JP2003009974A - キャビネットの巾木回避構造 - Google Patents

キャビネットの巾木回避構造

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JP2003009974A
JP2003009974A JP2001197527A JP2001197527A JP2003009974A JP 2003009974 A JP2003009974 A JP 2003009974A JP 2001197527 A JP2001197527 A JP 2001197527A JP 2001197527 A JP2001197527 A JP 2001197527A JP 2003009974 A JP2003009974 A JP 2003009974A
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plate
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JP2001197527A
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Toshiyuki Nakagawa
俊幸 中川
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Inax Corp
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好に壁面の巾木を回避して壁面に当接状に
設置できるキャビネットの提供を目的とする。 【構成】 下端に巾木が横設されてなる壁面2に、背側
を当接状にして設置されるキャビネット9において、キ
ャビネット9の背板22の補強枠25が、巾木を回避す
るため、ズラした位置に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巾木を回避して設置で
きるキャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、図11に平面図で示
すトイレにおいて、長壁面1と、長壁面1に対向する長
壁面3と、奥側の短壁面2で囲まれた室内に、便器5を
設置するためのキャビネット51が短壁面2側に設けら
れ、長壁面1側には、カウンター6と、入口4側に手洗
器7が設けられる場合、キャビネット51は、例えば図
12の斜視図で示すように、便器5を設置するための前
パネル51aを有し、長壁面3の下端に横設される巾木
を回避するために、左側面の下端側が切り欠かれて、切
欠部51bが形成されている。このように従来では、巾
木を回避するために切欠部51bを形成させておく必要
があり、キャビネットのコストが高くなってしまう等の
問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、現場で良好に巾木を回
避して、壁面に当接状に設置できるキャビネットを提供
せんことを目的とし、その第1の要旨は、下端に巾木が
横設されてなる壁面に、背側を当接状にして設置される
キャビネットにおいて、キャビネットの背板の補強枠
が、前記巾木を回避するためにズラした位置に設けられ
ていることである。また、第2の要旨は、下端に巾木が
横設されてなる壁面に、側面を当接状にして設置される
キャビネットにおいて、キャビネットの側板下部を別体
にして、前記巾木を回避するためにズラせてあるととも
に、キャビネットの正面下部にはカバー板が覆設されて
いることである。また、第3の要旨は、前記カバー板の
側縁を、前記巾木を回避するために切り取り可能に薄く
形成したことである。また、第4の要旨は、前記カバー
板の切り取り可能な部分が、別体のキャップ材で構成さ
れていることである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、トイレ内に設置されるキャビネットの配
置構成図であり、トイレ空間を形成する長壁面1に沿っ
て、カウンター6と、手洗器7を上面に設置する手洗キ
ャビネット8が設置されており、また短壁面2側には、
右キャビネット9と左キャビネット10が設置されて、
右キャビネット9と左キャビネット10間に前パネル1
1が設けられ、この前パネル11の前面側に便器5が設
置されるものである。長壁面1の床面F側には、長壁面
1に沿って長巾木13が横設されており、また短壁面2
の床面F側には、短壁面2に沿って短巾木14が横設さ
れたものとなっている。
【0005】図2は、右キャビネット9の設置状態の縦
断面図を示しているが、右キャビネット9には、前面
に、開閉可能な扉21が設けられており、背板22は、
化粧合板24の裏側が補強枠25で補強された構造とな
っており、右キャビネット9の内部には底板23,棚板
23aが設けられている。
【0006】従来では、図3に示すように、背板22の
補強枠25は、化粧合板24の外周側に配置されたもの
となっているが、本例の補強枠25は、縦枠25a,2
5aが短くされて、横枠25b,25bが化粧合板24
の下端及び上端からズレた位置に配置されている。従っ
て、下側の横枠25bから下方は化粧合板24のみで構
成されているため、図2に示すように、縦枠25a,横
枠25bを短壁面2に当てて右キャビネット9を設置し
た場合に、短巾木14を回避できるスペースSが形成さ
れるために、このスペースS内に短巾木14を通して、
良好に短巾木14を回避させて、短壁面2に背側を当接
させて右キャビネット9を設置できるものとなる。な
お、このような補強枠25をズラせた構成は、左キャビ
ネット10の背板においても採用して、短巾木14を回
避することができ、手洗キャビネット8においても同様
な構造を背板に採用して、長巾木13を回避することが
できるものである。
【0007】なお、図5では、左キャビネット10の縦
断面構成図を示すが、左キャビネット10は、扉26
と、背板27と、底板28を備えており、この底板28
から下方側では、背板27とは分割された別体の分割背
板27aが垂下されており、この分割背板27aは、短
壁面2に対し前側に配置されており、この分割背板27
aと短壁面2間にはスペースが形成されて、短巾木14
を分割背板27aの裏側に通して良好に短巾木14を回
避できるものとなっている。このように背板27の下端
部を別体で形成し、分割背板27aをズラすことによ
り、良好に短巾木14を回避できる構造とすることがで
き、このような構造は、右キャビネット9にも、また手
洗キャビネット8にも採用して、良好に巾木を回避させ
ることができるものである。
【0008】次に、図6では、左キャビネット10の正
面側から見た縦断面図を示し、また図7では、左キャビ
ネット10の正面図を示すが、この場合は、図11に示
すように、長壁面3を有するトイレ空間内に左キャビネ
ット10が側板29を当接させて設置される場合であ
り、左キャビネット10の側板29,30のうち長壁面
3に当接状となる側板29においては、その下端、すな
わち底板28よりも下方側は、別体で分割形成された分
割側板29aとなっており、この分割側板29aを、内
側へズラして、長壁面3との間に巾木を回避できるスペ
ースSを形成させることができ、良好に長壁面3の巾木
を回避して、長壁面3に側板29を当接させて設置でき
るものである。
【0009】なお、この場合、左キャビネット10の正
面の扉26の下部には、カバー板31が覆設されてお
り、このカバー板31は、その裏側が補強枠32で補強
されているが、この補強枠32は内側にズラした位置に
設けられて、カバー板31の図7における左端側には、
現場でカットできるカット部分31aが形成されてお
り、このカット部分31aを現場でカットして、巾木を
良好に回避することができるものである。すなわち、カ
バー板31の補強枠32の存在しない薄い部分を現場で
カットして、長壁面3の下端の巾木を良好に回避させ
て、長壁面3に当接状に左キャビネット10を設置する
ことができるものである。
【0010】次に、図8及び図9では、手洗キャビネッ
ト8の設置状態図を示すが、図8の縦断面図で示すよう
に、手洗キャビネット8には開閉可能に扉35が設けら
れて、背板36が長壁面1に当接されて設置されるが、
この手洗キャビネット8の背板36の下部を、分割した
分割背板36aとして、この分割背板36aを前側にズ
ラして設けてあり、良好に長巾木13を回避できるよう
に構成されている。また、手洗キャビネット8の側板3
7の下端部は薄く形成されており、図9に示すように、
長巾木13を回避するために、現場でカットしてカット
部分37aを形成させて、長巾木13を通すことができ
るものとなっている。
【0011】なお、この手洗キャビネット8の側板37
を、例えば図10に示すように、下端部は別体の側面カ
バー板39を覆設した構造としておき、この側面カバー
板39を取り外して、現場で切断してカット部分37a
を形成させても良く、また、側面カバー板39に対し、
別体の樹脂製のキャップ材40を、差込ダボ41,41
で着脱可能に差込部39aに差し込んでおき、現場でキ
ャップ材40を取り外し、カット部分40aをカット形
成させて、このカット部分40aに長巾木13を通し
て、長巾木13を回避することもできる。
【0012】このような別体のキャップ材40を取り付
けた構造は、キャビネットの下端下部がアルミニウム製
である場合に有効であり、このようなキャップ材40を
取り付けた構造は、手洗キャビネット8の扉の下部のカ
バー板38にも採用することができ、また、前述した右
キャビネット9のカバー板41とか、左キャビネット1
0のカバー板31にも採用することができ、良好にキャ
ップ材40の一部をカットして巾木を回避できるものと
なる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、下端に巾木が横設されてなる
壁面に、背側を当接状にして設置されるキャビネットに
おいて、キャビネットの背板の補強枠が、巾木を回避す
るためにズラした位置に設けられていることにより、背
板の補強枠をズラした位置に設けるだけで巾木を回避す
ることができ、コストを低減して、良好に壁面に背側を
当接状にしてキャビネットを設置することができるもの
となる。
【0014】また、下端に巾木が横設されてなる壁面
に、側面を当接状にして設置されるキャビネットにおい
て、キャビネットの側板下部を別体にして、巾木を回避
するためにズラせてあるとともに、キャビネットの正面
下部にはカバー板が覆設されていることにより、側板の
下部を別体にしてズラせることにより良好に巾木を回避
し、側板を壁面に当接状にしてキャビネットを設置する
ことができ、また、正面下部のカバー板を現場でカット
して良好に巾木を回避させて設置することができるもの
となる。
【0015】また、カバー板の側縁を、巾木を回避する
ために切り取り可能に薄く形成したことにより、現場で
巾木を回避するためにカバー板を良好に切り取ることが
できるものとなる。
【0016】また、カバー板の切り取り可能な部分が、
別体のキャップ材で構成されていることにより、特にカ
バー板がアルミニウム製である場合に、キャップ材を樹
脂製等としておき、このキャップ材を良好に現場でカッ
トして巾木を回避できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トイレ内に設置されるキャビネットの配置構成
斜視図である。
【図2】右キャビネットの設置状態の縦断面構成図であ
る。
【図3】キャビネットの背板の従来構造図である。
【図4】キャビネットの背板の補強枠をズラせた状態の
裏面図である。
【図5】左キャビネットの設置状態の縦断面構成図であ
る。
【図6】左キャビネットの正面側から見た設置状態の縦
断面構成図である。
【図7】左キャビネットの正面図である。
【図8】手洗キャビネットの設置状態の縦断面構成図で
ある。
【図9】図8の外観構成図である。
【図10】別体のキャップ材を設ける場合の分解構成図
である。
【図11】トイレの平面構成図である。
【図12】従来の切欠部を有するキャビネットの斜視構
成図である。
【符号の説明】
1 長壁面 2 短壁面 3 長壁面 5 便器 6 カウンター 7 手洗器 8 手洗キャビネット 9 右キャビネット 10 左キャビネット 11 前パネル 13 長巾木 14 短巾木 22 背板 24 化粧合板 25a 縦補強枠 25b 横補強枠 27 背板 27a 分割背板 28 床板 29,30 側板 29a 分割側板 31 カバー板 31a カット部分 32 補強枠 36 背板 36a 分割背板 37 側板 37a カット部分 39 側面カバー板 39a 差込部 40 キャップ材 40a カット部分 41 差込ダボ S スペース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に巾木が横設されてなる壁面に、背
    側を当接状にして設置されるキャビネットにおいて、キ
    ャビネットの背板の補強枠が、前記巾木を回避するため
    にズラした位置に設けられていることを特徴とするキャ
    ビネットの巾木回避構造。
  2. 【請求項2】 下端に巾木が横設されてなる壁面に、側
    面を当接状にして設置されるキャビネットにおいて、キ
    ャビネットの側板下部を別体にして、前記巾木を回避す
    るためにズラせてあるとともに、キャビネットの正面下
    部にはカバー板が覆設されていることを特徴とするキャ
    ビネットの巾木回避構造。
  3. 【請求項3】 前記カバー板の側縁を、前記巾木を回避
    するために切り取り可能に薄く形成したことを特徴とす
    る請求項2に記載のキャビネットの巾木回避構造。
  4. 【請求項4】 前記カバー板の切り取り可能な部分が、
    別体のキャップ材で構成されていることを特徴とする請
    求項3に記載の巾木回避構造。
JP2001197527A 2001-06-28 2001-06-28 キャビネットの巾木回避構造 Pending JP2003009974A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013111116A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Daiken Corp 家具の開口部閉塞用のキャップ部材

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