JP2003002518A - 薄板枚葉品の整列積載機構 - Google Patents

薄板枚葉品の整列積載機構

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JP2003002518A
JP2003002518A JP2001188630A JP2001188630A JP2003002518A JP 2003002518 A JP2003002518 A JP 2003002518A JP 2001188630 A JP2001188630 A JP 2001188630A JP 2001188630 A JP2001188630 A JP 2001188630A JP 2003002518 A JP2003002518 A JP 2003002518A
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JP2001188630A
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Yuji Murao
祐司 村尾
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の上記薄板枚葉品の整列積載機構において
は、材料外形9を基準に積載して重ねた際に、製品外形
5側面が不揃いで一致しない。また整列しにくい問題が
ある。 【解決手段】整列して積載する手段を備えた薄板枚葉品
を積載する台と、振動する手段を備えた2本以上からな
る位置決めピンからなる機構において、製品に予め備え
た位置決め孔を微振動台座の位置決めピンの真上に水平
移動して落とすことにより、位置決め孔は位置決めピン
に嵌合されて、ピン先端のテーパー沿って、或いはピン
の振動により整列しながら、製品は自重により徐々に落
下して、ピンの位置に正しく挿着して整列され、製品は
位置決め孔を基準に整列積載される為に、次工程のムシ
リ作業工程では一度に2〜10枚毎に作業可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、フープ状材料から
枚葉状に断裁した薄板枚葉品4を積載する機構に関す
る。 【0002】 【従来の技術】フープ材料13から同じ間隔に断裁した
薄板枚葉品4を積載して整列する工程を持った薄板枚葉
品4の製造工程、例えばシャドーマスク7の製造工程に
ついて説明する。シャドーマスクの製造工程では、始め
に、フープ状材料13が製造工程に投入される。フープ
材料13に連続して薄板枚葉品4の形成がおこなわれ
る。例えばフォトリソプロセスによる製造工程は、レジ
スト塗布工程と、マスクパターンによる露光照射工程
と、現像工程と、腐蝕工程と、剥膜工程と、が行われフ
ォトリソプロセスが終了する。次に、洗浄等による仕上
げ工程を終了後に、薄板枚葉品4が連続して面付け形成
されているフープ状材料13を個個の薄板枚葉品4にす
るため断裁線12に沿って、枚葉状に断裁され、断裁後
の枚葉材料は整列した後に、積載して規定の枚数を1ロ
ットとしてムシリ工程等の次工程に送る。 【0003】図4は、シャドウマスクが形成された枚葉
品の一例を示す。図のように枚葉品4の段階では、最終
的に必要となるシャドウマスクの外形輪郭6の外側に不
要部9が形成する。シャドウマスク7と前記不要部9の
境界はムシリ線6と呼ばれる貫通線及びハーフエッチン
グ線で構成される人手により容易に破断する破断線が形
成されている。 【0004】前記ムシリ工程は前記ムシリ線6に沿って
外側の不要部9をムシリ取り除去する工程であり、これ
により最終的に不要部9を除去して、必要となる前記ム
シリ線の内側のシャドウマスク7をうる工程である。 【0005】ムシリ工程では、作業効率を上げる為、薄
板枚葉品4を複数枚積層した状態で、ムシリ線6に沿っ
て外側の不要部9をまとめて一度にムシリ取り除去する
のが一般的である。このため積層した際にムシリ線6が
一致している事が必要となる。 【0006】ここで、前記整列積載工程では枚葉品4の
薄板枚葉品外形5を基準として積載行うことが一般的な
方法である。しかし、薄板枚葉品内に形成されたシャド
ウマスク7の向き一致させて、薄板枚葉品の外形5を一
致させて積層した場合もムシリ線6が一致しないことに
問題がある。(図3、b参照) 【0007】フープ状材料13に面付けしてシャドウマ
スク7を形成する際、図5に示すように、断裁線12に
よる枚葉状に断裁する場合がある。その場合不要部の幅
が異なるため、A列とB列のシャドウマスク7は上側と
下側の外形5までの距離が異なる為 、ムシリ線6が平
面視で一致しない。その為、不要部の幅が異なるシャド
ウマスク7を薄板枚葉品の外形5のみ一致させ積層した
場合ムシリ線が積層状態で一致しなくなり、ムシリ工程
に支障をきたす。 【0008】又、人手によりムシリ線6が積層状態で一
致するように整列する場合も作業効率が低下し、ムシリ
線6が積層状態で一致させることは難しい。 【0009】上記の問題を解決するために、各枚葉状材
料の例えば、不要部9等の同一個所に位置あわせ用の孔
を予め形成して、ピンを有した積載台に人手によって位
置会わせ用の孔を挿入して積載する方法が提案されてい
る。 【0010】また、枚葉状材料13は薄板のため自重も
軽く、物理的強度も弱い。人手による作業では取り扱い
時に変形が発生しやすい。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】上記の状況を解決する
課題は、薄板枚葉品4を積載する際に、その整列作業の
作業効率を向上でき、且つ上下の薄板枚葉品4の同一個
所が精度よく合わせることができ、さらに変形を生じる
こともなく、積載可能な整列積載機構を提供することに
ある。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、所定の位置に位置決め孔3を形成する薄板枚葉
品4を積載する際に、整列して積載する手段を備えた薄
板枚葉品を積載する台1と、振動させる手段を備えた2
本以上からなる位置決めピン2からなる機構において、
薄板枚葉品4に形成する位置決め孔3を該位置決めピン
2に挿入して薄板枚葉品を該台上に積載する際に、該位
置決めピン2を振動させることにより整列させ、薄板枚
葉品を台上に整列積載することを特徴とする薄板枚葉品
の整列積載機構である。 【0013】 【発明の実施の形態】本発明の、薄板枚葉品4の整列積
載機構の実施の形態に沿って以下に詳細に説明する。 【0014】図1は、本発明の薄板枚葉品の整列積載機
構の実施形態の一例を示す。微振動台座1の台座表面の
少なくとも一方に台座に固定された複数個の位置決めピ
ン2を有し、該ピンの先端は細くテーパー形状となり、
底部は所定の径、例えば2.43mmφ〜2.45mm
φ、となる。 【0015】図1に示す積載機構は二つの台座間を往復
する水平移動の手段と、製品面までの上下移動と、製品
を持つ手段と、放す手段を備えている。例えばその手段
を用いて、台座8の真上まで水平移動後、製品面まで降
ろして、製品を持ち上げる。水平移動後、微振動台座1
真上まで製品4を移動後、製品4をピン2面まで降し
て、製品4を放す、以上の作業の繰返し機能を備えた機
構となっている。 【0016】図2に示すように、すべての薄板枚葉品に
は、例えばシャドウマスクのパターンの形成と同時に位
置決め用孔3を形成している。位置決め用孔3はシャド
ウマスク7から見て同一の個所に形成しているが、位置
決め用孔3を形成する位置は最終製品に影響を与えない
ように不要部9に形成することが望ましい。 【0017】積載台座8上の薄板枚葉品4は本発明の整
列積載機構の微振動台座1に逐次積載される。積載台座
8上の積載は人手で行っても、積載機構により行っても
構わない。微振動台座1に積載する作業は、薄板枚葉品
4に形成した位置決め孔3を微振動台座1の位置決めピ
ン2の真上にくるように移動させ、次に、薄板枚葉品4
を台座1に落として置くことにより、位置決め孔3がピ
ン2の先端のテーパー部に嵌挿される。微振動台座1は
別途設かられた微振動手段により、常時微振動している
ために、台座1に固定されたピンも微振動している。該
位置決め孔3がピン2の先端のテーパーに沿ってピン底
部まで落下する間に整列されて正しい位置に整列配置さ
れる。その為、該薄板枚葉品4は下方に落下ししなが
ら、微振動台座1上のピン2の振動によって、該薄板枚
葉品4の位置決め孔3はピン2と接触し、またピン2と
孔3の接触を繰り返えされて、上下の薄板枚葉品4は位
置決め孔3を中心にして一致して、ムシリ線6は同じ位
置に重なり積載する。(図7参照) 【0018】 【作用】なお、位置決め孔3に位置決めピン2が挿入さ
れ、従来は薄板枚葉品4が下方に落ちる際、孔3とピン
2が引っかかる場合や、薄板枚葉品4の自重が軽い為引
っかかりにより下方に落ち無かった(図6参照)。本発
明ではピン2と孔3との振動の差により製品は徐々に整
列されるため、自重で落下する。このため、孔3とピン
2の引っかかりに起因するシャドウマスクの変形は防止
できる。 【0019】薄板枚葉品4がシャドウマスク7の場合は
本発明の整列積載機構により所定の枚数を積載した後,
台1の微振動を止め、前記むしり作業をする。ムシリ作
業に当っては、所定の枚数の積載品4を台座1からはず
しても構わないが、そのまま、台座1上でムシリ作業を
行っても構わない。台座1上に備えたピン2よって整列
積載した製品の中央部を軽く押さえて固定した後、製品
の外形5に形成したムシリ線6により、不要の外周部9
を一度に切り離しを行う。ムシリ作業は人手であって
も、又機械的手段を用いても構わない。 【0020】また、本発明の整列積載を用いた作業では
ピン2ひっかかつた薄板枚葉品4を下方に落とす動作が
不要になり、手で押さえない為シャドウマスク7変形は
発生しない。又この整列積載時、積載時重なり会う上下
の薄板枚葉品4上のムシリ線6が一致している為、一度
にムシリ線6によって外周の不用部9を除去するムシリ
作業は容易に行え、シャドウマスク7に不要な外力がか
からずにシャドウマスク7に変形が生じない。 【0021】以上本発明の実施形態の一例に付き説明し
たが、本発明の整列積載機構は上記の説明に限定される
ものではなく、本発明の主旨に基すき種種の変形を行っ
ても構わない。例えば実施形態の一例として、微振動台
1上にピン2を固定しているが、微振動台1は固定とし
台座1に設けた孔内に、独立した微振動するピン2を設
けても構わない。また整列積載機構にムシリ機能を設け
たも構わない。 【0022】 【発明の効果】本発明の薄板枚葉品の整列積載機構を用
いる事により、積載の作業効率が向上して、上下の薄板
枚葉品を精度良く整列積載することができる。このため
薄板枚葉品がシャドウマスクの場合には不要部のムシリ
作業を一度にまとめて行ってもシャドウマスクに変形は
生じない。又、整列積載にあたってもピン2にひっかか
りがなくなり、薄板枚葉品を人手で下方に落とす必要が
無い為シャドウマスクの変形を防止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の薄板枚葉品の整列積載機構の平面図。 【図2】本発明の薄板枚葉品の平面図。 【図3】従来の製品の部分平面図であり、a薄板枚葉品
の平面図と、b製品外形に整列した側断面図。 【図4】従来の製品の部分平面図であり、a薄板枚葉品
の平面図と、bシャドウマスク平面図。 【図5】フープ状材料に連続して面付けした薄板枚葉品
平面図。 【図6】積載時位置決めピンと位置決め孔の一例を説明
する平面図。 【図7】積載時位置決めピンと位置決め孔の一例を説明
する平面図。 【符号の説明】 1…微振動台座 2…位置決めピン 3…位置決め孔(位置基準) 4…薄板枚葉品(製品) 5…薄板枚葉品(製品)の外形 6…薄板枚葉品(製品)のムシリ線(薄板枚葉品の外形
輪郭) 7…シャドウマスク 8…製品積載台座 9…不要部 10…積層時表面1枚目に薄板枚葉品(製品)内の位置
決め孔 11…積層時表面2枚目に薄板枚葉品(製品)内の位置
決め孔 12…断裁線 13…フープ状材料

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】所定の位置に位置決め孔を形成する薄板枚
    葉品を積載する際に、整列して積載する手段を備えた薄
    板枚葉品を積載する台と、振動させる手段を備えた2本
    以上からなる位置決めピンよりなる機構において、薄板
    枚葉品に形成する位置決め孔を該位置決めピンに嵌挿し
    て薄板枚葉品を該台上に積載する際に、該位置決めピン
    を振動させることにより整列させ、薄板枚葉品を台上に
    整列積載することを特徴とする薄板枚葉品の整列積載機
    構。
JP2001188630A 2001-06-21 2001-06-21 薄板枚葉品の整列積載機構 Pending JP2003002518A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10258133A1 (de) * 2002-11-29 2004-06-24 MAPAL Fabrik für Präzisionswerkzeuge Dr. Kress KG Schneidplatte

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10258133A1 (de) * 2002-11-29 2004-06-24 MAPAL Fabrik für Präzisionswerkzeuge Dr. Kress KG Schneidplatte

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