JP2003002158A - 複数段展開用エアバッグ制御装置 - Google Patents

複数段展開用エアバッグ制御装置

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JP2003002158A
JP2003002158A JP2001186897A JP2001186897A JP2003002158A JP 2003002158 A JP2003002158 A JP 2003002158A JP 2001186897 A JP2001186897 A JP 2001186897A JP 2001186897 A JP2001186897 A JP 2001186897A JP 2003002158 A JP2003002158 A JP 2003002158A
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control signal
control
latch
airbag
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JP2001186897A
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Takanori Konishi
孝典 小西
Hiromichi Fujishima
広道 藤島
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグを確実に複数段に展開させる。 【解決手段】 1stスクイブ11および2ndスクイブ1
2に点火電源13からの点火電流を流すことによって、
エアバッグを複数段に展開させることができる。セーフ
ィングセンサ14は、急激な加速度などのエアバッグ展
開条件に従って、機械的にONになる。制御回路16
は、Gセンサ15もエアバッグ展開条件を検知すると、
スイッチング回路17をONにして1stスクイブ11を
点火させる。接続点23の電圧などからセーフィングセ
ンサ14の動作を検知すると、ラッチ回路20でON状
態を継続させ、セーフィングセンサ14がOFFになっ
ても、2ndスクイブ12をON可能にすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
に搭載され、衝突事故などの発生時に展開して搭乗者を
保護するエアバッグ、特に複数段に展開可能な複数段展
開用エアバッグ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車の運転者などの搭乗者
を事故発生時などに保護するために、車両にはエアバッ
グが装備されている。エアバッグは、通常時には小さく
たたまれてステアリング、ダッシュボード、ドアなど、
車室内に収納されている。事故発生などで大きな衝撃力
や加速が検知されると、エアバッグは急激に膨張し、搭
乗者を保護するためにその身体の周囲に展開される。搭
乗者の保護をより確実にするために、複数段にわたって
展開可能な多段展開エアバッグシステムも用いられてい
る。
【0003】図9は、従来からの多段展開エアバッグシ
ステムの制御装置の電気的構成を簡略化して示す。エア
バッグの点火は、1stスクイブ1と2ndスクイブ2と
に、点火電源3から供給する点火電流を、それぞれ通電
して行う。1stスクイブ2および2ndスクイブ2は、電
気ヒータを含み、通電による加熱で、エアバッグを膨張
して展開させる気体発生のための点火を行う。エアバッ
グは、通常は必要時のみ確実に展開させる必要があるの
で、展開はセーフィングセンサ4およびGセンサ5によ
る衝突状態の二重の検知を条件として行われる。セーフ
ィングセンサ4は、加速度や衝撃力の急激な増大を検知
すると導通するように動作する機械的なスイッチであ
る。Gセンサ5は加速度を検知し、検知した加速度に対
応する電気的出力を制御回路6に与える。制御回路6
は、Gセンサ5からの出力に応じて、ススイッチング回
路7,8を制御する。セーフィングセンサ4がONでス
イッチング回路7,8がONに制御されると、1stスク
イブ1および2ndスクイブ2に点火電流が流れて、点火
が行われる。
【0004】多段展開エアバッグシステムでは、モード
スイッチ9を切換えて、HiモードとLoモードとOF
Fモードとを切換えることができる。次の表1は、各モ
ードでの1stスクイブ1および2ndスクイブ2の点火状
態を示す。
【0005】
【表1】
【0006】図10は、Loモードでの点火タイミング
を示す。Hiモードでは、1stスクイブ1も2ndスクイ
ブ2も同時に点火されるのに対し、Loモードでは、1
stスクイブ1がONになってから、2ndスクイブ2がO
FFからONになる。1stスクイブ1のON時間は、た
とえば数10ms必要である。このため、セーフィング
スイッチ4は、100ms程度以上ON状態を保持しな
ければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図9に示すような従来
の多段展開エアバッグシステムでは、表1に示すLoモ
ードの動作をさせる場合に、セーフィングセンサ4が1
00ms程度以上のON状態を保持する必要がある。し
かしながら、現状で使用可能な機械式のセーフィングセ
ンサ4では、ON保持可能な時間は100msに満たな
いため、2ndスクイブ2の点火を行おうとする時点で、
セーフィングセンサ4のスイッチ接点が開いてしまい、
制御回路6がスイッチング回路8をON状態とするよう
に駆動しても、2ndスクイブ2に点火電流を流すことが
できなくなってしまう。
【0008】本発明の目的は、エアバッグを確実に複数
段に展開させることができる複数段展開用エアバッグ装
置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、通電によって
エアバッグ展開用の点火が行われる点火手段を、複数段
備える複数段展開用エアバッグ制御装置であって、点火
用の制御信号が与えられると、第1段として展開するエ
アバッグの点火を行う第1点火手段と、点火用の制御信
号が与えられると、第2段として展開するエアバッグの
点火を行う第2点火手段と、複数の点火手段に点火電流
を供給可能な点火電源と、点火電源と第1点火手段との
間に設けられ、エアバッグ展開条件を検知し、該条件が
満たされるときに、機械的な動作によって点火電源から
の点火電流を第1点火手段に供給可能にするメカスイッ
チと、点火電源と第2点火手段との間に設けられ、ラッ
チ用の制御信号の入力によって、点火電源からの点火電
流を第2点火手段に供給可能にしてその状態を保つラッ
チ手段と、メカスイッチとは独立して、エアバッグ展開
条件を検知するセンサと、センサによってエアバッグ展
開条件が検知されるとき、第1点火手段に点火用の制御
信号を与えるとともに、予め定める条件に従ってラッチ
手段にラッチ用の制御信号を与え、第2点火手段に点火
用の制御信号を与える制御手段とを含むことを特徴とす
る複数段展開用エアバッグ制御装置である。
【0010】本発明に従えば、複数段展開用エアバッグ
制御装置は、通電によってエアバッグ展開用の点火が行
われる点火手段を、点火用の制御信号が与えられると、
第1段および第2段として展開するエアバッグの点火を
行う第1点火手段および2点火手段を含む複数段備えて
いる。複数段展開用エアバッグ制御装置は、さらに点火
電源と、メカスイッチと、ラッチ手段と、センサと、制
御手段とを含む。点火電源は複数の点火手段に点火電流
を供給可能である。メカスイッチは、点火電源と第1点
火手段との間に設けられ、エアバッグ展開条件を検知
し、該条件が満たされるときに、機械的な動作によって
点火電源からの点火電流を第1点火手段に供給可能にす
る。ラッチ手段は、点火電源と第2点火手段との間に設
けられ、ラッチ用の制御信号の入力によって、点火電源
からの点火電流を第2点火手段に供給可能にしてその状
態を保つ。センサは、メカスイッチとは独立して、エア
バッグ展開条件を検知する。制御手段は、センサによっ
てエアバッグ展開条件が検知されるとき、第1点火手段
に点火用の制御信号を与えるとともに、予め定める条件
に従ってラッチ手段にラッチ用の制御信号を与え、第2
点火手段に点火用の制御信号を与える。
【0011】メカスイッチがエアバッグ展開条件を検知
し、機械的な動作によって点火電源からの点火電流を第
1点火手段に供給可能にすると、センサもエアバッグ展
開条件を検知して制御手段が第1点火手段に点火用の制
御信号を与えれば、第1点火手段には点火電流が通電さ
れ、点火が行われる。後述するような予め定める条件が
満たされれば、制御手段はラッチ手段にラッチ用制御信
号を与えて、第2点火手段にも点火電源からの点火電流
を供給可能にし、第2点火手段に点火用の制御信号を与
えて第2段の点火を行うことができる。ラッチ手段は、
点火電源から第2点火手段に点火電流を供給可能な状態
を保つので、メカスイッチが動作を続けることができな
くなっても、確実に第2点火手段への点火電流供給を続
けることができ、エアバッグを複数段展開させることが
できる。
【0012】また本発明で、前記制御手段は、前記メカ
スイッチの機械的な動作を検知することを前記予め定め
る条件として、前記ラッチ手段にラッチ用の制御信号を
与えることを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、メカスイッチの機械的な
動作を検知することを条件としてラッチ手段にラッチ用
の制御信号を与えるので、エアバッグ展開条件をメカス
イッチが検知して動作してから、ラッチ手段にラッチ用
の制御信号を与え、メカスイッチによる第1点火手段へ
の点火電流が供給可能な状態が終了しても、ラッチ手段
によって第2点火手段への点火電流が供給可能な状態を
保つことができる。
【0014】また本発明で、前記制御手段は、前記第1
点火手段に通電される点火電流の検知を前記予め定める
条件として、前記ラッチ手段にラッチ用の制御信号を与
えることを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、第1点火手段に点火電流
が通電されるときには、エアバッグ展開条件をメカスイ
ッチが検知して動作し、センサもエアバッグ展開条件を
検知して制御手段が第1点火手段に点火用の制御信号を
与えている。このように、二重にエアバッグ展開条件が
満たされているときに、ラッチ手段にラッチ用の制御信
号を与え、メカスイッチによる第1点火手段への点火電
流が供給可能な状態が終了しても、ラッチ手段によって
第2点火手段への点火電流が供給可能な状態を保つこと
ができる。
【0016】また本発明で、前記制御手段は、前記メカ
スイッチの機械的な動作の検知、および前記第1点火手
段に与える点火用の制御信号の検知を、前記予め定める
条件として、前記ラッチ手段にラッチ用の制御信号を与
えることを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、メカスイッチの機械的な
動作を検知することと、第1点火手段に点火電流が通電
されることとを条件としてラッチ手段にラッチ用の制御
信号を与える。第1点火手段に点火用の制御信号が与え
られるときには、エアバッグ展開条件をメカスイッチが
検知して動作し、センサもエアバッグ展開条件を検知し
ている。このように、二重にエアバッグ展開条件が満た
されているときに、ラッチ手段にラッチ用の制御信号を
与えて、メカスイッチによる第1点火手段への点火電流
が供給可能な状態が終了しても、ラッチ手段によって第
2点火手段への点火電流が供給可能な状態を保つことが
できる。
【0018】また本発明で、前記第1点火手段に与える
点火用の制御信号の検知は、該制御信号によって第1点
火手段への通電が開始される時点に先行するように行う
ことを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、第1点火手段に点火電流
が通電される時点に先行して、たとえば第1点火手段に
与えられる点火用の制御信号が点火電流を流すレベルに
達する前に、ラッチ手段にラッチ用の制御信号を与え
る。エアバッグ展開条件をメカスイッチが検知して第1
点火手段に点火電流が流れることが確実になれば、迅速
にラッチ手段にラッチ用の制御信号を与えて、メカスイ
ッチによる第1点火手段への点火電流が供給可能な状態
が終了しても、ラッチ手段によって第2点火手段への点
火電流が供給可能な状態を保つことができる。
【0020】また本発明で、前記制御手段は、前記第1
点火手段に通電される点火電流の検知、および前記第1
点火手段に与える点火用の制御信号の検知を、前記予め
定める条件として、前記ラッチ手段にラッチ用の制御信
号を与えることを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、第1点火手段に点火電流
が通電されていることと、第1点火手段に点火用の制御
信号を与えることとで、センサによってエアバッグ展開
条件が検知されていることを確認することができる。ま
た、第1点火手段に点火電流が通電されていることで、
メカスイッチが動作していることも確認することができ
る。エアバッグ展開条件をメカスイッチとセンサとが検
知した結果として、ラッチ手段にラッチ用の制御信号を
与えて、メカスイッチによる第1点火手段への点火電流
が供給可能な状態が終了しても、ラッチ手段によって第
2点火手段への点火電流が供給可能な状態を保つことが
できる。
【0022】また本発明で、前記ラッチ手段は、前記点
火電源からの点火電流を第2点火手段に供給可能にする
開始制御と、その状態を保つ保持制御とを分けて行うこ
とが可能であり、前記制御手段は、前記予め定める条件
として、前記メカスイッチの機械的な動作の検知で該ラ
ッチ手段の開始制御を行い、前記第1点火手段に通電さ
れる点火電流の検知で該ラッチ手段の保持制御を行うこ
とを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、エアバッグ展開条件をメ
カスイッチが検知すれば、ラッチ手段で第2点火手段へ
電流供給が可能なように開始制御が行われ、さらにセン
サがエアバッグ展開条件を検知した結果として、第1点
火手段に点火電流が流れていることを確認してから、ラ
ッチ手段の保持制御が行われるので、メカスイッチによ
る第1点火手段への点火電流が供給可能な状態が終了し
ても、ラッチ手段によって第2点火手段への点火電流が
供給可能な状態を保つことができる。
【0024】また本発明は、前記メカスイッチおよび前
記第1点火手段の接続部と、前記ラッチ手段および前記
第2点火手段の接続部との間に接続され、メカスイッチ
から第2点火手段へは順方向で、ラッチ手段から第1点
火手段へは逆方向となるダイオードをさらに含むことを
特徴とする。
【0025】本発明に従えば、メカスイッチがエアバッ
グ展開条件を検知して動作すれば、第1点火手段への点
火電流の供給が可能になるとともに、ダイオードの順方
向を介して第2点火手段にも点火電流が供給可能にな
る。ラッチ手段が第2点火手段に点火電流を供給可能に
する前に、ダイオードを介して第2点火手段には点火電
流を流すことができるので、複数の点火手段を同時に動
作させるようなときの遅れを防ぐことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
に基づいて説明する。各実施形態で対応する部分には同
一の参照符を付し、重複する説明を省略する。また、説
明の便宜上、同一の図面で複数の実施形態について説明
する場合もある。
【0027】図1は、本発明の実施の第1形態である多
段展開用エアバッグ制御装置10の概略的な電気的構成
を示す。多段展開用エアバッグ制御装置10は、複数段
にわたってエアバッグを展開させるための点火を行うた
めに、1stスクイブ11および2ndスクイブ12を含
む。1stスクイブ11および2ndスクイブ12は、通電
によってエアバッグ展開用の点火を行う。同様なスクイ
ブをさらに含むこともできる。1stスクイブ1および2
ndスクイブ2には、点火電源13から点火電流が供給さ
れる。点火電源13は、多段展開用エアバッグが装備さ
れる車両の電源に障害が生じても、点火電流を供給可能
なように、バックアップなどの対策が施されている。
【0028】エアバッグの展開は、セーフィングセンサ
14とGセンサ15とで、急激な加速度の増大などを検
知したときに行われる。セーフィングセンサ14は、エ
アバッグ展開条件に達する加速度を検知すると、電気接
点を機械的に閉じて、メカスイッチとしての動作を行
う。Gセンサ15は、セーフィングセンサ14とは独立
に加速度を検知し、検知する加速度の大きさに対応する
電気的出力を導出して、制御回路16に与える。制御回
路16は、1stスクイブ11への点火電流の通電を制御
するスイッチング回路17と、2ndスクイブ12への点
火電流の通電を制御するスイッチング回路18とに、点
火用の制御信号を与える。制御回路16は、モードスイ
ッチ19への切換操作で、前述の表1に示すようなモー
ド切換えを行うことができる。制御回路16は、ラッチ
回路20にも、導通状態を保持するためのラッチ用の制
御信号を与えることができる。
【0029】ここで、1stスクイブ11およびスイッチ
ング回路17は、点火用の制御信号が与えられると、第
1段として展開するエアバッグの点火を行う第1点火手
段21として動作する。2ndスクイブ12およびスイッ
チング回路18は、点火用の制御信号が与えられると、
第2段として展開するエアバッグの点火を行う第2点火
手段22として動作する。また、セーフィングセンサ1
4は、点火電源13と第1点火手段21との間に設けら
れ、エアバッグ展開条件が満たされるときに、機械的な
動作によって点火電源13からの点火電流を第1点火手
段21に供給可能にするメカスイッチとして機能する。
点火電源13と第2点火手段22との間には、ラッチ回
路20が設けられ、制御回路16から与えられるラッチ
用の制御信号の入力によって、点火電源13からの点火
電流を第2点火手段22に供給可能にしてその状態を保
つ。
【0030】第1点火手段21のスイッチング回路17
は、PNPトランジスタTR1とNPNトランジスタT
R2とのコレクタ間に1stスクイブ11を接続し、両方
のトランジスタがON状態になると1stスクイブ11に
点火電流を流すことができる。両方のトランジスタのベ
ースには制御回路16から、電位レベル差を有する制御
信号が与えられてON状態になる。PNPトランジスタ
TR1のエミッタは、セーフィングセンサ14を介して
点火電源13の正電位側出力に接続される。NPNトラ
ンジスタTR2のエミッタは、接地を介して点火電源1
3の負電位側出力に接続される。
【0031】第2点火手段22のスイッチング回路18
は、PNPトランジスタTR3とNPNトランジスタT
R4とのコレクタ間に2ndスクイブ12を接続し、両方
のトランジスタがON状態になると2ndスクイブ12に
点火電流を流すことができる。両方のトランジスタのベ
ースには制御回路16から、電位レベル差を有する制御
信号が与えられてON状態になる。PNPトランジスタ
TR3のエミッタは、ラッチ回路20を介して点火電源
13の正電位側出力に接続される。NPNトランジスタ
TR4のエミッタは、接地を介して点火電源13の負電
位側出力に接続される。
【0032】各スイッチング回路は、導電型が異なるバ
イポーラトランジスタを組合わせて形成しているけれど
も、他の回路形式を用いたり、MOSトランジスタ、I
BT、サイリスタなど、他のスイッチング素子を用いる
こともできる。
【0033】制御回路16は、Gセンサ15によってエ
アバッグ展開条件が検知されるとき、第1点火手段21
に点火用の制御信号を与えるとともに、予め定める条件
に従ってラッチ回路20にラッチ用の制御信号を与え、
第2点火手段22に点火用の制御信号を与える。これに
よって、エアバッグ展開条件をセーフィングセンサ14
が検知すれば、ラッチ回路20には第2点火手段22へ
電流供給が継続して可能なようにラッチ用の制御信号が
与えられる。セーフィングセンサ14の機械的な動作の
検知は、電気的な方法や光学的な方法で、直接あるいは
間接に行うことができる。制御回路16には、マイクロ
コンピュータ、アナログ/デジタル変換器、デジタル/
アナログ変換器、メモリ、入出力回路、レベルシフト回
路などが含まれる。
【0034】図1では、本発明の実施の第2形態とし
て、セーフィングセンサ14の動作を、セーフィングセ
ンサ14と第1点火手段21のスイッチング回路17に
属するPNPトランジスタTR1のコレクタとの接続部
23から制御回路16が直接検出する構成も示す。接続
部23の電圧は、セーフィングセンサ14がONになれ
ば高くなり、OFFであれば低い。この違いを制御回路
16で弁別すれば、セーフィングセンサ14の機械的な
動作を検知することができる。
【0035】図2は、実施の第2形態で行う制御回路1
6の制御手順を示す。ステップs0から制御を開始し、
ステップs1ではGセンサ15から1stスクイブ11を
ONさせる出力が導出されているか否かを判断する。導
出されていなければ、導出されるまで待つ。導出されて
いれば、ステップs2で、第1点火手段21のスイッチ
ング回路17に点火用の制御信号を与えてONさせる。
このとき、セーフィングセンサ14がONになっていれ
ば、1stスクイブ11に点火電流が流れる。セーフィン
グセンサ14がOFFであれば、点火電流は流れないの
で、Gセンサ15からの出力がノイズなどでエアバッグ
展開条件を満たしたように見える誤動作を防ぐことがで
きる。
【0036】ステップs3では、セーフィングセンサ1
4がONになっているか否かを検知する。OFFであれ
ば、ステップs1に戻り、ONであれば、ステップs4
で、ラッチ回路20にラッチ用の制御信号を与えてON
として、その状態を継続させる。ステップs5では、第
2点火手段22のスイッチング回路18に点火用の制御
信号を与えてONさせる。これによって、2ndスクイブ
12に点火電流が流れる。ステップs6で制御手順を終
了する。
【0037】図3は、本発明の実施の第3形態としての
多段展開用エアバッグ制御装置30の概略的な電気的構
成を示す。本実施形態では、第1点火手段21のスイッ
チング回路17に属するNPNトランジスタTR2のエ
ミッタと接地との間に、通電検知回路31を挿入してい
る。1stスクイブ11に点火電流が流れると、NPNト
ランジスタTR2のコレクタ・エミッタ間にもほぼ同等
の電流が流れるので、たとえば抵抗を挿入して、抵抗の
両端に発生する電圧で点火電流を検知することができ
る。発光ダイオードなどの発光素子を挿入し、光学的に
検知することもできる。また、カレントトランスや磁気
センサなどで、電流を検知することもできる。
【0038】図4は、本発明の実施の第4形態および第
5形態としての考え方を示す。制御回路16は、たとえ
ば第1点火手段21のスイッチング回路17に属するN
PNトランジスタTR2のベースに、エミッタよりもP
N接合の順方向電圧よりも高い電圧を印加することによ
ってONさせることができる。シリコン(Si)トラン
ジスタでは、0.7V程度の電圧である。実施の第4形
態では、第2形態などのようなセーフィングセンサ14
のON検知と、スイッチング回路17へ与える制御信号
がONレベルLonに達することの検知とを条件にして、
ラッチ回路20へのラッチ用制御信号を与えるように制
御する。実施の第5形態では、スイッチング回路17へ
与える制御信号のレベルが、Lonよりも低く、時間的に
先行するレベルであるLprに達することを、セーフィン
グセンサ14のON検知とともに条件にして、ラッチ回
路20へのラッチ用制御信号を与えるように制御する。
これらの実施形態でも、確実な制御を行うことができ
る。
【0039】本発明の実施の第6形態として、実施の第
4形態や第5形態で、セーフィングセンサ14のONを
検知する代りに、図3に示すような通電検知回路31で
1stスクイブ11への点火電流を検知するようにしても
よい。点火電流にもセーフィングセンサ14の動作が反
映され、これとGセンサ15の検知結果を反映するスイ
ッチング回路17への制御信号とのAND条件で、ラッ
チ回路20を確実に動作させることができる。
【0040】図5は、本発明の実施の第7形態としての
多段展開用エアバッグ制御装置40の概略的な電気的構
成を示す。本実施形態では、接続部23と通電検知回路
31とから制御回路16に検知結果を入力する。本実施
形態では、ON動作と、ON動作を継続させるラッチ動
作とを、分けて制御することが可能なラッチ回路41を
用いる。制御回路16は、接続部23からの出力でセー
フィングセンサ14のON状態を検知すると、ラッチ回
路41をONさせる開始制御を行う。次に、通電検知回
路31からの出力で1stスクイブ11への点火電流の通
電を検知すると、ラッチ回路41のON状態を継続させ
るラッチ動作のための保持制御を行う。
【0041】図6は、実施の第7形態での制御タイミン
グを示す。時刻t1でセーフィングセンサ14のON状
態が検知されると、ラッチ回路41は検知期間だけON
になる。この間の時刻t2に点火電流が検知されれば、
ラッチ回路41のON状態は充分に長い時間継続する。
時刻t2がラッチ回路41のON時間経過後であれば、
ON状態の継続は生じない。このように、セーフィング
センサ14のON検知でラッチ回路41をONにする開
始制御が行われ、さらにGセンサ15がエアバッグ展開
条件を検知した結果として、第1点火手段21に点火電
流が流れていることを確認してから、ラッチ41の保持
制御が行われるので、セーフィングセンサ14による第
1点火手段21への点火電流供給可能な状態が終了して
も、ラッチ回路41によって第2点火手段22への点火
電流が供給可能な状態を保つことができる。
【0042】図7は、本発明の実施の第8形態としての
多段展開用エアバッグ制御装置50の概略的な電気的構
成を示す。本実施形態では、セーフィングセンサ14と
スイッチング回路17に属するPNPトランジスタTR
1のエミッタとの接続部23に、ダイオード51のアノ
ードを接続する。ダイオード51のカソードは、ラッチ
回路20とスイッチング回路18に属するPNPトラン
ジスタTR3のエミッタとの接続部52に接続する。ダ
イオード51を図に示すような向きに挿入することによ
って、セーフィングセンサ14がONになれば、ラッチ
回路20がOFFでも、第2点火手段22に点火電流を
供給可能とすることができる。この状態は、図9に示す
従来の構成と同等となる。ただし、本実施形態では、セ
ーフィングセンサ14がOFFになっても、ラッチ回路
20がONになれば、第2点火手段22に点火電流の供
給を続けることができる。
【0043】図8は、実施の第8形態での制御タイミン
グを示す。ダイオード51は、セーフィングセンサ14
から第2点火手段22へは順方向で、ラッチ回路20か
ら第1点火手段21へは逆方向となるので、時刻t11
でセーフィングセンサ14がエアバッグ展開条件を検知
して動作すれば、第1点火手段21への点火電流の供給
が可能になるとともに、ダイオード51の順方向を介し
て第2点火手段22にも点火電流が供給可能になる。時
刻t12でラッチ回路20が第2点火手段22に点火電
流を供給可能にする前に、ダイオード51を介して第2
点火手段22には点火電流を流すことができるので、前
述の表1に示すHiモードのように、複数の点火手段を
同時に動作させるようなときの遅れを防ぐことができ
る。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、メカスイ
ッチがエアバッグ展開条件を検知し、センサもエアバッ
グ展開条件を検知して制御手段が第1点火手段に点火用
の制御信号を与えれば、第1点火手段には点火電流が通
電されて点火が行われる。予め定める条件が満たされれ
ば、制御手段はラッチ手段にラッチ用制御信号を与え
て、第2点火手段にも点火電源からの点火電流を供給可
能にし、メカスイッチが動作を続けることができなくな
っても、確実に第2点火手段への点火電流供給を続ける
ことができ、エアバッグを複数段展開させることができ
る。
【0045】また本発明によれば、エアバッグ展開条件
をメカスイッチが検知して動作してから、ラッチ手段に
ラッチ用の制御信号を与え、メカスイッチによる第1点
火手段への点火電流が供給可能な状態の終了後も、第2
点火手段への点火電流が供給可能な状態を保つことがで
きる。
【0046】また本発明によれば、第1点火手段に点火
電流が通電されるときには、メカスイッチとセンサと
で、二重にエアバッグ展開条件が満たされているので、
ラッチ手段にラッチ用の制御信号を与え、メカスイッチ
による第1点火手段への点火電流が供給可能な状態が終
了しても、ラッチ手段によって第2点火手段への点火電
流が供給可能な状態を保つことができる。
【0047】また本発明によれば、メカスイッチが機械
的に動作し、第1点火手段に点火電流が通電されて、二
重にエアバッグ展開条件が満たされているときに、ラッ
チ手段にラッチ用の制御信号を与えて、メカスイッチに
よる第1点火手段への点火電流が供給可能な状態が終了
しても、ラッチ手段によって第2点火手段への点火電流
が供給可能な状態を保つことができる。
【0048】また本発明によれば、エアバッグ展開条件
をメカスイッチが検知して第1点火手段に点火電流が流
れることが確実になれば、迅速にラッチ手段にラッチ用
の制御信号を与えて、メカスイッチによる第1点火手段
への点火電流が供給可能な状態が終了しても、ラッチ手
段によって第2点火手段への点火電流が供給可能な状態
を保つことができる。
【0049】また本発明によれば、第1点火手段に点火
電流が通電されていることと、第1点火手段に点火用の
制御信号を与えることとで、センサによってエアバッグ
展開条件が検知され、メカスイッチが動作していること
も確認し、ラッチ手段にラッチ用の制御信号を与えて、
メカスイッチによる第1点火手段への点火電流が供給可
能な状態が終了しても、第2点火手段への点火電流が供
給可能な状態を保つことができる。
【0050】また本発明によれば、エアバッグ展開条件
のメカスイッチによる検知で、第2点火手段への点火電
流の供給を可能にするラッチ手段の開始制御が行われ、
さらに第1点火手段に点火電流が流れていることで、セ
ンサもエアバッグ展開条件を検知していることを確認し
てから、ラッチ手段の保持制御が行われるので、メカス
イッチによる第1点火手段への点火電流供給可能な状態
が終了しても、ラッチ手段によって第2点火手段への点
火電流供給可能な状態を保つことができる。
【0051】また本発明によれば、メカスイッチがエア
バッグ展開条件を検知して動作すれば、第1点火手段お
よび第2点火手段にも点火電流が供給可能になり、複数
の点火手段を同時に動作させるようなときの遅れを防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態および第2形態に関連
する多段展開用エアバッグ制御装置10の概略的な電気
的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の第2形他で制御回路16が行う
制御手順の概要を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の第3形態である多段展開用エア
バッグ制御装置30の概略的な電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明の実施の第4形態および第5形態で、ス
イッチング回路17へ与える点火用の制御信号を示す波
形図である。
【図5】本発明の実施の第7形態である多段展開用エア
バッグ制御装置40の概略的な電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明の実施の第7形態での制御タイミングを
示すタイムチャートである。
【図7】本発明の実施の第8形態である多段展開用エア
バッグ制御装置50の概略的な電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明の実施の第8形態での制御タイミングを
示すタイムチャートである。
【図9】従来からの多段展開用エアバッグ制御装置の概
略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図10】図9の多段展開用エアバッグ制御装置の制御
タイミングを示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10,30,40,50 多段展開用エアバッグ制御装
置 11 1stスクイブ 12 2ndスクイブ 13 点火電源 14 セーフィングセンサ 15 Gセンサ 16 制御回路 17,18 スイッチング回路 19 モードスイッチ 20,41 ラッチ回路 21 第1点火手段 22 第2点火手段 23,52 接続部 31 通電検知回路 51 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D054 AA02 AA03 AA13 AA14 AA17 DD28 EE19 EE20 EE28 EE38 EE43 EE44 EE52 EE55 FF09 FF16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電によってエアバッグ展開用の点火が
    行われる点火手段を、複数段備える複数段展開用エアバ
    ッグ制御装置であって、 点火用の制御信号が与えられると、第1段として展開す
    るエアバッグの点火を行う第1点火手段と、 点火用の制御信号が与えられると、第2段として展開す
    るエアバッグの点火を行う第2点火手段と、 複数の点火手段に点火電流を供給可能な点火電源と、 点火電源と第1点火手段との間に設けられ、エアバッグ
    展開条件を検知し、該条件が満たされるときに、機械的
    な動作によって点火電源からの点火電流を第1点火手段
    に供給可能にするメカスイッチと、 点火電源と第2点火手段との間に設けられ、ラッチ用の
    制御信号の入力によって、点火電源からの点火電流を第
    2点火手段に供給可能にしてその状態を保つラッチ手段
    と、 メカスイッチとは独立して、エアバッグ展開条件を検知
    するセンサと、 センサによってエアバッグ展開条件が検知されるとき、
    第1点火手段に点火用の制御信号を与えるとともに、予
    め定める条件に従ってラッチ手段にラッチ用の制御信号
    を与え、第2点火手段に点火用の制御信号を与える制御
    手段とを含むことを特徴とする複数段展開用エアバッグ
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記メカスイッチの機
    械的な動作を検知することを前記予め定める条件とし
    て、前記ラッチ手段にラッチ用の制御信号を与えること
    を特徴とする請求項1記載の複数段展開用エアバッグ制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記第1点火手段に通
    電される点火電流の検知を前記予め定める条件として、
    前記ラッチ手段にラッチ用の制御信号を与えることを特
    徴とする請求項1記載の複数段展開用エアバッグ制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記メカスイッチの機
    械的な動作の検知、および前記第1点火手段に与える点
    火用の制御信号の検知を、前記予め定める条件として、
    前記ラッチ手段にラッチ用の制御信号を与えることを特
    徴とする請求項1記載の複数段展開用エアバッグ制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1点火手段に与える点火用の制御
    信号の検知は、該制御信号によって第1点火手段への通
    電が開始される時点に先行するように行うことを特徴と
    する請求項4記載の複数段展開用エアバッグ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記第1点火手段に通
    電される点火電流の検知、および前記第1点火手段に与
    える点火用の制御信号の検知を、前記予め定める条件と
    して、前記ラッチ手段にラッチ用の制御信号を与えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の複数段展開用エアバッグ
    制御装置。
  7. 【請求項7】 前記ラッチ手段は、前記点火電源からの
    点火電流を第2点火手段に供給可能にする開始制御と、
    その状態を保つ保持制御とを分けて行うことが可能であ
    り、 前記制御手段は、前記予め定める条件として、前記メカ
    スイッチの機械的な動作の検知で該ラッチ手段の開始制
    御を行い、前記第1点火手段に通電される点火電流の検
    知で該ラッチ手段の保持制御を行うことを特徴とする請
    求項1記載の複数段展開用エアバッグ制御装置。
  8. 【請求項8】 前記メカスイッチおよび前記第1点火手
    段の接続部と、前記ラッチ手段および前記第2点火手段
    の接続部との間に接続され、メカスイッチから第2点火
    手段へは順方向で、ラッチ手段から第1点火手段へは逆
    方向となるダイオードをさらに含むことを特徴とする請
    求項1〜7のいずれかに記載の複数段展開用エアバッグ
    制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7398852B2 (en) 2003-02-24 2008-07-15 Denso Corporation Noise-resistant circuit and apparatus using same

Cited By (1)

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