JP2003003959A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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JP2003003959A
JP2003003959A JP2001186138A JP2001186138A JP2003003959A JP 2003003959 A JP2003003959 A JP 2003003959A JP 2001186138 A JP2001186138 A JP 2001186138A JP 2001186138 A JP2001186138 A JP 2001186138A JP 2003003959 A JP2003003959 A JP 2003003959A
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bearing
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main bearing
main
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JP2001186138A
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Mitsuharu Matsuo
光晴 松尾
Fumitoshi Nishiwaki
文俊 西脇
Hidenobu Shintaku
秀信 新宅
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/42Pumps with cylinders or pistons

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  • Compressor (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩素を含まず耐摩耗特性の乏しいHFCs冷
媒あるいは自然冷媒などを用いて、圧縮機のジャーナル
軸受での主軸の傾斜時にも、摩耗などによる表面損傷を
起こすことなく摺動損失を低減させることが可能であ
り、効率および信頼性の高いスクロール圧縮機を提供す
る。 【解決手段】 圧縮機の主軸5と主軸受8などから構成
されるジャーナル軸受の端部が、不連続部分を持たない
ように、円の一部で構成されたクラウニングを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷媒圧縮機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】冷凍空調用の電動圧縮機としては、圧縮
機構部がレシプロ式、ロータリー式およびスクロール式
のものがある。いずれの方式の圧縮機においても、圧縮
機構部を駆動する主軸の径方向の力は、ジャーナル軸受
によって支持されている。
【0003】以下、冷媒としてHCFC系冷媒のHCF
C22、潤滑油として鉱物油を用いたスクロール式の圧
縮機を例に、従来の技術を説明する。
【0004】図8に従来のスクロール圧縮機の縦断面図
を示す。密閉容器1の内部には、固定スクロール2a
と、固定スクロール2aに対して旋回運動する可動スク
ロール2bからなる圧縮機構部2と、圧縮機構部2を支
承する軸受部品4が備えられている。可動スクロール2
bのボス部には偏心軸受6(ジャーナル軸受)が備えら
れ、この偏心軸受6に、主軸5の端部の偏心軸5aを回
転自在に挿入し、可動スクロール2bを主軸5の回転運
動により旋回運動させる。主軸5には電動機7の回転子
7aが取り付けられており、密閉容器1に焼き嵌め固定
された固定子7bとともに軸受部品4の下部に配設され
ている。
【0005】主軸受8(ジャーナル軸受)は、主軸5に
作用する径方向の力を支えている。密閉容器1の下方底
部には潤滑油9を貯溜する油だめ10が設けられてい
る。また、密閉容器1の側部には冷媒ガスの吸入管11
が設けられており、圧縮機構部2へ冷媒ガスを導入して
いる。密閉容器1の内部には、圧縮側のガス圧力が作用
する構成となっている。
【0006】主軸5には潤滑油9を主軸受8、偏心軸受
6、スラスト軸受3および各摺動面へ供給する貫通孔1
2を設け、主軸5の下端より潤滑油9を吸い上げるよう
にしている。13は密閉容器1の外へ圧縮ガスを出す吐
出管である。15は可動スクロール2bを固定スクロー
ル2aに対して旋回運動させるための自転防止用のオル
ダムリングである。
【0007】低圧ガスは吸入管11より戻り、圧縮機構
部2に吸入される。固定スクロール2aに対して可動ス
クロール2bをオルダムリング15を用いて、自転しな
いように旋回運動させることにより、固定スクロール2
aと可動スクロール2bとの間に形成された複数の圧縮
空間が外側から内側に向かって次第に縮小させられて圧
縮が行われる。圧縮されたガスは高圧ガスとなり、一旦
マフラー1aに吐出された後、密閉容器1内から吐出管
13より密閉容器1外へと吐出され、再び冷媒ガスを循
環させ、周知の圧縮サイクルを構成する。
【0008】一方、主軸5で吸い上げられた潤滑油9
は、主軸5の貫通孔12の中を上昇し、偏心軸受6、主
軸受8、スラスト軸受3および各摺動部を潤滑、冷却し
て、主軸受8の下部から、回転子7aの連通孔14を通
って油だめ10に戻る潤滑サイクルを形成している。
【0009】従来のスクロール圧縮機では、圧縮室内の
ガス圧力の径方向成分および慣性力等のため、可動スク
ロール2bには径方向の荷重が作用する。この荷重は、
その作用する方向が主軸5の回転と同じ方向に回転し、
偏心軸受6を介して主軸受8で支持される。そのため、
主軸5は、ガス圧縮等により発生する非常に大きな荷重
で、主軸受8の内面に押し付けられながら回転運動する
ことになる。つまり、主軸5は常に同じ箇所が主軸受8
に押しつけられて回転する、いわゆる回転荷重となって
いる。
【0010】この主軸5の回転により、主軸受8および
偏心軸受6と主軸5の隙間にはくさび形油膜が形成され
るため、流体潤滑状態となり、大きな摩耗が発生するこ
とはなかった。このとき、主軸受8および偏心軸受6と
主軸5の間で発生する油膜圧力の合力と荷重が釣り合う
ことで、主軸が支えられていた。
【0011】また、従来用いられてきた冷媒HCFC2
2は分子中に塩素原子を含むことにより極圧剤的潤滑効
果を発揮し、耐摩擦、耐摩耗特性が非常に良かった。ま
た、冷凍機油として用いてきた鉱物油は耐摩耗、耐焼付
き性に優れた冷凍機油であった。このように、従来の冷
媒、冷凍機油の潤滑性は高かった。このため、ジャーナ
ル軸受での潤滑状態が、流体潤滑状態であったため、大
きな摩耗が発生せず信頼性を損ねることもなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】近年、地球環境、特に
オゾン層保護および地球温暖化防止の観点から、空調機
用冷媒として従来用いてきた冷媒HCFC22は、塩素
原子を含まないハイドロフルオロカーボン(HFCs)
冷媒、あるいは炭化水素(HC)、二酸化炭素(C
2)などの自然冷媒に切り替えられつつある。しかし
ながら、このHFCs冷媒および自然冷媒は、分子中に
塩素原子を含まないため極圧剤的潤滑効果が乏しく、耐
摩耗・耐焼付き特性が非常に劣化する。そして、この際
に使用する冷凍機油は、HFCs冷媒および自然冷媒に
対して相溶性が必要との観点から、ポリオールエステル
(POE)油の採用を検討している。この冷凍機油は、
従来の鉱物油に比べて耐摩耗・耐焼付き特性が非常に劣
化する。
【0013】そのためHFCs冷媒および自然冷媒を用
いた場合、上記従来の構成では、過酷な運転条件におい
て、ガス圧縮等により過大な荷重を受ける主軸受8およ
び偏心軸受6と主軸5の間の潤滑油膜が切れやすく、主
軸受8および偏心軸受6の摺動面で摩耗が発生し、信頼
性を損ねることがあった。
【0014】次にもう一つの課題を説明するために、図
9に、図8における主軸5と主軸受8の立体的な関係を
示す。図9に示すように、主軸5は主軸受8に支持され
ながら回転運動を行う。このとき、上記の従来の構成で
は、偏心軸5aが主軸5を支える主軸受8から軸方向に
突き出した構成であるため、偏心軸5aに作用する荷重
によって主軸5にはモーメントが加わり、主軸5は、主
軸受8内で傾斜した状態で回転することになり、主軸受
8の軸受端部において片当たり現象が生じていた。
【0015】図10は、図9における主軸5および主軸
受8の軸方向断面図で、8aは主軸受摺動面を示す。
【0016】点Oは主軸受8の軸受長さ方向および径方
向の中心点、O'は主軸受摺動面8aの軸受長さ方向中
心点、点C1〜C4は主軸受摺動面8aの端点を示す。
【0017】圧縮機運転時、主軸5には、偏心軸5aに
作用する回転荷重によってモーメントが加わるために、
主軸受8の中心軸(Z1−Z1’軸)に対して、主軸5
の中心軸(Z2−Z2’軸)は、角度θだけ傾斜しなが
ら回転する。その結果、主軸5は主軸受8の端点C1〜
点C4近傍で片当たりを生じることになる。
【0018】図11は、主軸受摺動面8aのO'C1(図
10参照)上における面圧の分布の一例を示すグラフで
ある。軸受の仕様は、主軸5の軸径16.0mm、主軸
受8の軸受幅25.0mm、主軸受8の径方向隙間25
μm、主軸にかかる荷重は500Nである。
【0019】この結果より、主軸5が傾斜することで、
主軸受8の軸受端点C1近傍(図10参照)では、局所
的に極めて大きな面圧のピーク(エッジピーク)が発生
することがわかる。そのため、軸受端点C1での油膜厚
さが薄くなり、油膜切れなどを生じることで、摺動損失
および摩耗が増大するために、圧縮機の効率を低下させ
るだけでなく、信頼性も損ねていた。
【0020】本発明は、HFCs冷媒あるいは自然冷媒
の摺動雰囲気下においても、ジャーナル軸受の摺動損失
の低減による高効率化および高信頼性化を可能とする圧
縮機を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、圧縮機構
部と、圧縮機構部を駆動する主軸と、主軸を支えるジャ
ーナル軸受と、主軸を回転運動させる電動機とを備え、
ジャーナル軸受の両側の端部のうち、少なくとも片側の
端部の軸方向の断面が、不連続点(角などの尖った部
分)を持たないように円の一部から構成されている、ク
ラウニングを有する、圧縮機である。
【0022】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、ジャーナル軸受の軸方向断面におけるクラウニング
開始端点の接線の方向が、主軸の軸方向と一致してい
る、圧縮機である。
【0023】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、主軸の幾何学的最大傾斜角度は、軸方向の断面にお
けるクラウニングの接線の最大傾斜角度よりも小さい、
圧縮機である。
【0024】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、圧縮機がスクロール型であり、スクロール型圧縮機
の主軸受および/または偏心軸受が前記ジャーナル軸受
である、圧縮機である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明のいくつかの実施の
形態について、冷媒としてHFC系冷媒のR410A
と、潤滑油としてエステル系の潤滑油を用いたスクロー
ル圧縮機を例にとり、図面を参照しながら説明する。
【0026】以下の実施の形態で示すスクロール圧縮機
では、ジャーナル軸受以外は図10で記述した従来のス
クロール圧縮機と同様な構成であり、同一機能部品につ
いては同一の符号を使用する。また、従来例と同一の構
成及び作用の説明は省略する。
【0027】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態について、図1(a)〜(e)および図2を用い
て説明する。
【0028】図1(a)は本発明の第1の実施の形態に
おけるジャーナル軸受の主軸受の軸方向の断面図であ
る。また、図1(b)は図1(a)の領域Aの拡大図で
あり、本実施形態の主軸受8のクラウニング17の断面
における構成を詳細に示す。また、図1(c)も図1
(b)と同様に、図1(a)の領域Aの拡大図であり、
主軸5が主軸受8に対して傾斜角度θ1だけ傾斜しなが
ら回転し、主軸受8と領域Aで片当たりをしている状態
を示している。
【0029】図1(d)は、本発明の第1の実施の形態
におけるクラウニング17に関して、本発明で意図しな
い構成の例を説明した図である。一方、図1(e)は、
クラウニング17に関して本発明が意図する構成を説明
した図である。
【0030】図2は、図1(c)に示す本実施の形態の
主軸受摺動面8aにおける面圧分布の一例を示すグラフ
である。
【0031】図1(a)を用いて、主軸5および主軸受
8の仕様を説明する。主軸5は軸径16.0mm、主軸
受8は軸受幅25.0mm、主軸受8の径方向の隙間は
25μmである。主軸受8の端点(C1〜C4)には、
主軸受摺動面8a上のクラウニング開始端点17aか
ら、主軸受8端点のクラウニング終了端点17bまで、
半径CR=1500mmの円の一部で構成されたクラウ
ニング17が設けられている。
【0032】図1(b)に、図1(a)における領域A
のクラウニング17の拡大図を示す。クラウニング17
を構成する半径CR=1500mmの円弧の中心Oc
は、図1(b)に示すように主軸受8の端点C1からφ
=5°の角度で主軸受8の周方向外側に設けられてい
る。クラウニング17の円弧は、主軸受摺動面8a上の
端点C1より主軸受8の内側(中心方向)にクラウニン
グ長さCL=2.5mmの位置のクラウニング開始端点
17aから、クラウニング終了端点17bまで設けられ
ている。
【0033】図1(c)は、主軸5が軸方向に対して角
度θ1だけ傾斜して圧縮機が運転されている状態を示し
ている。このとき、主軸5はクラウニング17近傍で主
軸受8と最も接近して、油膜を介して(または油膜が途
切れて)主軸5と主軸受8の間で面圧を発生している。
【0034】本発明における「ジャーナル軸受の両側の
端部のうち、少なくとも片側の端部の軸方向断面が、不
連続点や不連続部分(すなわち角などの尖った部分)を
持たないように、円の一部から構成されている、クラウ
ニング」が意図する構成を、図1(d)、(e)を用い
て説明する。
【0035】図1(d)は、2本の円弧17a、17b
の各曲線の一部を組み合わせてクラウニング17を構成
している例を示している。ここで、2本の円弧の交点1
8において、2本の円弧の接線は一致していない。この
ような構成は、本発明でいう、「不連続点や不連続部分
(すなわち、角などの尖った部分)を持たないように、
円の一部から構成された」という表現が意図する構成で
はない。
【0036】図1(e)は、同様に2本の円弧17a、
17bの各曲線の一部を組み合わせてクラウニング17
を構成している。ここで、2本の円弧の交点18におい
て、2本の曲線の接線が一致しており、クラウニング1
7は「不連続点や不連続部分(すなわち、角などの尖っ
た部分)を持たないように、円の一部から構成され」て
いることがわかる。このように、クラウニング17を構
成する曲線の任意の点(端点を除く)における両側から
の接線が一致するところの曲線の構成は、本発明の「不
連続点を持たないように、円の一部から構成された」と
いう表現が意図する構成である。
【0037】図2に、図1(c)に示す主軸5、主軸受
8およびクラウニング17の仕様で主軸5が傾斜角θ1
で傾斜して圧縮機が運転されている場合の主軸受摺動面
8aのO’C1(図1(a)参照)間における面圧分布
の一例を示す。主軸にかかる荷重は500Nである。図
中の線Pbは、本実施の形態における面圧分布を、線P
aは従来例の面圧分布をそれぞれ示す。
【0038】これより、主軸受8端部にクラウニング1
7を設けない場合(線Pa)には主軸受8端点近傍でエ
ッジピークが発生するが、クラウニング17を設けた場
合(線Pb)には、主軸受8の端点にエッジピークが発
生せず、最大面圧も低下することがわかる。これは、主
軸5と主軸受8の面圧が、不連続点や不連続部分を持た
ないクラウニング17の曲面上の広い範囲に分散するた
めである。
【0039】以上のことから、本実施形態により、潤滑
性の乏しい代替冷媒(HFCs)と、それに対応した冷
凍機油(エステル系冷凍機油)を用いた場合に主軸5が
傾斜して片当たりが生じても、主軸受8端部にクラウニ
ング17を設けることで、主軸受8端部におけるエッジ
ピークの発生を抑制できる。したがって、ジャーナル軸
受での摺動損失が減少するとともに、摩耗を防止できる
ため、圧縮機の効率と信頼性を高めることが可能とな
る。
【0040】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について、図3、4を用いて説明する。図
3は、本発明の第2の実施の形態における、領域A(図
1(a)参照)の拡大図であり、本実施の形態の主軸受
8のクラウニング17の断面における構成を詳細に示
す。また、図4は、図3に示す本実施の形態の主軸受摺
動面8aにおける、面圧分布の一例を示す。
【0041】本実施の形態が第1の実施の形態と異なる
のは、クラウニング17の軸方向の断面において、クラ
ウニング開始端点17aにおける接線の方向が、主軸5
の回転軸の方向(傾斜していない時)と一致している
点、および主軸5にかかる片持ち荷重は第2の実施の形
態の片持ち荷重よりも小さく、主軸5の傾斜角θ2が第
2の実施の形態の場合よりも小さい点である。
【0042】図3を用いて主軸受8の仕様と主軸5の傾
斜の状態を説明する。本実施の形態のクラウニング17
を構成するクラウニング半径CR=1500mmの円弧
の中心Ocは、図3に示すように主軸受摺動面8a上の
端点C1より主軸受8の内側(中心方向)にクラウニン
グ長さCL=2.5mmの位置のクラウニング開始端点
17aから主軸受摺動面8aに対して直角に主軸受8の
周方向外側にクラウニング半径CRだけ移動した位置に
設けられている。クラウニング17は、クラウニング開
始端点17aから、クラウニング終了端点17bまで、
クラウニング半径CR=1500mmの円弧の一部によ
り設けられており、クラウニング開始端点17aにおけ
るクラウニング17の接線の向きは主軸受摺動面8aに
一致するので、主軸受摺動面8aとクラウニング17
は、クラウニング開始端点17aで不連続点(角などの
尖った部分)を持たず、なめらかに接続する。
【0043】また、主軸5は傾斜角θ2だけ傾斜しなが
ら回転しており、クラウニング17のクラウニング開始
端点17a近傍で主軸受8と最も接近して、油膜を介し
て(または油膜が途切れて)主軸5と主軸受8の間で面
圧を発生している。
【0044】図4に、図3に示す主軸5、主軸受8およ
びクラウニング17の仕様で主軸5が傾斜角θ2で傾斜
して圧縮機が運転されている場合の主軸受摺動面8aの
O’C1間(図1(a)参照)における面圧分布を示
す。主軸にかかる荷重は370Nである。図中の線Pc
は本実施の形態における面圧分布を、線Pdは実施の形
態1のクラウニング17を備えた主軸受8における面圧
分布を示している。ただし、線PcおよびPdは、実施
の形態1における片持ち荷重よりも小さな片持ち荷重が
主軸5にかかっている。
【0045】これより、線Pcの最大面圧は線Pdの最
大面圧よりも低いことがわかる。これは線PcおよびP
dはいずれも主軸5の傾斜角θ2が小さく、主軸5と主
軸受8の面圧がクラウニング開始端点17aの前後に及
ぶが、線Pcではクラウニング開始端点17aで主軸受
摺動面8aとクラウニング17が不連続部分(角などの
尖った部分)を持たず、なめらかに接続されているので
エッジピークは生じないのに対して、Pdではクラウニ
ング開始端点17aで主軸受摺動面8aとクラウニング
17が不連続に接続されているためにクラウニング開始
端点17a近傍でエッジピークが生じるためである。
【0046】このように、主軸5の傾斜角度が小さい場
合の運転状態を想定すると、本実施の形態における図3
に示すクラウニング17の構成を実施することで、実施
の形態1の図1(b)に示すクラウニング17の構成よ
りも、より幅広い運転条件で最大面圧を抑えることが可
能となる。
【0047】以上のことから、本実施の形態によれば、
潤滑性の乏しい代替冷媒(HFCs)と、それに対応し
た冷凍機油(エステル系冷凍機油)を用いた場合に、主
軸5が比較的小さな傾斜角度θ2で傾斜して、主軸受摺
動面8aとクラウニング17の接続部であるクラウニン
グ開始端点17a近傍で片当たりが生じても、主軸受摺
動面8aとクラウニング17が不連続部分を持たず、な
めらかに接続されていることで、エッジピークの発生を
抑制できる。したがって、ジャーナル軸受での摺動損失
が減少するとともに、摩耗を防止できるため、圧縮機の
効率と信頼性を高めることが可能となる。
【0048】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態について、図5、図6、図7を用いて説明
する。
【0049】図5は、本発明の第3の実施の形態におけ
る、領域A(図1(a)参照)の拡大図であり、本実施
の形態の主軸受8のクラウニング17の断面における構
成を詳細に示す。また、図6は本実施の形態におけるク
ラウニング長さCL、クラウニング半径CRと主軸5傾
斜時の傾斜角θ3、クラウニング17の接線の最大傾斜
角θ4の関係を示す。また、図7は本実施の形態の主軸
受摺動面8aにおける面圧分布の一例を示す。
【0050】本実施の形態が第2の実施の形態と異なる
のは、クラウニング17が半径500mmの円の円弧の
一部で構成された点、および主軸5にかかる片持ち荷重
は第1、第2の実施の形態の片持ち荷重よりも大きく、
主軸5は主軸5および主軸受8の径方向隙間等の構成か
ら決定される幾何学的な最大傾斜角であるθ3の角度で
傾斜している点である。
【0051】図5を用いて主軸受8の仕様と主軸5の傾
斜の状態を説明する。本実施の形態のクラウニング17
を構成するクラウニング半径CR=500mmの円弧の
中心Ocは、図5に示すように主軸受摺動面8a上の端
点C1より主軸受8の内側(中心方向)にクラウニング
長さCL=2.5mmの位置のクラウニング開始端点1
7aから主軸受摺動面8aに対して直角に主軸受8の周
方向外側にクラウニング半径CRだけ移動した位置に設
けられている。
【0052】主軸5の傾斜角度θ3は、主軸5の主軸径
16.0mm、主軸受8の長さ25.0mm、主軸受8
の径隙間25μmから幾何学的に計算される最大傾斜角
度である。
【0053】一方、θ4は、クラウニング17の接線の
最大傾斜角度であり、クラウニング終了端点17bでの
クラウニング17の円弧の接線の傾斜角度に等しい。
【0054】よって、主軸5および主軸受8の軸径、長
さ、クラウニング半径CR、クラウニング長さCL等が
決定されれば、θ3、θ4は一意に決定されるので、θ
3とθ4の大小関係が判断される。θ3とθ4の関係か
ら主軸5と主軸受8が油膜を介して最も接近する位置を
判断することができる。
【0055】この具体例を、図6を用いて詳細に説明す
る。図6では、主軸5の主軸径、主軸受8の軸受幅、主
軸5と主軸受8の径隙間等が指定された場合の、図5に
おけるクラウニング半径CRおよびクラウニング長さC
Lの値に対して、主軸5の最大傾斜角θ3とクラウニン
グ17の最大傾斜角度θ4の大きさの関係を示す。
【0056】図6における線分は、主軸受8の軸受幅2
5mm、主軸5の直径16mm、主軸受8の径隙間25
μmにおける、主軸5の幾何学的最大傾斜角θ3と、ク
ラウニング17の接線の最大傾斜角度θ4が一致する場
合のクラウニング半径CRとクラウニング長さCLの集
合を結んだものである。
【0057】ここで、θ3=θ4の線分よりも左下の領
域ではθ3>θ4であり、右上の領域では、θ3<θ4
となる。θ3>=θ4であれば、主軸5は最大傾斜時に
クラウニング終了端点17bすなわち主軸受8端部で主
軸受8と最も接近し、θ3<θ4であれば、主軸5は最
大傾斜時にクラウニング17のクラウニング領域内の円
弧上で主軸受8と最も接近する。
【0058】つまり、図6より、本実施の形態における
クラウニング長さCL=2.5mm、クラウニング半径
CR=512.8mmでは、θ3<θ4であるために、
主軸5が最大傾斜角θ3で傾斜した場合、主軸5と主軸
受8はクラウニング17の円弧上で最も接近するのに対
し、第2の実施の形態におけるクラウニング長さCL=
2.5mm、クラウニング半径CR=1500mmで
は、θ3>θ4であるために、主軸5が最大傾斜角θ3
で傾斜した場合、主軸5と主軸受8はクラウニング終了
端点17bで最も接近することがわかる。
【0059】図7に、図5に示す主軸5、主軸受8およ
びクラウニング17の仕様で主軸5が傾斜角θ3で傾斜
して圧縮機が運転されている場合の面圧分布を示す。主
軸にかかる荷重は550Nである。
【0060】図中の線Peは、本実施の形態における、
クラウニング半径CR=500mm、クラウニング長さ
CL=2.5mm、主軸5が傾斜角θ3で傾斜した際の
主軸受摺動面8aのO’C1(図1(a)参照)におけ
る面圧の分布を示す。なお、主軸5の傾斜角θ3は主軸
5の最大傾斜角である。
【0061】また、図中の線Pfは、クラウニング17
の半径がCR=1500mmであり、その他の条件は線
Peと同じ仕様のクラウニング17における場合の面圧
分布を示す。
【0062】図7において、線Pfでは、主軸5が最大
傾斜角θ3まで傾斜することでクラウニング終了端点1
7bまで主軸5と主軸受8の間で面圧が生じ、特にクラ
ウニング終了端点17bではエッジピークが発生する。
【0063】一方、線Peでも、主軸5が最大傾斜角θ
3まで傾斜しているが、クラウニング終了端点17bで
は主軸5・主軸受8間の面圧が発生しないためにクラウ
ニング終了端点17b近傍でエッジピークは発生しな
い。
【0064】つまり、図6において、θ3<θ4となる
ようなクラウニング長さCLとクラウニング半径CRを
持つクラウニングを主軸受8の端部に設定することで、
クラウニング17と主軸受8の側面が不連続に接続する
クラウニング終了端点17bで面圧が発生しないように
することが可能であり、エッジピークの発生も防止する
ことができる。
【0065】このように、主軸5の傾斜角度が大きい場
合の運転状態を想定すると、本実施の形態の図5に示す
クラウニング17の構成を実施することで、実施の形態
2の図3に示すクラウニングの構成よりも、より幅広い
運転条件で最大面圧を抑えることが可能となる。
【0066】以上のことから、本実施の形態によれば、
潤滑性の乏しい代替冷媒(HFCs)と、それに対応し
た冷凍機油(エステル系冷凍機油)を用いた場合でも、
主軸5の傾斜角が最大傾斜角となった場合に主軸受8の
端点で面圧の発生しないようなクラウニング17の形状
を設定することでエッジピークの発生を抑制できる。し
たがって、ジャーナル軸受での摺動損失が減少するとと
もに、摩耗を防止できるため、圧縮機の効率と信頼性を
高めることが可能となる。
【0067】以上、第1〜第3の実施の形態では、スク
ロール圧縮機のジャーナル軸受の構成を示したが、レシ
プロ圧縮機、ロータリー圧縮機など、他の圧縮機のジャ
ーナル軸受に適用しても、同様な効果が得られる。
【0068】また、第1〜第3の実施の形態では、主軸
受8を対象として説明したが、これに限るものではなく
偏心軸受6等、他のジャーナル軸受に適用しても、同様
の効果が得られる。
【0069】また、第1〜第3の実施の形態では、冷媒
としてHFCs冷媒を、冷凍機油としてHFCs冷媒と
相性の良いエステル系冷凍機油を使用したが、この組合
せに限るものではなく、冷媒として、HC冷媒やCO2
冷媒を、また、冷凍機油としてエーテル油、アルキルベ
ンゼン油等のいずれかを組み合わせて採用した場合に
も、同様の効果が得られる。
【0070】本発明で重要なことは、クラウニング部分
が不連続部分(すなわち、角などの尖った部分)を持た
ないということである。従って、本発明では、クラウニ
ング17の軸方向の断面形状として真円の一部を利用し
て表現したが、真円でなくても楕円やサイクロイド曲線
などの曲線の一部である場合も本発明の意図するもので
ある。
【0071】また、第1〜第3の実施の形態では、クラ
ウニング17の円弧等の曲線の形状を正確に指定した
が、実際の加工においてクラウニング17の断面が完全
な円等の一部となるように精度良く加工することは困難
であり、若干の誤差が生じるものの、最大で油膜厚さ程
度の誤差であれば、相応の本発明の効果は得られる。
【0072】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明は、分子中に塩素原子を含まず、対摩耗特性
の乏しいHFCs冷媒あるいは自然冷媒などを用いて
も、圧縮機のジャーナル軸受での主軸の傾斜などに起因
する面圧集中が発生して直接接触による摩耗等の表面損
傷を起こすことなく、摺動損失を低減させることのでき
る圧縮機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施の形態における主軸
受の軸方向の断面図 (b)本発明の第1の実施の形態における主軸受の軸方
向の断面の拡大図 (c)本発明の第1の実施の形態における主軸受の軸方
向の断面の拡大図 (d)主軸受の軸方向の断面の図 (e)主軸受の軸方向の断面の図
【図2】本発明の第1の実施の形態における主軸受の面
圧分布を示すグラフ
【図3】本発明の第2の実施の形態における主軸受の軸
方向の断面の拡大図
【図4】本発明の第2の実施の形態における主軸受の面
圧分布を示すグラフ
【図5】本発明の第3の実施の形態における主軸受の軸
方向の断面の拡大図
【図6】本発明の第3の実施の形態におけるクラウニン
グ半径CRとクラウニング長さCLに対する主軸の最大
傾斜角とクラウニング接線の関係を示すグラフ
【図7】本発明の第3の実施の形態における主軸受の面
圧分布を示すグラフ
【図8】従来の圧縮機の軸方向の断面図
【図9】従来の主軸および主軸受の立体的な構成図
【図10】従来の主軸受の軸方向の断面図
【図11】従来の主軸受の面圧分布を示すグラフ
【符号の説明】
1 密閉容器 1a マフラー 2 圧縮機構部 2a 固定スクロール 2b 可動スクロール 3 スラスト軸受 4 軸受部品 5 主軸 5a 偏心軸 6 偏心軸受 7 電動機 7a 回転子 7b 固定子 8 主軸受 8a 主軸受摺動面 9 潤滑油 10 油だめ 11 吸入管 12 貫通孔 13 吐出管 14 連通孔 15 オルダムリング 16 吐出管 17 クラウニング 17a クラウニング開始端点 17b クラウニング終了端点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新宅 秀信 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA05 AB02 AC03 CA01 CA02 CE04 3H029 AA02 AA04 AA12 AB03 BB31 BB42 BB44 CC02 CC07 CC08 CC16 CC17 3J011 AA20 BA02 CA10 JA02 KA02 MA02 MA22 PA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機構部と、前記圧縮機構部を駆動す
    る主軸と、前記主軸を支えるジャーナル軸受と、前記主
    軸を回転運動させる電動機とを備え、 前記ジャーナル軸受の両側の端部のうちの少なくとも片
    側の端部において、軸方向の断面が、不連続点を持たな
    いように円の一部から構成されたクラウニングを有す
    る、圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記ジャーナル軸受の軸方向断面におけ
    る前記クラウニング開始端点の接線の方向が、前記主軸
    の軸方向と一致している、請求項1記載の圧縮機。
  3. 【請求項3】 主軸の幾何学的最大傾斜角度が、前記ジ
    ャーナル軸受の軸方向の断面における前記クラウニング
    の接線の最大傾斜角度よりも小さい、請求項1または2
    記載の圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記圧縮機がスクロール型であり、前記
    スクロール型圧縮機の主軸受および/または偏心軸受が
    前記ジャーナル軸受である、請求項3記載の圧縮機。
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