JP2003008746A - コールセンターシステム - Google Patents
コールセンターシステムInfo
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- JP2003008746A JP2003008746A JP2001192560A JP2001192560A JP2003008746A JP 2003008746 A JP2003008746 A JP 2003008746A JP 2001192560 A JP2001192560 A JP 2001192560A JP 2001192560 A JP2001192560 A JP 2001192560A JP 2003008746 A JP2003008746 A JP 2003008746A
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- telephone
- customer
- call
- operator
- control
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】顧客が電話端末での対話が困難な状態でも、顧
客側の状況の判断がオペレータ側で容易に行えるコール
センターシステムを提供することにある。 【解決手段】電話端末6は送話用マイクの感度レベル
と、受話用スピーカの音量レベルを、コールセンターX
に設けている電話制御装置1からのトーン信号列で送信
されてくる制御信号により所定値に増大させることがで
きる。緊急通報発信後、顧客との対話ができない状態が
生じた場合、オペレータがオペレータ対応装置2の操作
することで、電話端末6の送話用マイクの感度レベルや
受話用スピーカの音量レベルを増大させる要求を電話制
御装置1へ送って、電話制御装置1から上記の制御信号
を電話端末6へ送信させることにより、感度レベルを増
大した送話用マイクでの集音や、大きな音量レベルで受
話用スピーカを通じての呼びかけができることになる。
客側の状況の判断がオペレータ側で容易に行えるコール
センターシステムを提供することにある。 【解決手段】電話端末6は送話用マイクの感度レベル
と、受話用スピーカの音量レベルを、コールセンターX
に設けている電話制御装置1からのトーン信号列で送信
されてくる制御信号により所定値に増大させることがで
きる。緊急通報発信後、顧客との対話ができない状態が
生じた場合、オペレータがオペレータ対応装置2の操作
することで、電話端末6の送話用マイクの感度レベルや
受話用スピーカの音量レベルを増大させる要求を電話制
御装置1へ送って、電話制御装置1から上記の制御信号
を電話端末6へ送信させることにより、感度レベルを増
大した送話用マイクでの集音や、大きな音量レベルで受
話用スピーカを通じての呼びかけができることになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高齢者の相談や、
緊急事態の通報に対応したコールセンターに用いるコー
ルセンターシステムに関するものである。
緊急事態の通報に対応したコールセンターに用いるコー
ルセンターシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コールセンターの一つとして、高齢者の
緊急通報や相談に対応するコールセンターがある。この
コールセンターは、独居老人など家族と離れて暮らして
いる高齢者に安心感を与えるものである。
緊急通報や相談に対応するコールセンターがある。この
コールセンターは、独居老人など家族と離れて暮らして
いる高齢者に安心感を与えるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のような
コールセンターに用いるコールセンターシステムでは、
顧客である高齢者が身体に異常を感じた場合にその場で
緊急通報を発信できるように、常時身につけるペンダン
トや時計に組み込んだ無線式の緊急通報装置と、この緊
急通報装置からの緊急通報の発信信号を受信すると、自
動的にコールセンターの電話番号に対してダイヤル発呼
し、加入者回線を通じてコールセンター側のオペレータ
との対話ができる電話端末とを顧客側装置として提供し
ている。
コールセンターに用いるコールセンターシステムでは、
顧客である高齢者が身体に異常を感じた場合にその場で
緊急通報を発信できるように、常時身につけるペンダン
トや時計に組み込んだ無線式の緊急通報装置と、この緊
急通報装置からの緊急通報の発信信号を受信すると、自
動的にコールセンターの電話番号に対してダイヤル発呼
し、加入者回線を通じてコールセンター側のオペレータ
との対話ができる電話端末とを顧客側装置として提供し
ている。
【0004】しかし、緊急通報を発する様な場合は、概
して顧客が動けない状態や話せない状態に陥いている状
態があり、そのためオペレータが電話で呼びかけても顧
客が電話に出てこず、そのため顧客の状況の判断ができ
ず、緊急時の対処が遅れるという恐れがあった。
して顧客が動けない状態や話せない状態に陥いている状
態があり、そのためオペレータが電話で呼びかけても顧
客が電話に出てこず、そのため顧客の状況の判断ができ
ず、緊急時の対処が遅れるという恐れがあった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは、顧客からの緊急通報時
に、顧客が電話端末での対話が困難な状態でも、顧客側
の状況の判断がオペレータ側で容易に行えるコールセン
ターシステムを提供することにある。
で、その目的とするところは、顧客からの緊急通報時
に、顧客が電話端末での対話が困難な状態でも、顧客側
の状況の判断がオペレータ側で容易に行えるコールセン
ターシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、内線電話回線に接続された電
話機能及びネットワークに接続されて情報の授受をネッ
トワークを介して行うとともに情報の表示を行う情報端
末機能を備えた複数のオペレータ対応装置と、顧客の電
話番号を含む個人情報を登録している顧客データベース
と、上記オペレータ対応装置の数よりも多い加入者回線
にて公衆電話網に接続され、着信と通話完了とを監視
し、着信が検出されると通話路を確立し、通話完了が検
出されると通話路を開放する回線監視手段と、該回線監
視手段が着信を検出すると、通知されてくる発呼側の電
話端末の発信電話番号が上記顧客データベースに登録し
ている顧客の電話番号データに存在するか否かを検索す
る検索機能と、発信電話番号に一致する顧客の電話番号
が無ければ上記回線監視手段に通話完了を通知して通話
路を開放させ、発信電話番号に一致する顧客の電話番号
が有れば顧客との対応が可能な上記オペレータ対応装置
の電話機能を内線電話回線を介して上記通話路に接続す
る内線電話接続機能と、通話路が確立中の当該電話端末
に上記オペレータ対応装置の電話機能とが内線電話回線
を通じて接続されるまで、オペレータ接続待ちを知らせ
るメッセージを通知するメッセージ通知機能とを有する
電話制御装置とを備えたコールセンターシステムにおい
て、顧客側電話端末には、携帯型の緊急通報装置からの
電波信号による緊急通報信号を受信する無線受信手段
と、該無線受信手段が緊急通報信号を受信すると電話制
御装置の電話番号を発呼する電話制御手段と、通話路確
立後、ハンズフリーで通話が可能な送受話部とを備え、
送受話部には、送信/受信の切り替え手段と、送受話部
の送話用マイクの感度レベルの変更手段と、受話用スピ
ーカの音量レベルの変更手段と、確立された通話路を介
して電話制御手段で受信される制御信号に基づいて上記
切り替え手段による送信と受信との切り替え制御、送話
用マイクの感度レベルの変更手段による感度レベルの変
更制御、受話用スピーカの音量レベルの変更手段による
音量変更制御とを行う制御手段とを備えたことを特徴と
する。
に、請求項1の発明では、内線電話回線に接続された電
話機能及びネットワークに接続されて情報の授受をネッ
トワークを介して行うとともに情報の表示を行う情報端
末機能を備えた複数のオペレータ対応装置と、顧客の電
話番号を含む個人情報を登録している顧客データベース
と、上記オペレータ対応装置の数よりも多い加入者回線
にて公衆電話網に接続され、着信と通話完了とを監視
し、着信が検出されると通話路を確立し、通話完了が検
出されると通話路を開放する回線監視手段と、該回線監
視手段が着信を検出すると、通知されてくる発呼側の電
話端末の発信電話番号が上記顧客データベースに登録し
ている顧客の電話番号データに存在するか否かを検索す
る検索機能と、発信電話番号に一致する顧客の電話番号
が無ければ上記回線監視手段に通話完了を通知して通話
路を開放させ、発信電話番号に一致する顧客の電話番号
が有れば顧客との対応が可能な上記オペレータ対応装置
の電話機能を内線電話回線を介して上記通話路に接続す
る内線電話接続機能と、通話路が確立中の当該電話端末
に上記オペレータ対応装置の電話機能とが内線電話回線
を通じて接続されるまで、オペレータ接続待ちを知らせ
るメッセージを通知するメッセージ通知機能とを有する
電話制御装置とを備えたコールセンターシステムにおい
て、顧客側電話端末には、携帯型の緊急通報装置からの
電波信号による緊急通報信号を受信する無線受信手段
と、該無線受信手段が緊急通報信号を受信すると電話制
御装置の電話番号を発呼する電話制御手段と、通話路確
立後、ハンズフリーで通話が可能な送受話部とを備え、
送受話部には、送信/受信の切り替え手段と、送受話部
の送話用マイクの感度レベルの変更手段と、受話用スピ
ーカの音量レベルの変更手段と、確立された通話路を介
して電話制御手段で受信される制御信号に基づいて上記
切り替え手段による送信と受信との切り替え制御、送話
用マイクの感度レベルの変更手段による感度レベルの変
更制御、受話用スピーカの音量レベルの変更手段による
音量変更制御とを行う制御手段とを備えたことを特徴と
する。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記無線受信部には上記緊急通報装置からの緊急
通報信号の受信電波の電界強度を計測し、発呼後上記電
話制御装置との間で確立している通話路を介して計測デ
ータを電話制御手段より電話制御装置へ送出させる計測
手段を備え、上記電話制御装置には受信した計測データ
に基づいて上記電話端末と、上記緊急通報装置までの距
離を推定し、その推定距離を上記オペレータ対応装置へ
通知する手段を備えていることを特徴とする。
いて、上記無線受信部には上記緊急通報装置からの緊急
通報信号の受信電波の電界強度を計測し、発呼後上記電
話制御装置との間で確立している通話路を介して計測デ
ータを電話制御手段より電話制御装置へ送出させる計測
手段を備え、上記電話制御装置には受信した計測データ
に基づいて上記電話端末と、上記緊急通報装置までの距
離を推定し、その推定距離を上記オペレータ対応装置へ
通知する手段を備えていることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明では、顧客宅に上記電話端
末の電話制御手段からの要求に応じて検知情報を電話制
御手段へ送出する人体検知センサを設け、上記電話制御
手段には、緊急通報装置の緊急通報信号の受信がある
と、上記人体検知センサに検知情報の送出を要求して各
人体検知センサの検知情報を収集するとともに、発呼後
上記電話制御装置との間に確立した通話路を介して検知
情報を上記電話制御装置へ送出する手段を備え、上記電
話制御装置には、電話端末から送られてきた人体検知セ
ンサの検知情報を顧客と対応可能なオペレータ対応装置
へ上記ネットワークを通じて通知する手段を備え、上記
顧客データベースには各顧客宅の各人体検知センサの設
置場所の情報と各設置場所に設置されている人体検知セ
ンサを識別する情報とを格納して、オペレータ対応装置
にてネットワークを通じて参照可能としたことを特徴と
する。
末の電話制御手段からの要求に応じて検知情報を電話制
御手段へ送出する人体検知センサを設け、上記電話制御
手段には、緊急通報装置の緊急通報信号の受信がある
と、上記人体検知センサに検知情報の送出を要求して各
人体検知センサの検知情報を収集するとともに、発呼後
上記電話制御装置との間に確立した通話路を介して検知
情報を上記電話制御装置へ送出する手段を備え、上記電
話制御装置には、電話端末から送られてきた人体検知セ
ンサの検知情報を顧客と対応可能なオペレータ対応装置
へ上記ネットワークを通じて通知する手段を備え、上記
顧客データベースには各顧客宅の各人体検知センサの設
置場所の情報と各設置場所に設置されている人体検知セ
ンサを識別する情報とを格納して、オペレータ対応装置
にてネットワークを通じて参照可能としたことを特徴と
する。
【0009】請求項4の発明では、請求項1乃至3の何
れか記載の発明において、上記電話端末に、押し操作時
にオペレータへ送るメッセージと対応関係を持たせたト
ーン信号を上記電話制御装置へ送出させる押しボタンを
備えた入力手段を備え、上記電話制御装置には、上記電
話端末から送出されてきた上記トーン信号を識別して予
めトーン信号に対応関係を持たせたメッセージを、当該
顧客と通話中のオペレータ対応装置へ上記ネットワーク
を通じて通知して該オペレータ対応装置で表示させる手
段を備えていることを特徴とする。
れか記載の発明において、上記電話端末に、押し操作時
にオペレータへ送るメッセージと対応関係を持たせたト
ーン信号を上記電話制御装置へ送出させる押しボタンを
備えた入力手段を備え、上記電話制御装置には、上記電
話端末から送出されてきた上記トーン信号を識別して予
めトーン信号に対応関係を持たせたメッセージを、当該
顧客と通話中のオペレータ対応装置へ上記ネットワーク
を通じて通知して該オペレータ対応装置で表示させる手
段を備えていることを特徴とする。
【0010】請求項5の発明では、請求項1乃至4の何
れかの発明において、上記電話端末には、常時電話端末
周囲の音声を集音して記録するとともに現在時から一定
時間前までの収録した音声を蓄積する集音記録手段を備
えるとともに、発呼後、通話路を確立した上記電話制御
装置から起動用制御信号が送信されくると、上記蓄積手
段の録音動作を停止させてその時点で蓄積している音声
を上記電話制御装置へ送出する制御を少なくとも行う制
御手段を備え、上記電話制御装置には、当該顧客に対応
せるオペレータ対応装置から集音送出要求メッセージが
ネットワークを通じて送られてくると上記起動用制御信
号を顧客側の電話端末へ送出する手段を備えていること
を特徴とする。
れかの発明において、上記電話端末には、常時電話端末
周囲の音声を集音して記録するとともに現在時から一定
時間前までの収録した音声を蓄積する集音記録手段を備
えるとともに、発呼後、通話路を確立した上記電話制御
装置から起動用制御信号が送信されくると、上記蓄積手
段の録音動作を停止させてその時点で蓄積している音声
を上記電話制御装置へ送出する制御を少なくとも行う制
御手段を備え、上記電話制御装置には、当該顧客に対応
せるオペレータ対応装置から集音送出要求メッセージが
ネットワークを通じて送られてくると上記起動用制御信
号を顧客側の電話端末へ送出する手段を備えていること
を特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。
する。
【0012】(実施形態1)図1は本実施形態に対応す
るコールセンターシステムの基本的な全体構成を示して
おり、図示するようにコールセンターXには電話制御装
置1と、複数のオペレータ対応装置2…と、顧客データ
ベース3と、電話制御装置1と各オペレータ対応装置2
…の電話機能との間を接続する内線電話回線4…と、電
話制御装置1と顧客データベース3と各オペレータ対応
装置2…の情報端末機能との間を接続するネットワーク
5と備え、電話制御装置1に接続される加入者回線7の
数をオペレータ対応装置2…の数よりも多くしている。
るコールセンターシステムの基本的な全体構成を示して
おり、図示するようにコールセンターXには電話制御装
置1と、複数のオペレータ対応装置2…と、顧客データ
ベース3と、電話制御装置1と各オペレータ対応装置2
…の電話機能との間を接続する内線電話回線4…と、電
話制御装置1と顧客データベース3と各オペレータ対応
装置2…の情報端末機能との間を接続するネットワーク
5と備え、電話制御装置1に接続される加入者回線7の
数をオペレータ対応装置2…の数よりも多くしている。
【0013】ネットワーク5に接続される顧客データベ
ース3は、サーバー等に構築されているもので、契約を
結んでいる顧客(この場合高齢者を主体とする)がコー
ルセンターXとの間で使用する電話端末6…の電話番
号、顧客の個人情報等、コールセンターXで顧客との間
の対話に必要な情報を格納しており、ネットワークを通
じて電話制御装置1やオペレータ対応装置2…から読み
出し可能となっている。勿論顧客の増減などによりメン
テナンスができるようになっている。
ース3は、サーバー等に構築されているもので、契約を
結んでいる顧客(この場合高齢者を主体とする)がコー
ルセンターXとの間で使用する電話端末6…の電話番
号、顧客の個人情報等、コールセンターXで顧客との間
の対話に必要な情報を格納しており、ネットワークを通
じて電話制御装置1やオペレータ対応装置2…から読み
出し可能となっている。勿論顧客の増減などによりメン
テナンスができるようになっている。
【0014】電話制御装置1は、図2に示すように、装
置全体を統御する制御処理部10と、加入者回線(以下
外線という)7…を介して公衆電話網Yに接続され、外
線7…からの着信を検出するとともに、発呼側からの発
信電話番号通知の有無の検出を行うとともに通知がある
とその発信番号の抽出を行う機能と着信時及び内線から
の発呼時の通話路確立(回線接続)及び通話終了時等の
通話路開放(回線切断)を行う回線監視部11と、内線
電話回線1…を回線監視部11を介して加入者回線(以
下外線という)に切り替え接続する交換機能等を備えた
内線制御部12と、ネットワーク5との間でデータ通信
を行うためのネットワーク制御部13と、回線監視部1
1で抽出された発呼側の電話番号を解析し、この電話番
号が顧客の登録電話番号にあるか否かをネットワーク制
御部13を通じて顧客データベース3に登録されている
顧客データの電話番号を検索する機能を備えた判定部1
4と、制御処理部10の制御の下で、ネットワーク制御
部13によりネットワーク5を通じてオペレータ対応装
置2…との間で行われるデータ通信により送られてくる
オペレータが対応可能となったことを示す情報や逆に対
応不可能となったことを示す情報と、回線接続状態とに
基づいてオペレータ対応装置の稼働状況を記憶する稼働
状況記憶部15と、発信電話番号通知により送られてき
た電話番号を記憶する呼管理記憶部16とから構成され
る。
置全体を統御する制御処理部10と、加入者回線(以下
外線という)7…を介して公衆電話網Yに接続され、外
線7…からの着信を検出するとともに、発呼側からの発
信電話番号通知の有無の検出を行うとともに通知がある
とその発信番号の抽出を行う機能と着信時及び内線から
の発呼時の通話路確立(回線接続)及び通話終了時等の
通話路開放(回線切断)を行う回線監視部11と、内線
電話回線1…を回線監視部11を介して加入者回線(以
下外線という)に切り替え接続する交換機能等を備えた
内線制御部12と、ネットワーク5との間でデータ通信
を行うためのネットワーク制御部13と、回線監視部1
1で抽出された発呼側の電話番号を解析し、この電話番
号が顧客の登録電話番号にあるか否かをネットワーク制
御部13を通じて顧客データベース3に登録されている
顧客データの電話番号を検索する機能を備えた判定部1
4と、制御処理部10の制御の下で、ネットワーク制御
部13によりネットワーク5を通じてオペレータ対応装
置2…との間で行われるデータ通信により送られてくる
オペレータが対応可能となったことを示す情報や逆に対
応不可能となったことを示す情報と、回線接続状態とに
基づいてオペレータ対応装置の稼働状況を記憶する稼働
状況記憶部15と、発信電話番号通知により送られてき
た電話番号を記憶する呼管理記憶部16とから構成され
る。
【0015】ここで内線制御部12の交換機能は、判定
部14から発呼側の電話番号が顧客の登録電話番号であ
ることを示す信号を受け取ると、稼働状況記憶部15の
記憶データから対応可能なオペレータ対応装置2…を検
索し、その内の一つのオペレータ対応装置2の電話機能
に接続している内線電話回線4を回線監視部11側に接
続し、回線監視部11を通じて通話路が確立されている
顧客の電話端末6と当該オペレータ対応装置2との間を
接続する接続機能と、オペレータ対応装置2の電話機能
がオンフックされると、通話路開放を回線監視部11へ
知らせる機能と、対応可能なオペレータ対応装置が無い
場合に、それを回線監視部11へ知らせる機能とからな
る。
部14から発呼側の電話番号が顧客の登録電話番号であ
ることを示す信号を受け取ると、稼働状況記憶部15の
記憶データから対応可能なオペレータ対応装置2…を検
索し、その内の一つのオペレータ対応装置2の電話機能
に接続している内線電話回線4を回線監視部11側に接
続し、回線監視部11を通じて通話路が確立されている
顧客の電話端末6と当該オペレータ対応装置2との間を
接続する接続機能と、オペレータ対応装置2の電話機能
がオンフックされると、通話路開放を回線監視部11へ
知らせる機能と、対応可能なオペレータ対応装置が無い
場合に、それを回線監視部11へ知らせる機能とからな
る。
【0016】回線監視部11は、判定部14から発呼側
の電話番号が顧客の登録電話番号でないことを示す信号
を受け取ると、当該外線7に間違い電話等のメッセージ
を通知した後通話路確立(回線接続)を行う機能と、内
線制御部12から対応するオペレータ対応装置2…が無
いことが知らされると、当該外線7の通話路を確立した
まま、つまり保留状態で当該外線7に繋がっている顧客
の電話端末6へ音声によりオペレータ接続待ち中である
ことを知らせるメッセージを通知する機能と、内線制御
部12から通話路開放を示す信号を受け取ると当該内線
電話回線と接続されていた外線7に対して通話路開放を
行う機能とを備えている。
の電話番号が顧客の登録電話番号でないことを示す信号
を受け取ると、当該外線7に間違い電話等のメッセージ
を通知した後通話路確立(回線接続)を行う機能と、内
線制御部12から対応するオペレータ対応装置2…が無
いことが知らされると、当該外線7の通話路を確立した
まま、つまり保留状態で当該外線7に繋がっている顧客
の電話端末6へ音声によりオペレータ接続待ち中である
ことを知らせるメッセージを通知する機能と、内線制御
部12から通話路開放を示す信号を受け取ると当該内線
電話回線と接続されていた外線7に対して通話路開放を
行う機能とを備えている。
【0017】制御処理部10は、内線制御部12の交換
機能により電話機能が外線7を通じて顧客の電話端末6
と接続されたオペレータ対応装置2に対し、回線接続情
報(相手の電話番号や着信指示メッセージ)をネットワ
ーク制御部13の動作の下でネットワーク5を介して送
信する機能や、通話路開放時に稼働状況記憶部15に記
憶されている稼働状況情報を更新する機能を全体を統御
する機能の一部として備えている。
機能により電話機能が外線7を通じて顧客の電話端末6
と接続されたオペレータ対応装置2に対し、回線接続情
報(相手の電話番号や着信指示メッセージ)をネットワ
ーク制御部13の動作の下でネットワーク5を介して送
信する機能や、通話路開放時に稼働状況記憶部15に記
憶されている稼働状況情報を更新する機能を全体を統御
する機能の一部として備えている。
【0018】オペレータ対応装置2は、図3に示すよう
に全体を統御する制御処理部20と、オペレータが装着
するマイクやヘッドオン等を通じて通話の音声入出力を
行うための音声入出力部21及び音声入出力部21を内
線電話回線4との間で接続したり切断するためのオフフ
ック制御やオンフック制御を行う内線制御部22からな
る電話機能と、ネットワーク5を通じてデータ通信を行
うためのネットワーク制御部23、オペレータが操作す
るキーボードのような操作入力部24、CRTや液晶表
示器などからなる表示部25、顧客情報管理部26から
なる情報端末機能とを備えており、制御処理部20に
は、オペレータが操作入力部24で着席を示す操作を行
うことで電話制御装置1へ対応可能なメッセージを、ま
た席を外す場合に操作入力部24でそれを示す操作を行
うことで対応不可能を示すメッセージを夫々電話制御装
置1へネットワーク制御部23の動作の下でネットワー
ク5を介して送信させる機能や、電話制御装置1から回
線接続情報により相手先電話番号が送られてくると、顧
客データベース3に当該電話番号に該当する顧客の個人
情報を転送させて顧客情報管理部26に格納するととも
に、該顧客の個人情報を表示部25で表示させ且つオペ
レータに対して電話の対応を促す表示を行わせ、また内
線制御部22を動作させて音声入出力部21を内線電話
回線4を通じて通話状態に設定し、ネットワーク制御部
23を通じてオペレータ対応中のメッセージを電話制御
装置1へ送る機能を統御のための機能の一部として備え
ている。このオペレータ対応中のメッセージにより電話
制御装置1では、稼働状況記憶部15の当該オペレータ
対応装置2の稼働情報を更新し、重複した対応要求が出
されるのを防ぐ。
に全体を統御する制御処理部20と、オペレータが装着
するマイクやヘッドオン等を通じて通話の音声入出力を
行うための音声入出力部21及び音声入出力部21を内
線電話回線4との間で接続したり切断するためのオフフ
ック制御やオンフック制御を行う内線制御部22からな
る電話機能と、ネットワーク5を通じてデータ通信を行
うためのネットワーク制御部23、オペレータが操作す
るキーボードのような操作入力部24、CRTや液晶表
示器などからなる表示部25、顧客情報管理部26から
なる情報端末機能とを備えており、制御処理部20に
は、オペレータが操作入力部24で着席を示す操作を行
うことで電話制御装置1へ対応可能なメッセージを、ま
た席を外す場合に操作入力部24でそれを示す操作を行
うことで対応不可能を示すメッセージを夫々電話制御装
置1へネットワーク制御部23の動作の下でネットワー
ク5を介して送信させる機能や、電話制御装置1から回
線接続情報により相手先電話番号が送られてくると、顧
客データベース3に当該電話番号に該当する顧客の個人
情報を転送させて顧客情報管理部26に格納するととも
に、該顧客の個人情報を表示部25で表示させ且つオペ
レータに対して電話の対応を促す表示を行わせ、また内
線制御部22を動作させて音声入出力部21を内線電話
回線4を通じて通話状態に設定し、ネットワーク制御部
23を通じてオペレータ対応中のメッセージを電話制御
装置1へ送る機能を統御のための機能の一部として備え
ている。このオペレータ対応中のメッセージにより電話
制御装置1では、稼働状況記憶部15の当該オペレータ
対応装置2の稼働情報を更新し、重複した対応要求が出
されるのを防ぐ。
【0019】一方、コールセンターXと契約した顧客側
には顧客が身につけるペンダント型や時計型の緊急通報
装置8と、外線7に接続される電話端末6とがコールセ
ンターXより提供されており、電話端末6は図4に示す
ようにマイク61aと、スピーカ61bからなる送受話
器と、この送受話器との間の音声入出力を制御する音声
制御部62と、コールセンターXの電話番号(コールセ
ンターXの電話制御装置1に対応する複数の外線7の電
話番号において大代表若しくは代表として登録されてい
る電話番号)を記憶している電話番号記憶部63と、外
線7との接続/切断等の制御を行うための網制御部65
と、トーン信号からなるダイヤル発呼の信号等を網制御
部65を通じて外線7へ送り出したり、受信したトーン
信号を抽出するための信号判定部66と、全体を統御す
る制御処理部60と、緊急ボタン無線受信部67とで構
成されており、制御処理部60は、緊急ボタン無線受信
部67が緊急通報の電波信号を受信すると、制御処理部
60の制御の下で電話番号記憶部63からコールセンタ
ーXの電話番号を読み出し、網制御部65でオフフック
を行なわせるとともに読み出した電話番号に基づいてダ
イヤル発呼のためのトーン信号を信号判定部66で順次
生成させて外線7に送出させる機能を備え、網制御部6
5はコールセンターX側の電話制御装置1で通路路が確
立されたことを検出すると、音声制御部62を通じて通
話状態にし、またオンフック操作や或いはコールセンタ
ーXの電話制御装置1側で回線切断があったことを検出
すると、回線状態をオンフック状態に戻す機能を有す
る。
には顧客が身につけるペンダント型や時計型の緊急通報
装置8と、外線7に接続される電話端末6とがコールセ
ンターXより提供されており、電話端末6は図4に示す
ようにマイク61aと、スピーカ61bからなる送受話
器と、この送受話器との間の音声入出力を制御する音声
制御部62と、コールセンターXの電話番号(コールセ
ンターXの電話制御装置1に対応する複数の外線7の電
話番号において大代表若しくは代表として登録されてい
る電話番号)を記憶している電話番号記憶部63と、外
線7との接続/切断等の制御を行うための網制御部65
と、トーン信号からなるダイヤル発呼の信号等を網制御
部65を通じて外線7へ送り出したり、受信したトーン
信号を抽出するための信号判定部66と、全体を統御す
る制御処理部60と、緊急ボタン無線受信部67とで構
成されており、制御処理部60は、緊急ボタン無線受信
部67が緊急通報の電波信号を受信すると、制御処理部
60の制御の下で電話番号記憶部63からコールセンタ
ーXの電話番号を読み出し、網制御部65でオフフック
を行なわせるとともに読み出した電話番号に基づいてダ
イヤル発呼のためのトーン信号を信号判定部66で順次
生成させて外線7に送出させる機能を備え、網制御部6
5はコールセンターX側の電話制御装置1で通路路が確
立されたことを検出すると、音声制御部62を通じて通
話状態にし、またオンフック操作や或いはコールセンタ
ーXの電話制御装置1側で回線切断があったことを検出
すると、回線状態をオンフック状態に戻す機能を有す
る。
【0020】ここで本実施形態における電話端末6の音
声制御部62はハンズフリーで通話できるようになって
おり、送話用のマイク61aの感度レベルを上昇させた
り下降させる変更手段と、受話用のスピーカ61bの音
量レベルを上昇させたり下降させる変更手段と、送信と
受信を切り換える手段を備え、これら変更手段や切り換
え手段の制御は信号判定部66が受信抽出する電話制御
装置1側から送られてくるトーン信号からなる制御信号
を制御処理部60が判断し、その判断結果に基づいて行
うようなっており、定常時には所定値に設定している。
声制御部62はハンズフリーで通話できるようになって
おり、送話用のマイク61aの感度レベルを上昇させた
り下降させる変更手段と、受話用のスピーカ61bの音
量レベルを上昇させたり下降させる変更手段と、送信と
受信を切り換える手段を備え、これら変更手段や切り換
え手段の制御は信号判定部66が受信抽出する電話制御
装置1側から送られてくるトーン信号からなる制御信号
を制御処理部60が判断し、その判断結果に基づいて行
うようなっており、定常時には所定値に設定している。
【0021】緊急通報装置8は、図4に示すように、装
置全体を統御する制御処理部80と、緊急通報のための
緊急ボタン81と、この緊急ボタン81の操作信号を取
り込むボタン操作入力部82と、ボタン操作入力部72
が緊急ボタン70の操作信号を取り込むと、制御処理部
00の制御の下で、電波信号で緊急通報信号を発信する
無線出力部83と、電池電源(図示せず)とで構成され
ており、電話端末6側の緊急ボタン無線受信部67との
間の無線通信方式としては、例えば所謂小電力無線方式
が使用される。
置全体を統御する制御処理部80と、緊急通報のための
緊急ボタン81と、この緊急ボタン81の操作信号を取
り込むボタン操作入力部82と、ボタン操作入力部72
が緊急ボタン70の操作信号を取り込むと、制御処理部
00の制御の下で、電波信号で緊急通報信号を発信する
無線出力部83と、電池電源(図示せず)とで構成され
ており、電話端末6側の緊急ボタン無線受信部67との
間の無線通信方式としては、例えば所謂小電力無線方式
が使用される。
【0022】図2乃至図4の構成が本実施形態に用いる
コールセンターシステムに用いる電話制御装置1,オペ
レータ対応装置2,顧客データベース3、及び顧客側の
電話端末6及び緊急通報装置8の基本構成となる。
コールセンターシステムに用いる電話制御装置1,オペ
レータ対応装置2,顧客データベース3、及び顧客側の
電話端末6及び緊急通報装置8の基本構成となる。
【0023】次に本実施形態の動作を図5に基づいて詳
説する。
説する。
【0024】まずコールセンターXでは、オペレータ対
応装置2の前の席にオペレータが着席すると、オペレー
タは操作入力部24の操作を行い、対応可能を示すオペ
レータ着席メッセージを通知するようになっている。ま
た逆に席からはずれる場合にはオペレータは操作入力部
24の操作を行い、対応不可を示すオペレータ退席メッ
セージを通知するようになっている。
応装置2の前の席にオペレータが着席すると、オペレー
タは操作入力部24の操作を行い、対応可能を示すオペ
レータ着席メッセージを通知するようになっている。ま
た逆に席からはずれる場合にはオペレータは操作入力部
24の操作を行い、対応不可を示すオペレータ退席メッ
セージを通知するようになっている。
【0025】電話制御装置1ではメッセージを受け取る
と、稼働状況記憶部15の記憶内容を更新することで、
常に最新の稼働状況を把握するようになっている。
と、稼働状況記憶部15の記憶内容を更新することで、
常に最新の稼働状況を把握するようになっている。
【0026】而して今、顧客が緊急通報装置8の緊急ボ
タン81を押し下げ操作すると、緊急通報装置8の無線
出力部83より、緊急通報信号が発信され、この緊急通
報信号は電話端末6の緊急ボタン無線受信部67で受信
される。この緊急通報信号を受信すると、電話端末6で
は制御処理部60の制御の下で電話番号記憶部63に登
録しているコールセンターXの電話番号を読み出し、網
制御部65によるオフフックと信号判定部66での電話
番号に対応するトーン信号を生成によるダイヤル発呼が
行われる。
タン81を押し下げ操作すると、緊急通報装置8の無線
出力部83より、緊急通報信号が発信され、この緊急通
報信号は電話端末6の緊急ボタン無線受信部67で受信
される。この緊急通報信号を受信すると、電話端末6で
は制御処理部60の制御の下で電話番号記憶部63に登
録しているコールセンターXの電話番号を読み出し、網
制御部65によるオフフックと信号判定部66での電話
番号に対応するトーン信号を生成によるダイヤル発呼が
行われる。
【0027】このダイヤル発呼により公衆電話網Yの交
換機はコールセンターXの空いている外線7に顧客の電
話端末6を接続する。これにより電話制御装置1では回
線監視部11が着信を検出して回線閉結を行い通話路を
確立する。そして発呼した顧客側の電話端末6の電話番
号の発信電話番号通知を交換機より受け取ると、回線監
視部11が通知された電話番号を抽出して呼管理記憶部
16に記憶させ、記憶した電話番号を判定部14へ送
る。
換機はコールセンターXの空いている外線7に顧客の電
話端末6を接続する。これにより電話制御装置1では回
線監視部11が着信を検出して回線閉結を行い通話路を
確立する。そして発呼した顧客側の電話端末6の電話番
号の発信電話番号通知を交換機より受け取ると、回線監
視部11が通知された電話番号を抽出して呼管理記憶部
16に記憶させ、記憶した電話番号を判定部14へ送
る。
【0028】判定部14はこの電話番号が顧客データベ
ース3に登録されているか否かの問い合わせをネットワ
ーク制御部13を通じて顧客データベース3に対して行
う。これによって電話番号検索が行われ、その検索結果
が顧客データベース3から通知されてくると、通知内容
に基づいて次の処理を行う。この場合顧客側からの呼び
出しであるため、通知された電話番号は登録されている
顧客の電話番号として存在しており、存在する旨の通知
がある。この通知を受け取った判定部14では制御処理
部10及び内線制御部11に該当有りの信号を出力す
る。この信号を受け取った制御処理部10は稼働状況記
憶部15の記憶内容から、現在オペレータが在席し且つ
通話中でない対応可能なオペレータ対応装置2を探し出
し、複数有る場合にはその中から適宜に1台のオペレー
タ対応装置2を選択する接続オペレータ判断を行う。そ
してこの選択された当該オペレータ対応装置2に対して
ネット制御部13の動作の下で、ネットワーク5を介し
て当該顧客の電話番号情報と操作情報とを送出し、当該
オペレータ対応装置2の表示部25で表示させる。内線
制御部12は選択されたオペレータ対応装置2の内線電
話回線4を対応する外線7に回線監視部11を通じて接
続してオペレータ対応装置2の電話機能との間で通話路
を形成する内線電話転送処理を行う。
ース3に登録されているか否かの問い合わせをネットワ
ーク制御部13を通じて顧客データベース3に対して行
う。これによって電話番号検索が行われ、その検索結果
が顧客データベース3から通知されてくると、通知内容
に基づいて次の処理を行う。この場合顧客側からの呼び
出しであるため、通知された電話番号は登録されている
顧客の電話番号として存在しており、存在する旨の通知
がある。この通知を受け取った判定部14では制御処理
部10及び内線制御部11に該当有りの信号を出力す
る。この信号を受け取った制御処理部10は稼働状況記
憶部15の記憶内容から、現在オペレータが在席し且つ
通話中でない対応可能なオペレータ対応装置2を探し出
し、複数有る場合にはその中から適宜に1台のオペレー
タ対応装置2を選択する接続オペレータ判断を行う。そ
してこの選択された当該オペレータ対応装置2に対して
ネット制御部13の動作の下で、ネットワーク5を介し
て当該顧客の電話番号情報と操作情報とを送出し、当該
オペレータ対応装置2の表示部25で表示させる。内線
制御部12は選択されたオペレータ対応装置2の内線電
話回線4を対応する外線7に回線監視部11を通じて接
続してオペレータ対応装置2の電話機能との間で通話路
を形成する内線電話転送処理を行う。
【0029】当該オペレータ対応装置2を操作するオペ
レータは表示部25で表示される顧客の電話番号に基づ
いて顧客データベース3に格納されている当該顧客の個
人情報の検索をかける操作を操作入力部24により行
う。これによりネットワーク制御部23を通じて顧客デ
ータベース3には顧客データベース検索の指示が送ら
れ、検索によって抽出された当該顧客の個人情報が顧客
データベース3からオペレータ対応装置2へ転送され
る。この顧客の個人情報は制御処理部40の制御の下で
表示部25で表示され、また同時にオペレータ対応要請
が表示部25に表示される。これら表示を見たオペレー
タは操作入力部24により応答する旨の操作を行うとと
もにオフフック操作して音声入出力部21を内線制御部
22の制御下で内線電話回線4に接続する。また上記の
応答操作によって制御処理部20はネットワーク制御部
23の動作の下で、オペレータ対応中メッセージが電話
制御装置1へ通知される。この通知をネットワーク制御
部13を通じて受けた電話制御装置1の制御処理部10
は稼働状況記憶部15の記憶内容の内、当該オペレータ
対応装置2の状態が通話中であることを示す記憶内容に
更新する。
レータは表示部25で表示される顧客の電話番号に基づ
いて顧客データベース3に格納されている当該顧客の個
人情報の検索をかける操作を操作入力部24により行
う。これによりネットワーク制御部23を通じて顧客デ
ータベース3には顧客データベース検索の指示が送ら
れ、検索によって抽出された当該顧客の個人情報が顧客
データベース3からオペレータ対応装置2へ転送され
る。この顧客の個人情報は制御処理部40の制御の下で
表示部25で表示され、また同時にオペレータ対応要請
が表示部25に表示される。これら表示を見たオペレー
タは操作入力部24により応答する旨の操作を行うとと
もにオフフック操作して音声入出力部21を内線制御部
22の制御下で内線電話回線4に接続する。また上記の
応答操作によって制御処理部20はネットワーク制御部
23の動作の下で、オペレータ対応中メッセージが電話
制御装置1へ通知される。この通知をネットワーク制御
部13を通じて受けた電話制御装置1の制御処理部10
は稼働状況記憶部15の記憶内容の内、当該オペレータ
対応装置2の状態が通話中であることを示す記憶内容に
更新する。
【0030】このような一連の処理が終わると、顧客は
電話端末6のマイク61aと、スピーカ61bとを用い
てオペレータとの間で通話が行えることになり、緊急通
報の実体をオペレータに伝えることができる。通話が行
える状態になると、回線監視部11は保留中メッセージ
送出を停止するのは勿論である。
電話端末6のマイク61aと、スピーカ61bとを用い
てオペレータとの間で通話が行えることになり、緊急通
報の実体をオペレータに伝えることができる。通話が行
える状態になると、回線監視部11は保留中メッセージ
送出を停止するのは勿論である。
【0031】ところで、通話路が確立しても顧客からの
音声がオペレータ側に聞こえない場合、オペレータはオ
ペレータ対応装置2の操作入力部24を用いてマイク/
スピーカ切り換え要求指示、つまり送信/受信の切り換
え要求指示を入力すると、この要求指示のコマンドがネ
ットワーク制御部23の動作の下でネットワーク5を通
じて電話制御装置1へ送出される。このコマンドをネッ
トワーク制御部13を通じて取り込んだ電話制御装置1
の制御処理部10は、電話端末6のマイク61aの感度
レベルの増大/スピーカ61bの音量レベルの増大及び
送信/受信を切り換え指示する制御信号を生成し、回線
監視部11よりトーン信号列として通話路へ送出させ
る。
音声がオペレータ側に聞こえない場合、オペレータはオ
ペレータ対応装置2の操作入力部24を用いてマイク/
スピーカ切り換え要求指示、つまり送信/受信の切り換
え要求指示を入力すると、この要求指示のコマンドがネ
ットワーク制御部23の動作の下でネットワーク5を通
じて電話制御装置1へ送出される。このコマンドをネッ
トワーク制御部13を通じて取り込んだ電話制御装置1
の制御処理部10は、電話端末6のマイク61aの感度
レベルの増大/スピーカ61bの音量レベルの増大及び
送信/受信を切り換え指示する制御信号を生成し、回線
監視部11よりトーン信号列として通話路へ送出させ
る。
【0032】このトーン信号列は、電話端末6の網制御
部65から信号判定部66に取り込まれて抽出され、制
御処理部60に送られる。制御処理部60はトーン信号
列より制御内容を判断し、送話側の切り換え時には音声
制御部62にマイク61aの感度レベル増大を、また受
話側の切り換え時にはスピーカ61bの音量レベル増大
の指示を与える。これに呼応した音声制御部62は夫々
の変更手段により感度レベル或いは、音量レベルとを予
め定めているレベルまで増大する。
部65から信号判定部66に取り込まれて抽出され、制
御処理部60に送られる。制御処理部60はトーン信号
列より制御内容を判断し、送話側の切り換え時には音声
制御部62にマイク61aの感度レベル増大を、また受
話側の切り換え時にはスピーカ61bの音量レベル増大
の指示を与える。これに呼応した音声制御部62は夫々
の変更手段により感度レベル或いは、音量レベルとを予
め定めているレベルまで増大する。
【0033】これにより、電話端末6の周囲の音声を感
度レベルが増大したマイク61aで集音することにな
り、その結果オペレータ側で顧客宅内の音声が聞き取
れ、この音声により顧客が異常かどうかの判断を行うこ
とが可能となり、またオペレータ側からの問いかけの声
がスピーカ61bから大きな声として発せられることに
なり、電話端末6の近くにいない場合にもオペレータの
問いかけの声が顧客に聞こえ、顧客とオペレータとの対
話も可能となり、顧客の状況の確認が可能となる。
度レベルが増大したマイク61aで集音することにな
り、その結果オペレータ側で顧客宅内の音声が聞き取
れ、この音声により顧客が異常かどうかの判断を行うこ
とが可能となり、またオペレータ側からの問いかけの声
がスピーカ61bから大きな声として発せられることに
なり、電話端末6の近くにいない場合にもオペレータの
問いかけの声が顧客に聞こえ、顧客とオペレータとの対
話も可能となり、顧客の状況の確認が可能となる。
【0034】さて状況が判断できたオペレータは操作入
力部24を用いて回線切断操作を行い、これにより内線
制御部22によってオンフック制御され、内線電話回線
4が切断されることになる。そしてオペレータは通話終
了を示す通話終了メッセージ(オペレータ退席メッセー
ジでも良い)を操作入力部24の操作で電話制御装置1
へネットワーク5を通じて通知する。この通知を受けた
電話制御装置1の制御処理部10は稼働状況記憶部15
の記憶内容を更新するとともに。この更新により対応可
能なオペレータ対応装置2ができたことを制御処理部2
0は判断し、以後は上述と同様に処理が為されることに
なる。
力部24を用いて回線切断操作を行い、これにより内線
制御部22によってオンフック制御され、内線電話回線
4が切断されることになる。そしてオペレータは通話終
了を示す通話終了メッセージ(オペレータ退席メッセー
ジでも良い)を操作入力部24の操作で電話制御装置1
へネットワーク5を通じて通知する。この通知を受けた
電話制御装置1の制御処理部10は稼働状況記憶部15
の記憶内容を更新するとともに。この更新により対応可
能なオペレータ対応装置2ができたことを制御処理部2
0は判断し、以後は上述と同様に処理が為されることに
なる。
【0035】また電話端末6の網制御部65では通話路
開放(回線切断)が検知されるとオンフック制御を行
い、またオンフック状態になると、制御処理部60から
はマイク61aの感度レベル及びスピーカ61bの音量
レベルをリセットする指示が音声制御部62に与えら
れ、音声制御部62にはこれに呼応して、マイク61a
の感度レベル及びスピーカ61bの音量レベルを定常状
態に戻すように各変更手段を制御する。
開放(回線切断)が検知されるとオンフック制御を行
い、またオンフック状態になると、制御処理部60から
はマイク61aの感度レベル及びスピーカ61bの音量
レベルをリセットする指示が音声制御部62に与えら
れ、音声制御部62にはこれに呼応して、マイク61a
の感度レベル及びスピーカ61bの音量レベルを定常状
態に戻すように各変更手段を制御する。
【0036】このように本実施形態では、緊急通報が顧
客側からあっても、オペレータとの対話がうまくいかな
い場合にはオペレータ側の判断で、顧客の電話端末6の
マイク61aの感度レベルの増大と、スピーカ61bの
音量レベルの増大とが図れ、異常の判断や、電話端末6
から離れて場所にいる顧客との対話が可能となる。
客側からあっても、オペレータとの対話がうまくいかな
い場合にはオペレータ側の判断で、顧客の電話端末6の
マイク61aの感度レベルの増大と、スピーカ61bの
音量レベルの増大とが図れ、異常の判断や、電話端末6
から離れて場所にいる顧客との対話が可能となる。
【0037】尚上記の実施形態では増大したレベルを戻
すのは通話路開放(回線切断)時であるが、増大させる
場合と同様にオペレータがオペレータ対応装置2からネ
ットワーク5を介してリセット要求を電話制御装置1へ
送ることで、電話制御装置1から電話端末6へトーン信
号列によりリセット制御信号を送出させ、電話端末6で
このリセット制御信号に呼応して音声制御部62により
増大した感度レベルや音量レベルを定常状態に戻すよう
にしても良い。
すのは通話路開放(回線切断)時であるが、増大させる
場合と同様にオペレータがオペレータ対応装置2からネ
ットワーク5を介してリセット要求を電話制御装置1へ
送ることで、電話制御装置1から電話端末6へトーン信
号列によりリセット制御信号を送出させ、電話端末6で
このリセット制御信号に呼応して音声制御部62により
増大した感度レベルや音量レベルを定常状態に戻すよう
にしても良い。
【0038】(実施形態2)実施形態1では、電話制御
装置1からの制御信号を受けて、電話端末6のスピーカ
61bの音量レベルやマイク61aの感度レベルを予め
設定しているレベルまで増大させるようになっている
が、電話端末6と顧客との間の距離によっては、適正な
レベルとは言えない場合がある。そこで本実施形態では
図6に示すように電話端末6の緊急ボタン無線受信部6
7に緊急通報装置8からの緊急通報信号の受信電波の電
界強度を計測する計測部67aを追加し、発呼後上記電
話制御装置1との間で確立している通話路へ制御処理部
60の制御の下で網制御部65を通じて計測データを送
出するようし、他方電話制御装置1には受信した計測デ
ータに基づいて電話端末6と、緊急通報装置8までの距
離、つまり顧客までの距離を推定する推定機能を制御処
理部6に持たせ、その推定距離の情報をネットワーク5
を通じてオペレータ対応装置2へ通知するようにしてい
る。
装置1からの制御信号を受けて、電話端末6のスピーカ
61bの音量レベルやマイク61aの感度レベルを予め
設定しているレベルまで増大させるようになっている
が、電話端末6と顧客との間の距離によっては、適正な
レベルとは言えない場合がある。そこで本実施形態では
図6に示すように電話端末6の緊急ボタン無線受信部6
7に緊急通報装置8からの緊急通報信号の受信電波の電
界強度を計測する計測部67aを追加し、発呼後上記電
話制御装置1との間で確立している通話路へ制御処理部
60の制御の下で網制御部65を通じて計測データを送
出するようし、他方電話制御装置1には受信した計測デ
ータに基づいて電話端末6と、緊急通報装置8までの距
離、つまり顧客までの距離を推定する推定機能を制御処
理部6に持たせ、その推定距離の情報をネットワーク5
を通じてオペレータ対応装置2へ通知するようにしてい
る。
【0039】而して緊急通報後、顧客が電話端末6に出
てこない場合には、オペレータはオペレータ対応装置2
の表示部25に表示される推定距離から最適な電話端末
6のマイク61aの感度レベルやスピーカ61bの音量
レベルを判断し、オペレータ対応装置2の操作入力部2
4を用いてマイク/スピーカ切り換え要求指示とともに
所望するレベル値を入力する。
てこない場合には、オペレータはオペレータ対応装置2
の表示部25に表示される推定距離から最適な電話端末
6のマイク61aの感度レベルやスピーカ61bの音量
レベルを判断し、オペレータ対応装置2の操作入力部2
4を用いてマイク/スピーカ切り換え要求指示とともに
所望するレベル値を入力する。
【0040】この要求指示のコマンド及びレベル値がネ
ットワーク制御部23の動作の下でネットワーク5を通
じて電話制御装置1へ送出されると、電話制御装置1の
制御処理部10は、電話端末6のマイク61aの感度レ
ベル及びスピーカ61bの音量レベルを所定値に増大さ
せる制御信号を生成し、回線監視部11よりトーン信号
列として通話路へ送出させる。
ットワーク制御部23の動作の下でネットワーク5を通
じて電話制御装置1へ送出されると、電話制御装置1の
制御処理部10は、電話端末6のマイク61aの感度レ
ベル及びスピーカ61bの音量レベルを所定値に増大さ
せる制御信号を生成し、回線監視部11よりトーン信号
列として通話路へ送出させる。
【0041】このトーン信号列は、電話端末6の網制御
部65から信号判定部66に取り込まれて抽出され、制
御処理部60に送られる。制御処理部60はトーン信号
列より制御内容を判断し、音声制御部62にマイク61
aの感度レベルと、スピーカ61bの音量レベルを所定
値まで増大させる指示を与える。これに呼応した音声制
御部62は夫々の変更手段により感度レベルと、音量レ
ベルとを所定値まで増大させる制御を行う。
部65から信号判定部66に取り込まれて抽出され、制
御処理部60に送られる。制御処理部60はトーン信号
列より制御内容を判断し、音声制御部62にマイク61
aの感度レベルと、スピーカ61bの音量レベルを所定
値まで増大させる指示を与える。これに呼応した音声制
御部62は夫々の変更手段により感度レベルと、音量レ
ベルとを所定値まで増大させる制御を行う。
【0042】これにより、電話端末6の周囲の音声を顧
客までの距離に対応した所定の感度レベルに設定された
マイク61aで集音することができ、その結果集音され
た音がオペレータ側で聞き取れて、音声により顧客が異
常かどうかの判断を行うことが可能となり、またオペレ
ータ側からの問いかけの声がスピーカ61bから所定の
音量レベルで大きな声として発せられることになり、電
話端末6の近くにいない場合にもオペレータの問いかけ
の声が顧客に聞こえ、結果顧客とオペレータとの対話が
可能となり、顧客の状況の確認が可能となる。
客までの距離に対応した所定の感度レベルに設定された
マイク61aで集音することができ、その結果集音され
た音がオペレータ側で聞き取れて、音声により顧客が異
常かどうかの判断を行うことが可能となり、またオペレ
ータ側からの問いかけの声がスピーカ61bから所定の
音量レベルで大きな声として発せられることになり、電
話端末6の近くにいない場合にもオペレータの問いかけ
の声が顧客に聞こえ、結果顧客とオペレータとの対話が
可能となり、顧客の状況の確認が可能となる。
【0043】尚上記の実施形態では増大したレベルを戻
すのは通話路開放(回線切断)時であるが、増大させる
場合と同様にオペレータがオペレータ対応装置2からネ
ットワーク5を介してリセット要求を電話制御装置1へ
送ることで、電話制御装置1から電話端末6へトーン信
号列によりリセット制御信号を送出させ、電話端末6で
このリセット制御信号に呼応して音声制御部62により
増大した感度レベルや音量レベルを定常状態に戻すよう
にしても良い。 (実施形態3)上記実施形態2では緊急通報信号の受信
強度により、顧客と電話端末6までの距離をオペレータ
側で把握できるようにしているが、家の間取りなどの状
況を考慮していない。
すのは通話路開放(回線切断)時であるが、増大させる
場合と同様にオペレータがオペレータ対応装置2からネ
ットワーク5を介してリセット要求を電話制御装置1へ
送ることで、電話制御装置1から電話端末6へトーン信
号列によりリセット制御信号を送出させ、電話端末6で
このリセット制御信号に呼応して音声制御部62により
増大した感度レベルや音量レベルを定常状態に戻すよう
にしても良い。 (実施形態3)上記実施形態2では緊急通報信号の受信
強度により、顧客と電話端末6までの距離をオペレータ
側で把握できるようにしているが、家の間取りなどの状
況を考慮していない。
【0044】そこで本実施形態では、図7に示すよう
に、実施形態1の構成に加えて、顧客宅の所定位置に夫
々識別可能な番号を付した人体検知センサ9…を設置す
るとともに、これら人体検知センサ9…の検知情報を取
り込む信号処理部90を設け、電話端末6の制御処理部
60からの要求に応じて各人体検知センサ9…の検知情
報を人体検知センサ9の識別番号情報とともに信号処理
部90から制御処理部60へ送るようにしている。そし
て、制御処理部60には、緊急通報装置8からの緊急通
報信号の受信があると、人体検知センサ9…の検知情報
及び番号情報を信号処理部90に対して要求し、送出さ
れてきた各人体検知センサ9…の検知情報及び識別番号
情報を収集する機能と、発呼後上記電話制御装置1との
間に確立した通話路を介して検知情報及び番号情報をト
ーン信号列で回線監視部11より送出させる機能とを設
けている。
に、実施形態1の構成に加えて、顧客宅の所定位置に夫
々識別可能な番号を付した人体検知センサ9…を設置す
るとともに、これら人体検知センサ9…の検知情報を取
り込む信号処理部90を設け、電話端末6の制御処理部
60からの要求に応じて各人体検知センサ9…の検知情
報を人体検知センサ9の識別番号情報とともに信号処理
部90から制御処理部60へ送るようにしている。そし
て、制御処理部60には、緊急通報装置8からの緊急通
報信号の受信があると、人体検知センサ9…の検知情報
及び番号情報を信号処理部90に対して要求し、送出さ
れてきた各人体検知センサ9…の検知情報及び識別番号
情報を収集する機能と、発呼後上記電話制御装置1との
間に確立した通話路を介して検知情報及び番号情報をト
ーン信号列で回線監視部11より送出させる機能とを設
けている。
【0045】また電話制御装置1には、電話端末6から
送られてきた人体検知センサ9…の検知情報を顧客と対
応するオペレータ対応装置2へネットワーク5を通じて
通知するようしている。
送られてきた人体検知センサ9…の検知情報を顧客と対
応するオペレータ対応装置2へネットワーク5を通じて
通知するようしている。
【0046】また顧客データベース3には各顧客宅の各
人体検知センサ9の設置場所を示す地図情報と各設置場
所に設置されている人体検知センサ9を識別する番号情
報とを格納し、オペレータ対応装置2にてネットワーク
5を通じて参照可能としている。
人体検知センサ9の設置場所を示す地図情報と各設置場
所に設置されている人体検知センサ9を識別する番号情
報とを格納し、オペレータ対応装置2にてネットワーク
5を通じて参照可能としている。
【0047】而して緊急通報後、顧客が電話端末6に出
てこない場合には、オペレータはオペレータ対応装置2
の表示部25に表示される顧客宅の人体検知センサ9…
の検知情報に対応して、顧客データベース3から顧客宅
の人体検知センサ9の設置場所を示す地図情報と、設置
している人体検知センサ9の番号情報とを読み出す操作
を操作入力部24で行う。この操作によりネットワーク
5を通じて顧客データベース3からこれら情報が読み出
され、オペレータ対応装置2に送られくることになる。
オペレータ対応装置2の制御処理部20は人体検知セン
サ9…番号情報と地図情報を参照し、電話端末6から送
られてきている人体検知センサ9…検知情報と番号情報
に基づいて、表示部25で顧客の居る場所を地図上で表
示させる機能を備えており、表示部24で表示される地
図によりオペレータは顧客が顧客宅の何処にいるかを知
ることができる。
てこない場合には、オペレータはオペレータ対応装置2
の表示部25に表示される顧客宅の人体検知センサ9…
の検知情報に対応して、顧客データベース3から顧客宅
の人体検知センサ9の設置場所を示す地図情報と、設置
している人体検知センサ9の番号情報とを読み出す操作
を操作入力部24で行う。この操作によりネットワーク
5を通じて顧客データベース3からこれら情報が読み出
され、オペレータ対応装置2に送られくることになる。
オペレータ対応装置2の制御処理部20は人体検知セン
サ9…番号情報と地図情報を参照し、電話端末6から送
られてきている人体検知センサ9…検知情報と番号情報
に基づいて、表示部25で顧客の居る場所を地図上で表
示させる機能を備えており、表示部24で表示される地
図によりオペレータは顧客が顧客宅の何処にいるかを知
ることができる。
【0048】これによりオペレータは、電話端末6の位
置と顧客の位置とを把握し、最適な電話端末6のマイク
61aの感度レベルやスピーカ61bの音量レベルを判
断し、オペレータ対応装置2の操作入力部24を用いて
マイク/スピーカ切り換え要求指示とともに所望するレ
ベル値を入力する。この要求指示のコマンド及びレベル
値がネットワーク制御部23の動作の下でネットワーク
5を通じて電話制御装置1へ送出されると、電話制御装
置1の制御処理部10は、電話端末6のマイク61aの
感度レベル及びスピーカ61bの音量レベルを所定値に
増大させる制御信号を生成し、回線監視部11よりトー
ン信号列として通話路へ送出させる。
置と顧客の位置とを把握し、最適な電話端末6のマイク
61aの感度レベルやスピーカ61bの音量レベルを判
断し、オペレータ対応装置2の操作入力部24を用いて
マイク/スピーカ切り換え要求指示とともに所望するレ
ベル値を入力する。この要求指示のコマンド及びレベル
値がネットワーク制御部23の動作の下でネットワーク
5を通じて電話制御装置1へ送出されると、電話制御装
置1の制御処理部10は、電話端末6のマイク61aの
感度レベル及びスピーカ61bの音量レベルを所定値に
増大させる制御信号を生成し、回線監視部11よりトー
ン信号列として通話路へ送出させる。
【0049】このトーン信号列は、電話端末6の網制御
部65から信号判定部66に取り込まれて抽出され、制
御処理部60に送られる。制御処理部60はトーン信号
列より制御内容を判断し、音声制御部62にマイク61
aの感度レベルと、スピーカ61bの音量レベルを所定
値まで増大させる指示を与える。これに呼応した音声制
御部62は夫々の変更手段により感度レベルと、音量レ
ベルとを所定値まで増大する。
部65から信号判定部66に取り込まれて抽出され、制
御処理部60に送られる。制御処理部60はトーン信号
列より制御内容を判断し、音声制御部62にマイク61
aの感度レベルと、スピーカ61bの音量レベルを所定
値まで増大させる指示を与える。これに呼応した音声制
御部62は夫々の変更手段により感度レベルと、音量レ
ベルとを所定値まで増大する。
【0050】これにより、電話端末6の周囲の音声を顧
客の位置に対応した所定の感度レベルに設定されたマイ
ク61aで集音することができ、その結果集音された音
がオペレータ側で聞き取れて、音声により異常かどうか
の判断を行うことが可能となり、またオペレータ側から
の問いかけの声がスピーカ61bから所定の音量レベル
で大きな声として発せられることになり、電話端末6の
近くにいない場合にもオペレータの問いかけの声が顧客
に聞こえ、マイク61aの感度レベルの増大化と併せて
顧客とオペレータとの対話が可能となり、顧客の状況の
確認が可能となる。
客の位置に対応した所定の感度レベルに設定されたマイ
ク61aで集音することができ、その結果集音された音
がオペレータ側で聞き取れて、音声により異常かどうか
の判断を行うことが可能となり、またオペレータ側から
の問いかけの声がスピーカ61bから所定の音量レベル
で大きな声として発せられることになり、電話端末6の
近くにいない場合にもオペレータの問いかけの声が顧客
に聞こえ、マイク61aの感度レベルの増大化と併せて
顧客とオペレータとの対話が可能となり、顧客の状況の
確認が可能となる。
【0051】尚上記実施形態では増大したレベルを戻す
のは通話路開放(回線切断)時であるが、増大させる場
合と同様にオペレータがオペレータ対応装置2からネッ
トワーク5を介してリセット要求を電話制御装置1へ送
ることで、電話制御装置1から電話端末6へトーン信号
列によりリセット制御信号を送出させ、電話端末6でこ
のリセット制御信号に呼応して音声制御部62により増
大した感度レベルや音量レベルを定常状態に戻すように
しても良い。
のは通話路開放(回線切断)時であるが、増大させる場
合と同様にオペレータがオペレータ対応装置2からネッ
トワーク5を介してリセット要求を電話制御装置1へ送
ることで、電話制御装置1から電話端末6へトーン信号
列によりリセット制御信号を送出させ、電話端末6でこ
のリセット制御信号に呼応して音声制御部62により増
大した感度レベルや音量レベルを定常状態に戻すように
しても良い。
【0052】(実施形態4)本実施形態は、実施形態1
の構成に加えて、顧客側の電話端末6に、押し操作時に
オペレータへ送るメッセージと対応関係を持たせたトー
ン信号を上記電話制御装置へ送出させる押しボタンを備
えた操作入力部68を図8に示すように備え、また電話
制御装置1に、電話端末6から送出されてきた上記トー
ン信号を識別して予めトーン信号に対応関係を持たせた
メッセージを、当該顧客と対応中のオペレータ対応装置
2へネットワーク5を通じて通知して該オペレータ対応
装置5で表示させる手段を備えている点に特徴がある。
上記操作入力部68は通常の電話操作に用いる操作入力
部と兼用させても良い。
の構成に加えて、顧客側の電話端末6に、押し操作時に
オペレータへ送るメッセージと対応関係を持たせたトー
ン信号を上記電話制御装置へ送出させる押しボタンを備
えた操作入力部68を図8に示すように備え、また電話
制御装置1に、電話端末6から送出されてきた上記トー
ン信号を識別して予めトーン信号に対応関係を持たせた
メッセージを、当該顧客と対応中のオペレータ対応装置
2へネットワーク5を通じて通知して該オペレータ対応
装置5で表示させる手段を備えている点に特徴がある。
上記操作入力部68は通常の電話操作に用いる操作入力
部と兼用させても良い。
【0053】而して緊急通報後、顧客が電話端末6に出
てこない場合には、オペレータは上述したように電話端
末6のマイク61aの感度レベルやスピーカ61bの音
量レベルを増大させ、顧客6に呼びかける点では上述の
実施形態1乃至3と同様であるが、声は出せないが電話
端末6の操作入力部68のボタン操作が可能な場合を想
定してボタン操作により返事をするように呼びかける。
てこない場合には、オペレータは上述したように電話端
末6のマイク61aの感度レベルやスピーカ61bの音
量レベルを増大させ、顧客6に呼びかける点では上述の
実施形態1乃至3と同様であるが、声は出せないが電話
端末6の操作入力部68のボタン操作が可能な場合を想
定してボタン操作により返事をするように呼びかける。
【0054】これに呼応して操作入力部68の所定のボ
タン操作を顧客が行うと、電話端末6から制御処理部6
0の制御の下で信号判定部66を通じて操作順にトーン
信号が網制御部65を通じて電話制御装置1側へ送出さ
れることになる。
タン操作を顧客が行うと、電話端末6から制御処理部6
0の制御の下で信号判定部66を通じて操作順にトーン
信号が網制御部65を通じて電話制御装置1側へ送出さ
れることになる。
【0055】電話制御装置1では回線制御部11を通じ
て電話端末6より送られてくるトーン信号列を制御処理
部10が取り込み、予め設定しているトーン信号列と対
応関係を持たせたメッセージを判断し、該メッセージを
ネットワーク制御部13の動作の下でネットワーク5を
介して対応中のオペレータ対応装置2へ送る。
て電話端末6より送られてくるトーン信号列を制御処理
部10が取り込み、予め設定しているトーン信号列と対
応関係を持たせたメッセージを判断し、該メッセージを
ネットワーク制御部13の動作の下でネットワーク5を
介して対応中のオペレータ対応装置2へ送る。
【0056】オペレータ対応装置2では制御処理部20
の制御の下で表示部25にメッセージを表示する。これ
によりオペレータは顧客の返事としてメッセージを受け
取り、顧客の状況を知ることができるのである。
の制御の下で表示部25にメッセージを表示する。これ
によりオペレータは顧客の返事としてメッセージを受け
取り、顧客の状況を知ることができるのである。
【0057】本実施形態の構成は実施形態1の構成以外
に、実施形態2或いは3の構成と組み合わせても良い。
に、実施形態2或いは3の構成と組み合わせても良い。
【0058】(実施形態5)上記実施形態1乃至4では
顧客が話せる状態或いは操作できる状態を前提としてい
るが、全く話せない状態や操作できない状態が起きた場
合には対応できない。そこで本実施形態では図9に示す
ように顧客側の電話端末6に、実施形態1の何れかの構
成に加えて、常時電話端末6の周囲の音声を集音して記
録するとともに現在時から一定時間前までの収録した音
声を蓄積する集音記録部69を備えるとともに、発呼
後、通話路を確立した上記電話制御装置1からトーン信
号列からなる起動用制御信号が送信されくると、上記集
音記録部69の録音動作を停止させてその時点で蓄積し
ている音声を電話制御装置1へ送出する制御を少なくと
も行う機能を制御処理部60に持たせている。
顧客が話せる状態或いは操作できる状態を前提としてい
るが、全く話せない状態や操作できない状態が起きた場
合には対応できない。そこで本実施形態では図9に示す
ように顧客側の電話端末6に、実施形態1の何れかの構
成に加えて、常時電話端末6の周囲の音声を集音して記
録するとともに現在時から一定時間前までの収録した音
声を蓄積する集音記録部69を備えるとともに、発呼
後、通話路を確立した上記電話制御装置1からトーン信
号列からなる起動用制御信号が送信されくると、上記集
音記録部69の録音動作を停止させてその時点で蓄積し
ている音声を電話制御装置1へ送出する制御を少なくと
も行う機能を制御処理部60に持たせている。
【0059】一方、電話制御装置1は、当該顧客に対応
せるオペレータ対応装置2から集音送出要求メッセージ
がネットワーク5を通じて送られてくると上記起動用制
御信号をトーン信号列として回線監視部11を通じて顧
客側の電話端末6へ送出させる機能を制御処理部10に
持たせている。
せるオペレータ対応装置2から集音送出要求メッセージ
がネットワーク5を通じて送られてくると上記起動用制
御信号をトーン信号列として回線監視部11を通じて顧
客側の電話端末6へ送出させる機能を制御処理部10に
持たせている。
【0060】而して緊急通報後、オペレータの呼びかけ
に対しても全く顧客が電話端末6に出てこない場合に
は、オペレータはオペレータ対応装置2の操作入力部2
4を操作することで、制御処理部20の制御の下で、ネ
ットワーク5及びネットワーク制御部13を通じて集音
送出要求メッセージを電話制御装置1へ送る。このメッ
セージを受け取った電話制御装置1は制御処理部10の
制御の下で、回線監視部11を通じてトーン信号列によ
り起動用制御信号を電話端末6へ送出する。
に対しても全く顧客が電話端末6に出てこない場合に
は、オペレータはオペレータ対応装置2の操作入力部2
4を操作することで、制御処理部20の制御の下で、ネ
ットワーク5及びネットワーク制御部13を通じて集音
送出要求メッセージを電話制御装置1へ送る。このメッ
セージを受け取った電話制御装置1は制御処理部10の
制御の下で、回線監視部11を通じてトーン信号列によ
り起動用制御信号を電話端末6へ送出する。
【0061】一方電話端末6の集音録音部69は常時送
話用マイク61aを通じて周囲の音声を録音するととも
に、現時点から一定時間前の蓄積する動作を行ってい
る。そして上記電話制御装置1からの上記起動用制御信
号が受信され、これに対応して電話端末6の制御処理部
60から起動信号が音声制御部62を通じて送られくる
と、集音録音部69は上記の録音動作を一旦停止して、
停止時点から一定時間前までの蓄積した音声を一定時間
前から順次再生し、その再生音声を網制御部65を通じ
て電話制御装置1へ送る。これにより電話端末6との間
で通話路を確立しているオペレータ対応装置2の電話機
能ではこの音声が聞こえることになり、オペレータは一
定時間までの顧客の動きを音声で推測することができる
ことになる。
話用マイク61aを通じて周囲の音声を録音するととも
に、現時点から一定時間前の蓄積する動作を行ってい
る。そして上記電話制御装置1からの上記起動用制御信
号が受信され、これに対応して電話端末6の制御処理部
60から起動信号が音声制御部62を通じて送られくる
と、集音録音部69は上記の録音動作を一旦停止して、
停止時点から一定時間前までの蓄積した音声を一定時間
前から順次再生し、その再生音声を網制御部65を通じ
て電話制御装置1へ送る。これにより電話端末6との間
で通話路を確立しているオペレータ対応装置2の電話機
能ではこの音声が聞こえることになり、オペレータは一
定時間までの顧客の動きを音声で推測することができる
ことになる。
【0062】尚上記再生動作はオペレータ対応装置2か
らオペレータの操作による停止要求メッセージの送出に
伴う、電話制御装置1から送信されるトーン信号列の停
止制御信号の受信時若しくは回線切断時に停止され、集
音録音記録部69は通常録音と蓄積の動作に戻ることに
なる。
らオペレータの操作による停止要求メッセージの送出に
伴う、電話制御装置1から送信されるトーン信号列の停
止制御信号の受信時若しくは回線切断時に停止され、集
音録音記録部69は通常録音と蓄積の動作に戻ることに
なる。
【0063】本実施形態の構成は、実施形態1の構成以
外に、実施形態2或いは3の構成、又は4の構成と組み
合わせても良い。
外に、実施形態2或いは3の構成、又は4の構成と組み
合わせても良い。
【0064】
【発明の効果】請求項1の発明は、上記のように構成し
たコールセンターシステムにおいて、、顧客側電話端末
には、携帯型の緊急通報装置からの電波信号による緊急
通報信号を受信する無線受信手段と、該無線受信手段が
緊急通報信号を受信すると電話制御装置の電話番号を発
呼する電話制御手段と、通話路確立後、ハンズフリーで
通話が可能な送受話部とを備え、送受話部には、送信/
受信の切り替え手段と、送受話部の送話用マイクの感度
レベルの変更手段と、受話用スピーカの音量レベルの変
更手段と、確立された通話路を介して電話制御手段で受
信される制御信号に基づいて上記切り替え手段による送
信と受信との切り替え制御、送話用マイクの感度レベル
の変更手段による感度レベルの変更制御、受話用スピー
カの音量レベルの変更手段による音量変更制御とを行う
制御手段とを備えているので、緊急通報発信後、顧客と
オペレータとの対話ができない状態が生じた場合、オペ
レータのオペレータ対応装置の操作で電話端末の送話用
マイクの感度レベルや受話用スピーカの音量レベルを増
大させることができ、そのため電話端末付近の音声を集
音してオペレータが聞くことにより異常の判断が可能と
なり、また大きな音量で顧客に受話用スピーカを通じて
呼びかけることができて、顧客の対話も可能となって状
況の判断が容易となり、そのため緊急事態に対する迅速
な対処ができるという効果がある。
たコールセンターシステムにおいて、、顧客側電話端末
には、携帯型の緊急通報装置からの電波信号による緊急
通報信号を受信する無線受信手段と、該無線受信手段が
緊急通報信号を受信すると電話制御装置の電話番号を発
呼する電話制御手段と、通話路確立後、ハンズフリーで
通話が可能な送受話部とを備え、送受話部には、送信/
受信の切り替え手段と、送受話部の送話用マイクの感度
レベルの変更手段と、受話用スピーカの音量レベルの変
更手段と、確立された通話路を介して電話制御手段で受
信される制御信号に基づいて上記切り替え手段による送
信と受信との切り替え制御、送話用マイクの感度レベル
の変更手段による感度レベルの変更制御、受話用スピー
カの音量レベルの変更手段による音量変更制御とを行う
制御手段とを備えているので、緊急通報発信後、顧客と
オペレータとの対話ができない状態が生じた場合、オペ
レータのオペレータ対応装置の操作で電話端末の送話用
マイクの感度レベルや受話用スピーカの音量レベルを増
大させることができ、そのため電話端末付近の音声を集
音してオペレータが聞くことにより異常の判断が可能と
なり、また大きな音量で顧客に受話用スピーカを通じて
呼びかけることができて、顧客の対話も可能となって状
況の判断が容易となり、そのため緊急事態に対する迅速
な対処ができるという効果がある。
【0065】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記無線受信部には上記緊急通報装置からの緊急
通報信号の受信電波の電界強度を計測し、発呼後上記電
話制御装置との間で確立している通話路を介して計測デ
ータを電話制御手段より電話制御装置へ送出させる計測
手段を備え、上記電話制御装置には受信した計測データ
に基づいて上記電話端末と、上記緊急通報装置までの距
離を推定し、その推定距離を上記オペレータ対応装置へ
通知する手段を備えているので、電話端末と顧客との間
の距離をオペレータが知ることができ、緊急通報発信
後、顧客とオペレータとの対話ができない状態が生じ、
オペレータのオペレータ対応装置の操作で電話端末の送
話用マイクの感度レベルや受話用スピーカの音量レベル
を増大させる場合に距離に合った適正なレベルに設定す
ることができ、そのため集音による異常の判断がより確
実に行え、また受話用スピーカを通じて呼びかけること
も距離に応じた音量ででき、顧客の対話も容易に行え、
そのため緊急事態に対する迅速な対処ができるという効
果がある。
いて、上記無線受信部には上記緊急通報装置からの緊急
通報信号の受信電波の電界強度を計測し、発呼後上記電
話制御装置との間で確立している通話路を介して計測デ
ータを電話制御手段より電話制御装置へ送出させる計測
手段を備え、上記電話制御装置には受信した計測データ
に基づいて上記電話端末と、上記緊急通報装置までの距
離を推定し、その推定距離を上記オペレータ対応装置へ
通知する手段を備えているので、電話端末と顧客との間
の距離をオペレータが知ることができ、緊急通報発信
後、顧客とオペレータとの対話ができない状態が生じ、
オペレータのオペレータ対応装置の操作で電話端末の送
話用マイクの感度レベルや受話用スピーカの音量レベル
を増大させる場合に距離に合った適正なレベルに設定す
ることができ、そのため集音による異常の判断がより確
実に行え、また受話用スピーカを通じて呼びかけること
も距離に応じた音量ででき、顧客の対話も容易に行え、
そのため緊急事態に対する迅速な対処ができるという効
果がある。
【0066】請求項3の発明では、顧客宅に上記電話端
末の電話制御手段からの要求に応じて検知情報を電話制
御手段へ送出する人体検知センサを設け、上記電話制御
手段には、緊急通報装置の緊急通報信号の受信がある
と、上記人体検知センサに検知情報の送出を要求して各
人体検知センサの検知情報を収集するとともに、発呼後
上記電話制御装置との間に確立した通話路を介して検知
情報を上記電話制御装置へ送出する手段を備え、上記電
話制御装置には、電話端末から送られてきた人体検知セ
ンサの検知情報を顧客と対応可能なオペレータ対応装置
へ上記ネットワークを通じて通知する手段を備え、上記
顧客データベースには各顧客宅の各人体検知センサの設
置場所の情報と各設置場所に設置されている人体検知セ
ンサを識別する情報とを格納して、オペレータ対応装置
にてネットワークを通じて参照可能としたので、顧客の
いる場所と電話端末との位置関係をオペレータが知るこ
とができ、緊急通報発信後、顧客とオペレータとの対話
ができない状態が生じ、オペレータのオペレータ対応装
置の操作で電話端末の送話用マイクの感度レベルや受話
用スピーカの音量レベルを増大させる場合に顧客の位置
に合った適正なレベルに設定することができ、そのため
集音による異常の判断がより確実に行え、また受話用ス
ピーカを通じて呼びかけることも距離に応じた音量でで
き、顧客の対話もより容易に行え、そのため緊急事態に
対する迅速な対処ができるという効果がある。
末の電話制御手段からの要求に応じて検知情報を電話制
御手段へ送出する人体検知センサを設け、上記電話制御
手段には、緊急通報装置の緊急通報信号の受信がある
と、上記人体検知センサに検知情報の送出を要求して各
人体検知センサの検知情報を収集するとともに、発呼後
上記電話制御装置との間に確立した通話路を介して検知
情報を上記電話制御装置へ送出する手段を備え、上記電
話制御装置には、電話端末から送られてきた人体検知セ
ンサの検知情報を顧客と対応可能なオペレータ対応装置
へ上記ネットワークを通じて通知する手段を備え、上記
顧客データベースには各顧客宅の各人体検知センサの設
置場所の情報と各設置場所に設置されている人体検知セ
ンサを識別する情報とを格納して、オペレータ対応装置
にてネットワークを通じて参照可能としたので、顧客の
いる場所と電話端末との位置関係をオペレータが知るこ
とができ、緊急通報発信後、顧客とオペレータとの対話
ができない状態が生じ、オペレータのオペレータ対応装
置の操作で電話端末の送話用マイクの感度レベルや受話
用スピーカの音量レベルを増大させる場合に顧客の位置
に合った適正なレベルに設定することができ、そのため
集音による異常の判断がより確実に行え、また受話用ス
ピーカを通じて呼びかけることも距離に応じた音量でで
き、顧客の対話もより容易に行え、そのため緊急事態に
対する迅速な対処ができるという効果がある。
【0067】請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れ
か記載の発明において、上記電話端末に、押し操作時に
オペレータへ送るメッセージと対応関係を持たせたトー
ン信号を上記電話制御装置へ送出させる押しボタンを備
えた入力手段を備え、上記電話制御装置には、上記電話
端末から送出されてきた上記トーン信号を識別して予め
トーン信号に対応関係を持たせたメッセージを、当該顧
客と通話中のオペレータ対応装置へ上記ネットワークを
通じて通知して該オペレータ対応装置で表示させる手段
を備えているので、対話ができない状態に陥っているが
押しボタン操作ができる顧客に対してオペレータの呼び
かけに返答させることができ、その結果顧客の状況を判
断することができる、そのため緊急事態に対する迅速な
対処ができるという効果がある。
か記載の発明において、上記電話端末に、押し操作時に
オペレータへ送るメッセージと対応関係を持たせたトー
ン信号を上記電話制御装置へ送出させる押しボタンを備
えた入力手段を備え、上記電話制御装置には、上記電話
端末から送出されてきた上記トーン信号を識別して予め
トーン信号に対応関係を持たせたメッセージを、当該顧
客と通話中のオペレータ対応装置へ上記ネットワークを
通じて通知して該オペレータ対応装置で表示させる手段
を備えているので、対話ができない状態に陥っているが
押しボタン操作ができる顧客に対してオペレータの呼び
かけに返答させることができ、その結果顧客の状況を判
断することができる、そのため緊急事態に対する迅速な
対処ができるという効果がある。
【0068】請求項5の発明では、請求項1乃至4の何
れかの発明において、上記電話端末には、常時電話端末
周囲の音声を集音して記録するとともに現在時から一定
時間前までの収録した音声を蓄積する集音記録手段を備
えるとともに、発呼後、通話路を確立した上記電話制御
装置から起動用制御信号が送信されくると、上記蓄積手
段の録音動作を停止させてその時点で蓄積している音声
を上記電話制御装置へ送出する制御を少なくとも行う制
御手段を備え、上記電話制御装置には、当該顧客に対応
せるオペレータ対応装置から集音送出要求メッセージが
ネットワークを通じて送られてくると上記起動用制御信
号を顧客側の電話端末へ送出する手段を備えているの
で、オペレータの呼びかけに顧客が応答しない場合に
は、現時点から一定時間前までの顧客の状況を蓄積して
いる音声によって緊急通報する前の顧客の様子を推測す
ることができ、そのため緊急事態に対する迅速な対処が
できるという効果がある。
れかの発明において、上記電話端末には、常時電話端末
周囲の音声を集音して記録するとともに現在時から一定
時間前までの収録した音声を蓄積する集音記録手段を備
えるとともに、発呼後、通話路を確立した上記電話制御
装置から起動用制御信号が送信されくると、上記蓄積手
段の録音動作を停止させてその時点で蓄積している音声
を上記電話制御装置へ送出する制御を少なくとも行う制
御手段を備え、上記電話制御装置には、当該顧客に対応
せるオペレータ対応装置から集音送出要求メッセージが
ネットワークを通じて送られてくると上記起動用制御信
号を顧客側の電話端末へ送出する手段を備えているの
で、オペレータの呼びかけに顧客が応答しない場合に
は、現時点から一定時間前までの顧客の状況を蓄積して
いる音声によって緊急通報する前の顧客の様子を推測す
ることができ、そのため緊急事態に対する迅速な対処が
できるという効果がある。
【図1】本発明のコールセンターシステムの基本的な全
体構成図である。
体構成図である。
【図2】本発明のコールセンターシステムに用いる電話
制御装置の基本的な構成図である。
制御装置の基本的な構成図である。
【図3】本発明のコールセンターシステムに用いるオペ
レータ対応装置の基本的な構成図である。
レータ対応装置の基本的な構成図である。
【図4】本発明のコールセンターシステムに用いる顧客
側の電話端末及び緊急通報装置の基本的な構成図であ
る。
側の電話端末及び緊急通報装置の基本的な構成図であ
る。
【図5】本発明の実施形態1の動作説明用流れ図であ
る。
る。
【図6】本発明の実施形態2のコールセンターシステム
に用いる緊急通報装置と電話端末の構成図である。
に用いる緊急通報装置と電話端末の構成図である。
【図7】本発明の実施形態3のコールセンターシステム
に用いる緊急通報装置と電話端末の構成図である。
に用いる緊急通報装置と電話端末の構成図である。
【図8】本発明の実施形態4のコールセンターシステム
に用いる緊急通報装置と電話端末の構成図である。
に用いる緊急通報装置と電話端末の構成図である。
【図9】本発明の実施形態5のコールセンターシステム
に用いる緊急通報装置と電話端末の構成図である。
に用いる緊急通報装置と電話端末の構成図である。
1 電話制御装置
2 オペレータ対応装置
3 顧客データベース
4 内線電話回線
5 ネットワーク
6 電話端末
7 外線
8 緊急通報装置
81 緊急ボタン
X コールセンター
Y 公衆電話網
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5K015 AA11 AB02 AE01 AF08 GA13
5K024 AA71 CC02 DD06 EE09 FF05
GG01
5K067 AA34 BB08 DD16 DD51 EE02
EE12 HH05
5K101 KK11 KK14 MM07 NN07 NN15
NN21 NN36 PP03 PP04 RR28
SS07
Claims (5)
- 【請求項1】内線電話回線に接続された電話機能及びネ
ットワークに接続されて情報の授受をネットワークを介
して行うとともに情報の表示を行う情報端末機能を備え
た複数のオペレータ対応装置と、 顧客の電話番号を含む個人情報を登録している顧客デー
タベースと、 上記オペレータ対応装置の数よりも多い加入者回線にて
公衆電話網に接続され、着信と通話完了とを監視し、着
信が検出されると通話路を確立し、通話完了が検出され
ると通話路を開放する回線監視手段と、該回線監視手段
が着信を検出すると、通知されてくる発呼側の電話端末
の発信電話番号が上記顧客データベースに登録している
顧客の電話番号データに存在するか否かを検索する検索
機能と、発信電話番号に一致する顧客の電話番号が無け
れば上記回線監視手段に通話完了を通知して通話路を開
放させ、発信電話番号に一致する顧客の電話番号が有れ
ば顧客との対応が可能な上記オペレータ対応装置の電話
機能を内線電話回線を介して上記通話路に接続する内線
電話接続機能と、通話路が確立中の当該電話端末に上記
オペレータ対応装置の電話機能とが内線電話回線を通じ
て接続されるまで、オペレータ接続待ちを知らせるメッ
セージを通知するメッセージ通知機能とを有する電話制
御装置とを備えたコールセンターシステムにおいて、 顧客側電話端末には、携帯型の緊急通報装置からの電波
信号による緊急通報信号を受信する無線受信手段と、該
無線受信手段が緊急通報信号を受信すると電話制御装置
の電話番号を発呼する電話制御手段と、通話路確立後、
ハンズフリーで通話が可能な送受話部とを備え、送受話
部には、送信/受信の切り替え手段と、送受話部の送話
用マイクの感度レベルの変更手段と、受話用スピーカの
音量レベルの変更手段と、確立された通話路を介して電
話制御手段で受信される制御信号に基づいて上記切り替
え手段による送信と受信との切り替え制御、送話用マイ
クの感度レベルの変更手段による感度レベルの変更制
御、受話用スピーカの音量レベルの変更手段による音量
変更制御とを行う制御手段とを備えたことを特徴とする
コールセンターシステム。 - 【請求項2】上記無線受信部には上記緊急通報装置から
の緊急通報信号の受信電波の電界強度を計測し、発呼後
上記電話制御装置との間で確立している通話路を介して
計測データを電話制御手段より電話制御装置へ送出させ
る計測手段を備え、 上記電話制御装置には受信した計測データに基づいて上
記電話端末と、上記緊急通報装置までの距離を推定し、
その推定距離を上記オペレータ対応装置へ通知する手段
を備えていることを特徴とする請求項1記載のコールセ
ンターシステム。 - 【請求項3】顧客宅に上記電話端末の電話制御手段から
の要求に応じて検知情報を電話制御手段へ送出する人体
検知センサを設け、上記電話制御手段には、緊急通報装
置の緊急通報信号の受信があると、上記人体検知センサ
に検知情報の送出を要求して各人体検知センサの検知情
報を収集するとともに、発呼後上記電話制御装置との間
に確立した通話路を介して検知情報を上記電話制御装置
へ送出する手段を備え、 上記電話制御装置には、電話端末から送られてきた人体
検知センサの検知情報を顧客と対応可能なオペレータ対
応装置へ上記ネットワークを通じて通知する手段を備
え、 上記顧客データベースには各顧客宅の各人体検知センサ
の設置場所の情報と各設置場所に設置されている人体検
知センサを識別する情報とを格納して、オペレータ対応
装置にてネットワークを通じて参照可能としたことを特
徴とする請求項1記載のコールセンターシステム。 - 【請求項4】上記電話端末に、押し操作時にオペレータ
へ送るメッセージと対応関係を持たせたトーン信号を上
記電話制御装置へ送出させる押しボタンを備えた入力手
段を備え、 上記電話制御装置には、上記電話端末から送出されてき
た上記トーン信号を識別して予めトーン信号に対応関係
を持たせたメッセージを、当該顧客と通話中のオペレー
タ対応装置へ上記ネットワークを通じて通知して該オペ
レータ対応装置で表示させる手段を備えていることを特
徴とする請求項1乃至3の何れか記載のコールセンター
システム。 - 【請求項5】上記電話端末には、常時電話端末周囲の音
声を集音して記録するとともに現在時から一定時間前ま
での収録した音声を蓄積する集音記録手段を備えるとと
もに、発呼後、通話路を確立した上記電話制御装置から
起動用制御信号が送信されくると、上記蓄積手段の録音
動作を停止させてその時点で蓄積している音声を上記電
話制御装置へ送出する制御を少なくとも行う制御手段を
備え、 上記電話制御装置には、当該顧客に対応せるオペレータ
対応装置から集音送出要求メッセージがネットワークを
通じて送られてくると上記起動用制御信号を顧客側の電
話端末へ送出する手段を備えていることを特徴とする請
求項1乃至4の何れか記載のコールセンターシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001192560A JP2003008746A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | コールセンターシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001192560A JP2003008746A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | コールセンターシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003008746A true JP2003008746A (ja) | 2003-01-10 |
Family
ID=19030996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001192560A Pending JP2003008746A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | コールセンターシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003008746A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013157773A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | データ通信装置及びデータ通信方法 |
JP2020150382A (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | 株式会社Jvcケンウッド | 無線機 |
-
2001
- 2001-06-26 JP JP2001192560A patent/JP2003008746A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013157773A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | データ通信装置及びデータ通信方法 |
JP2020150382A (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | 株式会社Jvcケンウッド | 無線機 |
JP7120090B2 (ja) | 2019-03-13 | 2022-08-17 | 株式会社Jvcケンウッド | 無線機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041108 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041116 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050315 |