JP2003004197A - トラス構築物の補強枠材取付装置 - Google Patents

トラス構築物の補強枠材取付装置

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JP2003004197A
JP2003004197A JP2001228724A JP2001228724A JP2003004197A JP 2003004197 A JP2003004197 A JP 2003004197A JP 2001228724 A JP2001228724 A JP 2001228724A JP 2001228724 A JP2001228724 A JP 2001228724A JP 2003004197 A JP2003004197 A JP 2003004197A
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JP
Japan
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reinforcing frame
column
frame material
truss structure
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001228724A
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English (en)
Inventor
Tomohiko Yoda
知彦 余田
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ARUMISU KK
Alumis Co Ltd
Original Assignee
ARUMISU KK
Alumis Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 支柱にはボルトを挿通するための孔を設ける
ことなく、支柱の任意箇所で補強枠材を取り付けること
ができるトラス構築物の補強枠材取付装置を提供するこ
と。 【解決手段】 外周長手方向全長に亘って蟻溝状の凹部
11を形成したトラス構築物を構成するための支柱1
と、該凹部の断面形状を左右対称的に分割した断面形状
を有する嵌合部31を形成した一対の取付板3及び該一
対の取付板に挟持されてボルト、ナットにより固定され
る補強枠材2とから成り、前記支柱の凹部に一対の取付
板を嵌合して両取付板によって補強枠材をボルト、ナッ
トにより固定するときに嵌合部が左右に拡がって凹部の
壁面に圧接密着して固定されるようにしたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、トラス構築物を製
作するときに支柱間を連結して強度を補強するための補
強枠材を簡単に取り付けることができるトラス構築物の
補強枠材取付装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のトラス構築物にあっては、支柱間
を連結して強度を補強するための補強枠材は直接支柱に
溶着するか、ボルト、ナットによって固定するようにし
たものであった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前者の補強枠材を直接
支柱に溶着することによって固定する方法は、大型の場
合は施工現場で溶接作業を行わなければならない問題点
があり、また、催し会場のモニュメントのように一時的
に製作して催しが終了したときに撤収する必要があるト
ラス構築物の場合にはこの方法は実施できなかった。 【0004】後者の補強枠材を直接支柱にボルト、ナッ
トによって固定する方法は、それぞれの部材に分解して
運搬できるメリットはあるが、補強枠材はもとより支柱
にもボルトを挿通するための孔を形成しておく必要があ
り、定長の補強枠材を使用する場合には支柱間の間隔を
調節することができないだけでなく、支柱に無数の孔を
形成する必要上支柱の強度が弱くなる等の問題点があ
る。 【0005】 【発明の目的】本発明は、支柱にはボルトを挿通するた
めの孔を設けることなく、支柱の任意箇所で補強枠材を
取り付けることができるトラス構築物の補強枠材取付装
置を提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明に係るトラス構築
物の補強枠材取付装置は、外周長手方向全長に亘って蟻
溝状の凹部を形成したトラス構築物を構成するための支
柱と、該凹部の断面形状を左右対称的に分割した断面形
状を有する嵌合部を形成した一対の取付板及び該一対の
取付板に挟持されてボルト、ナットにより固定される補
強枠材とから成り、前記支柱の凹部に一対の取付板を嵌
合して両取付板によって補強枠材をボルト、ナットによ
り固定するときに嵌合部が左右に拡がって凹部の壁面に
圧接密着して固定されるようにしたことを特徴とするも
のである。 【0007】 【発明の作用】補強枠材を一対の取付板で挟んでボル
ト、ナットにより固定するときに嵌合部が左右に拡がっ
て支柱に形成された凹部の壁面に圧接密着して固定され
る。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明装置の実施の形態を図面に
ついて具体的に説明する。図1は、本発明装置によって
製作したトラス構築物の全体正面図、図2は、図1のA
部の拡大図、図3は、支柱に補強枠材を取り付ける状態
を表わす一部縦断平面図、図4は、支柱に補強枠材を取
り付けた状態を表わす一部縦断平面図である。 【0009】1は、トラス構築物を構成するための支柱
であって、八角形の稜線部分に分銅状の突起を長手方向
全長に亘って形成して隣接する突起との間に蟻溝状の凹
部11…11を形成した断面形状となっており、実施例
では4本の支柱により角柱状のモニュメントを構築する
ようになっている。 【0010】2は、前記支柱1、1間を連結する補強枠
材であって、八角形状のパイプから構成されており、両
端近傍にボルトの挿通孔21、21が形成されている。 【0011】3は、上記補強枠材2を支柱1に取り付け
るための取付板であって、端部に前記支柱1の凹部11
の断面形状を左右対称的に分割した断面形状を有する嵌
合部31を形成し、他端部側にボルトの挿通孔32が形
成されている。 【0012】4、5は、補強枠材2を取付板3、3で挟
んで固定するためのボルト、ナットである。 【0013】図中、12は、中央にロッドを挿通して定
長の支柱を連結して長尺の支柱とするための連結部材、
6は支柱1…1と補強枠材2…2により構築されたモニ
ュメントの上下を保護するためのフレームである。 【0014】次に、本発明装置の具体的用法を説明す
る。 【0015】先ず、取付板3、3の嵌合部31、31を
支柱1の凹部11に図3のように左右対称的に嵌め込
み、補強枠材2を取付板3、3の間に差し込んで取付板
3、3の挿通孔32、32と補強枠材2の挿通孔21と
を一致させ、この一致させた挿通孔32、21、32に
ボルト4を挿通してナット5に螺合させる。 【0016】ボルト4を締め付けると、取付板3、3の
嵌合部31、31と反対側の片は内方向つまり図3の点
線矢印方向に押されて補強枠材2は取付板3、3にサン
ドイッチ状に挟さまれ、挟持される。 【0017】このとき、嵌合部31、31は外方向に拡
がろうとするため、嵌合部31、31は凹部11の壁面
に圧接密着して摩擦抵抗が極めて大きくなり、取付板
3、3が支柱1に固定された状態となり、補強枠材2が
取付板3、3を介して支柱1に取り付けられた状態とな
る。 【0018】上述の作業を支柱間で繰り返してトラス構
築物を製作するものである。 【0019】補強枠材2を支柱1から取り外す場合は、
ボルト4を緩めてナット5から外し、取付板3、3を図
3のように拡がった状態つまり最初に嵌合部31、31
を凹部11に嵌め込む状態にしてやれば、嵌合部31、
31は凹部11から簡単に離脱し、補強枠材2は支柱1
から簡単に取り外せるものである。 【0020】 【発明の効果】本発明に係るトラス構築物の補強枠材取
付装置によれば、外周長手方向全長に亘って蟻溝状の凹
部を形成したトラス構築物を構成するための支柱と、該
凹部の断面形状を左右対称的に分割した断面形状を有す
る嵌合部を形成した一対の取付板及び該一対の取付板に
挟持されてボルト、ナットにより固定される補強枠材と
から成り、前記支柱の凹部に一対の取付板を嵌合して両
取付板によって補強枠材をボルト、ナットにより固定す
るときに嵌合部が左右に拡がって凹部の壁面に圧接密着
して固定されるようにしたものであるから、補強枠材を
直接支柱にボルト、ナットによって固定する方法のよう
に支柱に無数の孔を形成する必要がないので、支柱の強
度の低下を心配することがなく、支柱の任意の箇所で補
強枠材を取り付けることができるので、定長の補強枠材
であっても支柱に取り付けるときの角度を変えるだけで
支柱間の間隔を最大補強枠材の長さから狭い間隔まで任
意に変えることができ、トラス構築物の撤去や運搬その
他作業能率の向上にも役立つものである。 【0021】尚、本実施例では角柱状のモニュメントの
構築について説明したが、実施例のような八角形の支柱
を使用した場合には複雑なトラス構築物の製作にも有効
であり、簡単な構造のトラス構築物の場合には四角形の
ような単純な支柱を用いてもよいこと勿論である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明装置によって製作したトラス構築物の全
体正面図である。 【図2】図1のA部の拡大図である。 【図3】支柱に補強枠材を取り付ける状態を表わす一部
縦断平面図である。 【図4】支柱に補強枠材を取り付けた状態を表わす一部
縦断平面図である。 【符号の説明】 1…支柱 2…補強枠材 3…取付板 4…ボルト 5
…ナット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 外周長手方向全長に亘って蟻溝状の凹部
    を形成したトラス構築物を構成するための支柱と、該凹
    部の断面形状を左右対称的に分割した断面形状を有する
    嵌合部を形成した一対の取付板及び該一対の取付板に挟
    持されてボルト、ナットにより固定される補強枠材とか
    ら成り、前記支柱の凹部に一対の取付板を嵌合して両取
    付板によって補強枠材をボルト、ナットにより固定する
    ときに嵌合部が左右に拡がって凹部の壁面に圧接密着し
    て固定されるようにしたことを特徴とするトラス構築物
    の補強枠材取付装置。
JP2001228724A 2001-06-22 2001-06-22 トラス構築物の補強枠材取付装置 Pending JP2003004197A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100703550B1 (ko) * 2005-09-12 2007-04-03 유진지오 주식회사 소일 네일링용 확장 마찰형 스페이서

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100703550B1 (ko) * 2005-09-12 2007-04-03 유진지오 주식회사 소일 네일링용 확장 마찰형 스페이서

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