JP2003006699A - 硬貨識別装置 - Google Patents
硬貨識別装置Info
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Abstract
装置において、硬貨振分部の設計変更をした場合であっ
ても、ソフト開発を不要として開発期間の短縮化を図る
こと。 【解決手段】 投入された硬貨の真偽及び金種を識別す
る硬貨識別部と、この硬貨識別部によって出力された識
別信号に基づいて硬貨を振り分ける硬貨振分部と、前記
硬貨識別部および硬貨振分部を搭載するフレームとから
なる硬貨識別装置において、前記硬貨識別部は、前記フ
レームに対して着脱自在に支持されるようにした。した
がって、硬貨振分部の設計変更をする場合であっても、
ソフト開発の必要はなく、硬貨識別装置の開発期間を短
縮することができる。
Description
真偽及び金種を識別する硬貨識別部と、正貨を金種別に
振り分ける硬貨振分部とからなる硬貨識別装置に関する
ものであり、特に小型の硬貨識別装置に関する。
両替機のように、硬貨の投入により動作する機器に搭載
されている。例えば、図2に示す従来の硬貨識別装置2
1は、フレーム22と、フレーム22の上方に形成され
た投入口23と、硬貨が転動する硬貨通路27と、シャ
ッタ25およびシャッタ26とからなる硬貨振分部24
とから構成されている。
貨は、硬貨通路27内を矢印B方向に転動する間に、複
数のセンサから構成される硬貨識別部(図示せず)に
て、磁気特性等のデータが読み取られる。さらに、硬貨
が矢印C方向に方向転換しつつ硬貨通路27内を転動
し、硬貨識別部にて読み取ったデータに基づいて、硬貨
振分部24にて、硬貨の振り分け動作がなされる。すな
わち、シャッタ25で、正貨を受入側の通路に振り分け
るとともに、偽貨を自動販売機の返却口に通じる返却通
路(いずれも図示せず)に振り分けられる。次に、シャ
ッタ25で受入通路側に振り分けられた硬貨をシャッタ
26にて金種別に振り分ける。
ト低減のため、フレームはプラスチック成形により一体
に形成されていた。そして、硬貨識別装置の設計変更を
行うとき、例えば新機種の開発を行う場合、金型の入り
駒を交換することによって、硬貨振分部の設計変更を行
っていた。
を交換することによって、プラスチック成形時に硬貨振
分部のみならず、その他の部分の形状も変わってしま
う。したがって、硬貨識別部の硬貨通路の形状も変わ
り、硬貨の識別精度を維持するために、新たに硬貨識別
用のソフトウェアも変更しなければならない。このよう
に従来の硬貨識別装置では、硬貨振分部の設計を変更す
る場合に、単に硬貨振分部の形状変更のみならず、ソフ
トウェアの変更も伴うため、開発時間がかかるという問
題があった。
型の硬貨識別装置において、設計期間を短縮することを
目的とするものであり、硬貨振分部の設計変更があって
も、その変更によるソフト開発が不要な硬貨識別装置を
提供することを目的とするものである。
発明は、投入された硬貨の真偽及び金種を識別する硬貨
識別部と、この硬貨識別部によって出力された識別信号
に基づいて硬貨を振り分ける硬貨振分部とからなる硬貨
識別装置において、前記硬貨識別部を搭載する上部フレ
ームと、前記硬貨振分部を搭載する下部フレームとを備
え、前記上部フレームと下部フレームとは、互いに着脱
自在に支持されたことを特徴とする。
記載の硬貨識別装置において、前記上部フレームと下部
フレームのうち、いずれか一方に開口部を設けるととも
に、他方には、この開口部と係合する係合片が形成され
たことを特徴とする。
た硬貨の真偽及び金種を識別する硬貨識別部と、この硬
貨識別部によって出力された識別信号に基づいて硬貨を
振り分ける硬貨振分部と、前記硬貨識別部および硬貨振
分部を搭載するフレームとからなる硬貨識別装置におい
て、前記硬貨識別部は、前記フレームに対して着脱自在
に支持されたことを特徴とする。
て、一実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
略図であり、上部ユニット2と下部ユニット3とに分離
した状態を示している。なお、本実施の形態において、
硬貨識別装置1は、玉貸機(図示せず)の内部に設けら
れたものであり、100円玉または500円玉の投入に
より、投入金額に応じた数のパチンコ玉を払い出すよう
になっている。
レーム4と、上部フレーム4の上方に向かって開口する
ように形成された投入口6と、投入口6に投入された硬
貨の真偽および金種を識別する硬貨識別部7とから構成
されている。ここに、投入口6は、玉貸機の前面上部に
設けられた硬貨投入口と通路を介して連結されている。
また、硬貨識別部7は、その内部に硬貨が転動する硬貨
通路と、この硬貨通路内を転動する硬貨に関するデータ
を読み取る複数のセンサ(いずれも図示せず)を有して
いる。
と、硬貨振分部8と、硬貨通路13とを有している。
片11と、位置決め片12とが形成されており、上部フ
レーム4の下面に形成された係合用開口部と位置決め用
開口部(いずれも図示せず)と係合するようになってい
る。
0円玉および500円玉)とそれ以外の硬貨とに振り分
けるシャッタ9と、所定の硬貨を受入通路内で係止する
係止ピン14と、所定の硬貨を金庫通路または返却通路
に振り分けるシャッタ10とから構成されている。
成された回動軸9a、9bが形成されており、下部フレ
ーム5に対して回動軸9a、9bを中心に回動自在に支
持されている。また、シャッタ9は、図示しない第1の
ソレノイドのシャフトと連結されており、このソレノイ
ドを通電することによって、矢印Eの方向に回動駆動さ
れるようになっている。また、係止ピン14も、第1の
ソレノイドのシャフトと連結されており、通電により手
前側に突出するようになっている。なお、図1に示す状
態、すなわち第1のソレノイドが通電されていないとき
は、硬貨通路13は、手前側に形成された返却通路と連
続するようになっている。一方、第1のソレノイドが通
電されて、そのシャフトが突出しシャッタ9が矢印E方
向に回動すると、硬貨通路13は、奥側に形成された受
入通路と連続するようになり、係止ピン14は、前方に
突出して係止状態になる。
回動軸10a、10bを有しており、この回動軸10
a、10bを中心に回動自在に支持されている。シャッ
タ10は、図示しない第2のソレノイドのシャフトと連
結されており、第2のソレノイドの通電によってこのシ
ャフトが突出して、矢印F方向に回動するようになって
いる。なお、図1に示す状態では、受入通路は、手前側
に形成された返却通路と連続するようになっている。一
方、第2のソレノイドの通電により、そのシャフトが突
出しシャッタ10が矢印F方向に回動すると、受入通路
は、金庫に通じる金庫通路と連続するようになる。
ーム4と、下部フレーム5とを移動させ、係合片11と
係合用開口部、位置決め片12と位置決め用開口部とを
それぞれ係合することによって、上部フレーム4と、下
部フレーム5とが連結され硬貨識別装置1が構成される
ようになっている。
を説明する。
るために玉貸機の硬貨投入口に100円玉を投入する
と、当該100円玉は、投入通路(図示せず)を通り投
入口6から、硬貨識別装置1内に入り込む。そして、硬
貨通路内を転動する間に硬貨識別部2において、複数の
センサにより当該100円玉に関するデータが読み取ら
れる。読み取ったデータに基づいて、磁気特性(材
質)、外径、厚さを判別し、投入された硬貨が100円
玉であると判断されると、ソレノイドが通電されてシャ
ッタ9は、矢印E方向に回動する。この動作によって、
100円玉は受入通路側に振り分けられ、係止ピン14
により、受入通路内に係止される。このとき、シャッタ
10は、図1に示す状態のままであり、受入通路と返却
通路とが連続した状態になっている。この状態で、玉貸
機の返却ボタン(図示せず)が押されると、第1のソレ
ノイドの通電が停止し、係止ピン14が奥側に退避し
て、係止されていた100円玉は、返却通路に振り分け
られる。一方、玉貸機からパチンコ玉が払い出される
と、第2のソレノイドが通電され、シャッタ10が矢印
F方向に回動して、受入通路と金庫通路とが連続する。
さらに、第1のソレノイドの通電が停止されて、係止ピ
ン14が奥側に遅延することによって、100玉は、金
庫通路に振り分けられる。
には、100円玉と同様に、返却または受け入れるよう
にシャッタ9、10、係止ピン14の動作がなされる。
は500円玉以外の硬貨であるとき、例えば50円玉で
あったり、偽貨である場合には、硬貨識別部2にて10
0円玉でも、500円玉でもないと判断される。この場
合、第1、第2のソレノイドはいずれも通電することは
なく、シャッタ9、10は、図1に示す状態のままであ
る。すなわち、当該硬貨は、シャッタ9により玉貸機の
前面下部に形成された返却口に通じる返却通路に振り分
けられる。
施の形態に限られるものではない。例えば、硬貨通路の
一部を含めて硬貨識別部をユニット化しておき、このユ
ニットをフレーム(本体)に着脱自在に支持されるよう
構成してもよい。
別部と硬貨振分部とを別個に構成したので、硬貨振分部
の設計変更を行った場合であっても、その設計変更によ
り、硬貨識別部が識別精度などの影響を受けることがな
い。したがって、従来の硬貨識別装置のような硬貨識別
部のソフトウェアの変更が不要となり、硬貨識別装置の
開発期間を短縮することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 投入された硬貨の真偽及び金種を識別す
る硬貨識別部と、この硬貨識別部によって出力された識
別信号に基づいて硬貨を振り分ける硬貨振分部とからな
る硬貨識別装置であって、前記硬貨識別部を搭載する上
部フレームと、前記硬貨振分部を搭載する下部フレーム
とを備え、 前記上部フレームと下部フレームとは、互いに着脱自在
に支持されたことを特徴とする硬貨識別装置。 - 【請求項2】 前記上部フレームと下部フレームのう
ち、いずれか一方に開口部を設けるとともに、他方に
は、この開口部と係合する係合片が形成されたことを特
徴とする請求項1記載の硬貨識別装置。 - 【請求項3】 投入された硬貨の真偽及び金種を識別す
る硬貨識別部と、この硬貨識別部によって出力された識
別信号に基づいて硬貨を振り分ける硬貨振分部と、前記
硬貨識別部および硬貨振分部を搭載するフレームとから
なる硬貨識別装置であって、 前記硬貨識別部は、前記フレームに対して着脱自在に支
持されたことを特徴とする硬貨識別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001189508A JP2003006699A (ja) | 2001-06-22 | 2001-06-22 | 硬貨識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001189508A JP2003006699A (ja) | 2001-06-22 | 2001-06-22 | 硬貨識別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003006699A true JP2003006699A (ja) | 2003-01-10 |
Family
ID=19028414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001189508A Pending JP2003006699A (ja) | 2001-06-22 | 2001-06-22 | 硬貨識別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003006699A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0242162U (ja) * | 1988-09-17 | 1990-03-23 |
-
2001
- 2001-06-22 JP JP2001189508A patent/JP2003006699A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0242162U (ja) * | 1988-09-17 | 1990-03-23 |
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