JP2003009314A - 小型電気機器用の取付構造 - Google Patents

小型電気機器用の取付構造

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JP2003009314A
JP2003009314A JP2001189181A JP2001189181A JP2003009314A JP 2003009314 A JP2003009314 A JP 2003009314A JP 2001189181 A JP2001189181 A JP 2001189181A JP 2001189181 A JP2001189181 A JP 2001189181A JP 2003009314 A JP2003009314 A JP 2003009314A
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Koichi Shinohara
耕一 篠原
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Shinohara Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下一対のフランジ壁を備えた配線レールに
対して、コンセントなどの小型電気機器が取り付けられ
る取付ベースを簡単にしかも迅速に掛け止め装着できる
ようにする。 【解決手段】 上下一対のフランジ壁4を有するハット
型断面の配線レール2と、この配線レール2に掛け止め
装着される取付ベース10とを有する。取付ベース10
は、外面に小型電気機器Cが装着される主面壁13と、
主面壁13の背面に突設される左右一対の脚片14とを
有する。両脚片14には、上下のフランジ壁4に係止さ
れる上下一対の係止爪15が切り欠き形成されている。
両係止爪15の基端に連続する差し込み溝20の一方
に、フランジ壁4の入り込みを許す逃げ部21が設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分電盤や配線盤等
の内部に架設された配線レールに、取付ベースを介して
コンセントやノイズフィルター等の小型電気機器を取り
付ける取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の取付構造は特開平10−283
05号公報に公知である。そこでは、断面コ字形の枠体
を用いる。縦長の枠体の下部両側には、配線レールの上
下フランジに掛止される上下一対の係止爪が設けてあ
る。両係止爪を配線レールに前面から係止したのち枠体
にビスをねじ込み、ビス先端をレールの内奥壁に強圧す
ることにより、枠体を配線レールに突っ張った状態で固
定できる。枠体の上部には配線ダクトやブレーカー等の
電気機器を取り付けるためのねじ穴が複数個設けてあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の取付構造は、枠
体の下部に配線レールに係止される連結部を設け、枠体
の上部に電気機器を締結するための取付部を設けてい
る。そのため、外力を受けてもぐら付きにくい連結部の
外面を、電気機器を取り付けるための領域として利用す
ることができない。例えば、配電盤内部で点検や機器交
換等を行う際の電源とするためのコンセントを配線レー
ルの近傍に装着できない。
【0004】前記枠体を配線レールに係止する場合に
は、下側の係止爪をレール下側のフランジ壁に斜め下方
から係合した後、枠体全体をレール側へ接近傾動し、さ
らに押し下げて、上側の係止爪をレール上側のフランジ
壁の裏面に掛け止め係合するが、これら一連の操作に手
間取ることがある。上下の係止爪の基端部内側には、配
線レールのフランジ壁を受け入れるための差し込み溝が
設けてあるが、この溝の幅寸法が小さいため、下側の係
止爪を下側のフランジ壁に係合するとき、枠体の傾動角
度が限られた角度範囲にないと、上側の係止爪が上側の
フランジ壁に接当干渉し、係止爪をフランジ壁に係止で
きないのである。とくに、アルミニウム条材からなる配
線レールの場合には、プレス成形された板金製の配線レ
ールに比べて、フランジ壁の張り出し寸法が大きいう
え、フランジ壁の基端部のフィレット半径が小さいた
め、取付金具の係止操作に手間取る傾向がある。
【0005】本発明の目的は、コンセント等の小型電気
機器が取付ベースを介して配線レールに強固に取り付け
ることができる取付構造を提供することにある。本発明
の目的は、配線レールに取付ベースが簡単にしかも確実
に掛け止め装着できるようにすることにある。本発明の
目的は、取付ベースの外面に装着した小型電気機器から
のコードを配線レール側に円滑に引き出せるようにする
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係る小型電気機器用の取付構造は、一対のフランジ壁4
が互いに逆向きに張り出しているハット形断面の配線レ
ール2と、配線レール2に掛け止め装着される取付ベー
ス10とを有する。取付ベース10は、外面に小型電気
機器Cが装着される主面壁13と、主面壁13の背面に
突設される脚片14と、脚片14に切り欠き形成された
一対の係止爪15とを有し、配線レール2の内奥壁6に
接当して、取付ベース10の全体を内奥壁6から遠ざか
る向きに突っ張り操作するねじ11が、前記主面壁13
にねじ込んである。両係止爪15の基端に連続する差し
込み溝20の少なくとも一方に、仮止め状態におけるフ
ランジ壁4の先端を受け入れて、取付ベース10の両フ
ランジ壁4への係止操作を容易化する逃げ部21が設け
られていることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の本発明は、上記の主面壁1
3に、ねじ11の操作頭部11aを受け入れるねじ座1
7およびねじ穴18と、小型電気機器Cを締結固定する
ための複数個のねじ穴16とが設けられており、取付ベ
ース10がねじ11で配線レール2に突っ張り固定され
た状態において、操作頭部11aが主面壁13の外面と
同じか、これより背面壁側に位置するようになってい
る。
【0008】請求項3記載の本発明は、取付ベース10
をねじ11で突っ張り固定した状態において、逃げ部2
1がフランジ壁4の外面より外方に位置するように設け
られている。
【0009】請求項4記載の本発明は、左右方向に長い
配線レール2と、配線レール2の中間部位に着脱自在に
位置決め保持される取付ベース10と、取付ベース10
の主面壁13の外面に取り付けられる小型電気機器Cと
を含み、配線レール2に取付ベース10が位置決め保持
された状態において、取付ベース10の主面壁13の上
下縁が、配線レール2の上下幅方向の外側に食み出して
おり、該主面壁13の上下縁の少なくとも一方に切欠1
2が設けられており、小型電気機器Cにつながるコード
26が、前記切欠12に通されていることを特徴とす
る。
【0010】
【発明の作用効果】請求項1記載の本発明によれば、差
し込み溝20の内奥に逃げ部21を設けてあるので、取
付ベース10を片方のフランジ壁4に仮止めした状態に
おいて、フランジ壁4の先端が差し込み溝20と接当干
渉するのを避けながら、フランジ壁4を逃げ部21の奥
端まで容易に差し込むことができ、このとき取付ベース
10を大きな角度で傾動できる。仮止め状態を維持した
ままで、取付ベース10を配線レール2に接近傾動させ
ることにより、残る係止爪15はフランジ壁4を跨ぎ越
える。換言すると、残るフランジ壁4は係止爪15の先
端をくぐり抜けて、差し込み溝20に連続する切欠縁に
接当する。この状態で取付ベース10を押し下げ(ある
いは押し上げ)ると、両係止爪15が対応するフランジ
壁4の背面に係止するので、ねじ11を締め込むことに
より、取付ベース10を配線レール2に突っ張り固定で
きる。この後、コンセント等の小型電気機器Cを、取付
ベース10の主面壁13の外面に装着する。
【0011】上記のように、本発明では取付ベース10
を配線レール2にねじ11で突っ張り固定したうえで、
その主面壁13に小型電気機器Cを取り付けるので、小
型電気機器Cを配線レール2の前面外方に、ぐらつきな
く強固に配置固定できる。例えばコンセントCを取付ベ
ース10に装着した場合には、コンセントCがぐらつく
おそれがないので、電源プラグの抜き差しを迅速かつ確
実に行える。逃げ部21を設けることにより、仮止め状
態におけるフランジ壁4と差し込み溝20の係合深さを
十分に大きくできるうえ、取付ベース10とフランジ壁
4との傾動角度を必要に応じて大きくできるので、従来
のこの種の取付金具に比べて、取付ベース10の係止操
作を容易化でき、従って、取付ベース10の配線レール
2への掛け止め装着を、誰もが簡単にしかも確実に行え
る。
【0012】請求項2記載の本発明によれば、取付ベー
ス10の主面壁13に、ねじ11の操作頭部11aを受
入れるねじ座17を設け、取付ベース10を突っ張り固
定した状態において、操作頭部11aが主面壁13の外
面と同じか、これよりも背面側に位置するようにしたの
で、小型電気機器Cの装着面への範囲内にねじ11を配
置できるので、取付ベース10を小型化しコンパクト化
できる。さらに、ねじ込み後の操作頭部11aの外面を
小型電気機器Cで覆い隠すので、外観上の体裁を向上で
きるうえ、恒常的な外部振動を受けてねじ11が緩んで
取付ベース10がガタ付くのをよく防止できる。
【0013】請求項3記載の本発明によれば、取付ベー
ス10を突っ張り固定した状態において、逃げ部21が
フランジ壁4の外面より外方に位置するように設けてあ
るので、仮止め状態における取付ベース10とフランジ
壁4との相対傾動角度を大きくでき、その分だけ両者4
・10の係合姿勢の変化幅を拡大できる。つまり、従来
は、取付金具を限られた角度範囲内の傾動姿勢に保持し
ない限りは、フランジ壁を差し込み溝に十分に差し込む
ことができなかったが、本発明では、こうした制約が解
消されて、取付ベース10を配線レール2に対して容易
に掛け止め操作できる。
【0014】請求項4記載の本発明によれば、取付ベー
ス10の主面壁13に切欠12を設けてあるので、小型
電気機器Cからのコード26を切欠12を介して配線レ
ール2側へ導出でき、整然と配線できる利点を有する。
【0015】
【実施例】図1ないし図4は本発明の実施例を示す。図
1および図2において、符号1は配電盤や分電盤等の内
部に立設固定した支柱、2は左右に隣接する支柱1・1
間に水平姿勢で架設される配線レールである。配線レー
ル2は一般にDINレールと呼ばれており、左右方向に
長い断面コ字状のレール本体3と、レール本体3の開口
縁から互いに逆向きに張り出し形成されたフランジ壁4
と、レール本体3の背面上下に突設された脚壁5とを一
体に形成した、ハット形断面状のアルミニウム製の押し
出し成形品からなる。すなわち、配線レール2のレール
本体3は、内奥壁6と、内奥壁6の上下に対向状に設け
たレール壁7とを有し、レール壁7にフランジ壁4が上
下方向の外向きに張り出し形成されており、内奥壁6に
左右横長の通口8が一定ピッチで通設してある。
【0016】配線レール2に取付ベース10をレール前
面側から係止し、ねじ11で突っ張り固定した後、取付
ベース10の外面にコンセント(小型電気機器)Cを装
着する。図3において取付ベース10は、上下縁の左右
中央に切欠12が形成してある四角形状の主面壁13
と、主面壁13の左右側縁に連続して背面側へ折り曲げ
られた左右一対の脚片14とを一体に形成した、横断面
がコ字形のプレス金具からなる。左右の脚片14のそれ
ぞれには、上下一対の係止爪15を上下対向状に切り欠
き形成する。主面壁13の板面の左右には、コンセント
Cを締結するためのねじ穴16を設け、さらに下側の切
欠12に隣接する板面の左右中央に、ねじ11の操作頭
部11aを受け入れるねじ座17と、ねじ軸11bがね
じ込まれるねじ穴18とがそれぞれ凹み形成されてい
る。なお、ねじ11は操作頭部11aが逆載頭円錐台状
に形成された、いわゆる皿小ねじであって、ねじ座17
の深さは操作頭部11aの軸方向の長さより僅かに大き
く設定してある。
【0017】上下の係止爪15の基端には、それぞれ配
線レール2のフランジ壁4を受け入れる差し込み溝20
を切り欠き形成する。上方の差し込み溝20の溝幅は、
フランジ壁4の厚み寸法に僅かな余裕寸法を加えた値と
する。下方の差し込み溝20の奥端側には、取付ベース
10の両フランジ壁4への係止操作を容易化するための
逃げ部21を設ける。この実施例においては、係止爪1
5のフランジ壁4との接当面から逃げ部21に到る間の
溝縁を階段状に形成して、最下段の溝内奥部分を逃げ部
21に設定してある。
【0018】上記のように逃げ部21を設けたことによ
り、図4に示すように取付ベース10の下側の係止爪1
5を下側のフランジ壁4に仮止めする際に、フランジ壁
4の先端を逃げ部21の内奥にまで容易に差し込むこと
ができるうえ、そのときの取付ベース10のフランジ壁
4に対する傾動角度と、両者4・10の係合姿勢の変化
幅を拡大できる。従って、取付ベース10を配線レール
2に係止装着する場合には、作業者は取付ベース10の
下側の差し込み溝20をフランジ壁4に下方から当てが
い、フランジ壁4の先端を逃げ部21の内奥に接当させ
たうえで、この接当部を中心にして、取付ベース10の
全体を配線レール2側へ傾動させるだけで、上方の係止
爪15を上側のフランジ壁4の背面上方へ回り込ませる
ことができる。最後に取付ベース10を下降操作して、
上側の係止爪15を上側のフランジ壁4に係合すること
により、取付ベース10を配線レール2にほぼ垂直姿勢
で係止装着できる。このとき、下側のフランジ壁4は逃
げ部21から抜け出た状態となり、フランジ壁4の背面
が下側の係止爪15を受け止めている(図1参照)。こ
の状態で、ねじ11をねじ穴18にねじ込み、ねじ軸1
1bを配線レール2の内奥壁6に接当させることによ
り、取付ベース10の全体を内奥壁6から遠ざかる向き
(前方)へ移動させて強固に突っ張り固定できる。
【0019】コンセントCは、これのカバー23を取り
外した状態で、本体部24に挿通したビス25を主面壁
13のねじ穴16にねじ込むことにより、取付ベース1
0の外面に締結固定できる。配線レール2に取付ベース
10を前述の要領で取り付けた状態において、取付ベー
ス10の上下縁が配線レール2の上下幅方向の外側に食
み出しており、コンセントCに接続したコード26は、
本体部24の背面から、前記切欠12を介して配線レー
ル2内へ導出されて、配線レール2に沿って電源部まで
配線される。コード26は配線レール2外にそのまま導
出されることもある。
【0020】上記の実施例では、コンセントCのプラグ
穴を一組だけ設けた一口のコンセントである場合につい
て説明したが、二口のプラグ穴を備えたコンセントCを
取り付ける場合には、図5に示すように、取付ベース1
0の主面壁13を縦長四角形状に形成し、その四隅にビ
ス25用のねじ穴16を設ける。
【0021】逃げ部21は階段状に形成する必要はな
く、図6(a)〜(c)に示すように形成してもよい。
図6(a)の例では、下側の差し込み溝20の溝幅を上
側の差し込み溝20の溝幅の2倍にして、その溝奥を逃
げ部21とした。図6(b)の例では、フランジ壁4で
受け止められる係止爪15の溝縁の中途部を斜めに傾斜
させて、この傾斜溝部を逃げ部21とした。図6(c)
の例では、差し込み溝20の内奥に優弧状の円形切欠を
連続形成して、これを逃げ部21とした。
【0022】取付ベース10を突っ張り固定するねじ1
1は、皿小ねじ以外のねじを適用できる。その場合に
は、図7に示すように操作頭部11aの全体を収容でき
るねじ座17を凹み形成し、さらにねじ穴18をバーリ
ング加工によって形成する。ねじ11は六角ボルトや六
角穴付ボルトであってもよい。ねじ穴18は主面壁13
の裏面に溶接されるウェルディングナットで形成でき
る。
【0023】取付ベース10は、図8に示すように主面
壁13と、その背面の左右中央に突設した脚片14と
で、横断面がT字状に形成してあってもよい。この場合
には、主面壁13の左右幅をコンセントCの左右幅より
大きく設定しておいて、コンセントCの装着領域の左右
に、ねじ11用のねじ穴18を設けて、ねじ座17を省
略することができる。
【0024】上記以外に、主面壁13の正面形状は、コ
ンセントCの外郭形状に一致している必要はなく、任意
形状に形成できる。取付ベース10はプラスチック成形
で形成することができる。小型電気機器Cとしては、コ
ンセント以外に、ノイズフィルターやスイッチ等があ
る。配線レールはプレス成形品であってもよい。逃げ部
21は上下の差し込み溝20の内奥に設けることができ
る。図示例では、配線レール2をこれの内奥壁6が垂直
状となる代表的な使用状態で説明したが、内奥壁6が水
平状となる使用形態も当然に予想しており、この限りに
おいて上下左右などの位置関係は相対的な説明の都合上
のものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】取付ベースの縦断側面図である。
【図2】取付ベースの側面図である。
【図3】取付ベースの斜視図である。
【図4】取付ベースの係止途中状態の縦断側面図であ
る。
【図5】取付ベースの別実施例を示す正面図である。
【図6】逃げ部の別実施例を示す側面図である。
【図7】突っ張り用ねじのねじ材の別実施例を示す断面
図である。
【図8】取付ベースのさらに異なる別実施例を示す正面
図である。
【符号の説明】
2 配線レール 3 レール本体 4 フランジ壁 6 内奥壁 10 取付ベース 11 ねじ 12 切欠 13 主面壁 14 脚片 15 係止爪 16 ねじ穴 17 ねじ座 18 ねじ穴 21 逃げ部 26 コード C 小型電気機器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のフランジ壁4が互いに逆向きに張
    り出しているハット形断面の配線レール2と、この配線
    レール2に掛け止め装着される取付ベース10とを有
    し、 取付ベース10は、外面に小型電気機器Cが装着される
    主面壁13と、主面壁13の背面に突設される脚片14
    と、脚片14に切り欠き形成された一対の係止爪15と
    を有し、 配線レール2の内奥壁6に接当して、取付ベース10の
    全体を内奥壁6から遠ざかる向きに突っ張り操作するね
    じ11が、前記主面壁13にねじ込まれており、 両係止爪15の基端に連続する差し込み溝20の少なく
    とも一方に、仮止め状態におけるフランジ壁4の先端を
    受け入れて、取付ベース10の両フランジ壁4への係止
    操作を容易化する逃げ部21が設けられていることを特
    徴とする小型電気機器用の取付構造。
  2. 【請求項2】 主面壁13に、ねじ11の操作頭部11
    aを受け入れるねじ座17およびねじ穴18と、小型電
    気機器Cを締結固定するための複数個のねじ穴16とが
    設けられており、 取付ベース10がねじ11で配線レール2に突っ張り固
    定された状態において、操作頭部11aが主面壁13の
    外面と同じか、これより背面壁側に位置している請求項
    1記載の小型電気機器用の取付構造。
  3. 【請求項3】 取付ベース10をねじ11で突っ張り固
    定した状態において、逃げ部21がフランジ壁4の外面
    より外方に位置するように設けてある請求項1または2
    記載の小型電気機器用の取付構造。
  4. 【請求項4】 左右方向に長い配線レール2と、配線レ
    ール2の中間部位に着脱自在に位置決め保持される取付
    ベース10と、取付ベース10の主面壁13の外面に取
    り付けられる小型電気機器Cとを含み、 配線レール2に取付ベース10が位置決め保持された状
    態において、取付ベース10の主面壁13の上下縁が、
    配線レール2の上下幅方向の外側に食み出しており、 該主面壁13の上下縁の少なくとも一方に、切欠12が
    設けられており、 小型電気機器Cにつながるコード26が、前記切欠12
    に通されていることを特徴とする小型電気機器用の取付
    構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010286599A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Mitsubishi Electric Corp 表示モジュールおよび映像表示装置
JP2012208870A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Minebea Co Ltd ポインティングスティックの取付構造
JP7443799B2 (ja) 2020-02-07 2024-03-06 株式会社リコー スタンド及び画像表示システム

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