JP2003005610A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JP2003005610A
JP2003005610A JP2001191213A JP2001191213A JP2003005610A JP 2003005610 A JP2003005610 A JP 2003005610A JP 2001191213 A JP2001191213 A JP 2001191213A JP 2001191213 A JP2001191213 A JP 2001191213A JP 2003005610 A JP2003005610 A JP 2003005610A
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photosensitive drum
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Toshiaki Sako
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストかつ単純な制御にて、感光ドラムに
対して現像ローラを当接する際の衝撃や回転速度変動に
よって画像劣化を起こすことのない画像形成装置及びそ
の制御方法を提供する。 【解決手段】 画像形成部10に感光ドラム及び接触現
像型の現像器を有し、前記現像器内の現像ローラを前記
感光ドラムに当接及び離間させるようにした画像形成装
置において、前記現像ローラを前記感光ドラムに当接さ
せた時点からの経過時間をDCコントローラ11により
計測し、該計測した経過時間が所定時間に達した時点か
ら画像形成部10での画像形成動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機、プリンタ等の画像形成装置及びその制御方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置において、
現像装置の現像ローラが回転しながら感光ドラムに対し
て接触及び非接触の位置へ移動させる手段を有するもの
が、例えば特開平4−43378号公報に開示されてい
る。
【0003】この従来技術では、現像開始前に感光ドラ
ムが回転動作した後に現像ローラを回転させながら感光
ドラムとの当接位置に移動させ、現像動作終了後の感光
ドラムの回転中に現像ローラを回転させながら感光ドラ
ムとの離間位置に切り換えることを特徴としており、感
光ドラムあるいは現像ローラが長時間接触することで発
生する接触部分の永久変形の防止や、離接動作時に起こ
る現像剤の無駄な消費の低減を図ることができるように
している。
【0004】しかし、一成分接触現像方式を用いる画像
形成装置の場合は、白地部分への不要トナーの付着(か
ぶり)を低減し、かつ十分な画像濃度を得る目的で、現
像ローラ上のトナーを薄膜化すると同時に、感光ドラム
の周速度よりも現像ローラの周速度を高く設定する必要
があるが、感光ドラムよりも速い周速度で現像ローラを
感光ドラムと当接させると、速度差による衝撃や感光ド
ラムの回転速度変動が生じる。
【0005】そのため、レーザスキャンユニットによっ
て感光ドラム上に静電潜像を作成中に感光ドラムに対し
て現像ローラを当接した場合、また感光ドラムに対して
現像ローラを当接した直後にレーザスキャンユニットに
よる感光ドラム上への静電潜像作成を開始した場合に
は、画像ぶれや、カラー画像形成装置の場合には色ずれ
といった画像劣化を発生させる原因となる。
【0006】そこで、上記画像劣化を防止するため、特
開平9−160374号公報では、現像ローラと感光ド
ラムが当接あるいは離間する際に、現像ローラの周速度
が感光ドラムの周速度に一致するように現像ローラの回
転速度を設定し、感光ドラム上の潜像を顕像化する際に
は現像ローラの周速度を感光ドラムの周速度よりも速い
速度に変更するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の画像形成装置にあっては、現像ローラと感
光ドラムを別々のモータで駆動する必要があるため、コ
ストの増加につながるとともに、現像ローラの回転速度
を変更するための制御が複雑なものとなってしまうとい
う問題点があった。
【0008】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、低コストかつ単純な制御にて、感光
ドラムに対して現像ローラを当接する際の衝撃や回転速
度変動によって画像劣化を起こすことのない画像形成装
置及びその制御方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置及びその制御方法は、次のように構成したものであ
る。
【0010】(1)感光ドラム及び接触現像型の現像器
を有し、前記現像器内の現像ローラを前記感光ドラムに
当接及び離間させるようにした画像形成装置であって、
前記現像ローラを前記感光ドラムに当接させた時点から
の経過時間を計測する計測手段を備え、該計測手段が所
定時間経過したことを計測した時点から画像形成を行う
ようにした。
【0011】(2)感光ドラム及び接触現像型の現像器
を有し、前記現像器内の現像ローラを前記感光ドラムに
当接及び離間させるようにした画像形成装置であって、
前記感光ドラムの回転速度を検知する検知手段と、前記
現像ローラを前記感光ドラムに当接させた後に前記検知
手段の検知結果から前記感光ドラムの回転速度変動が収
束したか否かを判定する判定手段とを備え、前記判定手
段が感光ドラムの回転速度変動が収束したことを判定し
た時点から画像形成を行うようにした。
【0012】(3)感光ドラム及び接触現像型の現像器
を有し、前記現像器内の現像ローラを前記感光ドラムに
当接及び離間させるようにした画像形成装置の制御方法
であって、前記現像ローラを前記感光ドラムに当接させ
た時点からの経過時間を計測し、該計測した経過時間が
所定時間に達した時点から画像形成を行うようにした。
【0013】(4)感光ドラム及び接触現像型の現像器
を有し、前記現像器内の現像ローラを前記感光ドラムに
当接及び離間させるようにした画像形成装置の制御方法
であって、前記現像ローラを前記感光ドラムに当接させ
た後に該感光ドラムの回転速度を検知するとともに、そ
の検知結果から感光ドラムの回転速度変動が収束したか
否かを判定し、前記感光ドラムの回転速度変動が収束し
たことを判定した時点から画像形成を行うようにした。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき詳細に説明する。
【0015】(第1の実施例)図1は本発明に係る画像
形成装置の全体構成を示す図である。同図において、1
01は画像形成装置本体で、画像形成部10、紙搬送制
御や画像形成制御を行うDCコントローラ(エンジン制
御部)11、及びPDL(Page Descript
ion Language)コントローラ(プリンタコ
ントローラ)12を内蔵しており、DCコントローラ1
1とPDLコントローラ12はビデオI/F(インター
フェイス)20により接続されている。13は1対1も
しくはネットワークを介してPDLコントローラ12に
接続されているホストコンピュータである。
【0016】[DCコントローラ及びPDLコントロー
ラの構成]初めに、DCコントローラ11及びPDLコ
ントローラ12の構成について説明する。図1のビデオ
I/F20は、DCコントローラ11及びPDLコント
ローラ12間の通信を行う。このビデオI/F20の各
信号の詳細については後述する。
【0017】そして、DCコントローラ11は、ビデオ
I/F20を介して入力された画像データに基づいて画
像を形成し、記録紙に転写、定着した後に出力する画像
形成シーケンスを行うために各種の負荷を制御する。そ
の他、画像形成装置の状態を検知し、PDLコントロー
ラ12に通知する。
【0018】また、PDLコントローラ12は、ホスト
コンピュータ13から送られてくるデータを受け取る。
このデータはビットマップデータ、PDL記述のデータ
等さまざまな形式で送られてくる。そしてPDLコント
ローラ12は、送られてきたデータをメモリに展開し、
ラスタ形式のデータとしてDCコントローラ11に転送
する。これにより、ホストコンピュータ13で作成され
たデータを画像形成装置で出力することが可能となる。
【0019】ここで、本実施例では、後述する現像器内
の現像ローラを感光ドラムに接触させた時点からの経過
時間を計測する計測手段がDCコントローラ11により
構成されており、所定時間経過したことを判断した時点
から画像形成部10による画像形成工程を作動させるよ
うにしている。
【0020】次に、DCコントローラ11とPDLコン
トローラ12を接続する上述のビデオI/F20につい
て説明する。図2はビデオI/F20の構成を示す図で
ある。図2に示すように、DCコントローラ11とPD
Lコントローラ12の間には各種信号線が接続され、信
号のやり取りが行われる。
【0021】図2中のSC(Command and
Status)信号25は、PDLコントローラ12か
らDCコントローラ11へ送られるコマンド及び同コマ
ンドに対してDCコントローラ11からPDLコントロ
ーラ12へ返送されるステータスの通信を行うためのシ
リアル信号線であり、PDLコントローラ12から出力
されるSCLK(Serial Clock)信号24
に同期して双方向にデータのやり取りが行われる。
【0022】/TOP(トップオブページ)信号21
は、DCコントローラ11からPDLコントローラ12
に対して渡される、画像の垂直走査の基準となる同期信
号である。この/TOP信号21は、PDLコントロー
ラ12からDCコントローラ11へプリント開始コマン
ドが送信された後、各制御負荷の起動開始、画像形成装
置内部のクリーニング、定着器のウォームアップ等の前
処理を行い、画像形成が可能な状態になった後に出力さ
れる。
【0023】/BD(Beam Detect)信号2
2は、PDLコントローラ12が水平走査の基準とする
同期信号であり、PDLコントローラ12からDCコン
トローラ11へプリント開始コマンドが送信された後
に、DCコントローラ11から所定の周期で出力され
る。
【0024】VDO(Video Data)信号23
は画像データであり、PDLコントローラ12は、垂直
方向に対して/TOP信号21、水平方向に対して/B
D信号22を基準としてこのVDO信号23を出力す
る。
【0025】/CCRT(Condition Cha
nge Report)信号26は、DCコントローラ
11内部のステータスが変化したときにPDLコントロ
ーラ12に報知するための信号である。PDLコントロ
ーラ12はこの/CCRT信号26を受けると、SC信
号25を使ってDCコントローラ10の状態の何が変化
したかを問い合わせるコマンドを発生し、それに対して
DCコントローラ11はSC信号25を使ってその状態
を知らせる。
【0026】[画像形成部の構成]図3はDCコントロ
ーラ11によって制御される本実施例の画像形成部10
の構成を示す断面図である。本実施例の画像形成部10
は、感光ドラム108の画像部にトナーを付着させて可
視化する反転現像系であり、負帯電トナーを担持した現
像ローラ141を感光ドラム108に当接させて現像を
行う一成分画像形成方式である。
【0027】図3中、123は現像器であり、トナーを
感光ドラム108との接触部に搬送するための回転可能
な現像材担持体である現像ローラ141を有している。
この現像ローラ141は、導電性の芯金上に弾性体を形
成したいわゆる弾性現像ローラである。
【0028】また、現像器後部には加圧カム124が備
えられている。この加圧カム124は、不図示のモータ
により回転駆動されることにより現像器123を図の矢
印方向に移動し、現像ローラ141を感光ドラム108
に対して当接及び離間する。すなわち、現像時には現像
ローラ141を感光ドラム108に当接し、非現像時に
は離間する。
【0029】なお、現像ローラ141及び感光ドラム1
08は、図4に示す駆動系の駆動モータ31により駆動
ギア(歯車)32、33を介して駆動されている。この
駆動モータ31は回転速度検出装置(検知手段)34を
備え、フィードバック制御系により回転速度を一定に保
っている。
【0030】140は帯電器であり、図の矢印の向きに
回転する感光ドラム108の表面を一様に帯電する。1
13はレーザスキャンユニットであり、PDLコントロ
ーラ12から送られてきた/VDO(画像)信号23を
受け取り、レーザビーム107に変換した後、感光ドラ
ム108に照射して感光ドラム108上に静電潜像を形
成する。そして、上記加圧カム124で加圧することに
より、感光ドラム108に当接されている現像ローラ1
41によって感光ドラム108上に形成されている静電
潜像が可視化される。
【0031】一方、手差しトレイ130あるいは給紙カ
セット131からピックアップローラ132a、132
bにより給紙された記録紙112a、112bは、レジ
ストローラ134a、134bにしたがって搬送され
る。この記録紙112a、112bは、感光ドラム10
8上に現像された像の先端が転写ローラ120とのニッ
プ部に到達するタイミングで、その先端がこのニップ部
に到達するように制御される。そして、この記録紙11
2a、112bが到達したところで、感光ドラム108
が記録紙112a、112bに接触して、トナーが記録
紙112a、112bに転写される。
【0032】上記記録紙112a、112bに転写され
た画像は、定着器121で熱と加圧により定着される。
この画像が定着された記録紙112a、112bは、フ
ェイスダウン排紙口122に搬送されて排紙される。こ
れにより、PDLコントローラ12から送られてきた画
像情報を出力することができる。
【0033】ここで、現像ローラ141を感光ドラム1
08に接触させた後、図4に示す回転速度検出装置34
の検知結果から、DCコントローラ(判定手段)11は
感光ドラム108の回転速度変動が収束したか否かを判
定し、収束したことを判定した時点から上述の画像形成
工程を作動させるようにしても良い。
【0034】なお、図3中、135は給紙用のレジスト
ローラ、136、137は給紙のためのレジストセン
サ、138は排紙センサである。
【0035】次に、現像ローラ141を感光ドラム10
8に当接した際の感光ドラム108の回転速度変動につ
いて説明する。
【0036】図5は現像ローラ141を感光ドラム10
8に当接した際の感光ドラム108の回転速度変動を示
す図である。同図中、Vは感光ドラム108の目標回転
速度、t0は当接した時刻を表している。
【0037】また、図6は図5の感光ドラム108の回
転速度変動を模式的に示す図である。同図中、Vは感光
ドラム108の目標回転速度、ΔVは回転速度変動の許
容範囲、t0は当接した時刻、t1は感光ドラム108
の回転速度が目標回転速度Vに対して±ΔV以内に収束
した時刻を表している。
【0038】感光ドラム108の回転速度が許容範囲外
である状態で静電潜像の形成を行うと、画像のぶれが発
生する。そのため、本実施例では回転速度変動が十分に
収束する時間Tを決定し、現像ローラ141の当接後、
時間T経過後に静電潜像の形成を開始する構成、つまり
/TOP信号21を出力する構成としている。
【0039】また本実施例では、上記の時間Tは、時刻
t1と時刻t0の差が最大とりうる時間T1とし、それ
に対してさらにマージンとして余裕時間T2を加えたも
のとする。すなわち、T=T1+T2である。
【0040】[動作タイミング]次に、上記時間Tを考
慮した本実施例の画像形成のタイミングについて、図7
を用いて説明する。同図中、Tregは記録紙をピック
アップした後、記録紙の先端がレジストセンサ137に
到達するまでの時間である。Ttopは記録紙の先端が
レジストセンサ137に到達した後、/TOP信号21
を出力するまでの時間であり、以下のように決定され
る。
【0041】すなわち、感光ドラム108上のレーザビ
ーム107によって露光された位置が、感光ドラム10
8が図3の矢印方向に回転することによって、転写ロー
ラ120とのニップ位置に到達するまでの時間をTe
x、記録紙の先端がレジストセンサ137を通過してか
ら転写ローラ120と感光ドラム108のニップに到達
するまでの時間をTpapとすると、上記の時間Tto
pは、Ttop=Tpap−Texで求められる。そし
て、本実施例の場合には、Tpap>Texとなる構成
となっている。
【0042】また本実施例では、上記の時間Tは、T>
Treg+Ttopの関係である。つまり、現像ローラ
141の当接後、Tpck=T−Treg−Ttopで
決定される時間Tpck経過した後に記録紙をピックア
ップする。
【0043】その結果、現像ローラ141の当接後、静
電潜像の形成を開始するまでの時間がTとなる。したが
って、感光ドラム108の回転速度変動が収束してから
静電潜像の形成を開始することになり、当接時の回転速
度変動の影響による画像ぶれのない良好な出力画像を得
ることができる。
【0044】(第2の実施例)図8は本実施例の画像形
成部10の構成を示す断面図であり、図3と同一符号は
同一構成要素を示している。
【0045】本実施例の画像形成部10は、上述の第1
の実施例で説明した画像形成のプロセスがなされる画像
形成ステーションを複数備えて、シアン像、マゼンタ
像、イエロー像、ブラック像の各色像をそれぞれの感光
ドラム108a〜108d上に形成し、各感光ドラム1
08a〜108d上の転写位置にて記録紙112に各色
像を重ねて転写することによりフルカラー画像を形成す
る、タンデム方式のカラー画像形成方式である。
【0046】第1の実施例と同様に、各現像ローラ14
1a〜141dは各感光ドラム108a〜108dに対
して離接可能な構成としている。加圧レバー42は不図
示のモータによって駆動され、図の矢印方向に移動す
る。この加圧レバー42を上方に移動すると、現像器1
23a〜123dが揺動して、現像ローラ141a〜1
41dは感光ドラム108a〜108dから離間し、加
圧レバー42を下方に移動すると、現像ローラ141a
〜141dは感光ドラム108a〜108dに当接す
る。
【0047】なお、図8中、41は搬送ベルト、107
a〜107dはレーザビーム、113a〜113dはレ
ーザスキャンユニット、120a〜120dは転写ロー
ラ、132はピックアップローラ、134はレジストロ
ーラ、140a〜140dは帯電器である。
【0048】上記構成において、各画像形成ステーショ
ンでの画像形成工程は、第1の実施例の画像形成工程と
同様であるため、説明は省略する。また本実施例の画像
形成装置の全体構成は、図1に示す構成であり、第1の
実施例と同様の構成となっている。但し、画像形成部1
0の構成上、ビデオI/F20は第1の実施例とは異な
るものとなっており、その構成を図9に示す。
【0049】図9中、22a〜22dはそれぞれの画像
形成ステーションに対応した/BD1〜/BD4信号
(水平同期信号)、23a〜23dはそれぞれの画像形
成ステーションに対応したVDO1〜VDO4信号(画
像信号)である。
【0050】次に、ビデオI/F信号のタイミングにつ
いて、図10を用いて説明する。
【0051】VDO1信号23aは、PDLコントロー
ラ12が/TOP信号21を受信後の/BD1信号22
aに同期して、画像の第1色目の画像信号VDO1信号
23aを出力する。また、PDLコントローラ12が/
TOP信号21を受信した後、時間Tdly2〜Tdl
y4経過後の/BD2〜/BD4信号22b〜22dに
同期して、第2〜4色目の画像信号VDO2〜VDO4
信号23b〜23dを出力する。
【0052】ここで、上記の時間Tdly2〜Tdly
4は、以下のように決定される。
【0053】感光ドラム108a上のレーザビーム10
7aによって露光された位置が、感光ドラム108aが
図の矢印方向に回転することによって、転写ローラ12
0aとのニップ位置に到達するまでの時間をTex1と
する。同様に、感光ドラム108b上のレーザビーム1
07bによって露光された点が、感光ドラム108bが
図の矢印方向に回転することによって、転写ローラ12
0aとのニップ位置に到達するまでの時間をTex2と
する。
【0054】また、記録紙の先端が感光ドラム108a
と転写ローラ120aのニップを通過してから、感光ド
ラム108bと転写ローラ120bのニップに到達する
までの時間をT12とすると、時間Tdly2は、Td
ly2=Tex1+T12−Tex2で決定される。T
dly3、Tdly4も同様に決定される。
【0055】このように時間Tdly2〜Tdly4を
決定することで、記録紙が各画像形成ステーションの転
写ニップに到達するタイミングで、各画像形成ステーシ
ョンの感光ドラム108a〜108d上のトナー像の先
端が転写ニップに到達するため、記録紙上に4色のトナ
ー像を重ねたカラー画像を形成することができる。
【0056】そして、本実施例においても第1の実施例
と同様、現像ローラ141a〜141dの当接後の感光
ドラム108a〜108dの回転速度変動の影響による
画像不良を発生させることなく、現像ローラ141a〜
141dを当接してから第1画像形成ステーションの静
電潜像の形成を開始するまでに、感光ドラム108a〜
108dの回転速度変動が収束する時間Tを確保するこ
とができる。
【0057】すなわち、第1の実施例と同様図7に示す
ように、現像ローラ141a〜141dを当接してから
時間Tpck経過後に/TOP信号21を出力する。そ
の結果、感光ドラム108a〜108dの回転速度変動
が収束してから静電潜像の形成を開始することになり、
当接時の回転速度変動の影響による画像ぶれ及び色ずれ
のない良好な出力画像を得ることができる。
【0058】(第3の実施例)本実施例の画像形成部1
0の構成は図3に示す第1の実施例と概略同じであるた
め、重複する説明は省略し、異なる部分のみ説明する。
図11は本実施例の画像形成のタイミングを示す図であ
る。
【0059】まず、記録紙のピックアップを行う。そし
て、搬送路にしたがって搬送された記録紙の先端をレジ
ストセンサ137にて検知した時点で、記録紙の搬送を
一旦停止するとともに、現像ローラ141を感光ドラム
108に当接する。この現像ローラ141が感光ドラム
108に当接した後、回転速度検出装置34にて検出し
た速度が時間Trdyの間連続して目標回転速度Vに対
する許容範囲±ΔV以内であることを判定した時点で、
記録紙の搬送を再開する。
【0060】ここで、感光ドラム108の回転速度が時
間Trdyの間連続して許容範囲内にあることを判定す
る手順を図12のフローチャートに示す。このフローチ
ャートに示す制御処理は、図1の画像形成装置本体10
1内にあるCPUにより予め記憶されたプログラムに従
って実行されるものである。
【0061】まず、現像器123の現像ローラ141が
当接した時点で感光ドラム108の回転速度が誤差範囲
内であるかを判別し(S1)、続いて経過時間が連続時
間Trdy未満であるかを判別し(S2)、そうであれ
ば回転速度が収束したと判別する(S3)。
【0062】すなわち、記録紙の搬送再開後、時間Tt
op’が経過した時点で/TOP信号21を出力する。
ここで、時間Trdy、Ttop’は以下のように決定
される。
【0063】記録紙を搬送再開した後、記録紙が感光ド
ラム108と転写ローラ120のニップに到達するまで
の時間をt3とすると、感光ドラム108上の1点が露
光位置から転写ローラ120とのニップ位置まで回転す
る時間Tex、及び上記時間t3を用いて、時間Tto
p’は、Ttop’=t3−Texで決定される。この
Ttop’と上記の余裕時間T2を用いて、時間Trd
yは、Trdy=T2−Ttop’で決定される。
【0064】その結果、感光ドラム108の回転速度変
動が収束してから静電潜像の形成を開始することにな
り、当接時の回転速度変動の影響による画像ぶれのない
良好な出力画像を得ることができる。
【0065】さらに、回転速度変動が収束したことを判
定した時点で静電潜像の形成を開始することにより、現
像ローラ141を当接してから画像形成を開始するまで
の時間を最小限にすることができる。すなわち、現像ロ
ーラ141と感光ドラム108が当接している時間を最
小限にすることができるため、非画像領域のかぶり及び
感光ドラム108の表面の削れを最小限に抑えることが
できる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コストの増加を招くことなく単純な制御方法によって、
現像ローラを感光ドラムに当接した際の負荷変動による
画像のぶれや色ずれの影響を軽減することができるとい
う効果がある。
【0067】また、現像ローラを感光ドラムに当接した
際の負荷変動による画像のぶれや色ずれの影響を軽減す
ることができるとともに、現像ローラと感光ドラムに当
接している時間を最小限にすることができ、非画像領域
のかぶり及び感光ドラム表面の削れを最小限におさえる
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像形成装置の全体構成を示すブロック図
【図2】 第1の実施例のビデオI/Fの構成を示す説
明図
【図3】 第1の実施例の画像形成部の構成を示す断面
【図4】 感光ドラムと現像ローラの駆動系の構成図
【図5】 感光ドラムの回転速度変動を示す図
【図6】 感光ドラムの回転速度変動を模式的に示す図
【図7】 第1の実施例の画像形成のタイミングチャー
【図8】 第2の実施例の画像形成部の構成を示す断面
【図9】 第2の実施例のビデオI/Fの構成を示す説
明図
【図10】 第2の実施例のビデオI/Fの信号のタイ
ミングを示す図
【図11】 第3の実施例の画像形成のタイミングチャ
ート
【図12】 感光ドラムの回転速度変動の検知動作を示
すフローチャート
【符号の説明】
10 画像形成部 11 DCコントローラ 12 PDLコントローラ 13 ホストコンピュータ 20 ビデオI/F 31 駆動モータ 32 駆動ギア 33 駆動ギア 34 回転速度検出装置 41 搬送ベルト 42 加圧レバー 101 画像形成装置本体 107,107a,107b,107c,107d レ
ーザビーム 108,108a,108b,108c,108d 感
光ドラム 112,112a,112b 記録紙 113,113a,113b,113c,113d レ
ーザスキャンユニット 120,120a,120b,120c,120d 転
写ローラ 121 定着器 122 フェイスダウン排紙口 123,123a,123b,123c,123d 現
像器 124 加圧カム 130 手差しトレイ 131 給紙カセット 132,132a,132b ピックアップローラ 134,134a,134b,135 レジストローラ 136,137 レジストセンサ 138 排紙センサ 140,140a,140b,140c,140d 帯
電器 141,141a,141b,141c,141d 現
像ローラ 31 駆動モータ 32 駆動ギア 33 駆動ギア 34 回転速度検出装置 41 搬送ベルト 42 加圧レバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光ドラム及び接触現像型の現像器を有
    し、前記現像器内の現像ローラを前記感光ドラムに当接
    及び離間させるようにした画像形成装置であって、前記
    現像ローラを前記感光ドラムに当接させた時点からの経
    過時間を計測する計測手段を備え、該計測手段が所定時
    間経過したことを計測した時点から画像形成を行うこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 感光ドラム及び接触現像型の現像器を有
    し、前記現像器内の現像ローラを前記感光ドラムに当接
    及び離間させるようにした画像形成装置であって、前記
    感光ドラムの回転速度を検知する検知手段と、前記現像
    ローラを前記感光ドラムに当接させた後に前記検知手段
    の検知結果から前記感光ドラムの回転速度変動が収束し
    たか否かを判定する判定手段とを備え、前記判定手段が
    感光ドラムの回転速度変動が収束したことを判定した時
    点から画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 感光ドラム及び接触現像型の現像器を有
    し、前記現像器内の現像ローラを前記感光ドラムに当接
    及び離間させるようにした画像形成装置の制御方法であ
    って、前記現像ローラを前記感光ドラムに当接させた時
    点からの経過時間を計測し、該計測した経過時間が所定
    時間に達した時点から画像形成を行うようにしたことを
    特徴とする画像形成装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 感光ドラム及び接触現像型の現像器を有
    し、前記現像器内の現像ローラを前記感光ドラムに当接
    及び離間させるようにした画像形成装置の制御方法であ
    って、前記現像ローラを前記感光ドラムに当接させた後
    に該感光ドラムの回転速度を検知するとともに、その検
    知結果から感光ドラムの回転速度変動が収束したか否か
    を判定し、前記感光ドラムの回転速度変動が収束したこ
    とを判定した時点から画像形成を行うようにしたことを
    特徴とする画像形成装置の制御方法。
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