JP2003007496A - X線高電圧装置 - Google Patents

X線高電圧装置

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 X線曝射停止時に管電圧を高速に降下させる
波尾切断回路を接続しても、管電流を正確に検出して高
精度のX線制御の可能なX線高電圧装置を提供する。 【解決手段】 X線管6と並列に高電圧半導体スイッチ
と電流制限インピーダンスの直列接続体である波尾切断
回路60を接続し、X線管のX線放射停止期間に該高電
圧半導体スイッチを導通させてX線管と並列のコンデン
サの電荷を放電する波尾切断回路を接続してもその漏れ
電流による誤差を補正してX線管電流を正確に検出する
ために、高電圧変圧器3の2次巻線を2つ以上に分割
し、該2次巻線の各々の電圧を整流する回路と接地間に
X線管の管電流検出手段と、該波尾切断回路の漏れ電流
を含むX線管の並列接続体の漏れ電流検出手段と、該管
電流検出手段の検出値から該漏れ電流検出手段の漏れ電
流値の差を求めてX線管に流れる実際の電流を求める実
管電流検出手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用または工業
用のX線高電圧装置に関し、特にX線管からのX線の放
射の停止時に該X線管と並列に接続されたコンデンサの
電荷を急放電させて前記X線管のアノ−ドとカソ−ド間
の電圧(以下、管電圧と記す)を高速に降下させるため
の高電圧スイッチ回路を接続しても前記X線管に流れる
電流(以下、管電流と記す)を正確に検出して高精度の
X線制御を可能とするX線高電圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、X線高電圧装置の管電圧を高
速に制御する装置が開発されてきた。これらX線高電圧
装置では、通常、高電圧変圧器の交流高電圧出力を高電
圧整流器で整流し、これを高電圧側に付加したコンデン
サや高電圧ケーブルの有している浮遊容量などのコンデ
ンサで平滑して直流高電圧をX線管に供給している。
【0003】この場合、高電圧整流器があるために、前
記コンデンサに蓄えられた電荷の放電はX線管を経由す
るルートしかないため、管電圧を高速で立ち上げること
は比較的容易であるが、管電圧を高速に降下させること
が困難であるという技術的な課題がある。
【0004】このため、血管内の血流を動画としてシネ
フィルムに撮影するシネ撮影や、血管でカテーテルを操
作するとき高画質なリアルタイム画像を得るためのパル
ス透視など、高速なパルス状管電圧が要求されるX線高
電圧装置では、管電圧の下降時の波形(以下、波尾と呼
ぶ)が問題になる。すなわち、この波尾はX線フィルム
やX線テレビ上に形成されるX線画像にはほとんど効果
がなく、そのうえ、被検者に対する有害な被曝になりや
すい低エネルギーX線がX線管から多量に放射されるこ
とになる。これは、特に、インターベンショナルラジオ
ロジーに代表される高画質透視下での医療行為に対して
(以下、IVRと記す)、無効被曝という現象によって
この有効性を阻害するほどのものである。 更に、前記
管電圧の波尾の期間は、X線管で前記コンデンサに蓄え
られた電力を消費することになるので、それだけX線管
の内部温度を上昇させ、その寿命を早めたり、パルスX
線出力後の許容X線条件を制約するなどの問題が生じ
る。このような問題を解決する一つの方法として、テト
ロード(四極真空管)を用いてアノード・カソード間を
短絡させて波尾を短縮する方法(特開昭51-6689号公
報)がある。
【0005】しかし、この方法ではテトロードは大型で
あるのでX線高電圧装置の小型化を阻害し、また、テト
ロード自身も高価でその上消耗品であるが故に定期的な
交換が必要となり、経済性の面からも不利である。そこ
で、この問題を解決する方法として、X線管のアノード
とカソード間に電流制限用インピーダンスと高電圧スイ
ッチとの直列接続体を接続し、高電圧側のコンデンサに
蓄積された電荷を高速に放電させる装置(以下、これを
管電圧波尾切断装置と呼び、これに用いる回路を波尾切
断回路と呼ぶことにする)が特開平8-212948号公報に開
示されている。この方式は、複数個の電力用半導体スイ
ッチング素子(以下、半導体スイッチと呼ぶ)を直列接
続し、これらの半導体スイッチを順次スイッチングさせ
る高電圧スイッチと電流制限インピーダンスとの直列接
続体を前記コンデンサと並列に接続し、X線の放射停止
時に前記高電圧スイッチをスイッチングさせて前記コン
デンサに蓄積された電荷を急激に放電させ管電圧を高速
に降下させるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】医用X線診断装置にお
いては、設定したX線条件に対応したX線量を被検体に
照射しなければならない。このX線量は、X線管に流れ
る電流の時間積分値に比例するので、管電流の検出には
高精度が要求される。
【0007】この管電流値は、上記X線条件によって以
下の3つの範囲に分類される。すなわち、撮影時の10mA
〜1250mAと、IVRなどに使用されるパルス透視時の10
mA〜100mAと、連続透視時の0.5mA〜4mAである。
【0008】このような広範囲の管電流値に対して、波
尾切断回路がない従来のX線高電圧装置では、アノード
・アース間とアース・カソード間に接続した高電圧回路
に流れる電流を低抵抗を介して検出する方法(放射線診
断機器工学医歯薬出版2001年2月20日発行第1版第5刷92
ページ図2-126)に開示されている方法が用いられてい
た。この方法は、回路構成が簡単で低コストで実用に供
しているが、上記電流制限用インピーダンスと高電圧半
導体スイッチで構成された波尾切断回路を接続すると、
この波尾切断回路の漏れ電流により誤差が生じる。この
誤差は、X線管の等価インピーダンス(管電圧と管電流
の比)が前記波尾切断回路の高電圧半導体スイッチの非
導通時のインピーダンスに近い値のインピーダンスとな
るX線条件ほど大きくなり、特に連続透視時では無視で
きないほどの誤差となる。
【0009】この漏れ電流は、管電圧が120kVの場合、
約1.25mAとなり、撮影及びパルス透視時のような比較的
管電流の大きい場合は問題はないが、連続透視時のよう
な管電流の非常に小さい場合は、前記漏れ電流は無視で
きない値であり、この漏れ電流に相当するX線量分だけ
透視時のX線量不足という事態が生じ、診断に支障をき
たすこととなる。また、JIS規格(日本工業標準調査
会:医用X線高電圧装置通則JIS Z4702)の管電流の精
度は±15%以内を満足しないことにもなる。
【0010】これに対して、高電圧ケーブルに流れる電
流を電流検出器で検出する方法(放射線診断機器工学
医歯薬出版2001年2月20日発行 第1版第5刷93ページ図2
-128)があるが、高電圧部と電気的に絶縁するための手
段が必要となるために電流検出器が大型で高価となるば
かりでなく、連続透視時のような微小電流値を電流検出
器から管電流を制御する制御装置までの長い距離(約25
m程度)を信号線で伝送しなければならないので、検出
信号の減衰やノイズの混入の問題が発生し、その対策が
大がかりなものとなる。
【0011】そこで、本発明の目的は,上記の課題を解
消し、X線曝射停止時に管電圧を高速に降下させるため
の波尾切断回路を接続しても、管電流を正確に検出して
高精度のX線制御を可能とするX線高電圧装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、交流電圧源
と、この交流電圧源に一次巻線が接続されその電圧を昇
圧する高電圧変圧器と、この高電圧変圧器の二次巻線に
接続され昇圧された交流電圧を直流高電圧に変換する高
電圧整流器と、この高電圧整流器に接続され前記直流高
電圧を平滑するコンデンサと、このコンデンサに接続さ
れたX線管と、前記コンデンサと並列に接続された高電
圧半導体スイッチと電流制限インピーダンスとの直列接
続体とから成る波尾切断回路と、前記高電圧半導体スイ
ッチを導通又は非導通に駆動制御するスイッチ駆動制御
手段とを備え、前記X線管からのX線の放射を停止する
期間に前記スイッチ駆動制御手段により前記高電圧半導
体スイッチを導通させて前記コンデンサの電荷を放電さ
せて成るX線高電圧装置であって、前記高電圧変圧器の
2次巻線は少なくとも2つ以上に分割され、この分割さ
れた2次巻線の各々の電圧を整流しこれらの電圧を合成
する複数の整流手段と、これらの整流手段と接地間に設
けた前記X線管の電流を検出する管電流検出手段と、前
記波尾切断手段の漏れ電流を含む前記X線管と並列に接
続された並列接続体の漏れ電流を検出する漏れ電流検出
手段と、前記管電流検出手段で検出した検出値から前記
漏れ電流検出手段で検出した漏れ電流値との差を求めて
前記X線管に流れる実際の電流を求める実管電流検出手
段とを具備することによって達成される。
【0013】また、上記目的は、交流電圧源と、この交
流電圧源に一次巻線が接続されその電圧を昇圧する高電
圧変圧器と、この高電圧変圧器の二次巻線に接続され昇
圧された交流電圧を直流高電圧に変換する高電圧整流器
と、この高電圧整流器に接続され前記直流高電圧を平滑
するコンデンサと、このコンデンサに接続されたX線管
と、前記コンデンサと並列に接続された高電圧半導体ス
イッチと電流制限インピーダンスとの直列接続体とから
成る波尾切断回路と、前記高電圧半導体スイッチを導通
又は非導通に駆動制御するスイッチ駆動制御手段とを備
え、前記X線管からのX線の放射を停止する期間に前記
スイッチ駆動制御手段により前記高電圧半導体スイッチ
を導通させて前記コンデンサの電荷を放電させて成るX
線高電圧装置であって、前記高電圧変圧器の2次巻線は
少なくとも2つ以上に分割され、この分割された2次巻線
の電圧を整流する整流手段と、前記2つ以上に分割され
た2次巻線と接地間に設けた前記X線管の電流を検出す
る管電流検出手段と、前記波尾切断手段の漏れ電流を含
む前記X線管と並列に接続された並列接続体の漏れ電流
を検出する漏れ電流検出手段と、前記管電流検出手段で
検出した検出値から前記漏れ電流検出手段で検出した漏
れ電流値との差を求めて前記X線管に流れる実際の電流
を求める実管電流検出手段とを具備することによって達
成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。先ず、インバータ式X線高電圧装置に
波尾切断回路を接続した場合の管電流検出を従来の方法
(アノード・アース間とアース・カソード間に接続した
高電圧回路に流れる電流を低抵抗を介して検出する方法
「放射線診断機器工学医歯薬出版2001年2月20日発行 第
1版第5刷92ページ図2-126」)で行った場合について図
1を用いて説明する。
【0015】図1のインバータ式X線高電圧装置は、商
用電源を直流に変換するコンバータ回路の出力電圧(直
流電圧)をインバータ回路を用いて高周波の交流電源に
変換し、その出力電圧を高電圧変圧器で昇圧した後、高
電圧整流回路にて整流して直流の高電圧をX線管に印加
してX線を放射するもので、コンバータ回路1と、イン
バータ回路2と、高電圧変圧器3と、高電圧整流回路4
と、高電圧ケーブル5と、X線管6と、コンバータ制御回
路9及びインバータ制御回路10と、波尾切断回路60と、
管電圧検出回路70と、管電流検出回路80等で構成され
る。
【0016】次に上記構成要素のそれぞれの機能につい
て簡単に説明する。上記コンバータ回路1は、直流電圧
を供給する装置であり、50Hzまたは60Hzの商用の交流電
源30の交流電圧をインダクタ8を介してスイッチング素
子である絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(以下、
IGBTと略記)11,12,13,14により全波整流されて
直流電圧に変換するものである。インバータ回路2は、
スイッチング素子である絶縁ゲート型バイポーラトラン
ジスタIGBT21,22,23,24でフルブリッジ型のイン
バータ回路を構成し、上記コンバータ回路1から出力さ
れた直流電圧を受電して高周波の交流電源に変換すると
共に管電圧を制御するものである。高電圧変圧器3は、
上記インバータ回路2からの交流電圧を昇圧するもので
あり、その一次側がインバータ回路2の出力に接続され
ている。高電圧変圧器3の二次側は2分割されており、出
力はそれぞれの高電圧整流回路4a,4bに接続されてい
る。高電圧整流回路4は高電圧変圧器3で昇圧された高周
波交流高電圧を直流の高電圧に整流するものであり、入
力側は高電圧変圧器3の二次側に接続されている。高電
圧整流回路4は2組みの全波整流回路が直列接続されてお
り、プラス側の高電圧整流回路4aのカソード側は高電圧
ケーブル5を介してX線を放射するX線管6の陽極側に、
アノード側は管電流検出回路80を介してアース電位に接
続されている。マイナス側の高電圧整流回路4bのカソー
ド側は管電流検出回路80を介してアース電位に、アノー
ド側は高電圧ケーブル5を介してX線管6の陰極側に接続
されている。さらに、上記コンバータ回路1は、上記交
流電源30の電圧と電流の位相及びコンバータ回路1の出
力電圧の設定値V1とコンデンサ15で平滑された実際の出
力電圧Vcとの差に応じて、前記コンバータ回路1のIG
BT11,12,13,14をパルス幅変調制御し,前記交流電
源30の電流と電圧の位相を一致させると同時に、前記コ
ンバータ回路1の出力電圧を前記設定値に一致させるよ
うに制御信号S1を生成するものである。
【0017】また、上記インバータ制御回路10は、目標
管電圧信号Vkvと管電圧検出回路70で検出した管電圧検
出信号Vxkvを入力して目標管電圧信号Vkvと管電圧検出
信号Vxkvとを比較演算し、上記X線管6の管電圧が目標
管電圧と一致するように制御信号S2を生成するものであ
る。さらに前記インバータ制御回路10は、目標管電流信
号VmAと管電流検出回路80で検出した管電流検出信号Vxm
Aを入力して、目標管電流信号VmAと管電流検出信号VxmA
とを比較演算し、上記X線管6の管電流が目標管電流と
一致するように制御信号S3を生成し、これを前記X線管
6の陰極フィラメントを加熱制御するフィラメント加熱
回路50に入力するものである。なお、前記管電圧検出回
路70は、高電圧抵抗と高電圧コンデンサの並列接続体か
らなり、管電圧値の精度向上及び管電圧波尾の高速下降
のための波尾切断回路60は、電流制限用インピーダンス
と複数の直列接続された高電圧半導体スイッチで構成さ
れている(特開平8-212948号公報に開示)。また、26は
インバータ回路2の出力側に挿入された共振用コンデン
サで、高電圧変圧器3の漏れインダクタンスの影響で高
周波の電流が上記高電圧変圧器3の巻線に十分流れない
ことを改善する目的で挿入してあり、上記の必要のない
場合は挿入しなくてもよい。
【0018】続いて、管電流検出回路80の詳細について
図2を用いて説明する。X線管6に流れる実際の管電流値
をIxmA、管電圧検出用回路70に流れる漏れ電流をIkVm
A、波尾切断回路60に流れる漏れ電流をIpmAとすると、
高電圧整流回路4に流れる電流、すなわち端子AとX線
管6のアノード間及び端子CとX線管6のカソード間に流
れる電流ImAは、 ImA=IxmA+IkVmA+IpmA (1) となり、この電流は端子NEとアース間及び端子Nとアー
ス間に流れる。
【0019】そこで、従来の管電流検出回路80は、前記
ImAによる電圧降下を低抵抗80aと80bで検出し、これら
の検出した電圧を演算増幅器81,82を介して演算増幅器
83で合成した電圧VxmAを管電流値として検出する方法
をとっていた。この結果、管電流検出回路80で検出する
検出電流は、X線管6に流れる実際の管電流値IxmAより
も管電圧検出用回路70に流れる漏れ電流IkVmAと波尾切
断回路60に流れる漏れ電流IpmAの和の分だけ多く検出
されることになる。
【0020】しかし、波尾切断回路が無い管電圧検出回
路70のみを有する従来では、該管電圧検出回路70の漏れ
電流IkVmAは、X線管6に流れる実際の管電流値IxmAに
比べて小さくそれほど問題にならなかったが、上記のよ
うに管電圧検出回路70に加えて波尾切断回路60を接続す
ると、これらの合成インピーダンスが非常に小さくな
り、これによって生じる漏れ電流は無視できないものと
なり、上記管電流検出回路80で検出する管電流検出方法
では誤差が大きくなる。
【0021】図3は管電圧と上記漏れ電流の関係を示す
図である。漏れ電流は管電圧に比例して増加し、この漏
れ電流は波尾切断回路を接続することによって従来より
も大幅に増加する。具体的には、管電圧が100kVの場合
の漏れ電流は1.25mAとなり、連続透視時の目標管電流値
を2mAとすると、実際の管電流mAは0.75mAとなり、透視
時の線量不足という事態が生じ、診断に支障をきたすこ
ととなる。また、JIS規格(日本工業標準調査会:医
用X線高電圧装置通則JIS Z4702)の管電流の精度であ
る±15%以内を満足しないことにもなる。
【0022】本発明は、波尾切断回路60を接続しても上
記誤差を無くするようにするもので、図4に本発明の第
1の実施例における管電流検出部の回路構成を示す。管
電圧検出回路70は、アノード側とカソード側に2分割さ
れ、一端はそれぞれX線管6のアノード側とカソード側
に接続されている。もう一端はそれぞれ高電圧整流回路
4a、4bのNE,N端子に接続されている。同様に、波尾切
断回路60もアノード側とカソード側に2分割され、一端
はそれぞれX線管6のアノード側とカソード側に接続さ
れ、もう一端はそれぞれ高電圧整流回路4a、4bのNE,N
端子に接続されている。
【0023】このように、波尾切断回路60、管電圧検出
回路70及び管電流検出回路80を構成することで、演算増
幅器81、82によって端子AとX線管6のアノード間及び端
子CとX線管6のカソード間に流れる電流ImAから上記波
尾切断回路60と管電圧検出回路70に流れる漏れ電流Ipm
AとIkVmAは差し引かれ、この差し引かれた真のX線管6
に流れる電流に比例した電圧VxmAを演算増幅器83の出
力に取り出すことができる。
【0024】図5は本発明の第2の実施例における管電流
検出部の回路構成である。管電圧検出用回路70はアノー
ド側とカソード側に2分割され、一端はそれぞれアノー
ド側とカソード側に接続され、もう一端は管電流検出回
路80のNE,N端子に接続されている。一方、波尾切断回
路60の漏れ電流IpmAは管電流検出回路80には直接入力
しないで、図3に示した管電圧と波尾切断回路60の漏れ
電流IpmAとの関係をインバータ制御回路10内のメモリ
に記憶しておく。インバータ制御回路10は、図6に示す
ように、中央演算処理ユニットCPUと、各種データを
記憶するメモリと、外部からのアナログ信号をディジタ
ル信号に変換するアナログ/ディジタル変換器A/D
と、CPUで演算した結果を外部にアナログ値として出
力するためのディジタル/アナログ変換器D/A等から
成るマイクロコンピュータで構成され、前記インバータ
制御信号S2、管電流出力信号S3を生成し、出力する。
本発明の第2の実施例では、上記インバータ制御回路10
のメモリに図3に示した管電圧VkVと波尾切断回路60の
漏れ電流IpmAとの関係を記憶しておき、前記波尾切断
回路60の漏れ電流IpmAに対応した電圧を含んでいる管
電流検出回路80で検出した検出電圧VxmAをA/D変換
器でディジタル値に変換してこれをCPUに取り込み、
一方メモリからこのときの管電圧に対応する波尾切断回
路60の漏れ電流IpmAに相当するデータを前記CPUに
読み出して、前記管電流検出回路80で検出してディジタ
ル量に変換したディシタルデータから前記CPUに読み
出した波尾切断回路60の漏れ電流IpmAに対応したデー
タを差し引いてこれをアナログ値に変換して真の管電流
値を検出するものである。
【0025】このように構成することにより、既存の装
置に波尾切断回路60を接続しても、図4に示した回路に
変更する必要がなく、ソフトウェアの変更のみで対応可
能となる。
【0026】図7は本発明の第3の実施例における管電流
検出部の回路構成である。波尾切断回路60はアノード側
とカソード側に2分割され、一端はそれぞれアノード側
とカソード側に接続され、もう一端は管電流検出回路80
のNE,N端子に接続されている。
【0027】一方、管電圧検出回路70の漏れ電流IkvmA
は管電流検出回路80には直接入力しないで、図3に示し
た管電圧と管電圧検出回路70の漏れ電流IkvmAとの関係
をインバータ制御回路10内のメモリに記憶しておく。イ
ンバータ制御回路10は、図6に示したように構成され、
該インバータ制御回路10のメモリに図3に示した管電圧
VkVと管電圧検出回路70の漏れ電流IkvmAとの関係を記
憶しておき、前記管電圧検出回路70の漏れ電流IkvmAに
対応した電圧を含んでいる管電流検出回路80で検出した
検出電圧VxmAをA/D変換器でディジタル値に変換し
てこれをCPUに取り込み、一方メモリからこのときの
管電圧に対応する管電圧検出回路70の漏れ電流IkvmAに
相当するデータを前記CPUに読み出して、前記管電流
検出回路80で検出してディジタル量に変換したディジタ
ルデータから前記CPUに読み出した管電圧検出回路70
の漏れ電流IkvmAに対応したデータを差し引いてこれを
アナログ値に変換して真の管電流値を検出するものであ
る。このように構成しても、図4に示した第1の実施例と
同様の効果を得ることができる。
【0028】図8は本発明の第4の実施例における管電流
検出部の回路構成を示す。管電圧検出回路70の漏れ電流
IkvmA及び波尾切断回路60の漏れ電流IpmAの両方共に
管電流検出回路80には直接入力しないで、図3に示した
管電圧と管電圧検出回路70の漏れ電流IkvmA及び波尾切
断回路60の漏れ電流IpmAとの関係をインバータ制御回
路10内のメモリに記憶しておく。インバータ制御回路10
は、図6に示したように構成され、該インバータ制御回
路10のメモリに図3に示した管電圧VkVと管電圧検出回
路70の漏れ電流IkvmA及び波尾切断回路60の漏れ電流I
pmAとの関係を記憶しておき、前記管電圧検出回路70の
漏れ電流IkvmA及び波尾切断回路60の漏れ電流IpmAに
対応した電圧を含んでいる管電流検出回路80で検出した
検出電圧VxmAをA/D変換器でディジタル値に変換し
てこれをCPUに取り込み、一方メモリからこのときの
管電圧に対応する管電圧検出回路70の漏れ電流IkvmA及
び波尾切断回路60の漏れ電流IpmAに相当するデータを
前記CPUに読み出して、前記管電流検出回路80で検出
してディジタル量に変換したディジタルデータから前記
CPUに読み出した管電圧検出回路70の漏れ電流IkvmA
及び波尾切断回路60の漏れ電流IpmAに対応したデータ
を差し引いてこれをアナログ値に変換して真の管電流値
を検出するものである。このように構成しても、図4に
示した第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0029】以上は、本発明をインバータ式X線高電圧
装置に用いた場合の実施例であるが、本発明はこれに限
定するものではなく、「放射線診断機器工学医歯薬出版
2001年2月20日発行第1版第5刷58頁〜78頁に開示」され
ている2ピーク形X線高電圧装置、6及び12ピーク形X線
高電圧装置、テトロードを用いた定電圧式X線高電圧装
置及びコンデンサ式X線高電圧装置にも用いて有効であ
る。図9に12ピーク形X線高電圧装置に波尾切断回路60
を接続した実施例を示す。このX線高電圧装置は、三相
交流電源90の電圧を三相単巻変圧器100で設定した管電
圧に調整し、この調整した電圧を三相高電圧変圧器110
で昇圧して2組の全波整流回路120で整流して、この整流
した直流の高電圧をX線管6に印加するもので、管電流
は上記インバータ式X線高電圧装置と同様に、前記2つ
の全波整流回路120aと120bとの間及びアース間に接続し
た管電流検出回路130の低抵抗130aと130bに生じる電圧
降下を検出ものである。なお、140はX線の曝射及び遮
断を三相交流電源90の位相とは無関係に任意に遮断する
ための電子式スイッチである。のこのような構成の12ピ
ーク形X線高電圧装置に波切断回路60を接続すると、管
電流検出回路130で検出される管電流には該波尾切断回
路60による漏れ電流IpmAが誤差となって現れる。この
誤差は、上記インバータ式X線高電圧装置の実施例と同
様の方法で補正できる。すなわち、図4で管電圧検出回
路が無い方法、図5で管電圧検出回路が無い方法であ
る。
【0030】図10に2ピーク形X線高電圧装置に波尾切
断回路60を接続した実施例を示す。このX線高電圧装置
は、単相交流電源150の電圧を単巻変圧器160で設定した
管電圧に調整し、この調整した電圧を単相高電圧変圧器
180で昇圧して全波整流回路190で整流して、この整流し
た直流の高電圧をX線管6に印加するもので、管電流は
上記単相高電圧変圧器の2つの2次巻線とアース間に流れ
る交流電流による電圧降下を低抵抗200a、200bで検出
し、これを図示省略の整流回路で直流電圧に変換して検
出する。なお、170はX線の曝射及び遮断を行うための
電子式スイッチである。このような構成の2ピーク形X
線高電圧装置に波切断回路60を接続すると、管電流検出
回路200で検出される管電流には該波尾切断回路60によ
る漏れ電流IpmAが誤差となって現れる。この誤差は、
上記インバータ式X線高電圧装置の実施例と同様の方法
で補正できる。すなわち、図4で管電圧検出回路が無い
方法、図5で管電圧検出回路が無い方法である。
【0031】以上のように、本発明は、インバータ式X
線高電圧装置を含む全てのX線高電圧装置に波尾切断回
路を接続しても、X線管に流れる管電流を簡単な回路で
高精度に検出できる。
【0032】
【発明の効果】以上、本発明によれば、X線曝射停止時
に管電圧を高速に降下させるための波尾切断回路に流れ
る漏れ電流を含むX線管に流れる電流以外の漏れ電流を
検出し、あるいは予め求めておいておき、これらの漏れ
電流を接地に流れる電流から差し引いて補正する管電流
検出手段を設けたので、波尾切断回路を接続しても高精
度のX線制御が可能となるX線高電圧装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インバータ式X線高電圧装置に波尾切断回路を
接続した場合の管電流検出を従来の方法で行った場合の
システム構成図。
【図2】図1の管電流検出回路の詳細を示す図。
【図3】管電圧と漏れ電流の関係を示す図。
【図4】本発明の第1の実施例における管電流検出回路
の詳細を示す図。
【図5】本発明の第2の実施例における管電流検出回路
の詳細を示す図。
【図6】本発明の第2の実施例におけるインバータ制御
回路の構成ブロック図。
【図7】本発明の第3の実施例における管電流検出回路
の詳細を示す図。
【図8】本発明の第4の実施例における管電流検出回路
の詳細を示す図。
【図9】12ピーク形X線高電圧装置に波尾切断回路を
接続した回路構成図。
【図10】2ピーク形X線高電圧装置に波尾切断回路を
接続した回路構成図。
【符号の説明】
1 コンバータ回路、2 インバータ回路(フルブリッ
ジ型)、3 高電圧変圧器、4 高電圧整流回路、5
高電圧ケーブル、6 X線管、9 コンバータ制御回
路、10 インバータ制御回路、11〜14 IGBT、1
5 コンデンサ、21〜24 IGBT、30 交流電源、
60 波尾切断回路、70 管電圧検出回路、80 管
電流検出回路、80a,80b 低抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大原 光一 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 Fターム(参考) 4C092 AA01 AB15 AC01 AC08 BB02 BB12 BB13 BB38 BC02 CC03 CC14 CD03 CF14 CG11 DD18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電圧源と、この交流電圧源に一次巻
    線が接続されその電圧を昇圧する高電圧変圧器と、この
    高電圧変圧器の二次巻線に接続され昇圧された交流電圧
    を直流高電圧に変換する高電圧整流器と、この高電圧整
    流器に接続され前記直流高電圧を平滑するコンデンサ
    と、このコンデンサに接続されたX線管と、前記コンデ
    ンサと並列に接続された高電圧半導体スイッチと電流制
    限インピーダンスとの直列接続体とから成る波尾切断回
    路と、前記高電圧半導体スイッチを導通又は非導通に駆
    動制御するスイッチ駆動制御手段とを備え、前記X線管
    からのX線の放射を停止する期間に前記スイッチ駆動制
    御手段により前記高電圧半導体スイッチを導通させて前
    記コンデンサの電荷を放電させて成るX線高電圧装置で
    あって、前記高電圧変圧器の2次巻線は少なくとも2つ以
    上に分割され、この分割された2次巻線の各々の電圧を
    整流しこれらの電圧を合成する複数の整流手段と、これ
    らの整流手段と接地間に設けた前記X線管の電流を検出
    する管電流検出手段と、前記波尾切断手段の漏れ電流を
    含む前記X線管と並列に接続された並列接続体の漏れ電
    流を検出する漏れ電流検出手段と、前記管電流検出手段
    で検出した検出値から前記漏れ電流検出手段で検出した
    漏れ電流値との差を求めて前記X線管に流れる実際の電
    流を求める実管電流検出手段とを具備して成るX線高電
    圧装置。
  2. 【請求項2】 交流電圧源と、この交流電圧源に一次巻
    線が接続されその電圧を昇圧する高電圧変圧器と、この
    高電圧変圧器の二次巻線に接続され昇圧された交流電圧
    を直流高電圧に変換する高電圧整流器と、この高電圧整
    流器に接続され前記直流高電圧を平滑するコンデンサ
    と、このコンデンサに接続されたX線管と、前記コンデ
    ンサと並列に接続された高電圧半導体スイッチと電流制
    限インピーダンスとの直列接続体とから成る波尾切断回
    路と、前記高電圧半導体スイッチを導通又は非導通に駆
    動制御するスイッチ駆動制御手段とを備え、前記X線管
    からのX線の放射を停止する期間に前記スイッチ駆動制
    御手段により前記高電圧半導体スイッチを導通させて前
    記コンデンサの電荷を放電させて成るX線高電圧装置で
    あって、前記高電圧変圧器の2次巻線は少なくとも2つ
    以上に分割され、この分割された2次巻線の電圧を整流
    する整流手段と、前記2つ以上に分割された2次巻線と接
    地間に設けた前記X線管の電流を検出する管電流検出手
    段と、前記波尾切断手段の漏れ電流を含む前記X線管と
    並列に接続された並列接続体の漏れ電流を検出する漏れ
    電流検出手段と、前記管電流検出手段で検出した検出値
    から前記漏れ電流検出手段で検出した漏れ電流値との差
    を求めて前記X線管に流れる実際の電流を求める実管電
    流検出手段とを具備して成るX線高電圧装置。
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