JP2003003196A - 殺菌性洗浄剤 - Google Patents
殺菌性洗浄剤Info
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Abstract
性にすぐれ、かつ人体ならびに環境に対して高い安全性
を有する殺菌洗浄剤を提供する。 【解決手段】 アシル化ポリリジン、特に、下記の一般
式(1)で表わされるアシル化−ε−ポリリジンを含有
することを特徴とする殺菌性洗浄剤。 【化1】 (式中、R及びR’は水素原子又はアシル基を表わし、
nは1以上を表わす)
Description
剤に関し、特に、優れた殺菌力と洗浄力を併せ持ち、配
合安定性にすぐれ、かつ人体ならびに環境に対して高い
安全性を有する殺菌洗浄剤に関する。
り、食品製造工場、医薬品製造工場、病院、養護施設、
厨房、トイレ等の施設において、衛生的な環境が望まれ
ている。これらの施設においては、衛生的な環境を維持
するために、床、壁等や使用器具等の殺菌洗浄に、殺菌
洗浄剤が使用されている。また、家庭においても、台所
洗剤、トイレ洗剤、住居溶洗剤等に、抗菌、殺菌成分が
配合された殺菌洗浄剤が使用されている。また、手指、
顔等の皮膚の殺菌洗浄の目的で皮膚用殺菌洗浄剤や、抗
菌、殺菌成分が配合されたシャンプーやリンス等も使用
されている(特開平11−92794号公報、特開平1
0−330792号公報、特開平11−124597号
公報、特開平11−35974号公報等)。
使用されている第4級アンモニウム塩型陽イオン性界面
活性剤は、陰イオン性界面活性剤と水不溶性の塩を形成
するため、これら陰イオン性界面活性剤と併用すること
ができないばかりか、使用後の洗浄廃液等が河川等の自
然界に放出された場合、ほとんど分解されず、環境に対
する負荷が大きいという問題がある。更に、皮膚刺激性
や、人体への安全性の点でも無視できないものがある。
高い殺菌洗浄剤として、ポリリジンを配合した殺菌洗浄
剤(特開平9−176689号公報、特開2000−2
6889号公報等)が提案されている。しかし、ポリリ
ジンは他の成分との相溶性が不十分であり、経時的に分
離し易いという欠点があった。
目的は、洗浄性、殺菌性ならびに配合安定性に優れ、更
に人体への安全性が高く、環境への負荷の少ない殺菌洗
浄剤を提供することにある。
記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、アシル
化ポリリジンを含有する洗浄剤が、高い洗浄力及び殺菌
力を有すると共に、安全性及び配合安定性も高いことを
見出し、本発明を完成させた。即ち本発明は、アシル化
ポリリジンを含有することを特徴とする殺菌性洗浄剤組
成物である。
アシル化ポリリジンを含有する。このアシル化ポリリジ
ンは、ポリリジンを適当なアシル化剤でアシル化するこ
とにより得られる。
得るポリリジンとしては例えば、D−、L−リジンから
通常のペプチド合成で得られるポリリジン、微生物から
産出されるε−ポリリジン、或いは微生物から産生され
たε−ポリリジンを酸、アルカリ又は酵素等で適当な分
子量に分解したε−ポリリジン等が挙げられる。こうし
たポリリジンの中で、人体への安全性の面から、微生物
が産出するε−ポリリジン及びそれを分解して得られる
ε−ポリリジンが好ましい。一方、ペプチド合成による
ポリリジンでは、リジンのα位及びε位のアミノ基の選
択性が不十分であり、ε−ポリリジンの純度が低く、更
に重合度も低いため、抗菌性が不十分となる場合があ
る。また、原料として使用されるポリリジンの平均重合
度は8〜40が好ましく、15〜30が更に好ましく、
20〜25が最も好ましい。この範囲よりも平均重合度
が大きいものは、洗浄剤の他の成分との相溶性が低下す
るため、配合する成分や配合量によっては経時的に分離
し易くなる場合がある。またこの範囲よりも平均重合度
が小さいものは、抗菌性が不十分であるために、この範
囲内のものと同等の抗菌性を得るためには配合量を増や
さなければならない場合がある。
般式(1)で表わされるものが好ましい。
原子又はアシル基を表わす。一般式(1)には少なくと
も1つのアシル基が含有される。一般式(1)に2つ以
上のアシル基が含有される場合は、そのアシル基は、全
て同一のアシル基でも良いし、2種以上のアシル基の混
合でも良い。
リジンのアシル化度(アシル化前のポリリジンの全アミ
ノ基に対するアシル化されたアミノ基の割合)は、3〜
90mol%が好ましく、5〜60mol%が更に好ま
しい。アシル化度が3mol%よりも低い場合は洗浄性
が十分ではなく、90mol%よりも高い場合は殺菌性
が不十分となることがある。
ル基である場合、R又はR’は、ROH又はR’OHで
表わされるモノカルボン酸から、OHを除いた残基であ
る。この残基に対応するモノカルボン酸としては、脂肪
酸、脂環族カルボン酸、芳香族カルボン酸等が挙げられ
るが、一般式(1)で表わされるアシル化ポリリジンの
人体への安全性の面から、脂肪酸が好ましい。
ピオン酸、酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、カプロン酸、ヘ
プタン酸、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、ペラル
ゴン酸、イソノナン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、イソステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、クロト
ン酸、ウンデシレン酸、ゾーマリン酸、オレイン酸、リ
ノール酸、リノレン酸、ガドレン酸、エルカ酸、セラコ
レイン酸等が挙げられる。これらの脂肪酸の中でも、殺
菌性の面からは、炭素数6〜14の脂肪酸が好ましく、
炭素数8〜12の脂肪酸がより好ましい。また、洗浄性
の面からは炭素数8〜22の脂肪酸が好ましく、炭素数
10〜18の脂肪酸がより好ましい。また、脂肪酸は、
直鎖脂肪酸又は分岐脂肪酸、飽和脂肪酸又は不飽和脂肪
酸の何れでも良いが、洗浄性を高くすることができる直
鎖飽和脂肪酸が好ましい。脂肪酸の種類及びその組成
は、本発明の殺菌性洗浄剤が使用される用途及び目的に
応じて、殺菌性および洗浄性のバランスを考慮して選択
される。
表わす。したがって、nよりも1多い数が、アシル化ポ
リリジンの重合度を表わす。アシル化ポリリジンの平均
重合度は、上記原料ポリリジンと同様に、8〜40が好
ましく、15〜30が更に好ましく、20〜25が最も
好ましい。
肪酸の酸塩化物を用いる方法(特開平5−246963
号公報)、脂肪酸無水物を用いる方法(特開平11−2
55892号公報)等が知られているが、水溶性及び他
の洗浄性基材との配合安定性が良いことから、脂肪酸無
水物を用いる方法により得られるアシル化ポリリジンが
好ましい。なお、酸塩化物を用いて得られたアシル化ポ
リリジンは、製法上、塩酸塩となっているため、一般
に、水溶性及び他の洗浄性基材との配合安定性が不充分
であるが、この塩酸を除去する等の方法により、水溶性
及び配合安定性を改良することができる。
する方法は、特開平11−255892号公報に開示さ
れている。即ち、ポリリジンと上記の脂肪酸無水物を溶
媒中で反応することにより、アシル化ポリリジンを得る
ことができ、アシル化度はポリリジンに対する脂肪酸無
水物の仕込み比により制御することができる。例えばポ
リリジンのアミノ基に対して、脂肪酸無水物が50mo
l%以下であれば、脂肪酸無水物に対して80%以上の
反応率でアシル化を行うことができる。
無水物が共に溶解する溶媒であれば特に限定されない
が、例えば、水−メタノール混合溶媒、水−エタノール
混合溶媒、水−アセトン混合溶媒、水−ジメチルホルム
アミド混合溶媒、水−酢酸混合溶媒等が挙げられる。反
応温度は好ましくは室温〜100℃程度であり、特に高
温であることは要求されない。反応時間は好ましくは2
〜48時間程度である。また、反応後は、そのまま使用
しても良いし、必要に応じて溶媒、副成する脂肪酸等を
除去・精製してから用いても良い。
洗浄剤に0.01〜60重量%配合されることが好まし
く、0.2〜30重量%が更に好ましい。配合量が0.
01重量%より少ない場合は十分な殺菌効果が得らず、
60重量%を超える場合は本発明の殺菌洗浄剤の配合安
定性が低下し、殺菌洗浄剤の成分が分離しやすくなる。
ポリリジンと他の界面活性剤活性剤とを併用することが
好ましい。本発明に係るアシル化ポリリジンは、高い界
面活性を示す化合物であり、殺菌性だけでなく洗浄性に
も優れているが、本発明の殺菌洗浄剤の洗浄主成分とし
て使用するにはコストの制約が大きく、特に、本発明の
殺菌洗浄剤に対するアシル化ポリリジンの配合量が0.
01〜20重量%の場合には、用途によっては洗浄性が
不十分となる場合があるからである。このような界面活
性剤としては、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面
活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。
ポリオキシアルキレンアルキル(又はアルケニル)エー
テル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンポリオキシアルキレンエーテル
(オキシエチレン基とトオキシプロピレン基は、ランダ
ム、ブロックの何れでも良い)、アルキルポリグリコシ
ド、グリセリンモノ脂肪酸エステル若しくはそのエチレ
ンオキサイド付加物、ソルビタン脂肪酸エステル若しく
はそのエチレンオキサイド付加物、ショ糖脂肪酸エステ
ル、脂肪酸モノエタノールアミド若しくはそのエチレン
オキサイド付加物、脂肪酸ジエタノールアミド若しくは
そのエチレンオキサイド付加物、アルキルジメチルアミ
ンオキサイド等が挙げられる。これらの非イオン性界面
活性剤の中でも、洗浄性の面からは、ポリオキシエチレ
ン(エチレンオキサイド平均付加モル数4〜20)アル
キル(炭素数12〜18)エーテル、ヤシ油ジエタノー
ルアミド、ヤシ油モノエタノールアミドのエチレンオキ
サイド付加物が好ましい。また、食器や野菜用の殺菌洗
浄剤のように、人体での安全性が重視される場合には、
グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ショ糖脂肪酸エステルが好ましい。
高級脂肪酸塩、N−アシルメチルアミノ酢酸塩、アシル
化アミノ酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
カルボン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩、イセチオン酸塩、イセチオン酸脂肪酸
エステル塩、イセチオン酸アルキルエーテル塩、α−オ
レフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸メチルエステ
ル塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレン
アルキルエーテル硫酸エステル、ポリオキシアルキレン
アルキルフェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシア
ルキレン脂肪酸アルカノールアマイド硫酸エステル、ス
ルホ脂肪酸エステル、酸性アルキルリン酸エステル塩、
酸性ポリオキシアルキレンアルキルリン酸エステル塩等
が挙げられる。これらの陰イオン性界面活性剤の中でも
高級脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸メチルエステル塩、ポ
リオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル、酸
性アルキルリン酸エステル塩が好ましい。
ルアミノプロピルアミン等のアミノ酸型両性界面活性
剤;アルキルジメチルアミノ脂肪酸ベタイン、アルキル
カルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリウムベタ
イン等のベタイン型両性界面活性剤等が挙げられる。
アシル化ポリリジンとの合計配合量が、本発明の殺菌洗
浄剤組成物中0.05〜60重量%となるように配合す
ることが好ましく、0.5〜30重量%配合することが
さらに好ましい。配合量が0.05重量%より少ないと
洗浄力が不足する場合があり、60重量%を超える場合
は本発明の殺菌洗浄剤の配合安定性が低下し、殺菌洗浄
剤の成分が分離しやすくなる。
と併用することが好ましい。キレート剤は、通常洗浄液
中の金属イオンを封鎖することによって、界面活性剤の
洗浄力を増強し、同時に汚れの除去及び再付着を防止す
るという効果を有することが知られている。本発明にお
いては、キレート剤は上記の効果に加えて、アシル化ポ
リリジンの殺菌性を更に向上させる効果を有する。
点から、キレート剤としては、エチレンジアミンテトラ
酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸、ニ
トリロトリ酢酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、ア
スパラギン酸−N,N−ジ酢酸、N−ヒドロキシエチル
イミノジ酢酸又はこれらの塩等のアミノカルボン酸類;
クエン酸、グルコン酸、グリコール酸、酒石酸、リンゴ
酸又はこれらの塩等オキシカルボン酸類:フマル酸、コ
ハク酸等又はこれらの塩等のポリカルボン酸類が好まし
い。上記キレート剤の塩としては、例えば、ナトリウム
塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩;アミン塩、アン
モニウム塩等が挙げられる。このようなキレート剤の中
でも、エチレンジアミンテトラ酢酸、クエン酸、酒石
酸、リンゴ酸又はこれらの塩が好ましく、エチレンジア
ミンテトラ酢酸二ナトリウムが最も好ましい。
剤組成物中、0.1〜15重量%配合されることが好ま
しく、0.2〜10重量%が更に好ましい。キレート剤
の配合量が0.01重量%より少ない場合は、アシル化
ポリリジンの殺菌性の向上効果が十分得られず、15量
%を超える場合は本発明の殺菌洗浄剤の配合安定性が低
下し、殺菌洗浄剤の成分が分離しやすくなる。
以外の界面活性剤若しくはキレート剤の配合量が多い場
合には、本発明の殺菌洗浄剤は分離し易くなることがあ
るため、更に、可溶化剤を配合することが好ましい。可
溶化剤は界面活性剤等を可溶化させ、液の安定性を保つ
ために使用されるだけでなく、特に油性の汚れに対する
洗浄成分としても作用することがある。
の可溶化剤として使用されるものをいずれも使用するこ
とができるが、中でもエタノール、グリセリン、プロピ
レングリコール及びジプロピレングリコールが好まし
い。これらの可溶化剤は、殺菌洗浄剤中1〜40重量%
配合されることが好ましい。配合量が1重量%より少な
い場合は上記の効果が十分に得られず、40重量%を超
える場合はコスト的に望ましくない。このような点か
ら、上記配合量は2〜35重量%であることが更に好ま
しい。
阻害しない範囲で必要に応じて、増粘剤、香料、着色料
等を配合することができる。増粘剤は殺菌洗浄剤に用途
に応じた一定の粘性を与えることを目的として配合する
ものである。即ち、例えば調理器具類や食器類などを洗
浄する際には、通常洗浄剤を直接スポンジなどにとって
使用するが、このような場合に適応させるため殺菌洗浄
液にある程度の粘度を与えることが必要となるからであ
る。
ビアゴム、デキストラン、プルラン、アラビノガラクタ
ン、カルボキシメチルセルロース、キサンタンガム、ポ
リアクリル酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、カゼ
インナトリウム等が使用できるが、粘度の安定性や液の
安定性(例えば、沈殿発生)、抗菌力の変化等を考慮す
ると、アラビアゴム、デキストラン、プルラン、アラビ
ノガラクタンまたはカゼインナトリウムが好ましく使用
される。また、上記増粘剤は、金属イオンの共存によっ
てその粘度特性に影響を受ける場合があり、この点から
増粘剤を使用する場合は、前述のキレート剤も配合する
ことが好ましい。以上の点を考慮すると、増粘剤の配合
量は、使用状況により適宜決定されるものであるが、例
えば殺菌洗浄剤組成物中0.1〜0.4重量%の範囲内
にあることが適当である。
に応じて通常洗浄剤などに使用されるものをいずれも使
用可能である。その配合量は特に限定されないが、食品
への臭い移りや色移りなどの点から、通常殺菌洗浄剤組
成物中0.2重量%以下であることが好ましい。
悪影響を抑制するため、中性領域、例えば6.0〜8.
0のpH領域にあるものが好ましい。また、その使用量
は使用目的に応じて適宜決定することが可能であり、ま
た適宜希釈して使用することも可能である。
定されず、使用用途によって適宜他の成分を配合して調
整すれば良い。適用対象としては、例えば、プラスチッ
ク、ゴム、金属、ガラス、タイル、レンガ、コンクリー
ト、木材、繊維製品等からなる各種器械、器具、道具、
家具等の人が接触するもの;玩具、ぬいぐるみ、哺乳瓶
等の幼児が口にする若しくは口にする可能性のあるも
の;生野菜類、果物類、鶏卵、生鮮食料品等の食品類;
医療器具、食器、調理器具、衣類、寝具、野菜、果実等
の殺菌洗浄が挙げられる。更に、食品工場、調理施設、
公衆トイレ、病院、養護施設、老人福祉施設、保育園、
幼稚園、学校、家庭等の床面、壁面等の殺菌洗浄が挙げ
られる。更に、人間の手指等の皮膚、毛髪等の殺菌洗
浄;愛玩動物の体毛、皮膚等の殺菌洗浄等を挙げること
ができる。
明する。尚、以下の実施例中、%は特に記載が無い限り
重量基準である。
製)を20%酢酸水溶液とメタノールの1:5混合溶媒
に溶解し、ラウリン酸無水物9.2g(24mmol、
ε−ポリリジンの全アミノ酸に対して0.1当量)と4
0℃で、24時間反応させた。生成物をアセトン溶媒で
3回再結晶化して精製し、アシル化ポリリジン(A)を
得た。なお、NMR分析より求めたアシル化ポリリジン
(A)のアシル化度は9.8mol%であった。
により求めた。 [アシル化度(mol%)]=100×(A/3)/(B/2) =200×A/(3×B) A:アシル基のω位のメチル基由来の0.9ppm付近のピークの積分値 B:リジンのγ位のメチレン基由来の3.3ppm付近のピークの積分値
えて、製造例1と同様の反応及び精製を行ない、表1に
示すアシル化ポリリジン(B)〜(D)を得た。
示す実施例1〜5及び比較例1〜7の皮膚洗浄剤組成物
を配合し、以下の評価を行った。結果を表2に示す。な
お表中の配合量は重量%を表す。 <使用感試験>被験者10人により1対比較により評価
した。皮膚洗浄剤組成物10gを水を含んだスポンジに
含ませ泡立てた後、このスポンジを用いて被験者の左上
腕部を往復10回こすり、1分後、温水にてすすいだ。
スポンジでこすった際の泡立ち、滑らかさ、及び濯いだ
のちのしっとり感、さっぱり感を、被験者に総合的に判
断してもらい、以下の基準で評価した。 ◎:比較例1と比較して、優れている ○:比較例1と比較して、同等である ×:比較例1と比較して、劣っている
ール係数測定法(消毒薬検査指針)に準じ、大腸菌及び
黄色ブドウ球菌に対して評価した。皮膚洗浄剤組成物の
0.2、0.4、0.8、1.6%水溶液2mL中に1
08〜1010cfu/mLを含む細菌浮遊液50μLを
加え、約3時間室温放置後、ここから0.1mL採取し
て1.5mLのSCDLP培地中に加え、30℃、48
時間培養後の培地の混濁状態を肉眼観察し、発育が認め
られなくなる濃度によって下記5段階により評価した。
なお、大腸菌に対する抗菌性試験結果を抗菌性I、黄色
ブドウ球菌に対する抗菌性試験結果を抗菌性IIとした。 [評価基準] 5:0.2%で発育が認められない 4:0.2%で発育が認められるが、0.4%では発育
が認められない 3:0.4%で発育が認められるが、0.8%では発育
が認められない 2:0.8%で発育が認められるが、1.6%では発育
が認められない 1:1.6%でも発育が認めれらない *供試菌 大 腸 菌 :Staphylococcus aureus IFO13276 黄色ブドウ球菌:Escherichia coli ATCC 14948
を評価するために、宮澤らの方法(日本化粧品技術者会
誌18(2),96-105(1984))に準じ、以下の方法にてタンパ
ク変性試験を行った。すなわち、硫酸ナトリウム0.1
5mol/L及びpH7緩衝液としてリン酸ナトリウム
0.05mol/Lを含む水溶液に、更に卵白アルブミ
ン(和光純薬社製)を0.025%溶解させた溶液10
mLに、本発明品又は比較品1mgを混合した。この溶
液の調製直後及び25℃で48時間放置後について、下
記条件による液体クロマトグラフィーを用いて卵白アル
ブミン量の定量することによりタンパク変性率を求め
た。
ナトリウム0.05mol/Lを含む水溶液 タンパク変性率(%)=100×B/A A;調製直後の卵白アルブミン量 B;48時間放置後の卵白アルブミン量
容器に皮膚洗浄剤組成物を入れ、−5℃、25℃、50
℃の各温度に保存し、その状態を目視にて観察し以下の
評価基準にて評価した。なお、50℃で保存したものつ
いては6ヶ月経過後に再度、抗菌性試験を行った。 ○:6ヶ月経過後も、透明液状である。 △:1ヶ月以上〜6ヶ月未満経過で沈殿、濁り等が発生
した。 ×:1ヶ月以内に沈殿、濁り等が発生した。
表3に示す実施例6〜10及び比較例8〜13のヘアシ
ャンンプー組成物を配合し、以下の評価を行った。結果
を表3に示す。なお表中の配合量は重量%を表す。 <使用感試験>被験者10人により1対比較により評価
した。ヘアシャンンプー2gを用いて頭髪を約5分間洗
髪した後、温水にてすすぎ、ヘアドライヤーにて乾燥し
た。洗髪時の泡立ち、滑らかさ、濯ぎ時の泡切れ、乾燥
後の毛髪の滑らかさ、しっとり感、頭皮のさっぱり感
を、被験者に総合的に判断してもらい、以下の基準で評
価した。 ◎:比較例8と比較して、優れている ○:比較例8と比較して、同等である ×:比較例8と比較して、劣っている
して評価した。 <タンパク変性試験>皮膚洗浄剤の場合と同様にして評
価した。 <保存安定性試験>皮膚洗浄剤の場合と同様にして評価
した。
に示す実施例11〜15及び比較例14〜21の台所用
洗浄剤組成物を配合し、以下の評価を行った。結果を表
4に示す。なお表中の配合量は重量%を表す。
て、マーガリン100部、小麦粉104部及びオレイン
酸4部の混合物を直径20cmの磁製白色皿に3g塗布
し、温度22℃、湿度50%の恒温槽に一晩静置したも
のを用いて、以下の要領で洗浄力試験を行った。尚、試
験に用いた水はカルシウム濃度50ppmの人工硬水で
あった。
用洗浄剤組成物0.75gの割合で希釈し洗剤液とし
た。直径30cmのプラスチック製洗い桶に1リットル
の前記洗剤液を入れ、その液面から75cmの高さに、
500mlの分液ろうとを配置した。この分液ろうとに
500mlの前記洗剤液を入れ、上記プラスチック桶の
中心へ落下させて泡立てた。この泡立てられた洗剤液の
中で、直径4.5cmの洗浄ブラシにて上記汚染皿を1
0回こすり洗いし、流水にて10秒すすいだ後、乾燥さ
せた。乾燥後の皿について、目視及び手指の触感にて油
の残留度を評価した。試験結果は、乾燥後油の残留感が
無かった皿の枚数を示した。
用組成物1gを水を含んだスポンジに含ませ泡立てた
後、このスポンジを用いて、前記洗浄力試験に用いたも
のと同様な汚染皿を洗浄したのち、流水にて10秒すす
いだ。スポンジでこすった際の泡立ち、滑らかさ、及び
濯ぎ時の泡切れ、すすぎ易さを、被験者に総合的に判断
してもらい、以下の基準で評価した。 ◎:比較例14と比較して、優れている ○:比較例14と比較して、同等である ×:比較例14と比較して、劣っている
して評価した。 <タンパク変性試験>皮膚洗浄剤の場合と同様にして評
価した。 <保存安定性試験>皮膚洗浄剤の場合と同様にして評価
した。
を併せ持ち、配合安定性にすぐれ、かつ人体ならびに環
境に対して高い安全性を有する殺菌洗浄剤を提供したこ
とにある。
Claims (7)
- 【請求項1】 アシル化ポリリジンを含有することを特
徴とする殺菌性洗浄剤。 - 【請求項2】 アシル化ポリリジンが下記の一般式
(1): 【化1】 (式中、R及びR’は水素原子又はアシル基を表わし、
nは1以上を表わす)で表わされるアシル化−ε−ポリ
リジンである請求項1記載の殺菌性洗浄剤。 - 【請求項3】 アシル化ポリリジンが、ポリリジンを脂
肪酸無水物によりアシル化して得られるアシル化ポリリ
ジンである請求項1又は2に記載の殺菌性洗浄剤。 - 【請求項4】 一般式(1)において、R及びR’が、
水素原子又は炭素数8〜18のアシル基であるアシル化
ポリリジンを含有することを特徴とする請求項2又は3
に記載の殺菌洗浄剤。 - 【請求項5】 一般式(1)において、nが、8〜40
の数であるアシル化ポリリジンを含有することを特徴と
する請求項2〜4の何れか1項に記載の殺菌洗浄剤。 - 【請求項6】 更にキレート剤を配合する請求項1〜5
の何れか1項に記載の殺菌洗浄剤組成物。 - 【請求項7】 上記一般式(1)で表されるアシル化ポ
リリジンを0.01〜60重量%含む界面活性剤0.0
5〜60重量%と、 キレート剤0.1〜15重量%と、 可塑剤と、 を含む請求項2に記載の殺菌性洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001191521A JP2003003196A (ja) | 2001-06-25 | 2001-06-25 | 殺菌性洗浄剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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