JP2003002876A - ジアルキルトリスルフィドの製造方法 - Google Patents
ジアルキルトリスルフィドの製造方法Info
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Abstract
得る製造方法を提供する。 【解決手段】結合硫黄原子数の平均が4以上のジアルキ
ルポリスルフィドと、アルキルメルカプタンとを、触媒
存在下で反応させるジアルキルトリスルフィドの製造方
法において、触媒を分割添加することを特徴とするジア
ルキルトリスルフィドの製造方法。
Description
ルフィドとアルキルメルカプタンの反応によるジアルキ
ルトリスルフィドの選択的製造方法に関する。
キルポリスルフィドと、アルキルメルカプタンとを、触
媒存在下で反応させるジアルキルトリスルフィドを製造
する方法としては特開平5−194372号公報で記載
されている様に、アルミナ系触媒、アルカリ(土類)金
属変性シリカ系触媒、亜鉛系触媒存在下で反応させる製
造方法がある。
ルメルカプタンの転化率が低く、ジアルキルトリスルフ
ィドの生成選択性が低い欠点があった。その結果、上記
方法ではジスルフィド等のトリスルフィド以外の副生成
物が比較的多量に生成し、トリスルフィドが思ったほど
高い収率で得られないという欠点があった。
鑑み、鋭意検討したところ、ジアルキルトリスルフィド
が高収率で得られない原因は、必要とされる触媒の全量
を予め仕込んで反応を行っている点にあることを見い出
し、これの打開策として、触媒を分割添加することによ
り、前記課題が解決されることを見い出し、本発明を完
成するに至った。
以上のジアルキルポリスルフィド(A)と、アルキルメ
ルカプタン(B)とを、触媒(C)存在下で反応させる
ジアルキルトリスルフィドの製造方法において、触媒を
分割添加することを特徴とするジアルキルトリスルフィ
ド(D)の製造方法を提供する。
以上のジアルキルポリスルフィド(A)としては、例え
ばジアルキルテトラスルフィド、ジアルキルペンタスル
フィド、ジアルキルヘキサスルフィド、ジアルキルヘプ
タスルフィド等が挙げられる。ポリスルフィド(A)
は、結合硫黄原子数4以上のジアルキルポリスルフィド
のみから構成されていても良いが、結合硫黄原子数の平
均が4以上となる様に、これに結合硫黄原子数4未満の
ジアルキルポリスルフィドが一部含まれている混合物で
も良い。結合硫黄原子数4未満のジアルキルポリスルフ
ィドとしては、ジアルキルトリスルフィド、ジアルキル
ジスルフィドが挙げられる。
キル基または分岐アルキル基を有する結合総炭素原子数
3〜20であるものが挙げられる。具体的にはジn−ブ
チルポリスルフィド、ジt−ブチルポリスルフィド、
1,1,3,3−テトラメチルブチルポリスルフィド、
ジn−オクチルポリスルフィド、ジ2−エチルヘキシル
ポリスルフィド、ジn−ドデシルポリスルフィド、ジt
−ドデシルポリスルフィド、ジn−ステアリルポリスル
フィド、ジイソステアリルポリスルフィド等が挙げられ
る。
は、直鎖アルキル基または分岐アルキル基を有する結合
総炭素原子数3〜20であるものが挙げられる。具体的
にはn−ブチルメルカプタン、t−ブチルメルカプタ
ン、n−オクチルメルカプタン、2−エチルヘキシルメ
ルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシル
メルカプタン、n−ステアリルメルカプタン、ジイソス
テアリルメルカプタン等が挙げられる。
ルフィド(D)の結合総炭素原子数が16〜30、好ま
しくは18〜24となる様に、原料のポリスルフィド
(A)とメルカプタン(B)とを選択する。製造すべき
ジアルキルトリスルフィド(D)は、二つのアルキル基
を有するが、これらは、同一の炭素原子数のアルキル基
であっても、各々異なる炭素原子数のアルキル基であっ
ても良い。
子に結合した、各々同一でも異なっていても良いアルキ
ル基である。これらR1及びRの各アルキル基は、直鎖
でも分岐でも良い。R1とRの炭素原子合計は16〜3
0である。
(C)としては、例えばアルミナ系触媒、アルカリ(土
類)金属変性シリカ系触媒、アルカリ土類金属系触媒、
亜鉛系触媒等が挙げられる。より具体的には、酸化マグ
ネシウム(MgO)、γ型アルミナ(γ−Al
2O3)、水酸化マグネシウム〔Mg(OH)2〕、炭
酸マグネシウム(MgCO3)、酸化マグネシウム・ア
ルミナ固溶体(Mg0.7Al 0.3O1.15)等が
挙げられる。より少ない総使用量で高収率が達成できる
が、中でも塩基性マグネシウム化合物、特に酸化マグネ
シウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウムが好ま
しい。
知の反応式に従い、上記(A)と(B)とを反応させて
ジアルキルトリスルフィド(D)を製造できる。
SSR(D)+H2S
ルカプタン(B)との使用割合は、上記反応式に従い選
択すれば良いが、ポリスルフィド(A)1モル当たりメ
ルカプタン(B)1〜2モルとすることが出来る。前記
モル比が2以下であると、生成物中の残留メルカプタン
(B)の除去が容易であり、生成物の臭気も弱くなるの
で好ましい。
(C)の総量を、幾つかに分割した上で、ポリスルフィ
ド(A)とメルカプタン(B)とを含む反応系に添加し
て反応を行うことでトリスルフィド(D)をより高収率
で得ることが出来る。本発明者らは、同一触媒(C)、
総触媒量一定、同一反応条件のもとでは、総触媒量を一
度に全て反応系に添加する従来の製造方法に比べ、総触
媒量を分割して反応系に添加する本発明の製造方法の方
が、トリスルフィド(D)をより高収率で得ることが出
来ることを知見した。
用量はポリスルフィド(A)100g当たり、0.1〜
6g、好ましくは0.5〜3.0gである。この総使用
量の触媒(C)を分割して、反応系に添加することが出
来る。この分割数は2〜∞とすることが出来るが、2〜
6とするのが好ましい。分割された各触媒(C)量は、
いずれも同量として、等時間間隔で、総触媒量に達する
まで反応系に添加することが好ましい。
(B)と生成物たるトリスルフィド(D)自体は、予め
質量分析(マススペクトル;MS)や核磁気共鳴スペク
トル(NMR)で同定することが出来る。
の段階で、原料(A)及び(B)やトリスルフィド
(D)を含む反応混合物をサンプリングし、これを各種
クロマトグラフ分析や滴定分析することで、メルカプタ
ン(B)の転化率(質量%)やトリスルフィド(D)の
収量(モル%)を求めることが出来る。メルカプタン
(B)の転化率は、JIS K2276に定められるメ
ルカプタン硫黄分分析方法(電位差滴定方法)により、
一方、トリスルフィド(D)の収量は、予め作成した検
量線に基づいて、そのピーク強度または軌跡から求めら
れる面積から求めることが出来る。これらの手法により
反応混合物中の原料やトリスルフィド(D)を含む生成
物の個々の成分の含有率の経時変化を追跡することが出
来、原料(A)及び/又は(B)の含有率、或いはトリ
スルフィド(D)の含有率が変化しなくなった点を、反
応の終点と定めることが出来る。
(A)として、トリスルフィド(D)自身を少量含む原
料混合物を用いて反応を行う場合には、予めこの原料混
合物に含まれるトリスルフィド(D)の含有量等を測定
しておき、実測の収量から差し引く必要がある。
00℃の範囲、好ましくは70〜100℃の範囲であ
る。この好適範囲であれば、メルカプタン(B)の転化
率とトリスルフィド(D)収量はいずれも高く、生成物
の臭気もより弱くなる。反応温度は、通常2〜24時間
である。本発明の製造方法では、加圧を特段に行うこと
なく反応を行うことが出来るので安全性が高い。
に伴って生じるH2S(硫化水素)を反応系から解き放
つことが好ましい。同一触媒(C)、総触媒量一定、同
一反応条件のもとでは、不活性ガスを反応系に通気しな
がら反応させると、通気しない場合より、同等転化率で
同等トリスルフィド収量の比較では、総触媒使用量(及
び添加回数)をより低減することが出来るので好まし
い。この際の不活性ガスとしては、公知慣用のもの、例
えば窒素、ヘリウム等が挙げられる。
では、不活性ガスを通気如何での総触媒使用量は、通気
する場合は通気しない場合に対して2/3〜3/4とす
ることが出来る。アルキルメルカプタン転化率が高いの
は、不活性ガスを通気する際にはポリスルフィド100
g当たり総触媒使用量1〜3gの範囲、不活性ガスを通
気しない際にはポリスルフィド100g当たり総触媒使
用量2〜4gの範囲である。
一般的に、対応するジスルフィド、同トリスルフィド、
同テトラスルフィドを主成分として含むが、上記した様
な従来の製造方法に比べ、本発明の製造方法では、目的
物であるジアルキルトリスルフィド(D)を選択的に高
収率で得ることができる。
ド(D)としては、直鎖アルキル基または分岐アルキル
基を有する結合総炭素原子数16〜30であるものが挙
げられる。勿論、二つのアルキル基は炭素原子数が同じ
の対称型ジアルキルトリスルフィドであっても良いが、
二つのアルキル基の炭素原子数が相異なる非対称型ジア
ルキルトリスルフィドであっても良い。具体的には例え
ば、ジn−オクチルトリスルフィド、ジn−ドデシルト
リスルフィド、ジt−ドデシルトリスルフィド、ジn−
ステアリルトリスルフィド、ジイソステアリルトリスル
フィド、1,1,3,3−テトラメチルブチル−t−ド
デシルトリスルフィド等が挙げられる。金属腐食性の低
い不活性さが要求される用途においては、結合総炭素原
子数が18〜24のジアルキルトリスルフィドが好まし
い。
そのまま使用に供しても良いが、より臭気を低減させる
ため、アルカリ洗浄及び/又はアルコール洗浄を行うこ
とが好ましい。
ド(D)を含む生成物は、極圧添加剤として、公知慣用
の用途、例えば研削液、切削液の調製に使用することが
出来る。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
ルトリスルフィド収量は以下の通りに測定した。 〈アルキルメルカプタン転化率〉JIS K 2276
メルカプタン硫黄分分析方法(電位差滴定方法)よ
り、S:メルカプタン硫黄分を算出する。 アルキルメルカプタン転化率[%]=(1−T/仕込量)
×100 T[生成物中のアルキルメルカプタン残存量]=S×[ア
ルキルメルカプタン分子量]/32[硫黄分子量] 〈ジアルキルトリスルフィド収量〉FD−MSスペクト
ルにより、生成するジアルキルポリスルフィドの硫黄鎖
長分布を測定し、各ジスルフィド、トリスルフィド、テ
トラスルフィドの面積百分率から求めた。測定機器は、
イオン化法:FD法(電界脱離イオン化法),検出器:
二重収束型である。
下の物性を有するものである。
ルポリスルフィド(平均硫黄鎖長:4.0、ジ−t−ド
デシルトリスルフィド30.08モル%を含有する。)
200g、t−ドデシルメルカプタン152g(当量比
1.6当量)、及び酸化マグネシウム4gを仕込み、反
応温度を70℃で9時間反応させる。その後、さらに酸
化マグネシウム4gを3時間おきに2回添加する。40
℃に冷却後、吹き込み管から空気を吹き込み、残留硫化
水素を除去する。このようにして、ジ−t−ドデシルト
リスルフィドを333g(回収率:94.5%)を得
た。t−ドデシルメルカプタン(TDM)の転化率は、
96質量%、生成物のトリスルフィド量含有率は、79
モル%であった。
ウム4gと、その後3時間おきに2回添加した酸化マグ
ネシウム各4gの合計12g全量を、予めフラスコに仕
込んだ以外は、実施例1と同様の操作を行った。このよ
うにして、ジ−t−ドデシルトリスルフィドを339g
(回収率:96.2%)を得た。t−ドデシルメルカプ
タン(TDM)の転化率は、78質量%、生成物のトリ
スルフィド量含有率は、68モル%であった。実施例1
及び比較例1の結果をまとめて第1表に示す。
わかる通り、触媒種、総触媒使用量及び反応条件を一定
とした場合には、触媒の分割添加は一括添加に比べて、
アルキルメルカプタン転化率及びジアルキルトリスルフ
ィド収量のいずれもがかなり高い数値を示しており、ト
リスルフィドがより高収率で得られていることがわか
る。
の代わりに、γ−アルミナの同量を用いる以外は実施例
1と同様に触媒の分割添加を行った。その他の操作は全
く実施例1と同様に行った。このようにして、ジ−t−
ドデシルトリスルフィドを337g(回収率:95.6
%)を得た。t−ドデシルメルカプタン(TDM)の転
化率は、69質量%、生成物のトリスルフィド量含有率
は、57モル%であった。実施例1〜2の結果をまとめ
て第2表に示す。
わかる通り、総触媒使用量及び反応条件を一定とした場
合には、触媒としては無機アルミニウム化合物に比べ
て、無機マグネシウム化合物の方が、アルキルメルカプ
タン転化率がかなり高い数値を示しており、原料のメル
カプタンの転化率が高いことがわかる。γ−アルミナに
比べて酸化マグネシウムの方が、分割添加による、アル
キルメルカプタン転化率及びジアルキルトリスルフィド
収量の絶対値がより高く、より有効である。
ポリスルフィド(平均硫黄鎖長:4.0)200g、t
−ドデシルメルカプタン152g、触媒として酸化マグ
ネシウムを2gを仕込む。窒素を封入しながら、反応温
度を70℃で3時間反応させる。再度、酸化マグネシウ
ムを2gを仕込んだ後、3時間反応させる。40℃に冷
却後、吹き込み管から空気を吹き込み、残留硫化水素を
除去する。このようにして、ジ−t−ドデシルトリスル
フィドを328g(回収率:93.1%)を得た。t−
ドデシルメルカプタン(TDM)の転化率は、95質量
%、生成物のトリスルフィド量含有率は、83モル%で
あった。
て、酸化マグネシウム・アルミナ固溶体(実施例4)、
水酸化マグネシウム(実施例5)及びγ−アルミナの同
量を用いる以外は、実施例3と同様の操作を行った。実
施例3〜6の結果をまとめて第3表に示す。
からわかる通り、アルキルメルカプタン同等転化率、ト
リスルフィド収量及び反応条件を一定とした場合には、
不活性ガスを通気することで、使用する総触媒量を低減
することが出来る。種種の触媒の中では、塩基性無機マ
グネシウム化合物について、この傾向がより顕著であ
る。触媒の総使用量をより低減できることは、経済性の
みならず、触媒を除去する際の濾過時間等の短縮ひいて
は生産性の向上に繋がる。
ポリスルフィド(平均硫黄鎖長:4.4、ジ−t−オク
チルトリスルフィド1.1モル%を含有する。)200
g、t−ドデシルメルカプタン180g、触媒として酸
化マグネシウム2gを仕込む。窒素を封入しながら、反
応温度を70℃で3時間反応させる。再度、酸化マグネ
シウムを2gを仕込んだ後、更に3時間反応させる。4
0℃に冷却後、吹き込み管から空気を吹き込み、残留硫
化水素を除去する。このようにして、t−オクチル−t
−ドデシルトリスルフィドを322g(回収率:91.
2%)を得た。t−ドデシルメルカプタン(TDM)の
転化率は、93質量%、生成物のトリスルフィド量含有
率は、73モル%であった。
えて、酸化マグネシウム・アルミナ固溶体(実施例
9)、及びγ−アルミナの同量を用いる以外は、実施例
7と同様の操作を行った。実施例7〜10の結果をまと
めて第4表に示す。
比からわかる通り、非対称型ジアルキルトリスルフィド
の場合でも、同一総触媒使用量の場合には、不活性ガス
を通気することで、対称型ジアルキルトリスルフィドの
場合と同様に使用する総触媒量を低減することが出来
る。種種の触媒の中では、塩基性無機マグネシウム化合
物について、この傾向がより顕著である。触媒の総使用
量をより低減できることは、経済性のみならず、触媒を
除去する際の濾過時間等の短縮ひいては生産性の向上に
繋がる。
以上のジアルキルポリスルフィドと、アルキルメルカプ
タンとを、必要とされる総触媒使用量を分割して添加し
反応させてジアルキルトリスルフィドを製造するので、
総触媒使用量を予め一括に仕込んで同様に反応を行う従
来の製造方法に比べて、ジアルキルトリスルフィドをよ
り高収率で得ることが出来る。
Claims (3)
- 【請求項1】結合硫黄原子数の平均が4以上のジアルキ
ルポリスルフィドと、アルキルメルカプタンとを、触媒
存在下で反応させるジアルキルトリスルフィドの製造方
法において、触媒を分割添加することを特徴とするジア
ルキルトリスルフィドの製造方法。 - 【請求項2】触媒が、塩基性無機マグネシウム化合物で
ある請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】触媒の総添加量が前記ジアルキルポリスル
フィド100gに対して、0.5〜3gである請求項1
または2記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001186434A JP4810762B2 (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | ジアルキルトリスルフィドの製造方法 |
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---|---|
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JP2003002876A5 JP2003002876A5 (ja) | 2008-05-29 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009263244A (ja) * | 2008-04-22 | 2009-11-12 | Dic Corp | ジアルキルトリスルフィドの製造方法 |
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-
2001
- 2001-06-20 JP JP2001186434A patent/JP4810762B2/ja not_active Expired - Lifetime
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