘導体からなる
生分解性材料、もしくはこれに紙浸透性を有する天然樹
脂,ワックス類及びこれらの誘導体から選択される材料
を混合した生分解性材料であり、シーラント層(14)
がポリ3−ヒドロキシ酪酸、ポリ乳酸、ポリ乳酸誘導
体、又は澱粉由来の変性重合樹脂、シェラック樹脂等の
耐油性を有する生分解性材料である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防湿性を有する生分
解性包装材料と該生分解性包装材料を用いて作製した紙
容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙カップのような紙製容器は、紙
の片面又は両面にポリエチレン等の熱可塑性樹脂膜を形
成させた樹脂加工紙を成形して作製していた。そして、
防湿性、耐油性、熱接着性等の耐性はポリエチレン等の
熱可塑性樹脂膜で満たしていた。その結果、生分解性
(廃棄された後に微生物により最終的に水と二酸化炭素
等に分解される性質)はなく、使用後の容器は、焼却し
たり埋め立てたりして処分していた。
【0003】一方、最近の廃棄物処理の問題を解決する
ための方策の一つとして、廃棄された後に微生物で分解
されてしまう、ポリ3−ヒドロキシ酪酸(PHB)、ポ
リ乳酸(PLA)等の生分解性プラスチックが注目され
ている。しかし、上記PHB、PLA等の生分解性プラ
スチックを、例えば、カップ原紙に塗布した生分解性プ
ラスチックコート紙を用いて成形した紙カップ等の容器
は、水蒸気透過率が従来のポリエチレン樹脂を使用した
紙カップに比較して極端に悪いため、食品の保存容器用
の材料とはなり得なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、生分解性紙
容器に関する以上のような問題点に鑑みてなされたもの
で、防湿性を有し、食品の保存容器用としても使用可能
な天然防湿材料を使用した生分解性包装材料と該生分解
性包装材料を用いて作製した防湿性を有する生分解性紙
容器を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、紙、防湿層、紙、シーラント層がこの順序で積層さ
れた紙を基材とする包装材料であって、前記防湿層が、
ポリイソプレンを含む天然の樹脂又はその誘導体からな
る生分解性材料、もしくはポリイソプレンを含む天然の
樹脂又はその誘導体に、紙浸透性を有する天然樹脂,ワ
ックス類及びこれらの誘導体から選択される材料を混合
した生分解性材料であり、前記シーラント層が、耐油性
を有する生分解性材料であることを特徴とする紙を基材
とする生分解性包装材料である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ポリイソプレンを含む天然の樹脂又はその誘導
体が天然ゴム又はその誘導体であることを特徴とする請
求項1記載の紙を基材とする生分解性包装材料である。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記耐油性を有する生分解性材料が、ポリ3
−ヒドロキシ酪酸、ポリ乳酸、ポリ乳酸誘導体、又は澱
粉由来の変性重合樹脂、シェラック樹脂のいずれか一つ
以上を含む材料であることを特徴とする紙を基材とする
生分解性包装材料である。
【0008】このように、ポリイソプレンを含む天然の
樹脂又はその誘導体、もしくはこれに紙浸透性を有する
天然樹脂,ワックス類及びこれらの誘導体から選択され
る材料を混合して生分解性を有する防湿層として使用
し、さらに、シーラント層として耐油性を有する生分解
性材料すなわちポリ3−ヒドロキシ酪酸、ポリ乳酸、ポ
リ乳酸誘導体、又は澱粉由来の変性重合樹脂のいずれか
の材料を使用しているので、紙、防湿層、紙、シーラン
ト層の順序で積層された包装材料は、防湿性、耐油性を
有すると共に、全て生分解性を有する天然材料からなる
ので環境に優しい。
【0009】請求項4の発明は、請求項1、2又は3の
発明において、前記紙浸透性を有する天然樹脂、ワック
ス類及びこれらの誘導体から選択される材料が、エステ
ルガム、ダンマル、コーパル、コパイババルサム、ベン
ゾインガム、ニュウコウ、オポパナックス、サンダラッ
ク、グアヤク、マスチック、ミルラ、レッチュデバカ、
カウリガム、ロシン、ファーバルサム、エレミ、チク
ル、ジェルトン、ソルバ、ペリージョ、ベネズエラチク
ル、ニガーグッタ、ニスペロ、チクブル、チルテ、グッ
タカチュウ、ツヌー、ソルビンハ、クラウンガム、マッ
サランドバチョコレート、マッサランドババラタ、バラ
タ、ロシディンハ、グアユーレ、グッタペルカ、シェラ
ック、オウリキュウリロウ、カルナウバロウ、カンデリ
ラロウ、ゲイロウ、コメヌカロウ、サトウキビロウ、ミ
ツロウ、モクロウ、モンタンロウ、油糧種子ロウ、ウル
シロウ、ラノリンからなる群から選択される少なくとも
一種であることを特徴とする紙を基材とする生分解性包
装材料である。
【0010】請求項5の発明は、請求項1記載の紙を基
材とする生分解性包装材料から作製した生分解性紙容器
である。
【0011】防湿性を有する紙、防湿層、紙、シーラン
ト層がこの順序で積層された紙を基材とする包装材料
は、シーラント層を内側にして容器を作製することによ
り、防湿性に優れた生分解性紙容器になる。
【0012】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記紙容器は紙カップである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の生分解性包装材料と該包
装材料を用いた生分解性紙容器を一実施形態に基づいて
以下に詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の生分解性包装材料の層構成
を示す断面説明図であり、図2は本発明の生分解性包装
材料を使用して作製した紙容器の一例を示す斜視説明図
である。
【0015】図1において、(11)、(13)は紙、
(12)は防湿層、(14)はシーラント層を示す。
【0016】紙(11)、(13)は、容器成形性を考
慮して、可撓性に優れたカート紙、アイボリー紙、カッ
プ原紙等が好ましく使用でき、また、80〜160g/
2程度の坪量のものが好適に使用できる。
【0017】防湿層(12)は、天然ゴムとエステルガ
ムを含むものが好ましく、例えば、天然ゴム、エステル
ガム、変性ロシン、天然ワックスの4つの天然物の混合
が良い。この場合、その混合比率は、天然ゴム/エステ
ルガム/変性ロシン/天然ワックス=20/8/57/
9(固形分比)程度が最も好ましい。また、天然ゴムを
使用しなくとも、天然ゴムの主成分であるポリイソプレ
ンを含有する天然樹脂の使用も可能で、例えば、ジェル
トン、ガッタパーチャー、チクル、ソルバ等をそのま
ま、もしくは混合して使用することもできる。
【0018】ポリエチレン並みの防湿性を付与させるた
めには、30〜40μm程度の塗布厚みが必要になる。
紙(11)への塗布方法は、押出しラミネーション法に
よるサンドウィッチラミネーション、あるいはコーティ
ング後にヒートラミネーション(熱ラミネーション)す
る方法が一般的である。紙(11)と紙(13)とを上
記方法によりサンドウィッチラミネーションして防湿層
(12)を形成させても良い。
【0019】シーラント層(14)は、紙(13)の防
湿層(12)を施した面とは反対の面に形成され、耐油
性とシーラント性を付与する。シーラント層(14)
は、PHB、PLA、ポリ乳酸誘導体、又は澱粉由来の
変性重合樹脂、シェラック樹脂のいずれかを主材とする
層、好ましくはこれらの樹脂そのものからなる層、又は
これらの混合物よりなる層が好ましい。紙(13)への
塗布方法は、押出しラミネーション法が一般的である
が、澱粉由来の変性重合樹脂の場合は、溶剤に溶かすか
エマルジョン化した液体を加熱処理して被膜化する必要
がある。
【0020】これら各層の積層は、一般的にはつぎのよ
うにして行う。すなわち、紙(13)にシーラント層
(14)を塗布(押出しラミネーション法または液体コ
ーティング法)の後、この複合材料の紙(13)側と紙
(11)とを押出し成形した防湿層(12)によりサン
ドウィッチラミネーションする方法と、紙(11)と紙
(13)とを押出し成形した防湿層(12)によってサ
ンドウィッチラミネーションした後、紙(13)の防湿
層(12)を形成した面とは逆の面にシーラント層(1
4)を押出しラミネーションまたは溶液コーティングす
る方法の2つの方法がある。
【0021】このようにして作製した生分解性包装材料
を、例えば、所望の大きさに裁断後、圧空成形法または
真空成形法などの成形方法により図2(a)に示す、成
形トレーを作製することができる。また、この生分解性
包装材料を適宜に加工して、胴部材と底部材にし、一般
的に公知の紙カップ成形機を用いて図2(b)に示す、
生分解性紙カップにすることもできる。
【0022】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。 〈実施例1〉紙(13)として坪量140g/m2 のノ
ーコートカップ原紙を準備し、このカップ原紙にシーラ
ント層(14)となるPLAであるレイシア(三井化学
株式会社製)を溶融押出機でポリエチレンと共押出しし
て、30μmの厚さに塗布して巻き取った後、共押出し
したポリエチレンをPLAから剥離して巻き直し、カッ
プ原紙(13)/シーラント層(14)からなる複合紙
を作製した。
【0023】この複合紙のカップ原紙面と、坪量140
g/m2 の別に準備したノーコートカップ原紙(11)
との間に、天然ゴム/エステル化ガム/変性ロジン/天
然ワックス=20/8/57/9(固形分比)の混合材
料を溶融押出ししてサンドウィッチラミネーションし
た。このときの防湿層(12)となる混合材料の厚みは
40μmで、溶融押出し温度は200°Cであった。
【0024】このようにして、坪量140g/m2 のカ
ップ原紙(11)/厚さ40μmの防湿層(12)/坪
量140g/m2 のカップ原紙(13)/シーラント層
である厚さ30μmのPLA(14)からなる実施例1
の生分解性包装材料(10)を得た。
【0025】〈実施例2〉坪量140g/m2 のノーコ
ートカップ原紙から、実施例1と同様にしてカップ原紙
(13)/シーラント層(14)からなる複合紙を作製
した。次いで、この複合紙のカップ原紙面と、坪量14
0g/m2 のノーコートカップ原紙(11)の間に、原
紙(11)に50%ジェルトンのクロロホルム溶液と5
0%ダンマルのクロロホルム溶液を5:1で混合した溶
液をバーコーター#26で2回塗布後乾燥させた層を挟
んでサンドイッチラミネーションした。この時の防湿層
(12)の厚みは40μmであった。
【0026】このようにして、坪量140g/m2 のカ
ップ原紙(11)/厚さ40μmの防湿層(12)/坪
量140g/m2 のカップ原紙(13)/シーラント層
である厚さ30μmのPLA(14)からなる実施例2
の生分解性包装材料(10)を得た。
【0027】〈比較例1〉坪量250g/m2 のカップ
原紙に実施例1と同様の方法でシーラント層となるPL
Aを30μmの厚さに塗布し、坪量250g/m2 のカ
ップ原紙/厚さ30μmのPLAからなる比較例1の包
装材料を作製した。
【0028】〈比較例2〉坪量250g/m2 のカップ
原紙に実施例1と同様の方法でシーラント層となるポリ
エチレンを30μmの厚さに塗布し、坪量250g/m
2 のカップ原紙/厚さ30μmのポリエチレンからなる
比較例2の包装材料を作製した。
【0029】〈比較例3〉坪量250g/m2 のカップ
原紙の裏面に実施例1と同様の処方の防湿性混合材料を
スロットルノズルコートして(250°C)、厚さ40
μmの防湿層を形成させた。すなわち、坪量250g/
2 のカップ原紙/厚さ40μmの防湿層からなる比較
例3の包装材料を作製した。
【0030】このようにして作製した実施例2種類、比
較例3種類、合計5種類の包装材料を適宜に加工し、胴
部材と底部材にし、一般的に公知の紙カップ成形機を使
用して、カップ原紙を外側にした、高さ;107mm、
口径;94.5mm、底径;64.3mm、テーパー角
度;6.5°の口縁部を有する紙カップを作製した。
【0031】この紙カップの防湿性、耐油性、シール性
と生分解性を下記の方法により測定、評価した。その結
果を表1に示す。 防湿性 ‥ 試料のカップ内に塩化カルシウム50g
を入れ、適当な蓋材で密封シール後、40°C、90%
R.H.の雰囲気下に放置したときの透過した水分によ
る重量変化を測定する。 ○ ‥ 80g/m2 ・day.未満 × ‥ 80g/m2 ・day.以上 耐油性 ‥ カレー粉を熱湯に溶かして紙カップに入
れ、60°Cに24時間放置して、紙への浸透度合いを
目視により確認する。 ○ ‥ しみ込みなし × ‥ しみ込みあり シール性 ‥ 成形した紙カップを破壊して、胴貼り部
分と、底貼り部分の接着性を目視観察する。 ○ ‥ 接着部分が紙剥け状態になって剥がれる × ‥ 紙剥けがおこらず、接着不十分 生分解性 ‥ JIS K6950「プラスチック−活
性汚泥による好気性生分解度試験方法」による。
【0032】
【表1】
【0033】このように、カップ原紙、防湿層、カップ
原紙、シーラント層がこの順序で積層された包装材料を
用いて作製した紙カップは、防湿性、耐油性に優れた生
分解性紙カップである(実施例1、実施例2)。
【0034】
【発明の効果】上記のように、本発明の生分解性包装材
料を食品保存用容器に使用することにより、環境負荷の
低減がはかれ、ごみ処理がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、生分解性包装材料の
断面説明図である。
【図2】本発明の生分解性包装材料を用いて作製した生
分解性紙容器の一実施例を示す、(a)は成形トレー、
(b)は紙カップの斜視説明図である。
【符号の説明】
10‥‥生分解性包装材料 11‥‥紙、カップ原紙 12‥‥防湿層 13‥‥紙、カップ原紙 14‥‥シーラント層 20、30‥‥紙容器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 91/06 C08L 93/00 93/00 B65D 1/00 B (72)発明者 吉山 信行 大阪市淀川区西中島4丁目1番1号 日清 食品株式会社内 (72)発明者 阿部 清 東京都千代田区丸ノ内3丁目8番1号 株 式会社トーメンケミカル内 (72)発明者 三宅 英信 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 3E033 AA08 BA10 BA30 BB08 CA09 CA20 4F100 AJ01B AJ07D AJ11B AK41D AN01B AR00B AR00D BA04 BA07 BA10A BA10D DG10A DG10C GB15 GB16 JB07D JC00 JC00B JC00D JD04 JD04B JD14B 4J002 AC01W AE03X AF01X AF02X AF03X GG01 GG02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙、防湿層、紙、シーラント層がこの順序
    で積層された紙を基材とする包装材料であって、前記防
    湿層が、ポリイソプレンを含む天然の樹脂又はその誘導
    体からなる生分解性材料、もしくはポリイソプレンを含
    む天然の樹脂又はその誘導体に、紙浸透性を有する天然
    樹脂,ワックス類及びこれらの誘導体から選択される材
    料を混合した生分解性材料であり、前記シーラント層
    が、耐油性を有する生分解性材料であることを特徴とす
    る紙を基材とする生分解性包装材料。
  2. 【請求項2】前記ポリイソプレンを含む天然の樹脂又は
    その誘導体が天然ゴム又はその誘導体であることを特徴
    とする請求項1記載の紙を基材とする生分解性包装材
    料。
  3. 【請求項3】前記耐油性を有する生分解性材料が、ポリ
    3−ヒドロキシ酪酸、ポリ乳酸、ポリ乳酸誘導体、又は
    澱粉由来の変性重合樹脂、シェラック樹脂のいずれか一
    つ以上を含む材料であることを特徴とする請求項1又は
    2記載の紙を基材とする生分解性包装材料。
  4. 【請求項4】前記紙浸透性を有する天然樹脂、ワックス
    類及びこれらの誘導体から選択される材料が、エステル
    ガム、ダンマル、コーパル、コパイババルサム、ベンゾ
    インガム、ニュウコウ、オポパナックス、サンダラッ
    ク、グアヤク、マスチック、ミルラ、レッチュデバカ、
    カウリガム、ロシン、ファーバルサム、エレミ、チク
    ル、ジェルトン、ソルバ、ペリージョ、ベネズエラチク
    ル、ニガーグッタ、ニスペロ、チクブル、チルテ、グッ
    タカチュウ、ツヌー、ソルビンハ、クラウンガム、マッ
    サランドバチョコレート、マッサランドババラタ、バラ
    タ、ロシディンハ、グアユーレ、グッタペルカ、ガッタ
    パーチャー、シェラック、オウリキュウリロウ、カルナ
    ウバロウ、カンデリラロウ、ゲイロウ、コメヌカロウ、
    サトウキビロウ、ミツロウ、モクロウ、モンタンロウ、
    油糧種子ロウ、ウルシロウ、ラノリンからなる群から選
    択される少なくとも一種であることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれか1項に記載の紙を基材とする生分解
    性包装材料。
  5. 【請求項5】請求項1記載の紙を基材とする生分解性包
    装材料から作製した生分解性紙容器。
  6. 【請求項6】前記紙容器が紙カップであることを特徴と
    する請求項5記載の生分解性紙容器。
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JP2008174264A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Takeyuki Yamamatsu ポリ乳酸ラミネート紙からなる紙コップ
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