JPH07288190A - インバータ式x線高電圧装置 - Google Patents

インバータ式x線高電圧装置

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JPH07288190A
JPH07288190A JP7874694A JP7874694A JPH07288190A JP H07288190 A JPH07288190 A JP H07288190A JP 7874694 A JP7874694 A JP 7874694A JP 7874694 A JP7874694 A JP 7874694A JP H07288190 A JPH07288190 A JP H07288190A
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voltage
circuit
current
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power supply
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JP7874694A
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Keishin Hatakeyama
敬信 畠山
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源設備容量の低減及び電源高調波障害除去
を図る。 【構成】 交流電源30を第1の整流回路13で直流に
変換し、それをインバータ回路4で高周波交流とし、そ
れを昇圧,整流してX線管8に印加するインバータ式X
線高電圧装置において、交流電源と第1の整流回路との
間に交流リアクトル1を設け、第1の整流回路を、ダイ
オードD1〜D4、自己消弧可能なスイッチング素子13
1,132とそれらに逆並列接続されたダイオードD11,
D12とを組み合わせて構成し、透視時及び撮影準備期間
のみそのスイッチング素子をパルス幅変調制御して交流
電源の電流と電圧を同相とし、かつ第1の整流回路の出
力電圧を設定値にする電流,電圧制御回路17を設け、
撮影準備期間は第1の整流回路の出力電圧を平滑するコ
ンデンサ3に電源電圧よりも高い電圧を充電し、この電
圧を撮影時のインバータ回路の入力電圧とする制御手段
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電源を直流に変換
し、その直流をインバータ回路を用いて高周波の交流に
変換し、その出力電圧を昇圧すると共に整流してX線管
に印加しX線を発生させるインバータ式X線高電圧装置
に係り、特に胃の集団検診用X線装置のような単相交流
100V、数kVAの小さい容量の電源を用いる装置に
好適なインバータ式X線高電圧装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のインバータ式X線高電圧
装置は、図8,図9に示すように構成されていた。図8
は従来装置の第1例を示す図で、まずこれについて説明
する。すなわち、商用100Vの単相交流電源30から
の交流電圧を交流リアクトル1を介して、サイリスタで
構成された単相全波整流回路2(第1の整流回路)で直
流電圧に変換し、これを平滑コンデンサ3で平滑してI
GBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)を用い
たフルブリッジ型のインバータ回路4に入力する。
【0003】このインバータ回路4は、特開昭63−1
90556号公報にも記載されているように、共振用コ
ンデンサ5と高電圧変圧器6の漏れインダクタンス、浮
遊容量等との共振現象を利用してインバータ回路4の位
相差と周波数を制御することにより、負荷であるX線管
8に高電圧を印加するもので、このインバータ回路4か
らの交流電圧を前記高電圧変圧器6で昇圧し、これを整
流回路7(第2の整流回路)で直流に変換してX線管8
に印加していた。
【0004】このX線管8に印加する電圧(管電圧)
は、以下のように制御されている。まず、管電圧の設定
値VS1とX線管8に流す電流(管電流)の設定値IS1
に応じてゲート制御回路10で単相全波整流回路2の各
サイリスタのゲート制御位相角を設定し、これをゲート
ドライブ回路9で増幅して単相全波整流回路2の各サイ
リスタのゲートに与える。これにより、単相全波整流回
路2の各サイリスタのゲート位相を制御し、負荷条件に
応じた電圧をインバータ回路4に入力する。
【0005】インバータ回路4は、単相全波整流回路2
の直流出力を、管電圧が設定値VS1 になるように制御
しつつ高周波の交流に変換する。すなわち、位相差,周
波数制御回路12は、管電圧,管電流の各検出値VS
2,IS2とそれらの設定値VS1,IS1が入力され、管
電圧については、それが設定値になるように、インバー
タ回路4の周波数、スイッチング素子41と44及び42
と43の位相差をフィードバック制御する。
【0006】この位相差,周波数制御回路12の出力信
号がゲートドライブ回路11で増幅されてインバータ回
路4のIGBTのゲートに与えられ、それらが駆動され
る。これによりインバータ回路4は、管電圧が設定値V
S1になるように制御しつつ、単相全波整流回路2の直
流出力を高周波の交流に変換する。管電流の制御は、X
線管8のフィラメントの加熱量を制御して行う。
【0007】図9は従来装置の第2例を示す図である。
この例は、インバータ回路4への入力電圧を図8の例の
2倍に上げる回路例で、整流回路2のサイリスタ21
´,22´と平滑コンデンサ3の平滑コンデンサ31´,
32´で倍電圧整流回路を構成し(図8の第1の整流回
路2と平滑コンデンサ3に対応)、交流電源30の電圧
を前記倍電圧整流回路で2倍に昇圧,整流して、これを
インバータ回路4の入力電圧としている。
【0008】このようなインバータ式X線高電圧装置
は、主に商用の100V単相交流電源を電源とする胃の
集団検診用X線装置や外科用X線テレビ装置等に適用さ
れている。
【0009】なお、インバータ回路4の位相差,周波数
の制御で所定の負荷範囲を制御できる場合には、整流回
路2のサイリスタをダイオードに置き換え、インバータ
回路4の入力電圧を制御不能とすることも行われてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のインバータ式X
線高電圧装置においては、整流回路2のサイリスタのゲ
ート制御信号の位相が交流電源電圧の位相に対して遅れ
位相で与えられるために、例えば図10に示すように、
電流イは電圧ロよりもφだけ位相が遅れ、力率が低下し
た。したがって、無効電力が多く、交流電源30の設備
容量はその分だけ大きくなった。また、電流波形も歪
み、高調波成分が多く、これによつて高調波電流の電源
系統への流入、延いては同電源系統に接続された他の機
器への障害波及の虞があった。
【0011】特に100V、数kVAの小さい容量の単
相交流電源30から給電される胃の集団検診用X線装置
や外科用X線テレビ装置の場合は前記電源30に与える
影響は大きいものがあった。すなわち、透視時のよう
に、X線管に入力する電力は数百W程度と非常に小さい
にも拘わらず力率が低いために皮相電力が大きく、前記
交流電源30に流れる電流は数十Aにも達し、しかも時
間が長く、数kVAの容量の電源30にとっては負担の
大きいものであった。
【0012】また、短時間とはいえ、撮影時には大きな
電力を消費するので、電源30にはピーク電流が透視時
の数倍の歪みの大きい電流が流れ、これによって発生す
る高調波障害を抑制するための手段は大掛かりなものと
なっていた。以上の問題は整流回路2のサイリスタをダ
イオードに置き換えたものでもほぼ同じであった。
【0013】本発明の目的は、電源設備容量の低減が図
れ、また電源高調波低減ができて電源高調波障害除去が
図れるインバータ式X線高電圧装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的は、交流電源を
整流する第1の整流回路と、この第1の整流回路の出力
電圧を平滑する平滑コンデンサと、この平滑コンデンサ
の出力を高周波の交流に変換するインバータ回路と、こ
のインバータ回路の出力電圧を昇圧する高電圧変圧器
と、この高電圧変圧器の出力を整流する第2の整流回路
とを備え、この第2の整流回路の出力電圧をX線管に印
加してX線を発生させるインバータ式X線高電圧装置に
おいて、前記平滑コンデンサは、第1及び第2の平滑コ
ンデンサを直列接続してなり、前記第1の整流回路は、
各々同方向に向けて直列接続された2つのダイオードを
備えてなる第1及び第2のダイオード直列接続体と、こ
れら両ダイオード直列接続体のうちの第1のダイオード
直列接続体のダイオード相互接続点に第1の自己消弧可
能なスイッチング素子の正極を接続し、前記第2のダイ
オード直列接続体のダイオード相互接続点に第2の自己
消弧可能なスイッチング素子の負極を接続し、前記第1
の自己消弧可能なスイッチング素子の負極と前記第2の
自己消弧可能なスイッチング素子の正極を接続し、前記
第1のダイオード直列接続体の正極と前記第2のダイオ
ード直列接続体の負極を接続し、その接続点に前記交流
電源の一端にその一端が接続された交流リアクトルの他
端を接続し、前記第1及び第2の平滑コンデンサの接続
点と前記第1及び第2の自己消弧可能なスイッチング素
子の接続点と前記交流電源の他端とを接続し、前記第1
のダイオード直列接続体の負極に前記第1の平滑コンデ
ンサの正極を接続してその接続点を正極直流出力端と
し、前記第2のダイオード直列接続体の正極に前記第2
の平滑コンデンサの負極を接続してその接続点を負極直
流出力端としてなり、前記交流電源の電流と電圧の位相
差及び前記平滑コンデンサの電圧とその設定値との誤差
に応じて前記第1の整流回路のスイッチング素子をパル
ス幅変調制御し、前記交流電源の電流と電圧の位相を一
致させると共に前記平滑コンデンサの電圧を設定値に制
御する電流,電圧制御回路と、透視時は、前記電流,電
圧制御回路により前記交流電源の電流と電圧の位相を一
致させると共に前記平滑コンデンサの電圧を設定値に制
御し、この平滑コンデンサの電圧を前記インバータ回路
に入力させ、撮影時は、前記平滑コンデンサの電圧の設
定値を前記電源電圧よりも高い撮影時設定値に設定し、
X線曝射前の撮影準備期間に前記電流,電圧制御回路に
より前記交流電源の電流と電圧の位相を一致させると共
に前記平滑コンデンサの電圧を前記撮影時設定値に制御
し、撮影時設定値に達した後に前記スイッチング素子を
オフし、その後のX線曝射信号により前記インバータ回
路を動作させて撮影時設定値に達した前記平滑コンデン
サの電圧を前記インバータ回路に入力させ前記平滑コン
デンサからのみ撮影時の電力を供給させる制御手段とを
設けることにより達成される。
【0015】
【作用】制御手段により、透視時及び撮影準備期間の電
流,電圧制御回路は、交流電源の電流と電圧の位相差及
び平滑コンデンサの電圧とその設定値との誤差に応じて
第1の整流回路のスイッチング素子をパルス幅変調制御
し、交流電源の電流と電圧の位相を一致させる共に平滑
コンデンサの出力電圧を設定値に制御する。
【0016】これにより、交流電源の電流と電圧の位相
が一致し、かつ歪のない正弦波となる。したがつて、力
率は改善されて皮相電力は小さくなり、電源設備容量は
低減し、電源高調波も除去される。また、前記自己消弧
可能なスイッチング素子の電流定格は、透視時の電流値
で決まるので、電流定格の小さい素子が使用可能とな
り、より経済的になる。
【0017】また、第1の整流回路は、スイッチング制
御によって交流リアクトルに蓄えられた電圧と交流電源
電圧とが前記平滑コンデンサに充電されるので、出力電
圧は電源電圧よりも高くなる、いわゆる昇圧型コンバー
タとして動作する。したがって、倍電圧作用による昇圧
効果も加わって電源電圧の約4倍の電圧をインバータ回
路の入力電圧とすることができる。これにより、インバ
ータ回路の電流が低減化されると共に高電圧変圧器が小
形化され、小さい容量の電源でも大きな出力のX線発生
が実現できることになる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明によるインバータ式X線高電圧装
置の第1の実施例を示す回路図である。
【0019】この図1において、30は商用100Vの
単相交流電源、1は交流リアクトル、3は平滑コンデン
サ、4はIGBTを用いたフルブリッジ型のインバータ
回路、5は共振用コンデンサ、6は高電圧変圧器、7は
高電圧整流回路(第2の整流回路)、8は負荷であるX
線管、11は第2のゲートドライブ回路、12はインバ
ータ回路4の位相差,周波数制御回路、13は第1の整
流回路(単相全波整流回路)、14は単相交流電源30
の電流検出器、15は単相交流電源30の電圧検出器、
16は第1のゲートドライブ回路、17は単相交流電源
30の電流と第1の整流回路13の出力電圧を制御する
電流,電圧制御回路、31は撮影時のみ開く接点、32
は透視、撮影、管電圧、管電流、撮影時間等の諸条件を
設定する操作卓である。
【0020】ここで、前記第1の整流回路13は、交流
リアクトル1を介して入力された単相交流電源30から
の交流電圧を直流電圧に整流するもので、ダイオードD
1〜D4と自己消弧可能なスイッチング素子、ここではI
GBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)からな
る4つのスイッチング素子131〜134と、それら各ス
イッチング素子131〜134に逆並列接続されたダイオ
ードD11〜D14とからなるものである。
【0021】これらのスイッチング素子131と132は
透視時及び撮影準備期間のみ動作して次のように制御さ
れる。すなわち電流,電圧制御回路17は、単相交流電
源30の電流の位相を電圧の位相に一致させ、かつ第1
の整流回路13の出力電圧を設定値に制御すべくパルス
幅変調制御パルスを作成するもので、これが第1のゲー
トドライブ回路16で増幅されてスイッチング素子13
1と132の各ゲートに与えられ、スイッチング素子13
1と132がスイッチング制御される。
【0022】図2は前記電流,電圧制御回路17の具体
例をその周辺回路部分と共に示す図で、ここでは、電
流,電圧制御回路17は単相正弦波発生器20、誤差増
幅器21、乗算器22、誤差増幅器23、鋸歯状波発生
器24、比較器25とを備えてなり、以下のように動作
する。
【0023】まず、平滑コンデンサ3の電圧(第1の整
流回路13の出力電圧)VS4を検出し、これと平滑コ
ンデンサ3の電圧の設定値VS3(管電圧,管電流に応
じて設定される)とを、電圧フィードバック制御を行う
ための誤差増幅器21で比較,増幅する。
【0024】一方、単相交流電源30の電圧を電圧検出
器15により検出し、これを単相正弦波発生器20に入
力して電圧に同期した単相正弦波基準信号を作成する。
この単相正弦波基準信号と前記誤差増幅器21からの信
号を乗算器22で掛算し、単相交流電源30の電流を制
御するための電流基準信号(交流電源30の電圧波形に
同期した正弦波状の交流電源の電流指令波形)を作成
し、これと電流検出器14からの電流信号(実際の電流
波形)とを誤差増幅器23に入力して電流フィードバッ
ク制御偏差(前記電流指令波形と実際の電流波形との誤
差信号)を生成する。
【0025】この制御偏差と鋸歯状波発生器24からの
鋸歯状波を比較器25で比較して変調波信号を作成し、
これを、第1の整流回路13のスイッチング素子131
と132のスイッチングのタイミングを決定する信号と
して出力する。
【0026】この変調波信号を第1のゲートドライブ回
路16で増幅してスイッチング素子(IGBT)13
1,132のゲートに与え、平滑コンデンサ3の電圧VS
4が設定値VS3と等しく、かつ単相交流電源30の電流
と電圧の位相が一致するようにスイッチング素子13
1,132をスイッチング制御する。
【0027】なお、撮影時は前記スイッチング素子13
1,132へのゲートに駆動パルスを与えないために接点
31により比較器25と第1のゲートドライブ回路16
とを遮断する。また透視時及び撮影準備期間のみ、この
電流,電圧制御回路17を動作させるために接点33が
設けられており、透視時及び撮影準備期間のみ接点33
が閉じて誤差増幅器23の出力を比較器25に入力す
る。
【0028】図3は単相交流電源30の電流ハと、パル
ス幅変調信号(第1のゲートドライブ回路16への電
流,電圧制御回路17の出力パルス。この信号の基本波
は電圧と同相である。)ニの波形図である。交流電源3
0の正の半サイクル間は、ダイオードD1,D2とスイッ
チング素子131が動作し、スイッチング素子131がオ
ンのときは、交流電源30→交流リアクトル1→ダイオ
ードD1→スイッチング素子131→交流電源30という
回路で電流が流れ、交流リアクトル1に電磁エネルギを
蓄える。そして、スイッチング素子131をオフにする
と、交流リアクトル1の電圧と交流電源30の電圧がダ
イオードD1とD2を介して平滑コンデンサ31に充電さ
れる。このような動作がパルス幅変調信号によってなさ
れ、平滑コンデンサ31には交流電源30の波高値の約
2倍の電圧が充電される。
【0029】交流電源30が負の半サイクル間は、ダイ
オードD3,D4とスイッチング素子132によって上記
と同様の動作がなされ、平滑コンデンサ32には交流電
源30の波高値の約2倍の電圧が充電され、結局、イン
バータ回路4の入力電圧は交流電源電圧の約4倍に昇圧
可能となる。電流ハの波形は、インバータ回路4が動作
してX線管8に電力を供給し、インバータ回路入力電圧
(平滑コンデンサ3の電圧)がその設定値よりも降下し
た場合は電源電圧と同相となり、電力は交流電源30か
ら平滑コンデンサ3側に供給する。
【0030】インバータ回路入力電圧がその設定値より
も上昇した場合は、スイッチング素子133と134がス
イッチング制御されて、前記電流ハの波形は電源電圧と
逆相となり、平滑コンデンサ3側から交流電源30に電
力の回生が行われる。正弦波のパルス幅変調(PWM)
制御においてもPWM周波数に相当するリツプル成分が
含まれるが、交流側にフィルタ(図示せず)を挿入した
り、PWM周波数を高くすること等により滑らかな正弦
波電流が得られる。
【0031】図1に説明を戻すと、インバータ回路4
は、このようにして得られた直流電圧を受電して交流電
圧に変換すると共に、共振現象を利用してX線管8に供
給する電力を制御するもので、ここではIGBTからな
る4つのスイッチング素子41、42、43、44を組み合
わせてフルブリッジ型に構成すると共に、それら各スイ
ッチング素子41〜44にダイオードD7〜D10を逆並列
接続してなるものである。
【0032】コンデンサ5は、インバータ回路4の出力
電圧によって共振電流を生じさせる共振素子の1つであ
る。高電圧変圧器6は、その1次巻線が前記コンデンサ
5と直列に接続され、コンデンサ5と漏れインダクタン
スとで共振を起こさせ、その共振出力を昇圧するもので
ある。第2の整流回路7は、前記高電圧変圧器6の2次
巻線に接続され、その出力の交流電圧を直流に変換する
ものである。X線管8は、本発明装置の負荷となるもの
で、前記第2の整流回路7の出力電圧が印加されてX線
を発生するものである。
【0033】なお操作卓31は、ここでは適時、透視又
は撮影準備信号S11及び接点開閉信号S12を出力して電
流,電圧制御回路17等を後述するように動作させる制
御手段を備えている。
【0034】次に、上述本発明装置の動作について説明
する。まず、操作卓32で透視が設定された場合につい
て説明する。透視時は、操作卓32内の制御手段によ
り、透視又は撮影準備信号S11が電流,電圧制御回路1
7に入力されて、この回路17の動作が可能となり(図
2の接点33が閉じ)、このとき撮影信号S12はオフで
あるので接点31は閉じたままであり、電流,電圧制御
回路17と第1のゲートドライブ回路16とが接続され
た状態にある。
【0035】したがってドライブ回路16の出力が、第
1の整流回路13のスイッチング素子131〜134のゲ
ートへ入力可能になると共に、第1の整流回路13の電
流,電圧制御回路17とインバータ回路4の位相差,周
波数制御回路12とに、透視時の管電圧,管電流等の設
定信号が入力される。
【0036】電流,電圧制御回路17は管電圧,管電流
の各設定値VS1,IS1に対応した平滑コンデンサ3の
電圧(インバータ回路4の入力電圧)VS3を設定し、
これと実際の平滑コンデンサ3の電圧(インバータ回路
4の入力電圧)VS4を比較してフィードバック制御を
行い、前述したように単相交流電源30の電圧と電流の
位相を一致させ、実際の平滑コンデンサ3の電圧VS4
が設定値VS3になるように、第1の整流回路13のス
イッチング素子131〜134をスイッチング制御する。
【0037】インバータ回路4は、この第1の整流回路
13の直流出力電圧(平滑コンデンサ3の電圧)を、管
電圧が設定値VS1になるように制御しつつ高周波の交
流に変換する。
【0038】すなわち、位相差,周波数制御回路12
は、管電圧,管電流の各検出値VS2,IS2とそれらの
設定値VS1,IS1が入力され、管電圧については、そ
れが設定値VS1になるように、インバータ回路4の周
波数、スイッチング素子41と44及び42と43の位相差
をフィードバック制御する。この位相差,周波数制御回
路12の出力信号が第2のゲートドライブ回路11で増
幅されてインバータ回路4のスイッチング素子41〜44
のゲートに与えられ、それらが駆動される。
【0039】これによりインバータ回路4は、管電圧が
設定値VS1になるように制御しつつ、第1の整流回路
13(平滑コンデンサ3)の直流出力を高周波の交流に
変換する。管電流の制御は、X線管8のフィラメントの
加熱量を制御して行う。
【0040】次に、撮影時は、操作卓32で撮影条件が
設定され、X線曝射前の撮影準備期間は次のように動作
する。すなわち、図2の接点31,33は共に閉じてお
り、電流,電圧制御回路17は動作可能で、この回路1
7の出力が第1のゲートドライブ回路16に入力されて
第1の整流回路13のスイッチング素子131〜134は
スイッチング制御される。
【0041】図4は、撮影準備期間から撮影までの動作
を説明するためのタイムチャートで、インバータ回路4
の入力電圧である平滑コンデンサ3の電圧(第1の整流
回路13の出力電圧)の設定値VS3、管電圧,管電流
の各設定値VS1,IS1、撮影時間等が設定され、撮影
準備信号S11が操作卓(制御手段)32より出力される
と、前述と同様に、電流,電圧制御回路17は単相交流
電源30の電圧と電流の位相を一致させ、インバータ回
路4の入力電圧である平滑コンデンサ3の電圧(第1の
整流回路13の出力電圧)VS4が設定値VS3になるよ
うにスイッチング素子131〜134を駆動するためのパ
ルスを発生し、前記第1の整流回路13を制御する。
【0042】この第1の整流回路13は、スイッチング
制御によって交流リアクトル1に蓄えられた電圧と電源
電圧とが前記平滑コンデンサ3に充電されるので、その
出力電圧は電源電圧よりも高くなる、いわゆる昇圧形の
コンバータとして動作するので、前記平滑コンデンサ3
には図4に示すように電源電圧よりも高い電圧が充電さ
れる。したがって、設定値VS3は電源電圧よりも高い
電圧に設定されることになる。
【0043】平滑コンデンサ3の電圧VS4が設定値V
S3に一致後、撮影準備信号S11からのタイマ信号によ
り、接点31,33を開く信号S12を操作卓32より出
力し、これにより電流,電圧制御回路17の動作を停止
すると共に、第1の整流回路3のスイッチング素子13
1〜134へのゲート信号を遮断してスイッチング素子1
31〜134をオフにする。
【0044】そして、X線曝射信号(図4参照)により
前記インバータ回路4を動作してX線を曝射し、管電圧
VS2が設定値VS1になるように前記インバータ回路4
の位相差,周波数を制御し、設定された撮影時間に達し
たことにより、インバータ回路4の動作を停止してX線
曝射を終了とする。
【0045】この撮影中に、交流電源30側から平滑コ
ンデンサ3に充電電流が流れないようにするために、平
滑コンデンサ3の電圧は必ず電源電圧よりも大きい値に
設定することが必要である。
【0046】したがって、撮影時は、出力は大きいがX
線曝射時間が短いので、前記平滑コンデンサ3の静電容
量を撮影時に必要な電力を供給できる値にすることによ
り、交流電源電流は0にすることができ、従来のような
高調波障害の虞はない。なお、管電流の制御は、前述と
同様にX線管8のフィラメントの加熱量を制御して行
う。
【0047】以上のように本発明装置においては、交流
電源30の電圧と電流は同相で力率は1となり、かつ電
流を正弦波に制御できるので、電源設備容量低減による
電源設備費の節約ができると共に電源高調波障害も除去
できる。
【0048】特に、胃の集団検診用X線装置のような単
相交流100V、数kVAの小さい容量の電源30を用
いる場合には、電源への負担を著しく軽減でき、しかも
これを実現するための第1の整流回路13の自己消弧の
スイッチング素子131〜134には透視時の電力に合わ
せて電流定格の小さい素子の使用が可能となるので、経
済上の利点も大きい。
【0049】また、本発明の第1の整流回路13の昇圧
機能を利用して、平滑コンデンサ3には電源電圧よりも
高い電圧を蓄えることができるため、撮影時にはこのコ
ンデンサ3から電力供給することによって小容量の電源
30でも大出力のX線発生装置を提供できる。
【0050】なお上述実施例では、X線曝射前の撮影準
備期間において、平滑コンデンサ3の電圧VS4が設定
値VS3に一致したとき、信号S12により接点31,3
3を開いて、電流,電圧制御回路17から第1のゲート
ドライブ回路16への信号を強制的に遮断し、スイッチ
ング素子131〜134をオフするように構成したが、こ
れのみに限定されることはない。例えば、接点31,3
3を省略し、その部分を導通させておき、上記電圧VS
4が設定値VS3に一致したとき、単に電流,電圧制御回
路17の動作を停止させるようにしてもよい。
【0051】図5は本発明装置の第2の実施例を示す回
路図で、図1に示す第1の実施例において、撮影中に何
等かの異常により、平滑コンデンサ3の電圧が電源電圧
以下になった場合に、交流電源30側から第1の整流回
路13の逆並列ダイオードD11〜D14に過大な電流が流
れ、これらのダイオードD11〜D14が破壊することを防
止するようにした例を示す。
【0052】図5において、34はダイオード保護スイ
ッチ、ここではサイリスタ341と342が逆並列に接続
されてなる交流スイッチ、35はこのスイッチ34をオ
ン,オフするためのサイリスタ341,342のゲート信
号発生回路、36は交流電源電圧の波高値を検出する波
高値検出器37の出力電圧と前記平滑コンデンサ3の電
圧とを比較し、波高値検出器37の出力電圧が平滑コン
デンサ3の電圧よりも高くなったときに信号を出力する
第2の比較器、38は撮影信号と第2の比較器36の出
力信号の論理積否定回路で、撮影時に交流電源電圧の波
高値が平滑コンデンサ3の電圧よりも高くなったとき
に、前記ゲート信号発生回路34への入力を0にしてそ
のサイリスタ341,342をオフするためのものであ
る。その他は図1と同じであり、その説明は省略する。
【0053】図5の実施例において、透視時及び撮影準
備期間は信号S12はないので、その論理信号は“0”と
なり、論理積否定回路38は“1”を出力してゲート信
号発生回路35はゲート信号を生成し、これをサイリス
タ341,342のゲートに与えて交流スイッチ34をオ
ンさせ、交流電源30から、動作中の第1の整流回路1
3側に透視時及び撮影準備期間の電力を供給する。
【0054】撮影時の電力は、平滑コンデンサ3から供
給するものであるが、このとき交流電源電圧の波高値が
平滑コンデンサ3の電圧よりも高くなると、第2の比較
器36が“1”を出力し、論理積否定回路38の出力を
“0”にしてサイリスタ341,342をオフし、交流電
源30から電力が供給されないようにする。このように
することによって、撮影時の大出力時に第1の整流回路
13の逆並列ダイオードD11〜D14に過大な電流が流れ
るのが防止され、そのダイオードD11〜D14の破壊が防
止される。
【0055】図6は本発明装置の第3の実施例を示す回
路図で、この図において、図9と同一符号は同一又は相
当部分を示す。図6においては、撮影時は交流電源電圧
と平滑コンデンサ3の電圧の大きさの如何に拘わらず、
常に交流スイッチ34をオフするものである。
【0056】すなわち、透視時及び撮影準備期間はサイ
リスタ341,342をオンして交流電源30からの電力
供給を行い、撮影時は接点39の開動作によりサイリス
タ341,342へのゲート信号をオフしサイリスタ34
1,342をオフすることにより、交流電源30からの電
力の供給が遮断されるものである。この図6の実施例に
おいても、図5の実施例と同様の効果(ダイオードD11
〜D14の破壊防止効果)が得られる。
【0057】なお、図5及び図6に示す例では、ダイオ
ード保護スイッチ(図5及び図6では交流スイッチ3
4)を交流電源30側に入れたが、第1の整流回路13
の出力側と平滑コンデンサ3との間に入れてもよい。こ
の場合のダイオード保護スイッチとしては自己消弧素子
が必要となる。
【0058】図7は本発明装置の第4の実施例の要部を
示す回路図で、交流電源30側への電力の回生が必要な
い場合の例である。この場合は、交流電源30側からの
電力の供給のみで、その動作は図1の実施例と同じであ
る。ただし、平滑コンデンサ3の電圧を下げたい場合
は、この電圧を放電させる抵抗を並列に接続する必要が
ある。図7の実施例では、回生用のスイッチング素子が
不要であるので、図1の実施例よりも経済的である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、交
流電源の電圧と電流が同位相で力率が1になり、皮相電
力が小さくなって電源設備容量が低減し、電源設備費を
節約できるという利点がある。また、交流電源電流の波
形も正弦波になるので、電源高調波障害が除去されると
いう利点もある。
【0060】更に、交流電源電圧よりも高い電圧を第1
の整流回路の出力電圧を平滑するコンデンサに充電し、
これをインバータ回路の入力電圧とするようにしたの
で、小さい容量の電源でも大きな出力のX線発生装置が
得られという利点もある。
【0061】特に、胃の集団検診用X線装置のような単
相交流100V、数kVAの小さい容量の電源を用いる
場合に、上記の利点はより発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の第1の実施例を示す回路図であ
る。
【図2】図1中の電流,電圧制御回路の具体例をその周
辺回路部分と共に示す図である。
【図3】図2における単相交流電源の電流とパルス幅変
調信号の波形図である。
【図4】図1,図2に示す本発明装置おける撮影準備期
間から撮影までの動作を説明するためのタイムチャート
である。
【図5】本発明装置の第2の実施例を示す回路図であ
る。
【図6】本発明装置の第3の実施例を示す回路図であ
る。
【図7】本発明装置の第4の実施例を示す回路図であ
る。
【図8】従来装置の回路図である。
【図9】従来装置の第2例を示す回路図である。
【図10】従来装置における単相交流電源の電流と電圧
の波形図である。
【符号の説明】
1 交流リアクトル 2 サイリスタによる単相全波整流回路 3 平滑コンデンサ 4 IGBTを用いたフルブリッジ型のインバータ
回路 5 共振用コンデンサ 6 高電圧変圧器 7 高電圧整流回路 8 X線管 11 ゲートドライブ回路(第2のゲートドライブ回
路) 12 インバータ回路の位相差,周波数制御回路 13 第1の整流回路(IGBTによる単相全波整流
回路) 131〜134 自己消弧可能なスイッチング素子 D1〜D4,D11〜D14ダイオード 14 単相交流電源の電流検出器 15 単相交流電源の電圧検出器 16 第1のゲートドライブ回路 17 単相交流電源の電流と第1の整流回路の出力電
圧を制御する電流,電圧制御回路 20 単相正弦波発生器 21,23 誤差増幅器 22 乗算器 24 鋸歯状波発生器 25 比較器 30 単相交流電源 31,33,39 接点 32 操作卓(制御手段) 34 逆並列接続サイリスタによる交流スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を整流する第1の整流回路と、
    この第1の整流回路の出力電圧を平滑する平滑コンデン
    サと、この平滑コンデンサの出力を高周波の交流に変換
    するインバータ回路と、このインバータ回路の出力電圧
    を昇圧する高電圧変圧器と、この高電圧変圧器の出力を
    整流する第2の整流回路とを備え、この第2の整流回路
    の出力電圧をX線管に印加してX線を発生させるインバ
    ータ式X線高電圧装置において、 前記平滑コンデンサは、第1及び第2の平滑コンデンサ
    を直列接続してなり、 前記第1の整流回路は、各々同方向に向けて直列接続さ
    れた2つのダイオードを備えてなる第1及び第2のダイ
    オード直列接続体と、これら両ダイオード直列接続体の
    うちの第1のダイオード直列接続体のダイオード相互接
    続点に第1の自己消弧可能なスイッチング素子の正極を
    接続し、前記第2のダイオード直列接続体のダイオード
    相互接続点に第2の自己消弧可能なスイッチング素子の
    負極を接続し、前記第1の自己消弧可能なスイッチング
    素子の負極と前記第2の自己消弧可能なスイッチング素
    子の正極を接続し、前記第1のダイオード直列接続体の
    正極と前記第2のダイオード直列接続体の負極を接続
    し、その接続点に前記交流電源の一端にその一端が接続
    された交流リアクトルの他端を接続し、前記第1及び第
    2の平滑コンデンサの接続点と前記第1及び第2の自己
    消弧可能なスイッチング素子の接続点と前記交流電源の
    他端とを接続し、前記第1のダイオード直列接続体の負
    極に前記第1の平滑コンデンサの正極を接続してその接
    続点を正極直流出力端とし、前記第2のダイオード直列
    接続体の正極に前記第2の平滑コンデンサの負極を接続
    してその接続点を負極直流出力端としてなり、 前記交流電源の電流と電圧の位相差及び前記平滑コンデ
    ンサの電圧とその設定値との誤差に応じて前記第1の整
    流回路のスイッチング素子をパルス幅変調制御し、前記
    交流電源の電流と電圧の位相を一致させると共に前記平
    滑コンデンサの電圧を設定値に制御する電流,電圧制御
    回路と、 透視時は、前記電流,電圧制御回路により前記交流電源
    の電流と電圧の位相を一致させると共に前記平滑コンデ
    ンサの電圧を設定値に制御し、この平滑コンデンサの電
    圧を前記インバータ回路に入力させ、撮影時は、前記平
    滑コンデンサの電圧の設定値を前記電源電圧よりも高い
    撮影時設定値に設定し、X線曝射前の撮影準備期間に前
    記電流,電圧制御回路により前記交流電源の電流と電圧
    の位相を一致させると共に前記平滑コンデンサの電圧を
    前記撮影時設定値に制御し、撮影時設定値に達した後に
    前記スイッチング素子をオフし、その後のX線曝射信号
    により前記インバータ回路を動作させて撮影時設定値に
    達した前記平滑コンデンサの電圧を前記インバータ回路
    に入力させ前記平滑コンデンサからのみ撮影時の電力を
    供給させる制御手段とを具備することを特徴とするイン
    バータ式X線高電圧装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のダイオード直列接続体と逆並
    列に第3の自己消弧可能なスイッチング素子を接続する
    と共にこの第3の自己消弧可能なスイッチング素子と逆
    並列にダイオードを接続し、かつ前記第2のダイオード
    直列接続体と逆並列に第4の自己消弧可能なスイッチン
    グ素子を接続すると共にこの第4の自己消弧可能なスイ
    ッチング素子と逆並列にダイオードを接続してなる請求
    項1に記載のインバータ式X線高電圧装置。
  3. 【請求項3】 撮影中に前記平滑コンデンサの電圧が交
    流電源電圧以下になったとき、前記第1の整流回路中の
    ダイオードの順方向に電流が流れるのを防止するダイオ
    ード保護手段を具備することを特徴とする請求項1又は
    2に記載のインバータ式X線高電圧装置。
  4. 【請求項4】 撮影時に、前記第1の整流回路を前記交
    流電源又は前記平滑コンデンサから切り離す手段を具備
    することを特徴とする請求項1、2又は3のいずれかに
    記載のインバータ式X線高電圧装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002237397A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Hitachi Medical Corp X線発生装置及びこれを用いたx線ct装置
JP2003502814A (ja) * 1999-06-22 2003-01-21 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ X線検査装置
CN106783483A (zh) * 2016-11-30 2017-05-31 上海联影医疗科技有限公司 高压发生器、x射线产生装置及其控制方法

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