JP2003001920A - シームレスベルト内表面へのパターン形成方法 - Google Patents

シームレスベルト内表面へのパターン形成方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輪状かつシームレスであるベルト10の内表
面13に、微細かつ高精度のストライプ状インキパター
ン12を印刷形成する方法を提供する。 【解決手段】 輪状のシームレスベルト10と、ベルト
10の外表面14に当接する駆動ローラ22と、ベルト
10の内表面13に当接する円筒状のパターン形成体2
0とを、それぞれの軸の方向が平行となるように配置し
て、駆動ローラ22の回転によりベルト10を回旋移動
させるとともに、パターン形成体20を駆動ローラ22
と同一の周速度で逆方向に回転させることにより、ベル
ト10の内表面13に、ベルト10の軸の方向yと平行
なストライプ状のインキパターン12を印刷形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真画
像形成装置に用いられる中間転写ベルトの内表面の導電
性パターンを形成する方法として好適な、シームレスベ
ルト内面へのパターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】静電式複写機、レーザビームプリンタ、
ファクシミリ等の、電子写真技術による画像形成装置に
おいては、近年、形成画像のフルカラー化が広く検討さ
れている。また、電子写真技術の進歩により、形成画像
の高品質化や画像形成の高速化がより一層、強く求めら
れている。電子写真画像形成装置によるフルカラー画像
の形成は、例えば下記(A) ,(B)に示す方法によって達
成される。
【0003】(A) シアン(C)、マゼンダ(M)および
イエロー(Y)の3つまたはこれにブラック(BK)を
加えた4つの色に対応した現像装置90によってそれぞ
れの像担持体(感光体ドラム)91表面に単色のトナー
画像(図示せず)を形成し、さらにこの単色のトナー画
像を順次、中間転写ベルト10に転写して、中間転写ベ
ルト10の表面にフルカラーのトナー像(図示せず)を
形成した後、これを転写材92に転写、定着させる(図
11参照)。
【0004】(B) 現像装置90によって像担持体91表
面に形成された単色のトナー像を中間転写ベルト10の
表面に転写し、この操作を各色のトナー像について繰り
返すことによって中間転写ベルト10の表面にフルカラ
ーのトナー像を形成した後、これを転写材92に転写、
定着させる(図12参照)。この電子写真画像形成装置
におけるフルカラー画像の形成において、像担持体91
から転写材92へのトナー像の受け渡しは、中間転写ベ
ルト10に電界を与えることによって行われる。すなわ
ち、像担持体91から中間転写ベルト10へのトナー像
の転写は、中間転写ベルト10への一次転写ローラ93
の接触によって達成され、中間転写ベルト10から転写
材92へのトナー像の転写は、二次転写ローラ94との
接触等によって達成される。従って、中間転写ベルト1
0は、トナー像の受け渡しを行う上で極めて重要な部材
である。
【0005】中間転写ベルト10は、抵抗が厳密に制御
された電気抵抗体からなるものであって、その表面の帯
電状態はトナーの転写の良否を大きく左右するものであ
る。例えば、高品質の画像を形成する目的で粒径の小さ
なトナーを用いた場合、高速の画像形成を実現する目的
でトナーの転写効率を向上させる場合、あるいはフルカ
ラー印刷のように複数色のトナー像を中間転写ベルト上
に重ねて形成する場合には、中間転写ベルト10に印加
される転写電界の強度を上げて、その表面の帯電状態を
調節する必要がある。
【0006】しかしながら、一次転写ローラ93や二次
転写ローラ94からの転写電界が大きくなると、転写電
流が中間転写ベルト10の表面に沿って移動し易くな
り、その結果、図13に示すように、転写部分(ニップ
部)95の周辺でトナー96が散らばって転写される、
いわゆるブラー現象を生じるおそれがある。ブラー現象
の発生は、画像の太り、にじみ、トナーの飛散といった
画像乱れの発生を招き、形成画像の品質を著しく低下さ
せる原因となるものであることから、これを防止するこ
とが求められている。
【0007】また、長期間に亘って高強度の転写電界を
印加し続けると、転写ローラの径が細くなったり、中間
転写ベルト10との接触圧が部分的に弱くなったりする
おそれがあり、転写効率の著しい低下を招くという問題
もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の課題を解決する
ための中間転写ベルトとして、特開平5−119638
号公報には、電気抵抗体により形成された輪状のベルト
が開示されている。このベルトは導電体からなるもので
あって、その内表面(裏側)には、像担持体(感光体ド
ラム)や二次転写ローラとの接触部に平行で、かつ互い
に接触しない程度に隙間を有する多数の細長いパターン
(導電性パターン)が、ベルトに密着した状態で並設さ
れている。
【0009】この公報に開示の中間転写ベルトによれ
ば、当該ベルトの内表面(裏側)に前記導電体からなる
パターンを有する部分と一次転写ローラや二次転写ロー
ラとが接触することによって、像担持体や二次転写ロー
ラとの接触部(転写部)には、ベルトの幅方向に均一な
電界が形成される。一方、ベルトの内表面(裏側)に前
記導電体からなるパターンを有しない部分では、その部
分の電気抵抗が高いことから、ベルト表面に加えられた
電荷がベルトの表面に沿って(ベルトの周方向に)移動
する現象を抑制することができ、ブラー現象等に伴う画
像乱れの発生が防止される。
【0010】しかしながら、上記中間転写ベルトは、像
担持体91や転写材92との接触時に段差によってブレ
を生じたりすることがないように、継ぎ目のない(シー
ムレス)ベルトであることが望まれている。それゆえ、
あらかじめ輪状でかつシームレス状に成形されたベルト
の内表面に、直接に導電性パターンを形成する必要があ
るが、輪状かつシームレスであるベルトの内表面に均一
なピッチで、しかも微細かつ高精度のストライプパター
ンを形成するのは困難であった。
【0011】上記公報において、ベルトの内表面に導電
体のパターンを形成する方法としては、例えば電気抵抗
体の内表面にアルミニウムを蒸着した後、所望の導電体
のパターン部分以外をエッチングにより除去する方法
や、導電性ペーストを電気抵抗体にスクリーン印刷する
ことによって形成する方法が開示されている。しかし、
かかる方法のうち、前者のアルミニウムの蒸着膜をエッ
チングする方法では、蒸着処理やエッチング処理の工程
が複雑でコストもかかる上、エッチングによって除去さ
れる蒸着膜の量が多いために材料のコストや処理液のコ
ストも高くなるという問題がある。一方、後者のスクリ
ーン印刷を用いる方法では、導電体のパターンを極めて
微細なパターンとして、しかもばらつきを生じさせるこ
となく形成するのに具体的にどのような方法が採用され
るのかについて、何らの記載もなされていない。しか
も、従来公知のスクリーン印刷方法を単に適用するだけ
では、かかる技術的課題を解決することが困難であっ
て、中間転写ベルト上に形成されるトナー像に対して、
高い印刷精度、とりわけ高い解像度を要求することがで
きないという問題がある。
【0012】そこで、本発明の目的は、輪状でかつシー
ムレスであるベルトの内表面に微細でかつ高精度のスト
ライプパターンを印刷形成する方法を提供することであ
る。また、本発明の他の目的は、転写電流が表面に沿っ
て移動するのを防止する手段を備え、かつ解像度に優れ
たトナー像の転写を実現することができる中間転写ベル
トの製造方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
者らは、上記課題を解決するために研究を重ねていく中
で、輪状かつシームレスであるベルトの内表面にストラ
イプ状のパターンを形成させる方式として、従来の印刷
にパターン形成体として用いられる部材、すなわちスク
リーン版、凹版、凸版またはオフセット印刷におけるブ
ランケットを円筒状の部材とするとともに、この円筒状
の部材(円筒状パターン形成体)を前記ベルトの内表面
に摺動させて前記パターンを印刷形成する方式を採用す
ることとした。そして、かかる方式にて形成されるスト
ライプパターンの解像度を極めて優れたものとすべく、
極めて微細なストライプパターンを前記内表面にて優れ
た印刷精度でもって印刷形成すること、とりわけストラ
イプパターンのピッチの均一性を極めて優れたものとす
るための手段についてさらに検討を重ねた。
【0014】その結果、輪状であるベルトの内表面に印
刷を行う場合に、円筒状のパターン形成体(スクリーン
版やブランケット)をベルトの回旋移動につられて回転
させる、いわゆるつれ周りによって実現するのではな
く、パターン形成体をベルトの回旋移動を担う駆動ロー
ラに従動させて、すなわち前記駆動ローラの回転に合わ
せて強制的に回転させることにより、パターン形成体と
駆動ローラとの周速度を一致させたときは、輪状かつシ
ームレスのベルトの内表面にストライプパターンを均等
なピッチでもって、しかも極めて高い精度でもって印刷
形成することができるという全く新たな事実を見出し、
本発明を完成するに至った。
【0015】すなわち、本発明に係るシームレスベルト
の内表面へのパターン形成方法は、輪状かつシームレス
であるベルトと、当該ベルトの外表面に当接する駆動ロ
ーラと、当該ベルトの内表面に当接する円筒状のパター
ン形成体とを、それぞれの軸の方向が平行となるように
配置して、前記駆動ローラの回転により前記ベルトを回
旋移動させるとともに、前記パターン形成体を前記駆動
ローラと同一の周速度で逆方向に回転させることによ
り、前記ベルトの内表面に、(i) 当該ベルトの軸の方向
に伸びるパターン部を一定間隔で並設してなるストライ
プ状のインキパターン、または(ii)当該ベルトの軸の方
向に伸びるパターン本体部と、当該軸の方向における少
なくとも一方の端部において当該パターン本体部に連接
しかつ当該パターン本体部に対して70°以下の角度に
折れ曲がった状態で配置される斜設パターン部と、を一
定間隔で並設してなるストライプ状のインキパターンを
印刷形成することを特徴とする。
【0016】上記本発明に係るシームレスベルト内表面
へのパターン形成方法によれば、たとえベルトの内表面
の周長に誤差が含まれていたとしても、ベルトの回旋移
動時の移動量と同じ移動量でパターン形成体の外周面
(インキパターン担持面)を回転移動させることができ
ることから、ベルトの内表面に均一なピッチでパターン
を形成することができる。また、本発明に係るシームレ
スベルト内表面へのパターン形成方法によれば、ベルト
を輪状に成形した状態で、その内表面(裏面)に均等な
ストライプパターンを形成することができることから、
従来のように、ベルトの表面にストライプパターンを形
成した上でこれを輪状に成形する必要がない。従って、
輪状でかつシームレスでありながら、内表面に高精度で
かつ均等なストライプパターンを備えたベルトを提供す
ることができる。
【0017】本発明において、「ストライプ状のインキ
パターン」とは、例えば図9(a) に示すように、ベルト
本体の軸の方向(すなわち、ベルト本体の周方向と直交
する方向)に伸びるパターン部12’を繰り返し配列し
てなるインキパターン12であるほか、図9(b),(c) に
示すように、インキパターン12の端部(一方または両
方の端部)において折れ曲がり部分(斜設パターン部)
17を有するパターンが挙げられる。図9(b),(c) に示
す場合においても、インキパターン12の主たる部分
は、ベルト本体の軸の方向に伸びる直線部分(パターン
本体部)16である。
【0018】図9(b) および(c) に示す導電性パターン
12のように、パターン15’に折れ曲がり部分を設け
る理由は、次の通りである。感光体ドラム(像担持体)
91から中間転写ベルト10にトナー96を転写させる
場合には、例えば図10に示すように、感光体ドラム9
1とは逆の方向から、転写ローラ93を使用することに
よって電荷が供給される。この際、転写ローラ93から
だけでなく、中間転写ベルト10の裏面に設けられる導
電性パターン12からも電荷を供給すれば、トナーの転
写効率をより一層向上させることができる。しかしなが
ら、導電性パターン12が形成されている部分は、通
常、転写ローラ93(もしくはそのシャフト93’、ま
たは感光体ドラム91)によって覆われているため、直
接に電荷を供給することは困難である。
【0019】これに対し、中間転写ベルト10の端部に
おいて斜めに伸びる導電性パターン(斜設パターン部1
7)を設けた場合には、当該斜設パターン部17にブラ
シ97等から電荷を与えることができる。従って、感光
体ドラム91と接触している部分の導電性パターン(パ
ターン本体部16)にも、直接に電荷を与えることがで
き、トナーの転写効率を上昇させることができる。な
お、中間転写ベルト10の幅Wと、感光体ドラム91、
転写ローラ93および被印刷体である印刷用紙(図示せ
ず)等の幅とは、通常同一ではなく、一般に、被印刷物
である印刷用紙の幅Wp よりもパターン本体部16の幅
16が長く、さらにその幅よりも中間転写ベルトWの幅
が長い。一般的な印刷の場合、中間転写ベルト10の幅
Wと印刷用紙との幅Wp とには50mm程度の差がある
ことから、中間転写ベルト10のそれぞれの端部で20
mm程度ずつ斜設パターン17を設ける余裕が生じるこ
ととなる。
【0020】本発明のシームレスベルト内表面へのパタ
ーン形成方法は、例えば電子写真画像形成装置に用いら
れる中間転写ベルトや、吸着搬送ベルト等のように、輪
状でかつ継ぎ目のないベルトであることと、その内表面
に微細でかつ均等な間隔のストライプ状のパターンが形
成されていること、が求められている場合に、特に好適
に使用することができる。上記本発明に係るシームレス
ベルト内表面へのパターン形成方法についての具体的態
様は、下記の(1) 〜(3) に示すとおりである。
【0021】(1) 本発明に係るシームレスベルト内表面
へのパターン形成方法において、前記円筒状パターン形
成体が、前記(i) または(ii)のストライプ状インキパタ
ーンに対応する画線部を備えており、その軸の方向と、
前記画線部の方向または前記画線部のうち前記(ii)のパ
ターン本体部に対応する部位の方向とが平行である円筒
状のスクリーン版であって、かつ、前記ベルト内表面へ
のストライプ状インキパターンの印刷形成が、前記スク
リーン版を前記ベルトの内表面に当接させる際に、当該
スクリーン版の内部に配置されてなるスキージで前記画
線部からインキを押し出すことにより行われるものであ
ることを特徴とする。
【0022】(2) 本発明に係るシームレスベルト内表面
へのパターン形成方法において、前記円筒状パターン形
成体が円筒状のブランケットであって、前記ベルト内表
面へのストライプ状インキパターンの印刷形成が、前記
(i) または(ii)のストライプ状インキパターンに相当す
るインキ像を印刷版から前記ブランケットの表面に転写
した後、当該ブランケットを前記ベルトの内表面に当接
させることにより行われるものであり、かつ、前記ブラ
ンケットの表面へのインキ像の転写が、印刷版上に形成
された前記インキ像の方向または前記インキ像のうち前
記(ii)のパターン本体部に対応する部位の方向と、当該
ブランケットの軸の方向とが平行となるように設定して
行割れるものであることを特徴とする。
【0023】(3) 本発明に係るシームレスベルト内表面
へのパターン形成方法において、前記円筒状パターン形
成体が、その表面に前記(i) または(ii)のストライプ状
インキパターンに対応する画線部を備えており、その軸
の方向と、前記画線部の方向または前記画線部のうち前
記(ii)のパターン本体部に対応する部位の方向とが平行
である円筒状の印刷版であって、かつ、前記ベルト内表
面へのストライプ状インキパターンの印刷形成が、前記
印刷版の画線部にインキを配した上で、当該印刷版を前
記ベルトの内表面に当接させることにより行われるもの
であることを特徴とする。
【0024】上記本発明のシームレスベルト内表面への
パターン形成方法を、電子写真画像形成装置に用いられ
る中間転写ベルトの製造に適用する場合には、前記ベル
トの体積抵抗率が107 〜1015Ω・cmであり、か
つ、前記インキパターンの体積抵抗率が10-5〜105
Ω・cmであるのが好ましい。ベルトの体積抵抗率とイ
ンキパターンの体積抵抗率とを上記範囲に設定すること
により、すなわちベルトを高抵抗体とし、インキパター
ンを導電性パターンとすることによって、ブラー現象等
の不具合を防止し、高画質の画像形成を実現し得る中間
転写ベルトを提供することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明に係るシームレスベルト内
表面へのパターン形成方法は、前述のように、ベルトの
内表面(裏面)に当接して当該内表面にインキパターン
を形成する円筒状パターン形成体を、ベルトの回旋移動
に合わせたつれ周りによって回転させるのではなく、ベ
ルトの回旋移動を担う駆動ローラの回転に合わせて強制
的に回転させて、当該駆動ローラと円筒状パターン形成
体との周速度を一致させつつ、インキパターンの転写を
実現することを特徴とする。これにより、円筒状パター
ンの周速度と、ベルトの内表面の移動速度とが合致する
ため、精度が高くかつピッチの均一性が極めて高いスト
ライプ状のインキパターンを印刷形成することができ
る。
【0026】駆動ローラと円筒状パターン形成体とを同
一の周速度で回転させる具体的な手段としては、例え
ば、前記駆動ローラと円筒状パターン形成体とを一対の
ギヤ、または二対以上のギヤ対で回転させ、両者の周速
度が同一となるように、そのギヤ比を両者の半径比に合
わせて設定する方法が挙げられる。本発明に係るシーム
レスベルトの内表面へのパターン形成方法は、使用する
円筒状パターン形成体の形状や、インキパターンを形成
する際の印刷方式によって、前述の(1) 〜(3) に示す態
様に分類される。そこで、個々の態様について、図面を
参照しつつ詳細に説明する。
【0027】〔スクリーン印刷によるパターン形成:前
述の(1) に示す態様〕輪状かつシームレスであるベルト
の内表面へのパターン形成をスクリーン印刷によって行
う場合の一実施形態を図1(a),(b) に示す。図1に示す
実施形態において、輪状かつシームレスのベルト10の
内表面13に対するインキパターン12の形成は、ベル
ト10がなす空間の内部に配置された円筒状のスクリー
ン版(円筒状パターン形成体)20をベルトの内表面1
3に当接させ、かつ当該円筒状スクリーン版20の内部
に設置されたスキージ21を用いて、スクリーン版20
の画線部(メッシュ部分)からインキ25を押し出すこ
とによって達成される。
【0028】円筒状パターン形成体としての円筒状スク
リーン版20には、その軸にギヤ(従動ギヤ)23bが
取付けられており、駆動ローラ22の軸に設けられたギ
ヤ(駆動ギヤ)23aと直接に、または複数のギヤ対2
3を介して、互いに噛み合っている。ここで、駆動ロー
ラ22は、ベルト10の外表面14と外接しており、駆
動ローラ22自体が回転することで、前記外表面14と
の摩擦によってベルト10をその周方向xに回旋移動さ
せるものである。円筒状スクリーン版20は、ベルトの
内表面13と外接しており、駆動ローラ22に従動して
回転することで、ベルトの内表面13に、前記周方向x
と直交するベルト10の軸方向(円筒状スクリーン版2
0と駆動ローラ22との接線方向)yに沿って伸びるス
トライプ状のインキパターン12を印刷形成するもので
ある。
【0029】駆動ローラ22と円筒状パターン形成体
(この場合、円筒状スクリーン版20)とは、それぞれ
駆動ギヤ23a、従動ギヤ23b(またはこれらを含む
ギヤ対23)によって、両者が同じ周速度でかつ互いに
逆方向に回転するように調整されている。従って、円筒
状パターン形成体としてのスクリーン版20は、ベルト
の移動に伴うつれ回りによって回転するのではなく、駆
動ローラ22の回転に応じて強制的に回転するように設
定されている。その結果、円筒状スクリーン版20の外
周面(インキパターン12の担持面)の移動量が、ベル
ト10の周方向xにおける移動量と合致することとな
り、円筒状スクリーン版20からベルトの内表面13に
対して、ストライプパターンを極めて高い精度でもって
かつ均等に形成することができる。
【0030】支持ローラ24は、輪状かつシームレスの
ベルト10の内側にあって、当該ベルト10を張架する
ものである。この支持ローラ24は、ベルトの内表面1
3に形成されたインキパターン12と直接接触すること
がないように、例えば図1(a) や、後述する図2(a) に
示すように、ベルト10の軸方向yにおける両端部分に
のみ設けるのが好ましい。前記スクリーン版20には、
金属製メッシュ等の、自己の形状を保持し得るのに十分
な強度を有する素材からなる筒状部材が用いられる。
【0031】前記スクリーン版20は、前記(i) または
(ii)のストライプ状インキパターンに対応する画線部
(図示せず)を備えるものであって、当該スクリーン版
20の軸方向yと、前記画線部の方向または前記画線部
のうち前記(ii)のパターン本体部に対応する部位の方向
とは、平行となるように設定される。前記(ii)のストラ
イプ状インキパターンを印刷形成する場合においては、
必ずしも一のスクリーン版(円筒状パターン形成体)
に、パターン本体部16と斜設パターン部17との両方
に対応する部位が形成されていなくてもよく、パターン
本体部16に対応する画線部を備えるスクリーン版と、
斜設パターン部17に対応する画線部を備えるスクリー
ン版とが、それぞれ別のものであってもよい(図9参
照)。パターン本体部16と斜設パターン部17との両
方に対応する画線部を有するスクリーン版を用いる場合
には、一度の印刷でパターン本体部16と斜設パターン
部17との双方を印刷形成することができる。一方、後
者の、2以上のスクリーン版を用いる場合には、パター
ン本体部16と斜設パターン部17とを別々に印刷形成
することから、両者の接合部となる屈曲部18において
厳密な位置合わせの精度が要求される。ベルトとスクリ
ーン版との位置合わせの方法は、これに限定されるもの
ではないが、例えばCCD等を用いてパターン等の位置
を確認する方法が挙げられる。
【0032】前述の(1) に示す態様によって得られるシ
ームレスベルトは、輪状かつシームレスであるベルトの
内表面に、(i) 当該ベルトの軸の方向に伸びるパターン
部を一定間隔で並設してなるストライプ状のインキパタ
ーン、または(ii)前記ベルトの軸の方向に伸びるパター
ン本体部と、当該軸の方向における少なくとも一方の端
部において当該パターン本体部に連接しかつ当該パター
ン本体部に対して70°以下の角度に折れ曲がった状態
で配置される斜設パターン部と、を一定間隔で並設して
なるストライプ状のインキパターンを備えており、当該
ストライプ状インキパターンが、(a) 前記ベルトと、
(b) 当該ベルトの外表面に当接する駆動ローラと、(c)
前記(i) または(ii)のストライプ状インキパターンに対
応する画線部を備え、その軸の方向と、前記画線部また
は前記画線部のうち前記(ii)のパターン本体部に対応す
る部位の方向とが平行であり、かつ前記ベルトの内表面
に当接する円筒状のスクリーン版と、を、それぞれの軸
の方向が平行となるように配置し、前記(b) の駆動ロー
ラの回転により前記(a) のベルトを回旋移動させるとと
もに、前記(c) のスクリーン版を前記(b) の駆動ローラ
と同一の周速度で逆方向に回転させ、かつ、前記(a) の
ベルトの内表面に当接させて、当該(c) のスクリーン版
の内部に配置されたスキージで前記画線部からインキを
押し出すことにより印刷形成されてなるものであること
を特徴とする。
【0033】上記シームレスベルトにおいて、前記ベル
トの体積抵抗率が107 〜1015Ω・cmであり、か
つ、前記インキパターンの体積抵抗率が10-5〜105
Ω・cmである場合は、例えば静電式複写機、レーザビ
ームプリンタ、ファクシミリ等の電子写真画像形成装置
にて、感光体等の像担持体から紙等の被印刷物へのトナ
ー像の転写の用に供される中間転写ベルトとして好適で
ある。〔オフセット印刷によるパターン形成:前述の
(2) に示す態様〕輪状かつシームレスであるベルトの内
表面へのパターン形成をオフセット印刷によって行う場
合の一実施形態を図2および図3に、他の実施形態を図
4および図5に示す。
【0034】図2および図3に示す実施形態において、
輪状かつシームレスのベルト10の内表面13に対する
インキパターン12の形成は、ベルト10がなす空間の
内部に配置された円筒状のブランケット(円筒状パター
ン形成体)30をベルトの内表面13に当接させ、かつ
当該ベルト10と同軸方向に回転させることによって達
成される。円筒状パターン形成体としてのブランケット
30には、その軸にギヤ(従動ギヤ)23bが取付けら
れており、駆動ローラ22の軸(駆動軸)に設けられた
ギヤ(駆動ギヤ)23aと直接に、または複数のギヤ対
23を介して、互いに噛み合っている。
【0035】図2および図3に示す実施形態は、円筒状
パターン形成体としてのスクリーン版20を円筒状ブラ
ンケット30に置き換えたものであるほかは、図1に示
す実施形態の場合と同様である。駆動ローラ22と円筒
状パターン形成体(この場合、円筒状ブランケット3
0)とは、それぞれベルト10の外表面14と内表面1
3とに外接しており、両者の回転は、同じ周速度でかつ
互いに逆方向に回転するように調整される。また、ベル
ト10の移動量と円筒状パターン形成体(円筒状ブラン
ケット30)の外周面の移動量とが合致することから、
円筒状ブランケット30からベルト10の内表面に対し
て、ストライプパターンを高い精度でもってかつ均等に
形成することができる。
【0036】図2および図3に示す実施形態において、
前記ブランケット30としては、オフセット印刷に用い
られる従来公知の種々のブランケットを用いることがで
きる。ブランケットは円筒状のものであってもよく、平
板状に作製されたブランケットを円筒状のブランケット
胴に巻き付けたものであってもよい。ベルト内表面13
に形成するインキパターンの印刷精度を優れたものとす
るには、これに限定されるものではないが、表面がシリ
コーンゴム等のインキ離型性に優れた素材からなるブラ
ンケットを用いるのが好ましい。
【0037】前記ブランケット30には、印刷版40か
ら、前記(i) または(ii)のストライプ状インキパターン
12に相当するインキ像15が転写される(図3参
照)。ここで、前記ブランケット30の軸方向yと、前
記インキ像15または前記インキ像15のうち前記(ii)
のパターン本体部16に対応する部位の方向とは、平行
となるように設定される。図2および図3に示す実施形
態において、印刷版40は、凹版、平版および凸版のい
ずれであってもよい。印刷版40の表面には、前記(i)
または(ii)のストライプ状インキパターン12に対応す
る画線部(凹版の場合は凹部、凸版の場合は凸部)が形
成される。
【0038】図2および図3に示す実施形態では、円筒
状ブランケット30の表面へのインキパターン12の形
成を、ベルト10がなす空間の外部にて、当該円筒状ブ
ランケット30を印刷版40に当接、転動させることに
よって行っている。この場合、図示していないが、円筒
状ブランケット30には、ベルト10がなす空間の内部
および外部への移動と、ベルト10の内表面13への接
触・離間とを制御する手段が設けられる。かかる移動手
段としては、例えばブランケット30を回転自在に保持
し、かつ移動させる架台等が挙げられる。
【0039】円筒状ブランケット30をベルト10の内
表面13に当接して回転させることで1回の印刷操作が
終了するが、その後、円筒状ブランケット30の表面に
再び印刷版40からインキパターン12を転写させた上
で、ベルト内表面13にインキパターン12を印刷する
操作が行われる。この2回目以降の印刷操作に際して
は、1回の印刷操作によって形成されたインキパターン
と、新たに形成するインキパターンとが同ピッチで形成
されるように、その位置合わせを精度よく行う必要があ
る。ベルト10と円筒状ブランケット30との位置合わ
せの方法は、これに限定されるものではないが、例えば
CCD等を用いてパターン等の位置を確認する方法が挙
げられる。
【0040】(図4および図5に示す実施形態)図4お
よび図5に示す実施形態において、輪状かつシームレス
のベルト10の内表面13に対するインキパターン12
の形成は、ベルト10がなす空間の内部に配置された円
筒状のブランケット(円筒状パターン形成体)30と、
円筒状の凹版40aまたは凸版40bとによって達成さ
れる。図4および図5に示す実施形態においても、図2
および図3に示す実施形態と同様に、駆動ローラ22と
円筒状パターン形成体(この場合、円筒状ブランケット
30)とは、それぞれベルト10の外表面14と内表面
13とに外接しており、両者の回転は、同じ周速度でか
つ互いに逆方向に回転するように調整される。また、ベ
ルト10の移動量と円筒状パターン形成体(円筒状ブラ
ンケット30)の外周面の移動量とが合致することか
ら、円筒状ブランケット30からベルト10の内表面に
対して、ストライプパターンを高い精度でもってかつ均
等に形成することができる。円筒状ブランケット30と
駆動ローラ22との回転の制御は、例えばその軸にギヤ
(従動ギヤ,図示せず)を取付けて、駆動ローラ22の
軸(駆動軸)に設けられたギヤ(駆動ギヤ,図示せず)
と直接に、または複数のギヤ対を介して、互いに噛み合
わせるなど、図1および図2に示す実施形態と同様の手
段を用いることができる。
【0041】図4および図5に示す実施形態では、円筒
状ブランケット30の表面へのインキパターン12の形
成を、ベルト10がなす空間の内部にて、当該円筒状ブ
ランケット30と円筒状の凹版40aまたは凸版40b
とを当接、転動させることによって行っている。この場
合、前記凹版40aまたは凸版40bから円筒状ブラン
ケット30へのインキの供給(インキパターン12の転
移)と、円筒状ブランケット30からベルト10の内表
面13へのインキパターン12の印刷とを、連続的に行
うことができる。円筒状ブランケット30の表面へのイ
ンキパターン12の形成は、図4および図5に示すよう
にベルト10がなす空間の内部で行うことに限定される
ものではなく、例えば図3に示すように、円筒状ブラン
ケットを印刷版上に移動させるなどして、ベルトがなす
空間の外部で行ってもよい。
【0042】輪状かつシームレスであるベルトの内表面
へのパターン形成は、前述の凹版オフセット印刷や凸版
オフセット印刷に代えて、平版オフセット印刷によって
達成することもできる(図示せず)。この場合、輪状か
つシームレスのベルトの内表面に対するインキパターン
の形成は、印刷版としての凹版または凸版に代えて平版
を使用するほかは、図4および図5に示す場合と同様に
して行われる。すなわち、ベルトがなす空間の内部に配
置された円筒状のブランケット(円筒状パターン形成
体)をベルトの内表面に当接させ、かつ当該ベルトと同
軸方向に回転させることによって、インキパターンの形
成が達成される。
【0043】図4および図5に示す実施形態において、
円筒状パターン形成体としてのブランケット30には、
図2に示す実施形態において使用したものと同様のもの
が挙げられる。前記凹版40a、凸版40bまたは平版
(図示せず)は、その表面に前記(i) または(ii)のスト
ライプ状パターンに対応した画線部(凹版の場合は凹
部、凸版の場合は凸部)を有するものであるほかは、従
来公知の種々の凹版、平版または凸版を用いることがで
きる。
【0044】図2〜図5に示す実施形態において、前記
(ii)のストライプ状インキパターンを印刷形成する場合
には、必ずしも一のブランケット(円筒状パターン形成
体)に、パターン本体部16と斜設パターン17との両
方に相当するインキ像が形成されていなくてもよく、パ
ターン本体部16に相当するインキ像を備えるブランケ
ットと、斜設パターン部17に相当するインキ像を備え
るブランケットとが、それぞれ別のものであってもよい
(図9参照)。パターン本体部16と斜設パターン部1
7との両方に対応する画線部を有する印刷版を用いる場
合には、一度の印刷でパターン本体部16と斜設パター
ン部17との双方を印刷形成することができる。パター
ン本体部16に対応する画線部を有する印刷版と、斜設
パターン部17に対応する画線部を有する印刷版との、
2以上の印刷版を用いる場合には、パターン本体部16
と斜設パターン部17とを別々に印刷形成することか
ら、両者の接合部となる屈曲部18において厳密な位置
合わせの精度が要求される。ベルトとブランケットとの
位置合わせの方法は、これに限定されるものではない
が、例えばCCD等を用いてパターン等の位置を確認す
る方法が挙げられる。
【0045】前述の(2) に示す態様によって、より詳し
くは、凹版オフセット印刷、平版オフセット印刷または
凸版オフセット印刷によって得られるシームレスベルト
は、輪状かつシームレスであるベルトの内表面に、(i)
当該ベルトの軸の方向に伸びるパターン部を一定間隔で
並設してなるストライプ状のインキパターン、または(i
i)前記ベルトの軸の方向に伸びるパターン本体部と、当
該軸の方向における少なくとも一方の端部において当該
パターン本体部に連接しかつ当該パターン本体部に対し
て70°以下の角度に折れ曲がった状態で配置される斜
設パターン部と、を一定間隔で並設してなるストライプ
状のインキパターンを備えており、当該ストライプ状イ
ンキパターンが、(m) 印刷版上に形成された前記(i) ま
たは(ii)のストライプ状インキパターンに相当するイン
キ像を、当該インキ像の方向または当該インキ像のうち
前記(ii)のパターン本体部に対応する部位の方向と、ブ
ランケットの軸の方向とが平行となるようにして、前記
印刷版から当該ブランケットの表面に転写し、(n) 前記
インキ像が転写されたブランケットと、前記ベルトと、
当該ベルトの外表面に当接する駆動ローラとを、それぞ
れの軸の方向が平行となるように配置し、前記駆動ロー
ラの回転により前記ベルトを回旋移動させるとともに、
前記ブランケットを前記駆動ローラと同一の周速度で逆
方向に回転させ、かつ、前記ベルトの内表面に当接させ
ることにより印刷形成されてなるものであることを特徴
とする。
【0046】上記シームレスベルトにおいて、前記ベル
トの体積抵抗率が107 〜1015Ω・cmであり、か
つ、前記インキパターンの体積抵抗率が10-5〜105
Ω・cmである場合は、例えば静電式複写機、レーザビ
ームプリンタ、ファクシミリ等の電子写真画像形成装置
における中間転写ベルトとして好適である。〔直刷り印
刷によるパターン形成:前述の(3) に示す態様〕輪状か
つシームレスであるベルトの内表面へのパターン形成を
直刷り印刷によって行う場合の一実施形態を図6、図7
および図8に示す。
【0047】図6〜図8に示す実施形態において、輪状
かつシームレスのベルト10の内表面13に対するイン
キパターンの形成は、ベルト10がなす空間の内部に配
置された円筒状パターン形成体(図6では円筒状凹版3
1、図7および図8では円筒状凸版32)に、スキージ
21またはインキングローラ33でインキ25を供給
し、かつこの円筒状凹版31または円筒状凸版32をベ
ルト10の内表面に当接させることによって達成され
る。
【0048】図6〜図8に示す実施形態においても、図
1、図2、図4および図5に示す実施形態と同様に、駆
動ローラ22と円筒状パターン形成体(この場合、円筒
状凹版31または円筒状凸版32)とは、それぞれベル
ト10の外表面14と内表面13とに外接しており、両
者の回転は、同じ周速度でかつ互いに逆方向に回転する
ように調整されている。また、ベルト10の移動量と円
筒状パターン形成体の外周面の移動量とが合致すること
から、円筒状凹版31、円筒状凸版32または円筒状平
版からベルト10の内表面に対して、ストライプパター
ンを高い精度でもってかつ均等に形成することができ
る。円筒状パターン形成体(円筒状凹版31または円筒
状凸版32)と駆動ローラ22との回転の制御は、例え
ばその軸にギヤ(従動ギヤ,図示せず)を取付けて、駆
動ローラ22の軸(駆動軸)に設けられたギヤ(駆動ギ
ヤ,図示せず)と直接に、または複数のギヤ対を介し
て、互いに噛み合わせるなど、図1,図2,図4および
図5に示す実施形態と同様の手段を用いることができ
る。
【0049】図6〜図8に示す実施形態において、円筒
状パターン形成体としての凹版31、凸版32および平
版(図示せず)は、その表面に前記(i) または(ii)のス
トライプ状パターンに対応した画線部(凹版の場合は凹
部、凸版の場合は凸部)が形成されているものであるほ
かは、従来公知の種々のものを用いることができる。図
6に示す実施形態では、円筒状凹版31の凹部へのイン
キ25の充填を、ベルト10がなす空間の内部にて、当
該円筒状凹版31をインキ25に浸漬させ、スキージ2
1でかき取ることによって行っている。また、図7およ
び図8に示す実施形態では、円筒状凸版32の凸部への
インキ25の導入を、ベルト10がなす空間の内部に
て、当該円筒状凸版にインキングローラ33を当接、摺
動させることによって行っている。このような場合、円
筒状凹版31、円筒状凸版32(または円筒状平版)か
らベルト10の内表面13へのインキパターン12の印
刷を連続的に行うことができる。
【0050】平版直刷り印刷によってインキパターンを
形成する場合においても、図6、図7および図8に示す
実施形態と同様に、駆動ローラと円筒状パターン形成体
(この場合、円筒状平版)とは、それぞれベルトの外表
面と内表面とに外接しており、両者の回転は、同じ周速
度でかつ互いに逆方向に回転するように調整されてい
る。また、図6、図7および図8に示す実施形態の場合
と同様に、ベルトの移動量と円筒状パターン形成体(円
筒状平版)の外周面の移動量とを合致させることがで
き、円筒状平版からベルトの内表面に対して、ストライ
プパターンを高い精度でもってかつ均等に形成すること
ができる。
【0051】図6〜図8に示す実施形態において、前記
(ii)のストライプ状インキパターンを印刷形成する場合
には、必ずしも一の円筒状パターン形成体(凹版、平版
または凸版;以下、印刷版という。)に、パターン本体
部16と斜設パターン17との両方に対応する画線部が
形成されていなくてもよく、パターン本体部16に対応
する画線部を備える印刷版と、斜設パターン部17に対
応する画線部を備える印刷版とが、それぞれ別のもので
あってもよい(図9参照)。パターン本体部16と斜設
パターン部17との両方に対応する画線部を有する印刷
版を用いる場合には、一度の印刷でパターン本体部16
と斜設パターン部17との双方を印刷形成することがで
きる。パターン本体部16に対応する画線部を有する印
刷版と、斜設パターン部17に対応する画線部を有する
印刷版との、2以上の印刷版を用いる場合には、パター
ン本体部16と斜設パターン部17とを別々に印刷形成
することから、両者の接合部となる屈曲部18において
厳密な位置合わせの精度が要求される。ベルトと円筒状
パターン形成体との位置合わせの方法は、これに限定さ
れるものではないが、例えばCCD等を用いてパターン
等の位置を確認する方法が挙げられる。
【0052】前述の(3) に示す態様によって、より詳し
くは、凹版直刷り印刷、平版直刷り印刷または凸版直刷
り印刷によって得られるシームレスベルトは、輪状かつ
シームレスであるベルトの内表面に、(i) 当該ベルトの
軸の方向に伸びるパターン部を一定間隔で並設してなる
ストライプ状のインキパターン、または(ii)前記ベルト
の軸の方向に伸びるパターン本体部と、当該軸の方向に
おける少なくとも一方の端部において当該パターン本体
部に連接しかつ当該パターン本体部に対して70°以下
の角度に折れ曲がった状態で配置される斜設パターン部
と、を一定間隔で並設してなるストライプ状のインキパ
ターンを備えており、当該ストライプ状インキパターン
が、(x) 前記ベルトと、(y) 当該ベルトの外表面に当接
する駆動ローラと、(z) 表面に前記(i) または(ii)のス
トライプ状インキパターンに対応する画線部を備え、そ
の軸の方向と、前記画線部の方向または前記画線部のう
ち前記(ii)のパターン本体部に対応する部位の方向とが
平行であり、かつ前記ベルトの内表面に当接する円筒状
の印刷版と、を、それぞれの軸の方向が平行となるよう
に配置し、前記(y) の駆動ローラの回転により前記(x)
のベルトを回旋移動させるとともに、前記画線部にイン
キを配してなる前記(z) の印刷版を前記(y) の駆動ロー
ラと同一の周速度で逆方向に回転させ、かつ、前記(x)
のベルトの内表面に当接させることにより印刷形成され
てなるものであることを特徴とする。
【0053】上記シームレスベルトにおいて、前記ベル
トの体積抵抗率が107 〜1015Ω・cmであり、か
つ、前記インキパターンの体積抵抗率が10-5〜105
Ω・cmである場合は、例えば静電式複写機、レーザビ
ームプリンタ、ファクシミリ等の電子写真画像形成装置
における中間転写ベルトとして好適である。 〔インキパターン〕本発明に係るシームレスベルト内表
面へのパターン形成方法によって形成されるインキパタ
ーンの線幅、ピッチ、膜厚等については、特に限定され
るものではなく、シームレスベルトの用途、インキパタ
ーンを設ける目的等に応じて適宜設定すればよい。
【0054】本発明の方法により製造される輪状かつシ
ームレスのベルトが、電子写真画像形成装置に用いられ
る中間転写ベルトである場合には、インキパターンとし
て、導電性ペーストからなる導電性パターンを形成すれ
ばよい。かかる場合のインキパターン(導電性パター
ン)は、中間転写ベルトを高画質、とりわけ高解像度の
トナー像の転写を実現し得るものにするという観点か
ら、その線幅を40μm〜1mmとするのが好ましく、
40〜200μmとするのがより好ましい。また、パタ
ーンのピッチは、20μm〜2mmとするのが好まし
く、40〜100μmとするのがより好ましい。
【0055】前記中間転写ベルトは、回転しながら使用
されるものであることから、導電性パターンには繰り返
し屈曲が加えられる。そのため、導電性パターンの膜厚
が大きくなるとひびが生じ易くなり、耐久性が劣ってし
まう。そこで、導電性パターンの厚みは、特に限定され
るものではないが、0.1〜15μmとするのが好まし
く、2〜10μmとするのがより好ましい。厚みが前記
範囲内にあることにより、中間転写ベルトに対して屈曲
試験を10万回繰り返し行った場合にも、導電性パター
ンの表面にひび割れ等が発生することがなく、十分な耐
久性を得ることができる。
【0056】なお、本発明の方法により製造されるベル
トが前記中間転写ベルトである場合に、インキパターン
(導電性パターン)を形成するための導電性ペーストと
しては、例えばポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、メラ
ミン樹脂、フェノール樹脂、等の熱硬化性樹脂に、カー
ボンブラック、チタンブラック、酸化スズをコーティン
グした硫酸バリウム、酸化スズをコーティングしたホウ
酸アルミニウム、およびインジウム−スズ酸化物(IT
O)等の導電性充填剤を配合したものを用いることがで
きる。
【0057】また、本発明の方法により製造されるベル
トが前記中間転写ベルトである場合、輪状かつシームレ
スのベルトは、厳密に抵抗が制御された電気抵抗体から
なるものであることが求められる。具体的には、ベルト
10の体積抵抗率ρ(Ω・cm)が、通常、その対数値
log ρで9程度、好ましくはlog ρで8〜10
程度となるように調整されたものであることが求められ
る。さらにこの場合、ベルト10の材質には、従来の中
間転写ベルトと同様に、ポリイミド、ポリアミドイミ
ド、ポリカーボネート、アクリル系樹脂(ポリメチルメ
タクリレートなど)、ウレタン樹脂、ポリエステル樹
脂、エポキシ樹脂等を用いることができる。これらのう
ちポリイミド樹脂は、その電気抵抗が極めて高く、通
常、その体積抵抗率ρ(Ω・cm)が対数値log ρ
で18程度(ρが1018Ω・cm程度)である。ベルト
の体積抵抗率が高すぎる場合には、中間転写ベルトを帯
電させた後の除電処理が困難になることから、通常、ベ
ルト10を構成するポリイミド等の樹脂には、その体積
抵抗率を調整するために、カーボンブラック、チタンブ
ラック、酸化亜鉛等の充填剤;4級アンモニウム塩、リ
チウムイオン塩、硫酸バリウム等のイオン導電材料;
銀、銅、金、白金、ニッケル、鉄、クロム等の金属粉体
といった、いわゆる導電性充填剤が添加される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) はスクリーン印刷によるパターン形成方法
の一例を示す斜視図、(b) はその正面図である。
【図2】(a) はオフセット印刷によるパターン形成方法
の一例を示す斜視図、(b) はその正面図である。
【図3】図2のパターン形成方法において、印刷版から
ブランケットへのインキの転移工程を示す斜視図であ
る。
【図4】凹版オフセット印刷によるパターン形成方法の
他の例を示す正面図である。
【図5】凸版オフセット印刷によるパターン形成方法の
一例を示す正面図である。
【図6】凹版直刷り印刷によるパターン形成方法の一例
を示す正面図である。
【図7】凸版直刷り印刷によるパターン形成方法の一例
を示す正面図である。
【図8】凸版直刷り印刷によるパターン形成方法の他の
例を示す正面図である。
【図9】シームレスベルトの内表面に形成されるストラ
イプ状インキパターンの具体例を示す説明図である。
【図10】斜設パターン部の使用状態を示す説明図であ
って、(a) は画像形成装置の側面図を、(b) はその転写
ローラ93側からみた平面図を示す。
【図11】フルカラー電子写真画像形成装置の一例を示
す概略図である。
【図12】フルカラー電子写真画像形成装置の他の例を
示す概略図である。
【図13】従来の画像形成装置において画像乱れが発生
する機構を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ベルト, 12 インキパターン, 12’ パ
ターン部, 13 内表面, 14 外表面, 20
円筒状スクリーン版(円筒状パターン形成体), 22
駆動ローラ, 24 支持ローラ, 30 円筒状ブ
ランケット(円筒状パターン形成体), 31 円筒状
凹版(円筒状パターン形成体), 32円筒状凸版(円
筒状パターン形成体), x 周方向, y 軸方向
フロントページの続き (72)発明者 西林 純 兵庫県神戸市中央区脇浜町3丁目6番9号 住友ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 2H113 AA01 AA06 BA01 BA03 BA05 BA12 BB07 BB26 BC12 DA57 DA60 EA27 2H200 FA04 JC04 JC13 JC15 JC16 LC04 LC10 MA04 MA12 MA13 MA14 MB04 4D075 AC22 AC25 AC45 AC65 AC72 AC80 CA13 CB11 CB38 DA04 DA23 DA31 DB43 DB47 DB48 DB50 DB53 DC19 DC21 DC24 EA07 EA14 EA33 EB32 EB33 EB35 EC60

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輪状かつシームレスであるベルトと、当該
    ベルトの外表面に当接する駆動ローラと、当該ベルトの
    内表面に当接する円筒状のパターン形成体とを、それぞ
    れの軸の方向が平行となるように配置して、前記駆動ロ
    ーラの回転により前記ベルトを回旋移動させるととも
    に、前記パターン形成体を前記駆動ローラと同一の周速
    度で逆方向に回転させることにより、 前記ベルトの内表面に、(i) 当該ベルトの軸の方向に伸
    びるパターン部を一定間隔で並設してなるストライプ状
    のインキパターン、または(ii)当該ベルトの軸の方向に
    伸びるパターン本体部と、当該軸の方向における少なく
    とも一方の端部において当該パターン本体部に連接しか
    つ当該パターン本体部に対して70°以下の角度に折れ
    曲がった状態で配置される斜設パターン部と、を一定間
    隔で並設してなるストライプ状のインキパターンを印刷
    形成することを特徴とするシームレスベルト内表面への
    パターン形成方法。
  2. 【請求項2】前記円筒状パターン形成体が、前記(i) ま
    たは(ii)のストライプ状インキパターンに対応する画線
    部を備えており、その軸の方向と、前記画線部の方向ま
    たは前記画線部のうち前記(ii)のパターン本体部に対応
    する部位の方向とが平行である円筒状のスクリーン版で
    あって、かつ、 前記ベルト内表面へのストライプ状インキパターンの印
    刷形成が、前記スクリーン版を前記ベルトの内表面に当
    接させる際に、当該スクリーン版の内部に配置されてな
    るスキージで前記画線部からインキを押し出すことによ
    り行われるものである請求項1記載のシームレスベルト
    内表面へのパターン形成方法。
  3. 【請求項3】前記円筒状パターン形成体が円筒状のブラ
    ンケットであって、 前記ベルト内表面へのストライプ状インキパターンの印
    刷形成が、前記(i) または(ii)のストライプ状インキパ
    ターンに相当するインキ像を印刷版から前記ブランケッ
    トの表面に転写した後、当該ブランケットを前記ベルト
    の内表面に当接させることにより行われるものであり、
    かつ、 前記ブランケットの表面へのインキ像の転写が、印刷版
    上に形成された前記インキ像の方向または前記インキ像
    のうち前記(ii)のパターン本体部に対応する部位の方向
    と、当該ブランケットの軸の方向とが平行となるように
    設定して行われるものである請求項1記載のシームレス
    ベルト内表面へのパターン形成方法。
  4. 【請求項4】前記円筒状パターン形成体が、その表面に
    前記(i) または(ii)のストライプ状インキパターンに対
    応する画線部を備えており、その軸の方向と、前記画線
    部の方向または前記画線部のうち前記(ii)のパターン本
    体部に対応する部位の方向とが平行である円筒状の印刷
    版であって、かつ、 前記ベルト内表面へのストライプ状インキパターンの印
    刷形成が、前記印刷版の画線部にインキを配した上で、
    当該印刷版を前記ベルトの内表面に当接させることによ
    り行われるものである請求項1記載のシームレスベルト
    内表面へのパターン形成方法。
  5. 【請求項5】前記ベルトの体積抵抗率が107 〜1015
    Ω・cmであり、かつ、前記インキパターンの体積抵抗
    率が10-5〜105 Ω・cmである請求項1〜4のいず
    れかに記載のシームレスベルト内表面へのパターン形成
    方法。
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