JP2003004722A - 水中微生物数測定装置 - Google Patents

水中微生物数測定装置

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JP2003004722A
JP2003004722A JP2001192968A JP2001192968A JP2003004722A JP 2003004722 A JP2003004722 A JP 2003004722A JP 2001192968 A JP2001192968 A JP 2001192968A JP 2001192968 A JP2001192968 A JP 2001192968A JP 2003004722 A JP2003004722 A JP 2003004722A
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Masazumi Miyazawa
正純 宮澤
Takao Otsu
孝夫 大津
Isao Mizukami
功 水上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微生物の増殖の有無を、オンタイムでモニタ
リングできる装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 測定対象の水の引き込みライン1、この
引き込みラインに取り付けた殺菌剤供給装置2及び電気
化学センサ3から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水中に発生する
微生物数の測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】化学工場において、冷却操作は、一般に
冷却水ラインを用いて行われる。この冷却水は、循環式
を採用している場合が多いため、冷却水中に微生物が増
殖する場合が多い。
【0003】微生物が増殖すると、冷却水ラインの内壁
に腐食が発生しやすくなる。腐食が進行すると、冷却水
ラインを閉塞する場合が生じ、冷却効率の低下につなが
る。
【0004】この増殖した微生物を除去する手段として
は、冷却水ラインを殺菌剤を用いて殺菌する方法が考え
られる。しかし、上記微生物が冷却水ラインの内壁に付
着してコロニーができると、上記殺菌処理では、コロニ
ーの表面だけが殺菌処理され、コロニー内部の微生物ま
で殺菌されないため、殺菌剤による殺菌では十分に殺菌
されない場合が多くなる。
【0005】このため、殺菌剤による殺菌は、増殖した
微生物がライン内壁に付着してコロニーを形成する前、
すなわち、微生物増殖時に行う必要がある。
【0006】この微生物が増殖しているか否かを判断す
る方法としては、冷却水をサンプリングし、培地に培養
する方法や、上記冷却水をサンプリングし、光度計等を
用いて光学的に測定する方法等があげられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
培養法を用いると、培養に数時間から数日かかるため、
殺菌処理をする必要があると判断した時には、既に遅す
ぎる場合がある。また、後者の光度計を用いる方法は、
測定精度が低いため、微生物の増殖時を捕らえるのが難
しかった。
【0008】そこでこの発明は、微生物の増殖の有無
を、オンタイムでモニタリングできる装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、測定対象の
水の引き込みライン、このラインに取り付けた殺菌剤供
給装置及び電気化学センサからなる水中微生物数測定装
置を用いることにより、上記課題を解決したのである。
【0010】上記殺菌剤供給装置から供給される殺菌剤
として、ハロゲン系殺菌剤を用いることができる。
【0011】また、上記電気化学センサとしては、上記
のライン中の水に曝らした同一材質の複数個の電極を有
し、この各電極間の電気化学的電流ノイズならびに電気
化学的電位ノイズをそれぞれに測定する電流電圧測定手
段、前記電流電圧測定手段で測定された電気化学的電流
ノイズならびに電気化学的電位ノイズの各測定データを
取り入れて、この測定データを時系列に蓄積するデータ
記憶手段、及び前記データ記憶手段に時系列で蓄積され
た電気化学的電流ノイズ又は電気化学的電位ノイズの測
定データを取り出し、この取り出された電気化学的電流
ノイズ及び電気化学的電位ノイズの測定データから上記
水のノイズ抵抗を算出して微生物の増殖を判断する微生
物増殖度判断手段を備えるセンサを用いることができ
る。
【0012】上記の引き込みラインに引き込んだ測定対
象の水に殺菌剤を一定量連続的に流す。水中の微生物が
増殖すると、殺菌剤由来のイオン又はラジカルが微生物
と反応して減少する。このイオン又はラジカルの量の変
化を所定の電気化学センサで検出することにより、水中
の微生物数の変化を測定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下において、この発明について
詳細に説明する。この発明にかかる水中微生物数測定装
置は、図1に示すように、測定対象の水の引き込みライ
ン1、この引き込みライン1に取り付けた殺菌剤供給装
置2及び電気化学センサ3からなる。
【0014】上記引き込みライン1は、測定対象の水を
引き込むためのラインであり、図1に示すような冷却水
管等の管4やタンク(図示せず)等の内部の水の微生物
の増殖の有無をモニタリングしたい場所に設けられる。
この引き込みライン1によって引き込まれた水は、図1
に示すように、元の管4等に戻してもよく、また、その
まま、廃棄等してもよい。
【0015】上記殺菌剤供給装置2は、殺菌剤タンク5
及び供給ポンプ6から構成され、殺菌剤タンク5中の殺
菌剤を供給ポンプ6によって、引き込みライン1に送り
出す装置である。この殺菌剤供給装置2は、上記殺菌剤
を引き込みライン1に送り出すことができれば、図1に
示す装置に限られない。
【0016】上記殺菌剤としては、イオン又はラジカル
を発生させることにより殺菌効果を発揮する殺菌剤があ
げられる。このような殺菌剤としてはハロゲンイオン又
はハロゲンラジカルを発生させるハロゲン系殺菌剤があ
げられ、具体例としては、塩素ガス、次亜塩素酸ナトリ
ウム等の次亜塩素酸塩、次亜臭素酸ナトリウム等の次亜
臭素酸塩、塩素化イソシアヌル酸、臭素化イソシアヌル
酸、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイ
ン、1−ブロモ−3−クロロ−5,5−ジメチルヒダン
トイン等があげられる。
【0017】上記電気化学センサ3は、上記殺菌剤供給
装置2の引き込みライン1への接続部より下流側の引き
込みライン1に設けられる。これにより、上記殺菌剤由
来のイオン又はラジカルが測定される。
【0018】上記電気化学センサ3は、図2に示すよう
に、上記の引き込みライン1中の水に曝らした同一材質
の複数個の電極21,22,23を有し、この各電極間
の電気化学的電流ノイズInならびに電気化学的電位ノ
イズVnをそれぞれに測定する腐食電流電圧測定手段3
0を有する。そして、この電流電圧測定手段で測定され
た電気化学的電流ノイズならびに電気化学的電位ノイズ
の各測定データを取り入れて、この測定データを時系列
に蓄積するデータ記憶手段、及び前記データ記憶手段に
時系列で蓄積された電気化学的電流ノイズIn又は電気
化学的電位ノイズVnの測定データを取り出し、この取
り出された電気化学的電流ノイズIn及び電気化学的電
位ノイズVnの測定データから上記水のノイズ抵抗を算
出して微生物の増殖を判断する微生物増殖度判断手段を
有する。
【0019】上記の電気化学センサ3について、図2乃
至図4を用いてより詳細に説明する。図1は、本実施形
態例を含む電気化学センサの全体構成の概要を示すブロ
ック図であり、ここでは、本実施形態例を含む電気化学
センサ全体の構成とその作用ならびに効果について述べ
る。
【0020】まず、上記腐食電流電圧測定手段について
説明する。これは、図1に示す電気化学センサのうち、
測定電極、無抵抗電流計24、バッファー回路25、及
びバンドパスイフィルター26、27から構成される。
上記測定電極は、同一材質からなる、第1、第2及び第
3の各電極21、22、23を有する。これらは、上記
引き込みライン1に差し込まれており、それらの先端
が、上記引き込みライン1中の水に浸漬されて、同一温
度条件の下に曝らされている。
【0021】また、前記第1の電極21と第2の電極2
2間には、内部抵抗がほぼゼロの電流測定回路、いわゆ
る無抵抗電流計(zero resistance a
mmerter)24を接続させ、前記第2の電極22
と第3の電極23間には、該電極側に影響を与えずに信
号電圧を測定し得る入力インピーダンスが非常に大きい
アンプ回路、ここではバッファー回路25を接続させ
る。
【0022】従って、この態様の場合、前記第1の電極
21と第2の電極22間には、それぞれ、各電極表面の
腐食の進行程度に応じたカップリング電流(結合電流:
Imean)aを生じ、該カップリング電流aは、前記無抵
抗電流計24によって測定され、且つ後述する信号処理
をなした上で、データ記憶手段であるコンピュータ71
のデータ記憶部72に時系列で蓄積される。
【0023】このとき、電気化学的電流ノイズ(In)
bについては、前記カップリング電流aの変動をフィル
ター回路、特にバンドパスフィルター回路26によっ
て、その低周波数領域、特に1Hz程度以下の周波数領
域、好ましくは0.01〜1Hz程度の周波数領域の電
流変動を測定して得ることができ、該測定された電気化
学的電流ノイズ(In)bもまた後述する信号処理をな
した上で、コンピュータ71のデータ記憶部72に時系
列で蓄積される。ここで、この電気化学的電流ノイズ
(In)bは、コンピュータ71に取り込まれたカップ
リング電流(Imean)aをしかるべく演算処理し、その
標準偏差を求めることによっても同様に得られる。
【0024】一方、電気化学的電位ノイズ(Vn)cに
ついては、前記第2の電極22と第3の電極23間の電
位差(Vmean)を前記バッファー回路25によって測定
すると共に、この電位差の変動をフィルター回路、特に
バンドパスフィルター回路27によって、その低周波数
領域、特に1Hz程度以下の周波数領域、好ましくは
0.01〜1Hz程度の周波数領域の電位差変動を測定
して得ることができ、該測定された電気化学的電位ノイ
ズ(Vn)cもまた後述する信号処理をなした上で、コ
ンピュータ71のデータ記憶部72に時系列で蓄積され
る。ここでも、この電気化学的電位ノイズ(Vn)c
は、前記電位差を直接コンピュータ71に取り込んでし
かるべく演算処理し、その標準偏差を求めることによっ
ても同様に得られる。
【0025】次に、前記各測定データ信号(電流及び電
圧の各測定データ)をコンピュータ71に入力するまで
のデータ処理の具体的な回路手段の詳細を図3(a)、
(b)及び図4(a)、(b)に示す。
【0026】図3(a)、(b)は、同上データ処理回
路をアナログ回路によって構成したときの一例である。
この場合、先ず、前記電流信号、即ち、前記第1の電極
21と第2の電極22間のカップリング電流aは、同図
(a)にみられるように、無抵抗電流計24によって測
定されると共に、その電流信号の一方は、信号の2乗平
均を求めるRMS回路→求めた信号を直流に変換するD
C回路→直流に変換された信号を対数に変換するLOG
回路からなるコンバータ(以下、対数コンバータとい
う)31によって対数変換され、さらに、アナログ/デ
ジタルコンバータ(以下、A/Dコンバータという)3
2によってデジタル変換された後、前記コンピュータ7
1にカップリング電流(Imean)aとして入力され、電
流信号の他方は、バンドパスフィルター回路26によっ
て1Hz程度以下の周波数成分が取り出された上で、同
様に対数コンバータ41によって対数変換され、さら
に、A/Dコンバータ42によってデジタル変換された
後、前記コンピュータ71に電気化学的電流ノイズ(I
n)bとして入力される。
【0027】次いで、前記電圧信号、即ち、前記第2の
電極22と第3の電極23間の電位差は、同図(b)に
みられるように、バッファー回路25によって測定さ
れ、且つこの信号からバンドパスフィルター回路27に
よって1Hz程度以下の周波数成分が取り出された上
で、ここでも、対数コンバータ51によって対数変換さ
れ、さらに、A/Dコンバータ52によってデジタル変
換された後、前記コンピュータ71に電気化学的電位ノ
イズ(Vn)cとして入力される。
【0028】一方、図4(a)、(b)は、前記図3
(a)、(b)のアナログ回路構成に対応してデータ処
理回路をデジタル回路で構成したときの一例で、図中、
同一符号は、同一又は相当部分を示しており、該デジタ
ル回路構成によっても同様な作用が得られる。
【0029】上記微生物増殖度判断手段は、前記データ
記憶部72に蓄積されている電気化学的電流ノイズ(I
n)b、及び電気化学的電位ノイズ(Vn)cの測定デ
ータに基づき、下記式よってノイズ抵抗(Rn)を算出
し、このノイズ抵抗(Rn)の変化を見て微生物増殖度
を判断する。
【0030】ノイズ抵抗(Rn)の算出(算出過程7
3) Rn=Vn/In
【0031】上記Rnの推移は、CRT101の画面上
やプリンター102のプリントアウトとして出力表示さ
れる。また、前記出力表示には、カップリング電流(I
mean)aと、電気化学的電流ノイズ(In)bおよび電
気化学的電位ノイズ(Vn)cとの各測定データの瞬時
値や、それを時系列で表わしたトレンド値の推移や、そ
の累積値などをも各別若しくは相互に関連付けて表示さ
せることもできる。
【0032】次に、この水中微生物数測定装置の作用に
ついて図1を用いて説明する。まず、引き込みライン1
に殺菌剤5を一定流量で流し続ける。これにより、引き
込みライン1内を流れる水に含まれる殺菌剤由来のイオ
ン又はラジカルの量が一定となる。このとき、電気化学
センサ3によって検出されるノイズ抵抗(Rn)の値
は、ほぼ一定値を示す。そして、管4等内の水に含まれ
る微生物が増殖すると、引き込みライン1内を流れる水
に含まれる微生物が増殖し、微生物と反応する殺菌剤が
増える。このため、水中の殺菌剤由来のイオン又はラジ
カルの量が減少し、ノイズ抵抗(Rn)が変化する。こ
のとき、殺菌剤の濃度と微生物数との検量線、及び殺菌
剤の濃度と上記ノイズ抵抗(Rn)の値との検量線を、
前もって作成しておくと、ノイズ抵抗(Rn)の変化に
よって殺菌剤濃度の変化がわかり、微生物数の変化がわ
かる。したがって、微生物が増殖したか否かは、ノイズ
抵抗(Rn)の変化からすぐに確認でき、水中の微生物
の増殖が生じたか否かがオンタイムに判断できる。
【0033】
【実施例】以下に実施例及び比較例をあげてこの発明を
さらに具体的に説明する。 (実施例1)冷却水用配管に図1に示すような引き込み
ラインを設け、殺菌剤供給装置及び電気化学センサを取
り付ける。この電気化学センサは、図2乃至図4に示す
構成及び機能を有する。このとき、殺菌剤としては塩素
化シアヌル酸を用いる。また、上記冷却水用配管内を流
れる冷却水を用いて塩素化シアルヌル酸の希釈液を数種
類つくり、そこに微生物を繁殖させ、塩素化シアヌル酸
と微生物数の関係を求めた。さらに、塩素化シアヌル酸
とノイズ抵抗(Rn)の関係も求め、ノイズ抵抗(R
n)と微生物数の関係を検量線で表した。上記引き込み
ラインに水中の微生物濃度が500個/mlとなるよう
に、所定濃度の微生物を流入させ、ノイズ抵抗(Rn)
を測定した。その結果、ノイズ抵抗は80,000(ボ
ルト/アンペア)で、検量線から、微生物数が500個
/mlであることがわかった。
【0034】(比較例1)実施例1において、微生物を
上記引き込みラインに流入させる前のノイズ抵抗(R
n)を測定した。その結果、ノイズ抵抗(Rn)は、4
0,000(ボルト/アンペア)で、検量線から、微生
物数が0個/mlであることがわかった。
【0035】(結果)以上から、微生物が増加すると、
ノイズ抵抗が増大することがわかった。
【0036】
【発明の効果】この発明によると、測定対象の水中の微
生物の増殖をオンタイムでモニタリングできるので、殺
菌処理を微生物の増殖初期に行うことができる。このた
め、微生物が管やタンク等の内壁に付着し、コロニーを
生じさせる前に殺菌処理をすることが可能となる。した
がって、殺菌処理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる水中微生物数測定装置の例を
示す模式図
【図2】図1の電気化学センサの全体構成の概要を示す
ブロック図
【図3】図2の電気化学センサにおける電流、電圧の各
測定データ信号の処理回路をアナログ回路で構成したと
きの例を示すブロック図
【図4】図2の電気化学センサにおける電流、電圧の各
測定データ信号の処理回路をデジタル回路で構成したと
きの例を示すブロック図
【符号の説明】
1 引き込みライン 2 殺菌剤供給装置 3 電化化学センサ 4 管 5 殺菌剤 6 供給ポンプ 21、22、23 電極 24 無抵抗電流計 25 バッファー回路 26、27 バンドパスフィルター回路 71 コンピュータ 72 データ記憶部 73 ノイズ抵抗(Rn)の算出過程 101 CRT 102 プリンター a カップリング電流(Imean) b 電気化学的電流ノイズ(In) c 電気化学的電圧ノイズ(Vn)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 C02F 1/50 531N 531P 532 532C 532D 532H 550 550C 560 560F C12M 1/34 C12M 1/34 D G01N 27/08 G01N 27/08 33/483 33/483 F (72)発明者 水上 功 岡山県倉敷市潮通三丁目10番地 三菱化学 株式会社内 Fターム(参考) 2G045 AA28 CB21 FB05 GC22 2G060 AA06 AD06 AE40 AF07 FA15 KA05 4B029 AA08 FA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象の水の引き込みライン、この引
    き込みラインに取り付けた殺菌剤供給装置及び電気化学
    センサからなる水中微生物数測定装置。
  2. 【請求項2】 上記殺菌剤供給装置から供給される殺菌
    剤がハロゲン系殺菌剤である請求項1に記載の水中微生
    物数測定装置。
  3. 【請求項3】 上記電気化学センサは、上記の引き込み
    ライン中の水に曝らした同一材質の複数個の電極を有
    し、この各電極間の電気化学的電流ノイズならびに電気
    化学的電位ノイズをそれぞれに測定する電流電圧測定手
    段、前記電流電圧測定手段で測定された電気化学的電流
    ノイズならびに電気化学的電位ノイズの各測定データを
    取り入れて、この測定データを時系列に蓄積するデータ
    記憶手段、及び前記データ記憶手段に時系列で蓄積され
    た電気化学的電流ノイズ又は電気化学的電位ノイズの測
    定データを取り出し、この取り出された電気化学的電流
    ノイズ及び電気化学的電位ノイズの測定データから上記
    水のノイズ抵抗を算出して微生物の増殖を判断する微生
    物増殖度判断手段を備えるセンサである請求項1又は2
    に記載の水中微生物数測定装置。
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