JP3132767B2 - X線発生装置 - Google Patents
X線発生装置Info
- Publication number
- JP3132767B2 JP3132767B2 JP03238496A JP23849691A JP3132767B2 JP 3132767 B2 JP3132767 B2 JP 3132767B2 JP 03238496 A JP03238496 A JP 03238496A JP 23849691 A JP23849691 A JP 23849691A JP 3132767 B2 JP3132767 B2 JP 3132767B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- output
- inverter circuit
- ray tube
- transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- X-Ray Techniques (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ回路を利用
して直交変換した電圧を昇圧,整流して得られた高圧直
流電圧をX線管に供給してX線を発生させるX線発生装
置に関する。
して直交変換した電圧を昇圧,整流して得られた高圧直
流電圧をX線管に供給してX線を発生させるX線発生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばX線CT装置,X線診断装置等の
ようにX線管を用いて診断を行う装置においては、X線
管からX線を発生するために高圧直流電圧を供給しなけ
ればならない。
ようにX線管を用いて診断を行う装置においては、X線
管からX線を発生するために高圧直流電圧を供給しなけ
ればならない。
【0003】最近においては、このような高圧直流電圧
を得るために、直流電圧を入力してこれをスイッチング
して交流電圧に変換した後、この交流電圧を昇圧,整流
するような構成としたインバータ方式の高圧直流電源が
広く用いられている。このような電源によれば、信頼性
に優れた半導体素子を回路部品として用いて構成するこ
とにより、小型,軽量,高効率で動作するX線発生装置
を実現することができる。
を得るために、直流電圧を入力してこれをスイッチング
して交流電圧に変換した後、この交流電圧を昇圧,整流
するような構成としたインバータ方式の高圧直流電源が
広く用いられている。このような電源によれば、信頼性
に優れた半導体素子を回路部品として用いて構成するこ
とにより、小型,軽量,高効率で動作するX線発生装置
を実現することができる。
【0004】図5はこのようなインバータ方式を利用し
た従来のX線発生装置の構成を示すもので、1は交流電
源、2は交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換
器、3は直流電圧を図6に示したような断続波形にスイ
ッチングするチョッパ回路、4は直流電圧をスイッチン
グして交流電圧に変換するインバータ回路である。5は
インバータ回路4から出力された交流電圧を高圧交流電
圧に昇圧するトランス、6は高圧直流電圧を整流して高
圧直流電圧を生成する整流回路、7は高圧直流電圧を供
給するX線管である。8は出力電圧(高圧直流電圧)V
oをモニタして、予め設定された基準電圧Vrと比較し
て両者間の誤差を検出する誤差検出回路、9は誤差電圧
に基いてこの誤差がなくなるようにチョッパ回路3を制
御するフィードバック制御回路である。
た従来のX線発生装置の構成を示すもので、1は交流電
源、2は交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換
器、3は直流電圧を図6に示したような断続波形にスイ
ッチングするチョッパ回路、4は直流電圧をスイッチン
グして交流電圧に変換するインバータ回路である。5は
インバータ回路4から出力された交流電圧を高圧交流電
圧に昇圧するトランス、6は高圧直流電圧を整流して高
圧直流電圧を生成する整流回路、7は高圧直流電圧を供
給するX線管である。8は出力電圧(高圧直流電圧)V
oをモニタして、予め設定された基準電圧Vrと比較し
て両者間の誤差を検出する誤差検出回路、9は誤差電圧
に基いてこの誤差がなくなるようにチョッパ回路3を制
御するフィードバック制御回路である。
【0005】以上のような構成で、X線管7に供給され
る出力電圧Voが常に誤差検出回路8によってモニタさ
れて、基準電圧Vrと比較される。ここで比較結果がV
o>Vrの関係にあったとすると、両者の誤差が制御回
路9に出力され、これに基いて制御回路9はチョッパ回
路3に対して、図6の波形においてパルス幅をW1 を小
さくするような制御電圧を加える。これによりチョッパ
回路3からインバータ回路4に出力される直流電圧が減
少され、結果として出力電圧Voが減少されるように制
御される。
る出力電圧Voが常に誤差検出回路8によってモニタさ
れて、基準電圧Vrと比較される。ここで比較結果がV
o>Vrの関係にあったとすると、両者の誤差が制御回
路9に出力され、これに基いて制御回路9はチョッパ回
路3に対して、図6の波形においてパルス幅をW1 を小
さくするような制御電圧を加える。これによりチョッパ
回路3からインバータ回路4に出力される直流電圧が減
少され、結果として出力電圧Voが減少されるように制
御される。
【0006】一方、比較結果がVo<Vrの関係にあっ
たとすると、両者の誤差が制御回路9に出力され、これ
に基いて制御回路9はチョッパ回路3に対して図6の波
形においてパルス幅W1 を大きくするような制御電圧を
加える。これによりチョッパ回路3からインバータ回路
4に出力される直流電圧が増加され、結果として出力電
圧Voが増加するようになる。このような制御動作の繰
返しによって、出力電圧Voは常に基準電圧Vrと等し
くなるような方向に自動的に調整される。
たとすると、両者の誤差が制御回路9に出力され、これ
に基いて制御回路9はチョッパ回路3に対して図6の波
形においてパルス幅W1 を大きくするような制御電圧を
加える。これによりチョッパ回路3からインバータ回路
4に出力される直流電圧が増加され、結果として出力電
圧Voが増加するようになる。このような制御動作の繰
返しによって、出力電圧Voは常に基準電圧Vrと等し
くなるような方向に自動的に調整される。
【0007】このように出力電圧Voが変動すると、常
に基準電圧Vrとの誤差が検出され、この誤差に基いて
チョッパ回路3の出力電圧のパルス幅Wを制御すること
により、入力側から出力側に伝達されるパワーを調整す
るようなフィードバック制御が行われるので、X線管7
に供給される高圧直流電圧の安定化が図れる。
に基準電圧Vrとの誤差が検出され、この誤差に基いて
チョッパ回路3の出力電圧のパルス幅Wを制御すること
により、入力側から出力側に伝達されるパワーを調整す
るようなフィードバック制御が行われるので、X線管7
に供給される高圧直流電圧の安定化が図れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のX線発
生装置では、チョッパ回路3において入力直流電圧のス
イッチングを行うとき比較的大きな電圧を断続するの
で、スイッチングノイズが発生するという問題がある。
例えば商用交流電源を利用するときは、100V入力の
場合はAC/DC変換器2から出力された約130Vの
直流電圧をスイッチングすることになり、あるいは20
0V入力の場合はAC/DC変換器2から出力された約
250Vの交流電圧をスイッチングすることになるの
で、スイッチングノイズの発生が避けられない。
生装置では、チョッパ回路3において入力直流電圧のス
イッチングを行うとき比較的大きな電圧を断続するの
で、スイッチングノイズが発生するという問題がある。
例えば商用交流電源を利用するときは、100V入力の
場合はAC/DC変換器2から出力された約130Vの
直流電圧をスイッチングすることになり、あるいは20
0V入力の場合はAC/DC変換器2から出力された約
250Vの交流電圧をスイッチングすることになるの
で、スイッチングノイズの発生が避けられない。
【0009】このため医療機関においては近接して設置
してある他の医療機器に対してそのノイズが与える影響
が無視できなくなる。またそのように比較的大きな電圧
をスイッチングすることにより、スイッチング損失も大
きくなるので効率が低下するようになる。
してある他の医療機器に対してそのノイズが与える影響
が無視できなくなる。またそのように比較的大きな電圧
をスイッチングすることにより、スイッチング損失も大
きくなるので効率が低下するようになる。
【0010】本発明は以上のような問題に対処してなさ
れたもので、スイッチングノイズ及びスイッチング損失
の低減を図るようにしたX線発生装置を提供することを
目的とするものである。
れたもので、スイッチングノイズ及びスイッチング損失
の低減を図るようにしたX線発生装置を提供することを
目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、スイッチングためのトランジスタを有し、直流電源
の出力である直流電圧を交流電圧に変換する共振形イン
バータ回路と、前記共振形インバータ回路から出力され
た交流電圧を昇圧する昇圧手段と、前記昇圧手段から出
力された交流電圧を整流する整流手段と、前記整流手段
の出力である直流電圧が印加されるX線管と、前記X線
管に印加された直流電圧をモニタし、その結果に基づい
て前記トランジスタをオンおよびオフすることにより前
記共振形インバータ回路の出力電圧を制御する制御手段
とを具備し、前記制御手段は、前記トランジスタをオン
とした時点から、前記共振形インバータ回路に流れる電
流が、最初に略零となる時点で、前記トランジスタをオ
フすることを特徴とする。
に、スイッチングためのトランジスタを有し、直流電源
の出力である直流電圧を交流電圧に変換する共振形イン
バータ回路と、前記共振形インバータ回路から出力され
た交流電圧を昇圧する昇圧手段と、前記昇圧手段から出
力された交流電圧を整流する整流手段と、前記整流手段
の出力である直流電圧が印加されるX線管と、前記X線
管に印加された直流電圧をモニタし、その結果に基づい
て前記トランジスタをオンおよびオフすることにより前
記共振形インバータ回路の出力電圧を制御する制御手段
とを具備し、前記制御手段は、前記トランジスタをオン
とした時点から、前記共振形インバータ回路に流れる電
流が、最初に略零となる時点で、前記トランジスタをオ
フすることを特徴とする。
【0012】
【作用】チョッパ回路を省略し、共振形インバータ回路
に直流電圧を入力する。スイッチングされて出力された
交流電圧は、昇圧後高圧直流電圧に変換されてX線管に
供給される。これによって、共振形インバータ回路は小
さい電圧又は電流のタイミングでスイッチングするよう
に動作するので、スイッチングにノイズを低減すること
ができ、これに伴いスイッチング損失も低減することが
できる。また、共振形インバータ回路を複数並列接続し
た場合、広い出力の可変範囲を有するX線管の要求に対
処させることができる。
に直流電圧を入力する。スイッチングされて出力された
交流電圧は、昇圧後高圧直流電圧に変換されてX線管に
供給される。これによって、共振形インバータ回路は小
さい電圧又は電流のタイミングでスイッチングするよう
に動作するので、スイッチングにノイズを低減すること
ができ、これに伴いスイッチング損失も低減することが
できる。また、共振形インバータ回路を複数並列接続し
た場合、広い出力の可変範囲を有するX線管の要求に対
処させることができる。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0014】図1は本発明のX線発生装置の実施例を示
すブロック図で、1は商用電源等から成る交流電源、2
は交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換器で、
これら電源1及び変換器2でもって共通の直流電源10
が構成される。
すブロック図で、1は商用電源等から成る交流電源、2
は交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換器で、
これら電源1及び変換器2でもって共通の直流電源10
が構成される。
【0015】11は互いに並列接続された複数のユニッ
ト11A,11B,…11Nから成る共振形インバータ
回路で各ユニットはそれら直流電源10に共通に接続さ
れる。5はトランスで各ユニット11A,11B,…1
1Nに対応した複数個5A,5B,…5Nから構成され
ている。6は整流回路で各トランス5A,5B,…5N
に対応した複数個6A,6B,…6Nから構成されてい
る。各整流回路6の出力は互いが加わるように共通に接
続され、これにX線管7が接続される。
ト11A,11B,…11Nから成る共振形インバータ
回路で各ユニットはそれら直流電源10に共通に接続さ
れる。5はトランスで各ユニット11A,11B,…1
1Nに対応した複数個5A,5B,…5Nから構成され
ている。6は整流回路で各トランス5A,5B,…5N
に対応した複数個6A,6B,…6Nから構成されてい
る。各整流回路6の出力は互いが加わるように共通に接
続され、これにX線管7が接続される。
【0016】8はX線管7に供給される出力電圧(高圧
直流電圧)Voをモニタして、予め設定された基準電圧
Vrと比較して両者間の誤差を検出する誤差検出回路、
12は誤差電圧に基いてこの誤差がなくなるように各共
振形インバータ回路11(11A,11B,…11N)
に可変周波数fの制御電圧Vcを加えて制御するフィー
ドバック制御回路である。
直流電圧)Voをモニタして、予め設定された基準電圧
Vrと比較して両者間の誤差を検出する誤差検出回路、
12は誤差電圧に基いてこの誤差がなくなるように各共
振形インバータ回路11(11A,11B,…11N)
に可変周波数fの制御電圧Vcを加えて制御するフィー
ドバック制御回路である。
【0017】共振形インバータ回路11はその一構成例
を示すと、図2のように前記制御電圧Vcによってオ
ン,オフが制御されるスイッチングトランジスタTRA
と、このトランジスタTRA に並列接続されたダイオー
ドDA と、トランジスタTRAに直列接続されたコンデ
ンサCA とから構成されている。またこのコンデンサC
A はトランス5AのインダクタンスLと共振回路を構成
している。
を示すと、図2のように前記制御電圧Vcによってオ
ン,オフが制御されるスイッチングトランジスタTRA
と、このトランジスタTRA に並列接続されたダイオー
ドDA と、トランジスタTRAに直列接続されたコンデ
ンサCA とから構成されている。またこのコンデンサC
A はトランス5AのインダクタンスLと共振回路を構成
している。
【0018】トランジスタTRA には図4に示したよう
にパルス幅W2が一定で周期Tcが可変する可変周波数
f(=1/Tc)の制御電圧Vcが加えられる。そして
周波数fを可変してトランジスタTRA のオンする時間
を制御することにより、いわゆる周波数変調を行うこと
によって入力側から出力側に伝達されるパワーを調整す
るように構成されている。
にパルス幅W2が一定で周期Tcが可変する可変周波数
f(=1/Tc)の制御電圧Vcが加えられる。そして
周波数fを可変してトランジスタTRA のオンする時間
を制御することにより、いわゆる周波数変調を行うこと
によって入力側から出力側に伝達されるパワーを調整す
るように構成されている。
【0019】コンデンサCとインダクタンスLとによっ
て決まる時定数に比較して、パルス幅W2 の時間を十分
大きく設定することによりトランジスタTRA に流れる
電流Iの値が十分小さくなったタイミングでトランジス
タTRA をオフさせることができる。よってスイッチン
グノイズを低減させることが可能となる。
て決まる時定数に比較して、パルス幅W2 の時間を十分
大きく設定することによりトランジスタTRA に流れる
電流Iの値が十分小さくなったタイミングでトランジス
タTRA をオフさせることができる。よってスイッチン
グノイズを低減させることが可能となる。
【0020】図2はまたトランジスタTRA がオン時の
等価回路を示しており、コンデンサCが徐々に充電され
ると共にトランジスタTRA の電流Iは図4の正側のよ
うにインダクタンスLの存在により徐々に減少してく
る。なおこのときの特性Nの勾配はコンデンサCとイン
ダクタンスLとの時定数によって決まる。
等価回路を示しており、コンデンサCが徐々に充電され
ると共にトランジスタTRA の電流Iは図4の正側のよ
うにインダクタンスLの存在により徐々に減少してく
る。なおこのときの特性Nの勾配はコンデンサCとイン
ダクタンスLとの時定数によって決まる。
【0021】図3はトランジスタTRA がオフ時の等価
回路を示しており、トランジスタTRA の電流Iは図4
の負側に切換えられた以後コンデンサCの放電電流が矢
印YのようにダイオードDA を介して流れる。以上のよ
うなオン,オフ動作が各ユニットにおいて制御電圧Vc
が加えられる各周期Tcごとに繰返される。次に本実施
例の作用を説明する。
回路を示しており、トランジスタTRA の電流Iは図4
の負側に切換えられた以後コンデンサCの放電電流が矢
印YのようにダイオードDA を介して流れる。以上のよ
うなオン,オフ動作が各ユニットにおいて制御電圧Vc
が加えられる各周期Tcごとに繰返される。次に本実施
例の作用を説明する。
【0022】なお複数の共振形インバータ回路11の動
作は全く同じように行われるので、このうち一構成例で
あるユニット11Aの作用を代表して説明するものとす
る。X線管7に供給される出力電圧Voが常に誤差検出
回路8によってモニタされて、基準電圧Vrと比較され
る。ここで比較結果がVo>Vrの関係にあったとする
と、両者の誤差がフィードバック制御回路12に出力さ
れ、これに基いて制御回路12は共振形インバータ回路
11AのトランジスタTRA に対して、図4の波形にお
いて周波数fを低くするような(パルス数が少なくな
る)制御電圧Vcを加える。これによりトランジスタT
RA のオンする時間は短くなるので、伝達されるパワー
は減少するため結果として出力電圧Voが減少されるよ
うに制御される。
作は全く同じように行われるので、このうち一構成例で
あるユニット11Aの作用を代表して説明するものとす
る。X線管7に供給される出力電圧Voが常に誤差検出
回路8によってモニタされて、基準電圧Vrと比較され
る。ここで比較結果がVo>Vrの関係にあったとする
と、両者の誤差がフィードバック制御回路12に出力さ
れ、これに基いて制御回路12は共振形インバータ回路
11AのトランジスタTRA に対して、図4の波形にお
いて周波数fを低くするような(パルス数が少なくな
る)制御電圧Vcを加える。これによりトランジスタT
RA のオンする時間は短くなるので、伝達されるパワー
は減少するため結果として出力電圧Voが減少されるよ
うに制御される。
【0023】一方、比較結果がVo<Vrの関係にあっ
たとすると、両者の誤差が制御回路12に出力され、こ
れに基いて制御回路12は共振形インバータ回路11A
のトランジスタTRA に対して、図4の波形において周
波数fを高くするような(パルス数が多くなる)制御電
圧Vcを加える。これによりトランジスタTRA のオン
する時間は長くなるので、伝達されるパワーは増加する
ため結果として出力電圧Voが増加するように制御され
る。
たとすると、両者の誤差が制御回路12に出力され、こ
れに基いて制御回路12は共振形インバータ回路11A
のトランジスタTRA に対して、図4の波形において周
波数fを高くするような(パルス数が多くなる)制御電
圧Vcを加える。これによりトランジスタTRA のオン
する時間は長くなるので、伝達されるパワーは増加する
ため結果として出力電圧Voが増加するように制御され
る。
【0024】このように出力電圧Voが変動すると、常
に基準電圧Vrとの誤差が検出され、この誤差に基いて
共振形インバータ回路11Aに対してトランジスタTR
A に加える制御電圧Vcの周波数fを変化させることに
より、入力側から出力側に伝達されるパワーを調整する
ようなフィードバック制御が行われるので、X線管7に
供給される高圧直流電圧の安定化が図られる。他のユニ
ットに対しても同様な制御が行われる。
に基準電圧Vrとの誤差が検出され、この誤差に基いて
共振形インバータ回路11Aに対してトランジスタTR
A に加える制御電圧Vcの周波数fを変化させることに
より、入力側から出力側に伝達されるパワーを調整する
ようなフィードバック制御が行われるので、X線管7に
供給される高圧直流電圧の安定化が図られる。他のユニ
ットに対しても同様な制御が行われる。
【0025】このように共振形インバータ回路11の動
作を周波数変調して制御する場合、特に本実施例によれ
ばインバータ回路として共振形を利用することにより、
スイッチング動作を行うトランジスタのオンからオフへ
の切換えを電圧又は電流の小さいタイミングで行われる
ので、スイッチングノイズを低減することができ、また
これに伴ってスイッチング損失を低減することができ
る。従って効率の向上により電力の上でランニングコス
トの低下が見込める。また近接した位置に設置してある
他の医療機器に対するノイズの影響を抑えることができ
るようになる。さらに本実施例によれば、共振形インバ
ータ回路を複数並列接続することにより、次のような効
果が得られる。以下これについて説明する。
作を周波数変調して制御する場合、特に本実施例によれ
ばインバータ回路として共振形を利用することにより、
スイッチング動作を行うトランジスタのオンからオフへ
の切換えを電圧又は電流の小さいタイミングで行われる
ので、スイッチングノイズを低減することができ、また
これに伴ってスイッチング損失を低減することができ
る。従って効率の向上により電力の上でランニングコス
トの低下が見込める。また近接した位置に設置してある
他の医療機器に対するノイズの影響を抑えることができ
るようになる。さらに本実施例によれば、共振形インバ
ータ回路を複数並列接続することにより、次のような効
果が得られる。以下これについて説明する。
【0026】例えばX線CT装置で用いられるX線管
は、被検体の撮影部位に応じて、あるいは同一部分であ
ってもその組織の厚さの大小等に応じて、X線曝射条件
が可変されるように構成されている。一例として同一部
位を撮影する場合でもその組織厚さが大の被検体と小の
被検体とでは、同一線曝射条件で撮影しても得られる画
質は異なってくる。このため組織厚が大の被検体に対し
てはノイズの影響を避けて優れた画質が得られるよう
に、X線量を大となすようなX線曝射条件で撮影が行わ
れる。このようなX線曝射を行うX線管に設定される出
力すなわち管電圧及び管電流の定格は、例えば120K
V,50mAあるいは120KV,300mAのように
設定される。
は、被検体の撮影部位に応じて、あるいは同一部分であ
ってもその組織の厚さの大小等に応じて、X線曝射条件
が可変されるように構成されている。一例として同一部
位を撮影する場合でもその組織厚さが大の被検体と小の
被検体とでは、同一線曝射条件で撮影しても得られる画
質は異なってくる。このため組織厚が大の被検体に対し
てはノイズの影響を避けて優れた画質が得られるよう
に、X線量を大となすようなX線曝射条件で撮影が行わ
れる。このようなX線曝射を行うX線管に設定される出
力すなわち管電圧及び管電流の定格は、例えば120K
V,50mAあるいは120KV,300mAのように
設定される。
【0027】ここでこのようにX線管に与えられる定格
出力の可変範囲は、これに加えられる出力電圧Voによ
って決定され、共振形インバータ回路を用いた場合はこ
れに加えられる制御電圧Vcの周波数fの可変範囲で定
格出力の範囲は決定される。周波数fの下限は可聴周波
数を避ける値で決められ例えば15KHzが選ばれる。
一方、周波数fの上限はスイッチングトランジスタTR
A の性能によって決められ例えば30KHzが選ばれ
る。これら15KHz,30KHzは説明を理解し易く
するため選んだものであり、必ずしも実状を反映してい
ない。
出力の可変範囲は、これに加えられる出力電圧Voによ
って決定され、共振形インバータ回路を用いた場合はこ
れに加えられる制御電圧Vcの周波数fの可変範囲で定
格出力の範囲は決定される。周波数fの下限は可聴周波
数を避ける値で決められ例えば15KHzが選ばれる。
一方、周波数fの上限はスイッチングトランジスタTR
A の性能によって決められ例えば30KHzが選ばれ
る。これら15KHz,30KHzは説明を理解し易く
するため選んだものであり、必ずしも実状を反映してい
ない。
【0028】このようにスイッチングトランジスタTR
A の制御電圧Vcの周波数fの下限を15KHz、上限
を30KHzに設定したとすると、下限と上限との比は
2倍となる。従ってこれによって制御される出力電圧V
o、ひいてはX線管の定格出力の可変範囲も2倍に制約
されることになる。一例として可変範囲として120K
V,50mA乃至120KV,300mAの性能を有す
るX線管があった場合、可変範囲が2倍に制約されると
いうことは、120KV,50mAから120KV,1
00mAの間の定格出力しか得られないことを示してお
り、このX線管の性能を十分に発揮させられないことに
なる。
A の制御電圧Vcの周波数fの下限を15KHz、上限
を30KHzに設定したとすると、下限と上限との比は
2倍となる。従ってこれによって制御される出力電圧V
o、ひいてはX線管の定格出力の可変範囲も2倍に制約
されることになる。一例として可変範囲として120K
V,50mA乃至120KV,300mAの性能を有す
るX線管があった場合、可変範囲が2倍に制約されると
いうことは、120KV,50mAから120KV,1
00mAの間の定格出力しか得られないことを示してお
り、このX線管の性能を十分に発揮させられないことに
なる。
【0029】このような場合本実施例によれば、共振形
インバータ回路11を3個並列接続すれば、X線管に対
して定格出力を1個のインバータ回路の場合に比べて3
倍に拡大することができ、120KV,50mA乃至1
20KV,300mAの全性能を発揮させるように対処
させることができるようになる。
インバータ回路11を3個並列接続すれば、X線管に対
して定格出力を1個のインバータ回路の場合に比べて3
倍に拡大することができ、120KV,50mA乃至1
20KV,300mAの全性能を発揮させるように対処
させることができるようになる。
【0030】共振形インバータ回路11の並列接続すべ
き数は目的,用途等に応じて任意に設定することができ
る。またX線管の定格出力も一例を示したものであり、
種々の定格出力に対処させることが可能である。
き数は目的,用途等に応じて任意に設定することができ
る。またX線管の定格出力も一例を示したものであり、
種々の定格出力に対処させることが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、共振
形インバータ回路を用いることにより、スイッチングノ
イズ及びスイッチング損失の低減を図ることができる。
またさらに、共振形インバータ回路を複数並列に接続し
た場合には、広い出力可変範囲を有するX線管の要求に
対処させることができる。
形インバータ回路を用いることにより、スイッチングノ
イズ及びスイッチング損失の低減を図ることができる。
またさらに、共振形インバータ回路を複数並列に接続し
た場合には、広い出力可変範囲を有するX線管の要求に
対処させることができる。
【図1】本発明のX線発生装置の実施例を示すブロック
図である。
図である。
【図2】本実施例装置に用いられる共振形インバータ回
路の構成及びオン時の等価回路を示す結線図である。
路の構成及びオン時の等価回路を示す結線図である。
【図3】本実施例装置に用いられる共振形インバータ回
路のオフ時の等価回路を示す結線図である。
路のオフ時の等価回路を示す結線図である。
【図4】本実施例装置に用いられる共振形インバータ回
路の動作原理を説明する波形図である。
路の動作原理を説明する波形図である。
【図5】従来装置の構成を示すブロック図である。
【図6】従来装置に用いられるチョッパ回路の動作原理
を示す波形図である。
を示す波形図である。
7 X線管 8 誤差検出回路 10 直流電源 11,11A,11B,…11N 共振形インバータ回
路 12 フィードバック制御回路
路 12 フィードバック制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】 スイッチングためのトランジスタを有
し、 直流電源の出力である直流電圧を交流電圧に変換する共
振形インバータ回路と、 前記共振形インバータ回路から出力された交流電圧を昇
圧する昇圧手段と、 前記昇圧手段から出力された交流電圧を整流する整流手
段と、 前記整流手段の出力である直流電圧が印加されるX線管
と、 前記X線管に印加された直流電圧をモニタし、その結果
に基づいて前記トランジスタをオンおよびオフすること
により前記共振形インバータ回路の出力電圧を制御する
制御手段と、 を具備し、前記制御手段は、前記トランジスタをオンと
した時点から、前記共振形インバータ回路に流れる電流
が、 最初に略零となる時点で、前記トランジスタをオフする
ことを特徴とするX線発生装置。 - 【請求項2】 前記共振形インバータ回路は前記直流電
源の出力に並列に複数接続され、 前記昇圧手段は前記複数の共振形インバータ回路にそれ
ぞれ設けられ、 前記整流手段は前記複数の昇圧手段にそれぞれ設けら
れ、 前記X線管は前記複数の整流手段の出力が加えられたこ
とを特徴とする請求項1記載のX線発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03238496A JP3132767B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | X線発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03238496A JP3132767B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | X線発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0582286A JPH0582286A (ja) | 1993-04-02 |
| JP3132767B2 true JP3132767B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=17031116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03238496A Expired - Fee Related JP3132767B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | X線発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3132767B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3647554B2 (ja) * | 1996-07-12 | 2005-05-11 | 株式会社東芝 | X線高電圧装置 |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP03238496A patent/JP3132767B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0582286A (ja) | 1993-04-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4614999A (en) | High voltage pulsed power supply with time limiting nonlinear feedback | |
| EP2263302B1 (en) | Dc/ac power inverter control unit of a resonant power converter circuit, in particular a dc/dc converter for use in a high-voltage generator circuitry of a modern computed tomography device or x-ray radiographic system | |
| US5189602A (en) | High-voltage generator with selective half-bridge and full-bridge operation | |
| JP3175949B2 (ja) | X線発生装置 | |
| JP3132767B2 (ja) | X線発生装置 | |
| JP3431985B2 (ja) | インバータ式x線高電圧装置 | |
| JPS61161698A (ja) | インバ−タ式x線装置 | |
| JP4231238B2 (ja) | 高電圧発生装置およびx線発生装置 | |
| JP2588786B2 (ja) | X線電源装置 | |
| JP4290408B2 (ja) | X線高電圧装置 | |
| JPH09190898A (ja) | X線高電圧装置 | |
| JP3644610B2 (ja) | インバータ式x線高電圧装置 | |
| JPS6149799B2 (ja) | ||
| JPH0527959B2 (ja) | ||
| JPH07272891A (ja) | インバータ式x線高電圧装置 | |
| JPH05159893A (ja) | インバータ式x線高電圧装置 | |
| JPH07288190A (ja) | インバータ式x線高電圧装置 | |
| JPS63298995A (ja) | X線高電圧装置 | |
| JPH03108298A (ja) | インバータ式x線電源装置 | |
| JPH04294099A (ja) | X線装置 | |
| JPS6288299A (ja) | インバ−タ式x線装置 | |
| JPH05144590A (ja) | インバータ式x線装置 | |
| JPS60150598A (ja) | X線装置 | |
| JPH0556638B2 (ja) | ||
| JPS63224195A (ja) | 自動輝度調整機構付x線装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071124 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081124 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |