JP2003010062A - 浴室構造 - Google Patents

浴室構造

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JP2003010062A
JP2003010062A JP2001196843A JP2001196843A JP2003010062A JP 2003010062 A JP2003010062 A JP 2003010062A JP 2001196843 A JP2001196843 A JP 2001196843A JP 2001196843 A JP2001196843 A JP 2001196843A JP 2003010062 A JP2003010062 A JP 2003010062A
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bathtub
bathroom
corner
bathtubs
corners
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JP2001196843A
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English (en)
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Seijiro Yoshimura
征次郎 吉村
Shigenori Moriuchi
重徳 森内
Masayoshi Hori
正芳 堀
Hitoshi Horikawa
均 堀川
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RETEKKUSU KK
Original Assignee
RETEKKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般の家屋に簡単に効率よく複数の浴槽を設
けることができる浴室構造を提供する。 【解決手段】 深さや開口部17の大きさの異なる浴槽
14,30が並べて設けられ、深い方の浴槽30内側に
は、周囲と色が異なる上がり段48を備える。各浴槽1
4,30は鋭角の角部26,36を有し、鋭角の角部2
6,36同士を隣接させて組み合わせ、浴室のコーナー
部13に配置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般家屋に取り
付けられる家庭用の浴室構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家屋の家庭用の浴室には、洗
い場と浴槽が設けられている。通常、一つの浴槽に40
〜42℃程度のお湯を入れて家族で共用して入浴してい
る場合が多い。一方、銭湯や温泉は、複数の浴槽が設け
られている場合があり、温度や成分が異なる湯が入れら
れている。そして、複数の浴槽に交互につかることがで
き、心身の疲れを取りリラックスする効果がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、一般家屋では浴室に十分な広さを確保できないた
め、複数の浴槽を設けることは無理であった。また、複
数の異なる湯に入りたい場合は、銭湯や温泉にいかなけ
ればならず、費用がかかり、気軽に頻繁に利用すること
ができないものであった。
【0004】この発明は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、一般の家屋に簡単に効率よく複数の浴
槽を設けることができる浴室構造を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、深さや開口
部の大きさの異なる浴槽が並べて設けられ、深い方の浴
槽内側には、周囲と色が異なる上がり段が設けられてい
る浴室構造である。
【0006】また、深さや開口部の大きさの異なる浴槽
が並べて設けられ、上記各浴槽は鋭角の角部が設けら
れ、上記鋭角の角部同士を隣接させて組み合わせ、浴室
のコーナー部に配置されている浴室構造である。
【0007】また、上記浴槽の内側には水位線が設けら
れたり、上記浴槽の縁部には幅広の腰掛け部が形成され
ているとよい。
【0008】この発明の浴室構造は、浴室のコーナー部
に一対の浴槽の鋭角部分が嵌合され、浴槽がコンパクト
に配置される。そして、入浴中は鋭角な角部に向かって
足を伸ばすことができ、スペースを有効に使用してい
る。また、浴槽の縁部に連続して腰掛け部が形成され、
足腰が弱い人も腰掛け部に一旦腰を降ろして、簡単に入
浴することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面に基づいて説明する。図1,図2はこの発明の一
実施形態を示すもので、この実施形態の浴室構造10
は、矩形の浴室12が設けられ、浴室12の一対の壁面
12a,12aは、他方の一対の壁面12b,12bよ
りも長く、浴室12は長四角に形成されている。
【0010】浴室12には、壁面12bの一方に隣接す
る第一浴槽14が設けられている。第一浴槽14は、各
辺の長さが異なる略台形状の底部16と、底部16の周
縁部に連続する側面18が設けられている。側面18
は、わずかに上方が広がる傾斜面で形成され上端が開口
部17として形成されている。また、側面18の上端縁
部から外側へ連続する水平面である縁部19が、側面1
8を一周して設けられている。縁部19は、壁面12
a,12bおよび後述する第二浴槽30に接した側では
ほぼ一定の幅で形成されている。
【0011】そして、第一浴槽14に形成された4カ所
の角部を、角部20,22,24,26とすると、角部
20と角部26の間の辺は他の辺よりも長く形成され、
浴室12の壁面12bの水平方向長さよりわずかに小さ
く形成されている。そして、次に長い辺は角部26,2
4間であり、次が角部24,22間、次が角部22,2
0間である。
【0012】第一浴槽14の角部20,22,24は各
々直角に形成され、角部26は鋭角に形成され、角部2
6の内側には、底部16に排水口21が設けられてい
る。角部24付近には、側面18が外側にコの字形に広
げられて窪み23が形成され、窪み23の両脇には、内
側に凸となる角部25,27が形成されている。そし
て、角部22,27の間に位置する縁部19には、縁部
19の幅が外側に広く形成された腰掛け部28が設けら
れている。また、第一浴槽14の内壁には、水位線を記
したり、水位毎に異なる色を付けるとより好ましい。
【0013】また、第一浴槽14に隣接して、第二浴槽
30が設けられている。第二浴槽30は、各編の長さが
異なる略台形状の底部32と、底部32の周縁部に連続
する側面34が設けられている。この底部32は、第一
浴槽14の底部16よりも深く形成されている。側面3
4は、わずかに上方が広がる傾斜面で形成され上端が開
口部33として形成されている。また、側面34の上端
縁部から外側へ連続する水平面である縁部44が、側面
34を一周して設けられている。縁部44は、ほぼ一定
の幅で形成されている。
【0014】そして、第二浴槽30に形成された4カ所
の角部を角部36,38,40,42とすると、角部3
6,38の間の辺はほかの辺よりも長く形成され、次に
長い辺は角部36,42間であり、角部38,40間と
角部40,42間はほぼ等しく短く形成されている。角
部36,38間は、浴室12の壁面12aの水平方向長
さのほぼ半分に形成され、角部36,42間は、第一浴
槽14の角部25,26間とほぼ等しい長さに形成され
ている。
【0015】そして、角部36は鋭角であり、第一浴槽
14の角部26と組み合わせて直角となる角度に形成さ
れている。角部36の内側には、底部32に排水溝37
が設けられている。また角部38、40は、各々直角に
形成されている。角部40は、角を落とした面46が形
成され、面46に隣接する底部32には、底部32より
一段高く上面が底部32に対して平行に形成された上が
り段48が形成されている。上がり段48の上面48a
は、周囲と異なる色に着色され、周囲との段差を上から
視認しやすくなっている。また上がり段48の上面48
aは、滑り止めのために、凹凸が設けられたり、シート
状の滑り止め材が取り付けられている。そして角部42
は、第一浴槽14の角部25の外側に当接するよう鈍角
に形成されている。
【0016】角部40の外側の縁部44には、縁部44
の幅が外側に広く形成された腰掛け部50が設けられて
いる。また、第二浴槽30の内壁には、水位線を描いた
り、水位毎に異なる色を付けるとより好ましい。
【0017】次に、浴室12における第一浴槽14と第
二浴槽30の配置について説明する。まず、浴室12
の、図1において左上に位置するコーナー部13には第
一浴槽14の角部26が位置し、右上に位置するコーナ
ー部15には第一浴槽14の角部20が位置している。
浴室12のコーナー部13には、第一浴槽14の角部2
6との間に第二浴槽30の角部36が合わせられて配置
されている。そして第二浴槽の角部38は、コーナー1
3に連続する壁面12aに接し、また角部42は第一浴
槽14の角部25の外側に接して配置されている。
【0018】また、浴室12のコーナー13近傍には、
給水設備54が設けられている。給水設備54の蛇口
は、吐出管が回転可能に設けられ、第一浴槽14と第二
浴槽30の両方に湯をはることができる。また、浴室1
2のほぼ中心では、第一浴槽14の角部24と第二浴槽
30の側面34が交差する部分の外側の床面に、排水口
52が設けられている。
【0019】次にこの実施形態の浴室構造10の使用方
法について説明する。ます、第一浴槽14と第二浴槽3
0に、それぞれお湯をはる。各湯は、温度が異なるも
の、薬湯等の成分が異なるものを入れたり、また水深を
変えても良い。一方の浴槽のお湯を、子供用又は老人用
の好みのお湯や水位にしても良い。そして、第一浴槽1
4または第二浴槽30に入るときは、洗い場から腰掛け
部28,50に腰を下ろし、腰を中心として身体を回転
させ足と身体の向きを浴槽の内側に向けて入る。第二浴
槽30は底部32が深いので水深を深くしやすく、上が
り段48に腰を下ろしてはいることもできる。
【0020】この実施形態の浴室構造10は、家庭用の
一般家屋に、少ないスペースを有効に使って第一浴槽1
4と第二浴槽30の、二つの浴槽を設けることができ
る。そして、家庭で2種類のお湯に交互につかり、美容
や健康に配慮することができ、心身の疲れを効果的に取
ることもできる。また、一方のお湯の種類や温度、水位
を変えて、老人又は子供の好みに調整し、安全に入浴さ
せることもできる。第一浴槽14の角部26と第二浴槽
30の角部36は、鋭角に細長く形成されているため、
少ないスペースでも入浴中に足を角部26,36に向け
て膝を伸ばすことができる。
【0021】また、第一浴槽14と第二浴槽30の縁部
19には、各々腰掛け部28、50が設けられているた
め、老人や病人など足腰の弱い人でも安全に入浴するこ
とができる。第二浴槽30は、第一浴槽14よりも底面
積は狭いが深く形成されているため、十分なお湯の量を
ためることができ、水深が深くても上がり段48を階段
として使用し、楽に出入りすることができる。上がり段
48は、入浴中に腰掛けとしても使用可能である。特
に、上がり段48は、周囲と異なる着色が施されている
ため上から段差が視認されやすく安全である。また、滑
り止めが施されているため、転倒等の事故を防ぐことが
できる。
【0022】なお、この発明の浴室構造は、上記実施の
形態に限定されるものではなく、各浴槽の形状や大き
さ、深さ等自由に変更可能である。また、三個以上の浴
槽を設けても良い。この浴室構造は家庭用に限らず、各
種の公衆施設に設けても良い。この浴室構造は、ユニッ
トバスやその他の浴室構造に使用可能である。
【0023】
【発明の効果】この発明の浴室構造は、少ないスペース
に複数の浴槽を設けることができ、家庭用の一般家屋で
も、複数の種類のお湯を浴槽にはり交互に浸かって心身
の疲れをとることができる。また、一方の浴槽に子供用
や老人用のお湯を設け、安全に入浴することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の浴室構造の平面図であ
る。
【図2】図1のA−A線縦断面図である。
【符号の説明】
10 浴室構造 12 浴室 13,15 コーナー部 14 第一浴槽 16 底部 17 開口部 18 側面 20,22,24,26,36,38,40,42 角
部 21,37,52 排水口 28,50 腰掛け部 30 第二浴槽 32 底部 44 縁部 48 上がり段 54 給水設備
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 正芳 富山県中新川郡上市町久金444番6 株式 会社レテックス内 (72)発明者 堀川 均 富山県射水郡小杉町手崎445−2 Fターム(参考) 2D032 AA00 AA05 AA11 GA00 2E025 AA01 AA23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 深さや開口部の大きさの異なる浴槽が
    並べて設けられ、一方の浴槽内側には、周囲と色が異な
    る段が設けられていることを特徴とする浴室構造。
  2. 【請求項2】 深さや開口部の大きさの異なる浴槽が
    並べて設けられ、上記各浴槽は鋭角の角部が設けられ、
    上記鋭角の角部同士を隣接させて組み合わせ、浴室のコ
    ーナー部に配置されていることを特徴とする浴室構造。
  3. 【請求項3】 上記浴槽の縁部には幅広の腰掛け部が
    形成されていることを特徴とする請求項1及び2記載の
    浴室構造。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2000157440A (ja) * 1998-11-25 2000-06-13 Noritz Corp 出窓付き浴室並びにこの浴室に用いる浴槽

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