JP2003006937A - 貼り合せ型光ディスクの製造方法 - Google Patents
貼り合せ型光ディスクの製造方法Info
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- JP2003006937A JP2003006937A JP2001184543A JP2001184543A JP2003006937A JP 2003006937 A JP2003006937 A JP 2003006937A JP 2001184543 A JP2001184543 A JP 2001184543A JP 2001184543 A JP2001184543 A JP 2001184543A JP 2003006937 A JP2003006937 A JP 2003006937A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスクの反り等に起因する再生時のエラー
の発生を未然に防止することができる光情報記録媒体を
製造する。 【解決手段】 基板の間に紫外線硬化接着剤で充填し、
両基板を重ねあわせた状態で紫外線を照射して硬化させ
て接合させる光情報記録媒体の製造方法において、少な
くとも記録層、反射層を形成した一方の基板を上側に、
かつ、他方の基板を下側に配置し、下側より紫外線を照
射する光情報記録媒体の製造方法。
の発生を未然に防止することができる光情報記録媒体を
製造する。 【解決手段】 基板の間に紫外線硬化接着剤で充填し、
両基板を重ねあわせた状態で紫外線を照射して硬化させ
て接合させる光情報記録媒体の製造方法において、少な
くとも記録層、反射層を形成した一方の基板を上側に、
かつ、他方の基板を下側に配置し、下側より紫外線を照
射する光情報記録媒体の製造方法。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD等の複数枚
のディスク基板が貼り合わされた構造を有する情報記録
用の貼り合せ型光ディスクの製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】レーザ光を用いて情報を記録し、又は再
生するディスク状記録媒体としては、CD−R(Compac
t Disc-recordable)、CD-ROM(Compact Disc)、D
VD-ROM(digital versatile disc)、DVD−R
(digital versatile disc-recordable)、DVD−R
W等が知られている。これらの中でDVD-ROM、D
VD−R、DVD−RW等のディスク状記録媒体(以
下、「光ディスク」という。)は、複数枚(通常、2
枚)のディスク基板が接着剤により貼り合された構造と
されている。高密度で情報記録される、DVD-RO
M、DVD−R、DVD−RWは、径方向に沿った反
り、周方向に沿った面振れ等の寸法誤差の許容範囲が極
めて小さいため高い寸法精度での製造が要求され、また
接着剤を挟んで両側に記録面を有する光ディスクの場合
には、ディスク基板間に残存する気泡が記録再生エラー
の原因となることから、複数枚のディスク基板を接着剤
により貼り合せる際に、ディスク基板間に気泡が残存し
ないように接着剤をディスク基板間に均一に充填する必
要がある。 【0003】光ディスクを高い寸法精度で、2枚のディ
スク基板間に気泡を残存させることなく光ディスクを製
造する技術としては、例えば、特開平11−28328
7号公報に開示されている貼り合せ型ディスクの製造方
法がある。このディスク製造方法では、回転駆動系によ
り支持された基台上に紫外線硬化樹脂を介して積層され
た2枚のディスク基板(ディスク積層体)を載置し、回
転駆動系により基台を高速回転させて紫外線硬化樹脂を
延展させる。これにより、遠心力により紫外線硬化樹脂
がディスク基板間に気泡が残存しないように均一に延展
される。このディスク製造方法では、紫外線硬化樹脂の
延展完了後に基台の回転速度を低速とし、低速回転する
ディスク積層体に紫外線を照射して接着剤としての紫外
線硬化樹脂を硬化させつつ、ディスク積層体の上方から
ディスク積層体の上面側に加圧空気を吹き付ける。これ
により、紫外線硬化樹脂の硬化時に積層体の下面が気体
圧力により基台における平面状の載置面へ加圧されるの
で、ディスク積層体の反りが防止される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−283287号公報に開示されているディスク製
造方法では、ディスク積層体へ吹き付ける加圧空気の圧
力が低すぎると効果的に光ディスクの反りを防止でき
ず、これに対し、気体圧力が高圧すぎると光ディスクの
下面側に傷が発生するおそれがある。このことから、こ
のディスク製造方法では、ディスク積層体へ吹き付ける
気体圧力の制御が難しく、さらにディスク積層体下面の
略全体が支持台の載置面へ加圧されることから、載置面
上の塵埃等がディスク積層体下面における情報記録層の
対向領域に転移し、付着するおそれもある。 【0005】本発明の目的は、上記事実を考慮して、デ
ィスク基板間の接着剤の硬化完了時に生じるディスク積
層体の機械特性(反り、面振れ等)を簡便に改善するこ
とができる貼り合せ型光ディスクの製造方法を提供する
ことにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の貼り合せ型光デ
ィスクの製造方法は、基板の間に紫外線硬化接着剤で充
填し、両基板を重ねあせた状態で紫外線を照射し硬化さ
せて両基板を接合させる光情報記録媒体の製造方法にお
いて、少なくとも記録層、反射層が形成された一方の基
板を上側に、他方の基板を下側に配置し、下側より紫外
線を照射して紫外線硬化接着剤を硬化させることを特徴
とする貼り合せ型光ディスクの製造方法である。ディス
ク基板の周縁部は、射出成形時の条件によりマイナス側
(すなわち、ディスク基板をターンテーブル上に戴置し
たとき下側)に反る傾向がある。このディスク基板面に
記録層、反射層、接着剤層を形成すると、ディスク基板
のこしが固定された状態で特にターンテーブルの外側に
はみ出した領域では基板の自重と接着剤層等によりディ
スク基板がマイナス側に反った状態となりやすい。しか
し、記録層、反射層、接着剤層を形成した一方のディス
ク基板を上側にし、他方のディスク基板を下側に配置
し、下側から紫外線を照射して紫外線硬化接着剤を硬化
させて接着剤層を介して両ディスク基板を接合すると、
記録層、反射層、接着剤層を形成したディスク基板の周
縁部分の反りはプラス側に生じるが、この基板の周縁部
では基板の自重と接着剤層によりマイナス側に反りが生
じ、これらの反りが互いにほぼ相殺され,この状態で紫
外線を照射すると、紫外線硬化接着剤が硬化した後の光
ディスクの反りが減少する。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面に基づいて説明する。図1には本発明の
実施形態に係る光ディスクが示され、図2〜図4には本
実施形態に係る光ディスクの製造装方法がそれぞれ示さ
れている。この光ディスク10はDVD−Rとして構成
されたものであり、図1に示されるようにリング状にそ
れぞれ形成された情報記録基板(以下、単に「記録基
板」という。)12及びダミー基板(対向基板)14を
有している。記録基板12は、透明樹脂製の円板からな
る基層(単に「基板」ともいう)16上に、記録層1
8、反射層20が順に積層されている。またダミー基板
14も透明樹脂により形成されており、このダミー基板
14は紫外線硬化接着剤により記録基板12の反射層2
0側の面に貼り合わされている。 【0008】ここで、記録基板12の中心部にはセンタ
ーホール22が穿設され、またダミー基板14の中心部
にはセンターホール22と同径とされた円形の開口部2
4が形成されている。このような光ディスク10は、記
録基板12上に紫外線硬化接着剤26(図2参照)を介
してダミー基板14を積層し、これらの基板12,14
間の紫外線硬化接着剤26を均一に延展させる貼合工程
と、基板12,14間に充填された紫外線硬化接着剤を
硬化させる硬化工程とを経て製造される。 【0009】図2には本実施形態に係る光ディスクの製
造方法におけるスピンコータ28が示されている。この
スピンコータ28には、肉厚円板状のターンテーブル3
0が設けられている。ターンテーブル30には、その下
面中心部に回転軸32が同軸的に連結固定されており、
この回転軸32には駆動モータ(図示省略)が直接、又は
トルク伝達機構を介して連結されている。この駆動モー
タは、例えば、直流ステッピングモータが用いられ回転
速度の制御が可能とされている。ターンテーブル30上
面は記録基板12が載置される平面状の載置面34とさ
れている。 【0010】ターンテーブル30内は中空状とされてお
り、載置面34には、内周側にターンテーブル30の軸
心STを中心とする周方向に沿って環状の溝部(図示省
略)が形成されると共に、この溝部の外周側に前記周方
向に沿って延在する環状の凹部(図示省略)が形成され
ている。載置面34の溝部はターンテーブル30内の中
空部へ連通しており、載置面34上に記録基板12が載
置された状態では、記録基板12の情報記録領域の内周
側へ対向する。また載置面34の凹部は記録基板12の
情報記録領域に対向して、この情報記録領域を載置面3
4から浮いた状態とする。 【0011】ターンテーブル30の中空部には真空ポン
プ等の真空発生装置(図示省略)が接続されており、この
真空発生装置が作動すると、ターンテーブル30内の中
空部及び載置面34の溝部内が負圧状態となって載置面
34上に載置された記録基板12が吸引される。またタ
ーンテーブル30の載置面34には、その中心部に記録
基板12のセンターホール22の内径に対応する外径を
有する円柱状のボス36が立設されている。このボス3
6は、記録基板12が載置面34上に載置されるとセン
ターホール22内へ挿入されて記録基板12がターンテ
ーブル30と同軸的となるように位置決めする。なお、
ボス36の外周面にターンテーブル30の中空部内へ連
通する吸引口(図示省略)を開口させ、この吸引口から
記録基板12とダミー基板14との間に負圧を供給し、
これら基板12,14間に充填された紫外線硬化接着剤
を内周側へ吸引するようにして良い。 【0012】図2(A)〜(D)に基づいて光ディスク
10の貼合工程を説明する。先ず、図2(A)に示され
るように、ターンテーブル30の載置面34上に記録基
板12を載置すると共にボス36をセンターホール22
へ嵌挿し、記録基板12をターンテーブル30に対して
位置決めする。この記録基板12上には、既に記録層、
反射層が形成されており、この面上に図2(B)に示さ
れるように接着剤供給装置のディスペンサ38により紫
外線硬化接着剤が供給される。このとき、接着剤供給装
置は、径方向へは記録基板12のセンターホール22よ
りも僅かに外周側に保持される。この紫外線硬化接着剤
26の供給時には、ディスペンサ38の先端部から紫外
線硬化接着剤26を滴下しつつ、ターンテーブル30を
低速回転させるか、又はディスペンサ38をターンテー
ブル30の軸心STを中心とする周方向へ移動させる。
これにより、紫外線硬化接着剤26は、記録基板12に
おけるセンターホール22の僅かに外周側にリング状に
塗布される。 【0013】次に、ターンテーブル30を回転させた状
態で、マニピュレータ等のディスク搬送装置(図示省略)
を用いてダミー基板14を上方から紫外線硬化接着剤2
6が塗布された記録基板12上へゆっくりと下降させ、
ダミー基板14の下面がリング状になっている紫外線硬
化接着剤26に全周に亘って接触した時点で、搬送装置
によりダミー基板14の下降を停止させダミー基板14
を解放する。このとき、ダミー基板14の開口部24に
ボス36が嵌挿されてダミー基板14が記録基板12と
同軸的になるように位置決めされ、図2(C)に示され
るように、紫外線硬化接着剤26を介してダミー基板1
4が記録基板12上に載置される。 【0014】ダミー基板14が記録基板12上に載置さ
れると、図2(D)に示されるように、ターンテーブル
30を高速回転(例えば、4400rpm)させる。こ
れにより、基板12,14間の紫外線硬化接着剤26が
遠心力により外周側へ延展し、基板12,14間に略均
一に充填されると共に、薄膜化されて所定の層厚とな
る。このように薄膜化された紫外線硬化接着剤26を介
して記録基板12及びダミー基板14が積層されること
により、ディスク積層体15が構成される。また、基板
12,14間で余剰となった紫外線硬化接着剤26は、
ディスク積層体15の外周端から外周側へ飛散しターン
テーブル30の周辺部に付着するが、硬化前の紫外線硬
化接着剤26は十分流動性を有しており、容易に除去及
び回収が可能である。 【0015】次に図3(E)に示されるように、先ず、
ディスクキャリア38の吸着部材40によりターンテー
ブル30上のディスク積層体15を吸着して持ち上げ、
ディスクキャリア38によりディスク積層体15をター
ンテーブル30の上方まで搬送する。ディスクキャリア
38は、ターンテーブル30とは異なる位置に配置され
たターンテーブルに移動可能に配置されている。 【0016】図3(F)に示されるように、ディスク積
層体15が吸着部材40を介してディスクキャリア38
に吸着さた状態でディスク積層体15の下側(記録基板
12側)を吸着部材44を介してディスクキャリア42
に吸着させるとともにディスクキャリア38側の吸引動
作を停止する。 【0017】次に図4(G)に示されるように、ディス
クキャリア42にディスク積層体15を吸着させた状態
でディスクキャリア42を図示していない回転機構によ
って180度回転させ、ディスク積層体15の記録基板
12が上側に、ダミー基板14が下側に配置された状態
とされる。次に図示していない駆動機構によってディス
クキャリア42はターンテーブル46上に移動する。タ
ーンテーブル46は、肉厚がターンテーブル30よりも
薄くなっており、かつ紫外線透過率が高い材料等から構
成されている。また、ターンテーブル46の回転軸50
は、ボス36とほぼ同径に形成されている。 【0018】ディスクキャリア42によるディスク積層
体15の吸着動作を維持しながら、ディスクキャリア4
2がターンテーブル46に下降し、ボス50をディスク
積層体15のセンターホールに嵌挿させ、ディスク基板
15をターンテーブル46に位置決めする。その後、デ
ィスクキャリア42によるディスク積層体15の吸着動
作を解除してディスク基板15をターンテーブル46上
の戴置面50上に戴置する。 【0019】次に図4(H)に示されるに、ターンテー
ブル46の下方に配置された紫外線照射装置54から紫
外線を照射する。この場合、肉厚がターンテーブル30
よりも薄くなっており、かつ紫外線透過率が高い材料で
形成されており、ターンテーブル46は、低速で回転し
ているため、紫外線はターンテーブル46内を均一に、
かつ効率的に透過し、ディスク積層体15の紫外線硬化
接着剤層に到達し、基板12,14の間に充填された紫
外線硬化接着剤を硬化させる。また、回転軸48の径
は、ボス50とほぼ同径であり、ディスク積層体15の
中心部周辺にも紫外線が到達し、紫外線硬化接着剤を硬
化させる。 【0020】紫外線硬化接着剤の硬化時間は、紫外線照
射装置52により薄膜化された紫外線硬化接着剤へ照射
される紫外線の発光強度又は、紫外線の発光時間と発光
停止時間との比(デューティ比)を変化させることによ
り調整される。 【0021】上記した実施の形態においては、ディスク
基板15の周縁部は、射出成形時の条件によりマイナス
側(すなわち、ディスク基板15をターンテーブル30
上に戴置したとき下側)に反る傾向がある。このディス
ク基板面15に記録層、反射層、接着剤層を形成する
と、ディスク基板15のこしが固定された状態で特にタ
ーンテーブル30の外側にはみ出した領域ではディスク
基板15の自重と接着剤層等によりディスク基板15が
大きくマイナス側に反った状態となりやすい。このディ
スク積層体を、記録層、反射層、接着剤層を形成した一
方の記録基板12を上側にし、他方のダミー基板14を
下側に配置し、下側から紫外線を照射して紫外線硬化接
着剤を硬化させて接着剤層を介して両基板を接合する
と、記録層、反射層、接着剤層を形成した記録基板12
の周縁部分の反りはプラス側に生じるが、この基板の周
縁部では基板の自重と接着剤層等によりマイナス側に反
りが生じ、これらの反りが互いにほぼ相殺され,この状
態で紫外線を照射すると、紫外線硬化接着剤が硬化した
後の光ディスクの反りが減少する。 【0022】本発明において、図3(F〜G)に示す実
施の形態の他に、ディスク積層体15の周縁の一部を回
転可能な把持部材によって把持した後、ディスク積層体
15を180度回転させ、記録基板12側を上側に、ダ
ミー基板14を下側にした状態のディスク積層体15を
ターンテーブル46上にセットするようにしてもよい。
また、図3(G〜H)に示す実施の形態に示されるター
ンデーブル46の代わりに紫外線が透過可能な支持体上
にディスク積層体15を戴置してディスク積層体15に
紫外線を照射するようにしてもよい。 【0023】次に本発明における基板について説明す
る。本発明の方法に適用される記録基板は、少なくとも
記録層、反射層が形成される基板であり、ダミー基板
は、この記録基板に対して紫外線硬化接着剤を介して接
合されるダミー基板である限り、特に制約はないが、特
に好ましい記録基板、ダミー基板(対向基板)について
説明する。 【0024】−記録基板− <基板> 基板としては、例えば、ガラス;ポリカーボ
ネート;ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂;
ポリ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体等の塩化ビニル系
樹脂;エポキシ樹脂;アモルファスポリオレフィン及び
ポリエステルなどの材料から構成される。上記のもの
は、所望により併用してもよい。この中では、耐湿性、
寸法安定性及び価格などの点からポリカーボネートが好
ましい。基板の厚さは一般に0.4〜1.5mmの範囲
にあり、好ましくは1.1〜1.3mmの範囲である。 【0025】基板の表面には、トラッキング用溝又はア
ドレス信号等の情報を表わす溝(グルーブ)が形成され
ていることが好ましい。このグルーブは、ポリカーボネ
ートなどの樹脂材料を射出成形あるいは押出成形する際
に直接基板上に形成されることが好ましい。 【0026】基板は、CD−RやDVD−Rに適用され
る基板でもよいが、より高い記録密度を達成するために
CD−RやDVD−Rに比べて、より狭いトラックピッ
チのグルーブが形成された基板を用いる場合でも同様な
効果が得られる。 【0027】<記録層>記録層は、レーザで記録及び再
生が可能であれば、相変化金属化合物でも有機化合物で
もかまわないが、有機化合物が好ましい。有機化合物と
しては、具体的には、特開平4−74690号、特開平
8−127174号、特開平11−53758号、特開
平11−334204号、特開平11−334205
号、特開平11−334206号、特開平11−334
207号、特開2000−43423号、特開2000
−108513号、特開2000−158818号に記
載されている色素、あるいは、トリアゾール、トリアジ
ン、シアニン、メロシアニン、アミノブタジエン、フタ
ロシアニン、桂皮酸、ビオロゲン、アゾ、オキソノール
ベンゾオキサゾール、ベンゾトリアゾール等が好まし
く、 【0028】記録層は、前述したシアニン色素等の有機
化合物、更に所望により結合剤を溶剤に溶解して塗布液
を調製し、次いで、この塗布液を反射層の表面に塗布し
て塗膜を形成したのち乾燥することにより形成すること
ができる。 また、記録物質等を溶解処理する方法とし
ては、超音波処理等の方法を適用することができる。ま
た、塗布液中には、更に、酸化防止剤、UV吸収剤、可
塑剤、及び潤滑剤など各種の添加剤を目的に応じて添加
してもよい。 【0029】結合剤の例としては、例えば、ゼラチン、
セルロース誘導体、デキストラン、ロジン、ゴムなどの
天然有機高分子物質;及びポリウレタン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリイソブチレン
等の炭化水素系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリ塩化ビニル・ポリ酢酸ビニル共重合体等のビ
ニル系樹脂、ポリアクリル酸メチル、ポリメタクリル酸
メチル等のアクリル樹脂、ポリビニルアルコール、塩素
化ポリエチレン、エポキシ樹脂、ブチラール樹脂、ゴム
誘導体、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂等の熱硬化
性樹脂の初期縮合物などの合成有機高分子を挙げること
ができる。記録層の材料として結合剤を併用する場合
に、結合剤の使用量は、有機化合物100質量部に対し
て0.2〜20質量部、好ましくは、0.5〜10質量
部、更に好ましくは1〜5質量部である。結合剤を記録
層に含有させることにより記録層の保存安定性を改良す
ることも可能である。 【0030】記録層には、該記録層の耐光性を向上させ
るために、種々の褪色防止剤を含有させることができ
る。褪色防止剤としては、一般的に一重項酸素クエンチ
ャーが用いられる。一重項酸素クエンチャーとしては、
既に公知の特許明細書等の刊行物に記載のものを利用す
ることができる。 【0031】その具体例としては、特開昭58−175
693号公報、同59−81194号公報、同60−1
8387号公報、同60−19586号公報、同60−
19587号公報、同60−35054号公報、同60
−36190号公報、同60−36191号公報、同6
0−44554号公報、同60−44555号公報、同
60−44389号公報、同60−44390号公報、
同60−54892号公報、同60−47069号公
報、同63−209995号公報、特開平4−2549
2号公報、特公平1−38680号公報、および同6−
26028号公報等の各公報、ドイツ特許350399
号明細書、そして日本化学会誌1992年10月号第1
141頁等に記載のものを挙げることができる。 【0032】<反射層>反射層は、情報の再生時におけ
る反射率の向上の目的で設けられる。反射層の材料であ
る光反射性物質は、レーザ光に対する反射率が70%以
上の物質であり、その例としては、Mg、Se、Y、T
i、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、M
n、Re、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、I
r、Pt、Cu、Ag、Au、Zn、Cd、Al、G
a、In、Si、Ge、Te、Pb、Po、Sn、Bi
などの金属及び半金属あるいはステンレス鋼を挙げるこ
とができる。これらの物質は単独で用いてもよいし、あ
るいは二種以上の組合せで、又は合金として用いてもよ
い。反射層は、Au、Agのどちらか一方を含有するが
好ましく、その含有量が高いほど更に好ましい。光反射
層は、例えば、上記反射性物質を真空蒸着、スパッタリ
ング又はイオンプレーティングすることにより基板の上
に形成することができる。反射層の層厚は、一般的には
10〜800nmの範囲にあり、好ましくは20〜50
0nmの範囲、更に好ましくは50〜300nmの範囲
である。 【0033】<その他の層>記録基板には、上記した記
録層、反射層以外にも必要に応じて基板と記録層との間
に下塗り層、反射層の片方または両面に耐熱保護層(ス
パッタ層)等の層が形成されたものであってもよい。 【0034】−対向基板− 本発明において、対向基板としては、特にも制約ない
が、温熱保存、低温保存、接着剤硬化時等に生じる基板
の反りが均等になる意味から記録層を形成する基板と同
一材料のものが好適に使用される。 【0035】 【実施例】実施例1 厚さ0.6mm、直径120mmのスパイラル状のグル
ープ(溝深さ150nm、溝幅300nm、トラックピ
ッチ0.74μm)を有する射出成形ポリカーボネート
樹脂(出光社製ポリカーボネート;商品名タフロンMD
1500)基板のグループを有する面上に記録層を形成
した。記録層は、下記の(OM97)で示される色素
0.25gと、下記の(OM98)で示される色素0.
06gを2,2,3,3−テトラフルオロプロパノール
溶剤30gに1時間超音波を行なって溶解し、この色素
塗布液をスピンコート法により回転数を調整しながら、
乾燥膜厚が約160nmとなるようにして形成した。こ
の記録層上に、DCマグネトロンスパッタにより150
nmのAg膜からなる反射層を形成した。 【0036】 【化1】 次に記録層、反射層が形成された基板をスピンコーター
にセットし、反射層上に紫外線硬化接着剤(大日本イン
キ化学社製;SD640)を60r.p.m.の回転数
でスピンコートし、その後、回転を止めて対向基板(記
録層形成基板と同一材料の基板)を接着剤処理面に戴置
し、さらにその後、4400r.p.m.で回転させて
接着剤を2枚の基板間に展延させてディスク積層体を得
た。 【0037】このディスク積層体の記録層、反射層を形
成した基板が上側に、対向基板が下側になるように別の
ターンテーブルに移し、次にディスク積層体をターンテ
ーブル毎、紫外線照射部に移動させ、ディスク積層体の
下側(対向基板側)から紫外線を照射して紫外線硬化接
着剤を硬化させ、2枚の基板を接着させた光ディスクを
得た。 【0038】比較例1 実施例1において、ディスク積層体の記録層、反射層を
形成した基板を下側にしてディスク積層体の上側(対向
基板)側から紫外線を照射して紫外線硬化接着剤を硬化
させた以外は、実施例1と同様にして2枚の基板を接着
させた光ディスクを得た。 【0039】実施例1及び比較例1で得られた光情報記
録媒体について、それぞれ機械的特性を評価した。 [評価]ジャパンEM社製 DVD機械特性評価装置D
LD4000を用いて評価した。評価項目はR−til
t(ラジアルチルト:半径方向の傾き)及びVert
(バーティカル:R=22mm部を基準としたときのデ
ィスク面高さ)とした。得られた結果を図5及び図6に
示す。図5は、比較例1の光情報記録媒体は半径方向の
傾きが大きいが、実施例1の光情報記録媒体は半径方向
の傾きが小さくなっていることを示している。また、図
6は、比較例1の光情報記録媒体はディスク反り量が大
きいが、実施例1の光情報記録媒体はディスク反り量が
小さくなっていることを示している。 【0040】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、少なくと
も記録層、反射層を形成した一方の基板を上側に、か
つ、他方の基板を下側に配置し、下側より紫外線を照射
するという簡便な手段で光ディスクの反りを大幅に減少
させることができる。したがって、光ディスクの反り等
に起因する再生時のエラーの発生を未然に防止すること
ができる光情報記録媒体を製造することができる。
のディスク基板が貼り合わされた構造を有する情報記録
用の貼り合せ型光ディスクの製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】レーザ光を用いて情報を記録し、又は再
生するディスク状記録媒体としては、CD−R(Compac
t Disc-recordable)、CD-ROM(Compact Disc)、D
VD-ROM(digital versatile disc)、DVD−R
(digital versatile disc-recordable)、DVD−R
W等が知られている。これらの中でDVD-ROM、D
VD−R、DVD−RW等のディスク状記録媒体(以
下、「光ディスク」という。)は、複数枚(通常、2
枚)のディスク基板が接着剤により貼り合された構造と
されている。高密度で情報記録される、DVD-RO
M、DVD−R、DVD−RWは、径方向に沿った反
り、周方向に沿った面振れ等の寸法誤差の許容範囲が極
めて小さいため高い寸法精度での製造が要求され、また
接着剤を挟んで両側に記録面を有する光ディスクの場合
には、ディスク基板間に残存する気泡が記録再生エラー
の原因となることから、複数枚のディスク基板を接着剤
により貼り合せる際に、ディスク基板間に気泡が残存し
ないように接着剤をディスク基板間に均一に充填する必
要がある。 【0003】光ディスクを高い寸法精度で、2枚のディ
スク基板間に気泡を残存させることなく光ディスクを製
造する技術としては、例えば、特開平11−28328
7号公報に開示されている貼り合せ型ディスクの製造方
法がある。このディスク製造方法では、回転駆動系によ
り支持された基台上に紫外線硬化樹脂を介して積層され
た2枚のディスク基板(ディスク積層体)を載置し、回
転駆動系により基台を高速回転させて紫外線硬化樹脂を
延展させる。これにより、遠心力により紫外線硬化樹脂
がディスク基板間に気泡が残存しないように均一に延展
される。このディスク製造方法では、紫外線硬化樹脂の
延展完了後に基台の回転速度を低速とし、低速回転する
ディスク積層体に紫外線を照射して接着剤としての紫外
線硬化樹脂を硬化させつつ、ディスク積層体の上方から
ディスク積層体の上面側に加圧空気を吹き付ける。これ
により、紫外線硬化樹脂の硬化時に積層体の下面が気体
圧力により基台における平面状の載置面へ加圧されるの
で、ディスク積層体の反りが防止される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−283287号公報に開示されているディスク製
造方法では、ディスク積層体へ吹き付ける加圧空気の圧
力が低すぎると効果的に光ディスクの反りを防止でき
ず、これに対し、気体圧力が高圧すぎると光ディスクの
下面側に傷が発生するおそれがある。このことから、こ
のディスク製造方法では、ディスク積層体へ吹き付ける
気体圧力の制御が難しく、さらにディスク積層体下面の
略全体が支持台の載置面へ加圧されることから、載置面
上の塵埃等がディスク積層体下面における情報記録層の
対向領域に転移し、付着するおそれもある。 【0005】本発明の目的は、上記事実を考慮して、デ
ィスク基板間の接着剤の硬化完了時に生じるディスク積
層体の機械特性(反り、面振れ等)を簡便に改善するこ
とができる貼り合せ型光ディスクの製造方法を提供する
ことにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の貼り合せ型光デ
ィスクの製造方法は、基板の間に紫外線硬化接着剤で充
填し、両基板を重ねあせた状態で紫外線を照射し硬化さ
せて両基板を接合させる光情報記録媒体の製造方法にお
いて、少なくとも記録層、反射層が形成された一方の基
板を上側に、他方の基板を下側に配置し、下側より紫外
線を照射して紫外線硬化接着剤を硬化させることを特徴
とする貼り合せ型光ディスクの製造方法である。ディス
ク基板の周縁部は、射出成形時の条件によりマイナス側
(すなわち、ディスク基板をターンテーブル上に戴置し
たとき下側)に反る傾向がある。このディスク基板面に
記録層、反射層、接着剤層を形成すると、ディスク基板
のこしが固定された状態で特にターンテーブルの外側に
はみ出した領域では基板の自重と接着剤層等によりディ
スク基板がマイナス側に反った状態となりやすい。しか
し、記録層、反射層、接着剤層を形成した一方のディス
ク基板を上側にし、他方のディスク基板を下側に配置
し、下側から紫外線を照射して紫外線硬化接着剤を硬化
させて接着剤層を介して両ディスク基板を接合すると、
記録層、反射層、接着剤層を形成したディスク基板の周
縁部分の反りはプラス側に生じるが、この基板の周縁部
では基板の自重と接着剤層によりマイナス側に反りが生
じ、これらの反りが互いにほぼ相殺され,この状態で紫
外線を照射すると、紫外線硬化接着剤が硬化した後の光
ディスクの反りが減少する。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面に基づいて説明する。図1には本発明の
実施形態に係る光ディスクが示され、図2〜図4には本
実施形態に係る光ディスクの製造装方法がそれぞれ示さ
れている。この光ディスク10はDVD−Rとして構成
されたものであり、図1に示されるようにリング状にそ
れぞれ形成された情報記録基板(以下、単に「記録基
板」という。)12及びダミー基板(対向基板)14を
有している。記録基板12は、透明樹脂製の円板からな
る基層(単に「基板」ともいう)16上に、記録層1
8、反射層20が順に積層されている。またダミー基板
14も透明樹脂により形成されており、このダミー基板
14は紫外線硬化接着剤により記録基板12の反射層2
0側の面に貼り合わされている。 【0008】ここで、記録基板12の中心部にはセンタ
ーホール22が穿設され、またダミー基板14の中心部
にはセンターホール22と同径とされた円形の開口部2
4が形成されている。このような光ディスク10は、記
録基板12上に紫外線硬化接着剤26(図2参照)を介
してダミー基板14を積層し、これらの基板12,14
間の紫外線硬化接着剤26を均一に延展させる貼合工程
と、基板12,14間に充填された紫外線硬化接着剤を
硬化させる硬化工程とを経て製造される。 【0009】図2には本実施形態に係る光ディスクの製
造方法におけるスピンコータ28が示されている。この
スピンコータ28には、肉厚円板状のターンテーブル3
0が設けられている。ターンテーブル30には、その下
面中心部に回転軸32が同軸的に連結固定されており、
この回転軸32には駆動モータ(図示省略)が直接、又は
トルク伝達機構を介して連結されている。この駆動モー
タは、例えば、直流ステッピングモータが用いられ回転
速度の制御が可能とされている。ターンテーブル30上
面は記録基板12が載置される平面状の載置面34とさ
れている。 【0010】ターンテーブル30内は中空状とされてお
り、載置面34には、内周側にターンテーブル30の軸
心STを中心とする周方向に沿って環状の溝部(図示省
略)が形成されると共に、この溝部の外周側に前記周方
向に沿って延在する環状の凹部(図示省略)が形成され
ている。載置面34の溝部はターンテーブル30内の中
空部へ連通しており、載置面34上に記録基板12が載
置された状態では、記録基板12の情報記録領域の内周
側へ対向する。また載置面34の凹部は記録基板12の
情報記録領域に対向して、この情報記録領域を載置面3
4から浮いた状態とする。 【0011】ターンテーブル30の中空部には真空ポン
プ等の真空発生装置(図示省略)が接続されており、この
真空発生装置が作動すると、ターンテーブル30内の中
空部及び載置面34の溝部内が負圧状態となって載置面
34上に載置された記録基板12が吸引される。またタ
ーンテーブル30の載置面34には、その中心部に記録
基板12のセンターホール22の内径に対応する外径を
有する円柱状のボス36が立設されている。このボス3
6は、記録基板12が載置面34上に載置されるとセン
ターホール22内へ挿入されて記録基板12がターンテ
ーブル30と同軸的となるように位置決めする。なお、
ボス36の外周面にターンテーブル30の中空部内へ連
通する吸引口(図示省略)を開口させ、この吸引口から
記録基板12とダミー基板14との間に負圧を供給し、
これら基板12,14間に充填された紫外線硬化接着剤
を内周側へ吸引するようにして良い。 【0012】図2(A)〜(D)に基づいて光ディスク
10の貼合工程を説明する。先ず、図2(A)に示され
るように、ターンテーブル30の載置面34上に記録基
板12を載置すると共にボス36をセンターホール22
へ嵌挿し、記録基板12をターンテーブル30に対して
位置決めする。この記録基板12上には、既に記録層、
反射層が形成されており、この面上に図2(B)に示さ
れるように接着剤供給装置のディスペンサ38により紫
外線硬化接着剤が供給される。このとき、接着剤供給装
置は、径方向へは記録基板12のセンターホール22よ
りも僅かに外周側に保持される。この紫外線硬化接着剤
26の供給時には、ディスペンサ38の先端部から紫外
線硬化接着剤26を滴下しつつ、ターンテーブル30を
低速回転させるか、又はディスペンサ38をターンテー
ブル30の軸心STを中心とする周方向へ移動させる。
これにより、紫外線硬化接着剤26は、記録基板12に
おけるセンターホール22の僅かに外周側にリング状に
塗布される。 【0013】次に、ターンテーブル30を回転させた状
態で、マニピュレータ等のディスク搬送装置(図示省略)
を用いてダミー基板14を上方から紫外線硬化接着剤2
6が塗布された記録基板12上へゆっくりと下降させ、
ダミー基板14の下面がリング状になっている紫外線硬
化接着剤26に全周に亘って接触した時点で、搬送装置
によりダミー基板14の下降を停止させダミー基板14
を解放する。このとき、ダミー基板14の開口部24に
ボス36が嵌挿されてダミー基板14が記録基板12と
同軸的になるように位置決めされ、図2(C)に示され
るように、紫外線硬化接着剤26を介してダミー基板1
4が記録基板12上に載置される。 【0014】ダミー基板14が記録基板12上に載置さ
れると、図2(D)に示されるように、ターンテーブル
30を高速回転(例えば、4400rpm)させる。こ
れにより、基板12,14間の紫外線硬化接着剤26が
遠心力により外周側へ延展し、基板12,14間に略均
一に充填されると共に、薄膜化されて所定の層厚とな
る。このように薄膜化された紫外線硬化接着剤26を介
して記録基板12及びダミー基板14が積層されること
により、ディスク積層体15が構成される。また、基板
12,14間で余剰となった紫外線硬化接着剤26は、
ディスク積層体15の外周端から外周側へ飛散しターン
テーブル30の周辺部に付着するが、硬化前の紫外線硬
化接着剤26は十分流動性を有しており、容易に除去及
び回収が可能である。 【0015】次に図3(E)に示されるように、先ず、
ディスクキャリア38の吸着部材40によりターンテー
ブル30上のディスク積層体15を吸着して持ち上げ、
ディスクキャリア38によりディスク積層体15をター
ンテーブル30の上方まで搬送する。ディスクキャリア
38は、ターンテーブル30とは異なる位置に配置され
たターンテーブルに移動可能に配置されている。 【0016】図3(F)に示されるように、ディスク積
層体15が吸着部材40を介してディスクキャリア38
に吸着さた状態でディスク積層体15の下側(記録基板
12側)を吸着部材44を介してディスクキャリア42
に吸着させるとともにディスクキャリア38側の吸引動
作を停止する。 【0017】次に図4(G)に示されるように、ディス
クキャリア42にディスク積層体15を吸着させた状態
でディスクキャリア42を図示していない回転機構によ
って180度回転させ、ディスク積層体15の記録基板
12が上側に、ダミー基板14が下側に配置された状態
とされる。次に図示していない駆動機構によってディス
クキャリア42はターンテーブル46上に移動する。タ
ーンテーブル46は、肉厚がターンテーブル30よりも
薄くなっており、かつ紫外線透過率が高い材料等から構
成されている。また、ターンテーブル46の回転軸50
は、ボス36とほぼ同径に形成されている。 【0018】ディスクキャリア42によるディスク積層
体15の吸着動作を維持しながら、ディスクキャリア4
2がターンテーブル46に下降し、ボス50をディスク
積層体15のセンターホールに嵌挿させ、ディスク基板
15をターンテーブル46に位置決めする。その後、デ
ィスクキャリア42によるディスク積層体15の吸着動
作を解除してディスク基板15をターンテーブル46上
の戴置面50上に戴置する。 【0019】次に図4(H)に示されるに、ターンテー
ブル46の下方に配置された紫外線照射装置54から紫
外線を照射する。この場合、肉厚がターンテーブル30
よりも薄くなっており、かつ紫外線透過率が高い材料で
形成されており、ターンテーブル46は、低速で回転し
ているため、紫外線はターンテーブル46内を均一に、
かつ効率的に透過し、ディスク積層体15の紫外線硬化
接着剤層に到達し、基板12,14の間に充填された紫
外線硬化接着剤を硬化させる。また、回転軸48の径
は、ボス50とほぼ同径であり、ディスク積層体15の
中心部周辺にも紫外線が到達し、紫外線硬化接着剤を硬
化させる。 【0020】紫外線硬化接着剤の硬化時間は、紫外線照
射装置52により薄膜化された紫外線硬化接着剤へ照射
される紫外線の発光強度又は、紫外線の発光時間と発光
停止時間との比(デューティ比)を変化させることによ
り調整される。 【0021】上記した実施の形態においては、ディスク
基板15の周縁部は、射出成形時の条件によりマイナス
側(すなわち、ディスク基板15をターンテーブル30
上に戴置したとき下側)に反る傾向がある。このディス
ク基板面15に記録層、反射層、接着剤層を形成する
と、ディスク基板15のこしが固定された状態で特にタ
ーンテーブル30の外側にはみ出した領域ではディスク
基板15の自重と接着剤層等によりディスク基板15が
大きくマイナス側に反った状態となりやすい。このディ
スク積層体を、記録層、反射層、接着剤層を形成した一
方の記録基板12を上側にし、他方のダミー基板14を
下側に配置し、下側から紫外線を照射して紫外線硬化接
着剤を硬化させて接着剤層を介して両基板を接合する
と、記録層、反射層、接着剤層を形成した記録基板12
の周縁部分の反りはプラス側に生じるが、この基板の周
縁部では基板の自重と接着剤層等によりマイナス側に反
りが生じ、これらの反りが互いにほぼ相殺され,この状
態で紫外線を照射すると、紫外線硬化接着剤が硬化した
後の光ディスクの反りが減少する。 【0022】本発明において、図3(F〜G)に示す実
施の形態の他に、ディスク積層体15の周縁の一部を回
転可能な把持部材によって把持した後、ディスク積層体
15を180度回転させ、記録基板12側を上側に、ダ
ミー基板14を下側にした状態のディスク積層体15を
ターンテーブル46上にセットするようにしてもよい。
また、図3(G〜H)に示す実施の形態に示されるター
ンデーブル46の代わりに紫外線が透過可能な支持体上
にディスク積層体15を戴置してディスク積層体15に
紫外線を照射するようにしてもよい。 【0023】次に本発明における基板について説明す
る。本発明の方法に適用される記録基板は、少なくとも
記録層、反射層が形成される基板であり、ダミー基板
は、この記録基板に対して紫外線硬化接着剤を介して接
合されるダミー基板である限り、特に制約はないが、特
に好ましい記録基板、ダミー基板(対向基板)について
説明する。 【0024】−記録基板− <基板> 基板としては、例えば、ガラス;ポリカーボ
ネート;ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂;
ポリ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体等の塩化ビニル系
樹脂;エポキシ樹脂;アモルファスポリオレフィン及び
ポリエステルなどの材料から構成される。上記のもの
は、所望により併用してもよい。この中では、耐湿性、
寸法安定性及び価格などの点からポリカーボネートが好
ましい。基板の厚さは一般に0.4〜1.5mmの範囲
にあり、好ましくは1.1〜1.3mmの範囲である。 【0025】基板の表面には、トラッキング用溝又はア
ドレス信号等の情報を表わす溝(グルーブ)が形成され
ていることが好ましい。このグルーブは、ポリカーボネ
ートなどの樹脂材料を射出成形あるいは押出成形する際
に直接基板上に形成されることが好ましい。 【0026】基板は、CD−RやDVD−Rに適用され
る基板でもよいが、より高い記録密度を達成するために
CD−RやDVD−Rに比べて、より狭いトラックピッ
チのグルーブが形成された基板を用いる場合でも同様な
効果が得られる。 【0027】<記録層>記録層は、レーザで記録及び再
生が可能であれば、相変化金属化合物でも有機化合物で
もかまわないが、有機化合物が好ましい。有機化合物と
しては、具体的には、特開平4−74690号、特開平
8−127174号、特開平11−53758号、特開
平11−334204号、特開平11−334205
号、特開平11−334206号、特開平11−334
207号、特開2000−43423号、特開2000
−108513号、特開2000−158818号に記
載されている色素、あるいは、トリアゾール、トリアジ
ン、シアニン、メロシアニン、アミノブタジエン、フタ
ロシアニン、桂皮酸、ビオロゲン、アゾ、オキソノール
ベンゾオキサゾール、ベンゾトリアゾール等が好まし
く、 【0028】記録層は、前述したシアニン色素等の有機
化合物、更に所望により結合剤を溶剤に溶解して塗布液
を調製し、次いで、この塗布液を反射層の表面に塗布し
て塗膜を形成したのち乾燥することにより形成すること
ができる。 また、記録物質等を溶解処理する方法とし
ては、超音波処理等の方法を適用することができる。ま
た、塗布液中には、更に、酸化防止剤、UV吸収剤、可
塑剤、及び潤滑剤など各種の添加剤を目的に応じて添加
してもよい。 【0029】結合剤の例としては、例えば、ゼラチン、
セルロース誘導体、デキストラン、ロジン、ゴムなどの
天然有機高分子物質;及びポリウレタン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリイソブチレン
等の炭化水素系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリ塩化ビニル・ポリ酢酸ビニル共重合体等のビ
ニル系樹脂、ポリアクリル酸メチル、ポリメタクリル酸
メチル等のアクリル樹脂、ポリビニルアルコール、塩素
化ポリエチレン、エポキシ樹脂、ブチラール樹脂、ゴム
誘導体、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂等の熱硬化
性樹脂の初期縮合物などの合成有機高分子を挙げること
ができる。記録層の材料として結合剤を併用する場合
に、結合剤の使用量は、有機化合物100質量部に対し
て0.2〜20質量部、好ましくは、0.5〜10質量
部、更に好ましくは1〜5質量部である。結合剤を記録
層に含有させることにより記録層の保存安定性を改良す
ることも可能である。 【0030】記録層には、該記録層の耐光性を向上させ
るために、種々の褪色防止剤を含有させることができ
る。褪色防止剤としては、一般的に一重項酸素クエンチ
ャーが用いられる。一重項酸素クエンチャーとしては、
既に公知の特許明細書等の刊行物に記載のものを利用す
ることができる。 【0031】その具体例としては、特開昭58−175
693号公報、同59−81194号公報、同60−1
8387号公報、同60−19586号公報、同60−
19587号公報、同60−35054号公報、同60
−36190号公報、同60−36191号公報、同6
0−44554号公報、同60−44555号公報、同
60−44389号公報、同60−44390号公報、
同60−54892号公報、同60−47069号公
報、同63−209995号公報、特開平4−2549
2号公報、特公平1−38680号公報、および同6−
26028号公報等の各公報、ドイツ特許350399
号明細書、そして日本化学会誌1992年10月号第1
141頁等に記載のものを挙げることができる。 【0032】<反射層>反射層は、情報の再生時におけ
る反射率の向上の目的で設けられる。反射層の材料であ
る光反射性物質は、レーザ光に対する反射率が70%以
上の物質であり、その例としては、Mg、Se、Y、T
i、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、M
n、Re、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、I
r、Pt、Cu、Ag、Au、Zn、Cd、Al、G
a、In、Si、Ge、Te、Pb、Po、Sn、Bi
などの金属及び半金属あるいはステンレス鋼を挙げるこ
とができる。これらの物質は単独で用いてもよいし、あ
るいは二種以上の組合せで、又は合金として用いてもよ
い。反射層は、Au、Agのどちらか一方を含有するが
好ましく、その含有量が高いほど更に好ましい。光反射
層は、例えば、上記反射性物質を真空蒸着、スパッタリ
ング又はイオンプレーティングすることにより基板の上
に形成することができる。反射層の層厚は、一般的には
10〜800nmの範囲にあり、好ましくは20〜50
0nmの範囲、更に好ましくは50〜300nmの範囲
である。 【0033】<その他の層>記録基板には、上記した記
録層、反射層以外にも必要に応じて基板と記録層との間
に下塗り層、反射層の片方または両面に耐熱保護層(ス
パッタ層)等の層が形成されたものであってもよい。 【0034】−対向基板− 本発明において、対向基板としては、特にも制約ない
が、温熱保存、低温保存、接着剤硬化時等に生じる基板
の反りが均等になる意味から記録層を形成する基板と同
一材料のものが好適に使用される。 【0035】 【実施例】実施例1 厚さ0.6mm、直径120mmのスパイラル状のグル
ープ(溝深さ150nm、溝幅300nm、トラックピ
ッチ0.74μm)を有する射出成形ポリカーボネート
樹脂(出光社製ポリカーボネート;商品名タフロンMD
1500)基板のグループを有する面上に記録層を形成
した。記録層は、下記の(OM97)で示される色素
0.25gと、下記の(OM98)で示される色素0.
06gを2,2,3,3−テトラフルオロプロパノール
溶剤30gに1時間超音波を行なって溶解し、この色素
塗布液をスピンコート法により回転数を調整しながら、
乾燥膜厚が約160nmとなるようにして形成した。こ
の記録層上に、DCマグネトロンスパッタにより150
nmのAg膜からなる反射層を形成した。 【0036】 【化1】 次に記録層、反射層が形成された基板をスピンコーター
にセットし、反射層上に紫外線硬化接着剤(大日本イン
キ化学社製;SD640)を60r.p.m.の回転数
でスピンコートし、その後、回転を止めて対向基板(記
録層形成基板と同一材料の基板)を接着剤処理面に戴置
し、さらにその後、4400r.p.m.で回転させて
接着剤を2枚の基板間に展延させてディスク積層体を得
た。 【0037】このディスク積層体の記録層、反射層を形
成した基板が上側に、対向基板が下側になるように別の
ターンテーブルに移し、次にディスク積層体をターンテ
ーブル毎、紫外線照射部に移動させ、ディスク積層体の
下側(対向基板側)から紫外線を照射して紫外線硬化接
着剤を硬化させ、2枚の基板を接着させた光ディスクを
得た。 【0038】比較例1 実施例1において、ディスク積層体の記録層、反射層を
形成した基板を下側にしてディスク積層体の上側(対向
基板)側から紫外線を照射して紫外線硬化接着剤を硬化
させた以外は、実施例1と同様にして2枚の基板を接着
させた光ディスクを得た。 【0039】実施例1及び比較例1で得られた光情報記
録媒体について、それぞれ機械的特性を評価した。 [評価]ジャパンEM社製 DVD機械特性評価装置D
LD4000を用いて評価した。評価項目はR−til
t(ラジアルチルト:半径方向の傾き)及びVert
(バーティカル:R=22mm部を基準としたときのデ
ィスク面高さ)とした。得られた結果を図5及び図6に
示す。図5は、比較例1の光情報記録媒体は半径方向の
傾きが大きいが、実施例1の光情報記録媒体は半径方向
の傾きが小さくなっていることを示している。また、図
6は、比較例1の光情報記録媒体はディスク反り量が大
きいが、実施例1の光情報記録媒体はディスク反り量が
小さくなっていることを示している。 【0040】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、少なくと
も記録層、反射層を形成した一方の基板を上側に、か
つ、他方の基板を下側に配置し、下側より紫外線を照射
するという簡便な手段で光ディスクの反りを大幅に減少
させることができる。したがって、光ディスクの反り等
に起因する再生時のエラーの発生を未然に防止すること
ができる光情報記録媒体を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る光ディスクの構成
を示す斜視図である。 【図2】 本発明の実施の形態に係る光ディスクの製造
方法における基板の貼り合わせ工程を示す側面図であ
る。 【図3】 本発明の実施の形態に係る光ディスクの製造
方法における基板の搬送工程を示す側面図である。 【図4】 本発明の実施の形態に係る光ディスクの製造
方法における基板のセットと紫外線硬化接着剤の硬化工
程を示す側面図である。 【図5】 本発明の実施例1で得られた光情報記録媒体
と従来の光情報記録媒体とのラジアルチルト度を比較し
て示すグラフである。 【図6】 本発明の実施例1で得られた光情報記録媒体
と従来の光情報記録媒体とのディスク反り量を比較して
示すグラフである。 【符号の説明】 10 光ディスク 12 記録基板(基板) 14 ダミー基板(対向基板) 15 ディスク積層体 26 紫外線硬化接着剤 28 スピンコータ 30 ターンテーブル 32 回転軸 36 ボス 38 ディスクキャリア 40 吸着部材 42 ディスクキャリア 44 吸着部材 46 ターンテーブル 48 回転軸 50 ボス 54 紫外線照射装置
を示す斜視図である。 【図2】 本発明の実施の形態に係る光ディスクの製造
方法における基板の貼り合わせ工程を示す側面図であ
る。 【図3】 本発明の実施の形態に係る光ディスクの製造
方法における基板の搬送工程を示す側面図である。 【図4】 本発明の実施の形態に係る光ディスクの製造
方法における基板のセットと紫外線硬化接着剤の硬化工
程を示す側面図である。 【図5】 本発明の実施例1で得られた光情報記録媒体
と従来の光情報記録媒体とのラジアルチルト度を比較し
て示すグラフである。 【図6】 本発明の実施例1で得られた光情報記録媒体
と従来の光情報記録媒体とのディスク反り量を比較して
示すグラフである。 【符号の説明】 10 光ディスク 12 記録基板(基板) 14 ダミー基板(対向基板) 15 ディスク積層体 26 紫外線硬化接着剤 28 スピンコータ 30 ターンテーブル 32 回転軸 36 ボス 38 ディスクキャリア 40 吸着部材 42 ディスクキャリア 44 吸着部材 46 ターンテーブル 48 回転軸 50 ボス 54 紫外線照射装置
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 基板の間を紫外線硬化接着剤で充填し、
両基板を重ねあわせた状態で紫外線を照射し硬化させて
両基板を接合させる光情報記録媒体の製造方法におい
て、少なくとも記録層、反射層が形成された一方の基板
を上側に、他方の基板を下側に配置し、下側より紫外線
を照射して紫外線硬化接着剤を硬化させることを特徴と
する貼り合せ型光ディスクの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184543A JP2003006937A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 貼り合せ型光ディスクの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184543A JP2003006937A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 貼り合せ型光ディスクの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003006937A true JP2003006937A (ja) | 2003-01-10 |
Family
ID=19024288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001184543A Pending JP2003006937A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 貼り合せ型光ディスクの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003006937A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1307633C (zh) * | 2004-02-24 | 2007-03-28 | 精碟科技股份有限公司 | 光学记录媒体 |
-
2001
- 2001-06-19 JP JP2001184543A patent/JP2003006937A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1307633C (zh) * | 2004-02-24 | 2007-03-28 | 精碟科技股份有限公司 | 光学记录媒体 |
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