JP2003006570A - 非接触通信システム - Google Patents

非接触通信システム

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JP2003006570A JP2001236333A JP2001236333A JP2003006570A JP 2003006570 A JP2003006570 A JP 2003006570A JP 2001236333 A JP2001236333 A JP 2001236333A JP 2001236333 A JP2001236333 A JP 2001236333A JP 2003006570 A JP2003006570 A JP 2003006570A
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    • G06K7/10544Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
    • G06K7/10821Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices
    • G06K7/1095Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices the scanner comprising adaptations for scanning a record carrier that is displayed on a display-screen or the like

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成としながらも、情報を通信するこ
とができ、しかも、システム全体としてのコストを抑制
することを目的とする。 【解決手段】 携帯電話機1は、情報をQRコードに記
録し、その情報を記録したQRコードを表すQRコード
画像をディスプレイ4にスクロール表示する。POS端
末11は、携帯電話機1にスクロール表示されたQRコ
ード画像を、1次元配列センサからなる光センサ21に
より1次元的に撮像し、その1次元的に撮像した画像に
基づいて、携帯電話機1にスクロール表示された元々の
QRコード画像に記録されている情報を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の端末の表示
手段が情報を2次元配列の画像として表示し、第2の端
末の撮像手段が前記表示手段に表示された2次元配列の
画像を撮像することによって、前記第1の端末から前記
第2の端末に情報を送信する非接触通信システムに関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】通信システムの形態と
しては、一般的に、情報を伝達するための伝達媒体とし
て例えば通信ケーブルなどの有線を採用した有線通信シ
ステムや、情報を伝達するための伝達媒体として例えば
電波や赤外線などの無線を採用した無線通信システムが
供されている。ところが、これらのものは、情報を送信
する側ならびに情報を受信する側に、有線通信の場合で
あれば、通信ケーブルを接続するための専用のコネクタ
が必要であり、また、無線通信の場合であれば、電波を
捕捉・放射するための専用のアンテナが必要であり、さ
らに、これらコネクタやアンテナの他にも、専用の通信
回路が必要であり、その分、情報を送信する側ならびに
情報を受信する側の構成が複雑になるという問題があ
る。
【0003】そこで、近年では、情報を送信する側が情
報を画像として表示し、情報を受信する側が情報を送信
する側にて表示された画像を撮像し、その撮像した画像
に記録されている情報を再生することによって、情報を
通信する非接触通信システムが考えられている。このも
のによれば、情報を送信する側ならびに情報を受信する
側に、通信ケーブルを接続するための専用のコネクタ
や、電波を捕捉・放射するための専用のアンテナが必要
となることはなく、さらに、専用の通信回路が必要とな
ることもないことから、簡単な構成としながらも、情報
を通信することができる。
【0004】ところで、このような非接触通信システム
にあって、情報を送信する側が情報を2次元配列の画像
として表示する場合には、情報を受信する側では、2次
元配列の画像を撮像するための2次元配列センサを用い
る必要がある。しかしながら、2次元配列センサは、1
次元配列センサと比較すると高価であり、そのため、情
報を受信する側が2次元配列センサを用いる構成は、シ
ステム全体としてのコストの高騰を招く要因になるとい
う問題がある。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、簡単な構成としながらも、情
報を通信することができ、しかも、システム全体として
のコストを抑制することをもできる非接触通信システム
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した非接
触通信システムによれば、第1の端末において、情報を
2次元配列の画像として表示する表示手段を、2次元配
列の画像をスクロール表示するように構成し、第2の端
末において、2次元配列の画像を撮像する撮像手段を、
表示手段にスクロール表示された2次元配列の画像を1
次元的に撮像する1次元配列センサから構成し、そし
て、再生手段が、撮像手段により1次元的に撮像された
画像に基づいて、表示手段にスクロール表示された元々
の2次元配列の画像に記録されている情報を再生するよ
うに構成した。
【0007】したがって、情報を送信する側ならびに情
報を受信する側に、通信ケーブルを接続するための専用
のコネクタや、電波を捕捉・放射するための専用のアン
テナが必要となることはなく、さらに、専用の通信回路
が必要となることもないことから、簡単な構成としなが
らも、情報を通信することができ、しかも、このとき、
情報を受信する側が2次元配列センサを用いる構成では
なく、情報を受信する側が1次元配列センサを用いる構
成であることから、システム全体としてのコストを抑制
することをもできる。また、この場合、1次元配列セン
サを備えている既存の端末のソフトウェアを変更するの
みで対応可能であり、簡単に実現することができるの
で、システムを導入したり或いは拡張したりする場合に
も、速やかに対応することができる。
【0008】請求項2に記載した非接触通信システム発
明によれば、情報を2次元配列の画像として表示する表
示手段を、情報を記録した2次元コードを表す2次元コ
ード画像を表示するように構成したので、情報を2次元
コードに記録することによって、2次元コードの利点を
活かして、情報を通信することができる。
【0009】請求項3に記載した非接触通信システムに
よれば、表示手段を、スクロール表示開始指示手段によ
りスクロール表示の開始が指示されてからスクロール表
示停止指示手段によりスクロール表示の停止が指示され
るまでの間は、2次元配列の画像を繰返してスクロール
表示するように構成したので、撮像手段が2次元配列の
画像を撮像するタイミングを、表示手段が2次元配列の
画像をスクロール表示するタイミングに同期させる必要
がなく、これによって、撮像手段を備えた第2の端末な
らびに表示手段を備えた第1の端末を、それぞれ自己に
設定されたタイミングで2次元配列の画像の撮像ならび
に2次元配列の画像のスクロール表示を行うように構成
すれば良く、第2の端末ならびに第1の端末の制御や操
作を簡単にすることができる。
【0010】請求項4に記載した非接触通信システムに
よれば、表示手段を、スクロール速度変更指示手段によ
りスクロール速度の変更が指示されたときには、その指
示されたスクロール速度に変更するように構成したの
で、例えば撮像手段が相対的に速い速度で撮像可能な場
合であれば、スクロール速度を相対的に速く変更するこ
とによって、情報を速やかに通信することができ、一
方、撮像手段が相対的に遅い速度でしか撮像できない場
合であれば、スクロール速度を相対的に遅く変更するこ
とによって、情報を確実に通信することができ、このよ
うに撮像手段の撮像能力に応じてフレキシブルに対応す
ることができる。
【0011】請求項5に記載した非接触通信システムに
よれば、再生手段を、第2の端末が2次元配列画像撮像
モードを動作モードとして動作するときには、撮像手段
により1次元的に撮像された画像に基づいて、表示手段
にスクロール表示された2次元配列の画像に記録されて
いる情報を再生し、一方、第2の端末が1次元コード画
像撮像モードを動作モードとして動作するときには、撮
像手段により1次元的に撮像された画像を1次元コード
を表す1次元コード画像として解析し、その1次元コー
ドに記録されている情報を再生するように構成したの
で、2次元配列の画像に記録されている情報を通信する
ことができるのみでなく、1次元コードに記録されてい
る情報をも通信することができ、第2の端末を通常の1
次元コード読取端末としても使用することができる。
【0012】請求項6に記載した非接触通信システムに
よれば、撮像手段を、撮像開始指示手段により撮像の開
始が指示されてから撮像停止指示手段により撮像の停止
が指示されるまでの間は、表示手段にスクロール表示さ
れた2次元配列の画像を1次元的に繰返して撮像するよ
うに構成したので、表示手段が2次元配列の画像をスク
ロール表示するタイミングを、撮像手段が2次元配列の
画像を撮像するタイミングに同期させる必要がなく、こ
れによって、表示手段を備えた第1の端末ならびに撮像
手段を備えた第2の端末を、それぞれ自己に設定された
タイミングで2次元配列の画像のスクロール表示ならび
に2次元配列の画像の撮像を行うように構成すれば良
く、第1の端末ならびに第2の端末の制御や操作を簡単
にすることができる。
【0013】請求項7に記載した非接触通信システムに
よれば、第2の端末に、情報を画像として表示する他の
表示手段を備え、第1の端末に、他の表示手段に表示さ
れた画像を撮像する他の撮像手段を備え、他の撮像手段
により撮像された画像に記録されている情報を再生する
他の再生手段を備えて構成したので、第1の端末から第
2の端末に情報を送信することができるのみでなく、第
2の端末から第1の端末にも情報を送信することがで
き、情報を双方向で通信することができる。
【0014】請求項8に記載した非接触通信システムに
よれば、第1の端末を携帯電話機から構成したので、第
1の端末として専用の端末を用意する必要がなく、ま
た、既存の携帯電話機のソフトウェアを変更するのみで
対応可能であることから、簡単に実現することができ
る。さらに、携帯電話機が広く普及していることを鑑み
ると、既存の携帯電話機を有効に利用することによっ
て、システムを導入したり或いは拡張したりする場合に
も、速やかに対応することができ、コスト負担を小さく
することをもできる。
【0015】請求項9に記載した非接触通信システムに
よれば、第2の端末をPOS端末から構成したので、第
2の端末として専用の端末を用意する必要がなく、ま
た、既存のPOS端末のソフトウェアを変更するのみで
対応可能であることから、簡単に実現することができ
る。さらに、POS端末が広く普及していることを鑑み
ると、既存のPOS端末を有効に利用することによっ
て、システムを導入したり或いは拡張したりする場合に
も、速やかに対応することができ、コスト負担を小さく
することをもできる。
【0016】請求項10に記載した非接触通信システム
によれば、表示手段を、一つの2次元コード画像を同一
の表示画面上で静止またはスクロール表示すると同時
に、列単位或いは行単位でスクロール表示するように構
成したので、情報を受信する側が2次元配列センサを備
えていれば、静止表示されている2次元コード画像を2
次元配列センサで読取ることにより、情報を速やかに通
信することができ、一方、情報を受信する側が2次元配
列センサを備えていなくとも、1次元配列センサを備え
ていれば、列単位或いは行単位でスクロール表示されて
いる2次元コード画像を1次元配列センサで読取ること
により、情報を通信することができ、使い勝手を高める
ことができる。また、列単位或いは行単位でスクロール
表示されている2次元コード画像を1次元配列センサで
読取る場合に、そのスクロール表示されている元々の2
次元コード画像が静止またはスクロール表示されている
ので、1次元配列センサで読取っている画像が2次元コ
ード画像であることを容易に認識することをもでき、さ
らには、2次元コード画像が表示手段の一部にスクロー
ル表示されることになるので、2次元コード画像が表示
手段の全体にスクロール表示されるものと比較すると、
1次元配列センサの読取位置を決定し易いという利点も
ある。
【0017】請求項11に記載した非接触通信システム
によれば、表示手段を、2次元コード画像を列単位或い
は行単位でスクロール表示する表示領域のスクロール方
向の寸法が、2次元コード画像の単位セルの一辺の長さ
と同等か或いは長くなるように構成したので、列単位或
いは行単位でスクロール表示されている2次元コード画
像を1次元配列センサで読取る場合に、1次元配列セン
サの読取位置を、2次元コード画像がスクロール表示さ
れる表示領域に厳密に位置合わせしなくても良く、操作
性を高めることができる。
【0018】請求項12に記載した非接触通信システム
によれば、表示手段を、一つの2次元コード画像を同一
の表示画面上で静止またはスクロール表示すると同時
に、セル単位でスクロール表示するように構成したの
で、情報を受信する側が2次元配列センサを備えていれ
ば、静止表示されている2次元コード画像を2次元配列
センサで読取ることにより、情報を速やかに通信するこ
とができ、一方、情報を受信する側が2次元配列センサ
を備えていなくとも、点センサを備えていれば、セル単
位でスクロール表示されている2次元コード画像を点セ
ンサで読取ることにより、情報を通信することができ、
使い勝手を高めることができる。また、この場合も、セ
ル単位でスクロール表示されている2次元コード画像を
点センサで読取る場合に、そのスクロール表示されてい
る元々の2次元コード画像が静止またはスクロール表示
されているので、点センサで読取っている画像が2次元
コード画像であることを容易に認識することをもでき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を、携帯電話機が2次元コードを表す2次元コード画
像をディスプレイに表示し、POS(Point Of Sales)
端末が携帯電話機のディスプレイに表示された2次元コ
ード画像を撮像することによって、携帯電話機からPO
S端末に2次元コードに記録されている情報を送信する
非接触通信システムに適用した第1実施例について、図
1ないし図10を参照して説明する。まず、図1は、携
帯電話機ならびにPOS端末の電気的な構成を機能ブロ
ック図として示している。
【0020】携帯電話機1(本発明でいう第1の端末)
は、マイクロコンピュータを主体としてなるCPU(Ce
ntral Processing Unit )2に、基地局(図示せず)と
の間で無線処理を行う無線回路3、ディスプレイ4(本
発明でいう表示手段)、送話音声を入力するマイクロホ
ン5、受話音声を出力するレシーバ6、「通話開始」キ
ー、「通話終了」キー、「リダイヤル」キーおよび
「0」〜「9」の「数字」キーなどの多数のキーを配列
してなるキーパッド7(本発明でいうスクロール表示開
始指示手段、スクロール表示停止指示手段、スクロール
速度変更指示手段)、着信したときに点滅するLED
(Light Emitting Diode)8、着信したときに着信音
(着信メロディを含む)を出力するスピーカ9ならびに
メモリ10が接続されて構成されている。
【0021】この場合、CPU2は、その記憶領域に記
憶されているプログラムを実行することによって、電話
機本来の処理の他に、次に示す処理を行う。すなわち、
メモリ10は、アドレス帳、発信履歴、着信履歴ならび
に着信音パターンなどの電話機本来の機能に係る情報の
他に、例えば預金口座番号や暗証番号などの電子商取引
を行う場合に必要な情報をも一時的に記憶しており、C
PU2は、詳しくは後述するように、所定条件が成立す
ると、メモリ10に記憶されている例えば預金口座番号
の情報を読出して2次元コードに記録し、その預金口座
番号の情報を記録した2次元コードを表す2次元コード
画像をディスプレイ4にスクロール表示させる。
【0022】POS端末11(本発明でいう第2の端
末)は、マイクロコンピュータを主体としてなるCPU
12(本発明でいう再生手段)に、スキャナ13、商品
の金額などを入力するための数字「0」〜「9」、「0
0」、「000」の「数字」キーなどの多数のキーを配
設してなるキーボード14(本発明でいう撮像開始指示
手段、撮像停止指示手段)、商品の金額などを表示する
ためのディスプレイ15、LED16、スピーカ17、
メモリ18ならびにレシートを発行するためのレシート
発行装置19が接続されて構成されている。
【0023】スキャナ13は、レンズ20、1次元配列
の光センサ21(本発明でいう撮像手段、1次元配列セ
ンサ)、増幅回路22、A/D変換回路23、記憶回路
24ならびに照明用LED25を備えて構成されてい
る。光センサ21は、画像をレンズ20を通じて1次元
的に撮像すると、その1次元的に撮像した画像を電気信
号に変換して増幅回路22に出力する。増幅回路22
は、光センサ21から電気信号を入力すると、その入力
した電気信号を増幅してA/D変換回路23に出力し、
A/D変換回路23は、増幅回路22から電気信号を入
力すると、その入力した電気信号をアナログ−デジタル
変換し、アナログ−デジタル変換した電気信号を記憶回
路24に出力する。そして、記憶回路24は、A/D変
換回路23から電気信号を入力すると、その入力した電
気信号を一時的に記憶する。
【0024】この場合、POS端末11は、2次元配列
画像撮像モード或いは1次元コード画像撮像モードのい
ずれかを動作モードとして動作し、CPU12は、その
記憶領域に記憶されているプログラムを実行することに
よって、次に示す処理を行う。すなわち、CPU12
は、POS端末11が2次元配列画像撮像モードを動作
モードとして動作するときには、スキャナ13の光セン
サ21が1次元的に撮像した画像をスキャナ13から入
力すると、そのスキャナ13から入力した1次元的に撮
像された画像に基づいて、2次元配列の画像に記録され
ている情報を再生する。一方、CPU12は、POS端
末11が1次元コード画像撮像モードを動作モードとし
て動作するときには、スキャナ13の光センサ21が1
次元的に撮像した画像をスキャナ13から入力すると、
そのスキャナ13から入力した1次元的に撮像された画
像を1次元コードを表す1次元コード画像として解析
し、その1次元コードに記録されている情報を再生す
る。
【0025】次に、上記した構成の作用について、図2
ないし図10も参照して説明する。ここで、図2は、携
帯電話機1のCPU2が行う処理をフローチャートとし
て示しており、図3は、POS端末11のCPU12が
行う処理をフローチャートとして示している。
【0026】まず、携帯電話機1において、CPU2
は、キーパッド7から選択画面表示指令信号を入力し、
ユーザが2次元コードを選択すべく選択画面をディスプ
レイ4に表示させるための操作をキーパッド7にて行っ
たことを検出すると(ステップS1にて「YES」)、
図4に示すように、2次元コードを選択すべく選択画面
をディスプレイ4に表示させる(ステップS2)。ここ
では、ユーザが例えば「QRコード」を選択すると仮定
する。
【0027】次いで、CPU2は、キーパッド7から選
択確定信号を入力し、ユーザが例えば「QRコード」を
選択して確定するための操作をキーパッド7にて行った
ことを検出すると(ステップS3にて「YES」)、メ
モリ10に記憶されている情報のうちから、あらかじめ
指定された例えば預金口座番号の情報を読出す(ステッ
プS4)。そして、CPU2は、メモリ10から読出し
た預金口座番号の情報を、先に選択されて確定されたQ
Rコードに記録し(ステップS5)、図5に示すよう
に、その預金口座番号の情報を記録したQRコードを表
すQRコード画像をディスプレイ4に表示させる(ステ
ップS6)。
【0028】次いで、CPU2は、キーパッド7からス
クロール表示開始指示信号を入力し、ユーザがスクロー
ル表示を開始させるための操作を行ったことを検出する
と(ステップS7にて「YES」)、図6(a)〜
(d)に示すように、QRコード画像のスクロール表示
を開始させる(ステップS8)。このような制御によっ
て、携帯電話機1では、メモリ10に記憶されている例
えば預金口座番号の情報をQRコードに記録し、その預
金口座番号の情報を記録したQRコードを表すQRコー
ド画像のスクロール表示を開始する。このとき、スクロ
ール速度は、例えばデフォルト値である。
【0029】そして、CPU2は、このようにQRコー
ド画像のスクロール表示を開始させた以降にあっては、
キーパッド7からスクロール速度変更指示信号を入力
し、ユーザがスクロール速度を変更させるための操作を
行ったことを検出すると(ステップS9にて「YE
S」)、その指示されたスクロール速度に変更させ(ス
テップS10)、また、キーパッド7からスクロール表
示停止指示信号を入力し、ユーザがQRコード画像のス
クロール表示を停止させるための操作を行ったことを検
出すると(ステップS11にて「YES」)、QRコー
ド画像のスクロール表示を停止させる(ステップS1
2)。すなわち、換言すれば、CPU2は、QRコード
画像のスクロール表示を開始させた以降にあっては、ユ
ーザがQRコード画像のスクロール表示を停止させるた
めの操作を行わない限りは、QRコード画像のスクロー
ル表示を停止させることはなく、QRコード画像のスク
ロール表示を繰返す。
【0030】さて、ここで、ユーザが、図7に示すよう
に、スキャナ13の読取り口13aを携帯電話機1のデ
ィスプレイ4上の所定位置に対向させると仮定する。
尚、図7では、光センサ21の読取位置(走査位置)を
一点鎖線Pにて示している。
【0031】POS端末11が2次元配列画像撮像モー
ドを動作モードとしていると仮定すると、POS端末1
1において、CPU12は、キーボード14から撮像開
始指示信号を入力し、ユーザがQRコード画像の撮像を
開始させるための操作をキーボード14にて行ったこと
を検出すると(ステップT1にて「YES」)、撮像開
始指示信号をスキャナ13に出力し、スキャナ13の光
センサ21によるQRコード画像の撮像を開始させる
(ステップT2)。
【0032】スキャナ13は、CPU12から撮像開始
指示信号を入力すると、光センサ21による撮像を開始
する。このとき、スキャナ13は、先に説明したよう
に、その読取り口13aが携帯電話機1のディスプレイ
4上の所定位置に対向していることから、光センサ21
によるQRコード画像を所定時間間隔で1次元的に撮像
する。
【0033】具体的に説明すると、光センサ21は、図
8に示すように、撮像タイミングt1のときに、その読
取位置にQRコード画像の例えば第1列目が対向してい
ると((a)の状態)、そのQRコード画像の第1列目
の明暗パターンを撮像する。次いで、光センサ21は、
撮像タイミングt1から所定時間が経過した次の撮像タ
イミングt2のときに、その読取位置にQRコード画像
の例えば第5列目が対向していると((b)の状態)、
そのQRコード画像の第5列目の明暗パターンを撮像す
る。次いで、光センサ21は、撮像タイミングt2から
所定時間が経過した次の撮像タイミングt3のときに、
その読取位置にQRコード画像の例えば第9列目が対向
していると((c)の状態)、そのQRコード画像の第
9列目の明暗パターンを撮像する。そして、光センサ2
1は、これ以降、同様の処理を繰返す。尚、図8では、
明暗パターンの「明」を「塗潰していない領域」で示し
ており、明暗パターンにあって「暗」を「塗潰している
領域」で示している。そして、スキャナ13は、このよ
うにして光センサ21により1次元的に撮像した明暗パ
ターンを電気信号としてCPU12に順次出力する。
【0034】そして、CPU12は、スキャナ13から
明暗パターンを順次入力すると(ステップT3)、スキ
ャナ13から入力した明暗パターンに基づいて、携帯電
話機1のディスプレイ4にスクロール表示された元々の
QRコード画像に記録されている情報の再生を開始する
(ステップT4)。このような制御によって、POS端
末11では、携帯電話機1のディスプレイ4にスクロー
ル表示されたQRコード画像を1次元的に撮像し、その
1次元的に撮像した画像に基づいて、携帯電話機1のデ
ィスプレイ4にスクロール表示された元々のQRコード
画像に記録されている情報の再生を開始する。
【0035】次いで、CPU12は、QRコードに記録
されている情報の再生を完了すると(ステップT5にて
「YES」)、情報の再生を完了したことをユーザに報
知すべく、図9に示すように、例えば「再生完了しまし
た」という表示メッセージをディスプレイ15に表示さ
せる(ステップT6)。これによって、ユーザは、ディ
スプレイ15に表示された表示メッセージを確認するこ
とによって、QRコードに記録されている情報の再生が
完了されたことを確認することが可能となる。そして、
CPU12は、キーボード14から撮像停止指示信号を
入力し、ユーザがQRコード画像の撮像を停止させるた
めの操作をキーボード14にて行ったことを検出すると
(ステップT7にて「YES」)、撮像停止指示信号を
スキャナ13に出力し、スキャナ13の光センサ21に
よるQRコード画像の撮像を停止させる(ステップT
8)。
【0036】図10は、このようにして携帯電話機1か
らPOS端末11に情報を送信する様子を概略的に示し
ている。ところで、以上は、携帯電話機1において、2
次元コードを選択するに際して、「QRコード」を選択
した場合を説明したものであるが、例えば「PDF41
7」や「Data Matrix」などの他の2次元コ
ードを選択した場合であっても、これと同様である。
【0037】以上に説明したように第1実施例によれ
ば、携帯電話機1において、例えば預金口座番号の情報
をQRコードに記録し、その預金口座番号の情報を記録
したQRコードを表すQRコード画像をディスプレイ4
にスクロール表示し、POS端末11において、携帯電
話機1のディスプレイ4にスクロール表示されたQRコ
ード画像を1次元的に撮像し、その1次元的に撮像した
画像に基づいて、携帯電話機1のディスプレイ4にスク
ロール表示された元々のQRコード画像に記録されてい
る情報を再生するように構成した。
【0038】したがって、情報を送信する携帯電話機1
ならびに情報を受信するPOS端末11に、通信ケーブ
ルを接続するための専用のコネクタや、電波を捕捉・放
射するための専用のアンテナが必要となることはなく、
さらに、専用の通信回路が必要となることもないことか
ら、簡単な構成としながらも、情報を通信することがで
き、しかも、このとき、情報を受信するPOS端末11
が2次元配列の光センサを用いる構成ではなく、情報を
受信するPOS端末11が1次元配列の光センサ21を
用いる構成であることから、システム全体としてのコス
トを抑制することをもできる。また、この場合、1次元
配列の光センサ21を備えている既存のPOS端末11
のソフトウェアを変更するのみで対応可能であり、簡単
に実現することができるので、システムを導入したり或
いは拡張したりする場合にも、速やかに対応することが
できる。
【0039】また、2次元コードを採用し(本実施例で
はQRコードを採用し)、預金口座番号の情報を2次元
コードに記録し、その預金口座番号の情報を記録した2
次元コードを表す2次元コード画像をディスプレイ4に
スクロール表示するように構成したので、情報を2次元
コードに記録することによって、2次元コードの利点を
活かして、情報を通信することができる。
【0040】また、ユーザがスクロール表示を開始させ
るための操作を行ってからスクロール表示を停止させる
ための操作を行うまでの間は、QRコード画像を繰返し
てスクロール表示するように構成したので、スキャナ1
3がQRコード画像を撮像するタイミングを、ディスプ
レイ4がQRコード画像をスクロール表示するタイミン
グに同期させる必要がなく、これによって、POS端末
11ならびに携帯電話機1を、それぞれ自己に設定され
たタイミングでQRコード画像の撮像ならびにQRコー
ド画像のスクロール表示を行うように構成すれば良く、
POS端末11ならびに携帯電話機1の制御や操作を簡
単にすることができる。また、QRコード画像に記録さ
れている情報の再生を完了したときには、スクロール表
示の停止を速やかに指示することによって、スクロール
表示を速やかに停止させることができ、これ以降、スク
ロール表示が不要に行われてしまうことを未然に回避す
ることができ、情報を送信する携帯電話機1において、
消費電力の低減化を図ることができる。
【0041】また、ユーザがスクロール表示を変更させ
るための操作を行ったときには、その指示されたスクロ
ール速度に変更するように構成したので、例えばPOS
端末11のスキャナ13が相対的に速い速度で撮像可能
な場合であれば、スクロール速度を相対的に速く変更す
ることによって、情報を速やかに通信することができ、
一方、スキャナ13が相対的に遅い速度でしか撮像でき
ない場合であれば、スクロール速度を相対的に遅く変更
することによって、情報を確実に通信することができ、
このようにスキャナ13の撮像能力に応じてフレキシブ
ルに対応することができる。
【0042】また、POS端末11が1次元コード画像
撮像モードを動作モードとして動作するときには、光セ
ンサ21により1次元的に撮像された画像を1次元コー
ドを表す1次元コード画像として解析し、その1次元コ
ードに記録されている情報を再生するように構成したの
で、2次元配列の画像に記録されている情報を通信する
ことができるのみでなく、1次元コードに記録されてい
る情報をも通信することができ、POS端末11を通常
の1次元コード読取端末としても使用することができ
る。
【0043】また、ユーザが撮像を開始させるための操
作を行ってからユーザが撮像を停止させるための操作を
行うまでの間は、QRコード画像を1次元的に繰返して
撮像するように構成したので、ディスプレイ4がQRコ
ード画像をスクロール表示するタイミングを、スキャナ
13がQRコード画像を撮像するタイミングに同期させ
る必要がなく、これによって、携帯電話機1ならびにP
OS端末11を、それぞれ自己に設定されたタイミング
でQRコード画像のスクロール表示ならびにQRコード
画像の撮像を行うように構成すれば良く、携帯電話機1
ならびにPOS端末11の制御や操作を簡単にすること
ができる。また、QRコード画像に記録されている情報
の再生を完了したときには、撮像の停止を速やかに指示
することによって、撮像を速やかに停止させることがで
き、これ以降、撮像が不要に行われてしまうことを未然
に回避することができ、情報を受信するPOS端末11
において、消費電力の低減化を図ることができる。
【0044】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
実施例について、図11ならびに図12を参照して説明
する。尚、上記した第1実施例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、以下、異なる部分について説明
する。上記した第1実施例は、携帯電話機1がQRコー
ド画像をディスプレイ4にスクロール表示し、POS端
末11が携帯電話機1のディスプレイ4にスクロール表
示された画像を1次元的に撮像することによって、携帯
電話機1からPOS端末11に情報を送信し、つまり、
情報を片方向のみで通信する構成を説明したものである
が、これに対して、この第2実施例は、携帯電話機から
POS端末に情報を送信するのみでなく、POS端末か
ら携帯電話機にも情報を送信し、つまり、情報を双方向
で通信するように構成したものである。
【0045】すなわち、図11において、携帯電話機3
1は、マイクロコンピュータを主体としてなるCPU3
2(本発明でいう他の再生手段)に、上記した第1実施
例で説明した無線回路3、ディスプレイ4、マイクロホ
ン5、レシーバ6、キーパッド7、LED8、スピーカ
9ならびにメモリ10の他に、CCD(Charge Coupled
Device )センサ33(本発明でいう他の撮像手段)が
接続されて構成されている。また、POS端末34は、
マイクロコンピュータを主体としてなるCPU35に、
上記した第1実施例で説明したスキャナ13、キーボー
ド14、ディスプレイ15、LED16、スピーカ1
7、メモリ18ならびにレシート発行装置19の他に、
表示装置36(本発明でいう他の表示手段)が接続され
て構成されている。
【0046】この場合、POS端末34において、メモ
リ18は、例えば振込先口座番号や商品代金などの電子
商取引を行う場合に必要な情報を一時的に記憶してお
り、CPU35は、所定条件が成立すると、メモリ18
に記憶されている例えば振込先口座番号の情報を読出し
て例えばQRコードに記録し、その振込先口座番号の情
報を記録したQRコードを表すQRコード画像を表示装
置36に表示させる。そして、携帯電話機31におい
て、CPU32は、所定条件が成立すると、CCDセン
サ33が表示装置36に対向されていることを前提とし
て、CCDセンサ33による撮像を開始させ、CCDセ
ンサ33から明暗パターンを入力すると、CCDセンサ
33から入力した明暗パターンに基づいて、POS端末
34の表示装置36に表示された元々のQRコード画像
に記録されている情報を再生する。
【0047】図12は、このようにして携帯電話機31
からPOS端末34に情報を送信すると共に、POS端
末34から携帯電話機31に情報を送信する様子を概略
的に示している。尚、この場合は、CCDセンサ33が
2次元配列のセンサであれば、QRコード画像を表示装
置36にスクロール表示させる必要はなく、CCDセン
サ33が1次元配列のセンサであれば、QRコード画像
を表示装置36にスクロール表示させることによって、
POS端末34から携帯電話機31に例えば振込先口座
番号の情報を送信することができる。また、振込先口座
番号の情報を「QRコード」以外の「PDF417」や
「Data Matrix」などの他の2次元コードに
記録しても良く、さらに、情報を2次元コードに記録す
ることに限らず、情報を1次元コードに記録し、情報を
通信するようにしても良い。
【0048】以上に説明したように第2実施例によれ
ば、上記した第1実施例に記載したものと同様の作用効
果を得ることができる。特に、この場合は、POS端末
34において、例えば振込先口座番号の情報をQRコー
ドに記録し、その振込先口座番号の情報を記録したQR
コードを表すQRコード画像を表示装置36に表示し、
携帯電話機31において、POS端末34の表示装置3
6に表示されたQRコード画像を撮像し、その撮像した
画像に基づいて、POS端末34の表示装置36に表示
された元々のQRコード画像に記録されている情報を再
生するように構成したので、携帯電話機31からPOS
端末34に情報を送信することができるのみでなく、P
OS端末34から携帯電話機31にも情報を送信するこ
とができ、情報を双方向で通信することができる。
【0049】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
実施例について、図13ないし図15を参照して説明す
る。尚、上記した第1実施例と同一部分には同一符号を
付して説明を省略し、以下、異なる部分について説明す
る。上記した第1実施例は、携帯電話機1がQRコード
画像をスクロール表示する構成を説明したものである
が、これに対して、この第3実施例は、携帯電話機1が
QRコード画像を静止またはスクロール表示すると同時
に、列単位でスクロール表示するように構成したもので
ある。
【0050】すなわち、携帯電話機1において、CPU
2は、図13に示すように、例えば預金口座番号の情報
を記録したQRコードを表すQRコード画像を、ディス
プレイ4の表示領域4aに静止表示させると同時に、そ
のQRコード画像の1列目の明暗パターンをディスプレ
イ4の表示領域4bに表示させる。そして、これ以降、
CPU2は、ユーザがスクロール表示を開始させるため
の操作を行ったことを検出すると、図14に示すよう
に、QRコード画像の1列目から最終列目に至るまで、
QRコード画像の明暗パターンを列単位で所定時間毎に
ディスプレイ4の表示領域4bに表示させ、QRコード
画像をスクロール表示させる。また、このとき、QRコ
ード画像の全体を、上記した第1実施例に記載したもの
と同様にして、ディスプレイ4の表示領域4aにスクロ
ール表示させても良い。尚、一例として、図13(a)
は、QRコード画像の1列目の明暗パターンが表示され
ている状態を示しており、図13(b)は、QRコード
画像の2列目の明暗パターンが表示されている状態を示
している。
【0051】また、この場合、表示領域4bのスクロー
ル方向の寸法(図13中L1にて示す)は、ディスプレ
イ4の表示領域4aに表示されているQRコード画像の
単位セルの一辺の長さ(図13中L3にて示す)よりも
長くなっている。このような構成により、1次元配列の
光センサ21の読取位置が、図15(b)に示すよう
に、傾いた場合であっても、QRコード画像に記録され
ている情報の再生を適切に行うことができる。
【0052】以上に説明したように第3実施例によれ
ば、携帯電話機1において、QRコードを表すQRコー
ド画像をディスプレイ4に静止またはスクロール表示す
ると同時に、列単位でスクロール表示するように構成し
たので、情報を受信する側が2次元配列センサを備えて
いれば、静止表示されているQRコード画像を2次元配
列センサで読取ることにより、情報を速やかに通信する
ことができ、一方、情報を受信する側が2次元配列セン
サを備えていなくとも、1次元配列センサを備えていれ
ば、列単位でスクロール表示されているQRコード画像
を1次元配列センサで読取ることにより、情報を通信す
ることができ、使い勝手を高めることができる。
【0053】また、列単位でスクロール表示されている
QRコード画像を1次元配列センサで読取る場合に、そ
のスクロール表示されている元々の2次元コード画像が
静止またはスクロール表示されているので、1次元配列
センサで読取っている画像がQRコード画像であること
を容易に認識することをもでき、さらには、QRコード
画像がディスプレイ4の一部にスクロール表示されるこ
とになるので、QRコード画像がディスプレイ4の全体
にスクロール表示される第1実施例に記載したものと比
較すると、1次元配列センサの読取位置を決定し易いと
いう利点もある。
【0054】また、この場合、QRコード画像を列単位
でスクロール表示する表示領域のスクロール方向の寸法
が、QRコード画像の単位セルの一辺の長さよりも長く
なるように構成したので、列単位でスクロール表示され
ているQRコード画像を1次元配列センサで読取る場合
に、1次元配列センサの読取位置を、QRコード画像が
スクロール表示される表示領域に厳密に位置合わせしな
くても良く、操作性を高めることができる。
【0055】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
実施例について、図16ないし図19を参照して説明す
る。尚、上記した第3実施例と同一部分には同一符号を
付して説明を省略し、以下、異なる部分について説明す
る。上記した第3実施例は、携帯電話機1がQRコード
画像を静止またはスクロール表示すると同時に、列単位
でスクロール表示するように構成したものであるが、こ
れに対して、この第4実施例は、携帯電話機1がQRコ
ード画像をディスプレイ4に静止またはスクロール表示
すると同時に、セル単位でスクロール表示するように構
成したものである。
【0056】すなわち、携帯電話機1において、CPU
2は、図16に示すように、例えば預金口座番号の情報
を記録したQRコードを表すQRコード画像を、ディス
プレイ4の表示領域4aに静止表示させると同時に、そ
のQRコード画像の1セル(図17中左上端部に位置す
るセル)目の明暗パターンをディスプレイ4の表示領域
4cに表示させる。そして、これ以降、CPU2は、ユ
ーザがスクロール表示を開始させるための操作を行った
ことを検出すると、図17(a)に示すように、QRコ
ード画像の1セル目から最終セル(図17中右下端部に
位置するセル)目に至るまで、QRコード画像の明暗パ
ターンをセル単位で所定時間毎にディスプレイ4の表示
領域4cに表示させ、QRコード画像をスクロール表示
させる。また、このときも、QRコード画像の全体を、
ディスプレイ4の表示領域4aにスクロール表示させて
も良い。尚、一例として、図16(a)は、明暗パター
ンの「暗」のセルが表示されている状態を示しており、
図16(b)は、明暗パターンの「明」のセルが表示さ
れている状態を示している。また、図17(b)は、Q
Rコード画像の1列目に位置する各単位セルの明暗パタ
ーンが表示される場合について、表示領域4cの表示の
オンオフ状態(時間)の変化を示している。
【0057】また、この場合も、表示領域4cのスクロ
ール方向の寸法(図16中L2にて示す)は、ディスプ
レイ4の表示領域4aに表示されているQRコード画像
の単位セルの一辺の長さよりも長くなっている。
【0058】ところで、この場合は、QRコード画像な
どの2次元コードを表す2次元コード画像に代わって、
図18に示すように、バーコード画像などの1次元コー
ドを表すバーコード画像を静止表示すると同時に、スク
ロール表示するように構成しても良い。この場合は、図
19(b)に示すように、バーやスペースの長さに対応
して、表示領域4cの表示のオンオフ状態(時間)が変
化することになる。
【0059】以上に説明したように第4実施例によれ
ば、携帯電話機1において、QRコードを表すQRコー
ド画像をディスプレイ4に静止またはスクロール表示す
ると同時に、セル単位でスクロール表示するように構成
したので、情報を受信する側が2次元配列センサを備え
ていれば、静止表示されているQRコード画像を2次元
配列センサで読取ることにより、情報を速やかに通信す
ることができ、一方、情報を受信する側が2次元配列セ
ンサを備えていなくとも、点センサを備えていれば、セ
ル単位でスクロール表示されているQRコード画像を点
センサで読取ることにより、情報を通信することがで
き、使い勝手を高めることができる。
【0060】また、この場合も、セル単位でスクロール
表示されているQRコード画像を点センサで読取る場合
に、そのスクロール表示されている元々の2次元コード
画像が静止またはスクロール表示されているので、点セ
ンサで読取っている画像がQRコード画像であることを
容易に認識することをもできる。
【0061】(その他の実施の形態)本発明は、上記し
た実施例にのみ限定されるものでなく、次のように変形
または拡張することができる。第1の端末は、携帯電話
機に限らず、例えば携帯情報端末やテレビなどの他の装
置であっても良く、また、専用の装置であっても良い。
第2の端末は、POS端末に限らず、他の装置であって
も良く、また、専用の装置であっても良い。
【0062】情報は、例えば預金口座番号や暗証番号な
どの電子商取引を行う場合に必要な情報に限らず、外部
からダウンロードした他の情報であっても良く、また、
外部からダウンロードした情報に限らず、携帯電話機の
内部で生成した例えばアドレス帳や電子メールの情報な
どであっても良く、例えばアドレス帳の情報を2次元コ
ードに記録し、そのアドレス帳の情報を記録した2次元
コードを表す2次元コード画像を表示することによっ
て、そのアドレス帳の情報を送信する構成であっても良
い。
【0063】画像をスクロール表示する方向(スクロー
ル方向)は、上下左右のいずれの方向であっても良い。
【0064】POS端末において、情報の再生が完了し
たときに、ディスプレイが表示メッセージを表示する構
成に限らず、LEDが点滅したり、スピーカが音を出力
することによって、情報の再生が完了した旨を報知する
構成であっても良い。
【0065】情報の情報量が極めて大きな場合には、情
報を送信する携帯電話機では、情報を複数のQRコード
に分割して記録し、複数のQRコードを順次スクロール
表示し、情報を受信するPOS端末では、複数のQRコ
ードを順次撮像することによって、情報を通信する構成
であっても良い。
【0066】第3実施例において、QRコード画像を静
止またはスクロール表示すると同時に、行単位でスクロ
ール表示する構成であっても良い。また、ユーザがQR
コード画像を静止表示するかまたはスクロール表示する
かを選択可能な構成であっても良い。さらに、QRコー
ド画像を列単位でスクロール表示する表示領域のスクロ
ール方向の寸法が、QRコード画像の単位セルの一辺の
長さと同等であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す機能ブロック図
【図2】携帯電話機の処理を示すフローチャート
【図3】POS端末の処理を示すフローチャート
【図4】2次元コードを選択する選択画面の一例を示す
【図5】QRコード画像を表示する画面の一例を示す図
【図6】QRコード画像をスクロール表示する様子を示
す図
【図7】携帯電話機とスキャナとの位置関係を示す図
【図8】スキャナが撮像する明暗パターンの一例を示す
【図9】表示メッセージの一例を示す図
【図10】携帯電話機からPOS端末に情報を送信する
様子を概略的に示す図
【図11】本発明の第2実施例を示す機能ブロック図
【図12】携帯電話機からPOS端末に情報を送信する
と共に、POS端末から携帯電話機に情報を送信する様
子を概略的に示す図
【図13】本発明の第3実施例のQRコード画像を表示
する画面の一例を示す図
【図14】QRコード画像を示す図
【図15】図13相当図
【図16】本発明の第4実施例のQRコード画像を表示
する画面の一例を示す図
【図17】QRコード画像ならびに表示タイミングを示
す図
【図18】バーコード画像を表示する画面の一例を示す
【図19】バーコード画像ならびに表示タイミングを示
す図
【符号の説明】
図面中、1は携帯電話機(第1の端末)、4はディスプ
レイ(表示手段)、7はキーパッド(スクロール表示開
始指示手段、スクロール表示停止指示手段、スクロール
速度変更指示手段)、11はPOS端末(第2の端
末)、12はCPU(再生手段)、14はキーボード
(撮像開始指示手段、撮像停止指示手段)、21は光セ
ンサ(撮像手段、1次元配列センサ)、31は携帯電話
機(第1の端末)、32はCPU(他の再生手段)、3
3はCCDセンサ(他の撮像手段)、34はPOS端末
(第2の端末)、36は表示装置(他の表示手段)であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E042 AA01 CA02 5B035 AA04 BB08 BB12 BC00 5B072 AA00 BB10 CC01 CC21 DD02 DD21 DD23 FF02 GG07 GG09 JJ01 LL13 LL19 5K012 AB00 AC08 AC10 BA02 BA19

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の端末の表示手段が情報を2次元配
    列の画像として表示し、第2の端末の撮像手段が前記表
    示手段に表示された2次元配列の画像を撮像することに
    よって、前記第1の端末から前記第2の端末に情報を送
    信する非接触通信システムであって、 前記表示手段を、2次元配列の画像をスクロール表示す
    るように構成し、 前記撮像手段を、前記表示手段にスクロール表示された
    2次元配列の画像を1次元的に撮像する1次元配列セン
    サから構成し、 前記撮像手段により1次元的に撮像された画像に基づい
    て、前記表示手段にスクロール表示された元々の2次元
    配列の画像に記録されている情報を再生する再生手段を
    備えたことを特徴とする非接触通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の非接触通信システムにお
    いて、 前記表示手段を、情報を記録した2次元コードを表す2
    次元コード画像を表示するように構成したことを特徴と
    する非接触通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の非接触通信シ
    ステムにおいて、 前記表示手段におけるスクロール表示の開始を指示する
    ためのスクロール表示開始指示手段と、 前記表示手段におけるスクロール表示の停止を指示する
    ためのスクロール表示停止指示手段とを備え、 前記表示手段を、前記スクロール表示開始指示手段によ
    りスクロール表示の開始が指示されてから前記スクロー
    ル表示停止指示手段によりスクロール表示の停止が指示
    されるまでの間は、2次元配列の画像を繰返してスクロ
    ール表示するように構成したことを特徴とする非接触通
    信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の非
    接触通信システムにおいて、 前記表示手段におけるスクロール速度の変更を指示する
    ためのスクロール速度変更指示手段を備え、 前記表示手段を、前記スクロール速度変更指示手段によ
    りスクロール速度の変更が指示されたときには、その指
    示されたスクロール速度に変更するように構成したこと
    を特徴とする非接触通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の非
    接触通信システムにおいて、 前記第2の端末を、少なくとも2次元配列画像撮像モー
    ド或いは1次元コード画像撮像モードのいずれかを動作
    モードとして動作するように構成し、 前記再生手段を、前記第2の端末が2次元配列画像撮像
    モードを動作モードとして動作するときには、前記撮像
    手段により1次元的に撮像された画像に基づいて、前記
    表示手段にスクロール表示された元々の2次元配列の画
    像に記録されている情報を再生するように構成し、前記
    第2の端末が1次元コード画像撮像モードを動作モード
    として動作するときには、前記撮像手段により1次元的
    に撮像された画像を1次元コードを表す1次元コード画
    像として解析し、その1次元コードに記録されている情
    報を再生するように構成したことを特徴とする非接触通
    信システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の非
    接触通信システムにおいて、 前記撮像手段における撮像の開始を指示するための撮像
    開始指示手段と、 前記撮像手段における撮像の停止を指示するための撮像
    停止指示手段とを備え、 前記撮像手段を、前記撮像開始指示手段により撮像の開
    始が指示されてから前記撮像停止指示手段により撮像の
    停止が指示されるまでの間は、前記表示手段にスクロー
    ル表示された2次元配列の画像を1次元的に繰返して撮
    像するように構成したことを特徴とする非接触通信シス
    テム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の非
    接触通信システムにおいて、 前記第2の端末は、情報を画像として表示する他の表示
    手段を備え、 前記第1の端末は、前記他の表示手段に表示された画像
    を撮像する他の撮像手段を備え、 前記他の撮像手段により撮像された画像に記録されてい
    る情報を再生する他の再生手段を備えたことを特徴とす
    る非接触通信システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の非
    接触通信システムにおいて、 前記第1の端末は、携帯電話機であることを特徴とする
    非接触通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の非
    接触通信システムにおいて、 前記第2の端末は、POS端末であることを特徴とする
    非接触通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項2ないし9のいずれかに記載の
    非接触通信システムにおいて、 前記表示手段を、一つの2次元コード画像を同一の表示
    画面上で表示すると同時に、列単位或いは行単位でスク
    ロール表示するように構成したことを特徴とする非接触
    通信システム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の非接触通信システム
    において、 前記表示手段を、2次元コード画像を列単位或いは行単
    位でスクロール表示する表示領域のスクロール方向の寸
    法が、2次元コード画像の単位セルの一辺の長さと同等
    か或いは長くなるように構成したことを特徴とする非接
    触通信システム。
  12. 【請求項12】 請求項2ないし9のいずれかに記載の
    非接触通信システムにおいて、 前記表示手段を、一つの2次元コード画像を同一の表示
    画面上で表示すると同時に、セル単位でスクロール表示
    するように構成したことを特徴とする非接触通信システ
    ム。
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